JP6987610B2 - 気送管装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送信ステーションから受信ステーションに至る気送管が配設され気送子を搬送する気送管装置に関する。
送信ステーションから受信ステーションまで配設された気送管に、物品(カルテ、伝票、部品等)を収容したカプセル状の気送子を挿入し、気送子の上流側と下流側の気圧差によって移送する気送管設備が知られており、病院、工場等で利用されている。
気送子は、物品を収容する筒状の本体(カプセル)と、本体の前後に固設され気送管の内壁に接触して摺動可能にシールするガイドリングとから構成されていて、高速で気送管内を移動することができる(例えば、特許文献1〜3を参照。)。
特許第3423838号公報 特開昭55−026174号公報 特開平10−265042号公報
しかし、気送管内においては、気送子が気送管内を摺動することにより粉塵が発生し、高圧エアーによって気送子を圧送すると受信ステーションにおいて粉塵が噴出して不衛生であるという問題がある。特に病院においては粉塵によって感染が広がるおそれがあり深刻な問題である。
上記事実に鑑みてなされた本発明の課題は、衛生状態を保つことができる気送管装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が提供するのは以下の気送管装置である。すなわち、送信ステーションから受信ステーションに至る気送管が配設され気送子を搬送する気送管装置であって、該気送管内に発生する粉塵を検出する粉塵検出手段が配設され、該粉塵検出手段は、該気送管を挟んで配設された発光素子及び受光素子と、該受光素子が受光する光量が所定量を下回った際に該気送管内部の洗浄喚起表示を表示する表示装置とを含む気送管装置である。
本発明が提供する気送管装置は、気送管内に発生する粉塵を検出する粉塵検出手段が配設され、該粉塵検出手段は、該気送管を挟んで配設された発光素子及び受光素子と、該受光素子が受光する光量が所定量を下回った際に該気送管内部の洗浄喚起表示を表示する表示装置とを含むので、粉塵が許容値を超えたか否かを検出して許容値を超えた場合に適宜気送管内を洗浄することより衛生状態を保つことができる。
(a)気送子の全体斜視図、(b)(a)に示す気送子の断面図。 本発明に従って構成された気送管装置の全体概略図。
以下、本発明に従って構成された気送管装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1(a)には、本発明の気送管装置に好適な気送子10の全体斜視図が示されている。図1(a)に示すように、気送子10は、物品を収容する円筒状のカプセル11と、カプセル11の上端及び下端に配設される環状の摺動体12、12と、摺動体12、12をカプセル11の端面に対して支持するための固定板13、13とを備える。カプセル11には、カプセル11内に物品を出し入れするための開口部が設けられるが、図では省略している。固定板13は、カプセル11の上端及び下端に対してそれぞれ4つのボルト15で固定される。
図1(b)に、本実施形態の気送子10の構造を更に詳細に説明すべく、気送子10を縦方向に切断した概略断面図を示す。
摺動体12は、気送管の内壁に接触するフェルトリング12aと、フェルトリング12aを支持する支持リング12bとから構成される。フェルトリング12aは、例えば、羊毛などの獣毛に蒸気・熱・圧力を加えて縮絨させ、布状にしたものから構成することができる。フェルトリング12aはこれに限定されず、化学繊維から構成したフェルト状の不織布を使用してもよいが、フェルトリング12aは気送管の内壁と摺動することから、静電気が発生しづらいフェルト素材を選択することが好ましい。
支持リング12bは、カプセル11の上端11aと固定板13、カプセル11の下端11bと固定板13とで囲まれる溝部に対し、微少な隙間ができるように寸法が設定されて遊嵌され、気送管内を移送される際に該溝部において滑らかに摺動するようにフッ素系樹脂により構成されることが好ましい。
図2に、本実施形態に係る気送管装置100の全体概略図を示す。気送管装置100には、送信ステーション110と、受信ステーション120と、送信ステーション110から受信ステーション120まで配設された気送管101とが設けられる。気送管101には、気送子10を移送する目的地の位置や経路に応じて適宜曲線部が形成される。
本発明に従って構成された気送管装置100においては、気送管101内に発生する粉塵を検出する粉塵検出手段が配設されるのが重要である。本実施形態では図2に示すとおり、粉塵検出手段102は、気送管101を挟んで配設された発光素子103及び受光素子104と、受光素子104が受光する光量が所定量を下回った際に気送管101内部の洗浄喚起表示を表示する表示装置105とを含む。1組以上でよい発光素子103及び受光素子104は、本実施形態では、間隔をおいて気送管101に3組装着されている。各発光素子103は、気送管101の内部において所定光量の光を発するように構成されている。各受光素子104は、各受光素子104に対向する発光素子103からの光を受光し、受光量に応じた受光信号を発信するようになっている。コンピュータから構成される表示装置105は、受光素子104から発信された受光信号を受信する受信器106と、少なくとも1個の受光素子104が受光する光量が所定量を下回った際に気送管101内部の洗浄喚起表示と共に各受光素子104の受光量を表示するモニタ107とを備える。
図2に示すように、気送管101には、気送管101の内部を減圧するための吸引手段130と、気送管101に空気を圧送する圧送手段140とが連結されている。吸引手段130は、吸引ポンプ131と、バルブ132を備えた吸気管133とにより構成され、圧送手段140は、圧送ポンプ141と、バルブ142を備えた圧送管143とにより構成される。
送信ステーション110は、気送管101の一端部側に設けられ、送信テーブル114を気送管101の該一端部に対して近接(実線で示す。)、離反(2点鎖線で示す。)させるように駆動する昇降手段112を備えている。昇降手段112は、モータ111の回転運動を、昇降手段112に内蔵されたボールねじ113を介して直線運動に変換して送信テーブル114の係合部114aに伝達する構成を備え、送信テーブル114を該一端部に対して進退させ、所望の位置に位置付ける機能を有する。送信テーブル114には、連通孔115が配設され、配管116を介して大気開放弁117が接続されている。送信テーブル114が気送管101の一端部に最も近接された状態(実線で示す。)では、送信テーブル114が気送管101の一端部を閉塞し、特に大気開放弁117を閉じた状態では、気送管101の一端部側における空気の出入りが制限される。
受信ステーション120は、送信ステーション110と略同様の構成を備えており、受信テーブル124を気送管101の他端部に対して近接(実線で示す。)、離反(2点鎖線で示す。)させるように駆動する昇降手段122を備えている。昇降手段122は、上記した昇降手段112と同様の構成からなり、モータ121の回転運動を、昇降手段122に内蔵された図示しないボールねじを介して直線運動に変換して受信テーブル124の図示しない係合部に伝達する構成を備え、受信テーブル124を該他端部に対して進退させる機能を有する。受信テーブル124には、連通孔125が配設され、配管126を介して大気開放弁127が接続されている。受信テーブル124が気送管101の他端部に最も近接された実線で示す状態では、受信テーブル124が気送管101の他端部を閉塞し、さらに大気開放弁127を閉じた状態では、気送管101の他端部側における空気の出入りが制限される。以上のような構成を備えていることにより、気送管101の一端部、他端部を閉塞することが可能であり、気送管101の内部を全体にわたり気密状態とすることができる。また、気送管101の内径は、気送子10の摺動体12の外径寸法に対応して設定されるものであり、摺動体12の外形寸法よりも僅かに大きい寸法で設定される。
気送管装置100によって気送子10を移送する際は、まず、送信ステーション110において駆動手段112を作動し、送信テーブル114を114’で示す位置に移動させる。送信テーブル114を114’で示す位置に移動させたならば、気送子10を送信テーブル114上にセットし、送信テーブル114を上昇させて、気送子10を気送管101の一端部に挿入し、送信テーブル114で気送管101の一端部を閉塞する状態として大気開放弁117を閉じる。また、受信テーブル124も気送管101の他端部を閉塞する位置に位置付け、大気開放弁127を閉じて、気送管101の内部を気密状態とする。
