JP6997555B2 - 情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6997555B2
JP6997555B2 JP2017151901A JP2017151901A JP6997555B2 JP 6997555 B2 JP6997555 B2 JP 6997555B2 JP 2017151901 A JP2017151901 A JP 2017151901A JP 2017151901 A JP2017151901 A JP 2017151901A JP 6997555 B2 JP6997555 B2 JP 6997555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polling
communication
period
interval
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017151901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019033564A (ja
Inventor
カイ毅 毛
雄 金子
和明 草清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2017151901A priority Critical patent/JP6997555B2/ja
Publication of JP2019033564A publication Critical patent/JP2019033564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6997555B2 publication Critical patent/JP6997555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/14Energy storage units

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。
電力需要側が備える蓄電装置を用いて、電力需給を制御する電力システムが知られている。当該電力システムにおける電力供給側は、電力需給状況をリアルタイムに監視している。そして、電力需給逼迫が生じそうな場合、電力供給側は、電力需要側に対して蓄電装置の放電を指示する。逆潮流が増えそうな場合は、電力需要側に対して蓄電装置の充電を指示する。このような電力需給制御により、電力需給バランスが確保されて、電力供給の安定化が図られている。
電力供給側からの指示は、一般的に、ネットワーク環境に依存性が少ないポーリング通信により取得される。ポーリング通信におけるポーリング間隔は、電力供給の安定の観点では、なるべく短いほうが好ましい。ポーリング間隔が長いと、電力需要側が電力供給側の指示を即座に取得できず、需給調整に支障が生じる恐れがあるためである。しかし、ポーリング間隔を短くすると、ポーリングによる通信量および通信量に伴う通信コストが増加するという問題が生じる。ゆえに、単純には、ポーリング間隔を短くすることができない。
特開2008-283330号公報 特開2016-220335号公報 特開2014-82703号公報
本発明の一実施形態は、電力需給制御に係るポーリング通信のポーリング間隔を調整する。
本発明の一態様としての情報処理装置は、蓄電池の充電または放電に係る第1指示を取得するために行われる第1ポーリング通信に係る第2指示を作成する情報処理装置であって、期間決定部と、ポーリング間隔決定部と、指示作成部と、を備える。期間決定部は、電力需給予測に基づき前記第1指示が作成されると推定された推定期間、を含む第1通信期間、または、前記第1通信期間を含まない第2通信期間、を少なくとも決定する。ポーリング間隔決定部は、前記第1通信期間における前記第1ポーリング通信の第1実行間隔、または、前記第2通信期間における前記第1ポーリング通信の第2実行間隔、を少なくとも決定する。指示作成部は、少なくとも前記第1実行間隔または前記第2実行間隔を含む前記第2指示を作成する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示すブロック図。 本実施形態に係る通信システムの全体処理の概略フローチャートの一例を示す図。 本実施形態に係る指示作成装置の概略構成の一例を示すブロック図。 要請推定期間の決定の一例を示す図。 要請推定期間の決定の他の一例を示す図。 本実施形態に係る指示作成装置の全体処理の概略フローチャートの一例を示す図。 本発明の一実施形態におけるハードウェア構成の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(本発明の一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示すブロック図である。本発明の一実施形態に係る通信システムは、電力送配電システム1と、蓄電システム2と、通信方式決定システム3と、通信ネットワーク4と、情報提供システム5と、を備える。
本実施形態に係る通信システムは、電力送配電システム1と、蓄電システム2との間で行われる電力需給制御に係る通信の方式を決定し、電力需給制御の即時性と、通信量の抑制と、の両立を図る。
電力送配電システム1は電力の供給を行うシステムである。例えば、送配電事業者のシステムが想定される。
蓄電システム2は電力送配電システム1からの電力を充電することができ、また、充電した電力を放電することにより、電力送配電システム1に電力を送ることができるシステムである。
本実施形態に係る通信システムでは、電力供給が電力需要に逼迫した際に、電力送配電システム1から蓄電システム2に対して放電の要請が行われることを想定する。また、電力需要に対して電力供給が過剰である際に、電力送配電システム1から蓄電システム2に対して充電の要請が行われることを想定する。但し、電力送配電システム1からの要請は、通信方式決定システム3を介して、蓄電システム2に送られるとする。これらの要請に応じて蓄電システム2が充電または放電を行うことにより、電力需給が制御され、安定した電力需給状態が実現される。電力送配電システム1からの充電または放電の要請を、充放電要請と記載する。
蓄電システム2は、少なくとも蓄電池を備え、通信方式決定システム3からの指示に基づき充電または放電を行うことができるとする。蓄電システム2は公知の蓄電システム2でよい。例えば、図1に示したように、蓄電システム2は、指示取得装置21と、蓄電制御装置22と、蓄電池23と、を備えていてもよい。本実施形態では、指示取得装置21が、通信方式決定システム3から指示を受けることとする。また、蓄電制御装置22が、指示取得装置21により取得された指示に基づき、蓄電池23を制御する。また、蓄電池23が、蓄電制御装置22により制御されることにより、充電または放電を行うとする。
