JP6988379B2 - ブローアウト装置 - Google Patents

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Description

この発明は、原子力発電施設の建屋の内圧が上昇した場合に、その圧力を外部に逃すためのブローアウト装置に関する。
例えば、原子炉格納容器の外側で主蒸気管の破断事故が発生すると、高温高圧の一次冷却材が建屋内に放出されて建屋の内圧が上昇し、原子炉格納容器に作用する外圧が上昇したり建屋自身の機能に支障をきたしたりするおそれがある。このような事故時等に、建屋内の圧力(蒸気)を外部に放出して内圧上昇を緩和するために、ブローアウト装置が設置されており、このブローアウト装置として、従来、クリップタイプとラプチャーディスクタイプのものが広く使用されている。
クリップタイプのブローアウト装置は、図7(a)に示すように、建屋の外壁101の開口部101aを塞ぐブローアウトパネル102が、クリップ103によって仮固定されている。そして、建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、図7(b)に示すように、クリップ103による仮固定が解除されてブローアウトパネル102が外れ、開口部101aが開放されるものである。
ラプチャーディスクタイプのブローアウト装置は、図8(a)に示すように、建屋の外壁101の開口部101aを塞ぐブローアウトパネル104に、予め傷部(耐圧が弱い部位)104aが形成されている。そして、建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、図8(b)に示すように、傷部104aからブローアウトパネル104が破断して、開口部101aが開放されるものである。
このようなブローアウト装置では、建屋の内圧が低下した後(開放動作後)に開口部101aを再び塞ぐ必要があるが、一度開口部101aが開放されると、ブローアウトパネル102、104などを取り替える必要があり、時間や費用を要するばかりでなく、作業員が被ばくするおそれがある。このため、開放動作した後に速やかに閉止復旧することができる、というブローアウト装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このブローアウト装置は、建屋の開口部に、固定装置によって取り付けられた閉止パネルと、閉止パネルに一端が取り付けられたワイヤと、ワイヤの他端を巻き取るパネル復旧装置と、を備える。そして、建屋の内部圧力が所定値以上になると固定装置が破損し、閉止パネルが回転して開口部が開放され、その後、ワイヤをパネル復旧装置で巻き取ることで、閉止パネルを閉止位置に再設置することができるものである。
特開2009−121917号公報
ところで、本願発明者は、ブローアウト装置が一度開放動作した後であっても、ブローアウト装置として継続使用できることが望ましい場合が想定し得る、と考える。しかしながら、特許文献1に記載のブローアウト装置では、固定装置が破損することで、閉止パネルが回転して開口部が開放されるため、その後ワイヤをパネル復旧装置で巻き取って閉止パネルを閉止位置に再設置させても、ブローアウト装置として継続使用することはできない。つまり、固定装置が破損しているため、ブローアウト装置として再使用するには、固定装置の再設置が必要で、作業員による作業が必要となる。
また、電力を利用してパネル復旧装置を駆動させるものでは、停電の際にワイヤを巻き取ることができない。一方、手動でパネル復旧装置を駆動させるものでは、作業員による操作、作業が必要となる。
そこでこの発明は、人による作業や電力を要することなく、開放動作した後に再度使用可能なブローアウト装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、板状で一端縁部を水平軸として回動することで、原子力発電施設の建屋に形成された開口部を開閉自在に塞ぐブローアウトパネルと、前記ブローアウトパネルが閉じる方向にモーメントを与える錘部と、を備え、前記建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、前記モーメントに抗して前記ブローアウトパネルが開いて前記開口部が開放され、前記建屋の内圧が降下すると、前記モーメントによって前記ブローアウトパネルが閉じて前記開口部が塞がれるブローアウト装置であって前記建屋の内圧が降下して前記ブローアウトパネルが閉じる際に、前記ブローアウトパネルをゆっくり閉じるクローザーを備え、前記クローザーは、一端が前記ブローアウトパネルに接続され、他端が前記開口部に嵌め込まれたフレームに接続されているアームを備えており、前記アームは、前記ブローアウトパネルが所定以上に開かないように制限する、ことを特徴とするブローアウト装置である。
この発明によれば、事故などで建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、錘部によるモーメントに抗して内圧によってブローアウトパネルが開いて開口部が開放され、建屋内の気体(蒸気)が開口部から排気される。これによって建屋の内圧が降下すると、錘部によるモーメントによってブローアウトパネルが閉じて開口部が塞がれる。そして、再び建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、ブローアウトパネルが再び開いて開口部が開放される、という動作を繰り返す。
請求項の発明は、請求項に記載のブローアウト装置において、前記フレームに前記ブローアウトパネルと前記クローザーが配設されている、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1または2に記載のブローアウト装置において、前記錘部によるモーメントの大きさを調整自在となっている、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1からに記載のブローアウト装置において、前記ブローアウトパネルは、板面が上下方向に延びて下端縁部を水平軸として回動自在に配設され、前記ブローアウトパネルが開くと前記建屋内の気体が上方に向って流れる、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1からに記載のブローアウト装置において、前記ブローアウトパネルは、板面が上下方向に延びて上端縁部を水平軸として回動自在に配設され、前記ブローアウトパネルが開くと前記建屋内の気体が下方に向って流れる、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1からに記載のブローアウト装置において、前記ブローアウトパネルは、板面が横方向に延びて一端縁部を水平軸として回動自在に配設され、前記ブローアウトパネルが開くと前記建屋内の気体が前記建屋外に流れる、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一度ブローアウトパネルが開いて開口部が開放されても、錘部によってブローアウトパネルが閉じて開口部が塞がれ、再び建屋の内圧が所定値以上に上昇するとブローアウトパネルが再び開く。このように、人による作業や電力を要することなく、開放動作した後にブローアウト装置として再度使用することができる。しかも、建屋の内圧が降下するとブローアウトパネルが自動的に閉じられるため、労力や費用を抑制できるばかりでなく、速やかにブローアウト装置として継続使用する(次のブローアウトに備える)ことが可能となる。また、地震や外部衝撃などによって開放動作(誤動作)した場合でも、即座にブローアウト装置として使用することができる。
請求項の発明によれば、ブローアウトパネルをゆっくり閉じるクローザーを備えるため、建屋内の気体を開口部から十分、適正に排気することが可能になるとともに、ブローアウトパネル等に衝撃が加わって損傷するのを防止することが可能となる。
請求項の発明によれば、開口部に嵌め込まれるフレームにブローアウトパネルとクローザーが配設されてユニット化されているため、フレームを開口部に嵌め込むことで、容易かつ迅速にブローアウト装置を設置することができる。また、開口部を加工等する必要がないため、既存・既設の開口部にも容易かつ迅速にブローアウト装置を設置することができる。
請求項の発明によれば、錘部によるモーメントの大きさが調整自在なため、ブローアウトパネルの重量や大きさ、あるいは建屋の内圧の所定値(ブローアウトパネルが開くべき内圧)などが変わった場合でも、適正なモーメントに調整して、ブローアウトパネルを適正に開閉することが可能となる。
請求項の発明によれば、例えば、ブローアウトパネルを建屋の外壁に沿って配設すると、ブローアウトパネルが開いた場合に建屋内の気体が上方に向って流れるため、ブローアウトパネルを外壁などに垂直に配設して建屋内の気体を建屋の上方に流したい場合に有効である。
請求項の発明によれば、例えば、ブローアウトパネルを建屋の外壁に沿って配設すると、ブローアウトパネルが開いた場合に建屋内の気体が下方に向って流れるため、ブローアウトパネルを外壁などに垂直に配設して建屋内の気体を建屋の下方に流したい場合に有効である。
請求項の発明によれば、例えば、ブローアウトパネルを建屋の天井に沿って配設すると、ブローアウトパネルが開いた場合に建屋内の気体が建屋外の上方に向って流れるため、ブローアウトパネルを建屋の天井などに水平に配設したい場合に有効である。
この発明の実施の形態1に係るブローアウト装置の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネルが閉じる途中の状態を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るブローアウト装置の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネルが閉じる途中の状態を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るブローアウト装置の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネルが閉じる途中の状態を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るブローアウト装置の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネルが閉じる途中の状態を示す図である。 この発明の実施の形態5を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネルが閉じる途中の状態を示す図である。 この発明の実施の形態6を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネルが閉じる途中の状態を示す図である。 従来のクリップタイプのブローアウト装置の概略構成を示す側面断面図であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示す図である。 従来のラプチャーディスクタイプのブローアウト装置の概略構成を示す正面図であり、(a)は、ブローアウトパネルが閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネルが開いた状態を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態に係るブローアウト装置1の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネル3が閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネル3が開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネル3が閉じる途中の状態を示す図である。このブローアウト装置1は、原子力発電施設の建屋の内圧が上昇した場合に、その圧力つまり建屋内の気体(蒸気)を外部に逃すための装置であり、主として、フレーム2と、ブローアウトパネル3と、ウエイト(錘部)4と、クローザー5と、を備える。ここで、この実施の形態では、建屋の外壁100にブローアウト装置1を設置する場合について説明し、外壁100には窓孔状(正面形状が略四角形)の開口部100aが形成されている。
フレーム2は、開口部100aに嵌め込まれる枠体である。すなわち、四角い窓枠状で開口部100aの内周面に沿って嵌合されるように形成されている。そして、開口部100a内に嵌め込んで、ネジなどの固定具で外壁100に固定できるようになっている。また、外壁100の外面側のフレーム2の端縁にはパッキン21が配設され、ブローアウトパネル3が閉じた状態で気密性が確保されるようになっている。このようなフレーム2に、ブローアウトパネル3やクローザー5などが配設されて、ユニット化されている。
ブローアウトパネル3は、板状で一端縁部を水平軸として回動することで、開口部100aを開閉自在に塞ぐパネルである。すなわち、開口部100aの正面形状よりもやや大きい略四角形の板で、下辺部(一端縁部、下端縁部)に回転軸31が配設されている。この回転軸31は、フレーム2の下辺部を水平軸として回転自在にフレーム2に配設されている。ここで、回転軸31の両端部をフレーム2の縦板に設けられた軸受に回転自在に装着してもよいし、回転軸31をフレーム2の下辺部(下横板)に設けられた軸受に回転自在に装着してもよい。
そして、回転軸31が水平軸回りに回動することで、ブローアウトパネル3が開口部100aを閉じたり開いたりする。この際、図1(a)に示すように、ブローアウトパネル3が閉じた状態では、その板面が外壁100の外面に沿って上下方向に延びるように配設されている。また、図1(b)に示すように、ブローアウトパネル3が開いた状態では、開口部100aの上側が大きく解放されて建屋内の気体が上方に向って流れるようになっている。このように、ブローアウトパネル3は、下辺部を水平軸として回転する片開きの窓状となっている。
ウエイト4は、ブローアウトパネル3が閉じる方向に常にモーメントを与える錘であり、ブローアウトパネル3の内面側(建屋の内側)に設けられている。すなわち、ブローアウトパネル3の内面中央部に、建屋の内側で回転軸31側に延びる第1の支持バー41が設けられ、回転軸31に建屋の内側に延びる第2の支持バー42が設けられている。そして、両支持バー41、42の自由端部(ブローアウトパネル3の内面側で回転軸31側)にウエイト4が設けられ、開口部100aが塞がれる方向、つまり、建屋の内側の方向にブローアウトパネル3に常にモーメントが作用するように、ウエイト4の位置と重量が設定されている。また、ブローアウトパネル3が閉じた状態で、ウエイト4がフレーム2(開口部100a)内に収まるように、つまり、建屋の内側に突出しないように、ウエイト4の位置と重量が設定されている。
クローザー5は、ブローアウトパネル3が開いた後に建屋の内圧が降下してブローアウトパネル3が閉じる際に、ブローアウトパネル3をゆっくり閉じるものである。すなわち、油圧、空圧あるいはスプリングなどの制御力によって、ブローアウトパネル3が外圧によって急に閉まるのを防止する機器である。具体的には、ドアクローザーと同等の構成で、中央部で折り曲げ自在なアーム51の一端部51aがフレーム2の上横板に回動自在に接続され、アーム51の他端部51bがブローアウトパネル3の内面上部に回動自在に接続されている。
そして、ブローアウトパネル3が閉じた状態では、図1(a)に示すように、アーム51が折り重なってフレーム2(開口部100a)内に収まり、ブローアウトパネル3が開いた状態では、図1(b)に示すように、アーム51が延びてブローアウトパネル3の開きを規制する。さらに、ブローアウトパネル3が閉じる途中では、図1(c)に示すように、ブローアウトパネル3の動きを緩慢にしてブローアウトパネル3をゆっくり閉じる。ここで、ブローアウトパネル3が開いて閉まるまでに、建屋内の気体が開口部100aから外部に流れて、建屋内の圧力が十分に下がる時間が確保されるようブローアウトパネル3がゆっくり閉まるように、クローザー5の制御力が設定されている。
また、クローザー5は、ブローアウトパネル3が所定以上に開かないように制限する役割も有する。すなわち、図1(b)に示すようにアーム51が延びきり、その後、建屋内の圧力が下がってブローアウトパネル3が閉じる際に、ウエイト4のモーメントによってブローアウトパネル3が確実に閉まるように、延びきったアーム51の長さが設定されている。これにより、ブローアウトパネル3が開きすぎて閉じなくなるのを防止するようになっている。
このようなクローザー5を、ブローアウトパネル3の大きさや重量などに応じて複数設けてもよい。この場合も、ブローアウトパネル3が開いた状態では、クローザー5間の隙間を介して建屋内の気体が外部に排気される。
そして、図1(a)に示すようにブローアウトパネル3が閉じた状態で、建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、図1(b)に示すように、ウエイト4によるモーメントに抗してブローアウトパネル3が開いて開口部100aが開放されるようになっている。つまり、そのような内圧でブローアウトパネル3が開くように、ウエイト4によるモーメントやクローザー5の制御力が設定されている。その後、建屋内の気体が外部に排気されて建屋の内圧が降下すると、図1(c)に示すように、外気圧(建屋の外側からの圧力)とウエイト4によるモーメントとクローザー5の制御力によって、ブローアウトパネル3がゆっくり閉じて開口部100aが塞がれるようになっている。つまり、そのよう内圧でブローアウトパネル3が閉じるように、ウエイト4によるモーメントやクローザー5の制御力などが設定されている。
このような構成のブローアウト装置1によれば、平常時は図1(a)に示すように、ブローアウトパネル3が閉じており建屋内の気体が外部に放出されない。そして、事故などで建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、図1(b)に示すように、ウエイト4によるモーメントなどに抗して内圧によってブローアウトパネル3が開いて開口部100aが開放され、建屋内の気体が開口部100aから排気される。これによって建屋の内圧が降下すると、図1(c)に示すように、ウエイト4によるモーメントなどによってブローアウトパネル3が閉じて、再び図1(a)に示すように開口部100aが塞がれる。その後、再び建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、再び図1(b)に示すように、ブローアウトパネル3が開いて開口部100aが開放される、という動作を繰り返すものである。
このように、このブローアウト装置1によれば、一度ブローアウトパネル3が開いて開口部100aが開放されても、ウエイト4によってブローアウトパネル3が閉じて開口部100aが塞がれ、再び建屋の内圧が所定値以上に上昇するとブローアウトパネル3が再び開く。このように、人による作業や電力を要することなく、開放動作した後にブローアウト装置として再度使用することができる。しかも、建屋の内圧が降下するとブローアウトパネル3が自動的に閉じられるため、労力や費用を抑制できるばかりでなく、速やかにブローアウト装置として継続使用する(次のブローアウトに備える)ことが可能となる。
また、ブローアウトパネル3をゆっくり閉じるクローザー5を備えるため、建屋内の気体を開口部100aから十分、適正に排気することが可能になるとともに、ブローアウトパネル3等に衝撃が加わって損傷するのを防止することが可能となる。
さらに、ブローアウトパネル3が開いた場合に建屋内の気体が上方に向って流れるため、ブローアウトパネル3を外壁100などに垂直に配設して建屋内の気体を建屋の上方に流したい場合(下方に流したくない場合)に有効である。
一方、開口部100aに嵌め込まれるフレーム2にブローアウトパネル3やクローザー5などが配設されてユニット化されているため、フレーム2を開口部100aに嵌め込むことで、容易かつ迅速にブローアウト装置1を設置することができる。また、開口部100aを加工等する必要がないため、既存・既設の開口部100aにも容易かつ迅速にブローアウト装置1を設置することができる。
(実施の形態2)
図2は、この実施の形態に係るブローアウト装置1の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネル3が閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネル3が開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネル3が閉じる途中の状態を示す図である。この実施の形態では、ウエイト4によるモーメントの大きさを調整自在となっている点で実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
この実施の形態では、ウエイト4が複数の小ウエイト43、44から構成されており、第1の小ウエイト43は、両支持バー41、42の自由端部に固定されている。また、複数の第2の小ウエイト44は、それぞれ第1の小ウエイト43に対して取付自在となっており、必要なモーメントの大きさに応じて所定重量の第2の小ウエイト44を所定数だけ第1の小ウエイト43に取り付けられるようになっている。ここで、第2の小ウエイト44を取り付ける方法としては、ボルトによる締結やクランプによる把持などどのようなものであってもよい。
このような実施の形態によれば、ウエイト4によるモーメントの大きさが調整自在なため、ブローアウトパネル3の重量や大きさ、あるいは建屋の内圧の所定値(ブローアウトパネル3が開くべき内圧)などが変わった場合でも、適正なモーメントに調整して、ブローアウトパネル3を適正に開閉することが可能となる。ここで、この実施の形態では、ウエイト4の重量を調整することでモーメントの大きさを調整しているが、ウエイト4の位置を調整することでモーメントの大きさを調整するようにしてもよい。
(実施の形態3)
図3は、この実施の形態に係るブローアウト装置1の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネル3が閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネル3が開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネル3が閉じる途中の状態を示す図である。この実施の形態では、ブローアウトパネル3が開くと建屋内の気体が下方に向って流れる点で実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
この実施の形態では、ブローアウトパネル3は、上辺部(上端縁部)を水平軸として回動自在に配設され、ブローアウトパネル3が開くと建屋内の気体が下方に向って流れるようになっている。すなわち、回転軸31は、フレーム2の上辺部を水平軸として回転自在にフレーム2に配設されており、回転軸31が水平軸回りに回動することで、ブローアウトパネル3が開口部100aを閉じたり開いたりする。この際、図3(a)に示すように、ブローアウトパネル3が閉じた状態では、その板面が外壁100の外面に沿って上下方向に延びるように配設されている。また、図2(b)に示すように、ブローアウトパネル3が開いた状態では、開口部100aの下側が大きく解放されて建屋内の気体が下方に向って流れるようになっている。このように、ブローアウトパネル3は、上辺部を水平軸として回転する片開きの窓状となっている。
ウエイト4は、ブローアウトパネル3の内面(建屋の内側)の自由端部(下部)側に設けられている。また、クローザー5は、そのアーム51の一端部51aが、フレーム2の下横板に回動自在に接続され、アーム51の他端部51bがブローアウトパネル3の内面下部に回動自在に接続されている。ここで、ウエイト4によるモーメントやクローザー5の制御力の大きさについては、実施の形態1と同様の考えで設定されている。
このような実施の形態によれば、ブローアウトパネル3が開いた場合に建屋内の気体が下方に向って流れるため、ブローアウトパネル3を外壁100などに垂直に配設して建屋内の気体を建屋の下方に流したい場合に有効である。ここで、ウエイト4をブローアウトパネル3の内面に設けているが、ブローアウトパネル3の外面に設けてもよく、また、実施の形態1と同様に、支持バー41、42を介してウエイト4を設けてもよい。
(実施の形態4)
図4は、この実施の形態に係るブローアウト装置1の概略構成を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネル3が閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネル3が開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネル3が閉じる途中の状態を示す図である。この実施の形態では、ブローアウトパネル3が、板面が横方向に延びて一端縁部を水平軸として回動自在に配設され、ブローアウトパネル3が開くと建屋内の気体が建屋外に向って流れる点で実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。ここで、建屋の水平な天井(天板)110にブローアウト装置1を設置する場合について説明し、天井110には窓孔状(正面形状が略四角形)の開口部110aが形成されている。
この実施の形態では、枠面が水平になるようにフレーム2が配設され、ブローアウトパネル3の回転軸31は、フレーム2の一辺部を水平軸として回転自在にフレーム2に配設され、回転軸31が水平軸回りに回動することで、ブローアウトパネル3が開口部110aを閉じたり開いたりする。この際、図4(a)に示すように、ブローアウトパネル3が閉じた状態では、その板面が天井110の外面に沿って横方向に延びるように配設されている。また、図4(b)に示すように、建屋の外側にブローアウトパネル3が開いた状態では、開口部110aの他辺側(反回転軸31側)が大きく解放されて建屋内の気体が建屋外の上方に向って流れるようになっている。
ウエイト4は、実施の形態1と同様に、ブローアウトパネル3の内面側(建屋の内側)で回転軸31側に設けられている。また、クローザー5は、そのアーム51の一端部51aが、フレーム2の他辺側(反回転軸31側)の板に回動自在に接続され、アーム51の他端部51bがブローアウトパネル3の内面の自由端部側に回動自在に接続されている。ここで、ウエイト4によるモーメントやクローザー5の制御力の大きさについては、実施の形態1と同様の考えで設定されている。
このような実施の形態によれば、ブローアウトパネル3が開いた場合に建屋内の気体が建屋外の上方に向って流れるため、ブローアウトパネル3を建屋の天井などに水平に配設して建屋内の気体を建屋の上方に流したい場合に有効である。ここで、ブローアウト装置1を建屋の天井110に設置する場合について説明したが、建屋の床板などに設置する場合にも適用することができ、この場合、建屋内の気体を建屋外の下方に向って流す。
(実施の形態5)
図5は、この実施の形態を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネル3が閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネル3が開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネル3が閉じる途中の状態を示す図である。この実施の形態は、実施の形態1と実施の形態3とを組み合わせた形態であり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
開口部100aの中央部に水平方向に延びる支持梁6が設けられ、この支持梁6を境とする開口部100aの下側に実施の形態1に係るブローアウト装置1が設置され、開口部100aの上側に実施の形態3に係るブローアウト装置1が設置されている。その際、下側のブローアウト装置1のアーム51の一端部51aと、上側のブローアウト装置1のアーム51の一端部51aとが、それぞれ支持梁6に回動自在に接続されている。また、支持梁6のブローアウトパネル3側(外壁100の外面側)の端面に梁用パッキン61が配設され、ブローアウトパネル3が閉じた状態で気密性が確保されるようになっている。
この実施の形態によれば、建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、図5(b)に示すように、上下のブローアウトパネル3が観音開き状に開いて開口部100aが開放され、建屋の内圧が降下すると、図5(c)に示すように、それぞれのウエイト4のモーメントによって上下のブローアウトパネル3が閉じて開口部100aが塞がれる。このように、上下2つのブローアウトパネル3で開口部100aを開閉するため、大きな開口部100aに対して小さなブローアウトパネル3を用いることができ、設置性や保守性などを高めることが可能となる。また、上下のブローアウトパネル3が開いた際に、図5(b)に示すように、開口部100aの下側からの気流と上側からの気流とによって、建屋内の気体を建屋の横方向に流すことが可能となり、気体を建屋の横方向に流したい場合に有効である。
(実施の形態6)
図6は、この実施の形態を示す側面図(一部断面図)であり、(a)は、ブローアウトパネル3が閉じた状態を示し、(b)は、ブローアウトパネル3が開いた状態を示し、(c)は、ブローアウトパネル3が閉じる途中の状態を示す図である。この実施の形態では、ガイドレール7に案内、支持されてブローアウトパネル3が回動する点で実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
ガイドレール7は、長尺体で垂直に延びるようにフレーム2内に配設されている。また、棒状の連結バー71の一端部72が、ガイドレール7に対して摺動自在に係合、接続され、他端部73がブローアウトパネル3の内面に回動自在に接続されている。ここで、ブローアウトパネル3の大きさなどに応じて、ガイドレール7と連結バー71を複数組設けてもよい。
この実施の形態では、平常時は図6(a)に示すように、ブローアウトパネル3が閉じて、連結バー71の一端部72がガイドレール7の下端側に位置している。そして、事故などで建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、図6(b)に示すように、ウエイト4によるモーメントなどに抗して内圧によってブローアウトパネル3が開いて開口部100aが開放され、建屋内の気体が開口部100aから排気される。このとき、連結バー71の一端部72がガイドレール7に案内されて上昇する。換言すると、ガイドレール7に案内、支持されてブローアウトパネル3が開く。
これによって建屋の内圧が降下すると、図6(c)に示すように、ウエイト4によるモーメントなどによってブローアウトパネル3が閉じる。このとき、連結バー71の一端部72がガイドレール7に案内されて下降する。換言すると、ガイドレール7に案内、支持されてブローアウトパネル3が閉じるものである。
このような実施の形態によれば、ガイドレール7に案内、支持されてブローアウトパネル3が回動するため、安定してブローアウトパネル3を開閉させることができる。また、連結バー71の一端部72がガイドレール7に対して摺動して下降するため、クローザー5と同様に、ブローアウトパネル3をゆっくり閉じることが可能となる。さらに、連結バー71の一端部72の摺動範囲(ガイドレール7との係合範囲)を規制することで、クローザー5と同様に、ブローアウトパネル3が所定以上に開かないように制限することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、回転軸31を軸心にしてブローアウトパネル3が回動するようになっているが、フレーム2等に取り付けられたヒンジによってブローアウトパネル3が回動するようにしてもよい。さらに、ドアクローザーと同等の構成のクローザー5を使用しているが、ヒンジクローザ―を使用してもよい。また、ブローアウトパネル3に対して別体であるウエイト4を設けているが、ウエイト4をブローアウトパネル3に一体的に設ける(所定のモーメントが作用するようにブローアウトパネル3の形状、重量を設定する)ようにしてもよい。
1 ブローアウト装置
2 フレーム
21 パッキン
3 ブローアウトパネル
31 回転軸(水平軸)
4 ウエイト(錘部)
43 第1の小ウエイト
44 第2の小ウエイト
5 クローザー
51 アーム
100 建屋の外壁
100a 開口部

Claims (6)

  1. 板状で一端縁部を水平軸として回動することで、原子力発電施設の建屋に形成された開口部を開閉自在に塞ぐブローアウトパネルと、
    前記ブローアウトパネルが閉じる方向にモーメントを与える錘部と、
    を備え、前記建屋の内圧が所定値以上に上昇すると、前記モーメントに抗して前記ブローアウトパネルが開いて前記開口部が開放され、前記建屋の内圧が降下すると、前記モーメントによって前記ブローアウトパネルが閉じて前記開口部が塞がれるブローアウト装置であって
    前記建屋の内圧が降下して前記ブローアウトパネルが閉じる際に、前記ブローアウトパネルをゆっくり閉じるクローザーを備え、
    前記クローザーは、一端が前記ブローアウトパネルに接続され、他端が前記開口部に嵌め込まれたフレームに接続されているアームを備えており、
    前記アームは、前記ブローアウトパネルが所定以上に開かないように制限する、
    ことを特徴とするブローアウト装置。
  2. 前記フレームに前記ブローアウトパネルと前記クローザーが配設されている、
    ことを特徴とする請求項に記載のブローアウト装置。
  3. 前記錘部によるモーメントの大きさを調整自在となっている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のブローアウト装置。
  4. 前記ブローアウトパネルは、板面が上下方向に延びて下端縁部を水平軸として回動自在に配設され、前記ブローアウトパネルが開くと前記建屋内の気体が上方に向って流れる、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のブローアウト装置。
  5. 前記ブローアウトパネルは、板面が上下方向に延びて上端縁部を水平軸として回動自在に配設され、前記ブローアウトパネルが開くと前記建屋内の気体が下方に向って流れる、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のブローアウト装置。
  6. 前記ブローアウトパネルは、板面が横方向に延びて一端縁部を水平軸として回動自在に配設され、前記ブローアウトパネルが開くと前記建屋内の気体が前記建屋外に流れる、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のブローアウト装置。
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