JP6992344B2 - ランドマーク選定方法及びランドマーク選定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両の位置推定に利用できるランドマーク選定方法及びランドマーク選定装置に関する。
ランドマークとは、目印となる地理学上の特徴物のことである。撮像した画像から抽出した特徴点からランドマークを特定し、該ランドマーク用いて自車両の位置を推定する装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特徴点とは、撮像した画像に含まれる例えば、路面の白線、道路上の構造物、及び道路周辺の建物の輪郭などである。撮像した画像には、不要な特徴点が多数含まれるため、それらを除去する必要がある。
特開2012-127896号公報
しかしながら、特許文献1には、不要な特徴点を除去する具体例が開示されていない。そのため、不要な特徴点に基づいてランドマークを特定する場合があり、測位精度の悪化、及び無効な計算量の増加などの課題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ロバスト(頑健)な車両の位置推定のためのランドマーク選定方法及びランドマーク選定装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係わるランドマーク検出方法は、車両の周囲の画像からランドマークを選定するランドマーク選定方法であって、前記画像を取得し、前記画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、該画像領域より小さな画素の範囲であるテンプレート枠を適合させて、該テンプレート枠内の画像の輝度分散を算出し、前記画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、前記テンプレート枠を前記画像上に重複しないように1画素ずつずらして配置させて、前記画像前記画像領域と、前記テンプレート枠内のそれぞれの画像領域との一致度を算出し前記画像内における複数の前記一致度の分散である位置分散を算出し、前記輝度分散と前記位置分散を用いて前記抽出され特徴点の中からランドマークを選定する。
本発明のランドマーク選定方法によれば、ロバストな位置推定のためのランドマークを選定できる。
本発明の実施形態に係るランドマーク選定装置の構成を例示したブロック図である。 図1に示すランドマーク選定装置の処理手順を示すフローチャートである。 輝度分散を説明するための模式図である。 図1に示す画像情報センサで撮像した画像情報とテンプレートパッチと輝度分散の関係を模式的に示す図である。 位置分散を説明するための模式図である。 図1に示す画像情報センサで撮像した画像情報とテンプレートパッチと位置分散の関係を模式的に示す図である。 図1に示すフローチャートの一部を変形した変形例のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るランドマーク選定装置の構成を例示したブロック図である。図1に示すランドマーク選定装置100は、車両の周囲の画像からランドマークを選定する装置である。
ランドマーク選定装置100は、例えば、学習したランドマーク及び走行軌跡に基づいて車両の自律的な走行制御を実行する自己位置推定フェーズ(オンライン)で用いられる。また、自律的な走行制御の前にランドマーク及び走行軌跡を学習させる事前学習フェーズ(オフライン)でも用いられる。
以降の説明では、ランドマーク選定装置100の動作を、事前学習フェーズで用いる場合の例で説明する。なお、自己位置推定フェーズにおいてもランドマーク選定装置100の動作に変わりはない。
ランドマーク選定装置100は、画像情報センサ10、位置計測センサ20、ジャイロ30、移動量センサ40、ランドマーク選定部50、ランドマーク一時記憶部60、ランドマーク追跡部70、及び制御部80を備える。
画像情報センサ10は、車両の周囲の画像を取得する。画像情報センサ10は、例えば複数のカメラで構成しても良い(カメラ10a~10dは図示せず)。例えば、カメラ10aは車両の前方に搭載されて車両前方を撮像する。カメラ10bは車両の後方に搭載されて車両後方を撮像する。カメラ10cは車両の左側に搭載されて車両左側を撮像する。カメラ10dは車両の右側に搭載されて車両右側を撮像する。それぞれのカメラは、車両のルーフより下方に設置される。このように、例えば撮像素子を用いて画像を取得する。尚、ランドマークの選定に用いる画像は、カメラ10a~10dのどのカメラで撮像されたものでも構わない。
位置計測センサ20は、車両の位置情報を計測する。位置計測センサ20は、例えばGPS等の手段を用いて車両の位置を計測する。位置計測センサ20は、画像情報センサ10と連動し、画像情報センサ10が画像情報を取得すると撮影位置(位置情報)を計測する。
