JP6987440B2 - ドライブプレート - Google Patents

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Description

本発明は、ドライブプレートに関する。
たとえば、自動変速機を搭載した車両では、エンジンからの動力がトルクコンバータを介して自動変速機に入力され、自動変速機で変速された動力がデファレンシャルギヤ(差動装置)などを介して駆動輪に伝達される。自動変速機としては、無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)や有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)が広く知られている。
エンジンのクランクシャフトは、自動変速機に向けて延び、その先端には、略円板状のドライブプレートの中央部が取り付けられている。ドライブプレートの外周部は、トルクコンバータに接続されている。これにより、クランクシャフトとトルクコンバータとがドライブプレートを介して連結されている。
たとえば、エンジンの始動時には、スタータの動力がドライブプレートに入力され、その動力によりドライブプレートと一体にクランクシャフトが回転することにより、エンジンがクランキングされる。エンジンの始動後には、ドライブプレートは、エンジンからの動力をトルクコンバータに伝達する。
特開2001−132817号公報
また、ドライブプレートは、エンジンの振動などを吸収し、また、クランクシャフトの回転軸線とトルクコンバータの回転軸線とのずれ(軸ずれ)を吸収するよう、弾性変形により撓む必要がある。
図3は、従来のドライブプレート101の正面図である。
ドライブプレート101の中央部には、クランクシャフトにボルトで締結するための6個のクランクシャフト取付穴102が等角度間隔、つまり60°間隔で形成されている。ドライブプレート101の外周部には、トルクコンバータにボルトで締結するための3個のトルクコンバータ取付穴103が等角度間隔、つまり120°間隔で形成されている。3個のトルクコンバータ取付穴103は、6個のクランクシャフト取付穴102のうちの3個と周方向の位置が一致している。つまり、各トルクコンバータ取付穴103を通る半径上には、クランクシャフト取付穴102が形成されている。
また、ドライブプレート101には、径方向においてクランクシャフト取付穴102とトルクコンバータ取付穴103との間に、6個の肉抜き穴104が等角度間隔、つまり120°間隔で形成されている。6個の肉抜き穴104のうちの3個は、各トルクコンバータ取付穴103とそのトルクコンバータ取付穴103と周方向の位置が一致するクランクシャフト取付穴102との間の位置に形成され、その3個の肉抜き穴104の各間に、残りの肉抜き穴104が形成されている。
肉抜き穴104は、径方向外側に凸湾曲して周方向に延びる内端縁105と、内端縁105の径方向外側に間隔を空けた位置で直線状または径方向外側に凸湾曲して延びる外端縁106と、内端縁105の一端と外端縁106の一端とに接続された略半円弧状の一端縁107と、内端縁105の他端と外端縁106の他端とに接続された略半円弧状の他端縁108とを有している。
クランクシャフトとトルクコンバータとに軸ずれが生じていると、クランクシャフト取付面(ドライブプレート101におけるクランクシャフトが面接触する部分)が動いて軸ずれを解消するように、ドライブプレート101に弾性変形による撓みが生じる。このとき、クランクシャフト取付面からトルクコンバータ取付面(ドライブプレート101におけるトルクコンバータが面接触する部分)に向かって応力波が伝播する。そのため、トルクコンバータ取付面とそのトルクコンバータ取付面と周方向の位置が一致するクランクシャフト取付面との間の位置に形成されていない肉抜き穴104A、つまりクランクシャフト取付面とトルクコンバータ取付面との両方を通るドライブプレート101の半径上から外れた位置に形成されている肉抜き穴104Aは、その半径上に形成されている肉抜き穴104Bと比較して、ドライブプレート101の撓みへの寄与が小さい。
そして、肉抜き穴104Aが形成されていることにより、肉抜き穴104Bの長手方向のサイズが小さく制限されるので、クランクシャフト取付面から伝播する応力波に対して肉抜き穴104Bの一端縁107および他端縁108の位置が近く、一端縁107および他端縁108の付近に応力集中が生じる。そのため、ドライブプレート101に必要とされる強度が成立しない懸念がある。
