JP6998489B1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】提案する検索条件の最適化を図ること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得部と、行動情報取得部によって取得された行動情報を用いて、検索条件種別の選択の有無が行動へ与える影響度を算出する算出部と、算出部によって算出された影響度に応じて選択した検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案部とを備える。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 https://realestate.yahoo.co.jp/rent/search/ai/ 文献1.pdf 掲載日 令和3年7月27日
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、例えば、検索サイトを提供するサービスにおいて、ユーザが指定した条件による検索結果が多いまたは少ない場合に、絞り込みあるいは拡張するための検索条件を提案する検索支援システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-152607号公報
しかしながら、従来技術では、たとえば、提案する検索条件の最適化を図るうえで改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、提案する検索条件の最適化を図ることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得部と、前記行動情報取得部によって取得された前記行動情報を用いて、前記検索条件種別の選択の有無が前記行動へ与える影響度を算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記影響度に応じて選択した前記検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案部とを備える。
本発明によれば、提案する検索条件の最適化を図ることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る不動産情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るクリックログ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るユーザ属性記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る影響度記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る影響度算出処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る検索条件提案処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
[実施形態]
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係る情報処理装置10は、たとえば、不動産情報記憶部を有しており、クライアント端末であるユーザ端末50に対して不動産情報に関する各種情報を提供する情報処理装置である。たとえば、情報処理装置10は、不動産の賃貸、売買等に関する各種不動産情報を提供する。なお、情報処理装置10は、たとえば、サーバ装置やクラウドシステム等によって実現される。
なお、不動産には、建造物や、土地が含まれ、情報処理装置10が提供する不動産情報には、住居、店舗、土地など各種不動産の賃貸あるいは売買に関する情報が含まれる。
ユーザ端末50は、ユーザUが所有する端末装置であり、情報処理装置10とのデータ通信によって、情報処理装置10の不動産情報記憶部に記憶された不動産に関する各種情報をユーザUへ提供する。ユーザ端末50は、たとえば、スマートフォン、タブレット端末、パソコン、ウェアラブル端末など、通信機能を備えた各種クライアント端末である。
たとえば、ユーザUが、情報処理装置10が提供する不動産サイトへアクセスし、物件を検索する場合、ユーザ端末50を操作して、希望する物件の条件を指定する。この際、ユーザUの検索履歴等に基づき、ユーザUが興味を示す可能性が高い検索条件等を不動産サイト側から提案する手法も考えられる。しかしながら、たとえば、提案した検索条件等が有効な検索条件になるとは限らない。
そこで、実施形態に係る情報処理では、検索条件種別毎のクリックの有無がコンバージョンに与える影響度を算出し、当該影響度に応じた検索条件を提案することとした。なお、検索条件種別とは、たとえば、検索条件を構成する各種文字列であり、たとえば、検索時に利用されるキーワードである。
図1に示すように、まず、情報処理装置10は、検索条件種別毎のクリックの有無がコンバージョンに与える影響度を算出する影響度算出処理を行う(ステップS01)。
