JP6982330B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6982330B2 JP6982330B2 JP2019144951A JP2019144951A JP6982330B2 JP 6982330 B2 JP6982330 B2 JP 6982330B2 JP 2019144951 A JP2019144951 A JP 2019144951A JP 2019144951 A JP2019144951 A JP 2019144951A JP 6982330 B2 JP6982330 B2 JP 6982330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- light emitting
- movable body
- power
- special
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 155
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 148
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 claims description 43
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 287
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 110
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 92
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 81
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 53
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 35
- 230000008859 change Effects 0.000 description 34
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 14
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 10
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000013461 design Methods 0.000 description 8
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 240000004050 Pentaglottis sempervirens Species 0.000 description 2
- 235000004522 Pentaglottis sempervirens Nutrition 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- KNMAVSAGTYIFJF-UHFFFAOYSA-N 1-[2-[(2-hydroxy-3-phenoxypropyl)amino]ethylamino]-3-phenoxypropan-2-ol;dihydrochloride Chemical compound Cl.Cl.C=1C=CC=CC=1OCC(O)CNCCNCC(O)COC1=CC=CC=C1 KNMAVSAGTYIFJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010002953 Aphonia Diseases 0.000 description 1
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
この演出可動体が正常に動作するかについて、電源を投入した際に確認するようにしている(例えば特許文献1参照)。
また、本発明によれば、所定の操作手段と、前記所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、一又は複数の可動体と、電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否を判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、を備え、電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず前記原位置チェック処理が実行される一方、電源投入時に前記所定の操作手段の操作が所定の操作態様として検知された第一の場合に前記第一処理が行われ、電源投入時に前記所定の操作手段の操作が前記所定の操作態様として検知されない第二の場合に前記第一処理が行われず、複数の発光手段と、前記複数の発光手段の発光を制御する第二制御手段と、をさらに備え、前記第二制御手段は、前記第一の場合及び前記第二の場合のいずれにおいても、前記発光手段の少なくとも一部を発光させ、前記第一の場合に発光する前記発光手段と、前記第二の場合に発光する前記発光手段と、を比べると少なくとも一部が相違する、又は、前記第一の場合にも前記第二の場合にも発光する前記発光手段の発光態様が、前記第一の場合と前記第二の場合とで異なり、前記第一の場合において発光し前記第二の場合において消灯している前記発光手段には、少なくとも前記第一処理によって動作する前記可動体に取り付けられている前記発光手段が含まれる、ことを特徴とする遊技機が提供される。
また、本発明によれば、所定の操作手段と、前記所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、一又は複数の可動体と、電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、を備え、電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず前記原位置チェック処理が実行される一方、電源投入時に前記所定の操作手段の操作が所定の操作態様として検知された第一の場合に前記第一処理が行われ、電源投入時に前記所定の操作手段の操作が前記所定の操作態様として検知されない第二の場合に前記第一処理が行われず、前記第一処理において動作する前記可動体に係るエラーを判定するエラー判定手段と、報知手段と、前記可動体に係るエラーを前記報知手段によって報知させる第三制御手段と、をさらに備え、前記第三制御手段は、前記第一の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、電源投入から所定時間が経過するまで当該エラーの報知を制限し、前記第二の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、電源投入から前記所定時間が経過するより前に、当該エラーを前記報知手段によって報知させる、ことを特徴とする遊技機が提供される。
なお、以降の説明における「有利」とは、遊技者に対して有利であることを指し、さらに、特に断りがない限り、いわゆるプレミア画像等の演出上の特典を除き、賞球又はメダルの獲得量(遊技球又はメダルの払い出し)に関して有利であることを指す。
本実施形態に係る遊技機10の詳細を説明にする前に、本実施形態の特徴の概要を説明する。
本実施形態に係る遊技機10は、いわゆるパチンコ遊技機であり、所定の操作手段と、所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、一又は複数の可動体と、電源投入後において、可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、電源投入後において、可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、を備え、電源投入時に所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず原位置チェック処理が実行される一方、電源投入時に所定の操作手段の操作が検知された第一の場合に第一処理が行われ、電源投入時に所定の操作手段の操作が検知されない第二の場合に前記第一処理が行われない、ことを特徴とする。
なお、本実施形態では、パチンコ遊技機によって本発明を実施する態様が例示されるが、所定数のメダルを使用することで複数のリールを回転させる図柄変動を実行し、当該図柄変動の結果(当該複数のリールの停止態様)に基づいてメダルを払い出す回胴式遊技機(いわゆるスロットマシン)に適用することも可能である。
本実施形態では、「第一処理」とは、可動体の初期動作処理であり、遊技機の電源投入後に行われるイニシャル処理において、遊技機が備える可動体の少なくとも一部を、所定の態様で動作させる処理である。「第一処理」を実行することにより、可動体が正常に動作制御するかを確認することができる。
本実施形態では、「原位置チェック処理」とは、電源投入に伴い行われる演出であり、可動体が原位置に存在するか否かを確認する処理である。「原位置チェック処理」を実行することにより、可動体が原位置に退避していることを確認することができる。
このようにすることで、電源投入時に所定の操作手段を操作するか否かによって可動体の初期動作処理を行うか否かを決定できるため、可動体の初期動作確認を効率的に行うことが可能となる。
まず、図1から図5を用いて、遊技機10の構造について説明する。
図1は、遊技機10の正面図であり、図2は、図1に示す領域IIに配設される図柄表示装置90を示す図であり、図3は、図1に示す領域IIIに配設される操作ボタン群及びその周辺を示す鳥瞰図であり、図4は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図であり、図5は、遊技機10の背面図である。
なお、図1から図5に図示される各構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。
本実施形態では、中枠17が開放状態であるか否かを検知するための中枠開扉センサ76を備えている。なお、中枠開扉センサ76は、中枠17が開放状態である場合にはONとなり、中枠17が閉鎖状態である場合にはOFFとなる。
