JP6982307B2 - 分離型シート状フェイスマスク - Google Patents

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Description

本発明は、分離型シート状フェイスマスクに関する。さらに詳しくはしみ・くすみ防止またはハリ感向上効果、ツヤ感向上または収斂効果を有する分離型シート状フェイスマスクに関する。
従来、顔に使用されるフェイスマスクとしては、顔表面全体を覆うようにマスク状に成型されたシートに化粧料組成物を含浸させ、顔表面全体の肌に密着させて使用する一体型シート状フェイスマスクがある。
また、上記一体型シート状フェイスマスク以外にも、顔の額から鼻、頬の上部にかけて顔表面上部分を覆う上部マスク体と、顔の頬の下部から口元、顎にかけて顔表面下部分を覆う下部マスク体を有するシート状のマスク本体に、化粧料組成物を含浸させ顔表面の肌に密着させて使用する、分離型シート状フェイスマスクも知られている。
従来の一体型シート状フェイスマスクでは、含浸させた化粧料組成物を均一に顔表面全体の肌に浸透させてスキンケア効果を得るものである。従来の一体型シート状フェイスマスクでは含浸させた化粧料組成物に適合する顔表面上の部位のみにスキンケア効果が現れるだけであり、顔表面の特定部位に必要なスキンケア効果は期待できなかった。そのため、顔表面各部位の肌質に従って、化粧方法を変えたり、使用する化粧品を変えたりする必要があった。
また、分離型シート状フェイスマスクでは、一般的に上部マスク体と下部マスク体に含浸する化粧料組成物が同一であり、剥がれやすい、フィットしにくい等の一体型シート状フェイスマスクの欠点を解消できるものの、顔表面の特定部位の肌質や肌の悩みに対し、十分なスキンケア効果は得られなかった。(特許文献1)
特開2014−43428号公報
顔表面上の特定部位ごとに異なる肌質や肌の悩みとして、例えば、女性の顔の額から鼻、頬の上部にかけた顔表面上部分における肌の悩みの中で多く見られる項目は、Tゾーン部位における紫外線によるしみ・くすみや、乾燥や加齢によるハリのなさがある。また、女性の頬から顎における肌の悩みの中で多く見られる項目は、乾燥やキメの乱れによるツヤのなさや、たるみや皮脂分泌過多による毛穴の開きがある。
本発明は、複数の肌の悩みを持つ人に対しての課題を解決するものであり、特定部位として鼻や額にかけてしみ・くすみやハリのなさに対し、集中してスキンケア効果を高め、さらに特定部位として、頬から顎にかけてツヤのなさや毛穴の開きに対し、集中してスキンケア効果を高める分離型シート状フェイスマスクを提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するために、鋭意検討を行った結果、上下に分離形成された上部マスク体および下部マスク体を有するシート状のマスク本体と前記マスク本体に含浸される化粧料組成物とを具備するフェイスマスクであって、前記化粧料組成物は、前記上部マスク体および前記下部マスク体で異なることを特徴とする分離型シート状フェイスマスクを提供することにある。
本発明によれば、顔の額から鼻、頬の上部にかけて顔表面上部分を覆う上部マスク体に美白成分を含有することで、より顕著にしみ・くすみを抑制し、ハリ感向上成分を含有することで、細胞を活性化しハリを与えリフトアップ可能な分離型シート状フェイスマスクが得られる。
さらに、顔の頬の下部から口元、顎にかけて顔表面下部分を覆う下部マスク体にツヤ感向上成分を含有することで、より顕著にキメを整えツヤ感を与え、収斂成分を含有することで、肌をひきしめ、広がって見える毛穴を小さく見せ、肌をなめらかにする分離型シート状フェイスマスクが得られる。
本発明の上部マスク体の正面図を示す説明図である。 本発明の下部マスク体の正面図を示す説明図である。 本発明の上部マスク体の使用状態を示す説明図である。 本発明の下部マスク体の使用状態を示す説明図である。
以下、本発明について詳述する。
本発明の分離型シート状フェイスマスクは、上下に分離形成された上部マスク体および下部マスク体を有するシート状のマスク本体と前記マスク本体に含浸される化粧料組成物とを具備する分離型シート状フェイスマスクであって、前記化粧料組成物は、前記上部マスク体および前記下部マスク体で異なることを特徴とする。
本発明の上部マスク体は、特に限定されないが、例えば図1に示すような顔の額から鼻、頬の上部にかけて顔表面上部分を覆う形状に成型したシート状の上部マスク体を使用することができる。
本発明の下部マスク体は、特に限定されないが、例えば図2に示すような顔の頬の下部から口元、顎にかけて顔表面下部分を覆う形状に成型したシート状の下部マスク体を使用することができる。
本発明の上部マスク体および下部マスク体に用いるシート基材の材質には、化粧水、乳液、美容液などの化粧料を含浸でき、適度な強度を有するものであれば広く用いることができ、例えば、綿、リネン、パルプ、毛等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、ポリエチレンテレフタラート、ポリウレタン等の化学繊維、あるいはこれらを混合することにより得られる不織布、織布または編物を用いることができるが、顔への十分な密着性を得るためには、伸張性を有する不織布を用いることが好ましい。
伸張性を有する不織布は、例えば、不織布を構成する繊維を一定の方向に配向することにより得ることができ、このような不織布は繊維の配向方向とは直角方向へ容易に伸張させることができる。
このような伸張性を有する不織布をシート基材として人の顔の縦横方向に伸張するようにして用いれば、より確実に上部マスク体および下部マスク体を顔表面に密着させることが可能となる。
本発明のシート基材は、積層体であってもよく、例えば、織布の積層体、不織布の積層体、織布と不織布の積層体などが挙げられる。
本発明のシート基材は、使用感、加工のし易さ等の観点から、不織布を含むシート基材であることが好ましく、不織布が好ましい。上記不織布としては、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド不織布、レジンポンド不織布、ニードルパンチ不織布、スティッチボンド不織布等が挙げられる。これらの中でも、スパンレース不織布は、使用性および使用感の面から好ましい。
本発明の上部マスク体および下部マスク体に用いるシート基材の材質は、同一でも異なっていても良い。
本発明の上部マスク体および下部マスク体は、二つ折り、三つ折り、四つ折り等に折り畳んで包装容器に収納されていることが好ましい。
前記包装容器としては、例えば、袋体(包装袋)、箱状容器などが挙げられる。前記包装容器は、本発明の化粧料組成物の揮発を抑制できるものが好ましい。前記包装容器の材質としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂、アルミニウム等の金属等が挙げられる。前記包装容器としては、揮発防止効果の観点から、表面に金属層が積層または蒸着された樹脂製の包装容器が好ましく、表面にアルミニウム蒸着された樹脂製の包装袋がより好ましい。
以下に、本発明の上部マスク体に含浸される化粧料組成物に関して説明する。
本発明による上部マスク体に含浸される化粧料組成物には美白成分を含有する。
本発明に用いる前記美白成分としては、アルブチンが挙げられる。
本発明に用いる前記美白成分であるアルブチンの化粧料組成物中への含有量としては、0.001〜5質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましく、0.1〜5質量%がさらに好ましい。0.001質量%未満では、美白効果が発揮されない恐れがある。
本発明による上部マスク体に含浸される化粧料組成物にはハリ感向上成分を含有する。
本発明に用いる前記ハリ感向上成分としては、水添レチノールが挙げられる。
本発明に用いる前記ハリ感向上成分である水添レチノールの化粧料組成物中への含有量としては、0.00001〜0.1質量%が好ましく、0.0001〜0.1質量%がより好ましく、0.001〜0.1質量%がさらに好ましい。0.00001質量%未満では、ハリ感向上効果が発揮されない恐れがある。
本発明の上部マスク体に含浸される化粧料組成物に含有する前記美白成分およびハリ感向上成分は、少なくとも1種以上含有すれば良いが、2種含有することがより好ましい。
以下に、本発明の下部マスク体に含浸される化粧料組成物に関して説明する。
本発明による下部マスク体に含浸される化粧料組成物にはツヤ感向上成分を含有する。
本発明に用いる前記ツヤ感向上成分としては、スクワランが挙げられる。
本発明に用いる前記ツヤ感向上成分であるスクワランの化粧料組成物中への含有量としては、0.000001〜0.001質量%が好ましく、0.000005〜0.001質量%がより好ましく、0.00001〜0.001質量%がさらに好ましい。0.000001質量%未満では、ツヤ感向上効果が発揮されない恐れがある。
本発明による下部マスク体に含浸される化粧料組成物には収斂成分を含有する。
本発明に用いる前記収斂成分としては、ハマメリス葉エキスが挙げられる。
本発明に用いるハマメリス葉エキスとしては、ハマメリスの葉を、水、エタノール、多価アルコールなどを任意に組み合わせた水性溶媒により抽出したもの等が挙げられる。
本発明に用いるハマメリス葉エキスの市販例としては、ハマメリス葉エキスを含有するハマメリス抽出液BG−J(丸善製薬社製)等が挙げられ、本発明においても好適に用いることができる。
本発明に用いる前記収斂成分であるハマメリス葉エキスの化粧料組成物中への固形分の含有量としては、0.0001〜1質量%が好ましく、0.001〜1質量%がより好ましく、0.0015〜1質量%がさらに好ましい。0.0001質量%未満では、収斂効果が発揮されない恐れがある。
本発明の下部マスク体に含浸される化粧料組成物に含有する前記ツヤ感向上成分および収斂成分は、少なくとも1種以上含有すれば良いが、2種含有することがより好ましい。
本発明に用いる上部マスク体および下部マスク体に含浸される化粧料組成物の主成分は水であり、他に、多価アルコール、保湿剤、油性成分、界面活性剤、高分子、pH調整剤、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料等、通常皮膚用化粧料に配合される各種化粧料成分を適宜配合することができる。
本発明に用いる前記多価アルコールとしては、特に限定されないが、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ジグリセリン等が挙げられる。前記多価アルコールは1種以上を含有することができる。
本発明に用いる前記保湿剤としては、特に限定されないが、ソルビトール、トレハロース等の糖類、グリシン、ヒドロキシプロリン等のアミノ酸、トリメチルグリシン、ベタイン、ヒアルロン酸ナトリウム、水溶性コラーゲン等が挙げられる。前記保湿剤は1種以上を含有することができる。
本発明に用いる前記油性成分としては、特に限定されないが、オリーブ油、シアバター、ブドウ種子油等の油脂、ホホバ油等のロウ、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス等の炭化水素、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸エチルへキシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル等のエステル、セチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール、シリコーン油等が挙げられる。前記油性成分は1種以上を含有することができる。
本発明に用いる前記界面活性剤としては、特に限定されないが、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル等が挙げられる。前記界面活性剤は1種以上含有することができる。
本発明に用いる前記高分子としては、特に限定されないが、キサンタンガム、カラギーナン、高重合ポリエチレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、リン脂質ポリマー等が挙げられる。前記高分子は1種以上を含有することができる。
本発明に用いる前記pH調整剤としては、特に限定されないが、クエン酸とその塩、リン酸とその塩等が挙げられる。前記pH調整剤は1種以上を含有することができる。
本発明に用いる前記キレート剤としては、特に限定されないが、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム、グルコン酸ナトリウム等が挙げられる。前記キレート剤は1種以上を含有することができる。
本発明に用いる前記防腐剤としては、特に限定されないが、パラオキシ安息香酸とその塩、フェノキシエタノール、サリチル酸、エチルアルコール等が挙げられる。前記防腐剤は1種以上を含有することができる。
本発明の上部マスク体および下部マスク体に含浸される化粧料組成物の粘度は、特に限定されないが、化粧料組成物の垂れ落ちがないよう、適度な粘度が求められる。
本発明の上部マスク体および下部マスク体に含浸される化粧料組成物の20℃におけるpHは、特に限定されないが、4.0〜7.0が好ましく、4.5〜6.5がより好ましい。
本発明のシート基材に含浸される化粧料組成物は、本発明のシート基材1.0重量部に対して、本発明の化粧料組成物が6.0〜14.0重量部であることが好ましく、8.0〜12.0重量部がより好ましい。6.0重量部未満では、シート基材が化粧料組成物で満たされず、顔全体にスキンケア効果が現れない可能性がある。また、14.0重量部を超えた場合では、化粧料組成物が余ってシート基材から垂れ落ちる恐れがある。
使用方法について記載する。
以下、本発明を実施例および比較例を挙げて詳細に説明する。ただし、本発明は下記の実施例にのみ限定されるものではない。
本明細書に示す評価試験において、上部マスク体および下部マスク体に含浸される化粧料組成物の成分およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位はすべて質量%であり、これを常法にて調製した。
常法に従い、表1から表2に示す上部マスク体および上部マスク体に含浸される化粧料組成物を調整し、下記の評価方法で評価を行った。評価の結果は表に併記する。
「美白効果」
表1に示される当該組成物を、常法により調製した。上部マスク体1.0重量部に対して、当該組成物10.0重量部を含浸させ、顔表面上部分に15分間貼付した後、上部マスク体を除去し、15分後に評価した。パネラー10名が当該組成物を使用し、美白効果に関して官能評価を行った。各人が項目毎に5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(どちらとも言えない)、2点(不良)、1点(非常に不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : ◎
3.0点以上、4.0点未満 : ○
2.0点以上、3.0点未満 : △
2.0点未満 : ×
「ハリ感向上効果」
表1に示される当該組成物を、常法により調製した。上部マスク体1.0重量部に対して、当該組成物10.0重量部を含浸させ、顔表面上部分に15分間貼付した後、上部マスク体を除去し、15分後に評価した。パネラー10名が当該組成物を使用し、ハリ感向上効果に関して官能評価を行った。各人が項目毎に5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(どちらとも言えない)、2点(不良)、1点(非常に不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : ◎
3.0点以上、4.0点未満 : ○
2.0点以上、3.0点未満 : △
2.0点未満 : ×
Figure 0006982307
実施例1〜7より、「美白効果」および「ハリ感向上効果」に関して良好な結果が得られた。
「ツヤ感向上効果」
表2に示される当該組成物を、常法により調製した。下部マスク体1.0重量部に対して、当該組成物10.0重量部を含浸させ、顔表面下部分に15分間貼付した後、下部マスク体を除去し、15分後に評価した。パネラー10名が当該組成物を使用し、ツヤ感向上効果に関して官能評価を行った。各人が項目毎に5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(どちらとも言えない)、2点(不良)、1点(非常に不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : ◎
3.0点以上、4.0点未満 : ○
2.0点以上、3.0点未満 : △
2.0点未満 : ×
「収斂効果」
表2に示される当該組成物を、常法により調製した。下部マスク体1.0重量部に対して、当該組成物10.0重量部を含浸させ、顔表面下部分に15分間貼付した後、下部マスク体を除去し、15分後に評価した。パネラー10名が当該組成物を使用し、収斂効果に関して官能評価を行った。各人が項目毎に5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(どちらとも言えない)、2点(不良)、1点(非常に不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : ◎
3.0点以上、4.0点未満 : ○
2.0点以上、3.0点未満 : △
2.0点未満 : ×
Figure 0006982307
実施例8〜14より、「ツヤ感向上効果」および「収斂効果」に関して良好な結果が得られた。
以下に、上部マスク体に含浸される化粧料組成物の処方例を列記する。
(実施例15)
1,3−ブチレングリコール 10.0000%
グリセリン 8.0000%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 0.3000%
キサンタンガム 0.3000%
クエン酸 0.3000%
クエン酸ナトリウム 0.3000%
メチルパラベン 0.3000%
フェノキシエタノール 0.3000%
オレフィンオリゴマー 0.5000%
カルボマー 0.3000%
水酸化カリウム 0.1500%
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 0.5000%
ユビキノン 0.0300%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2000%
アルブチン 0.1000%
水添レチノール 0.0010%
精製水 78.4190%
合計 100.0000%
上部マスク体1.0重量部に対して、実施例15の化粧料組成物10.0重量部を含浸させ、上記同様の評価を行った。
(実施例16)
1,3−ブチレングリコール 2.0000%
グリセリン 1.0000%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 0.0200%
キサンタンガム 0.0100%
クエン酸 0.0200%
クエン酸ナトリウム 0.0200%
メチルパラベン 0.1000%
フェノキシエタノール 0.0500%
オレフィンオリゴマー 0.1000%
カルボマー 0.0500%
水酸化カリウム 0.0200%
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 0.0100%
ユビキノン 0.0010%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.0200%
アルブチン 0.1000%
水添レチノール 0.0010%
精製水 96.4780%
合計 100.0000%
上部マスク体1.0重量部に対して、実施例16の化粧料組成物11.0重量部を含浸させ、上記同様の評価を行った。
実施例15および16も上記同様の評価試験を行った結果、「美白効果」および「ハリ感向上効果」に関して良好な結果が得られた。
以下に下部マスク体に含浸される化粧料組成物の処方例を列記する。
(実施例17)
1,3−ブチレングリコール 10.00000%
グリセリン 8.00000%
DPG 2.00000%
グリコシルトレハロース 0.30000%
ポリクオタニウムー61 0.50000%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 0.30000%
スクワラン 0.00001%
キサンタンガム 0.30000%
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー 0.10000%
クエン酸 0.30000%
クエン酸ナトリウム 0.30000%
メチルパラベン 0.30000%
プロピルパラベン 0.30000%
加水分解水添デンプン 0.10000%
フェノキシエタノール 0.30000%
アルブチン 0.10000%
ハマメリス葉エキス(固形分換算値) 0.00150%
精製水 76.79849%
合計 100.00000%
下部マスク体1.0重量部に対して、実施例17の化粧料組成物10.0重量部を含浸させ、上記同様の評価を行った。
(実施例18)
1,3−ブチレングリコール 2.00000%
グリセリン 1.00000%
DPG 0.50000%
グリコシルトレハロース 0.01000%
ポリクオタニウムー61 0.01000%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 0.02000%
スクワラン 0.00001%
キサンタンガム 0.01000%
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー 0.01000%
クエン酸 0.02000%
クエン酸ナトリウム 0.02000%
メチルパラベン 0.10000%
プロピルパラベン 0.05000%
加水分解水添デンプン 0.01000%
フェノキシエタノール 0.05000%
アルブチン 0.01000%
ハマメリス葉エキス(固形分換算値) 0.00150%
精製水 96.17849%
合計 100.00000%
下部マスク体1.0重量部に対して、実施例18の化粧料組成物11.0重量部を含浸させ、上記同様の評価を行った。
実施例17および18も上記同様の評価試験を行った結果、「ツヤ感向上効果」および「収斂効果」に関して良好な結果が得られた。
本発明により、顔表面上の異なる肌質や複数の肌悩みに対しても、十分ケアできる分離型シート状フェイスマスクを提供する。

Claims (1)

  1. 上下に分離形成された上部マスク体および下部マスク体を有するシート状のマスク本体と前記マスク本体に含浸される化粧料組成物とを具備する分離型シート状フェイスマスクであって、前記化粧料組成物は、前記上部マスク体および前記下部マスク体で異なり、
    前記上部マスク体に含浸される化粧料組成物は美白成分およびハリ感向上成分を含有し、
    前記下部マスク体に含浸される化粧料組成物はツヤ感向上成分および収斂成分を含有し、
    前記美白成分がアルブチンであり、
    前記ハリ感向上成分が水添レチノールであり、
    前記ツヤ感向上成分がスクワランであり、
    前記収斂成分がハマメリス葉エキスであり、
    前記美白成分の含有量が0.1〜5質量%であり、
    前記ハリ感向上成分の含有量が0.001〜0.1質量%であり、
    前記ツヤ感向上成分の含有量が0.00001〜0.001質量%であり、
    前記収斂成分の含有量が0.0015〜1質量%である
    ことを特徴とする分離型シート状フェイスマスク。
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