JP6987926B1 - 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム - Google Patents

返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6987926B1
JP6987926B1 JP2020107506A JP2020107506A JP6987926B1 JP 6987926 B1 JP6987926 B1 JP 6987926B1 JP 2020107506 A JP2020107506 A JP 2020107506A JP 2020107506 A JP2020107506 A JP 2020107506A JP 6987926 B1 JP6987926 B1 JP 6987926B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
return location
location management
occupancy status
order information
return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020107506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022003435A (ja
Inventor
達哉 大塚
昌也 駒城
裕太 山腋
雄祐 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2020107506A priority Critical patent/JP6987926B1/ja
Priority to JP2021192854A priority patent/JP7235354B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6987926B1 publication Critical patent/JP6987926B1/ja
Publication of JP2022003435A publication Critical patent/JP2022003435A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】返却物にID発信装置を設けることなく、返却場所の占有状況を管理できる返却場所管理装置等を提供する。【解決手段】返却場所管理装置は、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する。返却場所管理装置は、顧客の注文に関連する注文情報を取得する注文情報取得部と、注文情報と注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、返却場所の占有状況を予測する占有状況予測部と、占有状況に関連する情報を業務端末に送信する送信部とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラムに関する。
レストランまたはファストフード店等の店舗における業務を支援するためのシステムが提案されている。例えば特許文献1には、レストラン支援システムの返却棚監視装置が、返却棚に載置されたトレイのトレイIDを取得し、トレイの数が所定数を超えた場合に清掃通知をシステム管理サーバへ送信することが記載されている。
特開2006−039748号公報
しかし、上述の特許文献1に記載のレストラン支援システムでは、返却棚監視装置がトレイIDを取得するために、返却物であるトレイに予めRFID(Radio Frequency Identifier)等のID発信装置を設ける必要があるという問題があった。
本開示の目的は、上述した課題に鑑み、返却物にID発信装置を設けることなく、返却場所の占有状況を管理できる返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラムを提供することにある。
本開示の一態様にかかる返却場所管理装置は、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する。前記返却場所管理装置は、顧客の注文に関連する注文情報を取得する注文情報取得部と、前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測する占有状況予測部と、前記占有状況に関連する情報を業務端末に送信する送信部とを備える。
本開示の一態様にかかる返却場所管理システムは、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する返却場所管理装置と、業務端末とを備える。前記返却場所管理装置は、顧客の注文に関連する注文情報を取得する注文情報取得部と、前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される前記喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測する占有状況予測部と、前記占有状況に関連する情報を前記業務端末に送信する送信部とを有する。
本開示の一態様にかかる返却場所管理方法は、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する返却場所管理方法である。前記返却場所管理方法は、顧客の注文に関連する注文情報を取得する段階と、前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される前記喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測する段階と、前記占有状況に関連する情報を業務端末に送信する段階とを備える。
本開示の一態様にかかる返却場所管理プログラムは、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理するための返却場所管理プログラムである。前記返却場所管理プログラムは、顧客の注文に関連する注文情報を取得することと、前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される前記喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測することと、前記占有状況に関連する情報を業務端末に対して送信する処理を実行させることとをコンピュータに実行させる。
