JP6989303B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP6989303B2
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Description

本発明は、導光板を用いて出光面側に所定の表示パターンを表示する表示装置に関する。
従来、遊技機等に用いられる表示装置として、アクリル樹脂等の透明な導光板の端面から光を入射して、画像や文字、数字等を前面側に表示することが可能な表示装置が知られている。
例えば、特許文献1の表示装置では、導光板の入光端面1aに入射した光源2からの光Laは、クラスタC1の反射面S1A、及びクラスタC3’の反射面S3A’で反射して、導光板の出光面から出射する。これにより、出光面側における観察者は、表示パターンDPAを視認することができる。
同様に、導光板の入光端面1bに入射した光源3からの光Lbは、クラスタC2の反射面S2B、及びクラスタC3’の反射面S3B’で反射して、導光板の出光面から出射する。これにより、出光面側における観察者は、表示パターンDPBを視認できる。
また、2つの光源2、3からの光を反射するためのクラスタC3’の密度は、クラスタC1、C2の密度と同一である。さらに、クラスタC3’は、溝の内角αが180°未満であるので、頂点Tの数が少なくなり、表示に寄与しない雑光が少なくなるため、表示均一性を向上することができる(段落0023,0024,図1,図2)。
特開2016−118667号公報
しかしながら、特許文献1の表示装置は、複数の表示パターンを単色表示する仕様となっているので、光の入射方向に対応する反射面の比率は、どの領域でも一定となっている。このため、導光板の複数の端面から光を入射した場合に同じ色の発光しか得られず、表示装置として用途が限定されるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、1枚の導光板で、多彩な発光や演出が行える表示装置を提供することを目的とする。
第1発明は、導光板と、前記導光板の端面に光を入射させる複数の光源と、複数の表示パターンからなる表示像の画素に対応して前記導光板に設けられた複数の画素生成部と、を備え、前記複数の画素生成部の各々は、各々が前記複数の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する複数の反射面を有し、前記複数の光源は、前記導光板の1つの端面の中で発光色が異なり、前記複数の光源が発光したとき、前記複数の反射面のそれぞれの面積に応じた量の光が前記導光板の出光面側に反射されることにより、前記複数の光源による混色光が出射され、前記画素生成部の前記複数の反射面は、各々が前記複数の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する効率が最大となる向きに配置されていることを特徴とする。
第1発明の表示装置は、導光板の端面に、複数の発光色が異なる光源が設けられており、光源からの入射光が出光面側に反射され、所定の混色光の表示パターン(表示像)が観察者に視認される。
特に、導光板の各々の画素生成部には、複数の光源からの入射光を反射する各々の反射面が設けられているので、入射光を各反射面により効率良く出光面側に反射する。
また、各々の反射面は、複数の光源からの入射光を出光面側に反射する効率が最大となるように配置されている。例えば、光源の発光色が赤色であった場合、濃い赤色の反射光が出光面から出射される。従って、1枚の導光板で多彩な発光や演出が行える表示装置を提供することができる。
第2発明の表示装置は、第1の端面及び第2の端面を有する導光板と、前記第1の端面に光を入射させる第1の光源と、前記第2の端面に光を入射させ、前記第1の光源とは異なる色で発光する第2の光源と、複数の表示パターンからなる表示像の画素に対応して前記導光板に設けられた複数の画素生成部と、を備え、前記複数の画素生成部の各々は、各々が前記第1の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する第1の反射面と、前記第2の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する第2の反射面とを有し、前記第1の光源と前記第2の光源とが発光したとき、前記第1の反射面と前記第2の反射面のそれぞれの面積に応じた量の光が導光板の出光面側に反射されることにより、前記第1の光源と前記第2の光源とによる混色光が出射されることを特徴とする。
第2発明の表示装置は、導光板の第1の端面に第1の光源を設け、第2の端面に第1の光源と発光色が異なる第2の光源を設ける。第1の光源、第2の光源からの入射光が、それぞれ第1の反射面、第2の反射面でそれぞれの面積に応じた光量で出光面側に反射されるため、所定の混色光の表示パターン(表示像)が観察者に視認される。
第2発明の表示装置において、前記画素生成部の前記第1の反射面及び前記第2の反射面は、各々が前記第1の光源及び前記第2の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する効率が最大となる向きに配置されていることが好ましい。
この構成によれば、画素生成部の各々の反射面(第1反射面、第2反射面)は、導光板の端面毎に発光色が異なる複数の光源(第1の光源、第2の光源)からの入射光に対し、反射効率が最大となるように向きを変えて配置されている。例えば、導光板の1つの端面から赤色、もう1つの端面から青色を入射すると、表示パターンに応じて色彩の濃淡が変化し、赤色と青色の混色光が現れる。これにより、より多彩な発光が可能となる。
また、第2発明の表示装置において、前記第1の光源又は前記第2の光源は、前記導光板の前記第1の端面又は前記第2の端面の中で発光色が異なり、前記画素生成部の前記第1の反射面及び前記第2の反射面は、各々が前記第1の光源又は前記第2の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する効率が最大となる向きに配置されていることが好ましい。
この構成によれば、画素生成部の各々の反射面(第1反射面、第2反射面)は、1つの端面に配置された発光色が異なる複数の光源からの入射光に対し、反射効率が最大となるように向きを変えて配置されている。例えば、導光板の1つの端面から赤色、青色、緑色を入射させると、反射面の面積比率により色彩の濃淡が変化するので、3色の混色によって様々な色彩が現れる。これにより、さらに多彩な発光が可能となる。
また、第2発明の表示装置において、前記画素生成部は、前記出光面側から見た形状が多角形である凹部を有し、前記画素生成部の各々の反射面は、前記凹部の側面上に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、画素生成部の各々の反射面は、出光面側から見て多角形の凹部側面上に設けられているので、導光板の形状に応じた反射効率の高い反射面を容易に形成することができる。
また、本発明の表示装置において、前記画素生成部は、前記出光面側から見たとき、全ての内角が180°未満の多角形状を有することが好ましい。
画素生成部は、出光面側から見たとき、全ての内角が180°未満の多角形状を有するようにすると、表示に寄与しない反射光を出射する反射面が少なくなる。このため、雑光が減少し、鮮明な表示パターンを表示することができる。
また、第1又は第2発明の表示装置において、前記複数の光源の光を集光する集光レンズが前記導光板の前記複数の端面に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、集光レンズを導光板の端面に設けていることで、複数の光源から出射された光が拡散せずに導光板の画素生成部に導光される。これにより、導光板が大型化されても発光強度が均一になり、より明瞭な表示パターンを表示することができる。
(a)第1実施形態の表示装置の導光板(四角形)を示す斜視図。(b)導光板内の一部分の拡大図。 (a)図1A(b)のX−X断面図。(b)図1A(b)のY−Y断面図。 図1Aの導光板の画素生成部の形状例を説明する図。 (a)第1実施形態の表示装置の導光板(六角形)を示す斜視図。(b)導光板内の一部分の拡大図。 図3の導光板内の画素生成部を説明する図。 第1実施形態(変形例)の表示装置の導光板(六角形)を示す斜視図。 (a)画素生成部の変形例(1)を説明する図。(b)画素生成部の変形例(2)を説明する図。(c)画素生成部の変形例(3)を説明する図。 第2実施形態の表示装置の導光板(六角形)を示す斜視図。 (a)図6Aの導光板内の領域r1の拡大図。(b)図6Aの導光板内の領域r2の拡大図。
[第1実施形態]
以下、本発明の表示装置の第1実施形態について説明する。まず、図1A,図1Bを参照して、四角形の導光板4を備える表示装置1について説明する。