また、前枠20は、遊技領域50aを覆うように配置された透明部材25を備え、透明部材25によって遊技領域50a及び遊技盤50を透視保護している。
また、前枠20は、遊技球を貯留する上球受け皿27及び下球受け皿29を備え、上球受け皿27と下球受け皿29は上下に離間して前枠20と一体的に設けられている。
また、前枠20は、下球受け皿29の右側方に操作ハンドル31を備え、操作ハンドル31の回動操作によって、上球受け皿27に貯留された遊技球が遊技領域50aに向けて発射されるようになっている。
また、上カーソルボタン38a及び下カーソルボタン38bは、後述するスピーカ33から出力される音声の音量を調整するために、左カーソルボタン38c及び右カーソルボタン38dは、後述する演出ランプ(「枠ランプ」ともいう)35及び演出表示装置80の輝度を調整するために操作される。
さらに、演出ボタン37は発光手段(図示しない)を備えており、これらの発光手段は「枠ランプ」に含まれるものとする。
なお、図示は省略するが、上球受け皿27には、球抜き機構36と同様に、操作することで貯留している球を下球受け皿29へ移動させる機構が設けられ、この機構と球抜き機構36の双方を操作することで、貯留している球を排出することが可能となる。
ここで、奥行き方向とは、実際には演出表示装置80の表示画面上の平面的な変動表示であるにも関わらず、演出表示装置80の奧方から手前方向又はその逆方向に装飾図柄が変動表示しているかのように認識させる手法(例えば、遠近法)を用いた表示態様において、遊技者が認識する仮想的な方向をいう。
また、本実施形態における装飾図柄には、数字の「1」を模した「1図柄」、数字の「2」を模した「2図柄」、数字の「3」を模した「3図柄」、数字の「4」を模した「4図柄」、数字の「5」を模した「5図柄」、数字の「6」を模した「6図柄」、数字の「7」を模した「7図柄」、数字の「8」を模した「8図柄」、および数字の「9」を模した「9図柄」があり、これらの図柄は、各図柄列に設けられている。以降の説明では、「1図柄」、「3図柄」、「5図柄」、「7図柄」、および「9図柄」を総称して「奇数図柄」と称し、「2図柄」、「4図柄」、「6図柄」、「8図柄」を総称して「偶数図柄」と称する場合がある。
また、図柄表示装置90は、演出表示装置80よりも遊技者が視認しにくい位置に配設され、図柄表示装置90の表示領域は、演出表示装置80の表示領域よりも小さい面積になっている。
なお、本実施形態における図柄表示装置90に係るLEDの配置や数は図2に示すとおりであるが、これは一例であって、図柄表示装置90に係るLEDの配置や数はこの例に制限されるものではない。
なお、特別図柄は「特図」、第1特別図柄は「特図1」、第2特別図柄は「特図2」と略称される場合がある。
なお、普通図柄は、「普図」と略称される場合があり、普通電動役物は「電チュー」と称される場合がある。
第1特別図柄保留ランプ94は、保留されている特図1の図柄変動の数を特定可能とし、第2特別図柄保留ランプ95は、保留されている特図2の図柄変動の数を特定可能とし、普通図柄保留ランプ96は、保留されている普図の図柄変動の数を特定可能とし、いずれも、2つのLEDの点灯態様(本実施形態では、右常時点灯のみ=1、左右常時点灯=2、右側点滅+左側常時点灯=3、左右点滅=4)によって対応する図柄変動の数を特定可能とするものである。
また、以下の説明では、上述の演出表示装置80に表示される装飾図柄の変動表示は、「特図の図柄変動」や「普図の図柄変動」と区別して「装飾図柄の図柄変動」と称する場合がある。
なお、以下の説明では、単に「図柄変動」と称した場合には、特に断りがない限り特図の図柄変動を意味する。
また、遊技領域50aの左側及び上側には、操作ハンドル31の回転操作により発射された遊技球を遊技領域50aの上部に案内するために設けられた湾曲形状の外レール51及び内レール53が配置されている。なお、外レール51は、遊技領域50a中央を基準として内レール53より外側に位置している。ここで、風車52とは、遊技球の落下の方向に変化を与えるための機構であって、くぎ状のものをいう。
なお、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が大入賞口55に向けて転動するように各障害物が配置されている。
更に、大当り遊技では、特別電動役物65の開放状態と閉鎖状態が交互に設定され、1回の開放状態(「ラウンド」と表記する場合があり、1回の大当りで発生するラウンドの総数を「ラウンド数」と表記する場合がある)は、予め定められた数(本実施形態では、10)の遊技球が大入賞口55に入賞したことに基づいて終了し、特別電動役物65が閉鎖状態となる。なお、1回の開放状態は、予め定められた数の遊技球が大入賞口55に入賞するのに十分な時間(本実施形態では、30s(秒))が経過したことに基づいても終了する。ここで、1回のラウンドにおいて、10球の遊技球が入賞したことに基づいて特別電動役物65が開放状態から閉鎖状態に設定される場合に、すぐに閉鎖状態となることはできない。そのため、1回のラウンドにおいて、10球を超える遊技球が大入賞口55に入賞する場合が発生し、当該入賞をオーバー入賞と称する場合がある。
詳細は後述するが、本実施形態では、大当り遊技中に遊技球がV入賞領域を通過したこと(V入賞)が当該検知センサにより検知された場合に、その大当り遊技終了後に特図高確とする機能が設けられており、大当り遊技中にV入賞し易いラウンド(以降、V入賞ラウンドと表記する場合もある)を設けるか否かが特図の停止図柄によって切り替えられる(本実施形態では9ラウンド目)。
なお、本実施形態に係る遊技領域50aは、第2流路Yから転動した場合に比べて、第1流路Xから転動した場合に多くの遊技球が第1始動口57に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。
第2始動口59への入賞が判定された場合の少なくとも一部において、特図2の図柄変動が行われることとなる。
なお、本実施形態に係る遊技領域50aは、第1流路Xから転動した場合に比べて、第2流路Yから転動した場合に多くの遊技球が第2始動口59に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。
より具体的には、普通電動役物61は、普図の図柄変動で当選して行われる普図当り遊技の少なくとも一部において開放状態になり、これに伴って第2始動口59への入賞が許容される。このように、普通電動役物61が開放状態である場合には、第2始動口59への入賞が容易となるため、賞球により遊技球の減少を抑えつつ、特図2の図柄変動が実行される機会を大幅に増大しうる。
ここで、図4に示す通り、特別電動役物65は、第2流路Yにおいて、普通電動役物61よりも下流側にある。
また、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球がゲート63に向けて転動するように各障害物が配置されている。
また、本実施形態において、第2流路Yから転動する場合と比較して、第1流路Xから転動する場合に多くの遊技球が一般入賞口67に向けて転動するように各障害物が配置されているが、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が一般入賞口67に向けて転動するように各障害物が配置されるようにしてもよい。
本実施形態では、遊技盤に設けた演出表示装置80の上方に上部可動体22aを、演出表示装置80の左右に左右可動体22bを設け、詳細は後述する特図変動パターンに基づき、所定の位置に駆動制御される。
また、遊技盤50の前面には.図4に示すように、演出表示装置80に表示される演出画像やスピーカ33から出力される音声データとともに、演出に用いられる、盤面装飾ランプ30(30a、30b)も設けられる。盤面装飾ランプ30は、単色LED、フルカラーLEDの何れを用いてもよいが、本実施形態では、演出効果を考慮し、盤面装飾ランプ30aは単色LEDを、盤面装飾ランプ30bはフルカラーLEDを用いる。
加えて、透明部材25の側部には導光板ランプ26を設け、導光板ランプ26を発光制御することにより、透明部材25全体を発光装飾する。導光板ランプ26は、単色LED、フルカラーLEDの何れを用いてもよいが、本実施形態では、演出効果を考慮し、単色LEDを用いる。
なお、ここで説明した各種LEDは、本発明の実施における発光手段に何れも該当しうる。しかしながら、本発明の実施における発光手段は、これらに限られず、例えば、第1特別図柄保留ランプ94、第2特別図柄保留ランプ95、普通図柄保留ランプ96などの主制御基板100によって制御される発光手段も含まれうる。
なお、各基板を覆う基板ケース及びカバーは、透明性を有する部材によって構成されており、各ケース及びカバーを通して対応する基板が視認可能となっている。
RAMクリアスイッチ43は、後述するRAMクリア処理を指示する場合に操作されるスイッチであり、RAMクリアスイッチ回路504に電気的に接続されている。
遊技島に設置された状態では、中枠17を開放状態としなければ、遊技盤50の背面側に設けられた各操作部(電源スイッチ40、RAMクリアスイッチ43等)の操作が困難となっている。
次に、図6を用いて、本実施形態に係る遊技機10が備える制御構成を説明する。図6は、遊技機10が備える制御構成を示すブロック図である。なお、図6に示す制御構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要となるものであり、遊技機10は、図6で図示しない制御構成を備えていてもよい。
RAM103は、後述するバックアップ電源回路502において生成されるバックアップ電源によってバックアップがなされる。具体的には、RAM103に格納される情報のうち、電断が生じた後の復電時にそのデータを用いて電断直前の状態で遊技機10が復帰できるような各種情報がバックアップされるように構成されている。例えば、電断が生じた際に保持されていたスタックポインタや各レジスタ等のデータに加え、そのときの遊技機10の状態(遊技停止状態又は遊技可能状態)、現在の特図抽選状態、現在の普図抽選状態、大当り遊技中であるか否か、特図1及び特図2の停止図柄、図柄変動の保留情報、大当り遊技におけるラウンド遊技の回数などといった遊技に係る情報がバックアップ対象とされる。
そして、遊技機10は、復電時に、そのバックアップされた、RAM103の遊技に係る領域とRAM103の遊技に係るバックアップ情報領域とに格納される各種情報を用いて復帰する。
同様に、主制御基板100は、メイン操作部39に電気的に接続されており、メイン操作部39の操作を検知可能に構成されている。