なお、以下の記載において、特に断りがなければ、供給および需要という用語は電力を対象とする。
なお、電力送配電システム1と蓄電システム2間の送電および受電に関しては、本実施形態の通信システムとは独立した電力ネットワークにて行われるとする。そのため、電力の送信および受信に関する説明は省略する。図1においても、送電および受電に係る電力ネットワークは省略されている。
通信方式決定システム3は、電力送配電システム1からの充放電要請を受け取り、充放電要請に対応させるために蓄電システム2に対する指示を作成する。通信方式決定システム3は、例えば、アグリゲータのシステムが想定される。例えば、図1に示すように、複数の蓄電システム2が存在する場合に、各蓄電システム2が分担する充電量または放電量を決定し、各蓄電システム2に指示することが想定される。各蓄電システム2に対する、通信方式決定システム3からの充電または放電に係る指示を、充放電指示(第1指示)と記載する。
充放電指示は、ポーリング通信(第1ポーリング通信)にて取得されるものとする。つまり、蓄電システム2がポーリングを行い、充放電指示の有無を通信方式決定システム3に問い合わせるものとする。
電力需給制御においては、需要側の設備性能、ネットワーク構成などの制約などから、ポーリング通信方式が主に採用されている。ポーリング通信は、データ受信側がデータ送信側に対し、送信要求の有無を問い合わせて(ポーリングを行い)、送信要求がある場合にデータの受信を開始する通信方式である。ゆえに、データ送信側である通信方式決定システム3は、データ受信側である蓄電システム2からの要求が来るまで、充放電指示を送信しない。
具体的には、蓄電システム2が通信方式決定システム3に対して、充放電指示に係るファイルの変更の有無を確認する。確認手段としては、例えば、HTTPヘッダの更新チェック機能を利用することが考えられる。変更がある場合は、通信ネットワーク4を介して、蓄電システム2にファイルが送られる。これにより、蓄電システム2の蓄電制御装置22が蓄電池23の充電または放電を制御することができる。なお、蓄電システム2からのポーリングを受けた際に充放電指示がない場合、通信方式決定システム3は、充放電指示がない旨を示す情報、例えば、Ackなどの受信確認のみの応答を送信してもよい。
また、通信方式決定システム3は、蓄電システム2が行うポーリングの間隔を決定する。ポーリングが行われる間隔をポーリング間隔と記載する。
通信方式決定システム3は、通信ネットワーク4に係る通信量実績に基づき、ポーリング間隔を決定する。これは、通信量に応じて増加する通信コストを抑えるためである。電力需給制御では、高いセキュリティが要求されるため、TLS(Transport Layer Security)が利用される。しかし、TLSは、オーバヘッドが大きく通信量が大きくなるといった欠点を有する。ゆえに、例えば、通信ネットワーク4に係る通信費が従量制課金契約である場合は、ポーリング間隔が短いほど通信量が増加して通信費が高くなる。本実施形態では、ポーリング間隔を調整して、通信量をなるべく抑えることを想定する。
また、ポーリング間隔は期間ごとに異なっていてもよい。つまり、通信方式決定システム3は、複数の期間を決定し、決定された期間ごとにポーリング間隔を決定してもよい。例えば、第1の期間では、ポーリング間隔を所定間隔よりも短くし、第2の期間では、ポーリング間隔を所定間隔よりも長くしてもよい。また、ある期間のポーリング間隔を当該期間よりも長くしてもよい。つまり、当該期間においては、ポーリングが行われないようにしてもよい。
しかし、蓄電システム2によるポーリングが行われない限り、充放電指示が取得されないため、蓄電システム2は充電または放電を行わない。ゆえに、充放電指示が作成されると予想される期間においてポーリングが行われないと、電力需給状態が不安定になる。したがって、充放電指示が作成されると予想される期間においては、必ずポーリングが行われるようにする。必ずポーリングが行われる期間をポーリング必須期間(第1通信期間)と記載する。通信方式決定システム3が決定する複数の期間のうちの1つが、ポーリング必須期間となる。また、通信方式決定システム3は、蓄電システム2に対し、ポーリング必須期間を通知する。
蓄電システム2が、通信方式決定システム3により指示された期間において、指示されたポーリング間隔にてポーリングを行うためには、通信方式決定システム3から、充放電指示を取得するためのポーリングに関する指示を取得する必要がある。ゆえに、通信方式決定システム3は、充放電指示を取得するためのポーリングに関する指示を蓄電システム2に与えるとする。充放電指示を取得するためのポーリング通信に係る指示を、ポーリング指示(第2指示)と記載する。つまり、通信方式決定システム3は、ポーリング指示と充放電指示との2つを蓄電システム2に与える。
なお、ポーリング指示には、決定された全てのポーリング間隔が含まれている必要はない。例えば、所定のポーリング間隔を蓄電システム2が記憶している場合は、変更されるポーリング間隔およびその期間が、ポーリング指示に含まれていればよい。
なお、ポーリング指示も、ポーリング通信(第2ポーリング通信)により、取得されてよい。例えば、所定時間帯にポーリング指示が作成されると定められている場合は、当該所定時間帯にポーリングを行うとしてもよい。ポーリング指示を取得するためのポーリング通信の具体的手段は、充放電指示を取得するためのポーリング通信と同じでよい。
あるいは、蓄電システム2は、ポーリング指示を取得するために通信方式決定システム3にポーリングを定期的に行ってもよい。定期的にポーリング通信を行う場合、不測の事態により、ポーリング指示が更新されたときでも、蓄電システム2が更新されたポーリング指示を取得することができる。
例えば、前日にポーリング指示を作成したが、当日の電力需給状態が予想に反しており、ポーリング必須期間が予想と異なってしまった場合、当日にポーリング指示を再作成することもあり得る。このような場合、蓄電システム2に対し、ポーリング指示が再作成されたことを通知する必要があるが、通信ネットワーク4がポーリング通信以外を許可していないときは、通信方式決定システム3から通知することができない。ゆえに、ポーリング通信を定期的に行わないとすると、緊急事態に通信方式決定システム3から蓄電システム2への通信するための設定を設けたり、別の通信ルートを確保したりする必要がある。しかし、定期的にポーリング通信を行う場合は、上記のような不測の事態でも、ポーリング必須期間の直前のポーリング通信の実施時刻までにポーリング指示を作成しておけば、特段の作業なしで、蓄電システム2が充放電指示を取得するためのポーリング通信を開始することができる。