図1A(a)は、表示装置1の基本構成を示す全体斜視図である。表示装置1は、光源2a,2bと、光源2a,2bから出射された光を集光する集光レンズ3a,3bと、入射した光を出光面側(z軸方向)に出射し、所定の表示パターンを表示する導光板4とで構成されている。
光源2a,2bは、複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を一列に並べた構造であり、導光板4の互いに隣り合う2つの端面に配設されている。光源2a,2bから出射された光は、各端面(入射面)に垂直な方向に進む。ここでは、光源2aが赤色光、光源2bが青色光であるが、発光色は逆でもよい。なお、光源としては、電界発光素子や放電管等を用いてもよい。
集光レンズ3a,3bは、それぞれ光源2a,2bを構成する各発光ダイオードに対応させてレンズを一列に並べた構造であり、光源2a,2bと導光板4との間に配設されている。光源2a,2bから出射された光は、集光レンズ3a,3bで集光された後、導光板4の端面からその内部に入射する。なお、集光レンズ3a,3bを使用せず、光源2a,2bから出射された光が直接、導光板4の端面に入射する態様としてもよい。
導光板4は、例えば、透明なアクリル樹脂性の薄板であり、その端面から入射した光が全反射を繰り返して内部を進んでいく。導光板4を湾曲可能な材料で製造することもできる。また、導光板は、図示するような矩形のものが一般的であるが、出光面側から見たとき五角形や六角形等の多角形であってもよい。
また、導光板4の内部には、微小なプリズム状の画素生成部4aが多数設けられている。画素生成部4aは、導光板4の内部を進む光を反射する反射面を有しており、その光は反射面で反射され、導光板4の出光面側に出射される。
従って、導光板4は、表示したい文字や数字、画像等(本発明の「表示パターン」)に合わせて画素生成部4aを配列している。これにより、画素生成部4aの反射面で反射された光が表示したい文字等の1つの画素を構成し、観測者が画素の組み合わせによる表示像を視認できるようになる。
次に、図1A(b)は、導光板4の表示パターン「C」の一部分を拡大した図である。画素生成部4aのうち黒色部は反射面であり、反射面4a1,4a2は、それぞれ光源2a,2bの入射面と平行な向きに配列されている。このため、2つの反射面4a1,4a2では、入射光が効率良く出光面側に出射される。なお、1つの画素生成部4aのサイズは約1μm×10μmであり、実際は、表示パターン「A」〜「I」に対応させて画素生成部4aが配置されている。
次に、図1Bに、図1A(b)のX−X断面図、及びY−Y断面図を示す。
まず、図1B(a)は、図1A(b)のX−X断面図である。画素生成部4aは、出光面側(z軸方向)から見たとき長方形状であるが(図1A(b)参照)、xz平面で示した場合、台形状の凹部となっている。そして、凹部の側面が光源2bからの光を反射する反射面4a2となっている。
次に、図1B(b)は、図1A(b)のY−Y断面図である。画素生成部4aは、yz平面で示した場合にも台形状の凹部となっている。そして、凹部の側面が光源2aからの光を反射する反射面4a1となっている。
次に、図2を参照して、光源2a,2bの発光比率と、導光板4の画素生成部4aの形状例とを説明する。
例えば、表示パターン「C」は、導光板4では右上側に存在する(図1A(a)参照)。図2に示されるように、光源2aからの光を反射する反射面4a1と、光源2bからの光を反射する反射面4a2との面積比率は70:30となっており、光源2a,2bの発光比率も同じ値となっている(各光源の出力値自体は同一)。そして、この面積比率を反映した画素生成部のパターンが、図中の「画素生成部形状例」に示す形状である。
表示パターン「C」を構成する全ての画素生成部は、2つ反射面が、上記の面積比率となっている。このため、観察者にとって表示パターン「C」は、赤色と青色とを7:3の比率で混ぜた色彩の文字として認識される。
また、例えば、表示パターン「E」は、図1の導光板4では略中央に存在する(図1A(a)参照)。図2に示されるように、光源2aからの光を反射する反射面と、光源2bからの光を反射する反射面との面積比率は50:50となっており、光源2a,2bとの発光比率も同じ値となっている。そして、この面積比率を反映した画素生成部のパターンが、図中の「画素生成部形状例」に示す形状(正方形)である。
