JP6975383B2 - ワーク固定治具及びワーク固定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク固定治具及びワーク固定方法に関し、特に、ワークの長尺化に対応可能なワーク固定治具及びワーク固定方法に関する。
2つのワークを突き合わせ、一方のワークを他方のワークに対して回転又は振動させることで生じる摩擦熱を利用して、ワークを軟化させつつ高圧下でワーク同士を接合する摩擦接合装置が知られている。この場合、ワークには、回転方向又は振動方向に大きな負荷(トルク)が生じるため、回転又は振動させない固定側のワークは強固に固定する必要がある。
例えば、特許文献1には、装置のベッド上にスライド可能に配置された心押台(tailstock 5)に固定側のワークを挿入し、心押台の先端に配置されたチャック(non-rotating chuck 4)でワークを固定し、油圧シリンダ(hydraulic cylinder 30)で心押台を押圧することにより、固定側のワークを回転側のワークに押し当てるようにした摩擦接合装置が開示されている。
米国特許第5248078号明細書
しかしながら、特許文献1に記載された摩擦接合装置では、ワークの心押台への挿入時及び抜去時には、回転側のワークを固定するチャックから心押台を固定側のワークの長さ分だけ離間させる必要があり、装置が大型化してしまうという問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、ワークが長尺化した場合であっても、装置の大型化を抑制することができる、ワーク固定治具及びワーク固定方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、ワークを作業台上に固定するワーク固定治具であって、前記作業台に配置されたベースと、前記ワークを把持する把持部材と、を備え、前記把持部材は、前記ベースに着脱可能に構成されており、前記ベースは、前記ワークを挿入した状態の把持部材を固定可能に構成されており、前記ベースは、前記把持部材のワーク把持力を調整可能な把持力調整手段を備え、前記把持部材は、前記ワークを把持するチャックと、該チャックを収容するホルダと、を備え、前記把持力調整手段は、前記チャックを前記ホルダ内に引き込む手段である、ことを特徴とするワーク固定治具が提供される。
前記ベースは、前記把持部材の固定時に前記ワークを挿通可能なスリットを含んでいてもよい。
また、前記作業台は、摩擦接合装置に使用される移動テーブルであり、前記ワークは、摩擦接合時に回転又は振動されない固定側のワークであってもよい。
また、本発明によれば、ワークを作業台上に固定するワーク固定方法であって、前記作業台に配置されたベースと、前記ワークを把持するチャックと該チャックを収容するホルダとを備えた把持部材と、前記ベースに配置され前記把持部材のワーク把持力を調整可能な把持力調整手段と、を備えたワーク固定治具を用い、前記作業台と異なる場所で前記ワークを前記把持部材に挿入させた後、前記ワークを挿入した状態の把持部材を前記作業台まで移動させて前記ベースに固定し、次に、前記把持力調整手段と前記チャックとを接続し、前記チャックの前記ホルダへの引き込み量を調整することにより、前記把持部材のワーク把持力を調整するようにした、ことを特徴とするワーク固定方法が提供される。
また、前記ワーク固定方法において、前記作業台は、摩擦接合装置に使用される移動テーブルであり、前記ワークは、摩擦接合時に回転又は振動されない固定側のワークであってもよい。
上述した本発明に係るワーク固定治具及びワーク固定方法によれば、ワークを把持した状態の把持部材を作業台に配置されたベースに固定するようにしたことから、作業台と異なる場所でワークを把持部に挿入することができる。したがって、ワークが長尺化した場合であっても、任意の広い空間でワークを把持部材に挿入することができる。
また、把持部材にワークを挿入させた後、把持部材をベースに固定していることから、ワークが長尺化した場合であっても、ワークを作業台に固定する際に作業台を移動させてワークを挿入する空間を形成する必要がなく、装置の大型化を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るワーク固定治具を用いた摩擦接合装置を示す斜視図である。 ワーク固定治具を示す拡大図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図、を示している。 ワーク固定治具を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るワーク固定方法を示す図であり、(a)は挿入ステップ、(b)は固定ステップ、を示している。 ワーク固定治具の変形例を示す背面斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るワーク固定治具を用いた摩擦接合装置を示す斜視図である。図2は、ワーク固定治具を示す拡大図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図、を示している。図3は、ワーク固定治具を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係るワーク固定治具1は、図1〜図2(b)に示したように、ワークWを作業台T上に固定するワーク固定治具であって、作業台Tに固定されたベース2と、ワークWを把持する把持部材3と、を備え、把持部材3は、ベース2に着脱可能に構成されており、ベース2は、ワークWを挿入した状態の把持部材3を固定可能に構成されている。
ここで、作業台Tは、例えば、摩擦接合装置に使用される移動テーブルである。作業台Tは、床面に設置されたレールR上に配置されており、レールRに沿って移動可能に構成されている。摩擦接合装置は、2つのワークW,W′を突き合わせ、一方のワークW′を他方のワークWに対して回転させることで生じる摩擦熱を利用して、ワークを軟化させつつ高圧下でワーク同士を接合する装置である。
本実施形態では、ワークW,W′が円筒形状のロッドである場合について説明する。また、本明細書において、説明の便宜上、図1に示したように、ワークW,W′の長手方向(接合方向)にX軸を設定し、X軸に垂直な水平方向にY軸を設定し、鉛直方向にZ軸を設定するものとする。
作業台Tは、摩擦接合時に回転されない固定側のワークWを支持する手段である。また、摩擦接合時に回転される回転側のワークW′は、駆動手段Dに固定された状態で図示しない駆動モータにより回転される。なお、駆動手段Dは、固定したワークW′をY方向又はZ方向に振動させる手段であってもよい。
また、ワーク固定治具1は、作業台Tの回転側のワークW′に近い側(前方)の端部に固定され、作業台Tの反対側(後方又は背面側)の端部にはワークWの摩擦接合時に押圧する際に用いられるガイド部材Gが配置されていてもよい。摩擦接合時には、ワーク同士を押し付ける必要がある。本実施形態では、床面に固定された図示しない押圧手段により、固定側のワークWを回転側のワークW′に押し付けるようにしている。
押圧手段は、例えば、油圧シリンダである。押圧手段は、例えばベース2、ガイド部材Gよりも後方(作業台Tの後方)に設けられていてもよい。すなわち、油圧シリンダのヘッドをワークWの後端部に対して後方から当接させ、前方に向かってX軸方向に押圧することにより、ワークWを押し付ける構成であってもよい。このような構成において、油圧シリンダのヘッドから、ワークWまでの距離が遠い場合には、油圧シリンダのストロークが大きくなってしまう。
そこで、本実施形態では、ワークWと油圧シリンダとの間にガイド部材Gを介在させるようにしている。ガイド部材Gは、例えば、先端がワークWに当接可能に構成された中間ロッドGrと、中間ロッドGrを支持する支持部材Gsと、により構成される。なお、ガイド部材Gは、必要に応じて省略することができる。
ベース2は、把持部材3を作業台Tに固定する際に使用される台座である。ベース2は、例えば、図2(a)及び図2(b)に示したように、把持部材3の底部を支持する支持部21と、把持部材3の固定時に把持部材3の背面に配置される背面壁部22と、を備えている。支持部21には、把持部材3がボルトやクランプ等の締結具23によって固定される。また、背面壁部22には、把持部材3のワーク把持力を調整可能な把持力調整手段24が配置されている。
また、背面壁部22には、把持部材3の固定時にワークWを挿通可能なスリット25が形成されている。スリット25は、例えば、背面壁部22の上方が開放した切欠部である。スリット25は、背面壁部22の内側(中心側)から背面壁部22の外側面(YZ面内における外側面)に向かって延びており、背面壁部22の外側面において開口している。図示した構成では、スリット25はZ軸方向に沿って延びている。
スリット25は、ワークWを挿通可能な幅(例えば、ワークWの外径よりも大きな幅)を有し、把持部材3を支持部21に固定したときにワークWと背面壁部22とが干渉しない深さを有している。なお、スリット25は、X軸方向において背面壁部22を貫通している。すなわち、スリット25は、背面壁部22の前面及び後面(背面)においてそれぞれ開口するように形成されている。
把持部材3は、例えば、図2(a)及び図2(b)に示したように、ワークWを把持するチャック31と、チャック31を収容するホルダ32と、を備えている。図示した把持部材3は、いわゆるコレットチャック機構を採用したものであるが、他の把持機構を採用したものであってもよい。なお、コレットチャック機構そのものの構成については、周知技術であることから、本明細書では詳細な説明を省略する。
ホルダ32は、図3に示したように、略中央部にチャック31を挿入可能な開口部33を備えている。また、開口部33の先端部には、前方(X軸のマイナス方向)に向かって拡径したテーパ面34が形成されている。また、チャック31は、略円筒形状の外形を有しており、外周部には前方(X軸のマイナス方向)に向かって拡径したテーパ面35が形成されている。
ホルダ32の開口部33に前方側からチャック31を後端側(テーパ面35が形成されていない側)から挿入すると、ホルダ32のテーパ面34とチャック31のテーパ面35とが当接することとなる。チャック31を強くホルダ32に引き込むことにより、チャック31のテーパ面35がホルダ32のテーパ面34によって締め付けられ、チャック31のワーク把持力が大きくなる。
ここで、把持力調整手段24は、チャック31をホルダ32内に引き込む手段である。例えば、把持力調整手段24は複数の油圧ナットにより構成される。油圧ナットは、チャック31に連結されたボルトにナットを螺合させ、このナットに組み込まれた油圧シリンダによりナットを変位させることで、チャック31のX軸方向の変位量を調整可能としたものである。かかる油圧ナットを把持力調整手段24として使用することにより、チャック31のワーク把持力を高精度に制御することができる。なお、油圧ナットは把持力調整手段24の単なる一例であり、トルク管理可能なボルト等で代用するようにしてもよい。
図示した把持力調整手段24は、四つの油圧ナットを備えている。これらの油圧ナットは、例えば、チャック31(ワークW)の軸心を中心として、周方向に等間隔に配置されており、ワークWを囲むように設けられる。把持力調整手段24は、ワークWの周囲における複数の位置において、チャック31をホルダ32内に引き込むことができればよく、図示した油圧ナットの個数や配置に限定されるものではない。
次に、上述したワーク固定治具1を用いたワーク固定方法について、図4(a)及び図4(b)を参照しつつ説明する。ここで、図4は、本発明の一実施形態に係るワーク固定方法を示す図であり、(a)は挿入ステップ、(b)は固定ステップ、を示している。なお、図4(b)において作業台Tの図を省略してある。
本発明の一実施形態に係るワーク固定方法は、ワークWを作業台T上に固定するワーク固定方法であって、作業台Tに配置されたベース2と、ワークWを把持する把持部材3と、を備えたワーク固定治具1を用い、作業台Tと異なる場所でワークWを把持部材3に挿入させた後、ワークWを挿入した状態の把持部材3を作業台Tまで移動させてベース2に固定するようにしたものである。
最初に、作業台Tに固定されたベース2から把持部材3を取り外しておく。そして、ワークWを把持部材3のチャック31に挿入するのに必要な空間を備えた場所で、図4(a)に示したように、ワークWをチャック31に図中の矢印方向に挿入する。このとき、チャック31をホルダ32に軽く引き込んだ状態で仮留めするようにしてもよい。かかる仮留めをすることにより、把持部材3の移動時におけるワークWの脱落を抑制することができる。
次に、図4(b)に示したように、ワークWを挿入した状態の把持部材3をクレーン等の重機又は作業員の人手でベース2の位置まで搬送し、ベース2の支持部21上に把持部材3を載置する。そして、ベース2に把持部材3を固定する。このとき、把持部材3に挿入されているワークWは、ベース2の背面壁部22に形成されたスリット25に挿通される。
具体的には、ワークWを挿入した状態の把持部材3を、ベース2の上方に搬送し、把持部材3が前方、ワークWの後端が後方に向けられた姿勢とし、その姿勢のままベース2の上方からベース2に向かって下降させる。そして、把持部材3を背面壁部22の前面に沿って下降させ、ワークWをスリット25の上部(開口)からスリット25内に挿入し、ワークWをスリット25に沿って移動させる。かかる操作により、ワークWがベース2に干渉することなく、ワークW及び把持部材3をベース2に円滑に固定することができる。
次に、背面壁部22に配置された把持力調整手段24と把持部材3のチャック31とを接続し、チャック31のホルダ32への引き込み量を調整することにより、把持部材3のワーク把持力を調整し、把持部材3によりワークWを把持する。
その後、押圧手段により図1に示した中間ロッドGrを押圧し、中間ロッドGrがワークWに当接すると、作業台TがレールRに沿ってX軸方向に移動し、ワークWの先端が回転側のワークW′に当接することとなる。そして、図1に示した駆動手段DによりワークW′を回転させつつ、押圧手段によりワークWをワークW′の接合面に押し付けることによって摩擦接合を行う。
上述した本実施形態に係るワーク固定方法によれば、ワークWを挿入した状態の把持部材3を作業台Tに配置されたベース2に固定するようにしたことから、作業台Tと異なる場所でワークWを把持部材3に挿入することができる。したがって、ワークWが長尺化した場合であっても、任意の広い空間でワークWを把持部材3に挿入することができる。
また、把持部材3にワークWを挿入させた後、把持部材3をベース2に固定していることから、ワークWが長尺化した場合であっても、ワークWを作業台Tに固定する際に作業台Tを移動させてワークWを挿入する空間を形成する必要がなく、摩擦接合装置の大型化を抑制することができる。
ここで、図5は、ワーク固定治具の変形例を示す背面斜視図である。上述した実施形態に係るワーク固定治具1では、ベース2の背面壁部22には上方に開放されたスリット25が形成されているが、図5に示した変形例のように、ベース2の背面壁部22の側方(Y軸方向)に開放されたスリット26を形成してもよい。かかる変形例では、ワークWを挿入した把持部材3は、ベース2の側方にスライドさせながらベース2の支持部21に把持部材3を載置する。すなわち、ワークWを挿入した状態の把持部材3をベース2に固定する際は、スリット25が延びる方向に沿ってワークW及び把持部材3を移動させればよい。
なお、上述した実施形態(変形例を含む)では、摩擦接合時にワークWを作業台Tに固定する場合について説明したが、摩擦接合完了後にワークWを取り外す場合には、実質的に上述した固定方法と逆の手順で処理することができる。
具体的には、以下の手順でワークWをワークW′に摩擦接合した部材を摩擦接合装置から取り外す。まず、摩擦接合完了後、押圧手段を停止して油圧シリンダのヘッドを例えば後方に退避させる。次に、駆動手段DからワークW′を開放した後、作業台Tを駆動手段Dから離れる方向(X軸方向又は後方)に移動させる。かかる操作により、ワークW及びワーク固定治具1が、作業台Tとともに後方に移動させられ、ワークWに接合されたワークW′が、駆動手段Dからワーク固定治具1側に引き抜かれ、ワークWとともにX軸方向に移動させられる。
そして、ワークW′が駆動手段Dと干渉しない位置まで移動した後、作業台Tの移動を停止し、ベース2から把持部材3を取り外す。例えば、把持力調整手段24と把持部材3との接続を解除し、把持部材3を背面壁部22の前面に沿って上昇させ、ワークWをスリット25に沿って移動させ、ワークWをスリット25の上部(開口)から引き抜く。このとき、ワークW′は、ワークWの移動とともに駆動手段Dとベース2との間の空間で上方に移動される。かかる操作により、ワークWがベース2に干渉することなく、ワークW及び把持部材3をベース2から円滑に取り外すことができる。
ベース2から取り外され、ワークW,W′を挿入した状態の把持部材3は、クレーン等の重機又は作業員の人手により広い空間に搬送される。最終的に、ワークW,W′を摩擦接合した部材を把持部材3から抜き取る。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、例えば、円筒形状以外のワークにも適用できる、摩擦接合装置以外の装置にも適用できる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 ワーク固定治具
2 ベース
3 把持部材
21 支持部
22 背面壁部
23 締結具
24 把持力調整手段
25,26 スリット
31 チャック
32 ホルダ
33 開口部
34,35 テーパ面


Claims (5)

  1. ワークを作業台上に固定するワーク固定治具であって、
    前記作業台に配置されたベースと、前記ワークを把持する把持部材と、を備え、
    前記把持部材は、前記ベースに着脱可能に構成されており、前記ベースは、前記ワークを挿入した状態の把持部材を固定可能に構成されており、
    前記ベースは、前記把持部材のワーク把持力を調整可能な把持力調整手段を備え、
    前記把持部材は、前記ワークを把持するチャックと、該チャックを収容するホルダと、を備え、前記把持力調整手段は、前記チャックを前記ホルダ内に引き込む手段である、
    ことを特徴とするワーク固定治具。
  2. 前記ベースは、前記把持部材の固定時に前記ワークを挿通可能なスリットを含む、請求項1に記載のワーク固定治具。
  3. 前記作業台は、摩擦接合装置に使用される移動テーブルであり、前記ワークは、摩擦接合時に回転又は振動されない固定側のワークである、請求項1に記載のワーク固定治具。
  4. ワークを作業台上に固定するワーク固定方法であって、
    前記作業台に配置されたベースと、前記ワークを把持するチャックと該チャックを収容するホルダとを備えた把持部材と、前記ベースに配置され前記把持部材のワーク把持力を調整可能な把持力調整手段と、を備えたワーク固定治具を用い、
    前記作業台と異なる場所で前記ワークを前記把持部材に挿入させた後、前記ワークを挿入した状態の把持部材を前記作業台まで移動させて前記ベースに固定し、
    次に、前記把持力調整手段と前記チャックとを接続し、前記チャックの前記ホルダへの引き込み量を調整することにより、前記把持部材のワーク把持力を調整するようにした、
    ことを特徴とするワーク固定方法。
  5. 前記作業台は、摩擦接合装置に使用される移動テーブルであり、前記ワークは、摩擦接合時に回転又は振動されない固定側のワークである、請求項4に記載のワーク固定方法。
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