JP6980935B2 - 加熱機能及びアンテナ機能を有する窓アセンブリ - Google Patents

加熱機能及びアンテナ機能を有する窓アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、一般に車両用アンテナに関し、具体的には、電気的に加熱可能な導電性コーティングを有するガラスに関連して形成されたアンテナに関する。
近年、自動車車両及び建築物では、太陽光負荷軽減(solar load reduction)などの追加機能を有する窓ガラス(window glazings)の人気が高まっている。車両又は建物内部の発熱を抑えるために、太陽エネルギーを反射する太陽光制御フィルムでガラスをコーティングすることができる。通常、このような太陽光制御フィルムは、透明な導電性フィルムである。また、金属コーティングにDC電圧を付与した時に窓全体にDC電流が流れるようにするために、窓ガラス上の透明な金属フィルムを車両窓に使用することもできる。通常、このような実施形態は、窓の除霜(すなわち、雪及び氷の溶解)又は曇り除去のために使用される。
フロントガラス及びリアウインドウなどの自動車の透明部分では、しばしばAM、FM、TV、DAB、RKEなどの無線周波の受信及び/又は送信用アンテナが透明部分に取り付けられ又は組み込まれる。これらのアンテナは、透明部分の上に銀又は銅などの導電線を印刷することによって、或いは透明部分に取り付けられた金属線又はストリップによって形成することができる。金属コーティングされた窓を使用する1つの結果として、金属コーティングされた窓が、窓を通過するRF信号の伝播を減衰させ得ることが挙げられる。この結果、金属コーティングされた窓を使用して熱負荷を抑えている建物、車両及びその他の構造に出入りする無線通信が制限されることがある。窓を通過する信号の伝播を金属コーティングが妨げる用途の1つの解決策は、アンテナに干渉している金属コーティングの一部を除去することであった。コーティングを除去すると、コーティングが除去された窓の部分を通じてRF信号の伝播が促される。しかしながら、金属コーティングを除去すると、車両内部への太陽エネルギーの伝達が増加し、これによって車両温度が上昇し得る傾向にある。また、場合によっては、金属コーティングの除去によってガラスを通じたDC電流の流れが妨げられ、ガラス上に非加熱ゾーン(non−heating zones)が形成される場合もある。
従来の構造には、アンテナを窓と一体化したものもある。1/4波長又は半波長アンテナを採用するアンテナ、或いは窓の金属フレームと導電性透明フィルム又はコーティングとの間に形成されたスロットアンテナが提案されてきた。例えば、米国特許第4,849,766号、第4,768,037号、第5,670,966号及び第4,864,316号には、車両窓上の薄膜によって形成された様々なアンテナ形状が示されている。米国特許第4,707,700号、第5,355,144号、第5,898,407号、第7,764,239号及び第9,337,525号には、異なるスロットアンテナ構造が開示されている。
独国特許出願公開第102012008033(A1)号には、加熱装置によって部分的に加熱可能であって加熱されていない窓の部分を電磁波の送受信のためのアンテナとして利用する自動車の窓が開示されている。米国特許出願公開第2017/0317399号には、アンテナを含む電気的に加熱可能な窓が示されている。このアンテナは2ヶ所で給電が行われ、上部給電部は加熱可能なコーティングに直接接続され、下部給電部は加熱パネルに容量結合される。しかしながら、アンテナ利得、放射パターン及びアンテナインピーダンス特性のための高度なアンテナ性能要求を満たすには、これらのアンテナに改善が必要である。
車両電子工学の急速な発達と共に、車両にはますます多くのアンテナが必要になってきた。特にFM及びTV周波数では、マルチパス効果及びフェージング効果を克服するために、車両システムにダイバーシティ動作のためのアンテナが複数必要である。現在では、ほとんどの場合に、AM、FM、TV、ウェザーバンド、リモートキーレスエントリ及びDABバンドIII周波数の要件を満たすために別個のアンテナ及びアンテナ給電部が使用されている。これらのほとんどはリアウインドウガラスに一体化されている。電気ネットワークを使用して別個のアンテナ信号を組み合わせることにより、アンテナから受信機に延びる複数の同軸ケーブルを回避することができる。しかしながら、このようなネットワークでは、独立モジュールの複雑性及び費用が増してしまう。ガラス上のアンテナシステムの複雑性及び費用を抑えるには、アンテナ給電部の数を制限すべきである。従って、異なる用途のための複数の周波数帯を有するアンテナ、とりわけ電気的に加熱可能なIR反射型隠し窓アンテナ(IR reflective hidden window antenna)を提供することが有益であると思われる。
米国特許第4,849,766号明細書 米国特許第4,768,037号明細書 米国特許第5,670,966号明細書 米国特許第4,864,316号明細書 米国特許第4,707,700号明細書 米国特許第5,355,144号明細書 米国特許第5,898,407号明細書 米国特許第7,764,239号明細書 米国特許第9,337,525号明細書 独国特許出願公開第102012008033号明細書 米国特許出願公開第2017/0317399号明細書 米国特許第3,655,545号明細書 米国特許第3,962,488号明細書
本発明の目的は、高度アンテナ整合法及び周波数同調法を通じて車両上のアンテナ数を低減してアンテナ及び関連する電子部品設計を単純化することである。アンテナは、熱反射コーティング及び優れた美感という全ての太陽光の恩恵(solar benefits)を維持しながらシステム性能要件を満たすことが好ましい。
