JP6988426B2 - ピエゾインジェクタ駆動装置 - Google Patents

ピエゾインジェクタ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6988426B2
JP6988426B2 JP2017239527A JP2017239527A JP6988426B2 JP 6988426 B2 JP6988426 B2 JP 6988426B2 JP 2017239527 A JP2017239527 A JP 2017239527A JP 2017239527 A JP2017239527 A JP 2017239527A JP 6988426 B2 JP6988426 B2 JP 6988426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezo injector
control unit
drive
charging
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017239527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019106831A (ja
Inventor
圭 真田
博 渡辺
真広 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017239527A priority Critical patent/JP6988426B2/ja
Publication of JP2019106831A publication Critical patent/JP2019106831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6988426B2 publication Critical patent/JP6988426B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、ピエゾインジェクタ駆動装置に関する。
車両の内燃機関の各気筒に燃料を噴射供給する燃料噴射弁として、ピエゾインジェクタを用いるものがある。この場合、バッテリ電圧を昇圧してピエゾインジェクタ駆動用の駆動電圧を生成するDC/DCコンバータを備えたものがある。ピエゾインジェクタに対して、DC/DCコンバータにより昇圧された駆動電圧が、充電スイッチを介して充電され、放電スイッチを介してピエゾインジェクタの電荷が放電される構成である。
このようなピエゾインジェクタ駆動装置では、充電スイッチをオンにしてピエゾインジェクタへ通電したときの電流から電荷を検出し、電荷に応じて充電スイッチをオフするタイミングを制御することで、ピエゾインジェクタに蓄積する電荷を一定にして燃料噴射の制御をしている。
しかしながら、上記したような従来のものでは、装置を構成する素子の製造ばらつきに起因してDC/DCコンバータからピエゾインジェクタへの充電経路における回路インピーダンスが製品間でばらつくことがある。このため、同じ構成でありながら、回路インピーダンスのばらつきに起因してピエゾインジェクタに蓄積される充電電荷が開弁に必要な電荷に到達するまでの時間がずれ、製品毎に噴射量がばらつくことがある。
特許第5678867号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、DC/DCコンバータからピエゾインジェクタへの充電経路の回路インピーダンスに依らず、ピエゾインジェクタへの充電時間を一定にすることができるようにしたピエゾインジェクタ駆動装置を提供することにある。
請求項1に記載のピエゾインジェクタ駆動装置は、電源電圧を昇圧回路により所定の出力電圧まで昇圧してピエゾインジェクタに通電して駆動するものであって、前記ピエゾインジェクタへの通電による充電電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部により検出される充電電流の時間変化率を算出し、算出された前記時間変化率に基づいて前記ピエゾインジェクタへの充電を開始してからピエゾインジェクタの充電電荷が所定値になるまでの充電時間が一定となるように前記昇圧回路の出力電圧を制御する制御部とを備えている。
上記構成を採用することにより、電流検出部によりピエゾインジェクタへの通電による充電電流を検出し、制御部により充電電流の時間変化率を算出してピエゾインジェクタへの充電時間が一定となるように昇圧回路の出力電圧を制御する。これにより、製品間で製造ばらつきや使用状態による変化などに起因してピエゾインジェクタへの充電経路の回路インピーダンスがずれている場合でも、出力電圧を調整することでピエゾインジェクタへの充電時間を一定となるようにでき、精度良くピエゾインジェクタを駆動制御することができる。
第1実施形態を示す電気的構成図 充電電流の傾き検出の説明図 DC/DCコンバータ制御の説明図 出力電圧調整制御の流れ図 タイムチャート 第2実施形態を示す電気的構成図 充電電流の傾き検出の説明図 出力電圧調整制御の流れ図 タイムチャート
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
電気的構成を示す図1において、車両の内燃機関の各気筒に燃料を噴射供給する燃料噴射弁としてのピエゾインジェクタ1は、ピエゾインジェクタ駆動装置2により駆動制御される。ピエゾインジェクタ駆動装置2は、昇圧回路としてのDC/DCコンバータ3、充放電回路4、電流検出部としての電流検出抵抗5、制御部としての駆動用IC6を備えている。ピエゾインジェクタ駆動装置2は、駆動用IC6に外部に設けられたマイコン7から駆動指令信号Sdおよびテスト信号Stが与えられる。
なお、ピエゾインジェクタ1は、内燃機関の各気筒に対応して複数個設けられており、図1では1個を代表して示している。また、駆動用IC6は、複数のピエゾインジェクタ1を選択的に駆動するように設けられており、ここでは1個の動作について説明する。ピエゾインジェクタ1の両端子は、ピエゾインジェクタ駆動装置2の出力端子P、Q間に接続されている。
DC/DCコンバータ3は、バッテリ電源に接続される電源端子VBからの電圧を所定の出力電圧Voutに昇圧する。バッテリ電源とグランドとの間に、昇圧コイル31、MOSFET32の直列回路が接続される。昇圧コイル31とMOSFET32との共通接続点はダイオード33を順方向に介して充電用のコンデンサ34に接続されている。
MOSFET32は、駆動用IC6から駆動信号が与えられ、オンオフ動作をすることで昇圧コイル31に発生する高電圧によりダイオード33を介してコンデンサ34に充電をして高圧の所定電圧を生成する。コンデンサ34の正極端子は出力端子として、充放電回路4の入力端子に高圧の出力電圧Voutを供給する。
充放電回路4において、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutが入力される入力端子は、充電スイッチとしてのMOSFET41および充放電コイル42を直列に介して出力端子Pに接続されている。また、MOSFET41と充放電コイル42の共通接続点は、放電スイッチとしてのMOSFET43を介してグランドに接続されている。出力端子Qは、気筒スイッチとしてのMOSFET44および電流検出抵抗5を直列に介してグランドに接続されている。
DC/DCコンバータ3のコンデンサ34から、MOSFET41、充放電コイル42、ピエゾインジェクタ1、MOSFET44および電流検出抵抗5によりピエゾインジェクタ1への充電経路が形成される。また、MOSFET43、充放電コイル42、ピエゾインジェクタ1、MOSFET44および電流検出抵抗5によりピエゾインジェクタ1の放電経路が形成される。
駆動用IC6は、駆動制御部61、気筒制御部62、放電制御部63、DCDC制御部64、電流検出部65、電荷検出部66および傾き検出部67を備えている。なお、これらの構成は、機能的なものとして設けられたものであり、ハードウェアにより構成することもできるし、マイコンなどのCPUおよび制御プログラムによりソフトウェア的に実現することもできる。
駆動制御部61は、マイコン7から与えられる駆動指令信号Sdおよびテスト信号Stを受けて各部を駆動制御する。駆動制御部61は、気筒制御部62に気筒選択の信号を与えてMOSFET44をオンさせ、ピエゾインジェクタ1への充放電動作を実施するように選択する。また、駆動制御部61は、充電用のMOSFET41にゲート信号を与えてオンオフ制御し、コンデンサ34の蓄積電荷を充放電コイル42を介してピエゾインジェクタ1に供給することで充電する。駆動制御部61は、MOSFET41のオフ期間に、放電制御部63によりMOSFET43をオンオフ制御してピエゾインジェクタ1の電荷を放電させる。
DCDC制御部64は、MOSFET32に駆動信号を与えてオンオフ制御することにより昇圧コイル31に高圧を発生させてダイオード33を介してコンデンサ34に所定の出力電圧Voutとなるように制御している。このとき、DCDC制御部64は、出力電圧Voutを予め設定されている閾値電圧Vth0となるように制御している。電流検出部65は、ピエゾインジェクタ1に流れる電流Iinjを電流検出抵抗5の端子電圧により検出する。電流検出部65は、電流検出信号を電荷検出部66および傾き検出部67に出力する。
電荷検出部66は、電流検出信号に基づいてピエゾインジェクタ1への充電電荷を積算して所定レベルに達したら駆動制御部61に検出信号を出力する。駆動制御部61は、電荷検出部66からの検出信号に基づいてピエゾインジェクタ1の充電状態を判定し、MOSFET41のオンオフ制御を停止させる。
傾き検出部67は、マイコン7からテスト信号Stが与えられるとともに、電流検出部65から電流検出信号が与えられる。傾き検出部67は、図2に示すように、データ収集部67aおよび傾き演算部67bを備え、後述するようにして、所定タイミングでピエゾインジェクタ1への充電電流の時間変化率を電流傾きα1として検出しDCDC制御部64に出力する。
また、DCDC制御部64は、傾き検出部67から与えられる電流傾きの検出信号に基づいてDC/DCコンバータ3の出力電圧を調整する。DCDC制御部64は、図3に示すように、基準傾きα0を記憶した記憶部64a、減算器64b、調整値算出部64c、調整値レジスタ64d、初期学習値記憶部64e、PWM制御部64fを備えている。DCDC制御部64は、後述するようにしてDC/DCコンバータ3のMOSFET32に与えるゲート信号を生成する。
次に、上記構成の作用について、図4および図5も参照して説明する。
まず、マイコン7から通常動作である駆動指令信号Sdが与えられたときの動作について簡単に説明する。ピエゾインジェクタ駆動装置2は、電源が投入されると、DCDC制御部64において、DC/DCコンバータ3のMOSFET32を所定のPWMデューティによりオンオフ駆動の制御を実施している。
DC/DCコンバータ3においては、MOSFET32がオンオフ制御され、昇圧コイル31への通断電の繰り返しによって発生する誘導電圧により、ダイオード33を介してコンデンサ34に充電している。コンデンサ34の端子電圧すなわち出力電圧Voutが所定の閾値電圧Vth0になると、以後はコンデンサ34からの放電に応じてDCDC制御部64によりMOSFET32のオンオフ制御が実施されて閾値電圧Vth0を保持するように充電される。
この状態で、駆動用IC6は、マイコン7から駆動指令信号Sdが与えられると、駆動制御部61においてこれを受け付け、充放電回路4を駆動制御してピエゾインジェクタ1に対する充電および放電の動作制御を行う。
駆動制御部61は、気筒制御部62により対象となる気筒を選択してその気筒のピエゾインジェクタ1に通電するようにMOSFET44をオン動作させる。また、これと同時に、ピエゾインジェクタ1への充電経路を導通させるために、充電用のMOSFET41をオンオフ動作させる。これにより、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutは、MOSFET41、充放電コイル42を介してピエゾインジェクタ1に印加され、充電動作が開始されて電流Iinjが流れるようになる。
ピエゾインジェクタ1の電流Iinjは、電流検出部65により、電流検出抵抗5の端子電圧として検出されている。この場合、MOSFET41はオンオフ制御されるので、オン期間では電流Iinjが増加し、オフ期間では電流Iinjが低減する。このようにして、ピエゾインジェクタ1は、電流Iinjにより充電されるようになる。
電荷検出部66は、電流検出部65から入力される電流Iinjを積分することで電荷量を積算しており、電荷量が所定レベルに達すると駆動制御部61に検出信号を出力する。駆動制御部61は、電荷検出部66から検出信号を受けると、MOSFET41をオフ動作させ、マイコン7からの駆動指令信号Sdがオンの期間はピエゾインジェクタ1に所定の充電電荷を保持させる。駆動指令信号Sdがオフになると、放電制御部63により充放電回路4の放電用のMOSFET43をオン動作させる。これにより、ピエゾインジェクタ1の充電電荷が充放電コイル42からMOSFET43を介してグランドに放電されるようになる。
上記のようにピエゾインジェクタ1が充放電動作を行うことで、内燃機関において所定タイミングで所定の燃料噴射が行われる。この場合、ピエゾインジェクタ1は、ピエゾインジェクタ駆動装置2により1サイクルの噴射において複数回の噴射を行うように制御されている。また、1つのピエゾインジェクタ1が駆動制御された後、別のピエゾインジェクタ1が気筒制御部62によって選択され、同様にして充放電の動作が実施されることで燃料噴射が実施されている。
上記のピエゾインジェクタ1の駆動制御において、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutは閾値電圧Vth0を保持するように制御されているが、コンデンサ34の容量値や充放電回路4の素子の回路インピーダンスが装置間でばらつきがあると、ピエゾインジェクタ1への充電電流が設計値通りとならないことがある。このため、同じ構成でありながら、回路インピーダンスのばらつきに起因してピエゾインジェクタ1に蓄積される充電電荷が、開弁に必要な電荷に到達するまでの時間にずれを生じ、製品毎に噴射量がばらつくことがある。
これを解消するため、本実施形態においては、マイコン7から入力されるテスト信号Stにより、駆動用IC6においてDCDC制御部64に対して調整動作を実施し、ピエゾインジェクタ1への充電時間が一定となるようにDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整している。以下、この調整動作について説明する。
なお、この調整動作は、運転開始時に、ピエゾインジェクタ1による噴射制御に先立って実施しても良いし、製品の出荷時にメーカー側にて初期特性の調整作業として実施することもでき、適宜のタイミングで実施することができる。
図4は、駆動用IC6による出力電圧Voutの調整処理の流れを示している。また、図5は各部の信号の変化を示している。ピエゾインジェクタ駆動装置2においては、電源が投入されると、駆動用IC6により、DCDC制御部64によるDC/DCコンバータ3の駆動制御を実行させ、テスト用の所定の出力電圧Voutを生成している。
この状態で、図5(a)に示すように、時刻t0にマイコン7からテスト信号Stのオン信号がピエゾインジェクタ駆動装置2に入力されると、駆動用IC6は、まず、ステップA1で、駆動制御部61によりテスト信号Stを取り込む。次に、駆動用IC6は、ステップA2で駆動制御を開始し、続くステップA3で、図5(b)に示すように駆動制御部61により充電用のMOSFET41をオンさせる。
