JP6971141B2 - プラズマイオン源を用いた質量分析 - Google Patents
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Description
プラズマイオン源を用いた質量分析装置の1例として、被測定試料中の元素をイオン化するためのイオン源に誘導結合プラズマ(ICP)を用いる誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−MS)が知られている。かかる公知の誘導結合プラズマ質量分析装置の動作を、そのブロック図である図7を参照して概説する。図7において、オプションのオートサンプラ10またはオペレータによって試料導入部15に接続された試料吸い上げチューブが試料ボトルに入った被測定試料5に接液され、該試料5は、試料導入部15からイオン化部20に導入されて、該試料5に含まれていた元素は該イオン化部20で生成されたプラズマによってイオン化される。イオン化された元素は、サンプリングコーン及びスキマーコーンを含む差動排気系を構成するインターフェース部25でサンプリングされてイオンレンズ部30、質量分離部35、及び検出器42を内部に持つ高真空のチャンバーに導入されて、該イオンレンズ部30で収束された後、選択された質量電荷比のイオンのみを通過させるための、典型的には四重極マスフィルターから構成される質量分離部35に入射される。
ICP−MSなどのプラズマイオン源を用いた質量分析装置(本明細書において、単に「質量分析装置」と記載されている場合には、それは、プラズマイオン源を用いた質量分析装置を意味する)によって、環境や食品サンプルなどの被測定試料に含まれるヒ素(As)やセレン(Se)などの分析元素の濃度を測定する際に、該試料中に希土類元素が含まれている場合には、それらの分析元素の測定イオンのイオン強度の測定値にスペクトル干渉による誤差が生じる場合がある。このスペクトル干渉は、試料中の分析元素の測定イオンの質量電荷比と希土類元素の二価イオンの質量電荷比が互いに同じかまたは近く、質量分析装置で分離できないことから生じる。
[αn]c=[αn]m−[X2n/2]m×A1/A2 [式1−1]
である。
[75]c=[75]m−[72.5]m×5.6/8.3 [式1−2]
と表される。
[αn]c=[αn]m−[X2n/2]m×A1/A2×MB [式2]
とすることによって質量分析装置のマスバイアス効果を考慮し、マスバイアス補正係数MBを、X2の二価イオンのイオン強度の測定値[X2n/2]mと、X2とは異なる奇数の質量数X3nを有するもう一つの同位体X3の二価イオンのイオン強度の測定値[X3n/2]mを用いて求めて、[式2]を計算することによって、マスバイアス効果まで考慮したスペクトル干渉の補正を行うものである。本明細書では、[式2]の[X2n/2]m×A1/A2×MBを、分析元素αの測定イオンに対するX12+によるスペクトル干渉の干渉量という。尚、本発明の補正方法の対象となりうる干渉元素は、上記のような希土類元素には限定されない。以下の説明からも明らかなように、少なくとも3つの異なる同位体をもつ干渉元素であって、それらの同位体のうちのいずれか2つの同位体の質量数が奇数であり、他の1つの同位体の二価イオンの質量電荷比が分析元素の測定イオンの質量電荷比と互いに同じかまたは質量分析装置で分離できないほど該分析元素の測定イオンの質量電荷比に近い該干渉元素も本発明の補正方法の対象とされる干渉元素になりうる。たとえば、分析元素が質量数24のMg(マグネシウム)であるときの質量数48のTi(チタン)や、分析元素が質量数68のZn(亜鉛)であるときの質量数136のBa(バリウム)も本発明の補正方法の対象とされる干渉元素に含まれうる。ここで、質量数48のTiの二価イオンは質量数24のMgに対してスペクトル干渉し、かつ、Tiの同位体には、質量数が48の同位体の他に質量数47と49の同位体、すなわち質量数が奇数の2つの同位体が含まれる。また、質量数136のBaの二価イオンは質量数68のZnに対してスペクトル干渉し、かつ、Baの同位体には、質量数が136の同位体の他に質量数135と137の同位体、すなわち質量数が奇数の2つの同位体が含まれる。
たとえば、a、b、cを係数として、
C2/C1=A2/A1×(1+a×ΔM21) [式3]
C2/C1=A2/A1×(1+b)ΔM21 [式4]
C2/C1=A2/A1×exp(c×ΔM21) [式5]
などと表すことができる。ただし、ΔM21=M2−M1である。
ここで、[式3]の関係を、未知の値C3にも適用すると、ΔM32=M3−M2として、
C3/C2=A3/A2×(1+a×ΔM32) [式6]
と表すことができ、したがって、
C3=C2×(A3/A2)×(1+a×ΔM32) [式7]
である。ここで、[式3]から、
a=(1/ΔM21)×[(C2/C1)/(A2/A1)−1] [式8]
であり、A1、A2、M1、M2は既知で、C1、C2は上記のとおり正確に測定可能であるから、[式8]を用いてaを求めることができる。したがって、既知の値であるA1、A2、A3、M1、M2、M3、及び、正確に測定可能なC1及びC2から、[式7]を用いて、未知の値であるC3を求めることができる。
[式4]、[式5]の関係についても同様である。すなわち、[式4]の関係を未知の値C3にも適用すると、ΔM32=M3−M2として、
C3/C2=A3/A2×(1+b)ΔM32 [式9]
と表すことができ、したがって、
C3=C2×(A3/A2)×(1+b)ΔM32 [式10]
である。ここで、[式4]から、
b=[(C2/C1)/(A2/A1)]1/ΔM21−1 [式11]
である。また、[式5]の関係を未知の値C3にも適用すると、ΔM32=M3−M2として、
C3/C2=A3/A2×exp(c×ΔM32) [式12]
と表すことができ、したがって、
C3=C2×(A3/A2)×exp(c×ΔM32) [式13]
である。ここで、[式5]から、
c=(1/ΔM21)×ln[(C2/C1)/(A2/A1)] [式14]
である。[式4]、[式5]のb、cを、aと同様に、A1、A2、M1、M2、C1、C2から求めることができ、したがって、[式10]及び[式13]のC3を、[式7]のC3と同様に、既知の値であるA1、A2、A3、M1、M2、M3、及び、正確に測定可能なC1及びC2から求めることができる。
(1+a×ΔM32) [式15]
(1+b)ΔM32 [式16]
exp(c×ΔM32) [式17]
は、それぞれ、マスバイアス補正係数MBを表しており、C3は干渉量を表している。したがって、既知の値A1、A2、M1、M2、M3、及び質量分析装置によって測定されたイオン強度の測定値C1、C2から、マスバイアス補正係数MBが得られる。質量電荷比αnにおけるイオン強度の測定値の補正値(すなわち、マスバイアス効果まで考慮したスペクトル干渉に対する補正値)[αn]cは、質量電荷比αnにおけるイオン強度の測定値[αn]mからC3を減じることによって得られる。C3を求める式としてたとえば[式7]を用いた場合には、[αn]cは、
[αn]c=[αn]m−C2×(A3/A2)×(1+a×ΔM32) [式18]
として得られる。ここでaは[式8]で与えられる。
このように、本発明の主たる特徴は、奇数の質量数を有する干渉元素の2つの同位体の二価イオンはいずれも他のイオンによるスペクトル干渉を受けないために、それらの二価イオンのイオン強度を正確に測定できることから、それらの二価イオンのイオン強度の測定値と共に、それら2つの同位体の既知の理論上の同位体比及びそれら2つの同位体のイオンの質量電荷比の差を用いてマスバイアス補正係数MBをより正確に算出できることに着眼して、それら2つの二価イオンのイオン強度を測定することによって、分析元素の測定イオンに対する該干渉元素の他の1つの同位体の二価イオンによるスペクトル干渉の干渉量を、マスバイアス効果まで考慮してより正確に決定する点にある。
本発明の1実施形態による、既存の質量分析装置(たとえば、図7のICP−MS)を用いたイオン強度の測定及び該測定値の補正値を求めるための補正計算のフローを、図3のフローチャートを参照して説明する。尚、スペクトル干渉の補正の対象とされる干渉元素の種類及びその数、該干渉元素の二価イオンは、分析元素や被測定試料の種類等の要件に応じて、予め選択ないし決定しておくことができる。尚、ここでは、補正計算(下記のステップ330及び340における計算)は、該質量分析装置に内蔵された演算処理部(たとえば、図7の演算処理部65)で実施されることが想定されているが、該質量分析装置によって測定されたデータを、該質量分析装置の外部のコンピューティング装置(たとえば、図7の外部コンピューティング装置70)に転送することによって、それらの補正計算を外部のコンピューティング装置で行うこともできる。
[αn]c=[αn]m−(C31+C32)
である。補正値[αn]cは、スペクトル干渉の補正の対象として選択された全ての干渉元素によるスペクトル干渉が、質量分析装置のマスバイアス効果まで考慮して補正された値である。その後、[αn]cの値を使い、別に測定された検量線をもとに濃度への変換を行う。
次に、試料中に分析元素As(質量数75)と共に干渉元素Nd及びSmが存在する場合に、スペクトル干渉の補正対象の干渉元素としてNd及びSmを選択した場合の測定及び補正計算フローを、図3のフローに沿って説明する。ここでは、質量電荷比75の75Asイオンに対する150Nd2+によるスペクトル干渉に対しては、質量電荷比72.5及び71.5におけるイオン強度の測定値(すなわち、150Ndの2つの同位体である145Nd及び143Ndのそれぞれの二価イオン145Nd2+及び143Nd2+のイオン強度の測定値)を用いて補正を行い、質量電荷比75の75Asイオンに対する150Sm2+によるスペクトル干渉に対しては、質量電荷比73.5及び74.5におけるイオン強度の測定値(すなわち、150Smの2つの同位体である147Sm及び149Smのそれぞれの二価イオン147Sm2+及び149Sm2+のイオン強度の測定値)を用いて、150Nd2+に対するのと同様の補正を行う。