本開示により、返却物にID発信装置を設けることなく、返却場所の占有状況を管理できる返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラムを提供することができる。
実施形態1にかかる返却場所管理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる返却場所管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態2にかかる返却場所管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態2にかかる商品関連テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 実施形態2にかかる占有状況予測部が生成する喫食情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態2にかかる補正係数テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 実施形態2にかかる返却場所管理装置の第1返却場所管理処理の一例を説明するための図である。 実施形態2にかかる返却場所管理装置の第2返却場所管理処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態3にかかる返却場所管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1〜3にかかるコンピュータの概略構成図である。
以下、実施形態を通じて本開示を説明するが、特許請求の範囲にかかる開示を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
<実施形態1>
まず図1を用いて、本開示の実施形態1について説明する。図1は、実施形態1にかかる返却場所管理装置10の構成を示すブロック図である。返却場所管理装置10は、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理するコンピュータである。
返却場所管理装置10は、注文情報取得部11と、占有状況予測部13と、送信部14とを備える。
注文情報取得部11は、顧客の注文に関連する注文情報を取得する。
占有状況予測部13は、注文情報取得部11が取得した注文情報と、注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、返却場所の占有状況を予測する。
送信部14は、予測した占有状況に関連する情報を業務端末に送信する。
ここで返却場所管理装置10は、以下の段階を含む返却場所管理方法にかかる処理を実行する。まず返却場所管理装置10の注文情報取得部11は、顧客の注文に関連する注文情報を取得する。次に占有状況予測部13は、取得した注文情報と喫食終了予測時刻とに基づいて、返却場所の占有状況を予測する。次に、送信部14は、予測した占有状況に関連する情報を業務端末に送信する。
このように実施形態1によれば、返却場所管理装置10は、注文情報および喫食終了予測時刻に基づいて、返却場所における占有状況を予測するため、返却物にID発信装置を設けることなく、返却場所の占有状況を管理できる。
<実施形態2>
次に図2〜8を用いて、本開示の実施形態2について説明する。図2は、実施形態2にかかる返却場所管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。返却場所管理システム1は、返却場所で返却物を回収するシステムを運用・管理するためのコンピュータシステムである。返却場所管理システム1は、店舗利用者(顧客)からの注文品をトレイに載置して、またはカップ等の食器を用いて提供し、飲食後に顧客がトレイまたはカップ等を返却場所に返却する業態の店舗に設置される。たとえば、返却場所管理システム1は、レストラン、ファストフード店またはコーヒーショップ等に設置される。返却場所管理システム1は、返却棚2と、POS(Point of Sales)端末3と、アクセスポイント4と、店員端末5−1〜5−10と、返却場所管理装置10aとを備える。
なお以下では店員端末5−1〜5−10を区別しない場合、店員端末5−1〜5−10を単に店員端末5と呼ぶことがある。
返却棚2は、顧客が飲食後の返却物を載置する返却用の棚である。返却棚2は、返却場所の一例であり、返却用の棚に代えて、返却用ボックス等であってもよい。本実施形態2で、返却棚2は、3つの棚段を有する。しかしこれに代えて、返却棚2の棚段数は、4以上であってもよいし、3未満であってもよい。
POS端末3は、顧客に対して店舗の商品の精算処理を行うコンピュータである。本実施形態2では、POS端末3は、返却場所管理装置10aに有線で通信可能に接続されている。しかしこれに代えて、POS端末3は、無線で返却場所管理装置10aに接続されてもよい。POS端末3は、注文情報を店員からの入力に基づいて取得する。注文情報は、顧客の注文に関連する情報であり、注文にかかる商品の識別情報を含む。
アクセスポイント4は、無線LAN(Local Area Network)ルータ等の無線端末への通信を中継するアクセスポイントである。
店員端末5は、店舗の店員が携帯する、または店舗の各場所に設置されるコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレットまたはその他の無線通信端末である。店員端末5は、無線通信が可能なPOS端末であってよい。店員端末5は業務端末と呼ぶことがある。店員端末5は、アクセスポイント4を介して返却場所管理装置10aと通信可能に接続される。店員端末5が返却場所管理装置10aから、返却棚2の占有状況に関連する情報を受信したことに応じて、店員に対して返却棚2の占有状況を報知する。これにより店員は、返却棚2から返却物を回収し、返却棚2を清掃する必要があることに気づく。占有状況に関連する情報は、返却棚2の載置可能面積に対する返却物の占有面積を示す占有割合の情報を含む。
なお本実施形態2では、店員端末5は無線通信を行うが、これに代えて返却場所管理装置10aが接続されるネットワーク(不図示)に有線接続されていてもよい。また本実施形態2では、店員端末5の数を10としたが、10未満でも、10以上であってもよい。