本開示の発明は、車両用途での使用に適したスロットアンテナを開示する。開示する複数のアンテナ給電方法を有するアンテナは、改善されたインピーダンス整合及び周波数同調能力を有する。このスロットアンテナは、VHF及びUHF帯における改善された性能をもたらす一方で、除霜、除氷又は曇り除去及び優れた美感のための熱反射コーティング、窓加熱能力という太陽光の恩恵も保持する。
このスロットアンテナは、窓の金属フレームと、窓ガラスに接合された導電性透明フィルム又はコーティングの層との間に形成される。コーティングの2つの側縁部は、外部回路に接続された高伝導バスに接続される。バスを通じてコーティングにDC電圧を付与すると、導電性透明フィルムを通じて窓全体に電流が流れて窓を加熱する。電流がコーティングを通過しない時には、コーティングが日射調整コーティングとして機能する。2つの導電性バス及びコーティングは、スロットアンテナを形成するように窓フレームの内縁から離間した外周縁部を定める。スロット寸法は、関心周波数帯内で基本モード及び高次モードをサポートするように設計される。環状形状スロットの総スロット長は、基本励起モードでは1波長であり第1の高次励起モードでは2波長であることが好ましい。
スロットアンテナは、スロットの対向する縁部に接続された平衡並列伝送線(balanced parallel transmission line)などの電圧源、又はスロットの対向する縁部に接続された同軸ケーブルによって励起させることができる。スロットアンテナは、コプラナー線プローブ(coplanar line probe)によって給電することもできる。コプラナー線プローブでは、スロットの中心に沿って内部導体が延びて、効果的に容量性電圧給電を行うコプラナー伝送線(coplanar transmission line)を形成する。スロットアンテナに付与されたエネルギーは、導電性コーティング、加熱バス及び窓の金属フレーム内に電流フローを引き起こす。電流はスロットの縁部に制約されず、導電性シート及び加熱バスにわたって広がる。その後、導電性シート及び加熱バスの縁部及び両側から放射が生じる。
典型的なセダン車では、リアウインドウのスロット長が、FM周波数(76MHz〜108MHz)で共振する第1の高次モードを有する。さらに大きなリアウインドウを有する車では、共振周波数をFM周波数帯の下半分とすることができる。第1の高次モードをFM帯の中心で共振するように移行させるには、導電性コーティングの周縁部の一部を窓フレームの縁部に重なるように外向きに広げる。この重なりは、第1の高次モードに対する負荷効果を最小化するように、電界の「ヌル」位置においてスロットに沿って長手方向に位置する。広がったコーティング縁部と窓フレームの縁部との重なりは、容量結合を通じてコーティングを窓フレームに短絡させる。コーティングが電気的接地に短絡することによってスロットの全長が短縮されるため、第1の高次モードの共振周波数が高くシフトする。スロットに沿った重なりの長手方向位置を調整してコーティング縁部と窓フレームの縁部との間の寸法を調整することにより、第1の高次モードの共振周波数をFM帯の中心に同調させて、より良好なアンテナ性能を得ることができる。
第1の高次モードの共振振動数は、導電性IRコーティングを下側コーティングパネルがガラスの底部付近で窓フレームに重なり合う2つのコーティングパネルに分離することによって高く同調させることもできる。これにより、底部コーティングパネルが容量結合を通じてフレームに電気的に接地するようになる。その後、頂部コーティングパネルの周辺、すなわち上側コーティングパネルの頂部及び側部のコーティングパネル縁部と窓フレームとの間、及び上側コーティングパネルの下縁部と下側コーティングパネルの上縁部との間のみに環状スロットを形成する。スロットモードの共振周波数は、総スロット長が短縮されることによって高くシフトする。2つのコーティングパネルの相対的サイズは、共振モード周波数を同調させるように調整することができる。
AM周波数(150KHz〜1710KHz)用アンテナは、電子ノイズの影響を受けやすい。このようなノイズの発生源としては、窓加熱回路、ブレーキ灯、方向転換灯及びファンモータが挙げられる。AMアンテナは、DC電源によって給電される場合、コーティング上の電流から発生する低周波ノイズを抑えるためにコーティングパネルから分離させる必要がある。AMアンテナと接地との間の結合容量はアンテナ感度を低下させるので、AMアンテナを窓フレームの縁部から離間させることも必要である。スロット周囲の空間の制限を考慮すると、AMアンテナは性能条件を満たない場合もある。頂部又は底部のコーティング片を加熱パネルから分離してAMアンテナとして使用することもできる。一般に、AMアンテナは、ガラスの頂部付近にアンテナが位置する時の方が良い性能を発揮する。
以下、開示する発明をより完全に理解できるように、添付図面にさらに詳細に示して本発明の一例として後述する実施形態を参照されたい。
本開示の発明の特徴を組み込んだガラスの図である。 図1の線A−Aに沿って切り取った断面図である。 窓アンテナの基本モードの電界分布を示す図である。 窓アンテナの第1の高次モードの電界分布を示す図である。 4つの短絡ストリップを有する窓アンテナの第1の高次モードの電界分布を示す図である。 短絡ストリップがガラスの底部中心付近に位置するガラスの図である。 反射コーティングパネルが2つのパネルに分離されて底部パネルの一部が窓フレームに重なり合ったガラスの図である。 独立AMアンテナがガラスの頂部付近に位置するガラスの図である。 独立AMアンテナがガラスの底部付近に位置するガラスの図である。 50MHz〜800MHzのアンテナ共振周波数帯を示す、ガラスの左側のアンテナのアンテナ反射損失のプロットである。 50MHz〜800MHzのアンテナ共振周波数帯を示す、ガラスの右側のアンテナのアンテナ反射損失のプロットである。