本発明の1実施形態による、既存の質量分析装置を用いたイオン強度の測定によって得られた測定値に対して、干渉量C3を求める式として[式7]を用いる本発明による補正方法を適用したときの補正結果の1例を図4に示す。図4の上段には、既存のICP−MSによって、1ppmの濃度のNdマトリックス(該マトリックスには、Asは含まれていない)をH2モードとHeモードの2つの測定モードで測定して得られた、Ndの7つの同位体の二価イオンのそれぞれの質量電荷比におけるイオン強度の測定値(cps)が示されている。
Claims (10)
- プラズマイオン源を用いた質量分析装置によって測定される試料中の分析元素の測定イオンに対する干渉元素の二価イオンによるスペクトル干渉を補正する方法であって、
前記試料中に3つの異なる同位体をもつ少なくとも1つの種類の干渉元素が存在し、そのいずれか2つの同位体(これら2つの同位体を、それぞれ、「第1の同位体」、「第2の同位体」といい、他の1つの同位体を「第3の同位体」という)が奇数の質量数を有する場合において、
前記少なくとも1つの種類の干渉元素について、前記試料中の前記第1の同位体の二価イオンのイオン強度の測定値と、前記試料中の前記第2の同位体の二価イオンのイオン強度の測定値を用いて、前記分析元素の測定イオンに対する前記第3の同位体の二価イオンによるスペクトル干渉の干渉量を算出するステップと、
前記質量分析装置によって測定された前記試料中の分析元素の測定イオンの質量電荷比におけるイオン強度の測定値から、前記少なくとも1つの種類の干渉元素について算出された干渉量を減算して、前記分析元素の測定イオンの質量電荷比におけるイオン強度の補正値を求めるステップ
を含む方法。 - 前記少なくとも1つの種類の干渉元素の各々について、前記第1の同位体の二価イオンのイオン強度の測定値、前記第2の同位体の二価イオンのイオン強度の測定値をそれぞれ、C1、C2とし、前記第1の同位体、前記第2の同位体、及び前記第3の同位体の同位体存在比をそれぞれ、A1、A2、A3とし、前記第1の同位体の二価イオン、前記第2の同位体の二価イオン、及び前記第3の同位体の二価イオンの質量電荷比を、それぞれ、M1、M2、M3としたときに、
前記少なくとも1つの種類の干渉元素の各々の前記第3の同位体の二価イオンによるスペクトル干渉の前記干渉量が、
C2×(A3/A2)×[(1+a×(M3−M2)]
として算出され、ここで、aは、
[1/(M2−M1)]×[(C2/C1)/(A2/A1)−1]
である、請求項1に記載の方法。 - 前記質量分析装置に四重極質量分析装置が用いられる場合に、該質量分析装置の質量分解能が0.4amu(FWHM)以下に設定される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記分析元素は、AsまたはSeである、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 前記分析元素がAsの場合には、前記少なくとも1つの種類の干渉元素は、NdとSmのいずれか、またはNd及びSmであり、前記分析元素がSeである場合には、前記少なくとも1つの種類の干渉元素は、GdとDyのいずれか、または Gd及びDyである、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 前記少なくとも1つの種類の干渉元素は、Nd、Sm、Gd、及びDyの中から選択される、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 干渉量を算出する前記ステップ及び補正値を求める前記ステップが、前記質量分析装置の外部のコンピューティング装置によって実施される、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 干渉量を算出する前記ステップ及び補正値を求める前記ステップが、前記質量分析装置に内蔵されたデータ処理手段によって実施される、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 前記質量分析装置が、誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−MS)、マイクロウェーブプラズマ質量分析装置、またはグロー放電質量分析装置(GDMS)である、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
- 前記質量分析装置が、誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−MS)、マイクロウェーブプラズマ質量分析装置、またはグロー放電質量分析装置(GDMS)であって、前記質量分析装置が、請求項1〜6のいずれかに記載の方法を実施する、質量分析装置。
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