返却場所管理装置10aは、返却棚2の占有状況を管理するコンピュータである。返却場所管理装置10aは、返却棚2の占有状況を予測し、予測した占有状況に関連する情報を店員端末5に送信する。
図3は、実施形態2にかかる返却場所管理装置10aの構成の一例を示すブロック図である。返却場所管理装置10aは、送受信部14aと、占有状況予測部13と、記憶部15とを有する。
送受信部14aは、POS端末3および店員端末5と通信し、各種データを送受信する。たとえば送受信部14aは、POS端末3から注文情報を受信し、取得する。ここで注文情報は、商品の識別情報を含む。注文情報は、これに加えて、顧客分類情報、発生時間帯情報および発生曜日情報のうち少なくとも1つを含む。
また送受信部14aは、占有状況に関連する情報を店員端末5に送信する。ここで本実施形態2では、送受信部14aは、占有割合が予め定められた閾値以上であると判定されたことに応じて、占有状況に関連する情報として、占有割合が閾値以上であることを示すメッセージおよび占有割合を示す情報を店員端末5に通知する。
このように送受信部14aは、実施形態1の注文情報取得部11および送信部14として機能する。
そして送受信部14aは、返却棚2の返却物を回収したことを示す通知を店員端末5から受信し、通知内容を占有状況予測部13に供給する。
占有状況予測部13は、送受信部14aから供給された注文情報に基づいて、その注文に対する喫食終了予測時刻を算出する。具体的には、占有状況予測部13は、注文情報および記憶部15の商品関連テーブル16を用いて、喫食終了予測時刻を算出する。このとき占有状況予測部13は、記憶部15の補正係数テーブル17を用いて、喫食終了予測時刻を補正してよい。そして占有状況予測部13は、注文情報と喫食終了予測時刻とを含む喫食情報を生成する。次に占有状況予測部13は、喫食情報に基づいて、占有状況の指標となる返却予測時刻および占有割合を予測する。そして占有状況予測部13は、返却予測時刻および占有割合の情報を、記憶部15の返却予測データベース18にレコードとして登録する。
ここで占有状況予測部13は、占有割合が閾値以上であるか否かを判定し、占有割合がその閾値以上である場合、送受信部14aに判定結果および占有割合を示す情報を供給する。
なお、占有状況予測部13は、返却棚2の返却物を回収したことを示す通知を店員端末5から受信したことに応じて、記憶部15の返却予測データベース18に含まれる占有割合テーブル20を更新する。
記憶部15は、一連の返却場所管理処理に必要な各種情報を記憶する記憶媒体である。記憶部15は、商品関連テーブル16と、補正係数テーブル17と、返却予測データベース18とを含む。
商品関連テーブル16は、注文情報に含まれる商品の識別情報と、商品を喫食するために要する目安の時間とを関連付けるテーブルである。
補正係数テーブル17は、注文情報に含まれる情報に対応した補正係数を示すテーブルである。本実施形態2では、補正係数テーブル17は、注文情報に含まれる情報の種別ごとに異なる複数の補正係数テーブル17を含む。
返却予測データベース18は、占有状況の指標となる情報を管理するデータベースである。返却予測データベース18は、返却予測タイムテーブル19と占有割合テーブル20とを含む。
返却予測タイムテーブル19は、各注文に対する返却予測時刻を管理するタイムテーブルである。
占有割合テーブル20は、返却棚2の返却物の占有面積の情報および占有割合の情報を記憶する。
図4は、実施形態2にかかる商品関連テーブル16のデータ構造の一例を示す図である。一例として、商品関連テーブル16は、商品の識別情報として商品コードおよび商品名と、その商品の喫食に要する時間と、その商品の提供に付随して貸与される食器の占有面積とを関連付ける。
商品コードおよび商品名に加え、喫食に要する時間および食器の占有面積は、予め定められ、その商品のレコードに登録されている。喫食に要する時間は、商品の種別、商品のサイズおよび喫食に要する時間の実測統計値の少なくとも1つを考慮して定められてよい。
食器の占有面積は、たとえば食べ物類は一律のトレイ(30cm×40cm=700cm)に載置して提供されるため、食べ物類のレコードに登録されていない。飲み物類は、単品の注文の場合は、カップまたはコップの食器で提供される。たとえばコーヒーは、直径10cmのカップで提供されるが、その占有面積は10cm×10cm=100cmとして登録されている。オレンジジュースまたはコーラは、直径8cmのカップで提供されるが、その占有面積は8cm×8cm=64cmとして登録されている。他の飲み物についても、用いられる食器の占有面積が同様に、そのレコードに登録されている。
占有状況予測部13は、喫食終了予測時刻および返却予測時刻の算出に商品関連テーブル16を用いることで、即時かつ一意にこれらの時刻を算出することが可能となる。
図5は、実施形態2にかかる占有状況予測部13が生成する喫食情報のデータ構造の一例を示す図である。
喫食情報は、「注文番号」、「顧客タイプ」、「商品コード」、「商品名」、「喫食に要する時間」、「喫食に要する時間合計」、「返却物の占有面積」、「喫食開始時刻」、「喫食終了予測時刻」および占有割合テーブル20への「登録有無」を含む。
ここでPOS端末3は、顧客に対して注文にかかる商品(注文品とも呼ぶ)が提供されると、返却場所管理装置10aに、注文情報を送信する。具体的にはPOS端末3は、注文品提供のキーが押下されると、注文情報を送信する。注文品の代金の精算終了時に注文品提供が行われる業態であれば、POS端末3は、精算終了後に、注文情報を送信する。POS端末3は、本図に示す注文情報の商品毎の「喫食に要する時間」、「喫食に要する時間合計」、「返却物の占有面積」、「喫食終了予測時刻」、および「登録有無」を除く他の情報を、注文情報として返却場所管理装置10aに送信する。本例では、POS端末3は、「注文番号」、「顧客タイプ」、「商品コード」および「商品名」の情報を、注文情報として返却場所管理装置10aに送信する。
「顧客タイプ」は、顧客の性別および年齢層等の類型を示し、顧客分類情報の一例である。「顧客タイプ」は、精算処理時、店員によって、POS端末3に入力される。なお「喫食開始時刻」は、時刻情報に加えて曜日情報を含み、発生時間帯情報および発生曜日情報の一例である。「喫食開始時刻」は、返却場所管理装置10aが、POS端末3から注文情報を受信した時刻であり、自動で付与される。しかしこれに代えて、「喫食開始時刻」は、POS端末3が店員からの入力を受け付けた時刻、またはPOS端末3が注文情報を送信した時刻であってもよい。この場合、注文情報は、「喫食開始時刻」の情報を含む。
「喫食に要する時間合計」、「返却物の占有面積」、「喫食終了予測時刻」、および「登録有無」は、返却場所管理装置10aの占有状況予測部13によって算出または判定されるが、これらについては後述する。
なおPOS端末3は、商品毎の「喫食に要する時間」または商品毎の返却物の占有面積を予め記憶してもよい。この場合、POS端末3は、「注文番号」、「顧客タイプ」、「商品コード」および「商品名」に加え、「喫食に要する時間」、「喫食に要する時間合計」および「返却物の占有面積」の少なくとも1つを注文情報として、返却場所管理装置10aに送信してもよい。
図6は、実施形態2にかかる補正係数テーブル17のデータ構造の一例を示す図である。図6(a)は、顧客タイプ補正係数テーブルを示す。図6(b)は、時間帯補正係数テーブルを示す。そして図6(c)は、曜日補正係数テーブルを示す。
顧客タイプ補正係数テーブルは、顧客タイプに応じた補正係数である顧客タイプ補正係数を示す。図6(a)では、顧客タイプは、顧客の性別(男/女)および年齢層(20歳未満、20歳以上50歳未満、50歳以上)によって分類される。なおこのほかに、1人で来店したか、複数人で来店したか、複数人であれば、カップルであるかまたはファミリーであるか等の来店形態に応じて、顧客タイプを分類してもよい。
時間帯補正係数テーブルは、図5に示す「喫食開始時刻」の情報に基づく発生時間帯に応じた補正係数である時間帯補正係数を示す。図6(b)では発生時間帯は、8:00〜10:00、10:01〜15:00、15:01〜18:00、および18:01〜20:00に分類される。
曜日補正係数テーブルは、図5に示す「喫食開始時刻」の情報に基づく発生曜日に応じた補正係数である曜日補正係数を示す。図6(c)では発生曜日は、平日、土曜日、および日曜日・祝日に分類される。
なお各補正係数は、過去の販売履歴に基づいて定められてよい。
図7は、実施形態2にかかる返却場所管理装置10aの第1返却場所管理処理の一例を説明するための図である。第1返却場所管理処理は、POS端末3が注文を受け付けたことに応じて実行される。
まずPOS端末3は、注文Aを受け付け、登録し、注文Aにかかる注文情報を返却場所管理装置10aに送信する(ステップS10)。
返却場所管理装置10aの送受信部14aが注文Aにかかる注文情報を受信したことに応じて、返却場所管理装置10aの占有状況予測部13は、喫食情報を生成する(ステップS11)。
具体的には、占有状況予測部13は、注文情報に含まれる各「商品コード」または各「商品名」に対応する「喫食に要する時間」の情報を商品関連テーブル16から取得し、「喫食に要する時間合計」を算出する。たとえば図5〜6に示すように、「顧客タイプ」が20歳以上50歳未満の男性である顧客が、月曜日の9時14分にサンドイッチおよびコーヒーを購入した場合、「喫食に要する時間合計」は、(8+6)×1×0.8×1=11.2(分)となる。
そして占有状況予測部13は、注文情報に含まれる「顧客タイプ」と、「喫食開始時刻」が該当する発生時間帯および発生曜日とを用いて、各種補正係数を補正係数テーブル17から取得する。そして占有状況予測部13は、算出した「喫食に要する時間合計」に、取得した顧客タイプ補正係数、時間帯補正係数、および曜日補正係数を乗じて、「喫食に要する時間合計」を補正する。なお占有状況予測部13は、「喫食開始時刻」に「喫食に要する時間合計」を加えて、「喫食終了予測時刻」を算出する。したがって占有状況予測部13は、3つの補正係数に基づいて、つまり注文情報に含まれる3つの情報に基づいて「喫食終了予測時刻」を補正しているといえる。なお占有状況予測部13は、少なくとも1つの補正係数に基づいて、つまり注文情報に含まれる少なくとも1つの情報に基づいて、「喫食終了予測時刻」を補正してよい。
また占有状況予測部13は、注文情報に含まれる各「商品コード」または各「商品名」に対応する「食器の占有面積」の情報を商品関連テーブル16から取得し、「返却物の占有面積」を算出する。ここで占有状況予測部13は、注文品が複数であった場合、または単品であっても「返却物の占有面積」が記憶されていない食べ物類の場合は、「返却物の占有面積」をトレイの面積(700cm)として計算する。なお占有状況予測部13は、飲み物が単品で注文された場合には、その商品の「食器の占有面積」を「返却物の占有面積」とする。
そして占有状況予測部13は、占有割合テーブル20への「登録有無」を空欄のまま、注文Aに対する喫食情報を生成する。
次に返却場所管理装置10aの占有状況予測部13は、注文Aに対する喫食情報に含まれる「喫食終了予測時刻」を、注文Aにかかる返却物の「返却予測時刻」として、返却予測タイムテーブル19に登録する(ステップS12)。なお占有状況予測部13は、これに代えて、「喫食終了予測時刻」に基づいて「返却予測時刻」を算出してよい。たとえば占有状況予測部13は、喫食スペースから返却棚2までの距離を移動するために必要な時間を「喫食終了予測時刻」に加算することで、「返却予測時刻」を算出してよい。
なお返却場所管理装置10aの占有状況予測部13は、注文Aに対する「返却予測時刻」が経過すると、当該喫食情報の「返却物の占有面積」を占有割合テーブル20に登録し、占有割合テーブル20を更新する(ステップS13)。このとき占有状況予測部13は、「返却物の占有面積」を占有割合テーブル20に含まれる占有面積に加算し、占有面積に応じて占有割合を更新してよい。そして、占有状況予測部13は、喫食情報の「登録有無」を「済」とする。
本例においては、注文Bに対する処理として、ステップS10〜12と同様の処理が実行される(ステップS14〜16)。また注文Cに対する処理として、ステップS10〜12と同様の処理が実行される(ステップS17〜19)。本例では、注文Bの「返却予測時刻」は、注文Cの「返却予測時刻」よりも後である。したがって占有状況予測部13は、注文Cの「返却予測時刻」が経過したことに応じて、占有割合テーブル20を更新し(ステップS20)、その後注文Bの「返却予測時刻」が経過したことに応じて、占有割合テーブル20を更新する(ステップS21)。
なお占有割合テーブル20は、予測される占有面積と占有割合とを時系列で示してもよい。この場合、ステップS13、20および21に代えて、占有状況予測部13は、各注文に対する喫食情報を生成したことに応じて、占有割合テーブル20を更新してよい。
図8は、実施形態2にかかる返却場所管理装置10aの第2返却場所管理処理の一例を示すフローチャートである。第2返却場所管理処理は、第1返却場所管理処理と並行して実行されてよい。