表示パターン「E」を構成する全ての画素生成部は、その反射面が、上記の面積比率となっているため、赤色の反射光と青色の反射光が同じ割合となり、観察者にとって表示パターン「E」は、赤色と青色とを1:1の比率で混ぜた色彩の文字として認識される。
このように、本実施形態の導光板4では、各表示パターンに応じて画素生成部4aの反射面の面積比率を変更している。そして、表示パターンに応じて反射光の赤色成分と青色成分の比率が異なっているので、少しずつ色彩を変化させることができる表示装置が実現される。
図2に示した画素生成部のパターンは一例に過ぎず、反射面の面積比率は任意の値とすることができる。なお、多くの色彩を表示するためには、反射面の面積比率が等しい表示パターンが含まれないことが好ましい。
導光板が多角形であっても、各表示パターンを構成する画素生成部は、その反射面が、光源の入射面と平行な向きで配列される。以下、図3を参照して、六角形の導光板を備える表示装置の詳細を説明する。
図3(a)は、表示装置10の基本構成を示す全体斜視図である。表示装置10は、光源20a,20b,20cと、光源20a,20b,20cから出射された光を集光する集光レンズ30a,30b,30cと、入射した光を出光面側(z軸方向)に出射し、所定の表示パターンを表示する六角形の導光板40とで構成されている。
光源20a,20b,20cは、複数の発光ダイオードを一列に並べた構造であり、導光板40の互いに隣り合わない3つの端面に配設されている。光源20a,20b,20cから出射された光は、各端面(入射面)に垂直な方向に進む。ここでは、光源20aが赤色光、光源20bが緑色光、光源20cが青色光であるが、発光色が異なっていれば、その位置は限定されない。
集光レンズ30a,30b,30cは、それぞれ光源20a,20b,20cの発光ダイオードに対応させてレンズを一列に並べた構造であり、光源20a,20b,20cと導光板40との間に配設されている。光源20a,20b,20cから出射された光は、集光レンズ30a,30b,30cで集光された後、導光板40の端面からその内部に入射する。
導光板40の端面から入射した光は、全反射を繰り返して内部を進んでいく点で上述の導光板4と同じである。また、導光板40の内部には、画素生成部40aが多数設けられ、画素生成部40aは、導光板40の内部を進む光を反射する反射面を有している。そして、その光は反射面で反射され、導光板40の出光面側に出射される。
従って、導光板40は、表示したい文字や数字、画像等に合わせて画素生成部40aを配列している。これにより、画素生成部40aの反射面で反射された光が表示したい文字等の1つの画素を構成し、観測者が画素の組み合わせによる表示像を視認できるようになる。
次に、図3(b)は、導光板40の表示パターン「M」の一部分を拡大した図である。画素生成部40aのうち黒色部は反射面であり、反射面は、それぞれ光源20a,20b,20cの入射面と平行な向きで配列されている。このため、各反射面では、入射光が効率良く出光面側に出射される。
表示パターン「M」の画素生成部40aは、3方向からの入射光を反射する3つの反射面を有するが、1方向又は2方向からの入射光を反射する反射面しか持たない画素生成部もある。
次に、図4を参照して、光源20a,20b,20cの発光比率と、導光板40の画素生成部40aの形状例とを説明する。
例えば、表示パターン「C」は、導光板40では右下方に存在する(図3(a)参照)。図4に示されるように、光源20aからの光を反射する反射面と、光源20bからの光を反射する反射面と、光源20cからの光を反射する反射面との面積比率は50:0:50となっており、光源20a,20b,20cの発光比率も同じ値となっている。そして、この面積比率を反映した画素生成部のパターンが、図中の「画素生成部形状例」に示す形状(平行四辺形)である。
表示パターン「C」を構成する全ての画素生成部は、その反射面が、上記の面積比率となっており、光源20b(緑色光)からの光を反射する反射面を有していない。このため、表示パターン「C」では、赤色の反射光と青色の反射光が同じ割合となり、観察者にとって表示パターン「C」は、赤色と青色とを1:1の比率で混ぜた色彩の文字として認識される。
また、例えば、表示パターン「M」は、導光板40では中央下方に存在する(図3(a)参照)。図4に示されるように、光源20aからの光を反射する反射面と、光源20bからの光を反射する反射面と、光源20cからの光を反射する反射面との面積比率は50:25:25となっており、光源20a,20b,20cの発光比率も同じ値となっている。そして、この面積比率を反映した画素生成部のパターンが、図中の「画素生成部形状例」に示す形状(台形)である。
表示パターン「M」を構成する全ての画素生成部は、その反射面が、上記の面積比率となっている。このため、観察者にとって表示パターン「M」は、赤色と緑色と青色とを2:1:1の比率で混ぜた色彩の文字として認識される。
図4に示されるように、表示パターン「A」は、光源20a(赤色光)からの光を反射する反射面しか有していない。従って、この面積比率を反映した画素生成部のパターンが、図中の「画素生成部形状例」に示す形状(直線状)である。なお、表示パターン「I」のように、光源20bからの光を反射する反射面しか有していない直線状のパターンもある。
画素生成部40aは、直線状のものも長方形状とみれば、出光面側から見て全て多角形であり、少なくとも光源20a,20b,20cのうちの1つが配設された入射面と平行な向きの反射面を有している。そして、多角形の溝(凹部)の側面上に反射面が形成されている。
このように、本実施形態の導光板40では、各表示パターンに応じて画素生成部の反射面の面積比率を変更している。表示パターンに応じて反射光の赤色成分と緑色成分と青色成分の比率が異なるので、少しずつ色彩を変化させることができる表示装置が実現される。
図3に示した表示装置10は、導光板40の互いに隣り合わない3つの端面に光源20a,20b,20cが配設されていたが、光源を導光板40の互いに隣り合う3つの端面に配設してもよい。
以下、図5A,図5Bを参照して、導光板40の互いに隣り合う3つの端面に光源が配設されている表示装置10’について説明する。なお、図3と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図5Aに示すように、表示装置10’では、赤色光の光源20aが導光板40の下辺側、緑色光の光源20bが導光板40の左下側、青色光の光源20cが右下側の各端面に配設されている。光源20a,20b,20cから出射された光は、各端面(入射面)に垂直な方向に進む。なお、発光色は、互いに交換可能である。
光源20a,20b,20cから出射された光は、集光レンズ30a,30b,30cで集光された後、導光板40の端面からその内部に入射する。また、導光板40の内部には、反射面を有する画素生成部40aが多数設けられており、その光は反射面で反射され、導光板40の出光面側に出射される。
図5B(a)〜(c)は、導光板40の領域rで表示パターン「S」を構成し得る3種類の画素生成部の形状例である。画素生成部40aは、図4に示した形状でもよいが、ここでは、その他の形状例を説明する。
まず、図5B(a)に、3つの直線状のパターンを光源20a,20b,20cが配設された各端面と平行に配置した画素生成部40a−1を示す。画素生成部40a−1において、各パターンは、導光板40に垂直な面で切断した断面が三角形状の凹部であり、それぞれの凹部の側面A1,B1,C1(黒色部)が反射面となっている。
反射面A1は、光源20aからの赤色光を出光面側に反射する向きに配設されている。また、反射面B1,C1は、それぞれ光源20bからの緑色光、光源20cからの青色光を出光面側に反射する向きに配設されている。
次に、図5B(b)に、光源20a,20b,20cが配設された各端面と平行な辺を有する画素生成部40a−2を示す。画素生成部40a−2は、出光面側から見たときの形状が台形状の凹部であり、凹部の側面A2,B2,C2(黒色部)が反射面となっている。
反射面A2は、光源20aからの赤色光を出光面側に反射する向きに配設されている。また、反射面B2,C2は、それぞれ光源20bからの緑色光、光源20cからの青色光を出光面側に反射する向きに配設されている。
次に、図5B(c)に、光源20a,20b,20cが配設された各端面と平行な辺を有する画素生成部40a−3を示す。画素生成部40a−3は、導光板40に垂直な面で切断した断面が台形状の凹部であり、凹部の側面A3,B3,C3(黒色部)が反射面となっている。
反射面A3は、光源20aからの赤色光を出光面側に反射する向きに配設されている。また、反射面B3,C3は、それぞれ光源20bからの緑色光、光源20cからの青色光を出光面側に反射する向きに配設されている。
図5B(a)〜(c)の何れの場合にも、反射面は、溝部(凹部)の側面上に設けられている。また、画素生成部は、出光面側から見たとき、全ての内角が180°未満の多角形状を有している。このような形状とすることで、表示に寄与しない反射光を出射する反射面が少なくなる。従って、雑光が減少するので、出光面側に鮮明な表示パターンを表示することができる。
以上のように、第1実施形態の導光板4,40は、表示パターンに応じて画素生成部4a,40aの反射面の面積比率を異ならせている。また、導光板4,40の異なる端面に発光色の異なる光源が配設されているため、一色の出射光、また、混色の出射光にも濃淡が生じる。これにより、表示装置1,10は、多彩で鮮やかな発光が可能となっている。
[第2実施形態]
次に、図6A,図6Bを参照して、本発明の表示装置の第2実施形態について説明する。まず、図6Aに、六角形の導光板50を備える表示装置100を示す。
表示装置100には、導光板50の1つの端面にそれぞれ発光色が異なる光源20a’,20b’,20c’が配設されている。また、光源20a’,20b’,20c’から出射された光を集光する集光レンズ30a’,30b’,30c’が、光源20a’,20b’,20c’と導光板50との間に配設されている。
ここでは、中央の光源20a’が赤色光、左側の光源20b’が緑色光、右側の光源20c’が青色光であるが、発光色の順番は、特に限定されない。また、光源20a’,20b’,20c’の組み合せを導光板50の複数の端面に配設してもよい。
光源20a’,20b’,20c’から出射された光は、集光レンズ30a’,30b’,30c’で集光された後、導光板50の端面からその内部に入射し、入射光が全反射を繰り返してその内部を進んでいく。
導光板50の内部には、画素生成部50aが多数設けられ、画素生成部50aは、導光板50の内部を進む光を反射する反射面を有している。そして、その光は反射面で反射され、導光板50の出光面側に出射される。
ここで、表示装置100では、導光板50の1つの端面に発光色の異なる光源20a’,20b’,20c’が配設されているため、上述の表示装置10の導光板40(図3、図4参照)とは、画素生成部の反射面の向きが異なっている。
表示装置10の導光板40では、1つの表示パターン内は、同じ形状の画素生成部が配列されていたが、表示装置100の導光板50では、1つの表示パターン内でも、各光源との方位に応じて反射面の向きが異なる画素生成部が配列されている。
ここで、図6Bに、図6Aの領域r1,r2における画素生成部50aを示す。なお、画素生成部50aは、表示パターンやその位置により様々な形状があるが、ここでは、図5B(a)で示した3つの直線状のパターンで説明する。
まず、表示パターン「A」の上側の領域r1は、光源20a’からの入射光を反射する反射面A1’を有する。反射面A1’は、光源20a’が配設された端面と平行な向きである。
一方、光源20b’,20c’からの入射光は同心円状に広がるため、表示パターン「A」の画素生成部50aには、所定の角度で入射する。このため、反射面B1’と反射面C1’とは、図示するように、光源20b’,20c’からの入射光が効率良く反射される向きとなっている。
次に、表示パターン「B」の左下側の領域r2の画素生成部50aを説明する。この場合、光源20c’からの入射光を反射する反射面C1’は、光源20c’が配設された端面と平行な向きである。
一方、光源20a’,20b’からの入射光は同心円状に広がるため、表示パターン「B」の画素生成部50aには、所定の角度で入射する。光源20a’は、画素生成部50aと比較的距離が近いため、反射面A1’は、水平方向から40°〜50°傾斜した向きに配置されている。
また、光源20b’は、画素生成部50aと比較的距離が離れているため、その入射光は、光源20a’からの入射光よりも広がっている。このため、反射面B1’は、水平方向から70°〜80°傾斜した向きに配置されている。
このように、第2実施形態の導光板50は、表示パターンだけでなく、発光色の異なる複数の光源からの位置(方位)に応じて、入射光の反射効率が最大となるように各々の画素生成部50aの反射面の向きを変えて配置されている。また、導光板50の1つの端面の中に発光色の異なる光源が配置されているため、混色の出射光にも濃淡が生じる。これにより、表示装置100は、多彩で鮮やかな発光が可能となっている。
上記実施形態は、本発明の実施形態の一例であり、これ以外にも様々な変形例が考えられる。表示装置の導光板は、表示パターンが異なる導光板を複数重ねて用いることもできる。この場合、各表示パターンを重ねて1つの表示像とすることができ、より複雑な表示像に対応させることができる。