たとえば、情報処理装置10は、クリックログ記憶部に記憶されるクリックログの有無をランダムフォレストで分析することで、検索条件種別毎のクリックの有無がコンバージョンへ与える影響度を算出する。クリックログとは、検索条件種別毎のクリックの有無と、コンバージョンの有無とを対応付けたデータである。
なお、ここでのコンバージョンとは、検索条件として表示される個別の不動産情報に対するユーザUによる物件の問い合わせであるが、物件検索時の条件保存、物件のお気に入り登録、内覧の申し込み、賃貸契約あるいは売買契約であってもよい。
クリックログをランダムフォレストで分析すると、検索条件種別を選択した/しなかったといった観点で決定木Tが自動的に生成され、決定木Tの末端のノードに対して、「この検索条件種別が選択された場合/選択されなかったは、これくらいコンバージョンに結びついた/つかなかった」に関する影響度がスコアとして算出される。
すなわち、ここでのランダムフォレストでは、検索条件種別毎の選択の有無(クリックの有無)とコンバージョンの有無に相関関係が影響度として機械学習によって導出することができる。
その後、情報処理装置10は、ユーザ端末50から不動産サイトへのアクセス要求を受け付けると(ステップS02)、ユーザ端末50に表示する検索条件の設定処理を行う(ステップS03)。
たとえば、情報処理装置10は、ステップS01にて算出した影響度が高い検索条件種別を組み合わせた検索条件を設定する。同図に示す例では、検索条件種別として、「家賃相場よりお得」、「低層物件」、「ユーザ評価の高い物件」を示し、「家賃相場よりお得」、「低層物件」、「ユーザ評価の高い物件」の順に影響度が低くなることを示す。
たとえば、情報処理装置10では、「家賃相場よりお得」および「低層物件」の2つの検索条件種別を組み合わせることで、「家賃相場よりお得な低層物件」といった新たな検索条件を設定する。なお、影響度が高い1つの検索条件種別を検索条件として設定することにしてもよく、3つ以上の検索条件種別を組み合わせて新たな検索条件を設定することにしてもよい。
つづいて、情報処理装置10は、設定した検索条件をユーザ端末50へ送信することで、設定した検索条件をユーザUへ提案する(ステップS04)。これにより、ユーザ端末50には、コンバージョンに与える影響度を考慮して設定された検索条件が表示される。ここで、図1に示すように、たとえば、ユーザ端末50には、情報処理装置10によって提案された検索条件が、検索カテゴリーの一つとして表示される。すなわち、コンバージョンに与える影響度が大きい検索条件が検索カテゴリーの一つとして新たに生成され、ユーザUは、検索カテゴリーの一つとして生成された検索条件を選択することができる。
このように、実施形態に係る情報処理装置10では、影響度に応じた検索条件種別の検索条件を提案することで、高いコンバージョンが期待される検索条件を提案することができる。これにより、実施形態に係る情報処理装置10によれば、提案する検索条件の最適化を図ることができる。
〔2.情報処理装置の構成例〕
次に、図2を用いて、情報処理装置10の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、4G(Generation)、5G、LTE(Long Term Evolution)、Wifi(登録商標)若しくは無線LAN(Local Area Network)等といった各種の無線通信網若しくは各種の有線通信網といったネットワークを介して、外部装置との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部120は、不動産情報記憶部121、クリックログ記憶部122、ユーザ情報記憶部123、ユーザ属性記憶部124および影響度記憶部125を有する。
不動産情報記憶部121は、情報処理装置10が提供する不動産に関する各種情報を記憶する。図3は、実施形態に係る不動産情報記憶部121に記憶される情報の一例を示す図である。
図3に示すように、たとえば、不動産情報記憶部121は、「物件ID」、「物件データ」および「検索クエリ」といった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「物件ID」は、不動産を識別するための識別子であり、「物件データ」は、不動産の内容(物件名、住所、築年数、面積、駅までの距離など)に関するデータや、不動産業者によって作成された周囲環境(たとえば、閑静な住宅街など)等に関するデータである。不動産データは、たとえば、不動産業者から投稿されたデータであるが、投稿されたデータに基づいて情報処理装置10側で編集したデータであってもよい。
たとえば、情報処理装置10は、不動産の住所に基づいて、「近くに人気の居酒屋」といった情報や、標高や周囲の建物に基づいて、「見晴らし抜群」といった情報を不動産データに追加することにしてもよい。
「検索クエリ」は、対応する不動産データに対応付けられた検索クエリである。なお、検索クエリは、不動産データから抜粋したものであってもよく、情報処理装置10側で任意に設定したものであってもよい。すなわち、情報処理装置10は、不動産業者が投稿した内容とは異なる切り口の検索クエリを生成することにしてもよい。たとえば、この場合、情報処理装置10は、ユーザUによって投稿された口コミ情報から抽出したキーワードを検索クエリとして生成することにしてもよい。