本発明の目的は、肉抜き穴の周囲における応力集中を緩和できる、ドライブプレートを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係るドライブプレートは、エンジンのクランクシャフトとトルクコンバータとを連結する円板状のドライブプレートであって、回転中心を取り囲む中央部に、クランクシャフトへの固定のための複数のクランクシャフト固定部が等角度間隔で形成され、クランクシャフト固定部よりも径方向外側の外周部に、トルクコンバータへの固定のためのトルクコンバータ固定部が形成され、クランクシャフト固定部とトルクコンバータ固定部との間に、周方向に延びる肉抜き穴が形成され、肉抜き穴の長手方向の長さは、複数のクランクシャフト固定部のうちの2個のクランクシャフト固定部間の最大距離よりも大きい。
この構成によれば、クランクシャフトとトルクコンバータとの軸ずれを解消するように、ドライブプレートに弾性変形による撓みが生じると、クランクシャフト固定部側からトルクコンバータ固定部側に向かって応力波が伝播する。クランクシャフト固定部とトルクコンバータ固定部との間に、周方向に延びる肉抜き穴が形成されており、その肉抜き穴の長手方向の長さは、複数のクランクシャフト固定部のうちの2個のクランクシャフト固定部間の最大距離よりも大きい。
これにより、クランクシャフト固定部側から伝播する応力波に対して、肉抜き穴の両端の位置が離れる。そのため、肉抜き穴の回転中心側の内端縁に到達する応力波は、内端縁に沿ってその両端に向かって伝播する間に分散する。その結果、肉抜き穴の両端付近に応力集中が生じることを抑制でき、肉抜き穴の周囲における応力集中を緩和することができる。
また、肉抜き穴のサイズを大きく確保できるので、ドライブプレートの重量の低減を図ることができる。
本発明の他の局面に係るドライブプレートは、エンジンのクランクシャフトとトルクコンバータとを連結する円板状のドライブプレートであって、回転中心を取り囲む中央部に、クランクシャフトへの固定のためのクランクシャフト固定部が形成され、クランクシャフト固定部よりも径方向外側の外周部に、トルクコンバータへの固定のためのトルクコンバータ固定部が形成され、クランクシャフト固定部とトルクコンバータ固定部との間に、周方向に延びる肉抜き穴が形成され、肉抜き穴は、回転中心側の内端縁と、内端縁の一端および他端のそれぞれに連続し、肉抜き穴の外側に第1曲率半径で凸湾曲する第1湾曲縁と、第1湾曲縁のそれぞれに連続し、肉抜き穴の外側に第1曲率半径よりも小さい第2曲率半径で凸湾曲する第2湾曲縁とを有している。
この構成によれば、クランクシャフトとトルクコンバータとの軸ずれを解消するように、ドライブプレートに弾性変形による撓みが生じると、クランクシャフト固定部側からトルクコンバータ固定部側に向かって応力波が伝播する。クランクシャフト固定部とトルクコンバータ固定部との間に、周方向に延びる肉抜き穴が形成されている。そして、肉抜き穴の両端部は、肉抜き穴の外側に第1曲率半径で凸湾曲する第1湾曲縁と、第1湾曲縁に連続して肉抜き穴の外側に第1曲率半径よりも小さい第2曲率半径で凸湾曲する第2湾曲縁とを有している。
そのため、肉抜き穴の内端縁に沿ってその両端まで伝播した応力波は、緩やかに湾曲する第1湾曲縁に沿って滞らずに第2湾曲縁に向けて伝播し、その後、第2湾曲縁からその周囲に分散して伝播する。その結果、肉抜き穴の両端付近に応力集中が生じることを抑制でき、肉抜き穴の周囲における応力集中を緩和することができる。
本発明によれば、肉抜き穴の両端付近に応力集中が生じることを抑制でき、肉抜き穴の周囲における応力集中を緩和することができる。その結果、ドライブプレートの強度を増すことができ、軸ずれの公差を緩和することができる。軸ずれの公差の緩和により、クランクシャフトおよびトルクコンバータの各部品の寸法公差を緩和することができ、また、クランクシャフトとトルクコンバータとの芯出しを容易にすることができる。