なお、第1副制御基板200から主制御基板100へデータを送信することはできず、また、第1副制御基板200は、主制御基板100に対してデータの送信を要求することはできないように構成されている。
また、本実施形態では、主制御基板100から第1副制御基板200へのデータ送信にパラレル伝送方式を採用しているが、シリアル伝送方式を採用してもよい。
なお、第1副制御基板200は、演出ボタン37、カーソルボタン38、と電気的に接続されており、これらに対する操作を検知可能に構成されている。
ここで、第1副制御基板200は、第2副制御基板300と双方向通信が可能に接続されており、各種コマンドが第1副制御基板200から第2副制御基板300へ送信される一方、その応答として、当該コマンドを正常に受信できた旨を示す応答コマンド(ACKコマンド)が第2副制御基板300から第1副制御基板200へ送信される。
その他、第2副制御基板300には、図示省略するが、CPU301から受信した制御信号に基づき後述する演出内容決定手段225によって決定された演出の内容に沿った画像データを生成するVDPと、CPU301から受信した制御信号に基づき音声データを生成する音源ICとを搭載している。VDPは、いわゆる画像プロセッサであり、CPU301からの指示に応じて画像ROMに記憶された画像データを読み込み、これを画像処理して生成した画像データを演出表示装置80へ送信する。このVDPには、画像ROMから読み出された画像データの展開・加工に使用される高速のVRAMが接続されている。音源ICは、CPU301からの指示に応じて音声ROMに記憶された音声データを読み込み、読み込んだ音声データを合成処理して生成した最終的な音声データを増幅器を介してスピーカ33に出力する。
ここで、音声制御コマンドは、複数の音声チャネル(例えば32個の音声チャネル)の各々についての音声制御データを含む。各音声制御データは、対応する音声チャネルに関して、音声データの有無を特定するデータ、再生させる音声データを指示するデータ、音量を指示する音量指示データ等をそれぞれ含んでいる。
音声制御コマンドを受信した第2副制御基板300では、その音声制御コマンドに基づいて、指示された音声が指示された音量でスピーカ33から出力されるように制御される。音声制御コマンドで複数の音声チャネルの音声データが指定されている場合には、音声チャネルごとに、指示された音声データを、指示された音量にしたがって合成され得る。
本実施形態は、音声と音声チャネルとの対応関係を何ら限定するものではないため、以降の説明では、音声チャネルに関する記載を割愛する場合がある。
また、払出制御基板400は、主制御基板100と双方向通信可能に接続されており、主制御基板100からの払出制御コマンドに基づいて払出ユニット48を駆動させて遊技球を払い出すための制御を実行するとともに、操作ハンドル31の操作量に基づき球送り機構と発射機構とを同期的に駆動させて遊技球の発射を制御する。
電源制御基板500には、電源スイッチ40が接続されており、遊技島の電源設備から1次電源が供給されていることを前提として、電源スイッチ40がONになると、電源制御基板500の通常電源回路501で通常電源が生成され、上述の制御基板(主制御基板100、第1副制御基板200、第2副制御基板300、及び払出制御基板400)を含む電子部品や電気部品に電源が供給される。
また、電源制御基板500には、RAMクリアスイッチ43が接続されており、本実施形態では、RAMクリアスイッチ43がONにされた状態で電源スイッチ40がONにされた場合に、RAMクリアスイッチ回路504が初期化信号を主制御基板100及び払出制御基板400へそれぞれ送信する。この初期化信号の受信により、主制御基板100では後述するRAMクリア処理が実行される。なお、RAMクリアスイッチ回路504が初期化信号を送信する契機は、本実施形態のような例のみに制限されない。
以降、RAMクリアスイッチ43がONにされた状態で電源スイッチ40がONにされることを「RAMクリア電源投入」と表記する場合がある。
バックアップ電源回路502は、遊技島の電源設備から遊技機10に電源が供給されているときに充電される仕組みとなっている。
なお、バックアップ電源回路502を払出制御基板400上に設けるようにしてもよく、電断検出回路503を電源制御基板500に設けず、主制御基板100、第1副制御基板200、及び払出制御基板400のそれぞれに設けるようにしてもよい。また、RAMクリアスイッチ回路504は主制御基板100に設けるようにし、RAMクリアスイッチ43も主制御基板100に接続されていてもよい。
次に、図7を用いて、本実施形態に係る遊技機10が備える機能構成を説明する。図7は、遊技機10が備える機能構成を示すブロック図である。なお、図7に示す機能構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要となるものであり、遊技機10は、図7で図示しない機能構成を備えていてもよい。また、機能構成を説明する際に、図8も参照する場合がある。
より具体的には、メイン乱数発生手段115は、第1始動口57又は第2始動口59への入賞が判定された場合には、後述する、特図当否判定用の乱数、特図停止図柄抽選用の乱数、及び特図変動パターン抽選用の乱数を取得する。ゲート63への入賞が判定された場合には、後述する普図当否判定用の乱数、普図図柄抽選用の乱数、及び普図変動パターン抽選用の乱数をメイン情報記憶手段160の対応する格納領域に格納する。
より具体的には、メイン保留制御手段120は、特図1の作動保留情報が保留されるごとに1加算され、特図1の作動保留情報が使用される(特図抽選手段130の抽選で用いられる)ごとに1減算される保留カウンタ(以下、「特図1保留カウンタ」と称する)を備え、特図1保留カウンタの値が上限値(本実施形態では、4)となるまで、当該作動保留情報をメイン情報記憶手段160の現在の特図1保留カウンタに対応する格納領域に記憶させ、作動保留情報が使用されるごとに、使用された作動保留情報をクリアし、残りの作動保留情報を、特図1保留カウンタの小さいものから順に、現在の格納領域から現在の特図1保留カウンタよりも1少ない特図1保留カウンタに対応する格納領域に移動(シフト)させる制御を行う。
また、メイン保留制御手段120は、特図2及び普図に関しても、特図1とは別に上述の制御と同様の制御を行い、特図2の保留カウンタを特図2保留カウンタと称する。
以降の説明では、「特図1の作動保留情報の保留」及び「特図2の作動保留情報の保留」の双方を「図柄変動の保留」と表記する場合がある。
なお、本実施形態では、特図1に対応する作動保留情報及び特図2に対応する作動保留情報の双方が保留されている場合には、特図2に対応する作動保留情報が優先的に使用される優先変動が行われる。
また、大当り遊技中に保留されている特図の作動保留情報であって、当該大当り遊技の終了後に使用される特図の作動保留情報(本実施形態のように優先変動を採用している場合には、特図2の保留に限る)を使用した場合の特図当否判定の結果が大当り(後述する確変大当りであることが好ましい)となることを、「保留連」と称する場合がある。
より具体的には、事前判定手段125は、今回保留した作動保留情報の各乱数を読み出し、後述する、特図当否判定、特図停止図柄抽選、及び特図変動パターン抽選のそれぞれに対する事前判定を実行する。各事前判定では、各事前判定に対応する抽選に用いられる抽選テーブルと同一又は同等の抽選テーブル(図示省略)が用いられる。そのため、これらの事前判定の結果は、後に実行される抽選の結果と同一の結果となる。
また、事前判定手段125は、導出された事前判定の結果を含む演出制御コマンド(事前判定コマンド)を生成し、当該コマンドをメイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させる。
なお、上述の通り、事前判定コマンドは、所定の事前判定のタイミングにおいて特図の作動保留情報が保留された場合の少なくとも一部で送信される(生成され、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶される)ものであるため、上述の保留コマンドに続いて送信されることとなる。ここで、所定の事前判定のタイミングとは、大当り遊技中ではないことを指し、更に、本実施形態では、普図高確中の特図1の作動保留情報が保留された場合には、事前判定コマンドの送信を規制している。
なお、「特図の変動開始条件が充足される」とは、その一例として、大当り中ではないこと、特図1及び特図2のいずれも図柄変動中でないこと、特図1及び特図2のうちの少なくともいずれか一方に作動保留情報が存在することのすべての条件が充足されたことである。
図8で示す抽選テーブル以外の抽選テーブルを含め、抽選テーブルを用いた抽選では、読み出した乱数に対して抽選テーブルに記憶された抽選値をあらかじめ定められた順序に従って順次加算(対象となる抽選値が一つである場合には、一回加算)され、キャリー(桁あふれ)が発生した抽選値に対応する結果が当該抽選の結果として導出される。同様に、抽選テーブルに関する説明では、説明の便宜上、抽選テーブルに名前を付しているが、名前に対応する抽選テーブルに含まれる抽選値等のデータが各ROMに識別可能に記憶されていればよく、これらの名前は、当該データが記憶される領域を特定するものではない。同様に、以降で図示される抽選テーブルには、説明の便宜上記載された項目や、抽選値として「−」や「0」が記載されている場合があるが、これらは必ずしも各ROMに記憶されたデータを示すものではない。抽選に使用される乱数範囲(当該範囲で取得され得る乱数の数)と同一の抽選値が抽選テーブルに記載されている場合には、当該結果が100%導出されるため、必ずしも抽選を行う必要はない。また、一回の抽選に用いられる抽選値の合計値が、抽選に使用される乱数範囲と一致した場合には、最後の抽選値の加算で必ずキャリーが発生するため、当該加算を行わなくてよく、その場合には、当該加算に用いられる抽選値自体も不要となる。
図8(a)は、特図1当否判定用の抽選テーブルを示したものであり、当該抽選で用いられる乱数の範囲は、0〜65535である。そのため、特図1において特図抽選状態が低確率の場合(以下、「特図低確」と略称する場合がある)には、200/65536の確率で大当り、300/65536の確率で小当り、残りの65036/65536の確率ではずれとなり、特図1において特図抽選状態が高確率の場合(以下、「特図高確」と略称する場合がある)には、500/65536の確率で大当り、300/65536の確率で小当り、残りの64736/65536の確率ではずれとなる。