図2の説明に戻り、クリックログ記憶部122について説明する。クリックログ記憶部122は、ユーザUによる検索履歴となるログに関する情報を記憶する。図4は、実施形態に係るクリックログ記憶部122に記憶する情報の一例を示す図である。
図4に示す例において、クリックログ記憶部122は、「ユーザID」、「クエリ1」、「クエリ2」、「コンバージョン」といった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「ユーザID」は、情報処理装置10が提供するウェブサービスを利用するユーザUを識別するための識別子である。
「クエリ1」および「クエリ2」には、検索クエリを示し、ユーザUに選択された場合に「1」、ユーザUに選択されなかった場合に「0」となる。「コンバージョン」は、コンバージョンの有無を示し、コンバージョンに至った場合を「1」とし、コンバージョンに至らなかった場合「0」とする。なお、上述のように、コンバージョンは、たとえば、ユーザUによる物件の問い合わせであるが、物件検索時の条件保存、物件のお気に入り登録、内覧の申し込み、賃貸契約あるいは売買契約であってもよい。この場合、たとえば、クリック情報記憶部122には、コンバージョンの種別毎に、コンバージョンの有無を記憶するようにしてよい。
図2の説明に戻り、ユーザ情報記憶部123について説明する。ユーザ情報記憶部123は、ユーザUに関するユーザ情報を記憶する記憶部である。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部123に記憶された情報の一例を示す図である。図5に示す例において、ユーザ情報記憶部123は、「ユーザID」、「年収」、「勤務地」、「サイト閲覧履歴」、「カード使用履歴」といった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別子を示し、「年収」は、ユーザUの年収を示す。また、「勤務地」は、ユーザUの勤務地を示す。たとえば、「年収」や「勤務地」に関する情報は、ユーザUがユーザ端末50を介して情報処理装置10に登録した情報であってもよく、後述する連携サービスにおいて、ユーザUが登録した情報を流用することにしてもよい。
「サイト閲覧履歴」は、ユーザUのインターネットの閲覧履歴を示す。なお、サイト閲覧履歴には、たとえば、情報処理装置10が提供する不動産サイトに関する閲覧履歴に加え、連携するサービス(たとえば、ポータルサイトなど)における閲覧履歴、連携するサービスでの検索クエリに関する情報を含むようにしてもよい。また、サイト閲覧履歴には、たとえば、ショッピングサイトでの購入履歴や、ニュースや動画の視聴履歴を含むようにしてもよい。
また、「カード使用履歴」は、ユーザUのクレジットカードの使用履歴を示す。たとえば、「カード使用履歴」に関する情報は、連携するクレジットカード会社から取得した情報であり、たとえば、ユーザUがクレジットカードで支払いをおこなった店舗に関する情報、支払金額に関する情報、支払い日時に関する情報などが含まれる。また、カード使用履歴に加え、その他の電子決済(たとえば、QRコード(登録商標)決済など)の決済履歴をユーザ情報記憶部123に記憶することにしてもよい。
図2の説明に戻り、ユーザ属性記憶部124について説明する。ユーザ属性記憶部124は、ユーザUの属性に関する情報を記憶する記憶部である。ここでのユーザ属性とは、ユーザUの特徴に関する情報である。
図6は、実施形態に係るユーザ属性記憶部124に記憶された情報の一例を示す図である。図6に示す例において、ユーザ属性記憶部124は、「ユーザID」、「年収」、「家族構成」、「ライフスタイル」、「総合」などといった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別子を示す。「年収」は、ユーザUの年収属性を示し、年収に応じて属性が分類される。なお、年収属性は、たとえば、100万円刻みである。「家族構成」は、ユーザUの家族構成属性を示し、たとえば、家族全員の年齢、性別などによって属性が分類される。
「ライフスタイル」は、ユーザUのライフスタイルに関する属性を示し、ユーザUの年齢、性別、趣味、嗜好等に関する情報に応じて属性が分類される。ライフスタイルに関する属性は、たとえば、「サイト閲覧履歴」や、「カード使用履歴」等に関する各種情報によって分類される。
「総合」は、たとえば、対応するユーザUの各属性を総合的に見たユーザ属性を示す。年収、家族構成、ライフスタイルといった各項目の属性をそれぞれ数値化することで、総合に関する属性が分類される。
図2の説明に戻り、影響度記憶部125について説明する。影響度記憶部125は、検索種別毎にコンバージョンに与える影響度を記憶する。図7は、実施形態に係る影響度記憶部125に記憶する情報の一例を示す図である。
図7に示す例において、影響度記憶部125は、「検索軸1」、「検索軸2」、「影響度」、「正」、「負」といった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「検索軸1」および「検索軸2」は、検索クエリを示す。たとえば、「影響度」は、検索軸1および検索軸2がコンバージョンに与える影響度を示す。なお、図7の例では、影響度がスコアSC1やスコアSC2で表示される場合を示す。
「正」および「負」は、影響度の内訳を示す。たとえば、正は、コンバージョンに対してプラスに作用した度合い、すなわち、コンバージョンをどの程度促進したかといった指標を示し、負は、コンバージョンに対してマイナスに作用した度合い、すなわち、クリックをどの程度阻害したかといった指標を示す。
図2の説明に戻り、制御部130について説明する。制御部130は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、不動産情報取得部131と、ユーザ情報取得部132と、行動情報取得部133と、ユーザ属性分類部134と、算出部135と、提案部136と、検索部137とを有する。
不動産情報取得部131は、ウェブページへの掲載対象となる不動産情報を取得する。たとえば、不動産情報取得部131は、不動産業者から入稿された不動産情報を取得し、不動産情報記憶部121に格納する。
ユーザ情報取得部132は、ユーザUに関する各種ユーザ情報を取得する。たとえば、ユーザ情報取得部132は、連携する各種サービスからユーザ情報を取得する。たとえば、ユーザ情報取得部132は、クレジットカード会社から家族構成、年収、勤務地(勤務する会社の所在地)、クレジットカードの使用履歴に関する情報を取得する。また、たとえば、ユーザ情報取得部132は、ユーザUがポータルサイトを通じて視聴したWebページや、ポータルサイト上で入力した検索クエリに関する情報などをポータルサイトの提供会社から取得する。
なお、ユーザ情報取得部132は、たとえば、ユーザ端末50から位置情報の履歴をユーザ情報として取得することにしてもよい。また、ユーザ情報取得部132は、取得した各種ユーザ情報をユーザ情報記憶部123に書き込む。
行動情報取得部133は、検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザUの行動に関する行動情報を取得する。たとえば、行動情報取得部133は、情報処理装置10が提供する不動産サイトにおいて、各ユーザUが選択した検索条件種別および当該検索種別の検索結果に対するコンバージョンの有無に関する情報を行動情報として取得する。行動情報取得部133は、行動情報の取得毎に、取得した行動情報をクリックログ記憶部122に格納する。
ユーザ属性分類部134は、ユーザ情報に基づき、ユーザUの属性を分類する。たとえば、ユーザ属性分類部134は、ユーザ情報記憶部123に記憶されたユーザ情報に基づき、ユーザUの属性を分類する。
たとえば、ユーザ属性分類部134は、年収に関するユーザ情報からユーザUの年収属性を分類し、家族構成に関するユーザ属性からユーザUの家族構成属性を分類する。また、ユーザ属性分類部134は、サイト閲覧履歴等に関するユーザ情報に基づいてユーザUのライフスタイル属性を分類する。また、ユーザ属性分類部134は、これらの属性を総合的に解析するアルゴリズムを用いて、ユーザUの総合属性を分類する。
算出部135は、行動情報取得部133によって取得された行動情報を用いて、検索条件種別がコンバージョンへ与える影響度を算出する。たとえば、算出部135は、クリックログを入力データとしてランダムフォレストを用いた機械学習を行うことで、影響度を算出する。
この際、ランダムフォレストでは、各検索クエリをノードとした決定木Tが自動的に生成され、末端のノードに対して、「この検索クエリが選択された/されなかった場合は、これくらいのコンバージョンに結び付いた/結びつかなかった」に関するスコアが付与される。なお、コンバージョンに結び付いたスコアが正の影響度に対応し、コンバージョンに結びつかなかったスコアが負の影響度に対応する。
ランダムフォレストでは、コンバージョンに至ったときにユーザUが選択した検索クエリと、選択しなかった検索クエリとに関する情報とを入力データとして影響度を算出する。たとえば、決定木Tにおいては、ノード毎に対応する検索クエリが「選択された」または「選択されなかった」で分岐し、末端のノードには、正または負の影響度に関するスコアが出力される。
この際、算出部135は、ユーザUが複数の検索クエリを選択してコンバージョンに至った場合、当該複数の検索クエリを1つの入力データとして、ランダムフォレストを実行する。すなわち、この場合においては、当該複数の検索クエリがランダムフォレストにおける決定木Tの1つのノードを形成することになる。
たとえば、検索クエリAと検索クエリBとがユーザUによって選択された検索結果において、コンバージョンに至った場合、検索クエリAおよび検索クエリBを1つの検索条件種別として取り扱う。
たとえば、この場合においては、検索クエリAおよび検索クエリBのそれぞれの検索条件種別においては、個別に選択されなかったものとみなし、検索クエリAおよび検索クエリBを1つの検索条件種別とする検索条件種別を選択した結果、コンバージョンに至ったとみなし、ランダムフォレストを実行する。
これにより、算出部135は、コンバージョンに至る過程において、複数の検索条件種別が選択されたうえでコンバージョンに至った場合に、個別の検索条件種別および当該複数の検索条件種別それぞれの影響度を適切に算出することができる。