本発明の一実施形態に係るドライブプレートの断面図であり、クランクシャフトおよびトルクコンバータをともに示す。 ドライブプレートの正面図である。 従来のドライブプレートの正面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<ドライブプレートの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るドライブプレート1の断面図であり、クランクシャフト2およびトルクコンバータ3をともに示す。図2は、ドライブプレート1の正面図(クランクシャフト2側から見た図)である。なお、図1では、断面を示すハッチングの付与が省略されている。
ドライブプレート1は、自動変速機を搭載した車両に用いられて、エンジンのクランクシャフト2とトルクコンバータ3とを連結する。ドライブプレート1は、金属円板から塑性加工により形成されている。ドライブプレート1は、円板状の本体部11と、本体部11の外周を取り囲むリングギヤ12とを一体に備えている。本体部11の外周端部13は、トルクコンバータ3側に折り曲げられることにより扁平な円筒状をなしており、その外周端部13の外周面に、リングギヤ12が形成されている。
リングギヤ12は、溶接により本体部11の外周端部13に固着されていてもよいし、外周端部13の塑性加工(転造加工)により外周端部13と一体成形されていてもよい。
本体部11の中央部には、絞り加工により、クランクシャフト2側に一段凹んだ円形状のクランクシャフト取付部14が形成されている。クランクシャフト取付部14の中央には、円形のクランクシャフト挿通穴15が形成されている。また、クランクシャフト取付部14には、クランクシャフト挿通穴15の周囲に、6個の円形のクランクシャフト取付穴16がクランクシャフト挿通穴15と同心の同一円周上に等角度間隔、つまり60°間隔で、クランクシャフト取付部14を貫通して形成されている。
本体部11の外周端部13に沿った円環状の外周部17は、絞り加工により、クランクシャフト2側に一段凹んでいる。そして、外周部17には、120°間隔で配置される3個のクランクシャフト取付穴16のそれぞれと周方向に同じ位置に、クランクシャフト2側にさらに一段凹んだ凹状のトルクコンバータ取付部18が形成されている。各トルクコンバータ取付部18には、円形のトルクコンバータ取付穴19がトルクコンバータ取付部18を貫通して形成されている。
周方向に隣り合うトルクコンバータ取付部18の中間の各位置には、ドライブプレート1の軽量化のための円形の第1肉抜き穴21が外周部17とその回転中心側の円環部22とがなす段差を跨いで形成されている。
また、クランクシャフト取付部14と外周部17との間の円環部22には、クランクシャフト取付穴16とトルクコンバータ取付穴19との間の各位置に、長穴からなる第2肉抜き穴23が形成されている。第2肉抜き穴23は、クランクシャフト取付部14の周縁に沿って径方向外側に凸湾曲して延びる内端縁24と、内端縁24に対して径方向外側に間隔を空けた位置で直線状に延びる外端縁25と、内端縁24の一端および他端のそれぞれに連続し、第2肉抜き穴23の外側に第1曲率半径R1で凸湾曲する第1湾曲縁26と、外端縁25の一端および他端のそれぞれと第1湾曲縁26とに接続され、第2肉抜き穴23の外側に第1曲率半径R1よりも小さい第2曲率半径R2で凸湾曲する第2湾曲縁27とを有している。そして、第2肉抜き穴23の長手方向の長さLは、2個のクランクシャフト取付穴16間の最大距離、つまり180°ずれた位置に配置される2個のクランクシャフト取付穴16間の距離Dよりも大きい。
<ドライブプレートの取付>
クランクシャフト2は、略円筒状の先端部31の基端側に、その全周から径方向外側に張り出すフランジ部32を有している。フランジ部32には、ドライブプレート1の6個のクランクシャフト取付穴16とそれぞれ対応する位置に、ねじ穴33が形成されている。
ドライブプレート1のクランクシャフト挿通穴15にクランクシャフト2の先端部31が挿通されて、ドライブプレート1のクランクシャフト取付部14にクランクシャフト2のフランジ部32が当接した状態で、ボルト34がトルクコンバータ3側からクランクシャフト取付部14を通してねじ穴33にねじ込まれることにより、ドライブプレート1がクランクシャフト2に固定される。
トルクコンバータ3は、クランクシャフト2側の端部に、フロントカバー41を備えている。フロントカバー41のクランクシャフト2側の面には、ドライブプレート1の6個のトルクコンバータ取付穴19とそれぞれ対応する位置に、ボス42が設けられている。ボス42は、円筒状の部材の内周面にねじが切られた構成であり、溶接により、フロントカバー41に固着されている。