ジャイロ30は、車両の重心の鉛直軸周りのヨーレイト(回転角速度)を検出する。この回転角速度から、車両の進行方向に対する向き(姿勢)を検出することができる。ジャイロ30は、車両の向きをリアルタイムで計測する。
移動量センサ40は、例えば車両の車輪速を検出するセンサであり、車両の移動量を検出する。
ランドマーク選定部50は、画像情報センサ10から車両の周囲の画像、位置計測センサから位置情報、ジャイロ30から車両の姿勢情報、及び移動量センサ40から車両の移動量情報を取得して、ランドマークとして選定する前のランドマーク候補を出力する。なお、姿勢情報と移動量情報は、画像情報に含ませることが可能である。姿勢情報と移動量情報を、画像情報に含めた場合は、ジャイロ30と移動量センサ40は不要である。
ランドマーク一時記憶部60は、ランドマーク選定部50が出力するランドマーク候補を記憶する。ランドマーク一時記憶部60は、画像情報センサ10が画像情報を取得する時間の単位(1フレーム)でランドマーク候補を記憶する。つまり、フレームが更新されて存在しなくなったランドマーク候補は、フレーム更新時に消去される。
ランドマーク追跡部70は、例えば2フレーム間以上で存在するランドマーク候補を、ランドマークPiに選定して外部に出力する。ランドマークPiは、一つの画像から数十個が選定される。Piは、ランドマークを識別するインデックスである。ランドマークPiには、位置情報、姿勢情報、及びカメラパラメータ等が添付されて出力される。カメラパラメータとは、画像情報センサ10を構成する例えばカメラの仕様情報である。
ランドマークPiは、例えば地図マッチング部(図示せず)において、地図上に配置される。又は、位置推定部(図示せず)に入力され、ランドマーク選定装置100が搭載された例えば車両の位置の推定に利用される。
制御部80は、ランドマーク選定装置100の各機能構成部が、連携して動作するように各機能構成部の動作を制御する。制御部80は、ランドマーク選定部50、ランドマーク一時記憶部60、及びランドマーク追跡部70の機能を含めて一体化させて、コントローラと称しても良いものである。
各センサ(10~40)を除くランドマーク選定装置100は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
図2は、ランドマーク選定装置100の処理手順を示すフローチャートである。図1と図2を参照してランドマーク選定装置100の動作を詳しく説明する。
ランドマーク選定部50は、画像情報センサ10から車両の周囲の画像を取得する。画像は、例えば1/15秒のフレーム毎に更新される。
ランドマーク選定部50は、ランドマークPiを識別する変数iを1に初期化する(ステップS2)。そして、画像から特徴点を抽出する(ステップS3)。
特徴点は、路面の白線や建物の輪郭などに対応する線分や角点などである。特徴点は、画像を構成する画素の明度・輝度などの差分を求めることで抽出できる。
ランドマーク選定部50は、画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、テンプレート枠を適合させる(ステップS4)。そして、テンプレート枠内の画像領域の輝度分散を算出する(ステップS5)。
(輝度分散)
図3を参照して輝度分散について説明する。図3は、画像Gを例えば15×15画素の画像とし、特徴点をアルファベットの「A」とした図である。特徴点である「A」に、5×5の画素数のテンプレート枠TPが適合されている。
図4は、輝度分散を模式的に示す図である。歩道を含む道路の画像情報Gの中央付近の白線部分に、テンプレート枠TPが適合され、白線部分の輝度が高く、白線から離れるに従って輝度が低下する輝度分散を表す輝度ヒストグラムが求められている。
輝度分散は、テンプレート枠TG内の全ての画素の輝度分散、つまりxy平面の輝度分散であっても良い。又はx軸方向、又はy軸方向の一軸方向の輝度分散であっても良い。
図3に示すテンプレート枠TPの画像領域の輝度分散は、例えば画素x=消灯、x=点灯、x=点灯、x=点灯、x10=消灯の変化から求める。また、例えばx=消灯、x=消灯、x=点灯、x10=消灯、x11=点灯の変化から求めても良い。また、画素のR,G,Bのそれぞれの画素値(0~255)の分散を求めても良い。
ランドマーク選定部50は、算出した輝度分散と第1閾値を比較する(ステップS6)。輝度分散が第1閾値よりも小さい場合は、テンプレート枠TPの範囲内の画像のコントラストが悪く、ランドマーク候補とする特徴点として適当ではない。そこで該特徴点を破棄し、他の特徴点を抽出する処理に戻る(ステップS3)。
輝度分散が第1閾値よりも大きい場合の特徴点は、ランドマーク候補として適当である。そこで、次に該特徴点の位置分散を算出する(ステップS7)。
(位置分散)
位置分散は、画像から抽出された特徴点を含む画像領域にテンプレート枠TPを適合させて、画像G内の画像領域と、テンプレート枠TP内の画像領域と、の一致度を算出し、その一致度の画像G内における分散である。位置分散は、テンプレート枠TP内の画像領域に類似する画像領域が画像G内に多く含まれる場合は大きく、また、テンプレート枠TP内の画像領域に類似する画像領域が画像G内に多く含まれない場合は小さくなる分散である。図5を参照して位置分散について説明する。
図5は、図3と同様に画像Gを例えば15×15画素の画像とし、テンプレート枠TPの大きさを例えば5×5の画素の範囲とした図である。特徴点も図3と同様に画像Gの中心に描かれたアルファベットの「A」である。
画像G内の画像領域と、テンプレート枠TP内の画像領域と、の一致度を算出する。一致度は、テンプレート枠TPに囲まれた特徴点の画像を、画像G上に重複しないように1画素ずつずらして配置させ、特徴点「A」との一致・不一致を見た値である。
テンプレート枠TP内の画像領域の特徴点「A」の画像を、画像G上の「A」に重ねると、画素xに「25」で示す最も大きな一致度が得られる。この一致度は、テンプレート枠TP内の画素の点灯状態が一致すれば「1」、不一致であれば「0」としてテンプレート枠TP内のそれらの値を累計した値である。なお、一致度は、画素のR,G,Bのそれぞれの画素値(0~255)を比較して求めても良い。
上記の一致度「25」は、この例における一致度の最大値である。この状態から、テンプレート枠TPを-x方向に1画素分ずらした場合の一致度は「17(x)」である。つまり、点灯状態で一致する画素数が10→2個に減少する。
また、一致度「25」の状態から、テンプレート枠TPをy方向に1画素分ずらした場合の一致度は「19(x)」である。つまり、点灯状態で一致する画素数が10→4個に減少する。
また、テンプレート枠TP内の画像領域の特徴点「A」の画像を、画像Gのx~xに重ねた場合の一致度は「15(x)」である。同様に特徴点「A」の画像を、画像Gのx11~x15、画像Gのx11~x15、及び画像Gのx1111~x1515のそれぞれに重ねた場合の一致度も「15(x13)」、「15(x13)」、「15(x1313)」である。
このように一致度は、テンプレート枠TPを重ねられる範囲で得られる。逆の言い方をすれば一致度は、テンプレート枠TPを重ねられる範囲でしか得られない。一致度が得られる範囲を、例えば探索範囲THと称する。
図6は、画像Gとテンプレート枠TPと探索範囲THと位置分散の関係を模式的に示す図である。テンプレート枠TPを適合させた画像領域(道路の白線部分)に一致(類似)する画像は、画像Gの中央部分にのみ存在し、他の探索範囲TH内に存在しないことを示している。
図5に示す例では、一致度は画素xで最大値の「25」を示し、何れの方向でも一様に低下する分布を示す。この一致度の分散を計算したものが位置分散である。画像Gの画像領域とテンプレートTPの画像領域との一致度を分布にした時、テンプレート枠TPとの一致度が近い画素の数が多いほど一致度の分散が大きくなり、逆に、テンプレート枠TPとの一致度が近い画素の数が少ないほど分散が小さくなる。
画像Gの中心部分の他に、特徴点「A」の表示が有る場合は位置分散が大きくなる。このように位置分散によって、特徴点を含む画像領域に類似する画像領域が、画像Gに含まれる程度を評価することができる。
ランドマーク選定部50は、算出した位置分散と第2閾値を比較する(ステップS8)。位置分散が第2閾値よりも大きい場合、特徴点を含むテンプレート枠TP内の画像領域は、ランドマーク候補として不適当である。そこで該特徴点を破棄し、他の特徴点を抽出する処理に戻る(ステップS3)。
特徴点の含むテンプレート枠TP内の画像領域の輝度分散が第1閾値よりも大きく、且つ位置分散が第2閾値よりも小さい場合(ステップS8のYES)、該特徴点を含む画像領域はランドマーク候補にするのに適当である。その場合、制御部80は、該特徴点を含むテンプレート枠TP内の画像領域をランドマーク一時記憶部60に記憶させる。ランドマーク一時記憶部60は、例えばRAM等のメモリに置き代えても良い。なお、ランドマーク一時記憶部60に記憶させる画像領域は、画像そのもので無くてよい。画像領域と識別子を対応付け、該識別子を記憶するようにしてもよい。
ランドマーク追跡部70は、ランドマーク一時記憶部60に記憶したテンプレート枠TP内の画像領域の画像が、画像情報センサ10が画像を取得するフレームが変わっても存在するか否かを判定する(ステップS10)。存在する場合、該テンプレート枠TP内の画像領域の画像を、ランドマークとして選定し、外部に出力する(ステップS11)。存在しない場合は、ランドマーク一時記憶部60に記憶したランドマーク候補を消去する(ステップS12)。
制御部80は、ランドマーク一時記憶部60に記憶されたランドマーク候補が消去された後、他の特徴点を抽出する処理に戻って処理を続けるようにランドマーク選定装置100の動作を制御する(ステップS3)。
また、制御部80は、ランドマークPiが選定され外部に出力された後、ランドマークPiがn個になるまで、ステップS3~S14の処理を繰り返すようにランドマーク選定装置100の動作を制御する(ステップS14のNO)。nは例えば数十の数である。
更に制御部80は、ランドマーク選定装置100の動作が停止されるまで、画像情報センサ10が画像を取得する処理(ステップS1)~1つの画像からn個のランドマークを選定する処理(ステップS14)を繰り返す(ステップS15のNO)。
以上述べたように本実施形態に係るランドマーク選定方法は、車両の周囲の画像Gからランドマークを選定するランドマーク選定方法であって、画像Gを取得し、画像Gから抽出された特徴点を含む画像領域にテンプレート枠TPを適合させて、該テンプレート枠TP内の輝度分散を算出し、画像Gから抽出された特徴点を含む画像領域にテンプレート枠を適合させて、画像G内の画像領域と、テンプレート枠TP内の画像領域と、の一致度を算出し、画像G内における一致度の分散である位置分散を算出し、輝度分散と位置分散を用いて抽出された特徴点の中からランドマークを選定する。
これにより、輝度分散と位置分散を用いて頑健なランドマークを選定することができる。頑健なランドマークは、例えば車両の位置推定の精度向上に寄与する。
また、本実施形態に係るランドマーク選定方法によれば、輝度分散は、位置分散より先に算出する。これにより、計算負荷を軽減させることができる。つまり、輝度分散の計算量は、位置分散の計算量よりも少ない。したがって、輝度分散を先に算出することで、計算量の多い不要な位置分散の計算回数を抑制する効果を奏する。
また、本実施形態に係るランドマーク選定方法によれば、ランドマークの選定は、輝度分散が第1閾値よりも大きく、且つ位置分散が第2閾値よりも小さいものを選定する。これにより頑健なランドマークを選定することができる。画像Gの画像領域とテンプレートTPの画像領域との一致度を分布にした時、一致度が近い画素の数が多いほど分布の分散が大きくなり、逆に、一致度が違い画素の数が少ないほど分散が小さくなる。画像内の探索範囲において、分散が小さいほど、テンプレートと所定の一致度を示す画素の数が減少する。そのため、テンプレートとランドマークを照合して算出する自己位置の候補を抑制することができるようになり、安定した自己位置推定につながる。また、テンプレートと所定の一致度を示す画素の数が減少する。そのため、テンプレートとランドマークを照合して算出される自己位置の候補を抑制することにより、システムの演算負荷を抑制することができる。
なお、第1閾値と第2閾値は、固定の例で説明したが本発明はこの例に限定されない。得られる特徴点の数に応じて第1閾値と第2閾値の値を変化させるようにしても良い。
図7は、特徴点の数に応じて第1閾値と第2閾値の値を変化させる処理手順を示すフローチャートである。図7に示すステップS20~S22は、図2のフローチャートのステップS3とS4の間に挿入されるフローチャートである。
この場合のランドマーク選定部50は、1つの画像G内に存在する特徴点の数を算出する(ステップS3)。特徴点の数が所定数(N個)より多い場合は、第1閾値=A、第2閾値=Bに設定する(ステップS21)。また、特徴点の数が所定数よりも少ない場合は、第1閾値=C、第2閾値=Dに設定する(ステップS22)。
ここで、A>C、B<Dであるとする。つまり、特徴点の数が所定数Nよりも少ない場合の第1閾値(C)は、特徴点の数が所定数よりも多い場合の第1閾値(A)よりも小さく(C<A)、特徴点の数が所定数よりも少ない場合の第2閾値(D)は、特徴点の数が所定数よりも多い場合の第2閾値(B)よりも大きい(D>B)。
これにより、特徴点の数が少ない場合に、ランドマーク一時記憶部60に記憶するランドマーク候補の条件を緩和することができる。その結果、対象物の数が少ない画像Gからでも確実にランドマークを選定することが可能になる。
また、上記の実施形態では、画像情報センサ10を、撮像素子で構成する例で説明したが本発明はこの例に限定されない。画像情報センサ10は、例えば、対象物に向けて赤外線レーザを照射し、その反射光の強度により対象物までの距離を測定するレーザレンジファインダ(LFR)等で構成してもよい。画像Gは、カメラ画像のみならず、レーザレーダ、ミリ波レーダ、赤外線レーザレーダによる(距離情報を含む)3次元画像も含まれる。
