JP6983827B2 - ピペットチップ - Google Patents
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Description
本特許出願は、(1)発明者としてArta Motadel等を含み代理人ドケッティング番号PEL−1034−PVによって指定される2018年5月11日に出願されたPIPETTE TIPという名称の米国仮特許出願第62/670,361号と、(2)発明者としてArta Motadel等を含み代理人ドケッティング番号PEL−1034−PV2によって指定される2018年8月29日に出願されたPIPETTE
TIPという名称の米国仮特許出願第62/724,308号との利益を主張する。全ての文章、表及び図面を含む先行する特許出願の各々の内容は、全ての目的に関して、全て参照により援用される。
本技術は、ピペットチップ、製造方法および使用方法に部分的に関する。
ピペットチップは、流体を取り扱う要件を有する様々な産業において利用され、例えば、医学研究所や調査研究所を含む施設において使用される。ピペットチップは、多くの場合において多数使用され、多くの場合、例えば、多くのサンプルの処理および/またはサンプルへの多くの試薬の添加に利用される。
ある局面において提供されるのは、近位開口と、遠位開口と、近位領域と、遠位領域と、外側表面と、内側表面と、複数の内側リブとを含むピペットチップである。近位開口は、概して、ピペットチップの近位末端に位置付けられ、遠位開口は、典型的に、ピペットチップの遠位末端に位置付けられる。複数の内側リブの各内側リブは、多くの場合、近位領域においてピペットチップの内側表面上に軸方向に配置され、複数の内側リブのうちの内側リブは、多くの場合、ピペットチップの内側表面の周りに周方向に分布させられ、複数の内側リブの各内側リブは、多くの場合、ピペットチップの内側の方を向いている軸方向表面と、隣接している近位表面とを含む。内側リブの各々の近位表面は、多くの場合、ピペットチップの内側の中心に配置され、かつピペットチップの内側の中心から延びている仮想長手方向軸に対して、10度と80度との間の角度で配置される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
近位開口と、遠位開口と、近位領域と、遠位領域と、外側表面と、内側表面と、複数の内側リブとを備えているピペットチップであって、該ピペットチップは、
該複数の内側リブの各内側リブは、該近位領域において該ピペットチップの該近位表面上に軸方向に配置され、
該複数の内側リブのうちの該内側リブは、該ピペットチップの該内側表面の周りに周方向に分布させられており、
該複数の内側リブの各内側リブは、該ピペットチップの内側に面している軸方向表面と、隣接している近位表面とを備え、
該内側リブの各々の該近位表面は、該ピペットチップの内側の中心を通した長手方向軸に対して10度と80度との間の角度に配置されている、
ピペットチップ。
(項目2)
前記近位開口と前記遠位開口との間の長さを備え、
前記近位領域は、近位領域長さを備え、
前記遠位領域は、遠位領域長さを備え、
該近位領域は、該遠位領域に隣接し、
該近位領域長さは、該近位開口と該遠位開口との間の該長さの約45%以下である、
上記項目に記載のピペットチップ。
(項目3)
複数の外側リブを備え、
該複数の外側リブの各外側リブは、該ピペットチップの前記外側表面上に軸方向に配置されており、
該複数の外側リブのうちの該外側リブは、該ピペットチップの該外側表面の周りに周方向に分布させられており、
該複数の外側リブの各外側リブは、遠位末端を備えている、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目4)
前記ピペットチップの前記近位領域は、該ピペットチップの前記近位開口から前記外側リブの前記遠位末端までであり、
該ピペットチップの前記遠位領域は、前記遠位開口から該外側リブの該遠位末端までである、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目5)
前記内側リブの各々は、遠位末端を備え、
前記ピペットチップは、近位表面と、遠位表面とを備えているフィルタを備え、
該フィルタの該近位表面は、該内側リブの各々の該遠位末端に配置されているか、または該内側リブの各々の該遠位末端から遠位に間隔を置かれている、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目6)
前記内側リブの各々は、近位末端を備え、
前記ピペットチップ近位開口と該内側リブの該近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の領域は、環状突出を備えていない、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目7)
前記ピペットチップ近位開口と前記内側リブの前記近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の前記領域は、突出を備えていない、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目8)
前記ピペットチップ近位開口と前記内側リブの前記近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の前記領域は、滑らかである、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目9)
フランジと、フランジ遠位周囲とを備えている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目10)
前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの前記近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の前記領域、または該フランジ遠位周囲と該内側リブの該近位末端との間の軸方向距離に沿った該内側表面の該領域の一部分は、該ピペットチップに挿入されることができる分注器ノズルの外側表面と接触するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目11)
前記一部分は、前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの前記近位末端との間の前記軸方向距離の約10%から約85%である、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目12)
前記内側表面の前記領域または該領域の前記一部分は、軸方向に配置された連続的な途切れのない表面である、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目13)
前記内側表面の前記領域または該領域の前記一部分は、隣接する軸方向に配置された近位表面と隣接する軸方向に配置された遠位表面とによって境を限られ、
該隣接する軸方向に配置された近位表面と該隣接する軸方向に配置された遠位表面とは、前記分注器の外側表面と接触するように構成されていない、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目14)
前記内側表面の前記領域または該領域の前記一部分は、前記フランジ遠位周囲に位置付けられたか、または該フランジ遠位周囲に隣接して位置付けられた近位周囲によって画定される、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目15)
前記内側表面の前記領域の前記一部分は、約0.005インチ以上の軸方向距離によって画定された連続的な表面であり、
該軸方向距離は、(i)前記内側リブ近位末端と(ii)前記フランジ遠位周囲との間の前記軸方向距離以下である、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目16)
前記内側リブの各々の前記近位表面は、前記ピペットチップの前記近位領域内のノズル密封区域より下に配置されている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目17)
前記内側リブの各々の前記近位末端は、前記ピペットチップの前記近位領域における所定の流体分注器挿入深度に配置されているか、または該ピペットチップの該近位領域における所定の流体分注器挿入深度より下に配置されている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目18)
前記所定の流体分注器挿入深度は、前記ピペットチップが前記流体分注器と密封係合させられた後、該流体分注器から該ピペットチップを除去するために必要とされる低減させられた排出力のために最適化された挿入深度である、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目19)
前記所定の流体分注器挿入深度は、前記ピペットチップが前記流体分注器と密封係合させられた後、該流体分注器から該ピペットチップを除去するために必要とされる最小限の排出力のために最適化された挿入深度である、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目20)
前記ピペットチップの前記内側表面は、前記近位領域における第一の内側壁区分を備え、該第一の内側壁区分は、前記長手方向軸に対して第一の角度を有する連続的に先細りしている内側壁表面を含み、
該ピペットチップの該内側表面は、該近位領域における第二の内側壁区分を備え、該第二の内側壁区分は、該長手方向軸に対して第二の角度を有する連続的に先細りしている内側壁表面を含み、
該第一の内側壁区分および該第二の内側壁区分の各々は、その壁区分の近位端から遠位端に先細りし、
該第二の角度は、該第一の角度より大きい、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目21)
各内側リブは、遠位末端を備え、
各内側リブの該遠位末端の少なくとも一部分は、前記第二の内側壁区分と接続している、
上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目22)
前記長手方向軸に対する前記第一の内側壁区分の前記角度は、約0.2度から約2度であり、該長手方向軸に対する前記第二の内側壁区分の前記角度は、約5度から約40度である、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目23)
前記内側リブの各々の前記近位末端は、前記ピペットチップの前記近位末端からの同じ深度に配置されている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目24)
(i)2つの外側リブの間、かつ、(ii)前記ピペットチップの前記近位末端から前記内側リブの各々の前記近位末端までの間に配置されている前記外側表面と前記内側表面との間の厚みは、約0.005インチから約0.015インチである、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目25)
前記内側リブの各々の前記近位表面は、前記長手方向軸に対して40度と50度との間の角度で配置されている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目26)
前記内側リブの各々の前記近位表面は、前記長手方向軸に対して25度と35度との間の角度で配置されている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目27)
前記ピペットチップは、ポリマーを備えている、上記項目のいずれかに記載のピペットチップ。
(項目28)
上記項目のいずれかに記載のピペットチップと、流体分注器とを備えているアセンブリであって、
該流体分注器は、ノズル部材と、ノズル部材遠位末端と、ノズル外側壁とを備え、
該ノズル部材の一部分は、該ピペットチップの前記近位部分内に挿入されており、
該ノズル外側壁の一部分は、該ピペットチップの前記内側壁の一部分と接触しており、
該ノズル部材遠位末端は、該ピペットチップの前記内側リブの前記近位末端と接触している、
アセンブリ。
(項目29)
前記ノズル外側壁の前記一部分は、前記ピペットチップの前記第一の内側壁区分の少なくとも一部分と接触している、上記項目に記載のアセンブリ。
(項目30)
前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの前記近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の前記領域、または該フランジ遠位周囲と該内側リブの該近位末端との間の前記軸方向距離に沿った該内側表面の該領域の一部分は、前記分注器ノズルの前記外側表面と接触している、上記項目のいずれかに記載のアセンブリ。
(項目31)
前記領域の前記一部分は、前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの前記近位末端との間の前記軸方向距離の約10%から約90%である、上記項目のいずれかに記載のアセンブリ。
(項目32)
前記内側表面の前記領域または該領域の前記一部分は、軸方向に配置された連続的な途切れのない表面である、上記項目のいずれかに記載のアセンブリ。
(項目33)
前記内側表面の前記領域または該領域の前記一部分は、隣接する軸方向に配置された近位表面と隣接する軸方向に配置された遠位表面とによって境を限られ、
該隣接する軸方向に配置された近位表面と該隣接する軸方向に配置された遠位表面とは、前記分注器の外側表面と接触しない、
上記項目のいずれかに記載のアセンブリ。
(項目34)
前記内側表面の前記領域または該領域の前記一部分は、前記フランジ遠位周囲に位置付けられたかもしくは該フランジ遠位周囲に隣接して位置付けられた近位周囲によって画定される、上記項目のいずれかに記載のアセンブリ。
(項目35)
前記内側表面の前記領域の前記一部分は、約0.005インチ以上の軸方向距離によって画定された連続的な表面であり、
該軸方向距離は、(i)前記内側リブ近位末端と(ii)前記フランジ遠位周囲との間の前記軸方向距離以下である、上記項目のいずれかに記載のアセンブリ。
(摘要)
本明細書において開示されるのは、複数の傾斜内側リブを含む、液体を受け取りおよび分注に有用なピペットチップである。
本明細書において、複数の内側リブを含むピペットチップが提供され、各内側リブは、ピペットチップの近位領域の内側表面上に軸方向に配置され、複数の内側リブは、ピペットチップの内側表面の周りに周方向に分布させられている。内側リブの各々は、概して、近位末端と、近位表面と、軸方向表面とを含む。内側リブの各々の近位表面は、多くの場合、ピペットチップの内側の中心に配置されかつピペットチップの内側の中心を通って横切っている仮想長手方向軸に対して、10度と80度との間の角度で配置される。内側リブの各々の角度付けられた近位表面は、内部フィルタを含むピペットチップを製造する過程の一部としてフィルタ装填を容易にするように機能することができる。内側リブの近位末端は、ピペットチップの内側に挿入された流体分注器ノズルの遠位末端に対するバリアとして一緒に機能でき、それによって、ピペットチップ内へのノズルの挿入深度を制限する。ピペットチップの近位末端と内側リブの遠位末端との間のピペットチップの内側壁表面は、多くの場合、突出を含まず(例えば、突出を有さないか、または実質的に突出を有さない;環状突出を含まない)、ときに、滑らかであるか、または実質的に滑らかである。一定のピペットチップ実施形態のこれらの局面および他の局面は、以下でより詳細に説明される。
一定の実施形態において、ピペットチップは、フィルタを含み、ピペットチップの遠位部分に向かって傾いている内側リブの各々の近位表面の角度は、そのようなピペットチップを製造する過程の一部としてフィルタの挿入を容易にする。いくつかの実施形態において、本明細書において説明されるピペットチップは、本明細書において説明されるピペットチップの近位末端にフィルタを配置することと、フィルタの近位表面に力を加えることとを含む過程によって、フィルタを装填されることができる。力は、多くの場合、ピペットチップの内側の中心に配置されかつピペットチップの内側の中心を通って横切っている仮想長手方向軸に平行である方向に加えられ、力は、多くの場合、長手方向軸と同一直線上に加えられる。フィルタの遠位表面は、多くの場合、内側リブの近位表面に接触して内側リブの近位表面を通り越し、力は、多くの場合、フィルタの近位表面が内側リブの各々の遠位末端に対して遠位である位置に配置されるまで加えられる。比較として、内側リブの近位表面が内側側壁から垂直またはほぼ垂直に延びた場合、そのような内側リブの近位表面は、本明細書において説明される角度付けられた表面をもつ内側リブを有するピペットチップと比べて、フィルタの遠位表面および側面により多くの摩擦を及ぼし、フィルタの挿入を妨げる。一定のピペットチップ実施形態において、内側リブの各々は、遠位末端を含み、ピペットチップは、近位表面および遠位表面を有するフィルタを含み、フィルタの近位表面は、内側リブの各々の遠位末端に配置されるか、または内側リブの各々の遠位末端から遠位に間隔を置かれる。
いくつかの実施形態において、ピペットチップは、ピペットチップの近位開口における外側表面上に配置されるフランジ(例えば、環状フランジ)を含む。一定の実施形態において、各外側リブは、近位末端を含み、各外側リブの近位末端は、フランジと接続している。
ii)外側リブの断面は、内側リブ近位末端において長手方向主要外側リブ寸法に対して垂直である切断面(即ち、図9および図10に示される内側リブ近位末端160において軸195に対して垂直である切断面)にある。例えば、上または下の視点からピペットチップを見たとき(例えば、図5または図6)、約12時の位置に確認される内側リブ近位末端は、同じ位置における外側リブの断面(即ち、長手方向主要外側リブ寸法に対して垂直である切断面における断面)と整列させられ得、ピペットチップの周りの他の位置に確認される他の内側リブは、対応する外側リブと整列させられ得る。1つの内側リブが、ピペットチップの外側リブと整列させられ得、ときに、2つ以上または全ての内側リブが、ピペットチップの対応する外側リブと整列させられる。いくつかの実施形態において、ピペットチップの外側リブと整列させられる内側リブは、ない。
アレイにおけるピペットチップの各々が本明細書において説明されるピペットチップであるピペットチップのアレイは、一定の実施形態において組み立てられることができる。ピペットチップのアレイは、ときに、ピペットチップレセプタクルプレート(例えば、本明細書においては「プレート」として言及される)に関連付けられている。プレートは、ときに、トレイベースに関連付けられ、ときに、トレイ蓋に関連付けられている。
本明細書において説明されるピペットチップは、任意の好適な過程によって製造され得る。製造過程の非限定的実施例は、熱成形と、真空成形と、圧力成形と、プラグアシスト成形と、リバースドロー熱成形と、マッチドダイ成形と、押出成形と、鋳造と、射出成形とを含む。
1238試験方法を使用する10分毎に約30から約75グラムのメルトフローレート(2.16kgで摂氏230度)、ASTMD638試験方法を使用する平方インチ当たり約3900ポンドから約5000ポンドの降伏時の引張強度、ASTMD638試験方法を使用する約7%から約14%の降伏時の引張伸び、ASTMD790試験方法を使用する平方インチ当たり約110000ポンドから約240000ポンドの1%sectantの曲げ弾性率、ASTMD256試験方法を使用するインチ当たり約0.4フィートポンドから約4.0フィートポンドの切り欠きのあるアイゾット衝撃強度(摂氏23度)、および/またはASTMD648試験方法を使用するカ氏約160度から約250度の(0.455MPaにおける)熱変形温度である。使用可能な材料の非限定的例は、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリカーボネート等と、その混合物とを含む。いくつかの実施形態において、最終生産物に追加の特性を与えるために、追加の添加物が、プラスチックまたは型に含まれることができる(例えば、抗菌特性、分解特性、帯電防止特性)。ピペットチップは、単体構造として射出成形されることができる。
本明細書において説明されるピペットチップは、流体分注器部材を本明細書において説明されるピペットチップ内へ挿入することであって、、流体分注部材は、多くの場合、ピペットチップの内側表面と密封する、ことと、ピペットチップへ流体を受け取ることとを含む方法で使用されることができる。流体は、ときに、ピペットチップから分注され、ピペットチップは、ときに、流体分注器部材から排出される。
本明細書において以下に提供されるのは、当該技術の実施形態の一定の非限定的実施例である。
複数の内側リブの各内側リブは、近位領域おけるピペットチップの内側表面上に軸方向に配置され、
複数の内側リブのうちの内側リブは、ピペットチップの内側表面の周りに周方向に分布させられており、
複数の内側リブの各内側リブは、ピペットチップの内側を向いている軸方向表面と、隣接する近位表面とを備え、
内側リブの各々の近位表面は、ピペットチップの内側の中心を通して長手方向軸に対して10度から80度の間の角度に配置されている、
ピペットチップ。
近位領域は、近位領域長さを備え、
遠位領域は、遠位領域長さを備え、
近位領域は、遠位領域に隣接し、
近位領域長さは、近位開口と遠位開口との間の長さの約45%以下である、
実施形態A1に記載のピペットチップ。
複数の外側リブの各外側リブは、ピペットチップの外側表面上に軸方向に配置されており、
複数の外側リブのうちの外側リブは、ピペットチップの外側表面の周りに周方向に分布させられており、
複数の外側リブの各外側リブは、遠位末端を備える、
実施形態A1またはA2に記載のピペットチップ。
ピペットチップの遠位領域は、遠位開口から外側リブの遠位末端までである、
実施形態A3に記載のピペットチップ。
複数の外側リブの各外側リブは、ピペットチップの外側表面上に軸方向に配置されており、
複数の外側リブのうちの外側リブは、ピペットチップの外側表面の周りに周方向に分布させられており、
複数の外側リブの各外側リブは、遠位末端を備え、
ピペットチップの近位領域は、ピペットチップの近位開口から外側リブの遠位末端までであり、
ピペットチップの遠位領域は、遠位開口から外側リブの遠位末端までである、
実施形態A1に記載のピペットチップ。
ピペットチップは、近位表面と、遠位表面とを備えるフィルタを備え、
フィルタの近位表面は、内側リブの各々の遠位末端に配置されているか、または内側リブの各々の遠位末端から遠位に間隔を置かれている、
実施形態A1からA5のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
ピペットチップ近位開口と内側リブの近位末端との間のピペットチップの内側表面の領域は、環状突出を備えていない、
実施形態A1からA6のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
隣接する軸方向に配置された近位表面および隣接する軸方向に配置された遠位表面は、分注器の外側表面と接触するように構成されていない、
実施形態A11からA13のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
軸方向距離は、(i)内側リブ近位末端と(ii)ピペットチップ近位末端との間の軸方向距離以下である、
実施形態A11からA15のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
隣接する軸方向に配置された近位表面および隣接する軸方向に配置された遠位表面は、分注器の外側表面と接触するようには構成されていない、
実施形態A18からA20のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
軸方向距離は、(i)内側リブ近位末端と(ii)フランジ遠位周囲との間の軸方向距離以下である、
実施形態A18からA22のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
ピペットチップの内側表面は、近位領域における第二の内側壁区分を備え、第二の内側壁区分は、長手方向軸に対して第二の角度を有する連続的に先細りしている内側壁表面を含み、
第一の内側壁区分および第二の内側壁区分の各々は、壁区分の近位端から遠位端に先細りし、
第二の角度は、第一の角度より大きい、
実施形態A1からA27のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
第二の内側壁区分は、連続的に先細りしている内側壁表面からなる、
実施形態A28またはA29に記載のピペットチップ。
各内側リブの遠位末端の少なくとも一部分は、第二の内側壁区分と接続している、
実施形態A28からA30のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
各外側リブの近位末端は、フランジと接続している、
実施形態A36に記載のピペットチップ。
各内側リブの遠位末端の少なくとも一部分は、第二の内側壁区分と接続している
実施形態A36またはA37に記載のピペットチップ。
第一の組の外側リブは、第二の組の外側リブの最大厚みよりも大きな最大厚みを有する、
実施形態A1からA44のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
遠位領域末端における壁の厚みは、約0.0040インチから約0.0055インチである、
実施形態A1からA49のうちのいずれかに記載のピペットチップ。
流体分注器は、ノズル部材と、ノズル部材遠位末端と、ノズル外側壁とを備え、
ノズル部材の一部分は、ピペットチップの近位部分内に挿入されており、
ノズル外側壁の一部分は、ピペットチップの内側壁の一部分と接触しており、
ノズル部材遠位末端は、ピペットチップの内側リブの近位末端と接触している、
アセンブリ。
トレイは、ベースと、ベースに関連しているピペットチップレセプタクルプレートとを備え、
プレートは、近位表面と、遠位表面と、各々が近位表面から遠位表面へ横切るボアのアレイとを備え、
ピペットチップのアレイにおける各ピペットチップは、実施形態A1からA58のうちのいずれかに記載のピペットチップであり、
アレイにおける各ピペットチップは、プレートのボアの中に配置されている、
アセンブリ。
シートは、近位表面と、遠位表面と、穴のアレイとを備え、
シートの穴の各々は、内側穴縁を備え、シートの穴の各々は、有効直径を備え、
ピペットチップのアレイにおける各ピペットチップは、シートの穴の中に配置されており、
シートの穴の各々の穴縁は、シートの穴に配置されたピペットチップの外側表面に接触しており、
シートの穴の有効直径は、穴縁と接触しているピペットチップの外側表面の外径より小さい、
実施形態B3からB5のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
シートにおける穴は、プレートのボアと中心を共有している、
実施形態B6からB8のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
シートは、近位表面と、遠位表面と、穴のアレイとを備え、
ピペットチップのアレイにおけるピペットチップの各々は、近位末端と、近位末端内径とを備え、
シートの遠位表面は、ピペットチップの近位末端に接着されており、
シートの穴の各々は、ピペットチップの各々の近位末端内径と中心を共有している、
実施形態B3からB5のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
隣接する軸方向に配置された近位表面および隣接する軸方向に配置された遠位表面は、分注器の外側表面と接触しない、
実施形態B14からB16のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
軸方向距離は、(i)内側リブ近位末端と(ii)ピペットチップ近位末端との間の軸方向距離以下である、
実施形態B14からB18のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
隣接する軸方向に配置された近位表面および隣接する軸方向に配置された遠位表面は、分注器の外側表面と接触しない、
実施形態B20からB22のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
軸方向距離は、(i)内側リブ近位末端と(ii)フランジ遠位周囲との間の軸方向距離以下である、
実施形態B20からB24のうちのいずれかに記載のアセンブリ。
溶融ポリマーを実施形態A1からA58のうちのいずれかに記載のピペットチップを成形するように構成された型の空洞の中に分注することと、
空洞の中のポリマーを冷却させることと、
冷却後、形成されたピペットチップを型から外すことと
を含む方法。
実施形態A1からA58のうちのいずれかに記載のピペットチップ内へ流体分注器部材を挿入することと、
ピペットチップの中に流体を受け取ることと
を含む方法。
実施形態A1からA58のうちのいずれかに記載のピペットチップの近位末端にフィルタを配置することと、
フィルタの近位表面に力を加えることを含み、
力は、長手方向軸に平行な方向に加えられ、
フィルタの遠位表面は、内側リブの近位表面に接触して通り越し、
力は、フィルタの近位表面が内側リブの各々の遠位末端に対して遠位である位置に配置されるまで加えられる、
方法。
Claims (28)
- ピペットチップ内へフィルタを装填する方法であって、
近位表面を備えるフィルタをピペットチップの近位末端に配置することであって、
前記ピペットチップは、近位開口と、遠位開口と、近位領域と、遠位領域と、外側表面と、内側表面と、複数の内側リブとを含む単体ピペットチップであり、
前記複数の内側リブの各内側リブは、前記近位領域における前記ピペットチップの前記内側表面上に軸方向に配置され、
前記複数の内側リブは、前記ピペットチップの前記内側表面の周りに周方向に分布させられており、
前記複数の内側リブの各内側リブは、前記ピペットチップの内側を向いている軸方向表面と、隣接する近位表面と、遠位末端とを備え、
前記複数の内側リブの各々の近位表面は、前記ピペットチップの内側の中心を通る長手方向軸に対して10度から80度の間の角度に配置されており、
前記複数の内側リブの各々の近位表面は、前記ピペットチップの前記近位領域内のノズル密封区域より下に配置されている、ことと、
前記フィルタの前記近位表面に力を加えることであって、
前記力は、前記長手方向軸に平行な方向に加えられ、
前記フィルタの遠位表面は、前記内側リブの前記近位表面に接触して通り越し、
前記力は、前記フィルタの前記近位表面が前記複数の内側リブの各内側リブの前記遠位末端に対して遠位である位置に配置されるまで加えられる、ことと
を含む、方法。 - 前記ピペットチップは、前記近位開口と前記遠位開口との間の長さを含み、
前記近位領域は、近位領域長さを備え、
前記遠位領域は、遠位領域長さを備え、
前記近位領域は、前記遠位領域に隣接し、
前記近位領域長さは、前記近位開口と前記遠位開口との間の前記長さの45%以下である、請求項1に記載の方法。 - 前記ピペットチップは、複数の外側リブを備え、
前記複数の外側リブの各外側リブは、前記ピペットチップの前記外側表面上に軸方向に配置されており、
前記複数の外側リブは、前記ピペットチップの前記外側表面の周りに周方向に分布させられており、
前記複数の外側リブの各外側リブは、遠位末端を備える、請求項1または請求項2に記載の方法。 - 前記ピペットチップの前記近位領域は、前記ピペットチップの前記近位開口から前記外側リブの前記遠位末端までであり、
前記ピペットチップの前記遠位領域は、前記遠位開口から前記外側リブの前記遠位末端までである、請求項3に記載の方法。 - 前記フィルタは、ポリエステル、コルク、プラスチック、シリカ、ゲル、またはそれらの組み合わせを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の内側リブの各々は、近位末端を備え、
前記ピペットチップの近位開口と前記内側リブの近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の領域は、環状突出を備えていない、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 - 前記ピペットチップの近位開口と前記内側リブの近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の領域は、突出を備えていない、請求項6に記載の方法。
- 前記ピペットチップの近位開口と前記内側リブの近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の領域は、滑らかである、請求項6または請求項7に記載の方法。
- 前記ピペットチップは、フランジと、フランジ遠位周囲とをさらに備えており、前記フランジおよびフランジ遠位周囲は、前記ピペットチップの前記近位開口に配置されている、請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの近位末端との間の前記ピペットチップの前記内側表面の領域、または前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの近位末端との間の軸方向距離に沿った前記内側表面の領域の一部分は、前記ピペットチップに挿入されることができる分注器ノズルの外側表面と接触するように構成されている、請求項9に記載の方法。
- 前記一部分は、前記フランジ遠位周囲と前記内側リブの近位末端との間の前記軸方向距離の10%から85%である、請求項10に記載の方法。
- 前記内側表面の領域または領域の一部分は、軸方向に配置された連続的な途切れのない表面である、請求項10または請求項11に記載の方法。
- 前記内側表面の領域または領域の一部分は、隣接する軸方向に配置された近位表面と、隣接する軸方向に配置された遠位表面とによって境を限られ、
前記隣接する軸方向に配置された近位表面および前記隣接する軸方向に配置された遠位表面は、分注器の外側表面と接触するようには構成されていない、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。 - 前記内側表面の領域または領域の一部分は、前記フランジ遠位周囲に位置付けられたかもしくは前記フランジ遠位周囲に隣接して位置付けられた近位周囲によって画定される、請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記内側表面の領域の一部分は、0.005インチ以上の軸方向距離によって画定された連続的な表面であり、
前記軸方向距離は、(i)内側リブ近位末端と(ii)前記フランジ遠位周囲との間の軸方向距離以下である、請求項10〜14のいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数の内側リブの各々の近位末端は、前記ピペットチップの前記近位領域における所定の流体分注器挿入深度に配置されるか、または前記ピペットチップの前記近位領域における前記所定の流体分注器挿入深度より下に配置される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記所定の流体分注器挿入深度は、前記ピペットチップが流体分注器と密封係合させられた後、前記流体分注器から前記ピペットチップを除去するために必要とされる低減させられた排出力のために最適化された挿入深度である、請求項16に記載の方法。
- 前記所定の流体分注器挿入深度は、前記ピペットチップが前記流体分注器と密封係合させられた後、前記流体分注器から前記ピペットチップを除去するために必要とされる最小限の排出力のために最適化された挿入深度である、請求項17に記載の方法。
- 前記ピペットチップの前記内側表面は、前記近位領域における第一の内側壁区分を備え、前記第一の内側壁区分は、前記長手方向軸に対して第一の角度を有する連続的に先細りしている内側壁表面を含み、
前記ピペットチップの前記内側表面は、前記近位領域における第二の内側壁区分を備え、前記第二の内側壁区分は、前記長手方向軸に対して第二の角度を有する連続的に先細りしている内側壁表面を含み、
前記第一の内側壁区分および前記第二の内側壁区分の各々は、壁区分の近位端から遠位端に先細りし、
前記第二の角度は、前記第一の角度より大きい、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数の内側リブの各内側リブの前記遠位末端の少なくとも一部分は、前記第二の内側壁区分と接続している、請求項19に記載の方法。
- 前記第一の内側壁区分の角度は、前記長手方向軸に対して0.2度から2度であり、前記第二の内側壁区分の角度は、前記長手方向軸に対して5度から40度である、請求項19または請求項20に記載の方法。
- 前記複数の内側リブの各々の近位末端は、前記ピペットチップの近位末端からの同じ深度に配置されている、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
- (i)2つの外側リブの間、かつ、(ii)前記ピペットチップの近位末端から前記複数の内側リブの各々の近位末端までの間に配置される前記外側表面と前記内側表面との間の厚みは、0.005インチから0.015インチである、請求項1〜22のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の内側リブの各々の近位表面は、前記長手方向軸に対して40度と50度との間の角度で配置されている、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の内側リブの各々の近位表面は、傾斜表面であり、前記長手方向軸に対して25度と35度との間の角度で配置されている、請求項23に記載の方法。
- 前記ピペットチップは、ポリマーを備えている、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フィルタは、前記ピペットチップを通る近位区分末端へのエアロゾルの移行を妨げるかまたはブロックする、請求項1〜26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記力は、押圧デバイスによって加えられる、請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法。
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