これにより、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutが充放電回路4を介してピエゾインジェクタ1に印加され、図5(d)に示すように、ピエゾインジェクタ1に電流Iinjが流れ始めて充電が開始される。駆動用IC6は、この状態で、ステップA4で、ピエゾインジェクタ1の電流Iinjを電流検出部65により検出して電流検出信号を傾き検出部67に出力する。
図5(d)に実線で示すようにピエゾインジェクタ1の充電電流Iinjが流れると、傾き検出部67は、時刻t0から電流の上昇が開始するまでの期間が経過した時刻t1から傾き検出の処理を開始し、傾き検出期間Tdの間の電流値を取り込む。なお、時刻t1の設定は、テスト信号Stがオンになる時刻t0から、電流検出部65で電流Iinjの上昇が開始するまでの間に、電流Iinjの時間導関数を算出することで変曲点を検出してデータ収集の開始時点t1として設定している。
傾き検出部67は、図2に示したように、データ収集部67aにて傾き検出期間Tdが経過する時刻t2までの間に、複数回に渡って電流Iinjを検出している。そして、時刻t2になって傾き検出期間Tdが経過して時刻t2になると、傾き演算部67bにおいて、収集した複数の電流Iinjの値について最小二乗法によって直線近似して時間変化量すなわち電流傾きα1を算出する。
続いて、駆動用IC6は、ステップA6で、DCDC制御部64により、電流傾きα1からDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整する処理を実行する。ここでは、DCDC制御部64は、図3に示すように、減算器64bにおいて、傾き検出部67から入力される電流傾きα1と、記憶部64aから取り込んだ基準の電流傾きα0との差Δα(=α1−α0)を演算する。
ここで、基準の電流傾きα0の値は、図5(d)中、破線で示す基準の電流Iinjの傾きに相当している。したがって、実線で示している状態では、充電速度が速い状態であり、ピエゾインジェクタ1への充電経路における回路インピーダンスが、基準の回路インピーダンスよりも小さい状態となっている場合である。
DCDC制御部64では、調整値算出部64cにおいて、電流傾きの差Δαの値に応じて調整値を算出する。この場合、上記のように実際の電流傾きα1が大きく、基準の電流傾きα0との差Δαが正の値となる場合には、出力電圧Voutを下げることで充電速度を下げるように調整値を算出する。また、実際の電流傾きα1が小さく、差Δαが負の値をとる場合には出力電圧Voutを上げることで充電速度を上げるように調整値を算出する。
次に、駆動用IC6は、ステップA7で、DCDC制御部64により、DC/DCコンバータ3の出力電圧の調整処理を実施する。具体的には、DCDC制御部64は、調整値算出部64cで算出された調整値を、調整値レジスタ64dに記憶させ、PWM制御部64fに出力するように設定する。ここでは、調整値は、出力電圧Voutの閾値電圧Vth1に相当するように調整する値である。
これにより、駆動用IC6による出力電圧Voutの調整処理は終了する。この後、時刻t3で、電荷検出部66により所定レベルの電荷量が検出されると、駆動制御部61によりMOSFET41をオフ動作させる。このとき、まだDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutの閾値電圧はVth0の状態に保持されている。
そして、この後時刻t4になってテスト信号Stがオフレベルに変化すると、駆動制御部61は、放電制御部63を介して放電用のMOSFET43をオンさせ、ピエゾインジェクタ1の電荷を放電させるとともに、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutの閾値電圧をVth0からVth1に変更設定する。
この場合、PWM制御部64fは、DC/DCコンバータ3のMOSFET41をPWM制御により駆動しており、初期的には初期学習値記憶部64eに設定されたPWMデューティに基づいて駆動制御を行っている。そして、PWM制御部64fは、時刻t4で調整値レジスタ64dから調整値が入力されると、この調整値に従ってMOSFET32のPWM制御を実施するようになる。これにより、DC/DCコンバータ3は、図5(e)に示すように、出力電圧Voutが閾値電圧Vth1となるようにDCDC制御部64により駆動制御される。
この結果、ピエゾインジェクタ1への充電経路における回路インピーダンスが、基準の回路インピーダンスとずれている場合でも、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整することで、充電電流Iinjを制御して電流傾きα1が基準の電流傾きα0に等しくなるように修正することができ、図5(d)中、破線で示すような基準の電流Iinjの変化に一致するように調整することができる。
このような本実施形態では、駆動用IC6において、電流検出部65によりピエゾインジェクタ1への充電時の電流Iinjを検出し、傾き検出部67により電流Iinjの単位時間の電流傾きα1を算出して出力電圧Voutを調整するようにした。
これにより、出力電圧Voutを調整することで充電時間が基準と一致するように制御でき、ピエゾインジェクタ1の充電経路における回路インピーダンスの製品間ばらつきに起因した噴射量のばらつきを抑制して精度よく噴射制御を行うことができるようになる。
(第2実施形態)
図6から図9は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この第2実施形態では、テスト信号Stを用いて予めDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整するのではなく、実際にピエゾインジェクタ1を用いた噴射制御を実行しながら調整処理を同時に実施するものである。
図6において、ピエゾインジェクタ駆動装置20は、駆動用IC6に代えて駆動用IC6Aを備えている。駆動用IC6Aは、傾き検出部67に代えて傾き検出部67Aを備えている。また、マイコン7からは駆動指令信号Sdが入力される構成である。なお、外部から入力される信号として、エンジンの回転数信号Srおよびエンジンの始動後時間Tsのデータが傾き検出部67Aに入力される構成である。
図7は傾き検出部67Aの機能ブロック構成を示している。傾き検出部67Aは、データ収集部67a、傾き演算部67bに加えて、傾き演算結果レジスタ67c、実行可否判定部67d、傾き検出カウンタ67e、n回一致判定部67fおよびn回平均算出部67gを備えている。データ収集部67aは、マイコン7から駆動指令信号Sdが入力されるとともに、電流検出部65から電流検出信号が入力される。
実行可否判定部67dは、駆動指令信号Sd、回転数信号Srおよび始動後時間Tsが入力されるように設けられる。実行可否判定部67dは、入力される信号に基づいて傾き算出の実行可能な状態を判定すると、傾き演算結果レジスタ67cおよび傾き検出カウンタ67eに対して許可信号を出力する。
次に、上記構成の作用について、図8および図9も参照して説明する。図8は、駆動用IC6Aによる出力電圧Vout調整処理の流れを示している。また、図9は各部の信号の変化を示している。
ピエゾインジェクタ駆動装置20は、電源が投入されると、駆動用IC6Aにより、DC/DCコンバータ3の駆動制御が実施され、出力電圧Voutが生成された状態となる。この状態で、駆動用IC6Aは、マイコン7から駆動指令信号Sdが与えられると、駆動用IC6Aは、ステップB1でこれを入力し、続くステップB2で、充放電回路4の駆動制御を開始するとともに、ステップB3で気筒制御を開始してピエゾインジェクタ1に対する充電および放電の動作制御を実施する。
この場合、駆動用IC6Aの駆動制御部61は、気筒制御部62により対象となる気筒を選択してその気筒のピエゾインジェクタ1に通電するようにMOSFET44をオン動作させる。また、これと同時に、ピエゾインジェクタ1への充電経路を導通させるために、充電用のMOSFET41をオンオフ動作させる。これにより、DC/DCコンバータ3の出力電圧Voutは、MOSFET41、充放電コイル42を介してピエゾインジェクタ1に印加され、充電動作が開始されて電流Iinjが流れるようになる。
このとき、ピエゾインジェクタ1に対する駆動制御では、エンジンの1サイクル中の駆動制御において複数回の噴射動作を実施する。また、1回の噴射動作においても、MOSFET41が複数回オンオフ駆動されるので、ピエゾインジェクタ1の電流Iinjは、複数回のオンオフ動作の内、最初のオン時には電流Iinjがゼロから増加するが、2回目以降ではオフ期間が短いので電流Iinjがゼロに戻る前にオン期間が開始される。このようにして、ピエゾインジェクタ1は、電流Iinjにより充電されるようになる。
駆動用IC6Aは、上記のように駆動制御されるピエゾインジェクタ1の電流Iinjを、以下のようにして検出する。すなわち、駆動用IC6Aは、次のステップB4で、電流検出部65により検出しているピエゾインジェクタ1の電流Iinjを取り込んで傾き検出動作を開始する。電流検出部65は、第1実施形態と同様に、駆動指令信号Sdが与えられた時点から、所定時間が経過した立ち上がり時点から一定時間が経過した後、すなわち電流Iinjの値が変曲点に達する時点から傾き検出期間Tdの間に複数回に渡ってデータを取得する。
傾き検出部67bは、傾き検出期間Tdが経過する間に、検出した複数個の電流Iinjのデータに基づいて、最小二乗法によって直線近似して時間変化量すなわち電流傾きα1を算出する。傾き検出部67bは、算出した電流傾きα1のデータを傾き演算結果レジスタ67cに出力する。
駆動用IC6Aは、次に、ステップB6に進み、調整実行の処理が可能であるか否かを判断する。駆動用IC6Aは、ピエゾインジェクタ1による噴射制御中にDC/DCコンバータ3の出力電圧調整を行うには、まず調整実行可能状態にあるかを判定する必要がある。
これは、例えば、動作が安定しない電源オンの直後の状態を避けるためであり、また、1サイクル中に複数回噴射を行う場合でインターバルが短くなって前回噴射時の影響が出やすいエンジンの高回転時に、電流傾きが正確に検出できない状態を避けるためである。
具体的には、実行可否判定部67dは、外部から入力される始動後時間信号Tsが所定時間を経過していない場合には、動作が安定しない電源オンの直後の状態として判定する。また、実行可否判定部67dは、回転数信号Srが所定回転数以上の場合には、前回噴射時の影響が出やすい高回転時の状態と判定する。これにより、実行可否判定部67dは、上記の状態を判定すると、許可信号を傾き演算結果レジスタ67cおよび傾き検出カウンタ67eに許可信号を出力する。
この後、駆動用IC6Aは、ステップB7で、傾き検出カウンタ67eにより傾き検出カウンタの値を「1」インクリメントする。なお、この実施形態では、許可信号の有無に拘らず、傾き演算部67bによる傾き算出の動作は実行し、傾き演算結果レジスタ67cでこれを保存するか否かを許可信号に応じて実施している。しかし、許可信号に応じて傾き演算部67bの動作を実施するようにしても良い。
また、駆動用IC6Aは、ステップB6でNOの場合には、傾き演算結果レジスタ67cおよび傾き検出カウンタ67eに許可信号を出力することはなく、ステップB8に移行する。したがって、傾き演算結果レジスタ67cは、傾き演算部67bで演算された電流傾きα1の値を受け付けない。また、傾き検出カウンタ67eは、傾き検出カウンタの値をインクリメントしないでそのまま保持する。
この後、駆動用IC6Aは、ステップB8で、放電制御を開始する。駆動用IC6Aは、充電用のMOSFET41をオフ状態にするとともに、放電制御部63を介して放電用のMOSFET43をオンオフ制御することでピエゾインジェクタ1の電荷を放電させる。電荷の放電期間中には、ピエゾインジェクタ1の電流Iinjは、充放電コイル42、MOSFET43を介してグランドに向かう負の電流として間欠的に流れる。
なお、この間、駆動用IC6Aは、DC/DCコンバータ3の動作を制御することで、出力電圧Voutが所定の閾値電圧Vth0を保持するように制御されている。例えば、ピエゾインジェクタ1への充電動作を実施する期間では、MOSFET41がオンされる期間中、コンデンサ34の電荷がピエゾインジェクタ1放電されるので、コンデンサ34の端子電圧が低下する。このため、DC/DCコンバータ3は、出力電圧Voutの低下を補うようにMOSFET32が駆動されて昇圧コイル31によりコンデンサ34に充電されるようになる。
この後、駆動用IC6Aは、ステップB9を経て上記した放電動作が終了すると、ステップB10で、傾き検出カウンタ67eにより、傾き検出カウンタの値が「n」に達したか否かを判断する。駆動用IC6Aは、ステップB10でNOの場合には処理を終了する。そして、上記のようにして図8の噴射制御の処理を繰り返し実行する内に、傾き検出カウンタ67eのカウント値が「n」に達してステップB10でYESになると、n回一致部67fは、n回一致の検出信号を、傾き演算結果レジスタ67c、傾き検出カウンタ67eおよびn回平均算出部67gに出力する。
駆動用IC6Aは、ステップB11で、傾き検出カウンタ67eにおいて、n回一致部67fからn回一致の検出信号が入力されたことに応じて、傾き検出カウンタ67eを初期化して傾き検出カウンタの値を「0」にする。また、このとき駆動用IC6Aは、傾き演算結果レジスタ67cに記憶されたn個の傾き演算結果のデータを元に、n回平均算出部67gにおいて平均値を電流傾きα1として算出し、DCDC制御部64に出力する。
これにより、駆動用IC6Aは、ステップB12およびB13で、DCDC制御部64において出力電圧の調整値を前述同様にして算出し、前回設定している閾値電圧Vth0と異なる場合には、新たな閾値電圧Vth1を設定する。駆動用IC6Aは、DC/DCコンバータ3に対して出力電圧Voutを新たな閾値電圧Vth1となるようにMOSFET32を駆動制御する。
なお、駆動用IC6Aによる閾値電圧Vth1の変更設定は、ピエゾインジェクタ1による開弁動作に影響を与えないようにするために、ピエゾインジェクタ1の放電動作が終了した後に実施するように構成されている。
次に、上記動作について、図9のタイムチャートを参照して説明する。上述したように、駆動用IC6Aにより、ピエゾインジェクタ1による噴射制御を実施しながら、電流傾きを検出している。図8の流れに従って、傾き検出部67Aにおいて実行可否判定部67dから許可信号が出力されている状態で、電流検出部65により検出された電流Iinjが収集され、傾き演算結果レジスタ67cに記憶されている。
n回目の動作では、時刻t0に駆動指令信号Sdがオンになると、駆動用IC6Aによりピエゾインジェクタ1への充電動作が実施される。このとき、MOFET41の最初のオン期間に実行可否判定部67dから許可信号が出力されると、傾き検出期間Tdにおいて電流Iinjのデータが取得される。
そして、駆動用IC6Aは、n回目の電流傾きα1のデータが算出されると、放電期間(t1−t2)を経た後、時刻t2にDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整するために閾値電圧をVth0からVth1に切り替える。これにより、DC/DCコンバータ3は、この後、出力電圧Voutが新たに設定された閾値電圧Vth1となるように駆動制御される。
このように、DC/DCコンバータ3の閾値電圧がVth1に変更設定されることで、実質的にピエゾインジェクタ1への充電電流の電流傾きα1が基準の電流傾きα0に一致するようになる。この結果、充電電荷が所定値になるまでの時間すなわち充電時間が、製品間の回路インピーダンスのばらつきに依存することなく、基準の電流Iinjで充電されるようになり、時刻t3以降における噴射制御が精度良く実施できるようになる。
また、時刻t3以降では、駆動用IC6Aは、次の新たな電流傾きα1の検出動作に移行するようになる。これによって、n回の電流傾きを検出する毎にDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整することで、ピエゾインジェクタ1への充電経路の回路インピーダンスが変化する場合でも、常にこれに追随して充電時間を保持するように制御することができる。
このような第2実施形態によれば、ピエゾインジェクタ1による噴射制御を実施する状態で、駆動用IC6Aにより、ピエゾインジェクタ1への充電電流の傾きを検出してDC/DCコンバータ3の出力電圧Voutを調整するようにした。これにより、ピエゾインジェクタ1への充電経路の回路インピーダンスのばらつきや、経時変化に伴う回路インピーダンスの変化にも追随して常に正確に噴射制御を実施することができる。
また、DC/DCコンバータ3の閾値電圧を調整する場合に、ピエゾインジェクタ1の放電が終了した時点で切り換えを実施するので、噴射制御の動作に影響が及ばないようにして調整動作を実施できる。
駆動用IC6Aにより、ピエゾインジェクタ1の電流Iinjをn回検出した時点でそれらの平均から閾値電圧Vth1を設定するので、突発的な変動による誤差の影響を低減して精度の高い制御を実施できる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
上記各実施形態では、電流Iinjの傾きα1を算出するのに、傾き検出期間Tdにおいて複数個の電流値を検出してそれらの最小二乗法により近似するようにしたが、最小二乗法以外の方法で傾きを算出しても良い。
第1実施形態においては、テスト信号Stによる出力電圧の調整処理を、出荷前などの時点で実施する例を示したが、ユーザによる使用時に実施することもできるし、また、ユーザが適宜のタイミングで実施するようにしても良い。
第2実施形態においては、ピエゾインジェクタ1による噴射制御を実施している状態で、連続的に出力電圧の調整処理を実施する場合の例を示したが、これに限らず、時間間隔を設定して適宜のタイミングで実施するようにしても良い。
また、第1実施形態と第2実施形態を併用することもできる。すなわち、初期的な調整処理を第1実施形態により実施し、ユーザが使用する際に第2実施形態により調整処理を実施するようにしても良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はピエゾインジェクタ、2、20はピエゾインジェクタ駆動装置、3はDC/DCコンバータ(昇圧回路)、4は充放電回路、5は電流検出抵抗、6、6Aは駆動用IC、7はマイコン、31は昇圧コイル、32はMOSFET、34はコンデンサ、41は充電用のMOSFET、43は放電用のMOSFET、44は気筒選択用のMOSFET、61は駆動制御部、64はDCDC制御部、65は電流検出部、67、67Aは傾き検出部である。

Claims (8)

  1. 電源電圧を昇圧回路(3)により所定の出力電圧まで昇圧してピエゾインジェクタ(1)に通電して駆動するピエゾインジェクタ駆動装置において、
    前記ピエゾインジェクタへの通電による充電電流を検出する電流検出部(5)と、
    前記電流検出部により検出される充電電流の時間変化率を算出し、算出された前記時間変化率に基づいて前記ピエゾインジェクタへの充電を開始してからピエゾインジェクタの充電電荷が所定値になるまでの充電時間が一定となるように前記昇圧回路の出力電圧を制御する制御部(6、6A)とを備えたピエゾインジェクタ駆動装置。
  2. 前記制御部は、前記電流検出部により検出される充電電流を測定期間中において複数回検出して近似計算により前記時間変化率を算出する請求項1に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
  3. 前記制御部(6、6A)は、前記電流検出部により検出される充電電流の変化率の変曲点を検出し、前記変曲点の時点を基準として前記時間変化率を算出するための充電電流検出の開始タイミングを決定する請求項1または2に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
  4. 前記制御部(6、6A)は、前記充電時間が一定となるように前記昇圧回路の出力電圧を制御するために、前記昇圧回路のスイッチング素子のデューティ比を調整する請求項1から3のいずれか一項に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
  5. 前記制御部(6)は、前記電流検出部により前記ピエゾインジェクタへの充電電流の検出を、テスト期間を設けて実施する請求項1から4のいずれか一項に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
  6. 前記制御部(6A)は、前記電流検出部により前記ピエゾインジェクタへの充電電流の検出を、通常動作中に実施する請求項1から4のいずれか一項に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
  7. 前記制御部(6、6A)は、前記ピエゾインジェクタの駆動を1サイクル中に複数回駆動制御する動作においては、初回の駆動時に前記電流検出部により検出される充電電流から前記時間変化率を算出する請求項1から6のいずれか一項に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
  8. 前記制御部(6、6A)は、前記時間変化率を複数回にわたって算出した値の平均値を前記算出された時間変化率とする請求項1から7のいずれか一項に記載のピエゾインジェクタ駆動装置。
JP2017239527A 2017-12-14 2017-12-14 ピエゾインジェクタ駆動装置 Active JP6988426B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017239527A JP6988426B2 (ja) 2017-12-14 2017-12-14 ピエゾインジェクタ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017239527A JP6988426B2 (ja) 2017-12-14 2017-12-14 ピエゾインジェクタ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019106831A JP2019106831A (ja) 2019-06-27
JP6988426B2 true JP6988426B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=67062125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017239527A Active JP6988426B2 (ja) 2017-12-14 2017-12-14 ピエゾインジェクタ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6988426B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3053149B2 (ja) * 1993-01-19 2000-06-19 アイシン精機株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP5605313B2 (ja) * 2011-06-13 2014-10-15 株式会社デンソー 電磁弁駆動装置
JP2017212807A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 株式会社デンソー ピエゾインジェクタの駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019106831A (ja) 2019-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11309721B2 (en) Battery charger with segmented power path switch
US9018921B2 (en) Battery charger architecture
EP1582725B1 (en) Fuel-injection control method and apparatus
US5425343A (en) Fuel injection control device for internal combustion engine
JP4839359B2 (ja) 噴射制御システム
KR101567201B1 (ko) 인젝터 특성 보정 장치
JP5029663B2 (ja) 燃料噴射制御装置
US9752545B2 (en) Fuel injection control apparatus
JP2009068494A5 (ja)
JP2019100272A (ja) 噴射制御装置
US10598117B2 (en) Injector driving device
JP2008523773A (ja) 圧電エレメント、殊に自動車の燃料噴射装置の圧電エレメントをドライブ制御するための電気的な回路
JP2004150359A (ja) 燃料噴射方法
JP6988426B2 (ja) ピエゾインジェクタ駆動装置
JP6483035B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP2013060884A (ja) インジェクタ制御装置
JPH05202790A (ja) 圧電素子充電電荷量制御回路
JP7059661B2 (ja) ピエゾインジェクタ駆動装置
JP6405919B2 (ja) 電子制御装置
US11459969B2 (en) Method for controlling a DC/DC voltage converter for controlling a fuel injector
JP2018145804A (ja) 電子制御装置
JP2017131079A (ja) 昇圧電源装置
JP2017057755A (ja) 電磁弁駆動装置
JP2017135836A (ja) 電子制御装置
JP2021139337A (ja) 噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6988426

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151