また、上述した実施形態の各機能部は、1又は複数の処理回路により実装され得る。処理回路は、電気回路を含む処理装置等のプログラムされた処理装置を含む。処理装置は、また、実施形態に記載された機能を実行するようにアレンジされた特定用途向け集積回路(ASIC)や従来型の回路部品のような装置を含んでも良い。
つまり、本発明のランドマーク選定装置100は、画像を取得する画像情報センサ10と、車両の周囲の画像Gからランドマークを選定するコントローラ80と、を備え、コントローラ80は、画像Gから抽出された特徴点を含む画像領域にテンプレート枠TPを適合させて、該テンプレート枠TP内の画像領域の輝度分散を算出し、該テンプレート枠TP内の画像領域に類似する画像領域が画像G内に含まれる場合は大きく、また、該テンプレート枠TP内の画像領域に類似する画像領域が画像G内に含まれない場合は小さくなる位置分散を算出し、輝度分散と位置分散を用いて抽出された特徴点の中からランドマークを選定する。
本発明のランドマーク選定装置100は、例えば自動車等に搭載される自己位置推定装置に適用することができる。該自己位置推定装置は、ランドマーク選定装置100によって選定したランドマークを学習し、学習済みランドマークとの照合によって、自車両の位置を推定する。
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
10 画像情報センサ(カメラ)
20 位置計測センサ
30 ジャイロ
40 移動量センサ
50 ランドマーク選定部(ランドマーク選定回路)
60 ランドマーク一時記憶部
70 ランドマーク追跡部
80 制御部(コントローラ)
Pi ランドマーク

Claims (6)

  1. 車両の周囲の画像からランドマークを選定するランドマーク選定方法であって、
    前記画像を取得し、
    前記画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、該画像領域より小さな画素の範囲であるテンプレート枠を適合させて、該テンプレート枠内の輝度分散を算出し、
    前記画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、前記テンプレート枠を前記画像上に重複しないように1画素ずつずらして配置させて、前記画像内の前記画像領域と、前記テンプレート枠内のそれぞれの画像領域と、の一致度を算出し、
    前記画像内における複数の前記一致度の分散である位置分散を算出し、
    前記輝度分散と前記位置分散を用いて前記抽出された特徴点の中から前記ランドマークを選定する
    ことを特徴とするランドマーク選定方法。
  2. 前記輝度分散は、前記位置分散より先に算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のランドマーク選定方法。
  3. 前記ランドマークの選定は、
    前記輝度分散が第1閾値よりも大きく、且つ前記位置分散が第2閾値よりも小さいものを選定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のランドマーク選定方法。
  4. 前記特徴点の数が所定数よりも少ない場合の第1閾値は、前記特徴点の数が前記所定数よりも多い場合の第1閾値よりも小さい
    ことを特徴とする請求項3に記載のランドマーク選定方法。
  5. 前記特徴点の数が所定数よりも少ない場合の第2閾値は、前記特徴点の数が前記所定数よりも多い場合の第2閾値よりも大きい
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のランドマーク選定方法。
  6. 画像を取得する画像情報センサと、
    車両の周囲の画像からランドマークを選定するランドマーク選定部と、を備え、
    前記ランドマーク選定部は、
    前記画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、該画像領域より小さな画素の範囲であるテンプレート枠を適合させて、該テンプレート枠内の輝度分散を算出し、
    前記画像から抽出された特徴点を含む画像領域に、前記テンプレート枠を前記画像上に重複しないように1画素ずつずらして配置させて、前記画像内の前記画像領域と、前記テンプレート枠内のそれぞれの画像領域と、の一致度を算出し、
    前記画像内における複数の前記一致度の分散である位置分散を算出し、
    前記輝度分散と前記位置分散を用いて前記抽出された特徴点の中から前記ランドマークを選定する
    ことを特徴とするランドマーク選定装置。
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