JP6976105B2 - 飛行計画の予定、乗り心地、及び効率性を最適化するグラフィカルユーザインターフェース - Google Patents

飛行計画の予定、乗り心地、及び効率性を最適化するグラフィカルユーザインターフェース Download PDF

Info

Publication number
JP6976105B2
JP6976105B2 JP2017157031A JP2017157031A JP6976105B2 JP 6976105 B2 JP6976105 B2 JP 6976105B2 JP 2017157031 A JP2017157031 A JP 2017157031A JP 2017157031 A JP2017157031 A JP 2017157031A JP 6976105 B2 JP6976105 B2 JP 6976105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
triangle
flight
value
graph
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017157031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018083609A (ja
Inventor
ジェームズ アール. ハミルトン,
ケネス セイン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2018083609A publication Critical patent/JP2018083609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6976105B2 publication Critical patent/JP6976105B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D43/00Arrangements or adaptations of instruments
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G5/00Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
    • G08G5/003Flight plan management
    • G08G5/0039Modification of a flight plan
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/04Forecasting or optimisation specially adapted for administrative or management purposes, e.g. linear programming or "cutting stock problem"
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0637Strategic management or analysis, e.g. setting a goal or target of an organisation; Planning actions based on goals; Analysis or evaluation of effectiveness of goals
    • G06Q10/06375Prediction of business process outcome or impact based on a proposed change
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/40Business processes related to the transportation industry

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は概して、予定、乗り心地、及び効率に対して飛行計画を最適化するための、航空機システム、コンピュータによって実行される方法、及びコンピュータプログラム製品に関する。
パイロットは通常、出発空港からある空港まで航空機を導くために、飛行計画にしたがって航空機を操縦する。民間航空機の場合、飛行計画はしばしば、民間航空機のオペレータのディスパッチャー又は他のパイロットではない従業員によって作成される。ディスパッチャーは、民間航空機のオペレータの目標を達成する最良の飛行計画を作成する。上記目標には、定刻に到着する、最小限のコストで飛行を実施する、及び最大限に可能な乗客の居心地の良さを実現した飛行を実施することが含まれる。多くの場合、航空機の飛行は、計画した通り正確には実施されない。例えば、天候、及び/又は他の航空交通量が原因で、航空機が計画されたルートから迂回する、計画よりも低速で飛行する、及び/又は計画よりも低高度で飛行することがある。上記のような飛行機の逸脱が起こると、この逸脱から回復するために飛行計画を更に変更するかを決定し、もし変更する場合、どのように飛行計画を変更するかを決定することがパイロットの責任である。例えば、パイロットは嵐を避けて逸脱することを検討するかもしれないが、この逸脱により、飛行の移動総距離が増加し、したがって結果的に到着が遅延する。パイロットは到着の遅延を避けるために速度を上げることを検討するかもしれないが、このような速度の増加により、更に多くの燃料を燃焼し、飛行のコストが高くなる可能性がある。パイロットはまた、飛行計画から逸脱せずに天候の中を飛行することを考えるかもしれないが、天候が原因でガタガタ揺れる、乗客にとって不快な飛行経験が引き起こしされうる。
一態様によれば、航空機システムは、コンピュータディスプレイスクリーン、コンピュータプロセッサ、及びコンピュータプロセッサと通信しているコンピュータメモリを備える。コンピュータメモリは、ユーザの妥協優先傾向を記憶するように動作可能である。ユーザの妥協優先傾向には、飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向が含まれる。ユーザの妥協優先傾向にはまた、飛行計画の乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向も含まれる。ユーザの妥協優先傾向にはまた、飛行計画の運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向も含まれる。メモリはまた、コンピュータプロセッサ上で実行されたときに多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーンに表示するために出力するアプリケーションも記憶するように動作可能である。多軸グラフは、予定通りの運航に対する第1の軸を含み、第1の軸に沿った予定通りの運航特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。多軸グラフはまた、乗り心地に対する第2の軸も含み、第2の軸に沿った乗り心地特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。多軸グラフはまた、運航効率に対する第3の軸も含み、第3の軸に沿った運航効率特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。アプリケーションはまた、第1の予定通りの運航特性の値、第1の乗り心地特性の値、及び第1の運航効率特性の値を含む初期の飛行計画も受信する。アプリケーションはまた、多軸グラフ上に第1の三角形を重ね、第1の三角形の第1の頂点が第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置でグラフの第1の軸と交差し、第1の三角形の第2の頂点が第1の乗り心地特性の値に対応する位置でグラフの第2の軸と交差し、第1の三角形の第3の頂点が第1の運航効率特性の値に対応する位置でグラフの第3の軸と交差するように、グラフの軸に合わせて第1の三角形の頂点が位置調整される。
一態様によれば、コンピュータによって実行される方法は、ユーザの妥協優先傾向を受信することを含む。妥協優先傾向は、飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向を含む。妥協優先傾向はまた、飛行計画の乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向も含む。妥協優先傾向はまた、飛行計画の運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向も含む。本方法はまた、多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーン上に表示するために出力することも含む。多軸グラフは、予定通りの運航に対する第1の軸を含み、第1の軸に沿った予定通りの運航特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。多軸グラフはまた、乗り心地に対する第2の軸も含み、第2の軸に沿った乗り心地特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。多軸グラフはまた、運航効率に対する第3の軸も含み、第3の軸に沿った運航効率特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。本方法はまた、第1の予定通りの運航特性の値、第1の乗り心地特性の値、及び第1の運航効率特性の値を含む初期の飛行計画を受信することも含む。本方法はまた、多軸グラフ上に第1の三角形を重ねることも含み、第1の三角形の第1の頂点が第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置でグラフの第1の軸と交差し、第1の三角形の第2の頂点が第1の乗り心地特性の値に対応する位置でグラフの第2の軸と交差し、第1の三角形の第3の頂点が第1の運航効率特性の値に対応する位置でグラフの第3の軸と交差するように、グラフの軸に対して第1の三角形の頂点が位置調整される。