ドライブプレート1のトルクコンバータ取付部18がボス42の先端面に当接した状態で、ボルト43がドライブプレート1側からトルクコンバータ取付穴19を通してボス42にねじ込まれることにより、ドライブプレート1がトルクコンバータ3に固定される。
ドライブプレート1がクランクシャフト2およびトルクコンバータ3にそれぞれ固定された状態において、エンジンの始動時には、スタータの動力がドライブプレート1のリングギヤ12に入力されることにより、ドライブプレート1と一体にクランクシャフト2が回転して、エンジンがクランキングされる。エンジンの始動後には、ドライブプレート1は、エンジンからの動力をトルクコンバータ3に伝達する。また、ドライブプレート1は、弾性変形により撓んで、エンジンの振動などを吸収し、また、クランクシャフト2の回転軸線とトルクコンバータ3の回転軸線とのずれ(軸ずれ)を吸収する。
<作用効果>
クランクシャフト2とトルクコンバータ3との軸ずれを解消するように、ドライブプレート1に弾性変形による撓みが生じると、クランクシャフト2のフランジ部32が接触するクランクシャフト取付穴16の周囲の面(クランクシャフト取付面(クランクシャフト固定部の一例))側からトルクコンバータ3のボス42が接触するトルクコンバータ取付穴19の周囲の面(トルクコンバータ取付面(トルクコンバータ固定部の一例))側に向かって応力波が伝播する。クランクシャフト取付穴16とトルクコンバータ取付穴19との間に、径方向と直交する方向に延びる第2肉抜き穴23が形成されており、その第2肉抜き穴23の長手方向の長さLは、180°ずれた位置に配置される2個のクランクシャフト取付穴16間の距離Dよりも大きい。
これにより、クランクシャフト取付面側から伝播する応力波に対して、第2肉抜き穴23の両端の位置が離れる。そのため、第2肉抜き穴23の回転中心側の内端縁24に到達する応力波は、内端縁24に沿ってその両端に向かって伝播する間に分散する。その結果、第2肉抜き穴23の長手方向の両端付近に応力集中が生じることを抑制でき、第2肉抜き穴23の周囲における応力集中を緩和することができる。
また、ドライブプレート1では、第2肉抜き穴23の長手方向の両端部は、第2肉抜き穴23の外側に第1曲率半径R1で凸湾曲する第1湾曲縁26と、第1湾曲縁26に連続して第2肉抜き穴23の外側に第1曲率半径R1よりも小さい第2曲率半径R2で凸湾曲する第2湾曲縁27とを有している。そのため、第2肉抜き穴23の内端縁24に沿ってその両端まで伝播した応力波は、緩やかに湾曲する第1湾曲縁26に沿って滞らずに第2湾曲縁27に向けて伝播し、その後、第2湾曲縁27からその周囲に分散して伝播する。その結果、第2肉抜き穴23の両端付近に応力集中が生じることを一層抑制でき、第2肉抜き穴23の周囲における応力集中をより緩和することができる。
なお、第2肉抜き穴23の長手方向の長さLが180°ずれた位置に配置される2個のクランクシャフト取付穴16間の距離D以下であっても、第2肉抜き穴23の長手方向の両端部が第1湾曲縁26および第2湾曲縁27を有する構成であれば、第2肉抜き穴23の長手方向の両端付近に応力集中が生じることを抑制でき、第2肉抜き穴23の周囲における応力集中を緩和することができる。
第2肉抜き穴23の周囲における応力集中が緩和されることにより、ドライブプレート1の強度を増すことができ、クランクシャフト2とトルクコンバータ3との軸ずれの公差を緩和することができる。軸ずれの公差の緩和により、クランクシャフト2およびトルクコンバータ3の各部品の寸法公差を緩和することができ、また、クランクシャフト2とトルクコンバータ3との芯出しが容易になるので、エンジンの動力を伝達する機構のコストを低減することができる。
また、第2肉抜き穴23のサイズを大きく確保できるので、ドライブプレート1の重量の低減を図ることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、クランクシャフト挿通穴15の個数は、6個に限らず、任意に設定されるとよく、2〜5個であってもよいし、7個以上であってもよい。ただし、クランクシャフト挿通穴15は、その個数にかかわらず、同一円周上に等角度間隔で形成されることが好ましい。
また、トルクコンバータ取付穴19の個数についても同様に、6個に限らず、任意に設定されるとよく、2〜5個であってもよいし、7個以上であってもよい。ただし、トルクコンバータ取付穴19は、クランクシャフト挿通穴15と同数で、クランクシャフト挿通穴15と周方向に同じ位置に形成されることが好ましい。これにより、すべてのクランクシャフト取付穴16と各クランクシャフト取付穴16と周方向に同じ位置に形成されたトルクコンバータ取付穴19との間に、回転中心側に凸湾曲する内端縁24を有する第2肉抜き穴23を形成することができる。
第1肉抜き穴21は、省略されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:ドライブプレート
2:クランクシャフト
3:トルクコンバータ
14:クランクシャフト取付部(中央部)
16:クランクシャフト取付穴
17:外周部
19:トルクコンバータ取付穴
23:第2肉抜き穴
24:内端縁
26:第1湾曲縁
27:第2湾曲縁
D:最大距離
L:長さ
R1:第1曲率半径
R2:第2曲率半径

Claims (2)

  1. エンジンのクランクシャフトとトルクコンバータとを連結する円板状のドライブプレートであって、
    回転中心を取り囲む中央部に、前記クランクシャフトへの固定のための複数のクランクシャフト固定部が等角度間隔で形成され、
    前記クランクシャフト固定部よりも径方向外側の外周部に、前記トルクコンバータへの固定のための複数のトルクコンバータ固定部が等角度間隔で形成され、
    前記複数のトルクコンバータ固定部の個々に対して、1個の前記クランクシャフト固定部が前記トルクコンバータ固定部と周方向に同じ位置に形成されており、
    前記周方向に隣り合う前記トルクコンバータ固定部の中間の位置には、第1肉抜き穴が形成され、
    前記周方向に同じ位置に形成された前記クランクシャフト固定部と前記トルクコンバータ固定部との間に、周方向に延びる第2肉抜き穴が形成され、
    前記第1肉抜き穴の前記周方向の中央は、前記トルクコンバータ固定部と前記周方向に異なる位置に形成されている前記クランクシャフト固定部と前記周方向に同じ位置に位置しており、
    前記第2肉抜き穴の前記周方向の中央は、前記トルクコンバータ固定部と前記周方向に同じ位置に形成されている前記クランクシャフト固定部と前記周方向に同じ位置に位置しており、
    前記第1肉抜き穴の前記径方向の中央は、前記第2肉抜き穴の前記径方向の中央よりも前記径方向外側に位置しており、
    前記第2肉抜き穴の長手方向の長さは、前記複数のクランクシャフト固定部のうちの2個の前記クランクシャフト固定部間の最大距離よりも大きい、ドライブプレート。
  2. エンジンのクランクシャフトとトルクコンバータとを連結する円板状のドライブプレートであって、
    回転中心を取り囲む中央部に、前記クランクシャフトへの固定のための複数のクランクシャフト固定部が等角度間隔で形成され、
    前記クランクシャフト固定部よりも径方向外側の外周部に、前記トルクコンバータへの固定のための複数のトルクコンバータ固定部が等角度間隔で形成され、
    前記複数のトルクコンバータ固定部の個々に対して、1個の前記クランクシャフト固定部が前記トルクコンバータ固定部と周方向に同じ位置に形成されており、
    前記周方向に隣り合う前記トルクコンバータ固定部の中間の位置には、第1肉抜き穴が形成され、
    前記周方向に同じ位置に形成された前記クランクシャフト固定部と前記トルクコンバータ固定部との間に、周方向に延びる第2肉抜き穴が形成され、
    前記第1肉抜き穴の前記周方向の中央は、前記トルクコンバータ固定部と前記周方向に異なる位置に形成されている前記クランクシャフト固定部と前記周方向に同じ位置に位置しており、
    前記第2肉抜き穴の前記周方向の中央は、前記トルクコンバータ固定部と前記周方向に同じ位置に形成されている前記クランクシャフト固定部と前記周方向に同じ位置に位置しており、
    前記第1肉抜き穴の前記径方向の中央は、前記第2肉抜き穴の前記径方向の中央よりも前記径方向外側に位置しており、
    前記第2肉抜き穴は、前記回転中心側の内端縁と、前記内端縁の一端および他端のそれぞれに連続し、前記第2肉抜き穴の外側に第1曲率半径で凸湾曲する第1湾曲縁と、前記第1湾曲縁のそれぞれに連続し、前記第2肉抜き穴の外側に第1曲率半径よりも小さい第2曲率半径で凸湾曲する第2湾曲縁とを有している、ドライブプレート。
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