なお、非常時などの特定条件を満たした場合、蓄電システム2は、通信方式決定システム3から指示されたポーリング期間およびポーリング間隔ではなく、所定のポーリング期間およびポーリング間隔にてポーリングを実施してもよい。例えば、地震などの自然災害、停電などの電力系統の障害などが起き、ポーリング必須期間の予測の正確さに影響するイベントが発生した場合は、非常時としてもよい。
通信ネットワーク4は、蓄電システム2と通信方式決定システム3との間の通信を中継するネットワークである。通信ネットワーク4は、セキュリティの観点から、ポーリング通信だけを許可してもよい。ポーリング通信だけを許可する場合は、例外規定を設ける必要がなく、セキュリティの向上、ネットワーク管理者の負担の軽減などの効果が望まれる。
情報提供システム5は、通信方式決定システム3に対し、ポーリング間隔に係る期間を決定するために用いられる情報を提供する。当該情報は、電力需給予測に係る情報が含まれる。また、ポーリング必須期間を算出するために用いられる電気使用量実績が含まれてもよい。情報提供システム5は、特に限定されるものではない。詳細は後述する。
次に、各システムの処理の流れについて説明する。図2は、本実施形態に係る通信システムの全体処理の概略フローチャートの一例を示す図である。
まず、通信方式決定システム3が、電力送配電システム1から電気使用量実績を取得し(S101)、情報提供システム5から予測情報を取得する(S102)。なお、電気使用量実績は、情報提供システム5から取得されてもよい。予測情報は、例えば、気象予報システムからの翌日の気象予報などが想定される。そして、通信方式決定システム3は、電気使用量実績と、予測情報と、に基づき、今後の電気使用量を予測する(S103)。
電気使用量が予測されると、通信方式決定システム3は、当該電気使用量と通信量実績とに基づき、ポーリング指示を作成する(S104)。本フローでは、ポーリング指示には、ポーリング必須期間と、ポーリング必須期間におけるポーリング間隔とが含まれとする。
蓄電システム2は、ポーリング指示を取得し、ポーリング必須期間およびポーリング間隔を認識する(S105)。そして、蓄電システム2が、少なくともポーリング必須期間に指定ポーリング間隔にてポーリング通信を開始する(S106)。例えば、翌日の12時から14時がポーリング必須期間である場合、蓄電システム2は、翌日の12時に指定ポーリング間隔にてポーリングを開始する。なお、ポーリング必須期間以外の期間でも、ポーリングを行ってもよいが、ポーリング間隔は、指定ポーリング間隔よりも長くする。これにより、不要な時間帯でのポーリングを制限し、通信量を抑制することができる。
電力需給が予想通りであれば、蓄電システム2がポーリングを開始してから、電力送配電システム1が通信方式決定システム3に充放電要請を行う(S107)。そして、通信方式決定システム3が蓄電システム2ごとに充放電指示を作成する(S108)。ポーリングが既に開始されているため、充放電指示の作成からポーリング間隔と同一の時間が経過するまでにはポーリングが少なくとも1回行われ、蓄電システム2が充放電指示を取得する(S109)。充放電指示を取得した蓄電システム2は、充放電指示に応じて、充電または放電を実施し(S110)、フローが終了する。これにより、通信量を抑制しつつ、電力需給制御の即時性を維持することができる。
通信方式決定システム3の詳細について説明する。通信方式決定システム3は、前述の通り、充放電指示およびポーリング指示を作成する。本実施形態では、通信方式決定システム3は指示作成装置(情報処理装置)31を備え、指示作成装置31が充放電指示およびポーリング指示を作成することを想定する。
図3は、本実施形態に係る指示作成装置31の概略構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る指示作成装置31は、充放電要請取得部311と、充放電指示作成部312と、需給情報取得部313と、需給予測部314と、期間決定部315と、ポーリング間隔決定部316と、ポーリング指示作成部317と、通信部318と、記憶部319と、を備える。
充放電要請取得部311は、電力送配電システム1から充放電要請を取得する。充放電指示作成部312は、充放電要請取得部311により取得された充放電要請に基づき、各蓄電システム2が分担する充電量または放電量を決定して、充放電指示を作成する。
各蓄電システム2が分担する充電量または放電量は、蓄電システム2の蓄電池の特性または状態に応じて、蓄電システム2ごとに異なることが想定される。例えば、蓄電量が少ない蓄電システム2に対しては、充電要請時は充電量を多く指定し、放電要請時は放電量を少なく指定することが想定される。また、蓄電池の蓄電容量に応じて、放電量および放電量を変更することが想定される。このように、蓄電システム2の蓄電池の現状、特性などを考慮して、充放電指示が作成される。ゆえに、充放電指示が蓄電システム2ごとに異なる。なお、蓄電システム2の蓄電池の特性または状態は、蓄電システム2から取得して、記憶部319に記憶されることが想定される。
需給情報取得部313は、電力需給の予測に必要な情報を取得する。当該情報は、需給予測部314により用いられる。つまり、需給予測部314に用いられる情報であればよい。電力需給予測に必要な情報として、例えば、過去の電気使用量実績が含まれる。また、気温、日射量など、今後の気象に関する気象情報が取得されてもよい。
需給予測部314は、需給情報取得部313により取得された情報に基づき、今後の電力需給を予測する。例えば、電力需給は、電気使用量で示されてもよいし、供給量と電気使用量との差分で示されてもよい。
例えば、翌日の電力需給は、翌日の予測気温の推移と、気温履歴と、電気使用量実績と、に基づき、算出されることが考えられる。まず、気温履歴および電気使用量実績に基づき、気温と電気使用量との相関曲線を作成する。そして、翌日の予測気温の推移と相関曲線とに基づき、翌日の電気使用量の推移が予測される。
期間決定部315は、需給予測部314により予測された需給予測から、充放電要請が行われると推定される期間を決定する。例えば、電力の需要抑制(ピークカット)、太陽光発電の出力増対応(逆潮流抑制)など、需給調整が行われる可能性が高い時間帯を予測し、充放電要請が行われる時間帯を予測する。具体的には、例えば、予測された翌日の電気使用量が所定閾値を超える時間帯を検出し、当該時間帯において充放電要請が行われると予想する。充放電要請が行われると推定される期間を、要請推定期間(推定期間)と記載する。