上述の四角形の導光板4や六角形の導光板40では、対向する端面から単一色の、又は発光色の異なる光を入射させてもよい。単一色の場合には、反射光の量が大きくなる分、鮮明な表示とすることができ、発光色が異なる場合には、混色により多彩な発光色を出射させることができる。
また、画素生成部の反射面は、平面状に限られない。例えば、曲面状の反射面を形成することで、平面状の反射面とは異なる反射光を出射させることができる。
上記実施形態の表示装置は、例えば、遊技機製品に用いられる。具体的には、通常時には、導光板4が透明であるため遊技者はその存在に気付かないが、所定のタイミングで導光板に光を入射して、演出を実行することができる。また、表示装置は、広告や案内用の表示装置としても利用することができる。
1,10,10’,100…表示装置、2a,2b,20a,20b,20c,20a’,20b’,20c’…光源、3a,3b,30a,30b,30c,30a’,30b’,30c’…集光レンズ、4,40,50…導光板、4a,40a,50a…画素生成部。

Claims (6)

  1. 導光板と、
    前記導光板の端面に光を入射させる複数の光源と、
    複数の表示パターンからなる表示像の画素に対応して前記導光板に設けられた複数の画素生成部と、を備え、
    前記複数の画素生成部の各々は、各々が前記複数の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する複数の反射面を有し、
    前記複数の光源は、前記導光板の1つの端面の中で発光色が異なり、
    前記複数の光源が発光したとき、前記複数の反射面のそれぞれの面積に応じた量の光が前記導光板の出光面側に反射されることにより、前記複数の光源による混色光が出射され、
    前記画素生成部の前記複数の反射面は、各々が前記複数の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する効率が最大となる向きに配置されていることを特徴とする表示装置。
  2. 第1の端面及び第2の端面を有する導光板と、
    前記第1の端面に光を入射させる第1の光源と、
    前記第2の端面に光を入射させ、前記第1の光源とは異なる色で発光する第2の光源と、
    複数の表示パターンからなる表示像の画素に対応して前記導光板に設けられた複数の画素生成部と、を備え、
    前記複数の画素生成部の各々は、各々が前記第1の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する第1の反射面と、前記第2の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する第2の反射面とを有し、
    前記第1の光源と前記第2の光源とが発光したとき、前記第1の反射面と前記第2の反射面のそれぞれの面積に応じた量の光が導光板の出光面側に反射されることにより、前記第1の光源と前記第2の光源とによる混色光が出射されることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置において、
    前記画素生成部の前記第1の反射面及び前記第2の反射面は、各々が前記第1の光源及び前記第2の光源からの入射光を前記導光板の出光面側に反射する効率が最大となる向きに配置されていることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の表示装置において、
    前記画素生成部は、前記出光面側から見た形状が多角形である凹部を有し、
    前記画素生成部の各々の反射面は、前記凹部の側面上に設けられていることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置において、
    前記画素生成部は、前記出光面側から見たとき、全ての内角が180°未満の多角形状を有することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の表示装置において、
    前記複数の光源の光を集光する集光レンズが前記導光板の前記複数の端面に設けられていることを特徴とする表示装置。
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