まずステップS31において、返却場所管理装置10aの占有状況予測部13は、タイマのカウントを開始する。そして占有状況予測部13は、処理をステップS32に進める。
次にステップS32において、占有状況予測部13は、予め定められた時間が経過したか否かを判定する。ここで予め定められた時間は、例えば3分である。占有状況予測部13は、経過したと判定した場合(ステップS32でYES)、処理をステップS33に進め、そうでない場合(ステップS32でNO)、ステップS32に示す処理を繰り返す。
ステップS33において、占有状況予測部13は、返却場所管理装置10aの送受信部14aが店員端末5の1つから、返却棚2から返却物を回収する作業が完了したことを示す通知(回収完了通知)を受信したか否かを判定する。占有状況予測部13は、回収完了通知が受信されたと判定したことに応じて(ステップS33でYES)、処理をステップS34に進め、そうでない場合(ステップS33でNO)、処理をステップS35に進める。
ステップS34において、占有状況予測部13は、占有割合テーブル20の占有面積を「0」にして、占有割合テーブル20を更新する。占有状況予測部13は、処理をステップS35に進める。
ステップS35において、占有状況予測部13は、返却予測時刻を経過し、かつ「返却物の占有面積」が占有割合テーブル20に登録されていない喫食情報があるか否かを判定する。占有状況予測部13は、あると判定した場合(ステップS35でYES)、処理をステップS36に進め、そうでない場合(ステップS35でNO)、処理をステップS37に進める。
ステップS36において、占有状況予測部13は、占有割合テーブル20の占有面積に該当する喫食情報の「返却物の占有面積」を加算して、占有割合テーブル20を更新する。そして占有状況予測部13は、加算した喫食情報の「登録有無」を「済」にする。本ステップは、図7に示すステップS13、20および21に対応する。
そしてステップS37において、占有状況予測部13は、占有割合テーブル20に含まれる返却物の占有割合が予め定められた閾値以上であるか否かを判定する。ここで返却物の占有割合が閾値以上であるか否かは、以下のように判断する。占有状況予測部13は、返却物の占有面積の割合を、以下の式から算出し、所定の閾値(例えば60%)以上であるか否かを判定する。
(返却物の占有割合)(%)=(占有割合テーブル20に含まれる占有面積)/(返却棚2の載置可能面積)×100
なお返却棚2の載置可能面積は、予め返却場所管理装置10aに記憶されている。占有状況予測部13は、閾値以上であると判定した場合(ステップS37でYES)、処理をステップS38に進め、そうでない場合(ステップS37でNO)、処理をステップS31に戻す。
ステップS38において、送受信部14aは、全ての店員端末5に対して返却棚2から返却物を回収する必要がある旨のメッセージを占有割合の情報とともに通知する。このとき送受信部14aは、同様の通知をPOS端末3に対しても行ってよい。通知を受けた店員端末5は、メッセージおよび占有割合を表示装置に表示させ、店員に報知する。なお店員端末5は、表示に代えてまたは加えて、音声、点灯または振動等のその他の報知手段により店員に報知してよい。
なおステップS38に示す店員端末5への通知は、返却棚2から返却物の回収が行われないままであると、返却場所管理装置10aがステップS38に示す処理が繰り返されるようになっている。店員は、返却物の占有割合が店員端末5に表示されるので、割合の大きさによって、緊急に対応が必要であるか否かを判断することができる。
ステップS39において、占有状況予測部13は、一連の処理を終了するか否かを判定する。一連の処理を終了するとは、例えばシステムが停止される場合や、オペレータの操作により処理を終了させる場合などである。占有状況予測部13は、処理を終了すると判定した場合(ステップS39でYES)、処理を終了し、そうでない場合(ステップS39でNO)、処理をステップS31に戻す。
このように実施形態2によれば、返却場所管理装置10aの占有状況予測部13は、注文情報および喫食終了予測時刻に基づいて、返却予測時刻、そして返却棚2における占有割合を予測する。したがって返却場所管理装置10aは、返却物にID発信装置を設けることなく、返却棚2の占有状況を管理できる。
また返却場所管理装置10aは、POS端末3から注文情報を取得するが、注文情報は代金の精算処理時に通常業務として入力される情報を転用したものであり、店員の作業負荷の増大とはならない。
また返却場所管理装置10aは、占有割合が閾値以上となった場合に店員端末5に通知を行うため、店員は、効率的かつ計画的に返却棚2の返却物の回収および清掃作業を行うことができる。
なお本実施形態2では、返却場所管理装置10aは、占有割合が所定閾値以上である場合に限って、店員端末5に通知を行ったが、これに代えてまたは加えて、占有割合テーブル20を更新するたびに占有割合の情報を送信してもよい。これにより店員は、常に返却棚2の占有状況を把握することができる。なお返却場所管理装置10aが送信する占有割合の情報は、予測される占有割合の時系列情報であってもよい。これにより店員は、より計画的に返却棚2の返却物の回収および清掃作業を行うことができる。
また返却場所管理装置10aは、補正係数テーブル17を用いて喫食時間に影響を及ぼす事項を考慮して喫食時間を補正する。したがって、喫食終了予測時刻の予測精度を向上させることができる。なお喫食時間に影響を及ぼす事項として、顧客分類情報と、発生時間帯および発生曜日の情報とが用いられるが、前者は代金の精算処理時に通常業務として入力される情報を転用したものであり、また後者は自動で行われるため、特段作業負担の増加とならない。
なお、返却場所管理装置10aは、回収完了通知に応じて占有割合を自動更新するため、占有割合の管理負担は軽減される。
<実施形態3>
次に図9を用いて、本開示の実施形態3について説明する。実施形態3は、返却場所管理装置がPOS端末に組み込まれていることに特徴を有する。図9は、実施形態3にかかる返却場所管理装置10bの構成の一例を示すブロック図である。図9に示す返却場所管理装置10bは、店舗の代金の精算に用いられるPOS端末である。
返却場所管理装置10bは、実施形態2にかかる返却場所管理装置10aと基本的に同様の構成および機能を有するコンピュータである。ただし返却場所管理装置10bは、送受信部14aに代えて、注文情報取得部11、送受信部14bおよび精算処理部21を有する点で返却場所管理装置10aと異なる。