図4は、要請推定期間の決定の一例を示す図である。図4において、曲線グラフは予測気温を示し、棒グラフは単位時間ごとの予測電気使用量を示す。予測電気使用量は、需給予測部314により算出されたものである。
予測電気使用量が所定閾値を超えている時間帯は、需給が逼迫すると予想される時間帯であり、当該時間帯において充放電要請が行われることが予想される。ゆえに、予測電気使用量が所定閾値を超えている時間帯が、要請推定期間に該当する。
期間決定部315は、要請推定期間に基づき、ポーリング必須期間を決定する。要請推定期間そのままをポーリング必須期間としてもよいし、ポーリング必須期間が要請推定期間を完全に含むようにしてもよい。例えば、要請推定期間の前後30分を含めた期間をポーリング必須期間としてもよい。要請推定期間は電力需給予測に基づくため、実際に充放電要請が行われる時間とは差異があり得るためである。ポーリング必須期間と、要請推定期間との差異は、通信量を考慮して定めればよい。
充放電要請が行われた場合、充放電指示が迅速に作成され、蓄電システム2が即座に充放電指示を取得することが好ましい。ゆえに、ポーリング必須期間においては、充放電指示を取得するためのポーリング通信が頻繁に行われることが好ましい。ゆえに、本実施形態は、通信量を考慮しつつも、ポーリング必須期間におけるポーリング間隔をなるべく短くなるように調整する。
なお、期間決定部315は、図4に示すように、ポーリング必須期間を含まないその他の期間を定めてもよい。その他の期間は、複数あってもよい。その他の期間においては、充放電指示が作成されないと想定されるため、ポーリング間隔を減らしてもよい。
図5は、要請推定期間の決定の他の一例を示す図である。図5において、曲線グラフは予測日照量を示し、棒グラフは単位時間ごとの予測電気使用量を示す。
予測日照量が高い場合、太陽光発電の発電量は多いと想定される。つまり、予測日照量が高い時間帯においては、供給量は多いと考えられる。そして、予測日照量が高い時間帯において、予測電気使用量が低い場合は、供給過多となり電力は余剰すると想定される。したがって、予測日照量が高く、かつ予測電気使用量が低い時間帯が充電に係る要請推定期間となる。
図4の例では、予測日照量が日照量閾値を上回り、かつ電気使用量が電気使用量閾値を下回る時間帯が要請推定期間とされている。
なお、その他の気象情報でも、需給予測は可能である。例えば、風力発電の場合は、予測風速が高い時間帯が要請推定期間となることが想定される。
ポーリング間隔決定部316は、通信量実績に基づき、期間決定部315により決定された期間のポーリング間隔を決定する。なお、通信量は、通信ネットワーク4に係る通信量とする。つまり、各蓄電システム2との通信量の総和とする。
例えば、1日単位でポーリング必須期間と、ポーリング間隔と、を決定する場合を考える。予測される翌日の基準ポーリング間隔Tは、次式で表される。
Figure 0006997555000001
PTは、翌日におけるポーリング実施期間の合計を示す。Cは1ヶ月あたりの通信量の上限値を示す。Tは、予測の対象の日が属する月の残りの日数を示す。例えば、5月31に6月1日の予測を行う場合は、予測の対象の日は6月1日であり、残りの日数は30日とする。Cは予測の対象の日が属する月の既に発生した通信量を示す。Cは空振りポーリング以外の通信の翌日の予測される合計通信量を示す。空振りポーリングとは、指示作成装置31に問い合わせを行ったが充放電の命令が出されておらず、ポーリング通信による要請に対してAckなどの受信確認のみが応答として返信されることである。Cは空振りポーリング1回あたりの通信量を示す。
式1の右辺の分母は、翌日の空振りポーリングの最大許容回数を示す。したがって、基準ポーリング間隔Tは、ポーリング間隔が全て同じ場合での翌日の最短ポーリング間隔を示す。
ポーリング間隔決定部316は、式1により算出された基準ポーリング間隔Tに基づいて、各期間のポーリング間隔を調整すればよい。例えば、ポーリング必須期間におけるポーリング間隔は基準ポーリング間隔Tよりも短くし、その他の期間は基準ポーリング間隔Tよりも長くすればよい。こうして、ポーリング必須期間におけるポーリング間隔は基準ポーリング間隔Tよりも短くすることにより、通信量の抑制と、電力需給制御の即時性の向上とが、両立する。
また、ポーリング間隔決定部316は、ポーリング間隔を蓄電システム2ごとに調整してもよい。例えば、蓄電池の特性、充放電実績などに基づき、ポーリング間隔を一定範囲内で調整する。充放電実績は、充放電目標容量達成に要した時間などが想定される。調整可能な所定範囲については、事前に定められていてもよいし、充放電実績に基づいて算出されてもよい。
例えば、第1の蓄電システムが有する第1蓄電池と、第2の蓄電システムが有する第2蓄電池とがある場合を想定する。そして、第1蓄電池が第2蓄電池と比べて、充電または放電速度が速いとする。このような場合において、第1蓄電池は第2蓄電池よりも短時間に所定容量まで充電または放電することができる。そのため、第1蓄電池は充放電指示の取得が若干遅れたとしても、電力需給への影響が小さい。ゆえに、第1蓄電池に対しては、充放電指示を取得するためのポーリングの間隔を基準ポーリング間隔よりも長くすることにより、通信量を一層抑制してもよい。
逆に、第1蓄電池と比べて、充電または放電速度が遅い第2蓄電池は、所定容量までの充電または放電に他の蓄電池よりも時間を要する。そのため、第2蓄電池は、充放電指示の取得が遅れると、電力需給への影響が大きい。ゆえに、第2蓄電池に対しては、充放電指示を取得するためのポーリングの間隔を基準ポーリング間隔よりも短くすることにより、電力需給制御の即時性を向上してもよい。
このように、通信量の抑制と電力需給制御の即時性とを両立させるために、蓄電システム2の特性に応じて、各蓄電システム2のポーリング間隔が変更されてもよい。上記の場合では、第1蓄電池のポーリング必須期間のポーリング間隔が、第2蓄電池の同期間のポーリング間隔よりも長いことが好ましい。
なお、上記では、ポーリング間隔決定部316が、各蓄電システム2の特性などを取得して、各蓄電システム2に対するポーリング間隔を調整することを想定したが、ポーリング間隔の調整はポーリング指示作成部317が行ってもよい。
ポーリング指示作成部317は、ポーリング指示を作成する。ポーリング指示には、ポーリング必須期間におけるポーリング間隔、または、ポーリング必須期間以外の期間(第2通信期間)におけるポーリング間隔が含まれる。なお、ポーリング必須期間以外の期間においてポーリングを行わないという指示も含めてよい。例えば、ポーリング必須期間以外の期間におけるポーリング間隔を所定値に設定し、蓄電システム2が所定値を受け取ったときはポーリングを行わないと予め定めておけばよい。