一態様によれば、航空機の飛行計画に対する妥協を表示するためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記憶媒体であって、それにより具現化されるコンピュータ可読プログラムコードを有するコンピュータ可読記憶媒体を備える。コンピュータ可読プログラムコードは、ユーザの妥協優先傾向を受信するよう、一又は複数のコンピュータプロセッサによって実行可能である。妥協優先傾向は、飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向を含む。妥協優先傾向はまた、飛行計画の乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向も含む。妥協優先傾向はまた、飛行計画の運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向も含む。コンピュータ可読プログラムコードは、多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーン上に表示するために出力するためにも実行可能である。多軸グラフは、予定通りの運航に対する第1の軸を含み、第1の軸に沿った予定通りの運航特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。多軸グラフはまた、乗り心地に対する第2の軸も含み、第2の軸に沿った乗り心地特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。
多軸グラフはまた、運航効率に対する第3の軸も含み、第3の軸に沿った運航効率特性の値は、妥協優先傾向に基づいて重みづけされる。コンピュータ可読プログラムコードはまた、第1の予定通りの運航特性の値、第1の乗り心地特性の値、及び第1の運航効率特性の値を含む初期の飛行計画も受信するようにも実行可能である。コンピュータ可読プログラムコードはまた、多軸グラフ上に第1の三角形を重ねるようにも実行可能であり、第1の三角形の第1の頂点が第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置でグラフの第1の軸と交差し、第1の三角形の第2の頂点が第1の乗り心地特性の値に対応する位置でグラフの第2の軸と交差し、第1の三角形の第3の頂点が第1の運航効率特性の値に対応する位置でグラフの第3の軸と交差するように、グラフの軸に合わせて第1の三角形の頂点が位置調整される。
異なる飛行計画を表す異なる三角形が重なった多軸グラフを示す、一態様に係る例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。 図1に示すGUIを生成するための、一態様に係るシステムのブロック図である。 図1に示すGUIを生成するための、一態様に係る方法のフロー図である。 多軸グラフの軸の値が図1とは異なる重みづけがなされ、2つの異なる飛行計画を表す2つの三角形がグラフ上に重なった、図1の多軸グラフを示す別の例示的なGUIである。 多軸グラフの軸の値が図1とは異なる重みづけがなされ、2つの異なる飛行計画を表す2つの三角形がグラフ上に重なった、図1の多軸グラフを示す別の例示的なGUIである。
下記において、この開示で提示される態様に言及する。しかし、本開示の範囲は、説明されている具体的な態様に限定されない。その代わりに、想定される態様を実装し、実践するために、下記の特徴及び要素の任意の組み合わせが、種々の態様に関連しているか否かに関わらず、想定される。さらに、本書で開示されている態様は他の可能な手法又は従来技術を凌駕する利点を実現しうるが、特定の利点が所与の態様によって実現されるか否かが、本開示の範囲を限定することにはならない。ゆえに、下記の態様、特徴、及び利点は、単なる例示であり、かつ、請求項(複数可)に明記されない限り、付随する特許請求の範囲の要素であるとも、付随する特許請求の範囲を限定するとも、見なされない。同様に、「本発明」への言及は、本書で開示されている発明のあらゆる主題を一般化するものと解釈すべきではなく、かつ、請求項(複数可)に明記されない限り、付随する特許請求の範囲の要素であるとも、付随する特許請求の範囲を限定するとも、見なすべきではない。
上述したように、パイロットは、飛行計画からいつ、そしてどのように逸脱するかを決定するときに、多くの要因を考慮しなければならない場合がある。現在利用可能な飛行計画ツールでは、パイロットが様々な飛行計画のうちのどれが最良の結果をもたらすかを理解するために、飛行中に様々な飛行計画のオプションをすばやく比較することができない。
本明細書に記載される態様では、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)はパイロットに、一又は複数の飛行計画の様々な特性の幾何学的表現を提供する。本明細書に記載される例示的な態様では、飛行計画は三角形で表され、三角形の頂点は多軸グラフの軸に合わせて位置調整される。少なくとも1つの態様では、異なる飛行計画の異なる三角形を多軸グラフの上に重ねることができ、これにより、パイロットが、異なる計画の長所と欠点をすばやく把握し、すばやく飛行を計画して、飛行を継続することができる。
図1は、原点108から外向きに延びている第1の軸102、第2の軸104、及び第3の軸106を含む多軸グラフ100を示す図である。第1の軸102は、飛行計画の予定通りの運航特性に関連し、第1の軸102に沿って配置された「予定通り」の値、「遅延」の値、及び「早期」の値を含む。一般的に、到着遅延により、例えば乗客の乗継便が遅延し、パイロットや客室乗務員の勤務時間が延びうるため、航空会社は、航空機が予定通り又は早期に到着することを好む。したがって、第1の軸102に沿った値は、最も望ましくない値が原点108に最も近いところに配置され、最も望ましい結果が原点108から最も遠いところに配置されている。ある場合には、早期到着もまた望ましくないものでありうる。例えば、非常に混雑した特定の空港では、航空機に到着窓が割り当てられており、航空機が早期に到着した場合、着陸するために待機しなくてはならなくなりうる。したがって、上記の状況では、「予定通り」の値が最も好ましい値を表し、第1の軸102に沿って「早期」の値よりも原点108から遠いところに位置づけされうる。
第2の軸104は、飛行計画の運航効率特性に関連する。例示的な多軸グラフ100では、第2の軸104は、「計画」の値(すなわち飛行計画が、最初の飛行計画によって予測された量の燃料を使用すると予測される)、「低燃焼」の値(すなわち、飛行計画が、最初の飛行計画よりも少ない燃料を使用すると予測される)、及び「高燃焼」の値(すなわち、飛行計画が、最初の飛行計画よりもたくさんの燃料を使用すると予測される)を含む。ここでも、最も望ましくない値は、第2の軸104の原点108に最も近いところに配置され、最も望ましい値は、原点108から最も遠いところに配置されている。例示的な多軸グラフ100では、第2の軸104の値は、燃料燃焼の観点において単独で記載されている。しかしながら、他の費用も第2の軸104で説明可能である。例えば、飛行計画の変更は到着時間に影響し得、到着時間の変更は、支払われる空港使用料、乗員の賃金、及び他の手数料に影響しうる。別の実施例として、到着時に特定の航空機の保守サイクルを予定している場合があり、到着の遅延により、航空機を待っている地上の整備員が大幅に残業することになりうる。上記費用も、第2の軸104に示す値に組み込むことができる。
第3の軸106は、飛行計画の乗り心地特性に関連している。例示的な多軸グラフ100では、第3の軸105は、「滑らか」の値、「軽度」の値、「中度」の値、及び「重度」の値を含む。乱気流に関する指示、「滑らか」の値は、乗客がおそらくいかなる重大な乱気流も感じないことを意味し、「重度」の値は、乗客がおそらく、例えば不快な乱気流を経験することを意味する。
ここでも、最も望ましくない値は第3の軸106の原点108に最も近いところに配置され、最も望ましい値は原点108から最も遠いところに配置されている。様々な態様では、第3の軸106の値は、他の乗り心地特性、例えば視界又は眺めに相当しうる。例えば、雲の層の上を飛行して地上を遮る飛行計画よりも、乗客に地上の眺めを提供する飛行計画の方が好ましいものでありうる。別の実施例として、地上の景色のよい場所(例:グランドキャニオン)の眺めを乗客に提供する飛行計画の方が、そのような眺めを提供しない飛行計画よりも好ましいものでありうる。
飛行計画は、予定通りの運航特性、運航効率特性、及び乗り心地特性の値を計算することによって、多軸グラフ100に提示することができる。次に、特性のそれぞれの値に対応する位置において、三角形の頂点が、多軸グラフ100の3つの軸102、104、及び106と交差するように、三角形が多軸グラフ100に重ねられる。上述したように、より望ましい値は、3つの軸102、104、及び106に沿った、より望ましくない値よりも原点108から遠くに配置されている。したがって、アップデートされたより望ましい飛行計画は概して、結果的にアップデートされたより望ましくない飛行計画よりも大きな三角形になる。
図1は、多軸グラフ100に重なった、第1の飛行計画の(実線で示す)第1の三角形110と、第2の飛行計画の(破線で示す)第2の三角形120と、第3の飛行計画の(可変の破線で示す)第3の三角形130を有する多軸グラフ100を示す図である。第1の三角形110に対して、第1の頂点112は、予定通りの運航特性の「早期」の値において、多軸グラフ100の第1の軸102と交差している。第1の三角形110の第2の頂点114は、運航効率特性の「高燃焼」の値と、「計画」の値との間で、多軸グラフ100の第2の軸104と交差している。第1の三角形110の第3の頂点116は、乗り心地特性の「滑らか」の値において、多軸グラフ100の第3の軸106と交差している。
第2の三角形120に対して、第1の頂点122は、予定通りの運航特性の「予定通り」の値において、多軸グラフ100の第1の軸102と交差している。第2の三角形120の第2の頂点124は、運航効率特性の「計画」の値と、「低燃焼」の値との間で、多軸グラフ100の第2の軸104と交差している。第2の三角形120の第3の頂点126は、乗り心地特性の「滑らか」の値において、多軸グラフ100の第3の軸106と交差している。
第3の三角形130に対して、第1の頂点132は、予定通りの運航特性の「予定通り」の値と「早期」の値との間で、多軸グラフ100の第1の軸102と交差している。第3の三角形130の第2の頂点134は、運航効率特性の「計画」の値において、第2の軸104と交差している。第3の三角形130の第3の頂点136は、乗り心地特性の「中度」の値において、多軸グラフ100の第3の軸106と交差している。
一態様では、第1の三角形110、第2の三角形120、及び/又は第3の三角形130を一度に1つずつ表示することができる。例えば、第1の三角形110を最初に、多軸グラフ100に重ねることができる。その後に、多軸グラフ100から第1の三角形110を削除することができ、第2の三角形120を多軸グラフ100に重ねることができる。その後に、多軸グラフ100から第2の三角形120を削除することができ、第3の三角形130を多軸グラフ100に重ねることができる。別の態様では、第1の三角形110、第2の三角形120、及び/又は第3の三角形130を同時に多軸グラフ100に重ねることができる。上記態様では、三角形110、120、及び130は互いに視覚的に区別することができる。例えば、三角形は種々のスタイルの線(例:実線、破線等)を有しうる。別の例としては、三角形は種々の色の線を有しうる。様々な態様では、三角形は単色であってよく、またユーザにとって三角形が認識可能になるように、異なる三角形が種々の透明度を有していてよい。例えば、第1の三角形110を下部の三角形として指定し、不透明にする、あるいはほとんど不透明(すなわち、透明でない色)にすることができる。第2の三角形120を第1の三角形110の上部に置かれたものとして指定し、第2の三角形120の下にある第1の三角形110の部分が遮られず目に見えるように、66%不透明(すなわち、部分的に透明)にすることができる。第3の三角形130を第2の三角形120の上部に置かれたものとして指定し、第3の三角形130の下にある第1の三角形110の部分及び第2の三角形120の部分が遮られず目に見えるように、33%不透明にすることができる。
様々な態様では、多軸グラフ100に、図1に示す3つの三角形110、120、及び130よりも多い、または少ない三角形を表示しうる。
図2は、多軸グラフ100と、多軸グラフ100上に飛行計画の三角形を表示するためのシステム200を示すブロック図である。システム200は、コンピュータプロセッサ204と通信しているコンピュータメモリ202を含む。コンピュータプロセッサ204は、コンピュータディスプレイスクリーン206とも通信している。一態様において、コンピュータディスプレイスクリーン206は、航空機の操縦室のアビオニクスディスプレイスクリーンであってよい。例えば、多軸表示100は、多機能ディスプレイ(MFD)、プライマリフライトディスプレイ(PFD)、及び/又はエンジン/乗員警告システム(EICAS)ディスプレイ上に表示されうる。別の態様では、コンピュータディスプレイスクリーン206は、操縦室に不可欠の、あるいは、例えばタブレットコンピュータ等のパーソナルエレクトロニックデバイスで利用可能な、エレクトロニックフライトバッグディスプレイであってよい。様々な態様では、コンピュータプロセッサ204は、有線又は無線インターフェースを介してコンピュータディスプレイスクリーン206と通信しうる。コンピュータプロセッサ204は、データ入力部208とも通信しうる。コンピュータプロセッサ204は、データ入力部を介して飛行計画を受信しうる。受信した飛行計画には、予定通りの運航特性の値、運航効率特性の値、及び乗り心地特性の値が含まれる。
コンピュータメモリ202は、ユーザの妥協優先傾向を記憶する。民間航空機においては、ユーザは航空機を運航している航空会社であってよい。コンピュータメモリ202は、飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向210を記憶する。コンピュータメモリ202はまた、飛行計画の乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向212も記憶する。コンピュータメモリ202はまた、飛行計画の運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向も記憶する。コンピュータメモリ202は、妥協アプリケーション216も記憶する。妥協アプリケーション216は、多軸グラフ100と、それぞれの飛行計画の予定通りの運航特性、運航効率特性、及び乗り心地特性による飛行計画を表す三角形を生成するために、コンピュータプロセッサ204上で実行可能である。
図3は、多軸グラフ100を表示し、多軸グラフ上に飛行計画を表す三角形を重ねる方法300を示すフロー図である。ブロック302では、予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向210を受信する。ブロック304では、乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向212を受信する。ブロック306では、運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向214を受信する。図2を参照しながら上述したように、妥協優先傾向はコンピュータメモリ202に記憶され、コンピュータプロセッサ204によってアクセスされる。ブロック308では、コンピュータディスプレイスクリーン上に表示するための多軸グラフ100が出力される。本書に記載される態様では、多軸グラフ100は、予定通りの運航特性の第1の軸102と、運航効率特性の第2の軸104と、乗り心地特性の第3の軸106とを含む。特性の値は、受信した妥協優先傾向に基づく重みづけに基づいて、軸102、104、及び106に沿って位置づけされる。例えば、航空機のオペレータが低価格の運航に重点を置く状況では、第2の軸104に沿った「計画」及び「低燃焼」の値は、多軸グラフ100の原点108から遠くに移動し得、「高燃焼」の値は、原点108の近くに移動しうる。加えて、妥協優先傾向210、212、及び214に起因して、この状況では運航効率を示すことが予定通りの運航及び乗り心地よりも更に重要であり、第2の軸104に沿った「計画」及び「低燃焼」の値は、第1の軸102に沿った「予定通り」及び「早期」の値、及び第3の軸106に沿った「滑らか」の値よりも、多軸グラフ100の原点108から更に遠くに移動しうる。同様に、第2の軸104に沿った「高燃焼」の値は、第1の軸102に沿った「遅延」の値、及び第3の軸106に沿った「軽度」、「中度」、及び「重度」の値よりも、多軸グラフ100の原点108の近くに移動しうる。
図1(及び以下に記載する図4及び5)では、軸102、104、及び106に沿って図示した値は必ずしも、可能な値を全て表しているわけではない。例えば、図1の第3の三角形130の第1の頂点132は、「予定通り」の値と「早期」の値との間で、第1の軸102と交差する。したがって、第3の三角形130によって表される飛行計画によれば、航空機は、最初の飛行計画によって計画したよりも早く到着する。しかしながら、もっと早い到着時間も考えられる及び/又は可能である。別の実施例として、図1の第2の三角形120の第2の頂点124は、「計画」の値と「低燃焼」の値との間で、第2の軸104と交差する。したがって、第2の三角形120によって表される飛行計画によれば、最初の飛行計画によって計画したよりも少ない燃料を使用する。しかしながら、もっと多くの燃料の節約も考えられる及び/又は可能である。更に別の実施例として、図1の第3の三角形120の第3の頂点136は、「軽度」の値と「中度」の値との間で、第3の軸106と交差する。したがって、第3の三角形130によって表される飛行計画によれば、航空機は、規模において「軽度」と「中度」との間の乱気流に遭遇することが予期される。
少なくとも1つの態様では、理論計算に基づいて、グラフの軸102、104、及び106に沿った値の外側境界が決定されうる。例えば、第1の軸102に対し、第1の軸102に沿った「早期」の値は、航空機が最大速度で出発地から到着地までまっすぐに飛行することに基づく値でありうる。航空機が早目に到着地に到達することは、まったくできない。別の実施例として、第1の軸102に沿った「遅延」の値は、航空機が、燃料搭載量に基づき、可能な最も遅い巡航速度で、航空機の利用可能な範囲を全て使用する到着地への経路を飛行することに基づく値でありうる。
別の実施例として、第2の軸104に対し、第2の軸104に沿った「低燃焼」の値は、航空機が、最も経済的な巡航速度で出発地から到着地までまっすぐ飛行することに基づく値でありうる。別の実施例として、第2の軸104に沿った「高燃焼」の値は、航空機が燃料搭載量の全てを使用することに基づく値でありうる。上述したように、「低燃焼」及び「高燃焼」の値は、乗員の残業費や航空機の1時間当たりのコスト等のほかの要因を含みうる。上記態様では、最も効率的な運航(すなわち、可能な最も高い「低燃焼」の値)は、最も効率的な巡航速度で飛行する飛行計画ではない場合がある。その代り、特定の状況では、最も効率的な運航は例えば、若干速い速度で飛行して早く到着し、乗員の残業費を避ける飛行計画でありうる。
別の実施例として、第3の軸106に対し、「滑らか」の値は空気中に乱気流がないことに基づくものでありうる。「軽度」、「中度」、及び「重度」の値は、熱線風速計を使用して測定された乱気流の規模、又はレーダによって測定された渦消散率に基づくものでありうる。あるいは、「軽度」、「中度」、及び「重度」の値は、パイロットの乱気流の報告に基づくものでありうる。
本書に記載される態様では、多軸グラフの3つの軸は、互いに120°離れて配置される。他の様々な態様では、多軸グラフは、追加の飛行計画特性が考慮される場合は、3つを上回る軸を有しうる。例えば、多軸グラフは、4つ目の飛行計画特性が考慮された場合、4つの軸を含みうる。上記実施例では、多軸グラフの4つの軸は、互いに90°離れて配置されうる。別の実施例として、多軸グラフは、5つ目の飛行計画特性が考慮される場合、5つの軸を含みうる。上記実施例では、多軸グラフの5つの軸は、互いに72°離れて配置されうる。
ブロック310では、予定通りの運航特性と、乗り心地特性と、ビークル運航効率特性の第1の値を有する初期の飛行計画を受信する。図2を参照すると、初期の飛行計画は、データ入力208を介して受信することができる。ブロック312では、第1の値に対応する位置で第1の三角形の頂点が多軸グラフの軸と交差するように、多軸グラフ上で第1の三角形が重ねられる。ブロック314では、予定通りの運航特性と、乗り心地特性と、ビークル運航効率特性の第2の値を有する、アップデートされた飛行計画を受信する。ここでも、アップデートされた飛行計画は、データ入力208を介して受信することができる。ブロック316では、第2の値に対応する位置で第2の三角形の頂点が多軸グラフの軸と交差するように、多軸グラフ上で第2の三角形が重ねられる。
図4及び5は、異なる妥協優先傾向、したがって異なる三角形を生じさせる異なる状況を示す図である。図4は、予定通りの実績と、乗客の快適性に重点を置く「上級」の航空会社の多軸グラフ100を示す図である。上記航空会社は、乗客に滑らかな乗り心地と予定通りの実績を提供するために、相当な運航非効率を受け入れる用意がありうる。例えば、上記航空会社は、乱気流を避けるために計画したルートから大幅に迂回し、速度の増加により使用される燃料が増えても、このような迂回による余分な移動距離を考慮して巡航速度を高めて遅延を避ける用意がありうる。図4の多軸グラフ100の軸上の値の重みづけは、この「上級」の航空会社のこのような妥協優先傾向を反映する。第1の軸102aは、多軸グラフ100の原点108から比較的遠くに移動した「予定通り」の値と「早期」の値、及び原点108のかなり近くに移動した「遅延」の値を含む。この結果、予定特性の値は、予定通りの、あるいは早期の到着が大きな三角形を生じさせ、到着遅延が小さい三角形を生じさせうるように重みづけされる。
第2の軸104aは、多軸グラフ100の原点108から全て比較的遠くに移動した「高燃焼」の値、「計画」の値、及び「低燃焼」の値を含む。この結果、運航効率特性の値は、燃料の使用が、到着遅延ほど三角形のサイズに影響しないように、重みづけされる。第3の軸106aは、多軸グラフ100の原点108から比較的遠くに移動した「滑らか」の値と、原点108からかなり近くに移動した「軽度」、「中度」、及び「重度」の値を含む。この結果、乗り心地特性の値は、滑らかな飛行が大きい三角形を生じさせ、ガタガタ揺れる飛行が大幅に小さい三角形を生じさせるように、重みづけされる。更に、乗り心地特性の値は、燃料の使用が、滑らかな乗り心地ほど三角形のサイズに影響せず、また早期のあるいは予定通りの到着が、滑らかな乗り心地ほど三角形のサイズに影響しないように、重みづけされる。
図4は、多軸グラフ100に重ねられた第1の三角形402(実線で示す)と、第2の三角形404(破線で示す)を示す図である。第1の三角形402は、滑らかな乗り心地と、予定通りの到着となるが、高燃焼(過剰な燃料使用)につながる第1の飛行計画を表している。第2の三角形404は、予定通りの到着と、計画による燃料の使用につながるが、航空機は軽度の乱気流の中を飛行することにもなる第2の飛行計画を表している。例示的な状況では、「上級」の航空会社の航空機の運航中に、パイロットに多軸グラフ100と、航空機の初期の飛行計画により、航空機が(例えば嵐が発達しているために)予期しない乱気流に遭遇した場合の重ねられた三角形402及び404が提示される。第1の三角形402によって表される第1の飛行計画は、乱気流を迂回し、予定通りの到着を維持するために対気速度を増加しうる。第2の三角形404によって表される第2の飛行計画は、初期の飛行計画にしたがって乱気流の中を飛行しうる。特性の値の上述した重みづけに基づき、第1の三角形402は第2の三角形404よりも大きくなる。パイロットは容易にサイズの差を認識し、したがって、「上級」の航空会社の方策に基づき、第1の三角形402に対応する第1の飛行計画がより良いオプションであることを決定することができる。
図5は、安価なチケットに重点を置く「低価格」の航空会社の多軸グラフ100を示す図である。上記航空会社は、コストを節約し、安い値段のチケットを提供するために、少なくともある程度の乗客の不快感、また不規則なスケジュールを受け入れる用意がありうる。例えば、上記航空会社は、飛行時間を延長し、燃料の使用を増加させるような迂回を避けるために、荒れた天気の中を進んで飛行しうる。上記航空会社はまた、到着遅延を代償に、(例えば、混雑、あるいは厳しい気候を避けるために)迂回した後に最も効率的な巡航速度で飛行を継続することもいとわない可能性がある。
図5の多軸グラフ100の軸上の値の重みづけは、この「低価格」の航空会社の上記妥協優先傾向を反映する。第1の軸102bは、多軸グラフ100の原点108から全て比較的遠くに移動している「予定通り」、「早期」、及び「遅延」の値を含む。その結果、予定通りの運航特性の値は、特定の飛行計画の特性の値が三角形のサイズに大きく影響しないように重みづけされる。第2の軸104bは、多軸グラフ100の原点108から比較的遠くに移動した「高燃焼」の値及び「計画」の値、及び原点108のかなり近くに移動した「低燃焼」を含む。その結果、運航効率特性の値は、運航効率特性の「計画」及び「低燃焼」の値が大きい三角形を生じさせ、「高燃焼」の値が小さい三角形を生じさせるように、重みづけされる。加えて、運航効率特性の値は、過剰な燃料使用が、到着遅延よりも三角形のサイズに影響するように、重みづけされる。第3の軸106bは、多軸グラフ100の原点108から全て比較的遠くに移動した「滑らか」、「軽度」、「中度」、及び「重度」の値を含む。その結果、乗り心地特性の値は、特定の飛行計画の乗り心地特性の値が三角形のサイズに大きく影響しないように、重みづけされる。更に、乗り心地特性の値は、燃料の使用が乱気流よりも更に大きく三角形のサイズに影響し、乱気流と予定通りの実績がほぼ等しく三角形のサイズに影響するように、重みづけされる。
図5は、多軸グラフ100上に重ねられた第1の三角形502(実線で示す)と、第2の三角形504(破線で示す)とを示す図である。第1の三角形502は、滑らかな乗り心地と、予定通りの到着となるが、最初の飛行計画と比べて高燃焼にもつながる第1の飛行計画を表している。第2の三角形404は、若干ガタガタ揺れる乗り心地と、到着遅延となるが、最初の飛行計画による燃料使用にもつながる飛行計画を表している。例示的な状況では、「低価格」の航空会社の航空機の運航中に、パイロットに、図5の多軸グラフ100と、航空機の初期の飛行計画により、航空機が(例えば嵐が発達しているために)予期しない乱気流に遭遇した場合の重ねられた三角形502及び504が提示されうる。第1の三角形502によって表される第1の飛行計画は、乱気流を迂回し、予定通りの到着を維持するために対気速度を増加しうる。第2の三角形504によって表される第2の飛行計画は、予期しない乱気流の最も激しい部分の一部を迂回し、燃料を節約するように、より経済的な速度で巡航するために減速もし、その結果、到着が遅延し、最初の飛行計画にしたがって燃料を使用することになる。上述した特定の値の重みづけに基づき、第2の三角形504は第1の三角形502よりも大きくなる。パイロットは容易にサイズの差を認識し、したがって、「低価格」の航空会社の方策に基づき、第2の三角形504に対応する第2の飛行計画がより良いオプションであることを決定することができる。
上述した態様では、軸102、104、及び106は、大きい三角形が小さい三角形よりも良好な飛行計画を表すように、重みづけされる。本書では、他の視覚的な重みづけスキームも考えられる。例えば、特定の態様では、最適な飛行計画が等辺三角形となるような重みづけ等の、異なる方法で三角形を重みづけすることができる。したがって、多軸グラフ100のある特定の軸に向かって大幅に傾いた三角形は、多軸グラフ100上のほぼ等辺の(すなわち、三角形の頂点が多軸グラフの原点108からほぼ等間隔にある)三角形よりも好ましくない飛行計画を表しうる。
本書に記載の態様は、専らハードウェアである態様、専らソフトウェアである態様(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、又は、ソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせた態様の形式をとりうる。本書では、これらは全て「回路」、「モジュール」又は「システム」と一般に称されうる。
態様は、システム、方法、及び/又はコンピュータプログラム製品でありうる。コンピュータプログラム製品は、本書に記載の態様をプロセッサに実行させるためのコンピュータ可読プログラム命令を有する、コンピュータ可読記憶媒体(複数可)を含みうる。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスが使用する命令を保持し、記憶することが可能な、有形デバイスでありうる。コンピュータ可読記憶媒体は、限定するわけではないが例としては、電子記憶デバイス、磁気記憶デバイス、光記憶デバイス、電磁記憶デバイス、半導体記憶デバイス、又はこれらの任意の好適な組み合わせでありうる。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例の非網羅的リストは、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ポータブルコンパクトディスク読出し専用メモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリスティック、フロッピーディスク、パンチカード又は命令が記録されている溝内隆起構造などの機械的にエンコードされたデバイス、及び、これらの任意の好適な組み合わせを含む。コンピュータ可読記憶媒体とは、本書では、それ自体が、電波又はその他の自由に伝播する電磁波、導波管又は他の伝送媒体を通って伝播する電磁波(光ファイバケーブルを通過する光パルスなど)、或いは、ワイヤを通って伝送される電気信号といった、一時的信号であると解釈すべきではない。
本書に記載のコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体からそれぞれのコンピューティング/処理デバイスに、或いは、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、及び/又は無線ネットワークなどのネットワークを介して、外部コンピュータ又は外部記憶デバイスに、ダウンロードされうる。ネットワークは、銅製伝送ケーブル、光伝導ファイバ、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピュータ、及び/又はエッジサーバを含みうる。各コンピューティング/処理デバイス内のネットワークアダプタカード又はネットワークインターフェースは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、このコンピュータ可読プログラム命令を、それぞれのコンピューティング/処理デバイスの中のコンピュータ可読記憶媒体内に記憶するために転送する。
本書に記載の操作を実行するためのコンピュータ可読プログラム命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械命令、機械依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、或いは、スモールトークやC++などといったオブジェクト指向型プログラミング言語、及び、「C」プログラミング言語又は類似のプログラミング言語などの従来的な手続き型プログラミング言語を含む、一又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれた、ソースコード若しくはオブジェクトコードでありうる。コンピュータ可読プログラム命令は、専らユーザのコンピュータ上で、スタンドアローン型ソフトウェアパッケージとして部分的にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上かつ部分的にリモートコンピュータ上で、或いは、専らリモートコンピュータ又はサーバ上で、実行されうる。後者の場合、リモートコンピュータがローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じてユーザのコンピュータに接続されうるか、或いは、(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通じて)外部コンピュータへの接続がなされうる。一部の態様では例えば、プログラマブル論理回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はプログラマブル論理アレイ(PLA)などを含む電子回路は、本書に記載の態様を実施する目的で、この電子回路をカスタマイズするために、コンピュータ可読プログラム命令の状態情報を利用することによって、コンピュータ可読プログラム命令を実行しうる。
態様は、本書において、本書に記載の態様による方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフロー図及び/又はブロック図を参照して説明されている。フロー図及び/又はブロック図の各ブロック、並びに、フロー図及び/又はブロック図における複数のブロックの組み合わせは、コンピュータ可読プログラム命令によって実行可能であると、理解されよう。
上記のコンピュータ可読プログラム命令は、機械を生産するために、汎用コンピュータ又は特殊用途コンピュータのプロセッサ、或いは他のプログラマブルデータ処理装置に提供されてよく、これにより、コンピュータのプロセッサ又は他のプログラマブルデータ処理装置を介して実行されるこれらの命令が、フロー図及び/又はブロック図のブロック(複数可)内に特定されている機能/作用を実行するための手段を創出する。上記のコンピュータ可読プログラム命令は更に、特定の様態で機能するために、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置、及び/又はその他のデバイスに命令を下すことが可能なコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、これにより、命令が記憶されているコンピュータ可読記憶媒体は、フロー図及び/又はブロック図のブロック(複数可)内に特定されている機能/作用の態様を実行する命令を含む製品を含む。
コンピュータ可読プログラム命令は更に、一連の工程ステップをコンピュータ、他のプログラマブル装置、又はコンピュータによって実行されるプロセスを生成する他のデバイスで実行させるために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他の装置にローディングされてよく、これにより、コンピュータ、他のプログラマブル装置、又は他の装置で実行される命令が、フロー図及び/又はブロック図のブロック(複数可)で特定されている機能/作用を実行する。
図面のフロー図及びブロック図は、本書に記載の様々な態様によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の可能な実行形態のアーキテクチャ、機能性、及び工程を示している。そのため、フロー図及びブロック図における各ブロックは、特定の論理機能(複数可)を実行するための一又は複数の実行可能命令を含む、命令のモジュール、セグメント、又は部分を表わしうる。一部の代替的な実行形態では、ブロック内に記載された機能は、図に記載されている順序を逸脱して発現しうる。例えば、連続して示されている2つのブロックは、実際には、関連機能に応じて、実質的に同時に実行されうるか、又は、時には逆順に実行されうる。ブロック図及び/又はフロー図の各ブロック、並びに、ブロック図及び/又はフロー図におけるブロックの組み合わせは、特定の機能又は作用を実施する特殊用途のハードウェアベースのシステムによって実行されうるか、或いは、特殊用途ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実行されうることにも、留意されたい。
様々な態様の説明は、例示を目的として提示されており、網羅的であること、又は開示されている態様に限定することを意図するものではない。当業者には、記載されている態様の範囲及び本質から逸脱することなく、多数の修正例及び変形例が明白になろう。本書で使用されている用語は、態様の原理、市場に見られる技術を凌駕する実用的応用又は技術的改善を最もよく解説するため、或いは、本書で開示されている態様を他の当業者にも理解可能にするために、選ばれたものである。
更に、本開示は下記の条項による実施形態を含む。
条項1.航空機システムであって、
コンピュータディスプレイスクリーンと、
コンピュータプロセッサと、
コンピュータプロセッサと通信し、ユーザの妥協優先傾向を記憶するように動作可能なコンピュータメモリであって、ユーザの妥協優先傾向が、
飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向と、
飛行計画の前記乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向と、
飛行計画の前記運航効率特性と前記予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向と
を含む、コンピュータメモリと、
アプリケーションであって、コンピュータプロセッサ上で実行されたときに、
コンピュータディスプレイスクリーン上に表示するために、
第1の軸に沿った予定通りの運航特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、予定通りの運航に対する第1の軸と、
第2の軸に沿った乗り心地特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、乗り心地に対する第2の軸と、
第3の軸に沿った運航効率特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、運航効率に対する第3の軸と
を含む多軸グラフの画像を出力し、
第1の予定通りの運航特性の値と、第1の乗り心地特性の値と、第1の運航効率特性の値とを含む初期の飛行計画を受信し、
多軸グラフ上に第1の三角形を重ねる
アプリケーションとを備え、第1の三角形の第1の頂点が第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第1の三角形の第2の頂点が第1の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第1の三角形の第3の頂点が第1の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第1の三角形の頂点が位置調整される、航空機システム。
条項2.コンピュータプロセッサによって実行されたときに、アプリケーションは更に、
第2の予定通りの運航特性の値、第2の乗り心地特性の値、及び第2の運航効率特性の値を含む第1のアップデートされた飛行計画を受信し、
多軸グラフ上に第2の三角形を重ね、第2の三角形の第4の頂点が第2の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第2の三角形の第5の頂点が第2の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第2の三角形の第6の頂点が第2の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第2の三角形の頂点が位置調整される、条項1に記載の航空機システム。
条項3.第1の三角形が第2の三角形に置き換えられる、条項2に記載の航空機システム。
条項4.第2の三角形が第1の三角形の上部に重ねられる、条項2又は3に記載の航空機システム。
条項5.第2の三角形は、第1の三角形が第2の三角形によって遮られないように、部分的に透明な状態で表示される、条項4に記載の航空機システム。
条項6.アプリケーションは、コンピュータプロセッサによって実行されたときに、更に、
第3の予定通りの運航特性の値、第3の乗り心地特性の値、及び第3の運航効率特性の値を含む第2のアップデートされた飛行計画を受信し、
多軸グラフ上に第3の三角形を重ね、第3の三角形の第7の頂点が第3の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第3の三角形の第8の頂点が第3の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第3の三角形の第9の頂点が第3の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第3の三角形の頂点が位置調整される、
条項2から5のいずれか一項に記載の航空機システム。
条項7.第3の三角形が第1の三角形及び第2の三角形の上部に重ねられる、条項6に記載の航空機システム。
条項8.コンピュータによって実行される方法であって、
飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向と、
飛行計画の乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向と、
飛行計画の運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向と
を含む、ユーザの妥協優先傾向を受信することと、
多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーンに表示するために出力することであって、多軸グラフが、
予定通りの運航に対する第1の軸であって、第1の軸に沿った予定通りの運航特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第1の軸と、
乗り心地に対する第2の軸であって、第2の軸に沿った乗り心地特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第2の軸と、
運航効率に対する第3の軸であって、第3の軸に沿った運航効率特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第3の軸と
を含む、出力することと、
第1の予定通りの運航特性の値と、第1の乗り心地特性の値と、第1の運航効率特性の値とを含む初期の飛行計画を受信することと、
多軸グラフ上に第1の三角形を重ねることであって、第1の三角形の第1の頂点が第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第1の三角形の第2の頂点が第1の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第1の三角形の第3の頂点が第1の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第1の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
を含む方法。
条項9.第2の予定通りの運航特性の値と、第2の乗り心地特性の値と、第2の運航効率特性の値とを含む第1のアップデートされた飛行計画を受信することと、
多軸グラフ上に第2の三角形を重ねることであって、第2の三角形の第4の頂点が第2の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第2の三角形の第5の頂点が第2の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第2の三角形の第6の頂点が第2の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第2の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
を更に含む、条項8に記載のコンピュータによって実行される方法。
条項10.第1の三角形が第2の三角形に置き換えられる、条項9に記載のコンピュータによって実行される方法。
条項11.第2の三角形が第1の三角形の上部に重ねられる、条項9又は10に記載のコンピュータによって実行される方法。
条項12.第2の三角形は、第1の三角形が第2の三角形によって遮られないように、部分的に透明な状態で表示される、条項11に記載のコンピュータによって実行される方法。
条項13.第3の予定通りの運航特性の値と、第3の乗り心地特性の値と、第3の運航効率特性の値とを含む第2のアップデートされた飛行計画を受信することと、
多軸グラフ上に第3の三角形を重ねることであって、第3の三角形の第7の頂点が第3の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第3の三角形の第8の頂点が第3の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第3の三角形の第9の頂点が第3の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第3の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
を更に含む、条項9から12のいずれか一項に記載のコンピュータによって実行される方法。
条項14.第3の三角形が第1の三角形及び第2の三角形の上部に重ねられる、条項13に記載のコンピュータによって実行される方法。
条項15.航空機の飛行計画に対する妥協を表示するためのコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータ可読記憶媒体で具現化されるコンピュータ可読プログラムコードを有する、コンピュータ可読記憶媒体を備え、コンピュータ可読プログラムコードは一又は複数のコンピュータプロセッサによって、
飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向と、
飛行計画の乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向と、
飛行計画の運航効率特性と予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向とを含む、ユーザの妥協優先傾向を受信することと、
多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーンに表示するために出力することであって、多軸グラフが、
予定通りの運航に対する第1の軸であって、第1の軸に沿った予定通りの運航特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第1の軸と、
乗り心地に対する第2の軸であって、第2の軸に沿った乗り心地特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第2の軸と、
運航効率に対する第3の軸であって、第3の軸に沿った運航効率特性の値が妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第3の軸と
を含む、出力することと、
第1の予定通りの運航特性の値と、第1の乗り心地特性の値と、第1の運航効率特性の値とを含む初期の飛行計画を受信することと、
多軸グラフ上に第1の三角形を重ねることであって、第1の三角形の第1の頂点が第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第1の三角形の第2の頂点が第1の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第1の三角形の第3の頂点が第1の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第1の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
を実行可能である、コンピュータプログラム製品。
条項16.コンピュータ可読プログラムコードが更に、
第2の予定通りの運航特性の値と、第2の乗り心地特性の値と、第2の運航効率特性の値とを含む第1のアップデートされた飛行計画を受信することと、
多軸グラフ上に第2の三角形を重ねることであって、第2の三角形の第4の頂点が第2の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第2の三角形の第5の頂点が第2の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第2の三角形の第6の頂点が第2の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第2の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
を実行可能である、条項15に記載のコンピュータプログラム製品。
条項17.第1の三角形が第2の三角形に置き換えられる、条項16に記載のコンピュータプログラム製品。
条項18.第2の三角形が第1の三角形の上部に重ねられる、条項16又は17に記載のコンピュータプログラム製品。
条項19.第2の三角形は、第1の三角形が第2の三角形によって遮られないように、部分的に透明な状態で表示される、条項18に記載のコンピュータプログラム製品。
条項20.コンピュータ可読プログラムコードが更に、
第3の予定通りの運航特性の値と、第3の乗り心地特性の値と、第3の運航効率特性の値とを含む第2のアップデートされた飛行計画を受信することと、
多軸グラフ上に第3の三角形を重ねることであって、第3の三角形の第7の頂点が第3の予定通りの運航特性の値に対応する位置で多軸グラフの第1の軸と交差し、第3の三角形の第8の頂点が第3の乗り心地特性の値に対応する位置で多軸グラフの第2の軸と交差し、第3の三角形の第9の頂点が第3の運航効率特性の値に対応する位置で多軸グラフの第3の軸と交差するように、多軸グラフの軸に合わせて第3の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
を実行可能である、条項16から19のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム製品。
ここまでの記述は本書に記載の態様を対象としているが、その基本的な範囲から逸脱しなければ他の態様及び更なる態様が考案されてよく、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (10)

  1. 航空機システムであって、
    コンピュータディスプレイスクリーンと、
    コンピュータプロセッサと、
    前記コンピュータプロセッサと通信し、ユーザの妥協優先傾向を記憶するように動作可能なコンピュータメモリであって、前記ユーザの妥協優先傾向が、
    飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向と、
    前記飛行計画の前記乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向と、
    前記飛行計画の前記運航効率特性と前記予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向と
    を含む、コンピュータメモリと、
    アプリケーションであって、前記コンピュータプロセッサ上で実行されたときに、
    前記コンピュータディスプレイスクリーン上に表示するために、
    予定通りの運航に対する第1の軸であって、前記第1の軸に沿った前記予定通りの運航特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第1の軸と、
    乗り心地に対する第2の軸であって、前記第2の軸に沿った前記乗り心地特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第2の軸と、
    運航効率に対する第3の軸であって、前記第3の軸に沿った前記運航効率特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第3の軸と
    を含む多軸グラフの画像を出力し、
    第1の予定通りの運航特性の値と、第1の乗り心地特性の値と、第1の運航効率特性の値とを含む初期の飛行計画を受信し、
    前記多軸グラフ上に第1の三角形を重ねるアプリケーションと
    を備え、前記第1の三角形の第1の頂点が前記第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第1の軸と交差し、前記第1の三角形の第2の頂点が前記第1の乗り心地特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第2の軸と交差し、前記第1の三角形の第3の頂点が前記第1の運航効率特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第3の軸と交差するように、前記多軸グラフの軸に合わせて前記第1の三角形の頂点が位置調整される、航空機システム。
  2. 前記コンピュータプロセッサによって実行されたときに、前記アプリケーションは更に、
    第2の予定通りの運航特性の値、第2の乗り心地特性の値、及び第2の運航効率特性の値を含む第1のアップデートされた飛行計画を受信し、
    前記多軸グラフに第2の三角形を重ね、前記第2の三角形の第4の頂点が前記第2の予定通りの運航特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第1の軸と交差し、前記第2の三角形の第5の頂点が前記第2の乗り心地特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第2の軸と交差し、前記第2の三角形の第6の頂点が前記第2の運航効率特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第3の軸と交差するように、前記多軸グラフの軸に合わせて前記第2の三角形の頂点が位置調整される、請求項1に記載の航空機システム。
  3. 前記第1の三角形が前記第2の三角形に置き換えられる、請求項2に記載の航空機システム。
  4. 前記第2の三角形が前記第1の三角形の上部に重ねられる、請求項に記載の航空機システム。
  5. 前記第2の三角形は、前記第1の三角形が前記第2の三角形によって遮られないように、部分的に透明な状態で表示される、請求項4に記載の航空機システム。
  6. 前記アプリケーションは、前記コンピュータプロセッサによって実行されたときに、更に、
    第3の予定通りの運航特性の値、第3の乗り心地特性の値、及び第3の運航効率特性の値を含む第2のアップデートされた飛行計画を受信し、
    前記多軸グラフ上に第3の三角形を重ね、前記第3の三角形の第7の頂点が前記第3の予定通りの運航特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第1の軸と交差し、前記第3の三角形の第8の頂点が前記第3の乗り心地特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第2の軸と交差し、前記第3の三角形の第9の頂点が前記第3の運航効率特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第3の軸と交差するように、前記多軸グラフの軸に合わせて前記第3の三角形の頂点が位置調整される、
    請求項4または5に記載の航空機システム。
  7. 前記第3の三角形が前記第1の三角形及び前記第2の三角形の上部に重ねられる、請求項6に記載の航空機システム。
  8. コンピュータによって実行される方法であって、
    飛行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向と、
    前記飛行計画の前記乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向と、
    前記飛行計画の前記運航効率特性と前記予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向とを含む、ユーザの妥協優先傾向を受信することと、
    多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーンに表示するために出力することであって、前記多軸グラフが、
    予定通りの運航に対する第1の軸であって、前記第1の軸に沿った前記予定通りの運航特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第1の軸と、
    乗り心地に対する第2の軸であって、前記第2の軸に沿った前記乗り心地特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第2の軸と、
    運航効率に対する第3の軸であって、前記第3の軸に沿った前記運航効率特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第3の軸と
    を含む、出力することと、
    第1の予定通りの運航特性の値と、第1の乗り心地特性の値と、第1の運航効率特性の値とを含む初期の飛行計画を受信することと、
    前記多軸グラフ上に第1の三角形を重ねることであって、前記第1の三角形の第1の頂点が前記第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第1の軸と交差し、前記第1の三角形の第2の頂点が前記第1の乗り心地特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第2の軸と交差し、前記第1の三角形の第3の頂点が前記第1の運航効率特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第3の軸と交差するように、前記多軸グラフの軸に合わせて前記第1の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
    を含む方法。
  9. 第2の予定通りの運航特性の値と、第2の乗り心地特性の値と、第2の運航効率特性の値とを含む第1のアップデートされた飛行計画を受信することと、
    前記多軸グラフ上に第2の三角形を重ねることであって、前記第2の三角形の第4の頂点が前記第2の予定通りの運航特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第1の軸と交差し、前記第2の三角形の第5の頂点が前記第2の乗り心地特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第2の軸と交差し、前記第2の三角形の第6の頂点が前記第2の運航効率特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第3の軸と交差するように、前記多軸グラフの軸に合わせて前記第2の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
    を更に含む、請求項8に記載のコンピュータによって実行される方法。
  10. 航空機の飛行計画に対する妥協を表示するためのコンピュータプログラムであって、一又は複数のコンピュータプロセッサによって実行されたときに、前記一又は複数のコンピュータプロセッサに、
    行計画の予定通りの運航特性と乗り心地特性との間の第1の妥協優先傾向と、
    前記飛行計画の前記乗り心地特性と運航効率特性との間の第2の妥協優先傾向と、
    前記飛行計画の前記運航効率特性と前記予定通りの運航特性との間の第3の妥協優先傾向とを含む、ユーザの妥協優先傾向を受信することと、
    多軸グラフの画像をコンピュータディスプレイスクリーンに表示するために出力することであって、前記多軸グラフが、
    予定通りの運航に対する第1の軸であって、前記第1の軸に沿った前記予定通りの運航特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第1の軸と、
    乗り心地に対する第2の軸であって、前記第2の軸に沿った前記乗り心地特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第2の軸と、
    運航効率に対する第3の軸であって、前記第3の軸に沿った前記運航効率特性の値が前記妥協優先傾向に基づいて重みづけされる、第3の軸と
    を含む、出力することと、
    第1の予定通りの運航特性の値と、第1の乗り心地特性の値と、第1の運航効率特性の値とを含む初期の飛行計画を受信することと、
    前記多軸グラフ上に第1の三角形を重ねることであって、前記第1の三角形の第1の頂点が前記第1の予定通りの運航特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第1の軸と交差し、前記第1の三角形の第2の頂点が前記第1の乗り心地特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第2の軸と交差し、前記第1の三角形の第3の頂点が前記第1の運航効率特性の値に対応する位置で前記多軸グラフの前記第3の軸と交差するように、前記多軸グラフの軸に合わせて前記第1の三角形の頂点が位置調整される、重ねることと
    を実行させる、コンピュータプログラム。
JP2017157031A 2016-09-16 2017-08-16 飛行計画の予定、乗り心地、及び効率性を最適化するグラフィカルユーザインターフェース Active JP6976105B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/267,423 2016-09-16
US15/267,423 US10026325B2 (en) 2016-09-16 2016-09-16 Graphical user interface for optimization of flight plan schedule, ride quality, and efficiency

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018083609A JP2018083609A (ja) 2018-05-31
JP6976105B2 true JP6976105B2 (ja) 2021-12-08

Family

ID=59501199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017157031A Active JP6976105B2 (ja) 2016-09-16 2017-08-16 飛行計画の予定、乗り心地、及び効率性を最適化するグラフィカルユーザインターフェース

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10026325B2 (ja)
EP (1) EP3296949A1 (ja)
JP (1) JP6976105B2 (ja)
CN (1) CN107833495B (ja)
BR (1) BR102017019224B1 (ja)
CA (1) CA2974603C (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11042150B2 (en) * 2018-04-17 2021-06-22 Massachusetts Institute Of Technology Aircraft fuel efficiency tunnel display for pilots and dispatchers
JP7063083B2 (ja) 2018-04-25 2022-05-09 トヨタ自動車株式会社 レーザ溶接方法
EP3581425B1 (en) * 2018-06-12 2021-03-17 Kubota Corporation Working machine
JP7005432B2 (ja) * 2018-06-12 2022-01-21 株式会社クボタ 作業機
JP7005433B2 (ja) * 2018-06-12 2022-01-21 株式会社クボタ 作業機
US20230282120A1 (en) * 2022-03-07 2023-09-07 The Boeing Company Systems and methods for monitoring a flight plan of an aircraft
JP2024020976A (ja) * 2022-08-02 2024-02-15 株式会社日立製作所 運航管理装置および運航管理方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6134500A (en) * 1999-06-03 2000-10-17 United Air Lines, Inc. System and method for generating optimal flight plans for airline operations control
US6965816B2 (en) * 2001-10-01 2005-11-15 Kline & Walker, Llc PFN/TRAC system FAA upgrades for accountable remote and robotics control to stop the unauthorized use of aircraft and to improve equipment management and public safety in transportation
JP3584325B2 (ja) * 2001-10-25 2004-11-04 防衛庁技術研究本部長 飛行計画支援方法
US20080201183A1 (en) * 2007-02-20 2008-08-21 Lockheed Martin Corporation Multi objective national airspace flight path optimization
US20080215407A1 (en) * 2007-03-01 2008-09-04 Julian Pachon Resource Scheduling with Rule Violation Feedback
FR2939917B1 (fr) * 2008-12-12 2012-09-21 Thales Sa Procede et dispositif pour l'optimisation du vol d'un aeronef
US8160759B2 (en) * 2009-01-23 2012-04-17 Flightaware, Llc System and method for optimized flight planning
US8396614B1 (en) * 2010-05-17 2013-03-12 The Boeing Company Graphical depiction of four dimensional trajectory based operation flight plans
US8694184B1 (en) * 2010-09-21 2014-04-08 The Boeing Company Methods, systems, and apparatus for layered and multi-indexed flight management interface
US8725303B2 (en) * 2011-07-08 2014-05-13 Sharp Laboratories Of America, Inc. System and method for the multi-dimensional representation of energy control
US20130226373A1 (en) * 2012-02-27 2013-08-29 Ge Aviation Systems Llc Methods for in-flight adjusting of a flight plan
US20140018980A1 (en) * 2012-07-12 2014-01-16 General Electric Company Systems and methods for flight management
US8797190B2 (en) * 2012-07-26 2014-08-05 General Electric Company Method for displaying a user entered flight path
US9354078B2 (en) * 2012-09-12 2016-05-31 Honeywell International Inc. Methods and systems for indicating whether an aircraft is within distance and altitude criteria for an IFR procedure turn
US9168859B2 (en) * 2013-02-25 2015-10-27 Honeywell International Inc. System and method for displaying visual flight reference points
US9020664B2 (en) * 2013-04-15 2015-04-28 Honeywell International Inc. Methods and systems for displaying procedure information on an aircraft display
US9268019B2 (en) * 2013-06-05 2016-02-23 Honeywell International Inc. System and method of displaying convective weather on a weather radar display
FR3013444B1 (fr) * 2013-11-19 2017-05-05 Airbus Operations Sas Procede et systeme d'affichage de phenomenes meteorologiques rencontres par un aeronef volant le long d'un plan de vol.
US9718558B2 (en) * 2014-02-26 2017-08-01 Honeywell International Inc. Pilot centered system and method for decluttering aircraft displays
US10347140B2 (en) * 2014-03-11 2019-07-09 Textron Innovations Inc. Flight planning and communication
US20150302333A1 (en) * 2014-04-21 2015-10-22 Profusion Corp. Providing air transportation services using integrated platform
US20150308833A1 (en) * 2014-04-29 2015-10-29 Honeywell International Inc. System and method for displaying context sensitive notes
US9984580B2 (en) * 2015-01-09 2018-05-29 General Electric Company Method and system for robust network planning optimization of airline flight operations

Also Published As

Publication number Publication date
CN107833495B (zh) 2021-12-21
JP2018083609A (ja) 2018-05-31
CA2974603A1 (en) 2018-03-16
BR102017019224B1 (pt) 2023-09-26
BR102017019224A2 (pt) 2018-06-12
CA2974603C (en) 2021-07-20
US10026325B2 (en) 2018-07-17
CN107833495A (zh) 2018-03-23
EP3296949A1 (en) 2018-03-21
US10269254B2 (en) 2019-04-23
US20180293900A1 (en) 2018-10-11
US20180082595A1 (en) 2018-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6976105B2 (ja) 飛行計画の予定、乗り心地、及び効率性を最適化するグラフィカルユーザインターフェース
US10055116B2 (en) Tactile interface for the flight management system of an aircraft
EP2793206B1 (en) Methods and systems for displaying procedure information on an aircraft display
US9501936B2 (en) Aircraft systems and methods for displaying spacing information
US8706388B2 (en) Identifying restricted movement areas on electronic airport charts
US20170186203A1 (en) Display of meteorological data in aircraft
JP2014025931A (ja) 飛行プランを表示する方法
EP3002716A1 (en) Aircraft environmental impact measurement system
US9376216B2 (en) Visual fuel predictor system
CN111326024A (zh) 用于飞机的具有经整理显示器的关联显示系统
JP6005025B2 (ja) 航空管制のための画面出力システム及び画面出力方法及びプログラム
Gürlük et al. Assessment of risks and benefits of context-adaptive augmented reality for aerodrome control towers
US20080306638A1 (en) Method and device to assist in navigation in an airport sector
Han et al. Improving future air traffic punctuality:“pinch‐and‐pull” target windows
US10997769B2 (en) System and method for generating an animated display
JP5422023B2 (ja) 航空管制のための画面出力システム及び画面出力方法及びプログラム
US20170003838A1 (en) Viewing system comprising means for selecting, sharing and displaying graphical objects in various viewing modes and associated method
Pschierer et al. Next generation EFB applications
Shepley Near-term terminal area automation for arrival coordination
Rein-Weston et al. Development of a route crossing tool for shared airspace environments
Kapp et al. Adaptation of an innovative prototype to flow management tasks in an operationnal context
EP3647923A1 (en) System and method for generating an animated display
Mogford Human Factors in Aeronautics at NASA
Vincent et al. GS-10F-0389P
Chevalley et al. DEVELOPMENT OF A ROUTE CROSSING TOOL FOR SHARED AIRSPACE ENVIRONMENTS

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6976105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150