注文情報取得部11は、代金の精算時に店員からの入力を受け付け、注文情報を取得する。つまり注文情報取得部11は、実施形態1の注文情報取得部11として機能する。注文情報取得部11は、取得した注文情報を占有状況予測部13および精算処理部21に供給する。
送受信部14bは、実施形態2の送受信部14aと基本的に同様の機能を有するが、POS端末3から注文情報を受信する機能が省略されている点で異なる。
精算処理部21は、取得した注文情報に基づいて、POS端末における代金の精算処理を行う。
このように実施形態3によれば、返却場所管理装置10bがPOS端末に組み込まれているため、代金の精算処理に必要な情報を直接注文情報として転用することができる。そして代金の精算に関する情報と、返却予測データベース18の情報とを一括で管理することができる。
なお実施形態2〜3では、返却場所管理装置10a,10bの占有状況予測部13は、回収完了通知を受信したことまたは返却予測時刻が経過した未登録の喫食情報があったことに応じて、占有割合テーブル20を更新するとした。しかしこれに加えて、占有状況予測部13は、任意の時点での返却棚2の画像に基づいて占有割合テーブル20を更新してもよい。この場合、返却棚2には監視カメラが設置されてよく、返却場所管理装置10a,10bの送受信部14a,14bは、所定時間ごとにまたは不定期で監視カメラが撮像した画像データを受信してよい。そして返却場所管理装置10a,10bは画像処理部(不図示)をさらに有し、画像処理部が画像データに基づいて、占有面積を算出してよい。そして占有状況予測部13は、画像処理部が算出した占有面積と占有割合テーブル20の現在の占有面積との間に所定閾値以上の誤差がある場合、占有割合テーブル20の占有面積を、画像処理部が算出した占有面積に基づいて修正してよい。これにより返却場所管理装置10a,10bは、より正確な占有割合を把握し、より正確な情報を店員端末5に通知することができる。
上述の実施形態では、本開示をハードウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、プロセッサにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の実施形態ではコンピュータは、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等を含むコンピュータシステムで構成される。しかしこれに限らず、コンピュータは、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)のサーバ、コンピュータ(パソコン)通信のホスト、インターネット上に接続されたコンピュータシステム等によって構成されることも可能である。また、ネットワーク上の各機器に機能分散させ、ネットワーク全体でコンピュータを構成することも可能である。
図10は、実施形態1〜3にかかるコンピュータ1900の概略構成図である。本図に示すように、コンピュータ1900は、システム全体を制御するための制御部1000を備えている。この制御部1000には、データバス等のバスラインを介して、入力装置1050、記憶装置1200、通信制御装置1400、および入出力I/F1500が接続されている。
制御部1000は、プロセッサ1010と、ROM1020と、RAM1030とを備えている。
プロセッサ1010は、ROM1020や記憶装置1200等の各種記憶部に記憶されたプログラムに従って、各種の情報処理や制御を行う。プロセッサ1010として、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)およびASIC(Application Specific Integrated Circuit)等が用いられてもよい。また、これらのうち複数個が並列に用いられてもよい。
ROM1020は、プロセッサ1010が各種制御や演算を行うための各種プログラムやデータが予め格納されたリードオンリーメモリである。
RAM1030は、プロセッサ1010にワーキングメモリとして使用されるランダムアクセスメモリである。このRAM1030には、本実施形態1〜3による各種処理を行うための各種エリアが確保可能になっている。
入力装置1050は、キーボード、マウスおよびタッチパネル等のユーザからの入力を受け付ける入力装置である。たとえばキーボードは、テンキー、各種機能を実行するための機能キーおよびカーソルキー等の各種キーが配置されている。マウスは、ポインティングデバイスであり、表示装置1100に表示されたキーやアイコン等をクリックすることで対応する機能の指定を行う入力装置である。タッチパネルは、表示装置1100の表面に配置される入力機器で、表示装置1100に画面表示された各種操作キーに対応した、ユーザのタッチ位置を特定し、当該タッチ位置に対応して表示された操作キーの入力を受け付ける。
表示装置1100は、例えばCRTや液晶ディスプレイ等が使用される。この表示装置には、キーボードやマウスによる入力結果が表示されたり、最終的に検索されたイメージ情報が表示されたりするようになっている。また表示装置1100は、コンピュータ1900の各種機能に応じて、タッチパネルから必要な各種操作を行うための操作キーを画像表示する。
記憶装置1200は、読み書き可能な記憶媒体と、その記憶媒体に対してプログラムやデータ等の各種情報を読み書きするための駆動装置で構成されている。
記憶装置1200は、データ格納部1210およびプログラム格納部1220等を有している。プログラム格納部1220には、本実施形態1〜3における各種処理を実現するためのプログラムが格納されている。データ格納部1210には、本実施形態1〜3にかかる各種データベースの各種データを格納する。
記憶装置1200に使用される記憶媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)であってよい。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、記憶装置1200に使用される記憶媒体は、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)であってよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、各種プログラムをコンピュータに供給できる。
そして、コンピュータ1900が各種処理を実行する場合、記憶装置1200から該当プログラムをRAM1030に読み込み、実行するようになっている。ただしコンピュータ1900は、外部の記憶媒体からRAM1030に直接プログラムを読み込んで実行することも可能である。また、コンピュータによっては各種プログラム等を予めROM1020に記憶させておき、これをプロセッサ1010が実行するようにしてもよい。さらに、コンピュータ1900は、各種プログラムやデータを、通信制御装置1400を介して他の記憶媒体からダウンロードし、実行するようにしてもよい。
通信制御装置1400は、コンピュータ1900と他のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の各種外部電子機器との間をネットワーク接続するための制御装置である。通信制御装置1400は、これら各種外部電子機器からコンピュータ1900にアクセスすることを可能とする。
入出力I/F1500は、パラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続するためのインターフェースである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示したシステムおよび方法における各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのではない限り、任意の順序で実現しうる。特許請求の範囲、明細書および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須であることを意味するものではない。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 返却場所管理システム
2 返却棚
3 POS端末
4 アクセスポイント
5 店員端末
10,10a,10b 返却場所管理装置
11 注文情報取得部
13 占有状況予測部
14 送信部
14a,14b 送受信部
15 記憶部
16 商品関連テーブル
17 補正係数テーブル
18 返却予測データベース
19 返却予測タイムテーブル
20 占有割合テーブル
21 精算処理部
1000 制御部
1010 プロセッサ
1020 ROM
1030 RAM
1050 入力装置
1100 表示装置
1200 記憶装置
1210 データ格納部
1220 プログラム格納部
1400 通信制御装置
1500 入出力I/F
1900 コンピュータ

Claims (10)

  1. 顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する返却場所管理装置であって、
    顧客の注文に関連する注文情報を取得する注文情報取得部と、
    前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測する占有状況予測部と、
    前記占有状況に関連する情報を業務端末に送信する送信部と
    を備える返却場所管理装置。
  2. 前記注文情報取得部は、POS(Point of Sales)端末から前記注文情報を取得する
    請求項1に記載の返却場所管理装置。
  3. 前記占有状況予測部は、前記返却場所の載置可能面積に対する前記返却物の占有面積を示す占有割合が予め定められた閾値以上であるか否かを判定し、
    前記送信部は、前記占有割合が前記閾値以上であると判定されたことに応じて、前記占有割合が前記閾値以上であることを示すメッセージを前記業務端末に通知する
    請求項1または2に記載の返却場所管理装置。
  4. 前記占有状況予測部は、前記注文情報に含まれる商品の識別情報と、前記商品を喫食するために要する時間とを関連付ける商品関連テーブルを用いて、前記喫食終了予測時刻を算出する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の返却場所管理装置。
  5. 前記注文情報は、顧客分類情報、発生時間帯情報および発生曜日情報のうち少なくとも1つの情報を含み、
    前記占有状況予測部は、前記少なくとも1つの情報に基づいて、前記喫食終了予測時刻を補正する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の返却場所管理装置。
  6. 前記返却場所の前記返却物の占有面積の情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記占有状況予測部は、前記返却場所の前記返却物を回収したことを示す通知を前記業務端末から受信したことに応じて、前記占有面積の情報を更新する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の返却場所管理装置。
  7. 顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する返却場所管理装置と、
    業務端末と
    を備え、
    前記返却場所管理装置は、
    顧客の注文に関連する注文情報を取得する注文情報取得部と、
    前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測する占有状況予測部と、
    前記占有状況に関連する情報を前記業務端末に送信する送信部と
    を有する、返却場所管理システム。
  8. POS(Point of Sales)端末をさらに備え、
    前記注文情報取得部は、前記POS端末から前記注文情報を取得する
    請求項7に記載の返却場所管理システム。
  9. コンピュータが、顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理する返却場所管理方法であって、
    前記コンピュータが、顧客の注文に関連する注文情報を取得する段階と、
    前記コンピュータが、前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測する段階と、
    前記コンピュータが、前記占有状況に関連する情報を業務端末に送信する段階と
    を備える返却場所管理方法。
  10. 顧客が飲食後の返却物を載置する返却場所の占有状況を管理するための返却場所管理プログラムであって、
    顧客の注文に関連する注文情報を取得することと、
    前記注文情報と前記注文情報に基づいて算出される喫食終了予測時刻とに基づいて、前記返却場所の占有状況を予測することと、
    前記占有状況に関連する情報を業務端末に対して送信する処理を実行させることと
    をコンピュータに実行させる返却場所管理プログラム。
JP2020107506A 2020-06-23 2020-06-23 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム Active JP6987926B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020107506A JP6987926B1 (ja) 2020-06-23 2020-06-23 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム
JP2021192854A JP7235354B2 (ja) 2020-06-23 2021-11-29 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020107506A JP6987926B1 (ja) 2020-06-23 2020-06-23 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021192854A Division JP7235354B2 (ja) 2020-06-23 2021-11-29 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6987926B1 true JP6987926B1 (ja) 2022-01-05
JP2022003435A JP2022003435A (ja) 2022-01-11

Family

ID=79239815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020107506A Active JP6987926B1 (ja) 2020-06-23 2020-06-23 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6987926B1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039748A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Casio Comput Co Ltd レストラン支援システム
JP5240450B2 (ja) * 2008-09-30 2013-07-17 株式会社エクォス・リサーチ 店舗情報提供システム
JP2019215828A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 カシオ計算機株式会社 混雑状況予測システム、売上データ処理装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022003435A (ja) 2022-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10445819B2 (en) System and method for integrating business operations
KR101468152B1 (ko) 스마트 차임벨을 이용하여 음식 주문 서비스를 제공하기 위한 시스템 및 그 방법
US20170083848A1 (en) Employee performance measurement, analysis and feedback system and method
US20140114807A1 (en) Utilizing User Devices in Venues
JP2013137657A (ja) 飲食店の経営管理システム
JP2009157421A (ja) セルフオーダシステム
US20230351487A1 (en) Product database systems and methods enabling the filtering of products and enhancing customer access
US20170287053A1 (en) Methods and Systems for Remote Shopping
US20220027821A1 (en) Merchandise delivery management system and program
KR20140118655A (ko) 전자 메뉴판을 이용한 전자주문 서비스 시스템 및 방법
JP2018106626A (ja) サーバ及び注文システム
JP6280272B1 (ja) 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6987926B1 (ja) 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム
JP2011210207A (ja) オーダエントリシステム
JP7235354B2 (ja) 返却場所管理装置、返却場所管理システム、返却場所管理方法および返却場所管理プログラム
JP6073687B2 (ja) 購入履歴提示システム、購入履歴提示方法、サーバ装置及びプログラム
JP2009037281A (ja) オーダリングシステム
JP5107300B2 (ja) ユーザ通知サーバ、ユーザ通知システム及びユーザ通知サービス方法
JP2013206422A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2019179517A (ja) 配信システム、配信方法、およびプログラム
CN115552443A (zh) 信息提供方法
CN115516486A (zh) 信息提供方法
JP6914653B2 (ja) サーバ及び注文システム
JP2020154806A (ja) 配信システム、配信方法、およびプログラム
US11983762B2 (en) Information providing method, control method, communication terminal, and recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6987926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150