ポーリング指示は、蓄電システム2ごとに作成される。蓄電システム2ごとに、ポーリング指示がカスタマイズされてもよい。例えば、全ての蓄電システム2に対し、全く同じポーリング必須期間を指示すると、ポーリング必須期間の開始時刻に全ての蓄電システム2がポーリングを開始する。ゆえに、ほぼ同時刻に大量のポーリングが指示作成装置31に到達し、指示作成装置31の負荷が高まる。そこで、大量のポーリングが集中しないように、蓄電システム2ごとに、ポーリング必須期間の開始時刻をずらしてもよい。例えば、指示作成装置31の同時処理可能なポーリング数に基づき、蓄電システム2を複数のグループに分ける。そして、グループごとにポーリング必須期間の開始時刻をずらすように調整する。ずらす時間長は、予め定めておいてもよいし、所定範囲内の値をランダムに選択することにより定めてもよい。
通信部318は、蓄電システム2からの要求、つまりポーリング通信を受け付けて、当該蓄電システム2に対応するポーリング指示および充放電指示を、通信ネットワーク4を介して送信する。
記憶部319は、入力された情報、各構成要素の処理結果などを記憶する。記憶される情報は、特に限られるものではない。各構成要素は、アクセス可能とする。例えば、作成された、充放電指示およびポーリング指示は記憶部319に記憶され、通信部318が蓄電システム2からの要求を受けた際に、記憶部319からこれらの指示を取り出してもよい。また、各蓄電システム2から取得された蓄電池の特性、充放電実績などを記憶してもよい。
次に、各構成要素による処理の流れについて説明する。図6は、本実施形態に係る指示作成装置の全体処理の概略フローチャートの一例を示す図である。
需給情報取得部313が、電力需給予測のための情報を取得する(S201)。需給予測部314が、取得された予測情報に基づき、要請推定期間を予測する(S202)。期間決定部315が、要請推定期間に基づき、ポーリング必須期間を決定する(S203)。ポーリング間隔決定部316が、通信量実績に基づき、ポーリング間隔を決定する(S204)。ポーリング指示作成部317がポーリング開始時刻、ポーリング間隔などを調整した上で、ポーリング指示を蓄電システム2ごとに作成する。
なお、このフローチャートは一例であり、必要とされる処理結果を得ることができれば処理の順序等は限られるものではない。例えば、充放電要請の実施時間帯を予測する処理(S201とS202)の処理と、ポーリング必須期間を算出する処理(S203)と、ポーリング指示を作成する(S204)とが一連の処理と記載されているが、これらの処理が別々に行われてもよい。また、各処理の処理結果は逐次記憶部319に記憶され、各構成要素は記憶部319を参照して処理結果を取得してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、充放電要請が行われる時間帯を予測することにより、ポーリング通信の必須期間を決定する。そして、当該必須期間のポーリング間隔を短く、または、必須期間以外の期間のポーリング間隔を長くすることにより、通信量の削減と、電力需給制御の即時性とを両立する。
さらに、本実施形態によれば、指示作成装置31の応答タイミングを分散することができるため、需要側が増加しても、指示作成装置31の応答性を維持することができる。
なお、上記の実施形態は一例であり、上記実施形態の構成要素の一部が外部の装置にあってもよい。例えば、上記の実施形態では、指示作成装置31が需給予測部314を有していたが、需給予測部314が外部の装置にあってもよい。その場合、需給予測は、外部の装置から期間決定部315に渡される。
なお、指示作成装置31が通信または電気信号によりデータの受け渡しを行うことができる複数の装置から構成されてもよい。例えば、充放電指示を作成する構成要素を有する充放電指示作成装置と、ポーリング指示を作成する構成要素を有するポーリング指示作成装置とに分かれていてもよい。また、蓄電システム2の指示取得装置21と蓄電制御装置22とが、同一の装置であってもよい。
また、上記に説明した実施形態における各処理は、専用の回路により実現してもよいし、ソフトウェア(プログラム)を用いて実現してもよい。ソフトウェア(プログラム)を用いる場合は、上記に説明した実施形態は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用い、コンピュータ装置に搭載された中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等のプロセッサにプログラムを実行させることにより、実現することが可能である。
図7は、本発明の一実施形態におけるハードウェア構成の一例を示すブロック図である。指示作成装置31は、プロセッサ61と、主記憶装置62と、補助記憶装置63と、ネットワークインタフェース64と、デバイスインタフェース65と、を備え、これらがバス66を介して接続されたコンピュータ装置6として実現できる。また、指示作成装置31は、さらに入力装置67と、出力装置68とを備えていてもよい。
本実施形態における指示作成装置31は、各装置で実行されるプログラムをコンピュータ装置6に予めインストールすることで実現してもよいし、プログラムをCD-ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して配布して、コンピュータ装置6に適宜インストールすることで実現してもよい。
なお、図7では、コンピュータ装置は、各構成要素を1つ備えているが、同じ構成要素を複数備えていてもよい。また、図7では、1台のコンピュータ装置が示されているが、ソフトウェアが複数のコンピュータ装置にインストールされてもよい。当該複数のコンピュータ装置それぞれがソフトウェアの異なる一部の処理を実行することにより、処理結果を作成してもよい。つまり、指示作成装置31がシステムとして構成されていてもよい。
プロセッサ61は、コンピュータの制御装置および演算装置を含む電子回路である。プロセッサ61は、コンピュータ装置6の内部構成の各装置などから入力されたデータやプログラムに基づいて演算処理を行い、演算結果や制御信号を各装置等に出力する。具体的には、プロセッサ61は、コンピュータ装置6のOS(オペレーティングシステム)や、アプリケーションなどを実行し、コンピュータ装置6を構成する各装置を制御する。
プロセッサ61は、上記の処理を行うことができれば特に限られるものではない。プロセッサ61は、例えば、汎用目的プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態マシンなどでもよい。また、プロセッサ61は、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラム可能論理回路(PLD)に組み込まれていてもよい。また、プロセッサ61は、複数の処理装置から構成されていてもよい。例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせでもよいし、DSPコアと協働する1つ以上のマイクロプロセッサでもよい。
主記憶装置62は、プロセッサ61が実行する命令および各種データ等を記憶する記憶装置であり、主記憶装置62に記憶された情報がプロセッサ61により直接読み出される。補助記憶装置63は、主記憶装置62以外の記憶装置である。なお、記憶装置は、電子情報を格納可能な任意の電子部品を意味するものとする。主記憶装置62として、RAM、DRAM、SRAM等の一時的な情報の保存に用いられる揮発性メモリが主に用いられるが、本発明の実施形態において、主記憶装置62がこれらの揮発性メモリに限られるわけではない。主記憶装置62および補助記憶装置63として用いられる記憶装置は、揮発性メモリでもよいし、不揮発性メモリでもよい。不揮発性メモリは、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、フラッシュメモリ、MRAM等がある。また、補助記憶装置63として磁気または光学のデータストレージが用いられてもよい。データストレージとしては、ハードディスク等の磁気ディスク、DVD等の光ディスク、USB等のフラッシュメモリ、および磁気テープなどが用いられてもよい。
なお、プロセッサ61が主記憶装置62または補助記憶装置63に対して、直接または間接的に、情報を読み出しまたは書き込みまたはこれらの両方を行うならば、記憶装置はプロセッサと電気的に通信すると言うことができる。なお、主記憶装置62は、プロセッサに統合されていてもよい。この場合も、主記憶装置62は、プロセッサと電気的に通信していると言うことができる。
ネットワークインタフェース64は、無線または有線により、通信ネットワーク4に接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース64は、既存の通信規格に適合したものを用いればよい。ネットワークインタフェース64により、通信ネットワーク4または通信ネットワーク4とは異なる通信ネットワーク4を介して通信接続された外部装置7に出力結果などが送信されてもよい。
デバイスインタフェース65は、出力結果などを記録する外部装置7と接続するUSBなどのインタフェースである。外部装置7は、外部記憶媒体でもよいし、データベースなどのストレージでもよい。外部記憶媒体は、H7、CD-R、CD-RW、DVD-RAM、DVD-R、SAN(Storage area network)等の任意の記録媒体でよい。あるいは、外部装置7は出力装置でもよい。例えば、画像を表示するための表示装置でもよいし、音声などを出力する装置などでもよい。例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Disply Panel)、スピーカなどがあるが、これらに限られるものではない。
また、コンピュータ装置6の一部または全部、つまり指示作成装置31の一部または全部は、プロセッサ61などを実装している半導体集積回路などの専用の電子回路(すなわちハードウェア)にて構成されてもよい。専用のハードウェアは、RAM、ROMなどの記憶装置との組み合わせで構成されてもよい。
上記に、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 電力送配電システム
2 蓄電システム
21 指示取得装置
22 蓄電制御装置
23 蓄電池
3 通信方式決定システム
31 指示作成装置(情報処理装置)
311 充放電要請取得部
312 充放電指示作成部
313 需給情報取得部
314 需給予測部
315 期間決定部
316 ポーリング間隔決定部
317 ポーリング指示作成部
318 通信部
319 記憶部
4 通信ネットワーク
5 情報提供システム
6 コンピュータ装置
61 プロセッサ
62 主記憶装置
63 補助記憶装置
64 ネットワークインタフェース
65 デバイスインタフェース
66 バス
7 外部装置

Claims (14)

  1. 充電または放電に係る充放電指示を取得するために行われる第1ポーリング通信に係るポーリング指示を作成する情報処理装置であって、
    電力需給予測に基づき前記充放電指示が作成されると推定された推定期間を含む第1通信期間と、前記第1通信期間を含まない第2通信期間と、を決定する期間決定部と、
    前記第1通信期間における前記第1ポーリング通信の第1実行間隔と、前記第2通信期間における前記第1ポーリング通信の第2実行間隔と、を決定するポーリング間隔決定部と、
    前記第1実行間隔と、前記第2実行間隔と、を含む前記ポーリング指示を作成する指示作成部と、
    を備え、
    前記ポーリング間隔決定部は前記第1実行間隔を前記第2実行間隔よりも短くする
    情報処理装置。
  2. 前記ポーリング間隔決定部は、前記第1通信期間および前記第2通信期間を包含する第3期間において一定間隔で前記第1ポーリング通信を行うとした場合の前記第1ポーリング通信の間隔を示す基準間隔よりも前記第1実行間隔を短くし、前記基準間隔よりも前記第2実行間隔を長くする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ポーリング間隔決定部は、前記第3期間において前記基準間隔で前記第1ポーリング通信を行うとした場合の前記第3期間の通信量が所定の上限値を超えないように前記基準間隔を決定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記充放電指示によって蓄電池が充電または放電される場合に、前記蓄電池である第1蓄電池の充電または放電に要する時間が、前記蓄電池である第2蓄電池よりも短いときに、
    前記第1蓄電池の前記第1実行間隔が前記第2蓄電池の前記第1実行間隔よりも長い、
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記ポーリング間隔決定部は、前記基準間隔を、さらに通信量実績に基づき、決定する
    請求項3、または、請求項3に従属する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1ポーリング通信を受け付けて、受け付けた第1ポーリング通信の通信源に対応する充放電指示を前記通信源に送信する通信部
    をさらに備える請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の前記充放電指示によって複数の蓄電池が充電または放電される場合に、
    前記指示作成部が、前記複数のポーリング指示の少なくとも一部において、前記推定期間の開始時刻を変える
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記電力需給予測を生成する需給予測部
    をさらに備える請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記電力需給予測が、気象情報に基づき生成される
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 充電または放電に係る充放電指示を作成する情報処理装置と、
    前記情報処理装置に対して第1ポーリング通信を行うことにより、記充放電指示を取得する蓄電システムと、
    を備えた通信システムであって、
    前記情報処理装置は、
    電力需給予測に基づき前記充放電指示が作成されると推定された推定期間を含む第1通信期間と、前記第1通信期間を含まない第2通信期間と、を決定する期間決定部と、
    前記第1通信期間における前記第1ポーリング通信の第1実行間隔と、前記第2通信期間における前記第1ポーリング通信の第2実行間隔と、を決定するポーリング間隔決定部と、
    前記第1実行間隔と、前記第2実行間隔と、を含むポーリング指示を作成する指示作成部と、
    を備え、
    前記ポーリング間隔決定部は、前記第1実行間隔を前記第2実行間隔よりも短くし、
    前記蓄電システムは、前記情報処理装置から取得された前記ポーリング指示に基づき、前記第1通信期間において、前記第1実行間隔にて、前記第1ポーリング通信を行う
    通信システム。
  11. 前記情報処理装置が、前記蓄電システムからは、ポーリング通信のみを受け付け、
    前記蓄電システムが、前記ポーリング指示を取得するために前記情報処理装置に対し第2ポーリング通信を定期的に行う
    請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記蓄電システムが、所定の条件下においては、前記ポーリング指示によって指定された間隔ではなく、前記第1通信期間および前記第2通信期間を包含する第3期間において一定間隔で前記第1ポーリング通信を行うとした場合の前記第1ポーリング通信の間隔を示す基準間隔にて前記第1ポーリング通信を行う
    請求項10または11に記載の通信システム。
  13. 充電または放電に係る充放電指示を取得するために行われる第1ポーリング通信に係るポーリング指示を作成するための方法であって、
    電力需給予測に基づき前記充放電指示が作成されると推定された推定期間を含む第1通信期間と、前記第1通信期間を含まない第2通信期間と、を決定するステップと、
    前記第1通信期間における前記第1ポーリング通信の第1実行間隔と、前記第2通信期間における前記第1ポーリング通信の第2実行間隔と、を決定するステップと、
    前記第1実行間隔と、前記第2実行間隔と、を含む前記ポーリング指示を作成するステップと、
    を備え
    前記第1実行間隔は前記第2実行間隔よりも短くされる
    情報処理方法。
  14. 充電または放電に係る充放電指示を取得するために行われる第1ポーリング通信に係るポーリング指示を作成するためのプログラムであって、
    電力需給予測に基づき前記充放電指示が作成されると推定された推定期間を含む第1通信期間と、前記第1通信期間を含まない第2通信期間と、を決定するステップと、
    前記第1通信期間における前記第1ポーリング通信の第1実行間隔と、前記第2通信期間における前記第1ポーリング通信の第2実行間隔と、を決定するステップと、
    前記第1実行間隔と、前記第2実行間隔と、を含む前記ポーリング指示を作成するステップと、
    を備え
    前記第1実行間隔は前記第2実行間隔よりも短くされる
    プログラム。
JP2017151901A 2017-08-04 2017-08-04 情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム Active JP6997555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017151901A JP6997555B2 (ja) 2017-08-04 2017-08-04 情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017151901A JP6997555B2 (ja) 2017-08-04 2017-08-04 情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019033564A JP2019033564A (ja) 2019-02-28
JP6997555B2 true JP6997555B2 (ja) 2022-01-17

Family

ID=65523761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017151901A Active JP6997555B2 (ja) 2017-08-04 2017-08-04 情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6997555B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7179652B2 (ja) 2019-02-27 2022-11-29 三菱重工業株式会社 タービン静翼、及び蒸気タービン
CN116845973B (zh) * 2023-08-25 2023-11-21 湖北华中电力科技开发有限责任公司 一种风力供电方法和装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004312798A (ja) 2003-04-02 2004-11-04 Toshiba Corp 分散エネルギーシステムおよびその制御方法
JP2009065766A (ja) 2007-09-05 2009-03-26 Toshiba Corp 広域保護制御計測システムと方法
WO2011089678A1 (ja) 2010-01-22 2011-07-28 パナソニック株式会社 電力収集装置、電力計測装置及び電力収集方法
JP2014017793A (ja) 2012-07-11 2014-01-30 Kyocera Corp 電力制御装置
JP2014236541A (ja) 2013-05-31 2014-12-15 株式会社Nttドコモ 制御装置、プログラム
WO2016114147A1 (ja) 2015-01-15 2016-07-21 日本電気株式会社 蓄電池制御システム、蓄電池制御方法、及び、記録媒体
WO2016152307A1 (ja) 2015-03-25 2016-09-29 日本電気株式会社 通信装置、通信方法、およびプログラム
US20160380438A1 (en) 2015-06-29 2016-12-29 S&C Electric Company Adaptive polling in energy distribution systems
JP2017017808A (ja) 2015-06-29 2017-01-19 京セラ株式会社 電力管理装置及び管理サーバ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004312798A (ja) 2003-04-02 2004-11-04 Toshiba Corp 分散エネルギーシステムおよびその制御方法
JP2009065766A (ja) 2007-09-05 2009-03-26 Toshiba Corp 広域保護制御計測システムと方法
WO2011089678A1 (ja) 2010-01-22 2011-07-28 パナソニック株式会社 電力収集装置、電力計測装置及び電力収集方法
JP2014017793A (ja) 2012-07-11 2014-01-30 Kyocera Corp 電力制御装置
JP2014236541A (ja) 2013-05-31 2014-12-15 株式会社Nttドコモ 制御装置、プログラム
WO2016114147A1 (ja) 2015-01-15 2016-07-21 日本電気株式会社 蓄電池制御システム、蓄電池制御方法、及び、記録媒体
WO2016152307A1 (ja) 2015-03-25 2016-09-29 日本電気株式会社 通信装置、通信方法、およびプログラム
US20160380438A1 (en) 2015-06-29 2016-12-29 S&C Electric Company Adaptive polling in energy distribution systems
JP2017017808A (ja) 2015-06-29 2017-01-19 京セラ株式会社 電力管理装置及び管理サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019033564A (ja) 2019-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6257538B2 (ja) 電力需給調整要請量決定装置及びその方法
WO2015122196A1 (ja) 在宅状況判定装置、配送システム、在宅状況判定方法、在宅状況判定プログラム、および配送端末
EP3007299A1 (en) Demand adjustment plan generation apparatus, method, and program
EP2882071A1 (en) Grid integrated control device, grid control system, grid control device, program, and control method
JP6238023B2 (ja) 電力制御方法、電力制御装置、及び、電力制御システム
US10855080B2 (en) Systems and methods for generating power generation suppression control information by a control device
JP6414743B2 (ja) 電源制御装置、電源制御プログラム、電源制御方法及び電源制御システム
JP6997555B2 (ja) 情報処理装置、通信システム、情報処理方法、およびプログラム
JP2021065097A (ja) デマンド監視装置、デマンド監視システム、デマンド監視方法およびデマンド監視プログラム
WO2016002346A1 (ja) 電力制御システム及び電力制御装置
US20220337080A1 (en) Method and devices for optimizing backup power control using machine learning
JP2015141465A (ja) 電気自動車の管理装置及び方法
US20210167602A1 (en) Control apparatus and control method
US20150229128A1 (en) Method of managing electric power, power management device, and program
US20150100171A1 (en) Load control method, load control device, and electrical load device
JP6179237B2 (ja) 電力消費量予測システム、方法、及びプログラム
JP2012130106A (ja) 蓄電装置の管理装置、蓄電装置の管理方法、及び電力供給システム
JP7078358B2 (ja) 制御装置、電力管理システム、制御方法及びプログラム
JP6016681B2 (ja) 省エネルギーシステム
JP2016220450A (ja) 電源制御装置、電源システム、電源制御方法およびプログラム
JP5787365B2 (ja) 電力制御装置、電力制御システム、電力制御方法及びプログラム
JP6825968B2 (ja) 電力管理方法及び電力管理装置
JP6470997B2 (ja) 電力供給制御装置、電力供給制御方法および電力供給制御プログラム
JP6968431B2 (ja) 制御装置、システム及びプログラム
KR20150067860A (ko) 에너지 저장장치의 전력관리장치 및 전력관리방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211217

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6997555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151