図8(c)は、特図1停止図柄抽選用の抽選テーブルを示したものであり、当該抽選で用いられる乱数の範囲は、0〜99である。そのため、特図1では、大当りが導出された際に、50/100の確率で図柄A、50/100の確率で図柄Bが停止図柄として決定される。
ここで、図柄Aは、ラウンド数(R数)が9であり、大当り遊技終了後に特図高確且つ普図高確となり得る図柄(以下、「確変図柄」と称する場合があり、当該図柄に係る大当りを「確変大当り」と称する場合がある)である。上述したとおり、本実施形態では、V入賞(遊技球のV入賞領域の通過)が検知センサにより検知されることを条件として大当り遊技終了後に特図高確とされるため、確変大当りに係る大当り遊技には、V入賞ラウンド(本実施形態では9ラウンド目)が設けられている。
一方、図柄Bは、ラウンド数(R数)が8であり、大当り遊技終了後に特図低確且つ普図高確となる図柄(以下、「通常図柄」と称する場合があり、当該図柄に係る大当りを「通常大当り」と称する場合がある)である。通常大当りに係る大当り遊技にはV入賞ラウンドは設けられていない。
このように、図柄Aは、ラウンド数及びその後の特図抽選状態の双方において、図柄Bよりも有利な図柄である。
ここで、図柄aは、ラウンド数(R数)が16であり、大当り遊技終了後に特図高確且つ普図高確となり得る確変図柄である。図柄aが決定された場合の確変大当りに係る大当り遊技においても9ラウンド目がV入賞ラウンドとされる。
一方で、図柄bは、ラウンド数(R数)が8であり、大当り遊技終了後に特図低確且つ普図高確となる通常図柄である。図柄bが決定された場合の通常大当りに係る大当り遊技にはV入賞ラウンドは設けられていない。
このように、図柄bよりも図柄aの方が有利度が高いと言える。
特図変動パターン導出手段133は、決定された特図変動パターンを含む演出制御コマンド(変動開始コマンド)を生成し、当該コマンドをメイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させる。
より具体的には、普図当否判定では、普図抽選状態が高確率の状態(「普図高確」と略称する場合がある)と、普図抽選状態が低確率の状態(「普図低確」と略称する場合がある)とがある。抽選テーブルの図示は省略するが、本実施形態では、普図高確では、65535/65536の確率で普図当りとなり、残りの1/65536の確率ではずれとなる一方、普図低確では、1/65536の確率で普図当りとなり、残りの65535/65536の確率ではずれとなる。なお、普図低確では、普図当りとならない(65536/65536ではずれとなる)ようにしてもよい。
また、普図変動パターン抽選では、特図変動パターン抽選と同様に、複数種類の普図変動パターンから、普図変動パターン抽選用の抽選テーブル(図示省略)を用いた抽選によって一つの普図変動パターンが決定される。
このように、普図高確は、普図低確よりも普図当りが導出される確率が高く、普図低確よりも有利度が高い状態であると言える。
また、大当り遊技制御手段140は、大当り遊技開始時には、大当り開始デモに係るデモ時間を含む演出制御コマンド(大当り開始コマンド)を生成し、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させ、大当り終了時には、大当り終了デモに係るデモ時間を含む演出制御コマンド(大当り終了コマンド)を生成し、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させる。
また、大当り遊技制御手段140は、特図当否抽選の結果が小当りの場合も同様に、小当り開始デモに係る時間、及び小当り終了デモに係るデモ時間を決定し、小当り開始時には、小当り開始デモに係るデモ時間を含む演出制御コマンド(小当り開始コマンド)を生成し、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させ、小当り終了時には、小当り終了デモに係るデモ時間を含む演出制御コマンド(小当り終了コマンド)を生成し、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させる。
なお、図柄表示制御手段145は、特図1及び特図2の表示に係る時間(変動時間、停止表示時間)を管理するための特図遊技タイマを有し、特図を停止表示させる際に(特図遊技タイマの値が「0」となるタイミングで)、装飾図柄の確定停止(確定表示)を要求するための演出制御コマンド(変動停止コマンド)を生成し、当該コマンドをメイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に格納する。
なお、図柄表示制御手段145は、普図の表示に係る時間(変動時間、停止表示時間)を管理するための普図遊技タイマを有する。
また、電動役物制御手段150は、小当り遊技が開始された後に、特別電動役物ソレノイド66に制御信号を出力し、特別電動役物65を短期間(0.05秒)だけ開放させる。
但し、特図高確から特図低確に遷移する条件は、本実施形態のような図柄変動の回数に制限されることはなく、転落当否抽選の結果など他の条件とされてもよい。
また、確変大当りに係る大当り遊技終了時に特図高確とする条件は、V入賞に制限されることはなく、特図の停止図柄の種別のみとされてもよい。
以降、左打ちよりも右打ちのほうが有利な当該所定の状態を右打ち推奨状態と表記する。なお、右打ち推奨状態は、大当り遊技中及び普図高確状態に限定されず、普図低確状態で小当りによる特別電動役物の開放時における大入賞口への入賞により出球が増えるいわゆる小当りラッシュ状態等、他の状態を含んでもよい。
本実施形態において、メインエラー制御手段165によって判定されるエラー状態には、例えば、磁気検知センサ(図示せず)による磁気検知に基づく磁気エラー、電波検知センサ(図示せず)による電波検知に基づく電波エラー、ゲートセンサ74による遊技球の検知に基づく右打ちエラー、満タン検知センサ(図示せず)による遊技球の検知に基づく満タンエラーなどがある。
例えば、磁気エラーは、磁気検知センサによる磁気検知が500ms連続で発生した場合に発生するエラー状態であり、電波エラーは、電波検知センサによる電波検知回数(直前の電源投入からの累計回数)が計5回発生した場合に発生するエラー状態である。右打ちエラーは、特図低確且つ普図低確の状態でゲートセンサ74が遊技球を所定回数(例えば3回)検知した場合(当該検知回数は、最後の検知から1000ms経過でリセットされる)に発生するエラー状態であり、満タンエラーは、満タン検知センサによって遊技球が検知されている場合に発生するエラー状態である。
ここで、セキュリティ信号とは、遊技機10外の機器(データ表示機やホールコンピュータ)に向けて遊技機10に設けられた外部端子盤(図示省略)から出力される信号の一種である。
一方、メインエラー制御手段165は、判定されるエラー状態のうち、右打ちエラーや満タンエラー等のような相対的に重要度が低いエラー状態が発生した場合には、遊技球の発射を規制せず、遊技の進行が可能な状態を維持することが可能である。
詳細は後述するが、エラーコマンドを受信した第1副制御基板200又は第2副制御基板300では、エラー状態の発生を報知するエラー報知演出が実行される。
メインエラー制御手段165によって判定されるエラー状態は、上述の例に限定されず、中枠17が開放状態となったこと(中枠開扉センサ76がON)や前枠20が開放状態となったことで発生するいわゆる扉開放エラーや、大当り遊技中の大入賞口55が閉鎖状態となってから所定の時間が経過した以降に大入賞口センサ72によって遊技球が検知された場合に発生する異常入賞エラー等、他のエラー状態も判定可能である。
なお、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に格納される、演出制御コマンド、復電復帰コマンド等の各制御コマンドは、原則として、その送信コマンド格納領域に記憶された順番に従って送信される。
本明細書では、メイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域にコマンドを格納させることを含めて、当該コマンドを第1副制御基板200へ送信すると表記する場合がある。
具体的には、RAM103のうちの遊技に係る領域に対しては、当該領域のチェックサムを導出し、当該チェックサムの補数をRAM103の遊技に係るバックアップ情報領域に記憶させる処理、及び当該領域に対する電断処理が実行されたことを示すバックアップフラグをONにする(RAM103の遊技に係るバックアップ情報領域にバックアップフラグを記憶させる)処理を実行する。
復電処理実行手段は、電源スイッチ40がONになったことにより、電源制御基板500の通常電源回路501で通常電源が生成されたことを示す電源信号がONになると(ステップS101のYES)、電源信号がONになったことを示す電源コマンドを作成し、当該コマンドをメイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させる(ステップS102)。なお、電源信号がONにならなければ(ステップS101のNO)、この処理は終了となる。
次に、復電処理実行手段は、電源制御基板500からの初期化信号がONになると(ステップS103のYES)、RAMクリア時復電復帰処理を実行し(ステップS104)、初期化信号がONでなければ(ステップS103のNO)、通常復電復帰処理を実行する(ステップS105)。
ここで、遊技可能状態とは、各入賞口に設けられたセンサの検知結果に応じた処理を実行することで、遊技の進行が可能となる状態であり、通常遊技状態と呼ぶこともできる。
RAMクリア処理では、復電処理実行手段180は、RAM103の遊技に係る領域及びバックアップ情報領域の情報を初期化する。この初期化により、電断時にバックアップされていたRAM103の遊技に係る領域及びバックアップ情報領域の情報がクリアされ、初期値が設定されることになる。これにより、電断直前における遊技機10の状態(遊技停止状態又は遊技可能状態)、特図抽選状態、普図抽選状態、大当り遊技中であるか否か、特図1及び特図2の停止図柄、図柄変動の保留情報、大当り遊技におけるラウンド遊技の回数などが初期化される。例えば、特図抽選状態が特図低確とされ、普図抽選状態が普図低確とされ、特図変動パターン導出状態が特図低確且つ普図低確に対応する特図変動パターン導出状態Aとされる。
RAMクリア処理が終了すると、復電処理実行手段180は、初期化された当該遊技に係る領域の各種情報を用いて遊技機10を遊技可能状態へ移行させる。このとき、復電処理実行手段180は、初期化された当該遊技に係る領域の各種情報を含む復電復帰コマンドを生成し、当該コマンドをメイン情報記憶手段160の送信コマンド格納領域に記憶させる。
なお、復電復帰コマンドへのRAMクリア処理に伴う動作確認処理を終えたことを示すフラグの設定とは、復電復帰コマンドに含まれるRAMクリア処理に伴う動作確認処理を終えたことを示すフラグをON状態とする(ビットを立てる等)ことを意味し、そのRAMクリア処理に伴う動作確認処理を終えたことを示すフラグをOFF状態とすることは、RAMクリア処理に伴う動作確認処理を終えたことを示すフラグが設定されていない等と表記される。
本明細書において、主制御基板100から送信された各種コマンドが、サブコマンド管理手段275によって受信され、サブ情報記憶手段270の受信コマンド格納領域に記憶されることまで含めて、コマンドの受信と表記する場合がある。また、第1副制御基板200の各種手段がサブ情報記憶手段270の送信コマンド格納領域に各種コマンドを格納させて、サブコマンド管理手段275によってそれらコマンドが第2副制御基板300に向けて送信されることまで含めて、コマンドを第2副制御基板300へ送信すると表記する場合がある。
本実施形態における演出モードには、通常モード、低確時短モード及び確変モードが含まれ、特図変動パターン導出状態Aには通常モード、特図変動パターン導出状態Bには低確時短モード、特図変動パターン導出状態Cには確変モードが対応付けられる。
ここで、演出ルートとは、図柄変動の開始から終了までの演出であって、当該図柄変動における特図当否判定の結果を報知する演出の過程を規定するものであり、当該図柄変動で実行される演出の内容は、後述する演出内容決定手段225によって当該図柄変動に対応する演出ルートに従って決定されることとなる。
なお、保留画像とは、大当り遊技の期待度等の有利度を示唆する種々の態様に変化する保留先読み演出の対象となる画像である。
先読み演出とは、先読み対象の図柄変動が開始される前の一又は複数回の図柄変動に亘って、先読み対象の図柄変動における特図当否判定の結果に対する期待度や、先読み対象の図柄変動において実行される演出の内容を示唆する演出である。
より具体的には、演出内容決定手段225は、図柄変動における演出タイミングごとの演出の内容(演出パターン)を演出ルート決定手段222によって決定された演出ルートに対応する演出パターン抽選テーブルを用いた抽選等によって決定する。このようにすることで、決定された演出ルートに係る(に従って実行される)演出の内容を変えることができるとともに、一つの図柄変動における演出に繋がりを持たせることができる。また、同一の演出ルートが決定された場合であっても、実行される演出を多彩にすることもできる。
なお、本実施形態における装飾図柄については上述したとおりである。また、停止させる装飾図柄の組合せを特図の停止図柄に対応させるにあたっては、必ずしも上述の対応関係とする必要はなく、例えば、図柄Aに偶数図柄揃いを対応させる等、上述の対応関係に対して停止させる装飾図柄の組合せの期待度が高くならない組合せであれば、一部の場合(上述の対応関係となる割合よりも低い割合)で上述の対応関係とは異なる装飾図柄の組合せを採用してもよく、このような場合であっても、停止させる装飾図柄の組合せが特図の停止図柄と対応していると言える。
読み出された演出データに画像に係る演出データが含まれる場合には、その演出データに基づいて画像制御コマンドが生成され、その画像制御コマンドがサブ情報記憶手段270の送信コマンド格納領域に格納される。また、読み出された演出データに音声に係る演出データが含まれる場合には、後述する音声制御手段235により、その演出データに基づいて音声制御コマンドが生成され、その音声制御コマンドがサブ情報記憶手段270の送信コマンド格納領域に格納される。
本実施形態では、メインエラー制御手段165によってすべてのエラー状態の判定が行われるが、セキュリティ信号の出力を伴う重要度が高いエラー状態以外のエラー状態(例えば、右打ちエラー等)については、サブエラー制御手段230が判定するようにしてもよい。この場合、サブエラー制御手段230は、当該エラー状態の判定に係るセンサの状態を含むコマンドを主制御基板100から受信するようにすればよい。
復電処理実行手段260は、まず、電源信号がONになったことを示す電源コマンドを受信したか否かを判定し、電源コマンドを受信していなかった場合(ステップS201のNO)、本処理を終了する。
復電処理実行手段260は、電源コマンドを受信した場合(ステップS201のYES)、ボタン検知手段250が電源投入時に演出ボタン信号を検知したか否かを判定し、演出ボタン信号が送信されていなかった場合(ステップS202のNO)は、ステップS203へ進み、演出ボタン信号が送信されていた場合(ステップS202のYES)は、ステップS204に進む。
ステップS203において、復電処理実行手段260は、可動体22の初期動作処理(第一処理)を伴わないイニシャル処理を行うために必要な演出データを読み出す。
ステップS204において、復電処理実行手段260は、可動体22の初期動作処理(第一処理)を伴うイニシャル処理を行うために必要な演出データを読み出す。
ランプ制御手段240は、電源投入時に復電処理実行手段260によって読み出された演出データにランプ制御データが含まれる場合には、当該ランプ制御データに応じた点灯パターンで各ランプの点灯制御を行うよう、各発光手段へランプ制御データを送信する。なお、電源投入後における各発光手段の点灯パターンについては、後述することとする。
可動役物制御手段245は、電源投入時に復電処理実行手段260によって読み出された演出データに可動制御データが含まれる場合には、当該可動制御データに応じた動作パターンで各可動体の可動制御を行うよう、各可動体へ可動制御データを送信する。なお、電源投入後における各可動体の動作パターンについては、後述することとする。
以下、可動体22の初期動作処理(第一処理)を行う場合(第一の場合)と行わない場合(第二の場合)の遊技機10における動作について、図11、図12を用いて説明する。
図11に示される通り、電源投入時にホール店員等が演出ボタン37を押下すると、電源投入タイミングであるタイミングt0において、演出ボタン信号がоn状態となる。
電源投入時に演出ボタン信号がоn状態である場合、演出表示装置80は演出処理としてデモ画面(初期図柄)を表示させる。
なお、図11に示す場合において、演出表示装置80に演出処理として表示する画像は、いわゆる初期図柄に限られず、初期図柄に代えて又は追加して他の画像が表示されてもよい。また、図11に示す期間の全てにおいて初期図柄が表示される必要はなく、一部の期間において初期図柄が表示されない(視認不能になっている)期間が含まれてもよい。
なお、電源投入時(タイミングt0)から30秒経過した時点を、図11ではタイミングt5と表記し、図12〜図14においても同様とする。また、音声制御手段235は、復電報知音を消音にさせている期間において、他の音声をスピーカ33から出力させてもよい。
なお、タイミングt1になると導光板ランプ26を順次点灯させることによる導光板ランプ26の点灯確認が行われるため、透明部材25全体に発光がおよぶ。導光板ランプ26の発光がおよぶ透明部材25の背面にある演出表示装置80、可動体22などは、その発光によって通常時(導光板ランプ26の非点灯時)に比べて視認困難になるものの、発光している透明部材25を透過して視認可能であってもよい。
上部可動体22aの初期動作処理実行中は、上部可動体内ランプ24aは全灯状態であり、また、左右可動体22bは原位置で停止した状態であり、左右可動体内ランプ24bは消灯状態である。さらに、導光板ランプ26は消灯状態であり、盤面装飾ランプ30、演出ランプ35は順次点灯状態とする。本実施形態では、盤面装飾ランプ30のうち、盤面装飾ランプ30aは単色LEDを用いているため、全灯→消灯を所定間隔で行うことにより点灯動作を確認し、また、それ以外の盤面装飾ランプ30bはフルカラーLEDを用いているため、所定の色、例えば、紫色→黄色→水色→・・・を所定間隔で行うことにより点灯動作を確認する。
左右可動体22bの初期動作処理実行中は、左右可動体内ランプ24bは全灯状態であり、また、上部可動体22aは原位置で停止した状態であり、上部可動体内ランプ24aは消灯状態である。さらに、導光板ランプ26は消灯状態であり、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35は順次点灯状態とする。
順次点灯状態になる発行手段の一部(例えば、盤面装飾ランプ30及び演出ランプ35)はフルカラーLEDである為、第一の色で発光する第一素子(例えば、赤色LED)と、第二の色で発光する第二素子(例えば、緑色LED)と、第三の色で発光する第三素子(例えば、青色LED)と、を含む発光ダイオードを含むものであると言える。
そして、順次点灯状態(第一の発光態様)における発光ダイオードは、第一素子、第二素子及び第三素子のうち二種が発光し残りの一種が消灯している発光態様(例えば、赤色LEDと緑色LEDが発光し青色LEDが消灯している)を、発光している素子の組合せを所定の順序で変化させて繰り返す(例えば、紫→黄→水・・・・の順に発光する)ものである。盤面装飾ランプ30や演出ランプ35を順次点灯状態(第一の発光態様)で発光させることにより、単独で素子を発光させる態様に比べて、発光ダイオードが素子単位で切れていることを発見しやすくなる。(単独で素子を発光させると、その素子が切れていても周囲の発光で気付き難い。)
一方、全灯状態(第二の発光態様)における発光ダイオードは、第一素子、第二素子及び第三素子の三種を発光する(白色に発光する)ものである。可動体22に実装されている可動体内ランプ24については、初期動作処理中に全灯状態(第二の発光態様)で発光させることにより、ハーネスの断線の有無(発光ダイオード群としての発光の可否)を確認することが容易である。
これにより、ホール店員等は、各可動体の初期動作処理が終了したことを容易に把握することができる。また、上部可動体内ランプ24a、左右可動体内ランプ24b、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35は、各可動体22の初期動作処理が終了したことを示す報知態様で所定期間全灯制御した後、タイミングt6からは消灯状態に制御される。
電源投入時に演出ボタン信号がоff状態である場合においても、電源投入時に演出ボタン信号がоn状態である場合と同様に、演出表示装置80は演出処理としてデモ画面(初期図柄)を表示させる。
なお、図12に示す場合においても、図11に示す場合と同様に、演出表示装置80に演出処理として表示する画像は、いわゆる初期図柄に限られず、初期図柄に代えて又は追加して他の画像が表示されてもよい。また、図12に示す期間の全てにおいて初期図柄が表示される必要はなく、一部の期間において初期図柄が表示されない(視認不能になっている)期間が含まれてもよい。
なお、サブエラー制御手段230は、可動体22の原位置をチェックする処理、または、可動体22の初期動作処理において、可動体22に係るエラーを判定して、エラー判定した場合にはそのエラー報知を行うものとして、以下説明する。
図13に示される通り、電源投入時にホール店員等が演出ボタン37を押下すると、電源投入タイミングであるタイミングt0において、演出ボタン信号がоn状態となる。
なお、タイミングt0〜タイミングt4までの演出表示装置80、スピーカ33、可動体22、可動体内ランプ24、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35の動作例は、図11示されるタイミングt0〜タイミングt4と同様であるため、説明は省略する。
また、サブエラー制御手段230によって可動体22に係るエラーがあったと判定されると、タイミングt5からタイミングt7までの期間、サブエラー制御手段230はエラー報知画像を演出表示装置80に表示させ、タイミングt7以降は元のデモ画面(初期図柄)を演出表示装置80に表示するように制御する。なお、サブエラー制御手段230がエラー報知画像を演出表示装置80に表示している期間(タイミングt5からからタイミングt7までの期間)において、通常演出制御手段220は、当該エラー報知画像の下層レイヤーにおいて元のデモ画面(初期図柄)の表示を継続していてもよい。
可動体22に係るエラーは遊技の継続が困難になるほどの重篤なエラーではないため、演出表示装置80やスピーカ33がエラー報知をし続けると、遊技者にとっては煩わしさもある。従って、演出表示装置80やスピーカ33でのエラー報知は予め決められた期間に限り、当該期間経過後は、盤面装飾ランプ30と演出ランプ35でのエラー報知とすることで、遊技者の煩わしさを抑えつつ、確実にホール店員等に可動体22に係るエラーを報知することができる。
図14に示される通り、電源投入時に、ホール店員等が演出ボタン37を押下しなければ、電源投入後(タイミングt0以降)、演出ボタン信号はоff状態のままとなる。
タイミングt0〜タイミングt2までの演出表示装置80、スピーカ33、可動体22、可動体内ランプ24、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35の動作例は、図12に示されるタイミングt0〜タイミングt2と同様であるため、説明は省略する。
具体的には、可動体22に係るエラーがあったと判定されると、サブエラー制御手段230は、タイミングt2から盤面装飾ランプ30、および、演出ランプ35を単色点させて、可動体22に係るエラーを報知する(エラー報知点灯させる)。
また、可動体22に係るエラーがあったと判定されると、サブエラー制御手段230は、所定時間が経過するよりも前の、例えば、タイミングt2からタイミングt3までの期間、エラー報知音をスピーカ33から出力させ、タイミングt3以降は消音となるように制御する。なお、音声制御手段235は、エラー報知音を消音にさせている期間(タイミングt3以降)において、他の音声をスピーカ33から出力させてもよい。
更に、可動体22に係るエラーがあったと判定されると、サブエラー制御手段230は、所定時間が経過するよりも前の、例えば、タイミングt2からタイミングt3までの期間、エラー報知画像を演出表示装置80に表示させ、タイミングt3以降はデモ画面(初期図柄)を表示するように制御する。なお、サブエラー制御手段230がエラー報知画像を演出表示装置80に表示している期間(タイミングt2からからタイミングt3までの期間)において、通常演出制御手段220は、当該エラー報知画像の下層レイヤーにおいて元のデモ画面(初期図柄)の表示を継続していてもよい。
また、可動体22に係るエラーが判定された場合、スピーカ33から所定時間(本実施形態ではタイミングt0〜タイミングt5)、復電報知音を出力し、所定時間経過後のタイミングt5からエラー報知を出力しているが、サブエラー制御手段230の処理としては、復電報知音を出力する処理と並行して、エラー判定手段によりエラー判定されたタイミング(例えば、タイミングt1)から、エラー報知音をスピーカ33から出力し、タイミングt5までとタイミングt5以降とで、復電報知音とエラー報知音との何れの優先度を高くするかによって、ホール店員等が視聴できる音声を異なるようにしてもよい。ここで、「優先度を高くする」とは、例えば、復電報知音とエラー報知音とを異なるチャンネルに設定し、チャンネルごとにボリュームを異ならせることでもよい。
上述したように、演出ボタン37が、本発明の「所定の操作手段」に相当する。
上述したように、電源投入時に、演出ボタン37をホール店員等が操作した場合が、本発明の「第一の場合」に相当し、電源投入時に、演出ボタン37をホール店員等が操作しなかった場合は、本発明の「第二の場合」に相当する。
また、上述したように、電源投入時に、演出ボタン37をホール店員等が操作した場合に行われる可動体22の初期動作処理が、本発明の「第一の処理」に相当する。
従って、本実施形態に係る遊技機10は、電源投入時に、ホール店員等が可動体22の初期動作処理を実行したいと判断した際には、演出ボタン37を操作することによって可動体22の初期動作処理が実行され、可動体22の初期動作処理を実行したくないと判断した際には、演出ボタン37を操作しないことで可動体22の初期動作処理が実行されないため、可動体の動作確認等を効率的に行うことが可能となる。
従って、第一処理(可動体22の初期動作処理)において動作する可動体22が複数あり、且つ、第一処理(可動体22の初期動作処理)における可動体22の動作開始のタイミングがそれぞれ異なるものと言える。
従って、本実施形態に係る遊技機10は、電源投入後において、可動体22の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段(サブエラー制御手段230)を備え、電源投入時に所定の操作手段(演出ボタン37)の操作が検知されるか否かに関わらず原位置チェック処理が実行されるものと言える。
さらに、上述したように、電源投入時に、演出ボタン37をホール店員等操が操作したか否かに関わらず行われる演出表示装置80に表示されるデモ画面(初期図柄)やスピーカから出力される復電報知音が、上述の「演出処理」に相当する。
そして、可動体内ランプ24、盤面装飾ランプ30、および、演出ランプ35については、電源投入時に演出ボタン37をホール店員等が操作した場合(図11及び図13に図示した場合)にも、電源投入時に演出ボタン37をホール店員等が操作しなかった場合(図12及び図14に図示した場合)にも、発光するものの、発光態様が異なる。
従って、第二制御手段は、第一の場合(図11及び図13に図示した場合)及び第二の場合(図12及び図14に図示した場合)のいずれにおいても、発光手段の少なくとも一部を発光させ、第一の場合にも第二の場合にも発光する発光手段(可動体内ランプ24、盤面装飾ランプ30、および、演出ランプ35)の発光態様が、第一の場合と第二の場合とで異なる、ものと言える。
これにより、第一処理が行われるか否かを電源投入後の発光手段の発光態様でホール店員等が容易に把握できる。
上述したように、電源投入時から所定時間が経過するまでの期間(図13のタイミングt0〜タイミングt5)が、本発明の「所定時間」に相当する。
また、上述したように、第一の場合は、図13のタイミングt5以前は演出表示装置80、および、スピーカ33にエラーの報知をしないことは、本発明の「電源投入から所定時間が経過するまでエラーの報知を制限し」に相当し、第二の場合は、図14のタイミングt5以前(例えば、タイミングt2〜タイミングt3)にエラー報知を行うことは、本発明の「電源投入から所定時間が経過するより前にエラーを報知手段によって報知させる」に相当する。ここで「エラーの報知を制限する」とは、エラー報知を行わないことに限られず、制限しない場合に比べてエラー報知を認識しがたい態様にすることも含まれる。
従って、第一処理が行われる場合には、可動体22の動作確認を優先でき、また、第一処理が実行されない場合には、エラー報知を早い段階から行うことが可能となる。
このようにすることで、それぞれのエラー報知に強弱をつけることができ、エラー報知に対する関心を強めて、見落とし防止を図ることができる。
以上の説明で記載されていない実施例について、以下に列挙する。
このようにすることで、第二制御手段(ランプ制御手段240)は、第一の場合に発光する発光手段と、第二の場合に発光する発光手段と、を比べると少なくとも一部が相違する、ものと言える。
この変形例であっても、第一処理が行われるか否かを電源投入後の発光手段の発光の有無でホール店員等が容易に把握でき、上述の実施形態と同様の効果を奏する。
これにより、可動体22が動作可能であるかを確認すると共に、可動体内ランプ24の発光確認も並行して行うことができ、動作確認の効率化を図ることができる。
或いは、図11や図12に示したように、可動体22の初期動作処理の有無に関わらず発光する発光手段が存在する態様にて本発明を実施する場合、当該発光手段が演出ランプ35であるならば可動体22の初期動作処理の有無に関わらず共通の点灯パターン(発光態様)であってもよいが、当該発光手段が可動体内ランプ24や盤面装飾ランプ30であるならば、可動体22の初期動作処理の有無によって点灯パターン(発光態様)が異なることが好ましい。
言い換えれば、第一の場合に発光する発光手段と、第二の場合に発光する発光手段と、を比べると、第二の発光手段(演出ランプ35)については共通しており、第一の発光手段(可動体内ランプ24や盤面装飾ランプ30)の少なくとも一部については相違する、又は、第一の場合にも第二の場合にも発光する発光手段の発光態様が、第二の発光手段(演出ランプ35)については共通しており、第一の発光手段(可動体内ランプ24や盤面装飾ランプ30)の少なくとも一部については異なる、ことが好ましい。
