JP6998908B2 - 位置検知システム及び位置検知方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態に係る位置検知システムの概略的な構成を示す図である。図2は、図1に示す位置検知システムが備える単位ケーブルの一例を示す断面図である。図1に示されるように、位置検知システム100は、検知ケーブル1と、パルス生成器2と、検知部3と、調整部4と、表示装置5とを備える。
L=(V/2)×T・・・式(1)
で示される。真空中の光速をc、検知ケーブル1の比誘電率をεとすると、Vは、V=c/ε1/2の式に従って予め求められる。演算部32は、検知時間Taを上記の式(1)のTに代入することにより、コネクタ端子15から酸の浸透位置までの距離L2(=(V/2)×Ta)を算出できる。
調整部4は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、処理プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、タッチパネル、キーボード等の入力装置とによって構成される。
以上のように、位置検知システム100は、検知ケーブル1の全長に応じて閾値を調整する調整部4を備える。これにより、検知ケーブル1の全長が変更されたとしても、検知部3の構成をそのまま利用することができる。そのため、検知ケーブル1の全長を変更した場合であっても、位置検知システム100全体を入れ替える必要がなくなる。
位置検知システム100による液体の漏洩の検知性能を検証する実験を行なった。
以下の条件に従って、検証実験1を行なった。
・検知ケーブル1の全長:100m。
・検知ケーブル1への液体の浸透方法:2.5ml/分の速度で液体を滴下した。
・滴下位置:3m,50m,100m。
・液体の種類:水道水、純水、塩水、硫酸98%、塩酸35%、エタノール水溶液(濃度10~99%)、水酸化ナトリウム水溶液(濃度3~25%)。
・評価方法:検知ケーブル1の対象位置に液体を浸透させてから5分以内に、検知部3によって当該対象位置±4mの範囲内の浸透位置が検知された場合に検知成功とする。同じ対象位置について3回実験を行ない、3回とも検知成功した場合に検知可能と評価した。このようにして、複数の対象位置の各々について検知可否を評価した。
検知ケーブル1への液体の浸透方法を除いて、検証実験1と同じ条件で検証実験2を行なった。検知ケーブル1への液体の浸透方法は、検知ケーブル1のうち対象位置を中心とする15cm長の範囲を液体中に浸漬する方法とした。また、浸漬位置は、3m,50m,100mとした。検証実験2の結果を以下の表2に記す。
検知ケーブル1の長さを150mとし、対象位置を中心とする30cm長の範囲を液体に浸漬する点を除いて、検証実験2と同じ条件で検証実験3を行なった。また、浸漬位置は、3m,50m,100m,150mとした。検証実験3の結果を以下の表3に記す。
表1~3に示されるように、酸(硫酸及び塩酸)を検知ケーブル1に浸透させた場合、その浸透位置を精度良く検知できることが確認された。また、酸以外の液体であっても、検知ケーブル1への浸透位置を精度良く検知できることが確認された。これは、酸以外の液体であっても、浸透位置の誘電率が変化することにより、インピーダンスZsが変化するためである。
酸の浸透位置からの反射波は、コネクタ端子15と当該浸透位置との距離が長くなるほど減衰しやすい。そのため、反射波によるコネクタ端子15の電圧の降下波形は、コネクタ端子15と当該浸透位置との距離が長くなるほどなまる。言い換えると、電圧の降下波形の傾きが緩やかになる。
本変形例では、別の方法を用いて、反射波によるコネクタ端子15の電圧の降下波形のなまりに起因する計測誤差を小さくする。本変形例では、検知ケーブル1が複数の区間に区分けされ、パルス生成器2は、当該区間の個数回だけパルス信号を一定時間間隔で生成する。当該一定時間は、パルス信号が検知ケーブル1の全長の2倍の距離を伝播するのに要する時間よりも長い時間である。
図6は、濃度35%の塩酸が検知ケーブルに浸透したときの電圧波形と、濃度98%の硫酸が検知ケーブルに浸透したときの電圧波形との一例を模式的に示す図である。濃度35%の塩酸が検知ケーブル1に浸透した場合、可溶性絶縁被膜11b,12b(図2参照)の溶解の進行が遅く、検知用心線11と検知用心線12との間の電気抵抗の低下量が小さい。そのため、図6のA線に示されるように、酸の浸透位置からの反射波による電圧の降下量も小さい。これに対し、濃度98%の硫酸が検知ケーブル1に浸透した場合、可溶性絶縁被膜11b,12b(図2参照)の溶解の進行が速く、検知用心線11と検知用心線12との間の電気抵抗の低下量が大きい。そのため、図6のB線に示されるように、酸の浸透位置からの反射波による電圧の降下量も大きい。
上記の説明では、同一の長さL1を有する単位ケーブル10によって検知ケーブル1を構成するものとした。しかしながら、検知ケーブル1は、異なる長さを有する複数種類の単位ケーブルによって構成されてもよい。例えば、使用者は、長さ25mの第1単位ケーブル及び長さ50mの第2単位ケーブルを適宜組み合わせて検知ケーブル1を構成してもよい。これにより、検知ケーブル1の全長L0の選択の幅が広がる。この場合、調整部4は、第1単位ケーブルの本数N1と、第2単位ケーブルの本数N2との入力を受け付け、受け付けた本数N1,N2を用いて、L0=25×N1+50×N2の式に従って検知ケーブル1の全長L0を算出する。調整部4は、検知ケーブル1の全長と閾値との対応関係を示すテーブルを予め記憶しておき、算出した検知ケーブル1の全長L0に対応する閾値をテーブルから読み出すことにより、閾値を設定すればよい。
上記の説明では、漏洩の対象となる液体を酸としたが、水、塩水、アルカリなどの他の導電性液体であってもよい。例えば、検知用心線11,12(図2参照)は、可溶性絶縁被膜11b,12bの代わりに、水、アルカリなどの導電性液体を吸収可能な材質の被膜を含んでもよい。このような検知用心線11,12で構成された検知ケーブル1を用いることにより、導電性液体の浸透位置において、検知用心線11と検知用心線12とが導通し、電気抵抗が低下する。その結果、導電性液体の浸透位置からの反射波によりコネクタ端子15の電圧が降下する。この場合、雨水による誤検知を避けるため、検知ケーブル1は屋内に設置される。
図11は、パルス生成器とパルス信号の入射端との間の接続構成と、当該入射端の電圧の時間変化とを示す図である。
図11に示されるように、パルス信号をコネクタ端子15に入力した直後の立ち上がり期間においてコネクタ端子15の電圧が不安定になりやすい。当該立ち上がり期間に酸の浸透位置からの反射波による電圧降下があったとしても、当該電圧降下を確認できない可能性がある。そこで、検知ケーブル1のうちコネクタ端子15側の所定長の端部を、液体の漏洩のない安全場所に配設するようにしてもよい。言い換えると、検知ケーブル1のうちコネクタ端子15から所定長さの端部を除く部分が液体の漏洩の検知対象範囲に敷設される。安全場所に配設される端部の長さは、立ち上がり期間でパルス信号が往復する長さ以上となるように定められる。これにより、液体の漏洩が想定される範囲の全域において、液体の浸透位置を精度良く検知することができる。
図1に示す位置検知システムが備える単位ケーブルは、図2に示す構成に限定されない。図12は、図1に示す検知システムが備える単位ケーブルの別の例を示す断面図である。図13は、図1に示す検知システムが備える単位ケーブルのさらに別の例を示す断面図である。
Claims (9)
- 液体の浸透によってインピーダンスが変化する検知ケーブルと、
前記検知ケーブルの一端に入射されるパルス信号を生成するパルス生成器と、
前記パルス生成器が前記パルス信号を生成してから、前記検知ケーブルの前記一端の電圧値が閾値を下回るまでの検知時間に基づいて、前記液体の浸透位置を検知する検知部とを備える位置検知システムであって、
前記閾値は可変であり、
前記検知ケーブルの全長に応じて前記閾値を調整するための調整部をさらに備え、
前記調整部は、前記検知ケーブルの全長が長くなるほど前記閾値を低下させる、位置検知システム。 - 前記検知ケーブルは、少なくとも1本の単位ケーブルを含み、
前記検知ケーブルの全長は、前記少なくとも1本の単位ケーブルの本数によって変更され、
前記調整部は、前記検知ケーブルに含まれる前記少なくとも1本の単位ケーブルの本数の入力を受け付け、受け付けた本数に基づいて前記閾値を調整する、請求項1に記載の位置検知システム。 - 前記検知部は、前記検知ケーブル上の2点間の距離と当該距離を前記パルス信号が往復するのに要する時間との相関関係を示す関数に前記検知時間を代入することにより得られる距離から補正量だけ短い距離を、前記検知ケーブルの前記一端から前記浸透位置までの距離として算出し、
前記補正量は、前記検知時間が長くなるほど大きい、請求項1または2に記載の位置検知システム。 - 前記パルス生成器は、一定時間間隔で複数回前記パルス信号を生成し、
前記閾値は、複数回生成された前記パルス信号ごとに異なる、請求項1または2に記載の位置検知システム。 - 前記調整部は、前記液体の種類に応じて前記閾値をさらに調整する、請求項1から4のいずれか1項に記載の位置検知システム。
- 前記パルス生成器と前記検知ケーブルの前記一端との間に配置された、抵抗器とコンデンサとの並列回路をさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の位置検知システム。
- 前記検知ケーブルのうち前記一端から所定長さの端部を除く部分が前記液体の漏洩の検知対象範囲に敷設される、請求項1から6のいずれか1項に記載の位置検知システム。
- 前記検知ケーブルにおける前記一端側に設けられた遅延回路をさらに備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の位置検知システム。
- 液体の浸透によってインピーダンスが変化する検知ケーブルを用いて、前記液体の浸透位置を検知する位置検知方法であって、
前記検知ケーブルの一端にパルス信号を入射するステップと、
前記パルス信号を入射してから、前記検知ケーブルの前記一端の電圧値が閾値を下回るまでの検知時間に基づいて、前記液体の浸透位置を検知するステップとを備え、
前記閾値は可変であり、
前記検知ケーブルの全長に応じて前記閾値を調整するステップをさらに備え、
前記調整するステップは、前記検知ケーブルの全長が長くなるほど前記閾値を低下させるステップを含む、位置検知方法。
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