図1は、本開示の発明の特徴を組み込んだアンテナ後部窓10及び関連構造の平面図である。ガラス20は、本体30の窓縁部32によって定められる窓開口部を有する金属フレームによって取り囲まれる。ガラス20の外縁部40は、導電体30によって形成された環状フランジに重なり合って、この実施形態では車両のリアウインドウを提供する。
図1及び図2の実施形態では、ガラス20が、ガラスで構成できる内側透明層46及び外側透明層48を含む積層ガラスである。内側層46及び外側層48は、中間層50によって互いに接合される。中間層50は、ポリビニルブチラール又は同様の材料で形成されることが好ましい。外側層48は、ガラス20の外側を定める(従来、1番表面(number 1 surface)と呼ばれている)外面52と、(従来、2番表面と呼ばれている)内面54とを有する。内面54は、外面52に対向して外側層48上に配置される。内側層46は、ガラス20の内部に面する(従来、3番表面と呼ばれている)外面56と、ガラス20の内側を定めて車両の内部に面する(従来、4番表面と呼ばれている)内面58とを有する。中間層50は、外側層48の表面54に面する外面60と、外面60に対向して中間層50上に配置されて内側層46の表面56に面する内面62とを定める。後部窓10は、外部ガラス層48及び内部ガラス層46で形成された積層型車両窓(laminated vehicle window)である。
図2に示すように、ガラス20は、外側層48の表面54の周辺に不透明インクをスクリーン印刷した後に外側層の周辺を焼成することによって外側層48に施される塗装帯などの隠蔽帯(concealment band)64を含むことができる。隠蔽帯64は、ガラス20のデイライトオープニング(daylight opening:DLO)の境界を定める閉鎖内縁(closed inner edge)66を有する。隠蔽帯64は、開示する後部窓のアンテナ素子と、以下で図示して説明するような、ガラス20の外周付近に含まれる他の装置とを覆うのに十分な幅を有する。
ガラス20は、ガラス20のデイライトオープニングを覆う導電性コーティング68をさらに含む。導電性コーティング68は、入射する赤外太陽光放射を反射して、ガラス20を使用する車両の太陽光シールドを提供する。コーティング68は、ガラスに対する赤外線及び紫外線放射の透過を低減する。コーティング68は、当業で周知のプロセスに従って(図2に示すように)外側層48の表面54上、又は内側層46の表面56上に施された半透明の導電性コーティングであることが好ましい。コーティング68は導電性であり、例えばGilleryらに付与された米国特許第3,655,545号、Gilleryに付与された米国特許第3,962,488号、及びFinleyに付与された米国特許第4,898,789号に開示されるような金属含有コーティングの単一層又は複数層を有することができる。通常、コーティング68は、1Ω/□〜3Ω/□のシート抵抗と、約75%の光透過率とを有する。
コーティング68の帯は、帯70を形成するためにガラス20の外周40とコーティング68の削除縁部(deletion edge)72との間で外側層48の表面54から除去される。コーティング68は、マスク削除法又はレーザー削除法によってガラス20から除去することができる。この方法でコーティング68を除去すると、コーティング68の周辺における腐食を防ぐのに役立つとともに、ガラス20に対する無線周波数の透過が改善される。削除縁部72は、帯64の内縁66とガラス20の周縁部40との間のガラス20上に横方向に位置する。この方法でコーティング68を除去すると、ガラス20が導電体30に受け取られて窓縁部32によって定められた窓開口部を覆うことによって、アンテナスロットの基本構造が提供される。
外側層48の表面54を覆う隠蔽帯64の一部及びコーティング68の表面78の一部には、高導電性加熱バス76a及び76bがスクリーン印刷されて、加熱バス76a及び76bが導電性コーティング68の削除縁部72の長手方向セグメントをそれぞれ覆うようになる。加熱バス76a及び76bは、それぞれが削除縁部72のそれぞれの長手方向セグメントを覆うように、それぞれ隠蔽帯64の一部と、隣接する削除縁部72である外側層48とを覆うとともに、隣接する削除縁部72であるコーティング68の一部も覆う。加熱バス76a及び76bが覆う削除縁部72のそれぞれのセグメント内では、加熱バス76a及び76bが、コーティング68の横方向に隣接する削除縁部72である帯70の表面も覆う。このように、加熱バス76a及び76bは、コーティング68に電気的に接続されたそれぞれの金属ストリップを形成して、加熱バス76aの表面80aがコーティング68及び帯64に接触するとともに加熱バス76bの表面80bもコーティング68及び帯64に接触する。加熱バス76aは、導電性部材又は導電体及び導電性コーティング68と協働して、加熱バス76aの縁部34aと、導電性コーティング68の縁部72と、導電体30の周縁部32との間にスロットアンテナを定める。加熱バス76bは、導電性部材又は導電体及び導電性コーティング68と協働して、加熱バス76bの縁部34bと、導電性コーティング68の縁部72と、導電体30の周縁部32との間にスロットアンテナを定める。
ガラス20は、1対の平坦な導電性リード80及び82をさらに含む。リード80の一端は、はんだ部材88aによって加熱バス76aに電気的に接続される。リード82の一端は、はんだ部材88bによって加熱バス76bに電気的に接続される。導電性リード80及び82のそれぞれの他端は、加熱バス76aと加熱バス76bとの間に電圧を付与するように外部DC電源(図示せず)の相手側端子(opposite terminals)に電気的に接続することができる。加熱バス76a及び76b間に付与された電圧に応答して金属コーティング68を流れる電流は、リアウインドウの外側層48上に除霜又は除氷のための熱を発生させる。平坦な導電性リード80及び82は、窓フレーム又は導電体30から電気的に絶縁されてDC電圧が窓フレームの表面を通過する位置でDC電圧を短絡させないように、ビニールテープ(plastic tape)84及び86又はその他の電気絶縁体によって覆われることが好ましい。
ガラス20及びその関連する本体構造は、片側の窓フレーム縁部32と、反対側の加熱バス縁部34a及び34bと導電性コーティング68のコーティング縁部72との組み合わせとの間に環状アンテナスロット70を定める。このスロット幅は、信号が短絡しないように動作周波数におけるスロット幅全体の静電容量効果を無視できるほど十分に大きくなければならない。このスロット幅は、10mmよりも大きいことが好ましい。環状形状スロットのためのスロットの好ましい長さは、用途の共振周波数における波長の整数倍数である。非環状形状スロットのためのスロットの好ましい長さは、用途の共振周波数に関する波長の半分の整数倍数である。典型的な車両の後部窓10では、スロット長が、VHF帯域において基本モード及び第1の高次モードで共振し、TV VHF帯及びFM用途にとっても有用なものである。
図3に、スロットの頂部側及び底部側の中心に最大電界強度(開(open))が存在して、スロットの右側及び左側の中間に最小電界強度(短(short))が存在する基本モードの電界分布を示す。図4には、スロットの隅部に最大電界強度(開)が存在して、頂部側、底部側、右側及び左側の各々のスロットの中心に最小電界強度(短)が存在する第1の高次モードの電界分布を示す。直流電源装置に接続する加熱導電性リード80及び82は、スロット全体にわたって配置しなければならない。図3及び図4に示すように、導電性リード80及び82は、スロットの右側及び左側の中間に対称的に配置された場合、導電性リード80及び82から基本モード及び第1の高次モードに著しく負荷を掛けることなく基本モード及び第1の高次モードを励起できるようにこれらの両モードの「短」地点においてスロットを横切る。加熱機能が不要な時、或いはRFチョック(RF chocks)への接続によって加熱リード80及び82を高インピーダンスを有するように形成できる時には、モードの「短」及び「開」位置を、スロットアンテナ給電位置及び給電条件に応じて様々な長手方向位置に配置することができる。
スロットアンテナは、スロットの対向する縁部に接続された平衡並列伝送線などの電圧源、又はスロットの対向する縁部に接続された同軸伝送線によって励起させることができる。図3及び図4には、基本モードはスロットの頂部側及び底部側の中心付近に最大値を有し、第1の高次モードはスロットの4つの全ての側部の中心付近に最小値を有することを示す。従って、電圧プローブを使用して頂部側及び底部側の中心位置付近でスロットアンテナに給電を行うと、基本モードのみが励起されるようになる。第1の高次モードの最小電界強度位置の間(例えば、隅部)に給電部を配置すると、基本モード及び第1の高次モードが励起されるようになる。放射パターンは、励起されるモードの特定の組み合わせに応じて異なる。さらに高い周波数ではスロットが効果的に長くなり、従ってλ/4離れた給電位置から複数のモードを励起させることができる。
アンテナ基本モード及び第1の高次モードの共振周波数は、主にアンテナモード共振周波数が典型的な車両エレクトロニクスシステムの動作周波数と一致するように設計できるスロット長によって決まる。大きな窓の車両では、このような用途にとってスロットアンテナの共振周波数が低すぎる場合がある。この場合、電界強度の「短」位置付近の位置において車両フレーム30の縁部32に導電性コーティング68の1又は2以上の部分を重ね合わせることによってスロット長を短くすることができる。このことを、4つの「短」位置を有する図5に示しており、ここではコーティング68の周縁部の一部が外向きに広がって、第1の高次モードの電界強度最小値(すなわち、「短」)が存在するそれぞれの位置において窓縁部32の線形セグメント(すなわち、一部)に部分的に重なり合う。図6には、図5に示す重なりの線形セグメントとの比較のために、底部中心付近の「短」位置に長い短絡重複部(shorting overlap)を有する窓スロットアンテナを示す。図5及び図6に示すようにコーティング68と窓縁部32とが重なり合うと、無線周波数信号が容量結合を通じて車両フレームに短絡するようになる。第1の高次モードでは、この重なりが「短」位置において生じるので、スロットアンテナモードに著しい負荷を掛けることはない。しかしながら、基本モードでは、最大電界位置(すなわち、「開」)に重なりが存在するので、基本モードは抑制される。第1の高次モードでは、スロットアンテナに沿って電界分布は実質的に変化しないが、スロット長は短くなる。この方法のコーティング68による選択的重複は、より正確なアンテナ整合のためにスロットアンテナを高周波数帯に同調させる方法を提供する。このように、開示する発明による窓アンテナは、アンテナ共振周波数を、車両エレクトロニクスシステムの周波数に対応するように高く同調させることができる。
図7に示すように、コーティング68を、導電性コーティングが存在しないスロット68cによって分離された上側コーティングパネル68aと下側コーティングパネル68bとに分離することによって、第1の高次モードの共振周波数を高く同調させることもできる。下側コーティングパネル68bの下縁部は、コーティングパネル68bが容量結合を通じて下縁部に沿って窓フレームに電気的に接地されるように、窓フレームの縁部32に重なり合うように広がる。コーティングパネル68aの周辺、すなわち頂部及び側部沿いの窓フレーム30とコーティングパネル68aの縁部との間、並びにコーティングパネル68a、68b間のスロット沿いのみに環状スロットが形成される。スロットモードの共振周波数は、総スロット長が短いことにより、図1及び図3のスロットに比べて高くシフトする。2つのコーティングパネルの相対的サイズは、共振モード周波数のさらなる調整及び同調のために変更することができる。図7に示すように、DC電源に接続してリアウインドウ全体(すなわち、パネル68a及びパネル68bそれぞれ)を加熱するために2つの別個の導電性リード80及び82が必要である。
スロットアンテナは、スロットの対向する縁部に接続された平衡並列伝送線などの電圧源、又はスロットの対向する縁部に接続された同軸伝送線によって励起させることができる。図1に示すように、アンテナ92aは、アンテナスロットに直交してガラスの側部からのアンテナパッド及び加熱バス76aに接続されてアンテナ給電地点を定める短いアンテナ給電線によって給電される。給電地点では、平坦なアンテナコネクタ(図示せず)がアンテナパッドに接続し、その後にアンテナを外部モジュールに接続する。給電地点では、アンテナ給電電圧が、給電地点の長手方向位置におけるスロットアンテナの開口部電界電圧(aperture field voltage)に等しい。図3及び図4に示す電界分布を参照すると、アンテナ給電地点92aでは、スロットに沿った給電地点92aの長手方向位置が、第1の高次モードでは最大電界強度(すなわち、「開」)に近く、基本モードでは最小電界強度(すなわち、「短」)から離れているため、基本モード及び第1の高次モードの両方を励起させることができる。アンテナ92aの反対側のガラス隅部に位置するアンテナ94aについても同様である。アンテナ92a及び94aは、基本モードでは1/4波長離れており、従って弱く結合される。アンテナ92a及び94aは、第1の高次モードでは半波長離れており、従って第1の高次モードでは互いに分離される。従って、アンテナ92a及び94aは、同時にダイバーシティアンテナシステムに使用することができる。UHF帯では、1/4波長離れた様々な地点で高次モードを励起して異なるアンテナパターンを生成し、従ってパターンダイバーシティを確立することができる。アンテナ92a及び94aは、76MHz〜108MHzのFM、174MHz〜240MHzのDAB、及び470MHz〜760MHzのTV UHF帯という広帯域用途のために設計されたものである。このためには、スロットアンテナを、FMでは基本モード及び第1の高次モードで、DAB及びTV周波数ではさらに高次モードで励起させる必要がある。
開示するスロットアンテナは、図1に示すような結合コプラナー線(coupled coplanar line)によって給電することもできる。アンテナ98は、効果的に容量性電圧給電(capacitive voltage feed)を行うように加熱バス76b又はコーティング68に接続していないコプラナー線102を含む。コプラナー線102は分散給電(distributed feed)であるため、基本モード及び高次モードの両方について励起点を横切ることができる。高次モードの励起は、高周波アンテナ用途、及び複数の周波数帯を有する1又は複数のTVアンテナなどのマルチバンドアンテナ用途にとって望ましい。
電圧プローブ給電及び結合コプラナー線を含む図1に示す実施形態と同様の実施形態を構築し、車両上で試験した。図10及び図11の点線は、それぞれスロットアンテナ92a及び94aの反射損失(S11)のプロットを示す。反射損失は、アンテナが「受け入れ」て放射した電力に対する、アンテナに供給されてアンテナから反射された電力の尺度である。図10及び図11には、FM/TV帯II(76〜108MHz)、TV帯III(174MHz〜230MHz)、デジタルオーディオブロードキャスト(DAB III)(174MHz〜240MHz)、TV帯IV及びV(474MHz〜760MHz)をカバーする、50MHzから最大800MHzまでの複数の周波数帯においてアンテナが良好に共振することを示す。しかしながら、FM帯(76MHz〜108MHz)は、アンテナ92a及び94aによって完全にカバーされていない。より高いFM帯部分におけるアンテナ整合を向上させるには、図6に示すようにガラスの底部中心付近の導電性コーティングを窓フレーム30の縁部に重なるように広げる。導電性コーティングと窓フレーム縁部とをこのように重ね合わせると、無線周波数信号が容量結合を通じて車両フレームに短絡する。この重なりは、第1の高次モードの弱い電界強度(「短」)位置で生じるので、第1の高次スロットアンテナモードに著しい負荷を掛けることはない。第1の高次モードでは、スロットアンテナに沿って電界分布は実質的に変化しないが、スロット長は短くなる。これにより、典型的な車両モジュールとのより良好なアンテナ整合のためにスロットアンテナを高周波数帯に同調させる方法が提供される。図10及び図11の実線は、ガラスの底部中心付近の導電性コーティングが窓フレーム30の縁部32に重なり合う時のスロットアンテナ92b及び94bの反射損失(S11)のプロットをそれぞれ表す。図10及び図11は、FM帯における大幅な反射損失の改善を示す。コーティング68と窓縁部32との重なりは、主に第1の高次化モード(FM)のみに適用されるので、他の全てのモードは、図10及び図11に示す応答とほぼ同じ応答を維持する。遠距離利得測定の結果は、FM、DAB及びTVを含む全ての帯域においてアンテナが非常に良好に機能していることを示す。スロットアンテナは、必要なアンテナ数を低減し、アンテナ増幅器の設計を単純化し、アンテナシステムの全体的コストを削減できるマルチバンド用途の能力を実証する。
図1に示すようなアンテナ96は、AM受信(150KHz〜1710KHz)を意図したものである。AMアンテナ96は、アンテナ感度を低下させる並列容量負荷(shunt capacitance load)を低減するために窓フレーム30から離れた状態を保つ必要がある。一方で、AMアンテナ96は、電子ノイズの影響を受けやすい。このような電子ノイズの発生源としては、窓加熱回路、ブレーキ灯、方向転換灯及びファンモータが挙げられる。これらの制約事項は、AMアンテナ96の位置をコーティング縁部72と窓フレーム32の縁部との間に制限する。図1に示すAMアンテナ96は、2つの部分で構成される。第1の部分は、アンテナ接続パッドに接続された単一線に接続された3つの水平線42を含む。AMアンテナ96の第2の部分は、AMアンテナ96の接続パッドに接続された垂直線43である。ガラスサイズ、及び導電性コーティング縁部72と窓フレーム縁部32との間のスロット幅によっては、AMアンテナがいくつかの性能要件を満たさないこともある。AMアンテナ性能を改善するには、導電性コーティング68の一部を分離して、図8に示すようなAMアンテナとして使用することができる。図8は、上側パネル102aと下側パネル103とに分離された導電性コーティングを含む。AMアンテナ100は、導電性トレース104及びアンテナバス106を含む。アンテナバス106は、導電性コーティング68の上側部分である導電性コーティング102aに電気的に接続される。AMアンテナは、DC電源による給電時にコーティング上の電流から発生する低周波ノイズを低減するのに十分な間隙でコーティングパネル103から分離される。AMアンテナを分離するには、レーザー削除が好ましい。レーザー削除は、それほど視覚的にはっきりと見えず、レーザー削除窓のサイズ及びパターンは、性能要件を満たすように設計して正確に制御することができる。AMアンテナは、図9に示すようにコーティングパネル68の底部を分離してAMアンテナ96に接続して構築することもできる。一般に、AMアンテナは、ガラスの頂部付近にアンテナが位置する時の方が良い性能を発揮する。
いくつかの好ましい実施形態及び実装を参照しながら本発明を図示し説明したが、本発明の趣旨又は以下の特許請求の範囲から逸脱することなく様々な修正を採用することができると理解されたい。
10 アンテナ後部窓
20 ガラス
30 導電体
32 窓縁部
40 外縁部
42 水平線
43 垂直線
66 閉鎖内縁
68 導電性コーティング
70 コーティングの帯
72 削除縁部
76a 加熱バス
76b 加熱バス
80 加熱バスの表面
92a アンテナ
94a アンテナ
96 アンテナ
98 アンテナ

Claims (36)

  1. 窓開口部を定める縁部を有する導電性のフレーム部材に受け入れ可能な窓アセンブリに含まれるアンテナであって、該アンテナは、
    外周縁部によって定められた表面を有する少なくとも1つの層と、
    前記層の前記表面上に位置し、少なくとも一部が前記層の前記外周縁部から内向きに離間した外周縁部を有する、光学的に透明な導電性コーティングと、
    前記導電性コーティングの導電率よりも高い導電率を有し、一部が前記導電性コーティングの縁部上に位置して一部が前記層の前記表面を覆って位置し、第1の縁部を有する第1の加熱バスであって、前記窓アセンブリが前記フレーム部材に受け入れられた時に、前記第1の加熱バスの前記第1の縁部が前記導電性コーティングの外周縁部と前記フレーム部材の縁部との間で横方向に離間し、前記第1の加熱バスが前記フレーム部材及び前記導電性コーティングと協働してスロットアンテナを定めるようになる、第1の加熱バスと、
    前記導電性コーティングの導電率よりも高い導電率を有し、一部が前記導電性コーティングの縁部上に位置して一部が前記層の前記表面を覆って位置し、前記第1の加熱バスの前記導電性コーティング上に対向して存在して第1の縁部を有する第2の加熱バスであって、前記窓アセンブリが前記フレーム部材に受け入れられた時に、前記第2の加熱バスの前記第1の縁部が前記導電性コーティングの外周縁部と前記フレーム部材の縁部との間で横方向に離間し、前記第2の加熱バスが前記フレーム部材及び前記導電性コーティングと協働して前記スロットアンテナを定めるようになる、第2の加熱バスと、
    前記第1の加熱バスに電気的に接続するとともにDC電圧源の第1の端子にも接続可能な第1の導電体、及び前記第2の加熱バスに電気的に接続するとともに前記第1の端子とは逆の電気極性を有する前記DC電圧源の第2の端子にも接続可能な第2の導電体であって、前記第1の導電体及び前記第2の導電体が前記DC電圧源に接続された時に、前記導電性コーティングを電流が流れて前記層を加熱するようになる、第1の導電体及び第2の導電体と、
    前記層上に位置して前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスの一方に電気的に接続するアンテナ給電線と、
    を備えることを特徴とするアンテナ。
  2. 前記第1の加熱バスは、該第1の加熱バスが少なくとも前記導電性コーティングの前記外周縁部の部分的な長さに重なり合うように、前記導電性コーティングの前記外周縁部から横方向内向きに離間した第2の縁部を有し、前記第2の加熱バスは、該第2の加熱バスが少なくとも前記導電性コーティングの前記外周縁部の部分的な長さに重なり合うように、前記導電性コーティングの前記外周縁部から横方向内向きに離間した第2の縁部を有する、
    請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記第1の加熱バス及び前記第2の加熱バスは、前記導電性コーティングの前記周縁部と協働して前記スロットアンテナの片側を定め、前記フレーム部材の前記縁部は、前記スロットアンテナの反対側を定める、
    請求項2に記載のアンテナ。
  4. 前記アンテナ給電線は、前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスの一方の前記第1の縁部を横切るとともに、前記フレーム部材の前記縁部も横切る、
    請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記アンテナ給電線の寸法及び位置、前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスの位置、前記スロットアンテナの長さ、前記第1の加熱バスの前記第1の縁部と前記フレーム部材の前記縁部との間の間隙、及び前記第2の加熱バスの前記第1の縁部と前記フレーム部材の前記縁部との間の間隙は、前記アンテナ給電線の寸法及び位置に従って前記スロットアンテナの異なるモードにおけるインピーダンスを決定する、
    請求項3に記載のアンテナ。
  6. 前記スロットアンテナは、電圧プローブ又は同軸ケーブルによって給電され、前記同軸ケーブルの外側導体は前記フレーム部材に接続され、前記同軸ケーブルの中心導体は、前記アンテナ給電線に接続されるとともに前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスにも接続される、
    請求項3に記載のアンテナ。
  7. 前記スロットアンテナは、前記第1の加熱バスの前記第1の縁部と前記フレーム部材の前記縁部との間、又は前記第2の加熱バスの前記第1の縁部と前記フレーム部材の前記縁部との間で横方向に離間した結合コプラナー線によって給電される、
    請求項3に記載のアンテナ。
  8. 前記スロットアンテナは、前記導電性コーティング上に対向して配置された前記スロットアンテナの部分の中心において前記スロットアンテナに沿って長手方向に最大電界強度が存在する基本モードを有し、前記第1及び第2の導電体は、前記スロットアンテナの最小電界強度の位置において前記スロットアンテナに沿って長手方向に位置する、
    請求項3に記載のアンテナ。
  9. 前記スロットアンテナは、左側及び右側によって接続された上側及び下側を定め、前記上側及び下側は、前記左側及び右側と協働して前記上側と前記左側及び右側との間、及び、前記下側と前記左側及び右側との間に隅部を形成し、前記スロットアンテナは、前記スロットアンテナの前記隅部に最大電界強度が存在する第1の高次モードを有し、前記第1及び第2の導電体は、前記スロットアンテナの最小電界強度の位置において前記スロットアンテナに沿って長手方向に位置する、
    請求項3に記載のアンテナ。
  10. 前記光学的に透明な導電性コーティングは、前記最小電界強度の長手方向位置において前記フレーム部材に部分的に重なり合う周縁部を有し、前記光学的に透明な導電性コーティングは、前記最小電界強度位置において容量結合を通じて前記フレーム部材に電気的に接続される、
    請求項9に記載のアンテナ。
  11. 前記光学的に透明な導電性コーティングの最小電界強度位置における前記フレーム部材への電気的な接続は、前記スロットアンテナに沿って電界分布を変化させず、前記スロットアンテナのスロット長は、前記スロットアンテナの共振周波数を高くシフトさせるように容量結合を通じて短縮される、
    請求項10に記載のアンテナ。
  12. 前記アンテナ給電線は、前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスに沿ったいずれかの位置においてアンテナ給電地点に接続可能である、
    請求項3に記載のアンテナ。
  13. 前記アンテナ給電線は、前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスの前記第1の縁部と前記層の前記周縁部との間に横方向に位置してアンテナ設計を定める、
    請求項3に記載のアンテナ。
  14. 前記窓アセンブリは複数のアンテナ設計を含み、各それぞれのアンテナの前記アンテナ給電線は、前記第1の加熱バス又は前記第2の加熱バスの前記第1の縁部と前記層の前記周縁部との間に横方向位置を有して前記それぞれのアンテナ設計を定める、
    請求項13に記載のアンテナ。
  15. 窓開口部を定める内縁を有する導電性部材を含む、車両において使用されるアンテナであって、該アンテナは、
    (a)前記窓開口部を覆って受け取られるように構成された窓アセンブリであって、
    外周縁部によって定められた表面を有する少なくとも1つの透明層と、
    前記透明層の前記表面上に位置し、少なくとも一部が前記車両の前記導電性部材の前記内縁から横方向内向きに離間した外周縁部を有する、光学的に透明な導電性コーティングと、
    前記透明層の前記表面上に部分的に位置し、前記透明な導電性コーティングの導電率よりも高い導電率を有し、第1の部分及び第2の部分を有する加熱バスであって、前記第1及び第2の部分の各々は、前記導電性コーティングの前記外周縁部と前記車両の前記導電性部材の前記内縁との間で横方向に離間した第1の縁部をそれぞれ有し、前記加熱バスの前記第1及び第2の部分の各々は、それぞれ第2の縁部も有し、前記第2の縁部の少なくとも一部は、前記加熱バスの前記一部が前記導電性コーティングの前記外周縁部の少なくとも一部に重なり合うように、前記導電性コーティングの前記外周縁部から内向きに、かつ前記導電性コーティングの上方に離間し、前記加熱バスは、前記導電性部材及び前記導電性コーティングと協働して、前記加熱バスの前記第1の縁部と前記導電性部材の前記内縁との間にスロットアンテナを定める、加熱バスと、
    前記加熱バスの前記第1の縁部と前記導電性部材の前記内縁との間の前記透明層上に位置するアンテナ給電線と、
    前記アンテナ給電線を前記加熱バスに電気的に接続するアンテナ給電地点と、
    を含む、窓アセンブリと、
    (b)前記加熱バスの前記第1の部分の両端間の中間点において前記加熱バスの前記第1の部分に電気的に接続された第1の電熱線、及び前記加熱バスの前記第2の部分の両端間の中間点において前記加熱バスの前記第2の部分に電気的に接続された第2の電熱線と、
    (c)前記アンテナ給電線に電気的に接続されたアンテナ給電ケーブルと、
    (d)前記アンテナ給電ケーブルと前記車両の前記導電性部材との間の電気的接地と、
    を備えることを特徴とするアンテナ。
  16. 前記窓アセンブリの周辺の不透明コーティングの帯をさらに備え、前記アンテナ給電は、前記不透明コーティングの帯の幅内に横方向に位置する、
    請求項15に記載のアンテナ。
  17. 前記スロットアンテナは、動作周波数における前記スロットアンテナにわたる容量効果を打ち消すのに十分なスロット幅を有する、
    請求項15に記載のアンテナ。
  18. 前記窓アセンブリの前記アンテナ給電地点は、前記アンテナ給電線及び前記加熱バスに接続された導電線を含む、
    請求項15に記載のアンテナ。
  19. 前記加熱バスは、前記導電性コーティングに電気的に接続される、
    請求項15に記載のアンテナ。
  20. 前記スロットアンテナは環状構成を有し、前記スロットアンテナのスロット長は、基本励起モードでは1つの波長である、
    請求項15に記載のアンテナ。
  21. 前記スロットアンテナは環状構成を有し、前記スロットアンテナのスロット長は、第1の高次励起モードでは2つの波長である、
    請求項15に記載のアンテナ。
  22. 前記スロットアンテナは、中心を有する上部及び中心を有する下部を定め、前記スロットアンテナの前記上部及び前記スロットアンテナの前記下部は、それぞれの端部が左側部分によって接続されて逆のそれぞれの端部が右側部分によって接続され、前記スロットアンテナの基本励起モードは、前記スロットアンテナの前記上部の前記中心、及び前記スロットアンテナの前記下部の前記中心に最大電界強度を有し、前記第1及び第2の電熱線は、それぞれの最小電界強度位置において前記スロットアンテナを横切る、
    請求項15に記載のアンテナ。
  23. 前記スロットアンテナの前記上部及び下部は、前記スロットアンテナの前記左側部分及び右側部分と協働して、前記左側部分と前記上部及び下部との間、及び前記右側部分と前記上部及び下部との間に前記スロットアンテナの隅部を定め、第1の高次モードは、前記スロットアンテナの前記隅部に最大電界強度を有し、前記第1の電熱線又は前記第2の電熱線は、最小電界強度の位置において前記スロットアンテナを横切る、
    請求項22に記載のアンテナ。
  24. 前記光学的に透明な導電性コーティングは、前記スロットアンテナの基本モードの第1の高次モードの最小電界強度の長手方向位置において前記導電性部材に部分的に重なり合う周縁部を有し、前記光学的に透明な導電性コーティングは、前記最小電界強度の前記位置において容量結合を通じて前記導電性部材に電気的に接続される、
    請求項15に記載のアンテナ。
  25. 前記光学的に透明な導電性コーティングは、最小電界強度の長手方向位置において前記導電性部材に電気的に接続され、このような電気的接続は、たとえ前記スロットアンテナの有効スロット長が短縮されて、前記スロットアンテナの共振周波数がFM、DAB又はTV周波数帯においてより厳密に前記アンテナに適合するように高くシフトされた場合でも、前記スロットアンテナの電界分布を変化させない、
    請求項24に記載のアンテナ。
  26. 前記スロットアンテナは、電圧プローブ又は同軸ケーブルによって給電を受けることができ、前記同軸ケーブルの外側導体は、前記車両の前記導電部材に接続され、前記同軸ケーブルの中心導体は、前記アンテナ給電線及び前記加熱バスに接続される、
    請求項25に記載のアンテナ。
  27. 前記電圧プローブは、基本モード及び高次モードの電圧励起点を横切り、高次モードの励起は、FM、DAB、TVアンテナ、又は複数の周波数帯を有するアンテナを含む高周波用途及びマルチバンドアンテナ用途にとって望ましい、
    請求項26に記載のアンテナ。
  28. 前記スロットアンテナは、前記加熱バスの前記第1の縁部と前記車両の前記導電性部材の縁部との間で横方向に離間した結合コプラナー線によって給電される、
    請求項27に記載のアンテナ。
  29. 前記結合コプラナー線の寸法は、スロットアンテナインピーダンスを入力装置のインピーダンスに一致させるように選択される、
    請求項28に記載のアンテナ。
  30. 前記電圧プローブ及び前記結合コプラナー線は、前記窓アセンブリの周辺の予め選択された長手方向位置において前記アンテナに給電するように構成される、
    請求項29に記載のアンテナ。
  31. 前記結合コプラナー線は、マルチバンド用途のためのVHF及びUHF帯において基本モード及び高次モードを励起する、
    請求項28に記載のアンテナ。
  32. 前記スロットアンテナは単一の給電部を有し、FM用途のための76MHz〜108MHz、DAB用途のための174MHz〜240MHz、TV用途のための470MHz〜760MHzの周波数帯で動作する、
    請求項15に記載のアンテナ。
  33. 前記スロットアンテナは、異なるそれぞれの電界分布を提供する異なるスロットアンテナモードを励起するアンテナダイバーシティシステムを提供するように、それぞれが前記スロットアンテナ上の異なる長手方向位置に位置する複数の電圧プローブ及び同一平面上の給電線から給電される、
    請求項15に記載のアンテナ。
  34. 前記光学的に透明な導電性コーティングは、頂部パネル及び底部パネルに電気的に分離され、前記底部パネルの周縁部は、前記導電性部材の縁部に重なるように広がり、前記底部パネルと前記導電性部材との前記重なりは、電気的接地接続部を形成する、
    請求項15に記載のアンテナ。
  35. 前記頂部パネルは、前記スロットアンテナの共振周波数が、FM、DAB又はTV周波数により厳密に適合する高周波にシフトするように、前記頂部パネル及び前記部パネルの周縁部と比べて短い周縁部を有する、
    請求項34に記載のアンテナ。
  36. 前記頂部パネル又は前記底部パネルの領域は、AMアンテナとして使用されるように選択される、
    請求項34に記載のアンテナ。
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