上記したように、気送子10をセットしたならば、吸引源130のバルブ132を開放して吸引ポンプ131を作動し、気送管101の内部を減圧する。気送管101の内部が十分に減圧された状態になったならば、送信ステーション110の大気開放弁117を開放する。大気開放弁117が開放されると、気送子10の気送管101側と、大気開放弁117側との間で気圧差が生じ、この気圧差があることにより、図中(a)で示す位置にある気送子10が減圧された気送管101内の負圧によって吸引され、大気開放弁117から大気が導入されつつ、送信ステーション110から気送子10が発進する。
送信ステーション110から発進した気送子10は、上記した気圧差によって気送管101を進み、その後、圧送手段140と気送管101との接続部を通過し、気送子10が図中(b)の位置に到達したことが図示しないセンサー等により確認されると、圧送手段140のバルブ142を開放すると共に圧送ポンプ141を作動し、吸引手段130のバルブ132を閉弁すると共に吸引ポンプ131を停止する。さらに、これと同時に、送信ステーション110の大気開放弁117を閉弁し、受信ステーション120の大気開放弁127を開放する。このようにすることで、気送子10は、気送管101内において引き続き後方から圧送された空気により推進力を得て、さらに気送管101を進行することができる。
上記したように、圧送手段140が作動し、吸引手段130が停止されることにより気送子10がさらに移送されて、受信ステーション120の受信テーブル124に到達する(図中(c)で示す。)。なお、気送子10が受信テーブル124に到達する前に、大気開放弁127を閉弁することで気送子10と受信テーブル124との間にエアークッションを生成して、受信テーブル124に気送子10が到達する際の衝撃を和らげるようにすることが好ましい。受信テーブル124に気送子10が到達したならば、圧送手段140の作動を停止し、昇降手段122を作動して、受信テーブル124を124’で示す位置に下降させて気送子10を取り出すことができる。
気送管101内における気送子10の移動が繰り返されると、気送子10の摺動体12が気送管101内を摺動することにより粉塵が発生することとなる。そうすると、発光素子103が発する光が粉塵によって局所的に遮られるため、受光素子104の受光量が低下する。表示装置105においては、受光素子104から発信された受光信号を受信器106で受信し、受光信号に基づいて受光素子104の受光量を表示するようになっているところ、少なくとも1個の受光素子104の受光量が所定量(たとえば発光素子103の発光量に対する受光素子104の受光量の割合が85%)を下回った際に、気送管101内部の洗浄喚起表示(たとえば図2に示すとおり「受光量85%未満管内洗浄」)をモニタ107に表示する。図2においては、送信ステーション110側の受光素子104から順に受光素子104A、104B、104Cとした場合に、受光素子104Aの受光量が95%であり、受光素子104Bの受光量が72%であり、受光素子104Cの受光量が80%であり、したがって受光素子104B及び受光素子104Cの受光量が共に所定光量の一例である85%を下回っているので、モニタ107には、各受光素子104A、104B、104Cの受光量と共に洗浄喚起表示の例である「受光量85%未満管内洗浄」が表示されている。
以上のとおり本実施形態では、気送管101内に発生する粉塵を検出する粉塵検出手段102が配設されているので、粉塵が許容値を超えたか否かを検出して許容値を超えた場合に適宜気送管101内を洗浄することより衛生状態を保つことができる。
なお、上記した実施形態では、気送管101に発光素子103及び受光素子104が配設されている例を説明したが、気送子10の固定板13の外面に間隔をおいて発光素子103及び受光素子104が配設されていてもよい。
10:気送子
100:気送管装置
101:気送管
102:粉塵検出手段
103:発光素子
104:受光素子
105:表示装置
110:送信ステーション
120:受信ステーション

Claims (1)

  1. 送信ステーションから受信ステーションに至る気送管が配設され気送子を搬送する気送管装置であって、
    該気送管内に発生する粉塵を検出する粉塵検出手段が配設され
    該粉塵検出手段は、該気送管を挟んで配設された発光素子及び受光素子と、該受光素子が受光する光量が所定量を下回った際に該気送管内部の洗浄喚起表示を表示する表示装置とを含む気送管装置。
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