JP6993386B2 - はんだ組成物及び電子回路実装基板 - Google Patents
はんだ組成物及び電子回路実装基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6993386B2 JP6993386B2 JP2019122509A JP2019122509A JP6993386B2 JP 6993386 B2 JP6993386 B2 JP 6993386B2 JP 2019122509 A JP2019122509 A JP 2019122509A JP 2019122509 A JP2019122509 A JP 2019122509A JP 6993386 B2 JP6993386 B2 JP 6993386B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- less
- mass
- mpa
- fatty acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/36—Selection of non-metallic compositions, e.g. coatings, fluxes; Selection of soldering or welding materials, conjoint with selection of non-metallic compositions, both selections being of interest
- B23K35/3612—Selection of non-metallic compositions, e.g. coatings, fluxes; Selection of soldering or welding materials, conjoint with selection of non-metallic compositions, both selections being of interest with organic compounds as principal constituents
- B23K35/3613—Polymers, e.g. resins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/36—Selection of non-metallic compositions, e.g. coatings, fluxes; Selection of soldering or welding materials, conjoint with selection of non-metallic compositions, both selections being of interest
- B23K35/365—Selection of non-metallic compositions of coating materials either alone or conjoint with selection of soldering or welding materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/02—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
- C08J3/09—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in organic liquids
- C08J3/091—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in organic liquids characterised by the chemical constitution of the organic liquid
- C08J3/095—Oxygen containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/02—Elements
- C08K3/08—Metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L93/00—Compositions of natural resins; Compositions of derivatives thereof
- C08L93/04—Rosin
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C1/00—Making non-ferrous alloys
- C22C1/04—Making non-ferrous alloys by powder metallurgy
- C22C1/05—Mixtures of metal powder with non-metallic powder
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
このはんだ合金を用いた接合方法として、例えばはんだ合金粉末とフラックス組成物とを混合したはんだ組成物を基板に印刷して行う方法が存在する。
しかしこのような場合、従来のはんだ組成物では、例えば微小な電子部品においてはチップ立ちが発生したり、下面電極の電子部品(の下に形成されたはんだ接合部)では溶融したはんだ中に取り込まれたままの溶剤等を起因としたボイドが発生したりと、電子部品の大きさや種類の違いによって様々な問題が発生し得る。
本実施形態に係るはんだ組成物に含まれるフラックス組成物は、ロジン系樹脂(A)と、活性剤(B)と、溶剤(C)とを含有する。
前記ロジン系樹脂(A)としては、例えばトール油ロジン、ガムロジン、ウッドロジン等のロジン;水添ロジン、重合ロジン、不均一化ロジン、アクリル酸変性ロジン、マレイン酸変性ロジン、ホルミル化ロジン等のロジン誘導体等が挙げられる。
なおロジン系樹脂(A)としては、ロジンに水素を添加した水添ロジン、ロジンまたはロジン誘導体をアクリル酸変性したアクリル変性ロジン樹脂、及び当該アクリル変性ロジン樹脂に水素を添加した水添アクリル変性ロジン樹脂等が特に好ましく用いられる。
また、これらは単独でまたは複数を組合せて使用することができる。
前記活性剤(B)としては、例えば、有機アミン、有機アミンのハロゲン化水素塩等のアミン塩(無機酸塩や有機酸塩)、有機酸、有機酸塩、有機アミン塩、臭素、塩素、沃素等のハロゲン化合物、イミダゾールやピラゾール等の含窒素環式有機化合物等が挙げられる。具体的には、例えばジエチルアミン塩、酸塩、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩、シクロヘキシルアミン臭化水素酸塩、臭素化トリアリルイソシアヌレート、トリス(2,3-ジブロモプロピル)イソシアヌレート、ポリ8,13-ジメチル-8,12-エイコサジエン二酸無水物、ダイマー酸等が挙げられる。
なお前記活性剤(B)として、特に、マロン酸、コハク酸、グルタル酸及び炭素数18の不飽和脂肪酸を二量化したダイマー酸等が好ましく用いられる。
また、これらは単独でまたは複数を組合せて使用することができる。
前記溶剤(C)としては、アルコール系、エタノール系、アセトン系、トルエン系、キシレン系、酢酸エチル系、エチルセロソルブ系、ブチルセロソルブ系、グリコールエーテル系、エステル系等が挙げられる。これらは単独でまたは複数を組合せて使用することができる。
またこれにより、仮にフラックス組成物が溶融したはんだの中に取り込まれた場合であっても、前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)はフラックス組成物の他の成分との相溶性にも優れるため、一体となってその中から排出され易く、これにより、はんだ接合部におけるボイドの発生を抑制することができる。
しかし前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)は非極性の脂肪族基を外に配向しているため吸湿性が低く、これを含むフラックス組成物もその吸湿性を低くし得る。これにより、皮張りの発生も防ぐことができ、はんだ組成物の増粘も抑制することができる。
前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)の粘度を上記範囲とすることで、高温での加熱時におけるフラックス組成物の流動性をより良好にすることができるため、はんだ接合部におけるボイドの発生をより抑制することができる。
また前記水酸基が2価以上の多価アルコール(C-1a)は、アルコール性水酸基を3基以上有していることがより好ましく、特に、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール及びポリグリセロールの少なくともいずれかであることが好ましい。
なお、前記2価以上の多価アルコール(C-1a)の水酸基は、エステル結合となり、残存していないことが、吸湿性を低減する上で望ましい。
特に、前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)として、1分子中、炭素数が12以上22以下の脂肪酸(C-1b)を3分子以上エステル結合したものが、ボイドや皮張り発生を低減する上で好ましく用いられる。
なお、前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)は、一種を単独でまたは複数を組合せて使用することができる。
前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)以外の溶剤としては、常温での粘度が30mPa・s以下の溶剤が、印刷性維持の観点から好ましく併用し得る。このような溶剤としては、特にフェニルグリコール等が挙げられる。
本実施形態に係るフラックス組成物には、チクソ剤を配合することができる。当該チクソ剤としては、例えば硬化ひまし油、ビスアマイド系チクソ剤(飽和脂肪酸ビスアマイド、不飽和脂肪酸ビスアマイド、芳香族ビスアマイド等)、ジメチルジベンジリデンソルビトール等が挙げられる。
これらの中でも特に、硬化ひまし油が前記チクソ剤として好ましく用いられる。硬化ひまし油は、他のチクソ剤と比較して軟化点が低いため、はんだ組成物の加熱時におけるフラックス組成物の流動性を向上し得る。そのため、チップ立ちの発生抑制効果を向上し得る。
なお、これらは単独でまたは複数を組合せて使用することができる。
前記酸化防止剤としては、例えばヒンダードフェノール系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、ビスフェノール系酸化防止剤、ポリマー型酸化防止剤等が挙げられる。これらの中でも特にヒンダードフェノール系酸化防止剤が好ましく用いられる。
前記酸化防止剤はこれらに限定されるものではなく、またその配合量は特に限定されるものではない。その一般的な配合量は、フラックス組成物全量に対して0.5質量%から5質量%程度である。
また本実施形態のフラックス組成物には、その効果を阻害しない範囲内において、ロジン系樹脂以外の樹脂を配合してもよい。
本実施形態のはんだ組成物は、上記フラックス組成物とはんだ合金からなる合金粉末(D)とを公知の方法にて混合して作製できる。
前記はんだ合金からなる合金粉末(D)に使用されるはんだ合金としては、例えばSn、Ag、Cu、Bi、Zn、In、Ga、Sb、Au、Pd、Ge、Ni、Cr、Al、P、In、Pb等を複数組合せたものが挙げられる。
その中でも特に、液相線温度が230℃以上245℃以下のものが前記はんだ合金として好ましく用いられる。このようなはんだ合金からなる合金粉末(D)を使用するはんだ組成物は、例えば電子回路基板の両面に、片面ずつ電子部品を実装する場合において、最初の電子部品の実装に好適に使用することができる。
即ち、先に電子回路基板の片面に、液相線温度が230℃以上245℃以下のはんだ合金からなる合金粉末(D)を使用するはんだ組成物を用いて電子部品を実装(はんだ接合部を形成)し、その後、当該はんだ合金よりも液相線温度の低いはんだ合金からなる合金粉末を使用するはんだ組成物を用いて、前記電子回路基板の別の片面に電子部品を実装することができる。
この際、液相線温度が230℃以上245℃以下のはんだ合金からなる合金粉末(D)を使用するはんだ組成物を用いて形成されるはんだ接合部は、後に行う、電子回路基板のもう一方の面の電子部品の実装において溶融し難いため、このような実装方法に最適に使用することができる。
また本実施形態のはんだ組成物は、例えば前記はんだ合金に酸化し易いSbを含んでいる場合であっても、上述の通り、はんだ組成物の加熱時における溶融したはんだ表面へのフラックス組成物の被覆量の大幅な低減を抑制し、且つ一定の粘度(流動性)を保ち得ることから、はんだ接合部におけるボイドの発生を抑制することができる。
はんだ接合部の強度向上等の観点から、前記はんだ合金としては、Sbを5質量%含み、残部がSnからなるはんだ合金が特に好ましく用いられる。
本実施形態の電子回路実装基板は、上記はんだ組成物を用いて形成されるはんだ接合部を有する。当該はんだ接合部は、例えば以下の方法により形成される。
即ち、電子回路基板上の予め定められた所定の位置に前記はんだ組成物を印刷し、更に当該電子回路基板上の所定の位置に電子部品(大きさ・種類の異なる電子部品を混在してもよい)を搭載し、これをリフローすることにより形成される。
このように形成されたはんだ接合部においては、上記はんだ組成物を用いて形成されるため、そのボイドの発生を抑制することができる。また実装された電子部品においては、上記はんだ組成物を用いて実装されることから、そのチップ立ちを抑制することができる。
そしてこのようなはんだ接合部を有する電子回路実装基板は、高い信頼性を発揮でき、半導体及び電子機器等に好適に用いることができる。
表1に記載の各溶剤(C)について、測定温度25℃の条件においてブルックフィールド回転粘度計(12rpm)を用いて計測した結果を表1に併せて記載する。なお、表1に記載の粘度の単位はmPa・sである。
表1に示す組成及び配合にて各成分を混練し、実施例1から3及び比較例1から6に係る各フラックス組成物を作製した。なお、表1のうち、組成を表すものに係る数値の単位は、特に断り書きがない限り質量%である。
次いで、実施例1から3及び比較例1から6に係るフラックス組成物11.5質量%と95Sn-5Sbはんだ合金粉末(粉末粒径1μmから12μm)88.5質量%とを混合し、実施例1から3及び比較例1から6に係るはんだ組成物を得た。
※2 アクリル変性ロジン イーストマン・ケミカル社製
※3 ダイマー酸 クレイトンポリマー社製
※4 トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 高級アルコール工業(株)製
※5 テトライソステアリン酸ペンタエリトリット 高級アルコール工業(株)製
※6 トリイソステアリン酸ジグリセリル 高級アルコール工業(株)製
※7 ジイソステアリン酸ジグリセリル 高級アルコール工業(株)製
※8 ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル 高級アルコール工業(株)製
※9 12-ステアロイルステアリン酸オクチルドデシル 高級アルコール工業(株)製
※10 リンゴ酸ジイソステアリル 高級アルコール工業(株)製
※11 イソステアリルアルコール 高級アルコール工業(株)製
※12 ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコール 日油(株)製
実施例及び比較例の各フラックス組成物5gについて、微量水分測定装置(製品名:AQUACOUNTER AQ-7、平沼産業(株)製)を用いて水分測定を行った。
次いで、上記各フラックス組成物を40℃90%に設定した高温高湿槽に投入し、24時間放置した。そしてその後、上記装置を用いて各フラックス組成物の水分測定を行い、高温高湿槽に入れる前後の各フラックス組成物の水分吸収増加率を算定し、以下の基準で評価した。
○:水分吸収増加率が3%未満
△:水分吸収増加率が3%以上5%未満
×:水分吸収増加率が5%以上
実施例及び比較例の各はんだ組成物30gを30℃に設定した高温槽に投入し、4日間放置した。その後、各はんだ組成物の表面の性状を目視で観察し、
以下の基準で評価した。
○:はんだ組成物の表面の性状に異常がない
△:はんだ組成物の表面に若干皮張りあり
×:はんだ組成物の表面に皮張りあり
以下の用具を用意した。
・プリント配線板(ランド直径:200μm)
・メタルマスク(厚み:50μm、開口直径:150μm)
・Cu板(厚み:0.5mm、研磨剤を用いて表面を研磨且つ洗浄済)
各プリント基板上に各はんだ組成物を上記メタルマスクを用いて印刷した。
次いで、各Cu板を上記各プリント基板上に載置してこれらをリフローし、はんだ部を有する各試験用基板を作製した。なお、リフロー条件は以下の通りである。
リフロー炉:製品名:TNP25-538EM、(株)タムラ製作所製
プリヒート:165℃から175℃で150秒間
ピーク温度:260℃
200℃以上の時間:105秒間
235℃以上の時間:60秒間
ピーク温度から200℃までの冷却速度:3℃から8℃/秒
酸素濃度:100±50ppm
そして各試験用基板について、はんだ部が形成された領域の中心部のうち、任意の400か所をX線検査装置(製品名:XD7600 Diamond、Nordson Dage社製)を用いて観察し、各はんだ部について、総ボイド面積率((ボイドの総面積)/(はんだ部の面積)×100))が10%以上であるはんだ部のボイド発生率を以下の基準で評価した。
なお、ボイド発生率は、以下の計算式で算出した。
ボイド発生率:総ボイド面積率10%以上のはんだ部の数/400×100
◎:ボイド発生率が0.5%未満
○:ボイド発生率が0.5%以上1%未満
△:ボイド発生率が1%以上4%未満
×:ボイド発生率が4%以上
Claims (7)
- ロジン系樹脂(A)と、活性剤(B)と、溶剤(C)とを含有するフラックス組成物と、
はんだ合金からなる合金粉末(D)とを含有し、
前記溶剤(C)は常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)を含有し、
前記ロジン系樹脂(A)の配合量は、前記フラックス組成物全量に対して15質量%以上50質量%以下であり、
前記活性剤(B)の配合量は、前記フラックス組成物全量に対して5質量%以上30質量%以下であり、
前記溶剤(C)全体の配合量は、前記フラックス組成物全量に対して20質量%以上70質量%以下であり、
前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)の配合量は、前記フラックス組成物全量に対して5質量%以上40質量%以下であり、
前記はんだ合金からなる合金粉末(D)の配合量は、はんだ組成物全量に対して63質量%以上93質量%以下であるはんだ組成物。 - 前記常温での粘度が150mPa・s以上500mPa・s以下の炭素数が12以上の脂肪酸エステル(C-1)はその構造に水酸基が2価以上の多価アルコール(C-1a)と炭素数が12以上22以下の脂肪酸(C-1b)のエステル結合を含む請求項1に記載のはんだ組成物。
- 前記水酸基が2価以上の多価アルコール(C-1a)はトリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール及びポリグリセロールの少なくともいずれかである請求項2に記載のはんだ組成物。
- 前記炭素数が12以上22以下の脂肪酸(C-1b)はその構造に分岐状のアルキル基または分岐状のアルケニル基を有する請求項2または請求項3に記載のはんだ組成物。
- 前記炭素数が12以上22以下の脂肪酸(C-1b)はイソステアリン酸である請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のはんだ組成物。
- 前記はんだ合金からなる合金粉末(D)はSbを含有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のはんだ組成物。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のはんだ組成物を用いて形成されるはんだ接合部を有する電子回路実装基板。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019122509A JP6993386B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | はんだ組成物及び電子回路実装基板 |
TW109121422A TWI829939B (zh) | 2019-06-28 | 2020-06-24 | 焊料組成物及電子電路封裝基板 |
KR1020200078182A KR20210002019A (ko) | 2019-06-28 | 2020-06-26 | 땜납 조성물 및 전자 회로 실장 기판 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019122509A JP6993386B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | はんだ組成物及び電子回路実装基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021007963A JP2021007963A (ja) | 2021-01-28 |
JP6993386B2 true JP6993386B2 (ja) | 2022-02-04 |
Family
ID=74127945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019122509A Active JP6993386B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | はんだ組成物及び電子回路実装基板 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6993386B2 (ja) |
KR (1) | KR20210002019A (ja) |
TW (1) | TWI829939B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115971719A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-04-18 | 深圳市唯特偶新材料股份有限公司 | 一种改善电子器件大面积焊盘焊接空洞焊锡膏 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075934A (ja) | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Tamura Seisakusho Co Ltd | はんだ組成物 |
JP2011020169A (ja) | 2009-07-21 | 2011-02-03 | Tamura Seisakusho Co Ltd | はんだ組成物 |
WO2011023394A1 (en) | 2009-08-29 | 2011-03-03 | Umicore Ag & Co. Kg | Solder alloy |
CN102513736A (zh) | 2011-12-27 | 2012-06-27 | 厦门市及时雨焊料有限公司 | 一种膏状焊接组合物及其制备方法和应用 |
JP2013052439A (ja) | 2011-08-08 | 2013-03-21 | Jsr Corp | フラックス組成物、電気的接続構造の形成方法、電気的接続構造および半導体装置 |
WO2017057651A1 (ja) | 2015-09-30 | 2017-04-06 | オリジン電気株式会社 | 還元ガス用ソルダペースト、半田付け製品の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3812859B2 (ja) * | 1997-09-03 | 2006-08-23 | ニホンハンダ株式会社 | フラックス |
JP6642270B2 (ja) | 2016-05-24 | 2020-02-05 | 住友金属鉱山株式会社 | はんだ用フラックスおよびはんだ用フラックスの製造方法、並びにはんだペースト |
-
2019
- 2019-06-28 JP JP2019122509A patent/JP6993386B2/ja active Active
-
2020
- 2020-06-24 TW TW109121422A patent/TWI829939B/zh active
- 2020-06-26 KR KR1020200078182A patent/KR20210002019A/ko unknown
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075934A (ja) | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Tamura Seisakusho Co Ltd | はんだ組成物 |
JP2011020169A (ja) | 2009-07-21 | 2011-02-03 | Tamura Seisakusho Co Ltd | はんだ組成物 |
WO2011023394A1 (en) | 2009-08-29 | 2011-03-03 | Umicore Ag & Co. Kg | Solder alloy |
JP2013052439A (ja) | 2011-08-08 | 2013-03-21 | Jsr Corp | フラックス組成物、電気的接続構造の形成方法、電気的接続構造および半導体装置 |
CN102513736A (zh) | 2011-12-27 | 2012-06-27 | 厦门市及时雨焊料有限公司 | 一种膏状焊接组合物及其制备方法和应用 |
WO2017057651A1 (ja) | 2015-09-30 | 2017-04-06 | オリジン電気株式会社 | 還元ガス用ソルダペースト、半田付け製品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20210002019A (ko) | 2021-01-06 |
JP2021007963A (ja) | 2021-01-28 |
TWI829939B (zh) | 2024-01-21 |
TW202108777A (zh) | 2021-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6310894B2 (ja) | はんだ組成物および電子基板の製造方法 | |
JP5667101B2 (ja) | はんだ組成物およびその製造方法、並びにプリント配線基板 | |
JP6310893B2 (ja) | フラックス組成物、はんだ組成物、および電子基板の製造方法 | |
JP6528102B2 (ja) | フラックス及びはんだ材料 | |
JP6824208B2 (ja) | フラックス及びソルダペースト | |
JP6138846B2 (ja) | はんだ組成物およびそれを用いた電子基板の製造方法 | |
JP6781218B2 (ja) | フラックス及びソルダペースト | |
JP6937093B2 (ja) | フラックス組成物及びソルダペースト | |
JP2015131336A (ja) | はんだ組成物およびそれを用いたプリント配線基板 | |
JP4788563B2 (ja) | はんだ付け用フラックス組成物およびはんだペースト | |
JP6993386B2 (ja) | はんだ組成物及び電子回路実装基板 | |
JP6275311B1 (ja) | ソルダペースト及びはんだ接合部 | |
JP7312534B2 (ja) | 微小チップ部品用はんだ組成物 | |
JP7133579B2 (ja) | はんだ組成物および電子基板 | |
KR102525010B1 (ko) | 플럭스 및 솔더 페이스트 | |
JP7202336B2 (ja) | はんだ組成物、および電子基板の製造方法 | |
JP7355542B2 (ja) | ソルダペースト | |
JP7478173B2 (ja) | フラックス組成物、およびはんだ組成物 | |
JP7348222B2 (ja) | はんだ組成物 | |
JP7148569B2 (ja) | フラックス組成物、はんだ組成物および電子基板 | |
JP7161510B2 (ja) | はんだ組成物および電子基板 | |
JP2022110593A (ja) | ソルダペースト | |
JP2024031830A (ja) | フラックス組成物、はんだ組成物、および電子基板 | |
JP2024137336A (ja) | フラックス組成物、はんだ組成物、および電子基板 | |
JP2024137337A (ja) | フラックス組成物、はんだ組成物、および電子基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6993386 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |