JP6993122B2 - 空気清浄化装置用のフィルタユニット - Google Patents
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Description
公知空気清浄化装置の一例として、縦長の略直方体状をなす壁面構造体による筺体と、該筺体の前面壁下部に開口形成した吸気口と、前記筺体の上面壁に形成した排気口と、前記吸気口の上方の当該筐体の高さ方向中間部位であってこの筺体内部を横断する姿勢で架台上に着脱自在に設置されたユニット化したHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter、以下、フィルタユニットという。)と、該フィルタユニットの上方で前記筺体の前面壁に設けた蓋付のフィルタ交換口とを備えて形成されたものがある。なお、前記フィルタユニットに代えてユニット化したULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter、以下、前記フィルタユニットに含まれるものとする。)を使用した空気清浄化装置もある。
因みに、下記の特許文献1~3に記載された従来の空気清浄化装置は、そのフィルタユニットが筐体内部に設けたフィルタ架台に水平姿勢で設けられているので、前記筐体の前面壁の吸気口にフィルタユニットを正立姿勢で気密に装着し、且つ着脱容易に装着することについては全く言及されていない。
特許文献4にはフィルタユニットを縦向き(正立姿勢)で設置する例が記載されているが、このフィルタユニットは、フィルタ部材のフィルタユニットへの装着を容易にする手段ついては特に触れられていなかった。。
空気清浄化装置の吸気口の壁面に着脱可能に取り付けられるフィルタユニットであり、空気清浄化装置の吸気口の壁面に対して気密に取り付けられる正面形状が略矩形環状をなす略フランジ状の外枠と、該外枠の裏面に垂直で背面後方へ延出され、少なくともフィルタ部材より長い略角筒状をなす内枠と、当該内枠の内部に全長が収納保持されるフィルタ部材と、前記内枠が保持したフィルタ部材を当該内枠の後端部において支持するフィルタ押え部材とを備えたことを特徴とする。
なお、Lの字は、水平線部分と垂直線部分からなり、垂直部分の最下部から右方向に水平部分がある。本発明においては、フィルタユニット正面の中央縦断面を右側から見た上側部分の形状(側断面形状)をもって略L状と略逆L状を区別する。下側部分の側断面形状は上側部分の形状とは対称形状になる。そこで、略L状とは、垂直部分の最下部から右方向に水平部分がある形状をいう。また、略逆L状とは、垂直部分の最上部から右方向に水平部分がある形状のことを意味する。
特に、側断面形状が略逆L状で正面形状が略矩形環状をなす略フランジ状の外枠と、該外枠の垂直辺の裏面に側断面略L状の前端部が気密に接合され後端側が当該外枠の背面後方へ延出された略角筒状をなす内枠と、前記内枠の内部に略全長を保持させるフィルタ部材と、前記内枠が保持したフィルタ部材を当該内枠の後端部において支持するフィルタ押え部材と、前記外枠の略逆L状部の背面全域に配置した気密用のパッキンと、前記外枠の全周上に前記パッキンを通して設けた複数のネジ杆用の穴とを備えてフィルタユニットに形成したから、そのフィルタユニットの空気清浄化装置への装着は、当該装置の立壁に形成した吸気口の外周に沿って突出して設けた前記ネジ杆用の穴と対応するネジ孔を有するフィルタユニット装着部に、前記パッキンにおいて当該フィルタユニットを嵌め、前記各ネジ杆用の穴から前記ネジ孔にネジ杆を夫々に螺挿し各ネジ杆を緊締することにより前記吸気口に気密に装着し、前記緊締したネジ杆を緩めて前記吸気口に気密に装着した前記フィルタユニットを当該吸気口から取り外すから、フィルタユニットの着脱を至って容易、簡便に行うことができる。
図1~図5に例示したフィルタユニット1において、11は、外周縁部が後方へ向けて水平に略90度曲げられた側断面略逆L状の折縁部11aを有する、正面から視て矩形のフランジ状をなす外枠、12は前記外枠11の垂直な内周辺11bの裏面から当該外枠1の背面に向けて延出するように配置された短い略角筒状の内枠で、該内枠12における先端側は前記内周辺11bの裏面に面接合するため側断面略L状に立ち上がった垂直な接合面12aを備えている。
前記筐体2の上面壁24には排気口4が形成され、また該上面壁24の排気口4の前面には、後述する差圧計ボックス5が配置されており、更に前面壁20のフィルタユニット1の上方には、フィルタユニット1を通過したろ過すべき物質を検出するためのフィルタ測定ノズルFnが設けられている。
前記吸気口3には、先に図1~図5により説明した本発明フィルタユニット1が着脱自在で且つ気密に装着されるので、以下に説明する。
更に、側断面形状が略逆L状で正面形状が略矩形環状をなす略フランジ状の外枠11と、該外枠11の垂直辺の裏面に側断面略L状の前端部が気密に接合され後端側が当該外枠11の背面後方へ延出された略角筒状をなす内枠12と、前記内枠12の内部に略全長を保持させるフィルタ部材13と、前記内枠12が保持したフィルタ部材13を当該内枠12の後端部において支持するフィルタ押え部材16と、前記外枠11の略逆L状部の背面全域に配置した気密用のパッキン14と、前記外枠11の全周上に前記パッキン14を通して設けた複数のネジ杆用の穴15とを備えて形成したから、例えば空気清浄化装置ACの前面に設けた吸気口3に前記ネジ杆15aを締結するだけで気密に装着することができ、ろ過面を封し板で塞ぎ前記ネジ杆15aを緩めて外すだけでフィルタユニット1を容易かつ迅速に取り外すことができる。
1 本発明フィルタユニット
11 外枠
12 内枠
13 フィルタ部材
14 パッキン
15 ネジ穴
15a ネジ杆
16 押え部材
2 筺体
20 前面壁(立壁)
21 背面壁
22,23 側面壁
24 上面壁
25 底面壁
26 基台
3 吸気口
31 フィルタユニットの支持枠
32 支持枠の31のネジ穴
4 排気口
5 差圧計ボックス
Claims (5)
- 空気清浄化装置の吸気口の壁面に着脱可能に取り付けられるフィルタユニットであり、空気清浄化装置の吸気口の壁面に対して気密に取り付けられる正面形状が略矩形環状をなす略フランジ状の外枠と、該外枠の裏面に垂直で背面後方へ延出され、少なくともフィルタ部材より長い略角筒状をなす内枠と、当該内枠の内部に全長が収納保持されるフィルタ部材と、前記内枠が保持したフィルタ部材を当該内枠の後端部において支持するフィルタ押え部材とを備えたことを特徴とするフィルタユニット。
- 略フランジ状の外枠は、上側部分の側断面形状が略逆L状で正面形状が略矩形環状をなし、略角筒状をなす内枠は、該外枠の垂直な内周辺の裏面に上側部分の側断面略L状の前端部が気密に接合され後端側が当該外枠の背面後方へ延出された略角筒状をなすと共に前記内枠の内部にフィルタ部材の略全長を収納し、前記内枠に収納されたフィルタ部材は、前記内枠の後端部においてフィルタ押え部材で支持され、前記外枠の略逆L状部の背面全域に配置した気密用のパッキンと前記パッキンを貫通して設けた複数のネジ杆用の穴と前記ネジ穴から前記吸気口側にねじ込まれるネジ杆によって、前記外枠の背面において前記吸気口の壁面に気密に取付けられる請求項1記載のフィルタユニット。
- 上側部分の側断面形状が略逆L状で正面形状が略矩形環状をなす略フランジ状の外枠と、該外枠の垂直な内周辺の裏面に上側部分の側断面略L状の前端部が気密に接合され後端側が当該外枠の背面後方へ延出された短い略角筒状をなす内枠と、フィルタフレームに略側面全域がカバーされたフィルタ部材であって前記内枠の内部に長さ方向の一部が保持されるフィルタ部材と、前記フィルタフレームを前記内枠に結合させる当該フィルタフレームの支持部材と、前記外枠の略逆L状部の背面全域に配置した気密用のパッキンと、前記パッキンを通して設けた複数のネジ杆用の穴と、前記穴からねじ込まれるネジ杆によって、前記外枠の背面において前記吸気口の壁面に気密に取付けられることを特徴とする請求項1に記載のフィルタユニット。
- 請求項2又は3のフィルタユニットは、前記吸気口の壁面から突出して設けられた前記ネジ杆用の穴と対応する底付ネジ穴を有するフィルタユニット装着部に前記外枠のパッキンにおいて嵌め、前記各ネジ杆用の穴から前記ネジ穴にネジ杆を夫々に螺挿し、各ネジ杆を緊締することにより前記吸気口に気密に取付け、前記各ネジ杆を弛緩することによって前記吸気口から取り外すようにしたフィルタユニット。
- フィルタユニットは、前記外枠の内周側縁に嵌める封し板を備え、これにより、使用後に吸気口の壁面から取り外すとき汚染物質の飛散を防ぐようにした請求項1~4のいずれかに記載したフィルタユニット。
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