なぜならば、可動体22の初期動作処理が行われる場合は、可動体22の動作に伴い、可動体内ランプ24も発光するため、それぞれの発光体の発光態様を確認しやすいように、可動体内ランプ24の発光態様や可動体22の可動領域に存在する盤面装飾ランプ30を調整することが好ましいからである。
なお、上述の実施形態では、電源投入後に行う第一処理又は演出処理を、主制御基板100から受信した電源コマンドに基づいて第1副制御基板200が制御することを、図10等に例示したが、所定の操作手段の操作検知が主制御基板100や電源制御基板500によって行われる態様である場合には、第一処理又は演出処理の実行契機となるコマンドを主制御基板100から第1副制御基板200に送信し、第1副制御基板200は当該コマンドに基づいて第一処理又は演出処理を実行してもよい。
即ち、所定時間が経過した後に可動体22の初期動作処理(第一処理)が終了する実施例によって本発明が実施されてもよい。このとき、所定時間が経過するまでエラー報知の実行が制限されることが好ましく、所定時間が経過した後であれば第一処理が終了する前にエラー報知が行われてもよい。
例えば、導光板ランプ26の点灯動作の確認後、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35を順次点灯させることで、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35の点灯動作確認を行っているが、盤面装飾ランプ30、及び、演出ランプ35で行われる順次点灯期間をそれぞれ異なる期間としてもよいし、点灯する発光色が互いに異なるようにしてもよい。
ここで他の画像には、例えば、いわゆるメニュー画面が含まれてもよく、メニュー画面への移行条件としては、所定の条件を充足する電源投入(RAMクリア処理を伴う電源投入)、又は、電源投入後に或る操作手段を操作すること(演出ボタン37やカーソルボタン38を操作すること)などが考えられる。
なお、デモ画面の表示期間に他の画像が表示されている場合において、デモ画面に係る表示より上層のレイヤーに他の画像が表示されることによって、デモ画面に係る表示の少なくとも一部が視認困難になってもよい。
ここで、一種の素子の色に近くなるように発光とは、例えば、三種の素子のDUTY比のうち最も高いDUTY比と二番目に高いDUTY比の差が、二番目に高いDUTY比と三番目に高いDUTY比差より大きくなるようにすることと言い換えることができる。
本実施形態は、次のような技術思想を包含する。
(1)
所定の操作手段と、
前記所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、
一又は複数の可動体と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、
を備え、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず前記原位置チェック処理が実行される一方、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知された第一の場合に前記第一処理が行われ、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されない第二の場合に前記第一処理が行われない、
ことを特徴とする遊技機。
(2)
複数の発光手段と、
前記複数の発光手段の発光を制御する第二制御手段と、
を備え、
前記第二制御手段は、前記第一の場合及び前記第二の場合のいずれにおいても、前記発光手段の少なくとも一部を発光させ、
前記第一の場合に発光する前記発光手段と、前記第二の場合に発光する前記発光手段と、を比べると少なくとも一部が相違する、又は、
前記第一の場合にも前記第二の場合にも発光する前記発光手段の発光態様が、前記第一の場合と前記第二の場合とで異なる、
(1)に記載の遊技機。
(3)
前記複数の発光手段には、遊技盤に設けられた第一の発光手段と、前面枠に設けられた第二の発光手段と、が含まれ、
前記第一の場合に発光する前記発光手段と、前記第二の場合に発光する前記発光手段と、を比べると、前記第二の発光手段については共通しており、前記第一の発光手段の少なくとも一部については相違する、又は、
前記第一の場合にも前記第二の場合にも発光する前記発光手段の発光態様が、前記第二の発光手段については共通しており、前記第一の発光手段の少なくとも一部については異なる、
(2)に記載の遊技機。
(4)
前記第一の場合において発光し前記第二の場合において消灯している前記発光手段には、少なくとも前記第一処理によって動作する前記可動体に取り付けられている前記発光手段が含まれる、
(2)又は(3)に記載の遊技機。
(5)
前記第一処理において動作する前記可動体に係るエラーを判定するエラー判定手段と、
報知手段と、
前記可動体に係るエラーを前記報知手段によって報知させる第三制御手段と、
を備え、
前記第三制御手段は、
前記第一の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、電源投入から所定時間が経過するまで当該エラーの報知を制限し、
前記第二の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、電源投入から前記所定時間が経過するより前に、当該エラーを前記報知手段によって報知させる、
(1)から(4)のいずれか一つに記載の遊技機。
(6)
前記第一の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、前記所定時間が経過した後に、前記第二の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合と異なる報知態様によって前記可動体に係るエラーが報知される、
(5)に記載の遊技機。
15 外枠
17 中枠
20 前枠
21 ヒンジ機構
22 可動体
22a 上部可動体
22b 左右可動体
23 シリンダ錠
24 可動体内ランプ
24a 上部可動体内ランプ
24b 左右可動体内ランプ
25 透明部材
26 導光板ランプ
27 上球受け皿
29 下球受け皿
30 盤面装飾ランプ
30a 盤面装飾ランプ
30b 盤面装飾ランプ
31 操作ハンドル
32 上枠部
33 スピーカ
33a、33b スピーカ
34a、34b 左右側枠部
35 演出ランプ
36 球抜き機構
37 演出ボタン
38 カーソルボタン
38a 上カーソルボタン
38b 下カーソルボタン
38c 左カーソルボタン
38d 右カーソルボタン
39 メイン操作部
39a 玉貸ボタン
39b 返却ボタン
40 電源スイッチ
43 RAMクリアスイッチ
45 開閉カバー
46 遊技球タンク
47 タンクレール
48 払出ユニット
49 払出通路
50 遊技盤
50a 遊技領域
51 外レール
52 風車
53 内レール
55 大入賞口
57 第1始動口
59 第2始動口
61 普通電動役物
62 普通電動役物ソレノイド
63 ゲート
65 特別電動役物
66 特別電動役物ソレノイド
67 一般入賞口
67a 一般入賞口
67b 一般入賞口
69 アウト口
70 第1始動口センサ
71 第2始動口センサ
72 大入賞口センサ
73 一般入賞口センサ
73a 一般入賞口センサ
73b 一般入賞口センサ
74 ゲートセンサ
75 アウト球センサ
76 中枠開扉センサ
80 演出表示装置
90 図柄表示装置
91 第1特別図柄表示装置
92 第2特別図柄表示装置
93 普通図柄表示装置
94 第1特別図柄保留ランプ
95 第2特別図柄保留ランプ
96 普通図柄保留ランプ
100 主制御基板
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 I/Oポート
105 乱数回路
109 主制御基板ケース
110 入球判定手段
115 発生手段
120 メイン保留制御手段
125 事前判定手段
130 特図抽選手段
131 特図当否判定手段
132 特図停止図柄抽選手段
133 特図変動パターン導出手段
135 普図抽選手段
140 遊技制御手段
145 図柄表示制御手段
150 電動役物制御手段
155 遊技状態制御手段
160 メイン情報記憶手段
165 メインエラー制御手段
170 メインコマンド管理手段
175 電断処理実行手段
180 復電処理実行手段
200 第1副制御基板
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 I/Oポート
209 第1副制御基板ケース
210 サブ乱数発生手段
220 通常演出制御手段
221 演出モード制御手段
222 演出ルート決定手段
223 サブ保留制御手段
224 演出制御手段
225 演出内容決定手段
226 装飾図柄制御手段
227 演出制御手段
230 サブエラー制御手段
235 音声制御手段
240 ランプ制御手段
245 可動役物制御手段
260 復電処理実行手段
270 サブ情報記憶手段
275 サブコマンド管理手段
300 第2副制御基板
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 I/Oポート
309 第2副制御基板ケース
400 払出制御基板
401 CPU
402 ROM
403 RAM
409 払出制御基板ケース
500 電源制御基板
501 通常電源回路
502 バックアップ電源回路
503 電断検出回路
504 RAMクリアスイッチ回路
509 電源制御基板ケース
X 第1流路
Y 第2流路
Claims (3)
- 所定の操作手段と、
前記所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、
一又は複数の可動体と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、
を備え、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず前記原位置チェック処理が実行される一方、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が所定の操作態様として検知された第一の場合に前記第一処理が行われ、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が前記所定の操作態様として検知されない第二の場合に前記第一処理が行われず、
複数の発光手段と、
前記複数の発光手段の発光を制御する第二制御手段と、
をさらに備え、
前記第二制御手段は、前記第一の場合及び前記第二の場合のいずれにおいても、前記発光手段の少なくとも一部を発光させ、
前記第一の場合に発光する前記発光手段と、前記第二の場合に発光する前記発光手段と、を比べると少なくとも一部が相違する、又は、
前記第一の場合にも前記第二の場合にも発光する前記発光手段の発光態様が、前記第一の場合と前記第二の場合とで異なり、
前記複数の発光手段には、遊技盤に設けられた第一の発光手段と、前面枠に設けられた第二の発光手段と、が含まれ、
前記第一の場合に発光する前記発光手段と、前記第二の場合に発光する前記発光手段と、を比べると、前記第二の発光手段については共通しており、前記第一の発光手段の少なくとも一部については相違する、又は、
前記第一の場合にも前記第二の場合にも発光する前記発光手段の発光態様が、前記第二の発光手段については共通しており、前記第一の発光手段の少なくとも一部については異なる、
ことを特徴とする遊技機。 - 所定の操作手段と、
前記所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、
一又は複数の可動体と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、
を備え、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず前記原位置チェック処理が実行される一方、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が所定の操作態様として検知された第一の場合に前記第一処理が行われ、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が前記所定の操作態様として検知されない第二の場合に前記第一処理が行われず、
複数の発光手段と、
前記複数の発光手段の発光を制御する第二制御手段と、
をさらに備え、
前記第二制御手段は、前記第一の場合及び前記第二の場合のいずれにおいても、前記発光手段の少なくとも一部を発光させ、
前記第一の場合に発光する前記発光手段と、前記第二の場合に発光する前記発光手段と、を比べると少なくとも一部が相違する、又は、
前記第一の場合にも前記第二の場合にも発光する前記発光手段の発光態様が、前記第一の場合と前記第二の場合とで異なり、
前記第一の場合において発光し前記第二の場合において消灯している前記発光手段には、少なくとも前記第一処理によって動作する前記可動体に取り付けられている前記発光手段が含まれる、
ことを特徴とする遊技機。 - 所定の操作手段と、
前記所定の操作手段の操作を検知する操作検知手段と、
一又は複数の可動体と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部を動作させる第一処理を実行させうる第一制御手段と、
電源投入後において、前記可動体の少なくとも一部について、原位置に存在するか否かを判定する原位置チェック処理を行う第二制御手段と、
を備え、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が検知されるか否かに関わらず前記原位置チェック処理が実行される一方、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が所定の操作態様として検知された第一の場合に前記第一処理が行われ、
電源投入時に前記所定の操作手段の操作が前記所定の操作態様として検知されない第二の場合に前記第一処理が行われず、
前記第一処理において動作する前記可動体に係るエラーを判定するエラー判定手段と、
報知手段と、
前記可動体に係るエラーを前記報知手段によって報知させる第三制御手段と、
をさらに備え、
前記第三制御手段は、
前記第一の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、電源投入から所定時間が経過するまで当該エラーの報知を制限し、
前記第二の場合に前記可動体に係るエラーが判定された場合、電源投入から前記所定時間が経過するより前に、当該エラーを前記報知手段によって報知させる、
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019144951A JP6982330B2 (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019144951A JP6982330B2 (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021023621A JP2021023621A (ja) | 2021-02-22 |
JP6982330B2 true JP6982330B2 (ja) | 2021-12-17 |
Family
ID=74661918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019144951A Active JP6982330B2 (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6982330B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5834349B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-12-16 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP6416548B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-10-31 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6516714B2 (ja) * | 2016-10-31 | 2019-05-22 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6640158B2 (ja) * | 2017-08-29 | 2020-02-05 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
-
2019
- 2019-08-06 JP JP2019144951A patent/JP6982330B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021023621A (ja) | 2021-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7017789B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6875749B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7097619B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7083168B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2021040810A (ja) | 遊技機 | |
JP7070921B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7070919B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7097617B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7097618B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6982330B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6982329B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6982328B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2021040744A (ja) | 遊技機 | |
JP6967795B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6967796B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7063478B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7070926B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7070927B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6983421B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6967791B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6982326B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6983422B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6875748B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7079010B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7079011B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200923 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210730 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6982330 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |