JP6995301B1 - トレーニング器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】打ち出されたボールが、打者から視認することが容易で、打ちやすい飛行曲線を有するボールを安定して供給できるトスマシーンを提供することである。【解決手段】トスマシーンは、主面を有する取付板と、取付板の主面上に配置された第1の支持部材及び第2の支持部材と、一端側にボールを保持するためのボール受皿を有し、他端側が第1の支持部材に回転可能に取り付けられた送球アームと、第2の支持部材に回転可能に取り付けられ、送球アームを駆動するための駆動アームと、駆動アームの一端側に接続された弾性部材とを備える。弾性部材は、待機状態において駆動アームが第1の方向に回転するように付勢されており、稼働状態において、駆動アームが第1の方向に回転することにより、送球アームが回転し、ボールをボール受皿から放出するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、トレーニング器具に関するものである。より詳細には、腕の円滑な回転動作として、例えば投球動作をトレーニングしたり、矯正することができるトレーニング器具に関するものである。
人間が腕を使って、ボール等を投げる場合、肩を中心にして腕を回転させて、その回転によって生じる力を利用して、ボール等を投げるのが通常である。
球技の場合、例えば野球の投球動作ではテークバックからフォロースルーに至りボールをリリースする一連の動作が「力」を生む重要なポイントの一つになる。即ち、投球フォームは、肩を中心にした庇、腕の綺麗な円運動が実行できるか否かがポイントとなっている。
出願人は、上記一連の動作に関連する、手首、腕、肩等の投球動作に必要な筋肉を鍛錬するために、特許文献1において「鍛錬用具」を開示している。
また、出願人は、特許文献2、及び特許文献3において、筋力アップとストレッチ運動に加えて、投球フォームの矯正を図ることができるようなトレーニング器具を開示している。
特開昭50-91441号公報 特開平11-178385 号公報 特開2015-6248号公報
この特許文献1~3には、投球動作に必要な筋肉を鍛錬するための筋力アップ、ストレッチ運動、及び、投球フォームの矯正を図ることができるようなトレーニング器具を開示している。しかし、これらのトレーニング器具では、いずれも使用者の体に装着して使用するように構成されているため、装着するまでの時間と労力が必要であった。
そこで、本発明に係るトレーニング器具は、体に装着しなくとも、投球動作に必要な筋肉を鍛錬するための筋力アップ、ストレッチ運動、及び、投球フォームの矯正を図ることができるようなトレーニング器具を提供することを目的とする。
本発明に係るトレーニング器具は、投球練習を行うためのトレーニング器具であって、略円筒状の本体部と、貫通孔を有し、当該貫通孔を前記本体部に挿通させて可動可能に前記本体部に取り付けられるボール部と、前記本体部の一端に取り付けられ、使用者の手で把持するための持手部とを備える。前記本体部は、側面に凸形状の突起部を有し、使用者が前記持手部を把持して、本体部2を上下に振り落としたときに、前記ボール部の左右の振れに応じて、前記ボール部の貫通孔が前記突起部に接触してボール部の移動を制動するように構成されていることを特徴とする。また、前記本体部に設けられた前記突起部は、前記本体部からの高さを調整可能に構成されていてもよい。
本発明に係るトレーニング器具では、使用者が本体部を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、ボール部が、本体部に沿って、持手部から本体部の先端方向に移動する。このとき、投球フォームが悪い時は、ボール部は、突起部にボール部の貫通孔が接触し、ボール部が制動或いは停止される。一方、投球フォームが正しい場合は、投球する腕が前方に真直ぐ振りぬけられるので、ボール部は、突起部にボール部の貫通孔に接触せずに、本体部の前方の先端部まで到達することができる。つまり、ボール部が、突起部により制動或いは停止されるか否かで、使用者は自分の投球フォームが正しいか、悪いかを認識することができる。また、前記本体部に設けられた前記突起部は、前記本体部からの高さを調整可能に構成されているので、ボール部の左右の振れ幅や振れの程度を容易に認知することができる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記ボール部は、当該ボール部の内部に中空のバランスパイプを備えることができる。前記バランスパイプは、上下方向に延伸するボール部の中心軸に対して、ほぼ左右対称に取り付けられており、前記バランスパイプは、自由に移動可能なバランスウエイトを備えることを特徴としてもよい。
本発明に係るトレーニング器具では、バランスパイプの中空内部にバランスウエイトを設けることで、ボール部が左右に振れて飛行するときには、この左右の振れを増幅し、ボール部の振れが認知しやすい。一方、ボール部が、本体部に沿って真っすぐ飛行するときは、慣性によりそのまま真直ぐの軌道を飛行するので、正しい投球フォームでボールを投球していることが認知しやすくなる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記本体部は、当該本体部が延伸する方向に延伸する溝部を有し、前記ボール部は、前記溝部に沿って前記ボール部をガイドするためのボールガイド部材を有することを特徴としてもよい。溝部の延伸形状に対応してボール部が移動するので、使用者が、実際に近い感覚を持って、溝部の延伸形状に対応して変化球や直球などの球種を投球するときの投球フォームを矯正することができる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記本体部に設けられた前記突起部は、前記溝部の延伸形状に合わせて、前記本体部からの高さを調整可能に構成されていることを特徴としてもよい。突起部の本体部からの高さを好適に調整できるので、溝部の延伸形状によって、ボール部が、左右に偏心して移動した場合でも、突起部にボール部の貫通孔が接触せずに、ボール部が本体部に沿って前方に飛行することができる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記本体部は、略中央部に板状の平板部を有しており、前記平板部は、上下に対向する平板部材を含み、前記平板部材の間に、上下に弾性的に屈曲可能な板バネが設けられていることを特徴としてもよい。本体部に板状の平板部と、板バネを設けることにより、本体部は、平板部で上下に弾性的に屈曲することができる。これにより、使用者が実際にボールを投球したときの腕の振りを再現することができる。さらに、スナップをきかせたときの投球の感覚も体感しながら、投球フォームを矯正することができる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記ボール部と前記持手部を接続するためのワイヤーと、前記ワイヤーを巻き取るためのリールを有するリールホルダーとを更に備えることができる。前記リールホルダーは、前記リールから前記ワイヤーが繰り出されたときに、ワイヤーを巻き取る方向に弾性的に付勢する弾性部材を有することを特徴としてもよい。本体部を上下に振り落として、ボール部が、本体部に沿って、持手部から本体部の先端方向に移動した後、また、ボール部を持手部の方向に戻すことができる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記ボール部に接続された弾性部材を有し、前記弾性部材は、前記ボール部が先端側に移動したときに、前記ボール部を前記持手部側の方向に戻すように付勢されることを特徴としてもよい。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記本体部は、筒状の外側パイプと、当該外側パイプの内径よりも小さい外径を有し前記外側パイプ内にスライド可能に取り付けられた内側パイプを有している。また、前記内側パイプの先端側には、前記外側パイプの外径とほぼ同じ外径を有すると共に、内側パイプに沿って自由に移動可能に形成されたスライド案内キャップが設けられていることを特徴としてもよい。本体部を上下に振り落としたとき、ボール部が、スライド案内キャップと共に先端側に移動し、その後、内側パイプが、先端側に移動し、本体部全体が伸びるように構成されている。これにより、使用者が本体部を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、ボール部が、実際の投球と同様に手から離れて外側に伸びて飛行する動きを再現することができる。この結果、使用者が、実際に近い感覚を持って、投球フォームを矯正することができる。
また、本発明に係るトレーニング器具において、前記内側パイプの先端側に設けられたキャップと、前記キャップと前記スライド案内キャップとの間に設けられた弾性部材を備えていることを特徴としてもよい。ボール部が、スライド案内キャップと共に先端側に移動したとき、キャップとスライド案内キャップとの間に設けられた弾性部材が圧縮される。この結果、ボール部は、弾性部材が圧縮されたときの弾性力(反発力)により、持手部側に押し戻されることができる。
本発明に係るトレーニング器具では、使用者が本体部を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、ボール部が、本体部に沿って、持手部から本体部の先端方向に移動する。このとき、投球フォームが悪い時は、ボール部は、突起部にボール部の貫通孔が接触し、ボール部が制動或いは停止される。一方、投球フォームが正しい場合は、投球する腕が前方に真直ぐ振りぬけられるので、ボール部は、突起部にボール部の貫通孔に接触せずに、本体部の前方の先端部まで到達することができる。つまり、ボール部が、突起部により制動或いは停止されるか否かで、使用者は自分の投球フォームが正しいか、悪いかを認識することができる。本発明に係るトレーニング器具により、体に装着しないで、投球動作に必要な筋肉を鍛錬するための筋力アップ、ストレッチ運動、及び、投球フォームの矯正を図ることができる。
図1は、第1の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るトレーニング器具のボールロック部材が取り付けられた部分の拡大図を示す。 図4は、第2の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す図である。 図5は、、第2の実施形態に係るトレーニング器具の本体部の側面図を概略的に示す図である。 図6は、第3の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す図である。 図7は、第3の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す図である。 図8は、第4の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す図である。 図9は、本実施形態に係るトレーニング器具の使用状態を説明するための図である。
いくつかの実施形態に係るトレーニング器具を、以下に図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付する。
(第1の実施形態)
図1に、第1の実施形態に係るトレーニング器具1の外観を概略的に示す。図2に、トレーニング器具1の内部構造を説明するための断面図を概略的に示す。なお、図1(a)は、トレーニング器具1を正面から観た正面図を概略的に示した図である。図1(b)は、トレーニング器具1を上面から観た平面図を概略的に示した図である。また、図2(a)は、トレーニング器具1を正面から観た正面図(断面図)を概略的に示した図である。図2(b)は、トレーニング器具1を横方向から観た側面図((断面図)を概略的に示した図である。また、図2(c)は、トレーニング器具1を上面から観た平面図(断面図)を概略的に示した図である。
図1、及び2に示すように、トレーニング器具1は、略円筒状の本体部2と、本体部2に挿通させて可動可能に本体部2に取り付けられるボール部3と、本体部2の一端に取り付けられ、使用者の手で把持するための持手部4を有する。
本実施形態において、持手部4は、例えば、野球のボールの形状に合わせて直径が約68mm程度の球形となっているが、これに限定されず、野球のバットの持ち部やテニスラケットの持ち部の形状とほぼ同じ形状を有することもできる。
本体部2は、例えば、外径が約22mmφ、内径が約18mmφの鉄やアルミニウムなどの金属製パイプ又はプラスチックなどの樹脂製パイプから成ることができる。図1に示すように、本体部の先端部には、キャップ5が設けられている。
ボール部3は、使用者が本体部2を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、本体部2に沿って、持手部4から先端方向に可動可能に本体部2に取り付けられている。ボール部3の略中央部には、本体部2に挿通するための貫通孔6が設けられている。ボール部3が、本体部2に沿って自由に移動可能なようにするために、ボール部3の貫通孔6の内径(直径)は、本体部2の外径よりも大きい値になるように設計される。本実施形態では、ボール部3の貫通孔6の内径(直径)は、本体部2の外径よりも約0.5mm~5.5mm程度だけ大きい値になるように設計されている。本実施形態では、ボール部3の貫通孔6の直径は、24mm程度にすることができる。ボール部3の貫通孔6の内径(直径)と、本体部2の外径との差が小さく、例えば0.5mmよりも小さい場合、本体部2が変形したりしたときにボール部3が、本体部2の途中に引っ掛かり、スムーズな移動ができなくなる恐れがある。また、ボール部3の貫通孔6の内径(直径)が、本体部2の外径との差が大きく、例えば5.5mmよりも大きい場合、本体部2を振り落としたときに、ボール部3が左右に大きく振れて、この影響で本体部2にも左右のブレが生じ、本体部2を正しい投球フォームで真直ぐに振り落とした場合でも、使用者の肩や腕に負担を与えてしまう可能性がある。
ボール部3の貫通孔6には、本体部2との滑りをよくするために、スライドパイプ7を設けることができる。ボール部3の貫通孔6にスライドパイプ7を設けた場合は、スライドパイプ7の内径をボール部3の貫通孔6の内径として読み替えることができる。スライドパイプ7は、例えばスチール製パイプ、或いはアルミ製パイプ、又は樹脂製パイプなどを用いることができる。
本体部2の側面には、使用者が本体部2を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、ボール部3の動きに応じてボール部3の貫通孔6が接触するように配置された凸形状の突起部8を備えることができる。本実施形態では、第1突起部8aが、本体部2の中間部に設けられる。また、本体部2を上下に振り落とす前の初期状態にボール部3を保持するためのストッパーの機能を有する第2突起部8bを本体部2の持手部4側に設けている。
第1突起部8aは、本体部2のほぼ中間部に設けられている。第1突起部8aは、本体部2の両側側面にそれぞれ設けることができる。また、第1突起部8aの突起部の本体部2からの高さは、0.5mm~3mm程度とすることができる。
使用者が本体部2を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、ボール部3が、本体部2に沿って、持手部4から本体部2の先端方向に移動する。このとき、投球フォームが悪い時は、投球する腕が前方に真直ぐ振りぬけておられず、例えば腕がひねられた状態で振られることがある。このような投球フォームでボールを投球すると、ボールは腕のひねりに応じて、真っすぐに飛ばず、左右にぶれてしまう。使用者が本体部2を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときも、投球フォームに応じてボールの飛行状態が再現される。例えば、投球フォームが悪く、投球する腕が前方に真直ぐ振りぬけておられず、腕がひねられた状態で本体部2を上下に振り落としたときは、ボール部3は、まっすぐ飛ばず、左右に振れて飛行することになる。この結果、ボール部3は、第1突起部8aの突起部にボール部3の貫通孔6が接触し、ボール部3が制動或いは停止される。一方、投球フォームが正しい場合は、投球する腕が前方に真直ぐ振りぬけられるので、ボール部3は、第1突起部8aの突起部にボール部3の貫通孔6に接触せずに、キャップ5が設けられた本体部2の前方の先端部まで到達することができる。つまり、ボール部3が、第1突起部8aの突起部により制動或いは停止されるか否かで、使用者は自分の投球フォームが正しいか、悪いかを認識することができる。
また、第1突起部8aの突起部の高さは、一定の高さとすることもできるし、また、所定の範囲内で高さを調整するように構成することもできる。第1突起部8aの突起部の高さを所定の範囲内で調整するように構成することで、ボール部3の左右の振れ幅を認知することができる。このボール部3の振れ幅は、ボールを投球したときの腕のひねりの程度に対応するので、第1突起部8aの突起部の高さを変更しながら、ボール部3が、第1突起部8aの突起部により制動或いは停止される状態を確認することで、ボールを投球したときの腕のひねりの程度を知ることが可能となり、より効果的に投球フォームを矯正することができる。
また、図1及び2を参照すると、本体部2を上下に振り落とす前の初期状態にボール部3を保持するためのストッパーの機能を有する第2突起部8bが、本体部2の持手部4側に設けられている。第2突起部8bは、凸形状の突起部を有する。第2突起部8bは、本体部2を上下に振り落とす前の初期状態で、所定の位置にボール部3を保持するために、第2突起部8bの突起部の本体部2からの高さ(最大高さ)は、ボール部3の貫通孔6に接触する高さに調整されることができる。また、本体部2を上下に振り落として、ボール部3が、本体部2に沿って、持手部4から先端方向に移動し、その後、先端部から持手部4方向に戻ってきたときに、ボール部3をガイドし所定の位置で停止するように、第2突起部8bの突起部は、先端部から持手部4方向に向かって徐々に高さが高くなるような形状を有することができる。
図1及び2に示すように、筒状のバランスパイプ9がボール部3の内部に設けられている。バランスパイプ9は、中空のパイプ構造を有し、ボール部3の中心軸を中心として、ほぼ左右対称にとなるように、左右に延伸している。バランスパイプ9は、外径が約20mm程度であり、長さが約70mm程度とすることができる。また、バランスパイプ9は、アルミニウムなどの金属や、プラスチックなどから成ることができる。バランスパイプ9の中空内部には、バランスウエイト10を設けることができる。バランスウエイト10は、移動可能なものであれば何でもよく、くさり、粒、ボールなど種々の形状のものを用いることができる。また、金属、プラスチック、ガラスなどの材料から成ることができる。また、個体に限らず、水や油などの液体を用いることもできる。
バランスパイプ9の中空内部にバランスウエイト10を設けることで、ボール部3が左右に振れて飛行するときには、この左右の振れを増幅し、ボール部3の振れが認知しやすくなる。一方、ボール部3が、本体部2に沿って真っすぐ飛行するときは、慣性によりそのまま真直ぐの軌道を飛行するので、正しい投球フォームでボールを投球していることが認知しやすくなる。
また、本実施形態では、バランスパイプ9は、中心部から左右の方向に向かって徐々に高さが高くなるように傾斜して左右に延伸するようにボール部3に取り付けられている。これにより、バランスウエイト10がバランスパイプ9の中空内部で左右に移動しても、初期状態であるバランスパイプ9の略中心部に戻るようにすることができる。
また、図1及び2を参照すると、ボール部3は、持手部4とワイヤー11で接続されている。本体部2を上下に振り落として、ボール部3が、本体部2に沿って、持手部4から本体部2の先端方向に移動した後、また、持手部4の方向に戻すために、ワイヤー11を、例えばリールホルダー12に内蔵することができる。リールホルダー12は、ワイヤー11を巻き取るためのリールと、ワイヤー11が繰り出されたときに元に戻るようにように弾性的に付勢するばねなどの弾性部材を有することができる。
また、図1及び2を参照すると、本体部2の持手部側には、ボールロック部材13が取り付けられている。図3に、トレーニング器具1のボールロック部材13が取り付けられた部分の拡大図((断面図)を示す。図3(a)は、ボールロック部材13が押される前の状態を示している。図3(b)は、ボールロック部材13が押された後の状態を示している。図3に示すように、ボールロック部材13は、アーム部14と、アーム部14の一端側に取り付けられたストッパー止部15と、ストッパー止部15の反対側のアーム部14の他端側に設けられ、アーム部14の延伸方向と交差する方向に延伸する押出部16を有する。押出部16は、持手部に設けられた貫通孔を介して、外部に露出するように構成されている。また、アーム部14は、支柱部17を用いて、回転可能に本体部2に取り付けられている。アーム部14は、支柱部17に取り付けられた取り付け部を支点として、自由に回転することができる。
また、ボール部3には、ストッパー18が取り付けられている。ストッパー18には、本体部2を上下に振り落とす前の初期状態の位置にボール部3を保持するために、アーム部14の一端側に設けられたストッパー止部15が挿入される凹部状の孔部が設けられている。本実施形態では、持手部4は、ワイヤー11を取り付けるためのフランジ部19を有しており、本体部2を上下に振り落とす前の初期状態では、図3(a)に示すように、ボール部3は、フランジ部19に当接するように構成されている。また、フランジ部19には、ストッパー18が自由に挿抜されるように貫通孔が設けられており、本体部2を上下に振り落とす前の初期状態では、ストッパー18がフランジ部19の貫通孔に挿通されて、ストッパー18の孔部にアーム部14のストッパー止部15が係止可能に形成されている。
本体部2を上下に振り落とす前の初期状態で、ボールロック部材13の押出部16を、使用者が押すと、図3(b)に示すように、アーム部14が回転し、アーム部14のストッパー止部15がストッパー18の孔部から外れ、ボール部3が移動可能な状態となる。本実施形態では、さらに、アーム部14のストッパー止部15がストッパー18の孔部から外れた後に、アーム部14が元の位置に戻って、ストッパー18の孔部にアーム部14のストッパー止部15に係止されることを防ぐために、押出プランジャー20が持手部のフランジ部19に設けられている。アーム部14のストッパー止部15がストッパー18の孔部から外れると、押出プランジャー20に内蔵されたばねにより、押出プランジャー20に取り付けられた棒状のピンがボール部3を押し、ボール部3をフランジ部19から僅かに離すことができるので、ストッパー18の孔部にアーム部14のストッパー止部15に係止されることを防ぐことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るトレーニング器具101について説明する。 図4に、第2の実施形態に係るトレーニング器具101を概略的に示す。図4(a)は、トレーニング器具101を正面から観た正面図((断面図)を概略的に示した図である。図4(b)は、トレーニング器具101を横方向から観た側面図(断面図)を概略的に示した図である。また、図4(c)は、トレーニング器具101を上面から観た平面図(断面図)を概略的に示した図である。
また、図5に、トレーニング器具101の本体部102の側面図(断面図)を概略的に示す。
図4に示すように、トレーニング器具101では、本体部102の先端側に、スライド案内キャップ30が取り付けられている。本体部102の先端には、キャップ5が取り付けられている。また、キャップ5とスライド案内キャップ30との間には、第1弾性部材31が本体部102に取り付けられている。キャップ5には、第1弾性部材31が本体部102から抜けて脱落するのを防止するためのキャップフランジ部が設けられている。
図4において、トレーニング器具101では、本体部102を上下に振り落としたとき、ボール部3が、本体部102の外側パイプ40沿って、持手部4から本体部102の先端方向に移動した後、ボール部3を持手部4の方に戻すための手段として、実施形態1のワイヤー11の替わりに、第1弾性部材31を用いることができる。
また、図4に示すように、本体部102は、筒状の外側パイプ40と、外側パイプ40の内径よりも小さい外径を有する筒状の内側パイプ41を有することができる。外側パイプ40の一端側には、、持手部4が取り付けられている。また、内側パイプ41は、外側パイプ40に挿抜可能(スライド可能)に取り付けられている。また、外側パイプ40には、ばね等の第2弾性部材42が内蔵されており、第2弾性部材42の一端は、外側パイプ40の一端側に接続固定されている。本実施形態では、第2弾性部材42を留めるための留具が、外側パイプ40の一端側に取り付けられており、当該留具を用いて、第2弾性部材42の一端が、外側パイプ40の一端側に接続固定されている。留具としては、例えば棒状のピンを用いることができる。また、第2弾性部材42の他端側は、内側パイプ41の一端側に取り付けられている(図5参照)。
スライド案内キャップ30は、略円筒形を有し、内側パイプ41に挿通されている。スライド案内キャップ30の内径は、内側パイプ41の外径よりも僅かに大きい値になるように設計されており、本体部102の内側パイプ41に沿って自由に移動可能に本体部102に取り付けられている。スライド案内キャップ30の先端側には、鍔状のスプリング押部が設けられている。また、スライド案内キャップ30は、本体部102の外側パイプ40の外径と略同一の値を有する外径を有することができる。また、内側パイプ41と外側パイプ40の接続部がスライド案内キャップ30でカバーされるように構成されている。つまり、本体部102の外径は、ほぼ一定に維持され、内側パイプ41と外側パイプ40の接続部に段差が生じないように構成されている。これにより、ボール部3が本体部102の外側パイプ40に沿って先端側に向かって移動したときに、ボール部3の貫通孔6が、外側パイプ40からスライド案内キャップ30スムーズに挿通されて、内側パイプ41に沿って先端側に移動することができる。
本体部102を上下に振り落としたとき、ボール部3が、本体部102の外側パイプ40に沿って、持手部4から本体部102の先端方向に移動する。このとき、内側パイプ41と外側パイプ40の接続部がスライド案内キャップ30でカバーされるように構成されているので、ボール部3は、外側パイプ40からスライド案内キャップ30の方に挿通されて、スライド案内キャップ30と共に内側パイプ41に沿って、本体部102の先端側に移動する。このとき、スライド案内キャップ30のスプリング押部が、第1弾性部材31に当接し、弾性部材を本体部102の先端側方向に押す。第1弾性部材31が、キャップ5のキャップフランジ部に当接したとき、第1弾性部材31は、スライド案内キャップ30により押圧されて、圧縮される。ボール部3は、第1弾性部材31が圧縮されたときの弾性力(反発力)により、持手部4側に押し戻される。
また、本体部102を上下に振り落としたとき、ボール部3が、スライド案内キャップ30と共に先端側に移動し、第1弾性部材31に当接し、その後、さらに先端側に移動しキャップ5のキャップフランジ部に当接する。第1弾性部材31がキャップ5のキャップフランジ部に当接した後は、内側パイプ41が、同時に先端側に移動し、本体部102全体が伸びる。これにより、使用者が本体部2を投球フォームと同様のフォームで上下に振り落としたときに、ボール部3が、実際の投球と同様に手から離れて外側に伸びて飛行する動きを再現することができる。この結果、使用者が、実際に近い感覚を持って、投球フォームを矯正することができる。
内側パイプ41の一端は、第2弾性部材42に接続されており、内側パイプ41が先端側に移動すると、第2弾性部材42は引っ張られて、内側パイプ41を持手部4側の方向に戻すような弾性力が生じる。内側パイプ41は、第2弾性部材42の弾性力により、持手部4側の方向に戻されることができる。
また、 図2及び3を参照すると、内側パイプ41が先端側に移動して、外側パイプ40から抜けて脱落することを防止するための抜防止部材43が本体部102内に取り付けられている。抜防止部材43の一端側は、第2弾性部材42の一端が係止されている留具に接続固定されている。一方、抜防止部材43の他端側は、内側パイプ41の他端側に、例えば棒状ピンなどの留具を用いて接続固定されている。
上記で第2実施形態のトレーニング器具101について説明したが、上記で説明した以外の構成は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(第3の実施形態)
図6、及び図7に、第3の実施形態に係るトレーニング器具201を概略的に示す。図6は、トレーニング器具201の側面図(断面図)を概略的に示す図である。図7(a)及び(b)は、それぞれトレーニング器具201の側面図(断面図)を概略的に示す。なお、図7(a)と図7(b)では、トレーニング器具201の本体部202に設けた溝構造が異なっており、図7(a)に示したトレーニング器具201は、曲線の溝構造を有する本体部202が示されている。一方、図7(b)に示したトレーニング器具201は、略直線の溝構造を有する本体部202が示されている。
図7を参照すると、トレーニング器具201の本体部202には、本体部202が延伸する方向に延伸する溝部50が設けられている。溝部50は、本体部202の表面から、本体部の内孔まで到達する貫通溝とすることができる。
また、本体部202に設けられた溝部50は、例えば、図7(a)に示すように、曲線状に延伸する溝形状とすることができる。また、図7(b)に示すように、略直線状に延伸する溝形状とすることもできる。
図6及び7を参照すると、ボールガイド部材51がボール部3の表面に、例えばネジ等の固定部材を用いて取り付けられている。ボールガイド部材51の先端側は、本体部202に設けられた溝部50に挿通されており、溝部50に沿って自由に移動可能に構成されている。本体部202を上下に振り落としたとき、ボール部3が、ボールガイド部材51が溝部50に沿って移動し、ボール部3も溝部50の延伸形状に対応して、持手部4から本体部202の先端方向に移動することができる。本実施形態では、溝部50の幅は、ボールガイド部材51の幅よりも約0.5mm~1mm程度大きな値となるように設計されている。
ボールガイド部材51には、例えば、ばねなどの第3弾性部材52が接続されており、ボール部3が先端側に移動すると、第3弾性部材52は引っ張られて、ボール部3を持手部4側の方向に戻すような弾性力が生じる。ボール部3は、第3弾性部材52の弾性力により、持手部4側の方向に戻されることができる。
また、溝部50の延伸形状によって、ボール部が、左右に偏心して移動し、本体部2の側面に設けられた第1突起部8aにボール部3の貫通孔6が接触してボール部3が制動されるのを防止するために、第1突起部8aの突起部の本体部202からの高さを溝部50の延伸形状に合わせて調整できるようになっている。例えば、第1突起部8aとして、表面に雄ネジが形成されたボールプランジャなどを用いることができ、本体部202に雌ネジ部を設けて、当該雌ネジ部にボールプランジャの雄ネジを勘合して本体部202に取り付けられている。なお、本実施形態では、第1突起部8aが、本体部202の延伸方向に、2箇所設けられている。
図7(a)に示したように、本体部202に設けられた溝部50は、曲線状に延伸する溝形状を有することができる。本体部202を上下に振り落としたとき、ボール部3が、ボールガイド部材51が溝部50に沿って移動し、ボール部3も溝部50の延伸形状に対応して曲線状に持手部4から本体部202の先端方向に移動することができる。これにより、溝部50の延伸形状に対応してボール部3がカーブなどの変化球を投球したときと同様の動きで飛行することを再現できるので、使用者が、実際に近い感覚を持って、変化球を投球するときの投球フォームを矯正することができる。
同様に、図7(b)に示したように、本体部202に設けられた溝部50は、略直線状に延伸する溝形状を有することができる。本体部202を上下に振り落としたとき、ボール部3が、ボールガイド部材51が溝部50に沿って移動し、ボール部3も溝部50の延伸形状に対応して直線状に持手部4から本体部202の先端方向に移動することができる。これにより、溝部50の延伸形状に対応してボール部3が直球を投球したときと同様の動きで飛行することを再現できるので、使用者が、実際に近い感覚を持って、直球を投球するときの投球フォームを矯正することができる。
上記で第3実施形態のトレーニング器具201について説明したが、上記で説明した以外の構成は、第1実施形態又は第2実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(第4の実施形態)
次に、図8に、第4の実施形態に係るトレーニング器具を概略的に示す。図8(a)は、トレーニング器具301を正面から観た正面図(断面図)を概略的に示した図である。図8(b)は、トレーニング器具301を上面から観た平面図(断面図)を概略的に示した図である。
図8に示すように、トレーニング器具301の本体部302は、略中央部に板状の平板部60が設けられている。図8(a)を参照すると、本体部302の平板部60は、平板部60の左右に接続された筒状の本体部302から徐々に板状の形状を有するように構成されている。また、平板部60を構成する上下の平板部材の間には、上下に弾性的に屈曲可能な板バネ61が挟まれており、板バネが挟まれた状態で上下の平板部材が、例えばリベットなどの固定部材で固定されている。
本体部302の平板部60は、例えば、筒状の本体部302に上下に屈曲可能な状態で板バネを挿通し、挿通した状態で筒状から板状に加工することで形成することができる。
本体部302に板状の平板部60を設けることにより、本体部302は、平板部60で上下に弾性的に屈曲することができる。本体部302を上方向から下方向に振り落としたときに、ボール部3が、本体部302に沿って、持手部4から本体部2の先端方向に移動すると同時に、本体部302が、平板部60で上方向から下方向に弾性的に屈曲することができる。ボール部3は、本体部302を最後まで振り落とした時に、本体部302の先端側に到達することができる。このとき、本体部302の屈曲も最大となる。この本体部302を振り落とした時の動きは、使用者が実際にボールを投球したときの腕の振りを再現することができる。これにより、本体部302を上方向から下方向に振り落とすことで、使用者が実際にボールを投球したときと同様の腕の振りの感覚を体験できる。さらに、スナップをきかせたときの投球の感覚も体感しながら、投球フォームを矯正することができる。
上記で第3実施形態のトレーニング器具301について説明したが、上記で説明した以外の構成は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、トレーニング器具1を用いて、例えば野球のピッチング練習を行う際の使用方法について、図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、まず、使用者は、トレーニング器具1の本体部2の持手部4を握り、本体部2を上方に引き上げ、投球前の姿勢をとる。本体部2を投球前の最大の高さ(例えば、肩より上の位置)まで引き上げたとき、持手部4に設けられたボールロック部材13が、例えば使用者の頭部(帽子)に当接し、ボール部3に取り付けられたストッパー18が外れ、ボール部が自由に移動可能な状態となることができる。この状態で、使用者が本体部2を投球フォームと同様のフォームで、本体部2を上方から下方に振り落とす。この結果、ボール部3は、持手部4から先端方向に本体部2に沿って移動する。ボール部3は、本体部2を最後まで振り落とした時に、本体部2の先端側に到達することができる。ボール部3は、本体部2の先端側に到達した後、リールホルダー12に内蔵されたワイヤー11を用いて、持手部4側の元の位置まで戻される。
本体部2のほぼ中間部には、第1突起部8aが設けられており、使用者の投球フォームが悪い場合は、ボール部3は、まっすぐ飛ばず、左右に振れて飛行することになる。この結果、ボール部3は、第1突起部8aの突起部にボール部3の貫通孔6が接触し、ボール部3が制動或いは停止される。一方、投球フォームが正しい場合は、投球する腕が前方に真直ぐ振りぬけられるので、ボール部3は、第1突起部8aの突起部にボール部3の貫通孔6に接触せずに、キャップ5が設けられた本体部2の前方の先端部まで到達することができる。トレーニング器具1を用いることで、使用者は、正しい投球フォーム投球フォームを矯正することができる。
また、ボール部3には、バランスパイプ9の中空内部にバランスウエイト10を設けたバランスパイプ9が取り付けられている。これにより、ボール部3が左右に振れて飛行するときには、この左右の振れを増幅し、ボール部3の振れが認知しやすいようになる。一方、ボール部3が、本体部2に沿って真っすぐ飛行するときは、慣性によりそのまま真直ぐの軌道を飛行するので、正しい投球フォームでボールを投球していることが認知しやすくなる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
1、101、201、301 トレーニング器具
2、102、202、302 本体部
3 ボール部
4 持手部
5 キャップ
6 貫通孔
7 スライドパイプ
8 突起部
8a 第1突起部
8b 第2突起部
9 バランスパイプ
10 バランスウエイト
11 ワイヤー
12 リールホルダー
13 ボールロック部材
14 アーム部
15 ストッパー止部
16 押出部
17 支柱部
18 ストッパー
19 フランジ部
20 押出プランジャー
30 スライド案内キャップ
31 第1弾性部材
40 外側パイプ
41 内側パイプ
42 第2弾性部材
43 抜防止部材
50 溝部
51 ボールガイド部材
52 第3弾性部材
60 平板部
61 板バネ

Claims (10)

  1. 投球練習を行うためのトレーニング器具であって、
    略円筒状の本体部と、
    貫通孔を有し、当該貫通孔を前記本体部に挿通させて可動可能に前記本体部に取り付けられるボール部と、
    前記本体部の一端に取り付けられ、使用者の手で把持するための持手部と、を備え、
    前記本体部は、側面に凸形状の突起部を有し、使用者が前記持手部を把持して、本体部2を上下に振り落としたときに、前記ボール部の左右の振れに応じて、前記ボール部の貫通孔が前記突起部に接触してボール部の移動を制動するように構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
  2. 前記本体部に設けられた前記突起部は、前記本体部からの高さを調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトレーニング器具。
  3. 前記ボール部は、当該ボール部の内部に中空のバランスパイプを備え、
    前記バランスパイプは、上下方向に延伸するボール部の中心軸に対して、ほぼ左右対称に取り付けられており、
    前記バランスパイプは、自由に移動可能なバランスウエイトを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレーニング器具。
  4. 前記本体部は、当該本体部が延伸する方向に延伸する溝部を有し、
    前記ボール部は、前記溝部に沿って前記ボール部をガイドするためのボールガイド部材を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のトレーニング器具。
  5. 前記本体部に設けられた前記突起部は、前記溝部の延伸形状に合わせて、前記本体部からの高さを調整可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のトレーニング器具。
  6. 前記本体部は、略中央部に板状の平板部を有しており、
    前記平板部は、上下に対向する平板部材を含み、
    前記平板部材の間に、上下に弾性的に屈曲可能な板バネが設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のトレーニング器具。
  7. 前記ボール部と前記持手部を接続するためのワイヤーと、
    前記ワイヤーを巻き取るためのリールを有するリールホルダーと、を更に備え、
    前記リールホルダーは、前記リールから前記ワイヤーが繰り出されたときに、ワイヤーを巻き取る方向に弾性的に付勢する弾性部材を有することを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のトレーニング器具。
  8. 一端が前記ボール部に接続された弾性部材を有し、
    前記弾性部材は、前記ボール部が先端側に移動したときに、前記ボール部を前記持手部側の方向に戻すように付勢されることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のトレーニング器具。
  9. 前記本体部は、筒状の外側パイプと、当該外側パイプの内径よりも小さい外径を有し前記外側パイプ内にスライド可能に取り付けられた内側パイプを有し、
    前記内側パイプの先端側には、前記外側パイプの外径とほぼ同じ外径を有すると共に、内側パイプに沿って自由に移動可能に形成されたスライド案内キャップが設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のトレーニング器具。
  10. 前記内側パイプの先端側に設けられたキャップと、
    前記キャップと前記スライド案内キャップとの間に設けられた弾性部材を備えていることを特徴とする請求項9に記載のトレーニング器具。
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