また、算出部135は、たとえば、ユーザUの属性毎に影響度を算出することにしてもよい。たとえば、算出部135は、ユーザ属性記憶部124を参照し、所定のユーザ属性に対応するクリックログをクリックログ記憶部122から抽出し、抽出したクリックログを用いてランダムフォレストを実行することで、ユーザ属性毎に各検索条件種別がコンバージョンに与える影響度を算出する。
つまり、算出部135は、ユーザ属性毎に影響度を算出することで、ユーザ属性に応じた影響度を導出することができる。これにより、すべてのユーザUのクリックログを用いて、影響度を算出する場合に比べて、より精密な影響度を算出することができる。
提案部136は、算出部135によって算出された影響度に応じて選択した検索条件種別の検索条件をユーザUへ提案する。提案部136は、影響度記憶部125を参照し、たとえば、影響度のスコアが高い検索クエリを組み合わせた検索条件を選択し、ユーザUのユーザ端末50へ提供する。
この際、提案部136は、ユーザUが入力可能な検索条件とは異なる検索クエリを含む検索条件を提案することにしてもよい。この場合、たとえば、ユーザUが入力可能な検索条件については、家賃、間取り(広さを含む)、エリア、築年数、駅からの距離などいった物件や立地などに関する居住空間に関する項目とする。
これに対して、提案部136は、ユーザUが入力可能な検索条件とは異なる切り口で、付加的な条件を検索条件として提案する。たとえば、ここでの付加的な条件の一例として、周囲環境に関する条件が対応し、その一例として、たとえば、「家賃相場よりお得」、「治安がよい」、「低層物件」、「公園が近い」などが挙げられる。
たとえば、上記のように、付加的な検索条件を提案することで、ユーザUは、物件選びに関してより具体的な条件を想起することが可能となる。
たとえば、提案部136は、影響度記憶部125を参照し、影響度が所定値以上である複数の検索クエリを組み合わせた検索条件を生成し、ユーザUへ提供する。この際、提案部136は、たとえば、正の影響度を有する検索クエリ同士を組み合わせた検索条件を提案することにしてもよい。
すなわち、コンバージョンに対して互いにプラスに作用する検索クエリを組み合わせた検索条件を提案することで、検索クエリ同士の相乗効果によってプラスの作用となることが期待できる。
また、提案部136は、たとえば、異なる概念を有する検索クエリを組み合わせた検索条件を提案することにしてもよい。ここでの異なる概念とは、たとえば、家賃、築年数、間取り、エリアなどに所定の分類手法によって分類された概念であり、提案部136は、それぞれ概念が異なる検索クエリを組み合わせた検索条件を提案する。言い換えれば、同一概念の検索クエリの組み合わせを避けて、検索条件を提案する。
たとえば、「ユーザ評価が高い」および「共有施設や設備の評価が高い」の口コミから生成された検索クエリあったとする。この場合、「ユーザ評価が高い」は、たとえば、物件に対する総合評価としての満足度であり、「共有施設や設備の評価が高い」を包含する概念である。
このため、双方の検索クエリを組み合わせたとしても、訴求内容が重複してしまうので好ましくない。そのため、提案部136は、訴求内容が重複しない異なる概念の検索クエリ同士を組み合わせて新たな検索条件を生成することによって、訴求効果が高く多様な切り口の検索条件を提案することができるので、たとえば、従来にない新たな切り口の検索条件を提案することが可能となる。
また、たとえば、算出部135によってユーザ属性毎に影響度が算出される場合には、提案部136は、ユーザUのユーザ属性に対応する影響度に基づいて、検索条件を提案する。
これにより、ユーザUに対してよりコンバージョンの観点でより効果的な検索条件を提案することができる。また、提案部136は、たとえば、現在、ユーザ端末50に表示している検索条件とは異なる検索条件を提案することにしてもよい。すなわち、提案部136は、ユーザ端末50に表示する画面が遷移する場合に、別の検索条件を提案することにしてもよい。これにより、ユーザ端末50には、画面遷移毎に新たな検索条件が表示されるので、多様な検索条件をユーザへ提案することができる。なお、提案部136は、たとえば、ユーザ端末50からの要求に応じて、提案した検索条件の履歴を提供することにしてもよい。
また、提案部136は、提案する検索条件に合致する不動産情報が所定数よりも多い場合に、当該検索条件を提案することにしてもよい。すなわち、提案する検索条件による検索結果が所定数に満たない場合には、当該検索条件を提案しないことにしてもよい。この場合、提案部136は、検索条件の提案前に検索部137による検索処理を行ったうえで、検索結果に応じて当該検索条件を提案するか否かを判定することにしてもよい。
また、提案部136は、たとえば、ユーザUの閲覧した物件情報の傾向を分析したうえで、たとえば、ユーザUがコンバージョンに至る可能性が高い物件を含むような検索条件を提案することにしてもよい。たとえば、この場合には、提案部136は、対応する物件に紐づいた検索クエリを含むような検索条件を提案することにしてもよい。
また、提案部136は、たとえば、ユーザUに対して、さらにパーソナライズした検索条件を提案することにしてもよい。たとえば、複数の検索クエリを組み合わせた検索条件にさらにパーソナライズした検索条件を追加するようにしてもよい。
たとえば、提案部136は、ユーザUの検索履歴やユーザ属性等からパーソナライズした個別の検索条件を生成する。より具体的な例として、「あなたにぴったりな評価の高いタワーマンション」といった検索条件を提案する場合、上記の検索条件は、「あなたにぴったり」、「評価の高い」、「タワーマンション」といった3つの検索クエリに分解される。
このうち、提案部136は、たとえば、「あなたにぴったり」に該当する物件をユーザUの検索履歴やユーザ属性等に応じて設定する。たとえば、提案部136は、ユーザUの検索履歴からユーザUが物件選びの際に希望する条件を解析し、当該条件に合致する物件を設定したり、ユーザUが属するユーザ属性においてコンバージョンに至る確率が高い条件に該当する物件を設定したりする。
これにより、ユーザUは、提案された検索条件を選択するだけで、自身の希望する検索条件を指定することが可能となり、自身の希望に沿う検索条件を容易に指定することができる。
検索部137は、ユーザUによって設定された検索条件に応じて不動産情報を検索し、検索結果をユーザ端末50へ送信する。たとえば、検索部137は、ユーザ端末50から受け取った検索条件に基づいて、不動産情報記憶部121内を検索し、検索条件に合致する不動産に関する情報を検索結果として出力する。
〔3.処理フロー〕
次に、図8および図9を用いて、実施形態に係る情報処理装置10が実行する処理手順の一例について説明する。図8は、実施形態に係る影響度算出処理の一例を示すフローチャートである。図9は、実施形態に係る検索条件提案処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、情報処理装置10は、クリックログを取得する(ステップS101)。つづいて、情報処理装置10は、たとえば、新たに取得したクリックログが所定数に達すると、クリックログを用いて検索クエリ毎に影響度を算出し(ステップS102)、処理を終了する。
つづいて、図9を用いて、検索条件処理の処理手順について説明する。図9に示すように、まず、情報処理装置10は、ユーザ端末50から検索条件の提案画面に関する表示要求を取得する(ステップS201)。
つづいて、情報処理装置10は、各検索クエリの影響度に応じて検索条件として提案する検索クエリを選択する(ステップS202)。つづいて、情報処理装置10は、選択した検索クエリを含む検索条件を提案し(ステップS203)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述した実施形態では、情報処理装置10が提供する不動産サイトにおいて、各検索クエリの影響度を考慮して検索条件を提案する場合について説明したが、これに限定されるものではない。ネットショッピングをはじめとする各種検索サービスに本願発明を適用することにしてもよい。
また、上述した実施形態では、個別の物件に対する問い合わせの有無をコンバージョンとみなす場合について説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、物件の契約(商品の購入)、資料請求などといった検索結果に対してユーザUが行った各種行動をそれぞれコンバージョンとみなすことにしてもよい。
また、検索結果に対して行われたユーザの行動は、サイト内の行動に限定されるものではなく、たとえば、検索結果として表示される商品を実店舗で購入した/しなかったといったものであってもよい。この場合、情報処理装置10は、たとえば、カード明細や、QRコード(登録商標)の使用履歴から行動情報を取得したうえで、当該行動に与える影響度を算出することにしてもよい。
その他、検索結果に対して行われたユーザの行動として、たとえば、検索結果の表示後にサイトから離脱した/しなかった、検索結果の表示後にサイトに所定時間以上アクセスした/しなかった等、影響度の算出対象に応じて任意に設定することにしてもよい。
〔5.効果〕
上述した実施形態に係る情報処理装置10は、検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得部133と、行動情報取得部133によって取得された行動情報を用いて、検索条件種別の選択の有無が行動へ与える影響度を算出する算出部135と、算出部135によって算出された影響度に応じて選択した検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案部136とを備える。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、提案する検索条件の最適化を図ることができる。
また、上述した実施形態に係る行動情報取得部133は、検索結果に対して行われたコンバージョンに関するコンバージョン情報をクリック情報として取得し、算出部135は、コンバージョン情報を用いて影響度を算出する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、検索条件種別毎のコンバージョンに関する影響度を算出することができるので、たとえば、コンバージョンの期待値が高い検索条件を提案することができる。
また、上述した実施形態に係る算出部135は、ランダムフォレストを用いた機械学習を行うことで、前記影響度を算出する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、影響度を精度よく算出することができる。
また、上述した実施形態に係る算出部135は、コンバージョンに至ったときにユーザが選択した検索条件種別と、選択しなかった検索条件種別とに関する情報を入力データとして影響度を算出する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、影響度を適切に算出することができる。
また、上述した実施形態に係る算出部135は、ユーザが複数の検索条件種別を選択してコンバージョンに至った場合、当該複数の検索条件種別を一つの検索条件種別としてランダムフォレストを用いた機械学習を行う。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、コンバージョンに至る過程で、各検索条件種別の選択が重複する場合においても、適切に影響度を算出することができる。
また、上述した実施形態に係る算出部135は、検索条件種別毎に正または負の影響度を算出し、提案部136は、正の影響度として算出された検索条件種別を組み合わせた検索条件を提案する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、正の影響度を有する検索条件種別同士の相乗効果によってプラスの作用となることが期待できる検索条件を提案することができる。
また、上述した実施形態に係る提案部136は、ユーザが入力可能な検索条件とは異なる検索条件種別を含む検索条件を提案する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、ユーザが入力可能な条件とは別の切り口で検索条件を提案することができるので、ユーザに対して希望する条件をより具体化した検索条件を提案することができる。
また、上述した実施形態に係る提案部136は、異なる概念を持つ検索条件種別を組み合わせた検索条件を提案する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、多様な切り口の検索条件を提案することができるので、たとえば、従来にない新たな切り口の検索条件を提案することが可能となる。
また、上述した実施形態に係る算出部135は、ユーザに関するユーザ情報に応じて分類されるユーザ属性毎に影響度を算出する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、ユーザ属性に適合した適切な影響度を算出することができる。
また、上述した実施形態に係る提案部136は、ユーザ属性毎に算出された影響度に応じて、検索条件を提案する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、ユーザに対して適切な検索条件を提案することができる。
また、上述した実施形態に係る行動情報取得部133は、不動産コンテンツに関する検索結果の行動情報を取得し、提案部136は、不動産コンテンツに関する検索条件を提案する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、不動産コンテンツに関して適切な検索条件を提案することができる。
また、上述した実施形態に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得工程と、行動情報取得工程によって取得された行動情報を用いて、検索条件種別の選択の有無が行動へ与える影響度を算出する算出工程と、算出工程によって算出された影響度に応じて選択した検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案工程とを含む。したがって、実施形態に係る情報処理方法によれば、提案する検索条件の最適化を図ることができる。
また、上述した実施形態に係る情報処理プログラムは、検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得手順と、行動情報取得手順によって取得された前記行動情報を用いて、検索条件種別の選択の有無が行動へ与える影響度を算出する算出手順と、算出手順によって算出された影響度に応じて選択した前記検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案手順とをコンピュータに実行させる。したがって、実施形態に係る情報処理プログラムによれば、提案する検索条件の最適化を図ることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図10は、実施形態に係る情報処理装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワーク(通信ネットワーク)Nを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置(図10では、出力装置および入力装置を総称して「入出力装置」と記載する)を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、不動産情報取得部131は、不動産情報取得手段や不動産情報取得回路に読み替えることができる。
10 情報処理装置
50 ユーザ端末
110 通信部
120 記憶部
121 不動産情報記憶部
122 クリックログ記憶部
123 ユーザ情報記憶部
124 ユーザ属性記憶部
125 影響度記憶部
130 制御部
131 不動産情報取得部
132 ユーザ情報取得部
133 行動情報取得部
134 ユーザ属性分類部
135 算出部
136 提案部
137 検索部

Claims (13)

  1. 検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得部と、
    前記行動情報取得部によって取得された前記行動情報を用いて、前記検索条件種別の選択の有無が前記行動へ与える影響度を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記影響度に応じて選択した前記検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記行動情報取得部は、
    前記検索結果に対して行われたコンバージョンに関するコンバージョン情報を前記行動情報として取得し、
    前記算出部は、
    前記コンバージョン情報を用いて前記影響度を算出すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、
    ランダムフォレストを用いた機械学習を行うことで、前記影響度を算出すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記算出部は、
    前記コンバージョンに至ったときに前記ユーザが選択した前記検索条件種別と、選択しなかった前記検索条件種別とに関する情報を用いて前記影響度を算出すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出部は、
    前記ユーザが複数の前記検索条件種別を選択して前記コンバージョンに至った場合、当該複数の前記検索条件種別を一つの前記検索条件種別として前記ランダムフォレストを用いた機械学習を行うこと
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記算出部は、
    前記検索条件種別毎に正または負の前記影響度を算出し、
    前記提案部は、
    正の前記影響度として算出された前記検索条件種別を組み合わせた前記検索条件を提案すること
    を特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記提案部は、
    前記ユーザが入力可能な検索条件とは異なる前記検索条件種別を含む前記検索条件を提案すること
    を特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記提案部は、
    異なる概念を持つ前記検索条件種別を組み合わせた前記検索条件を提案すること
    を特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記算出部は、
    前記ユーザに関するユーザ情報に応じて分類されるユーザ属性毎に前記影響度を算出すること
    を特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記提案部は、
    前記ユーザ属性毎に算出された前記影響度に応じて、前記検索条件を提案すること
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記行動情報取得部は、
    不動産コンテンツに関する前記検索結果に対して行われた前記行動情報を取得し、
    前記提案部は、
    前記不動産コンテンツに関する前記検索条件を提案すること
    を特徴とする請求項1~9のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得工程と、
    前記行動情報取得工程によって取得された前記行動情報を用いて、前記検索条件種別の選択の有無が前記行動へ与える影響度を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された前記影響度に応じて選択した前記検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 検索条件種別毎の検索結果に対して行われたユーザの行動に関する行動情報を取得する行動情報取得手順と、
    前記行動情報取得手順によって取得された前記行動情報を用いて、前記検索条件種別の選択の有無が前記行動へ与える影響度を算出する算出手順と、
    前記算出手順によって算出された前記影響度に応じて選択した前記検索条件種別の検索条件をユーザへ提案する提案手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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