JP6970402B2 - 補強シリンジ本体 - Google Patents

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Description

[関連出願]
本願は、2015年7月6日に出願された米国仮特許出願第62/188,982号、表題「Reinforced Syringe Body」に対する優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に援用される。
本開示は、全般的に膨張装置と共に使用されるシリンジ本体に関する。より具体的には、本開示は、バルーンなどの医療用装置を膨張又は収縮させるために、ラインに沿って流体を加圧するか、減圧するか、又はさもなければ変位させるために使用されるように構成された補強シリンジに関する。
膨張装置の斜視図である。 図1Aの膨張装置の別の斜視図である。 図1Aの膨張装置の遠位端を示す図である。 シリンジ本体の側面図である。 図2Aのシリンジ本体の遠位端を示す図である。 線2C−2Cから得た図2Bのシリンジ本体の断面図である。 図2Aのシリンジ本体の斜視図である。 図2Aのシリンジ本体の第2の斜視図である。 図2Aのシリンジ本体の正面図である。 図2Aのシリンジ本体の背面図である。 図2Aのシリンジ本体の左側面図である。 図2Aのシリンジ本体の右側面図である。 図2Aのシリンジ本体の底面図である。 図2Aのシリンジ本体の上面図である。 シリンジ本体の別の実施形態の一部の斜視図である。 図11のシリンジ本体の一部の正面図である。 図11のシリンジ本体の一部の断面斜視図である。
本明細書に開示される実施形態は、添付の図面と併用して、以下の記載及び添付の特許請求の範囲からより完全に明白となるであろう。これらの図面は、典型的な実施形態のみを描写しており、それらの実施形態は、図面と関連付けて追加の特異性及び詳細と共に記載されるであろう。
[詳細な説明]
膨張装置は、シリンジ本体を備えることができる。いくつかの構成において、シリンジ本体は、近位端及び遠位端を有するバレルつまりシリンジバレルを備え得、バレルは、プランジャを受容するように構成されている。シリンジ本体は、例えば、バレルの遠位端にてなど、バレルの少なくとも一部上に配設された1つ以上の補剛リブを更に備え得る。更に、シリンジ本体は、バレルの遠位端の周縁部の少なくとも一部の周りに配設された補剛リップ部を備え得る。1つ以上の補剛リブ及び/又は補剛リップ部は、シリンジ本体の少なくとも一部を補強及び/又は支持するように構成され得る。いくつかの実例において、シリンジ本体は、約81気圧(atm)まで、及び/又は、約109気圧まで、及び/又は、109気圧を超える、シリンジ本体の流体リザーバ内の圧力に耐えるように構成され得る。いくつかの実施形態において、シリンジ本体は、また、約0気圧〜約81気圧の圧力、及び/又は、約0気圧〜約109気圧の圧力にて使用されるようにも構成され得る。
なお、様々な特徴は時々、開示を効率化する目的で、1つの実施形態、図面、又はその説明にまとめられるものとして認識される。多くのこれらの特徴は単独及び/又は互いに組み合わされて使用されてもよい。
実施形態は図面を参照して理解されてもよく、類似する部品は全体を通して類似する数字が割り当てられる。本開示の構成要素は、本明細書の図面にて一般的に説明されて図示されるように、広範囲の異なる構成で配置及び設計することができる。よって、以下の、装置の実施形態のより詳細な記載は、本開示の範囲を限定する意図はなく、本開示の可能な実施形態の単なる代表的なものである。幾つかの場合では、周知の構造、材料、又は動作が示されないか詳細に説明されない。実施形態の様々な態様が図面で提示される一方で、図面は、具体的に示されない限りは縮尺に合わせて描かれているとは限らない。
「接続される」、「連結される」、及び「連通される」の表現は、2つ以上の実体間での機械、電気、磁気、電磁気、液体、及び熱的相互作用を含むがそれらに限定されない相互作用の任意の形態を指す。2つの構成要素は、互いに直接接触していないとしても、互いに連結され得る。例えば、2つの構成要素は、中間構成要素を介して互いに結合され得る。
用語「近位」及び「遠位」は、本明細書に開示されるデバイスを含む医療デバイスの両端を指す。本明細書にて用いるように、医療装置の近位部分は使用中に施術者に最も近い部分であり、遠位部分はその反対側の端の部分である。例えば、シリンジ本体の近位端は、シリンジ本体の使用中に(膨張装置に関連して)施術者に最も近い端部として定義される。遠位端は、近位端とは反対側の、シリンジ本体の長手方向に沿った端部である。
「流体」という用語は、その広い意味で使用されて、概して流体として働く液体及び気体の両方、並びに溶液、化合物、懸濁液などを含む任意の流体を指す。
図1A〜図1Cは、シリンジ本体を備える膨張装置の異なる図を示す。図2A〜図10は、シリンジ本体の異なる図を示す。ある特定の図において、シリンジ本体は、全ての図には含まれない追加の構成部品に連結され得るか、又は追加の構成部品と示され得る。更に、いくつかの図において、構成部品の関係に詳細を提供するために選択された構成部品のみが図示される。いくつかの構成部品は、複数の図で示され得るが、全ての図に関連して論じられていない。図に関連して提供される開示は、任意の他の図に関連して提供される開示と関係しており、かつ適用可能である。
本明細書における例示的なシリンジ構成のいずれかに関連して開示される任意及び全ての構成部品は任意選択であり得る。すなわち、シリンジ本体はプランジャを受容するように構成された構成要素を広義に指すが、「シリンジ」という用語の使用は、全ての開示するシリンジ構成要素が常に存在することを意味するわけではない。むしろ、その用語は、広く使用され、構成部品の集まりを指すが、具体的に、任意の特定の構成部品の包含を指すものではなく、又はそれを必要としない。同様に、ハンドル及びプランジャなど、本明細書に開示される他の大まかな群の構成部品はまた、個々の補助構成部品の集まりも指し得る。各補助構成部品が全ての実施形態に存在し得るか、又は存在し得ないとき、これらの用語の使用はまた、非限定的であると考えられる。
図1Aは、膨張装置100の斜視図である。膨張装置100は、4つの大まかなグループの構成要素を含むことができる。各グループは、数多くの副構成要素及び部品を有することができる。4つの大まかな構成要素とは、シリンジ130、プランジャ120、ハンドル110及びディスプレイハウジング160である。いくつかの実施形態において、膨張装置100は、バルーンなどの医療用装置を膨張又は収縮させるために、ラインに沿って流体を加圧するか、減圧するか、及び/又はさもなければ変位させるために使用される装置であり得る。
シリンジ130は、図示したように、プランジャ120を受容するように構成される概ね円柱状の中空管から形成されるシリンジ本体132を備えることができる。シリンジ本体132は、シリンジ本体132の遠位端134に又はそれに隣接して配設された注入口/排出口ポート135を含み得る。連結部材138はまた、シリンジ本体132の近位端133の又はそれに隣接したシリンジ本体132にも連結され得る。連結部材138は、プランジャ120が連結部材138を通過してシリンジ本体132内にわたることを可能にするように構成される中心孔を含み得る。更に、シリンジ本体132は、シリンジ本体132を結合部材138に選択的に連結するように構成されたねじ131(図2Aを参照)を含み得る。
ハンドル110は、プランジャ120の近位端部に連結される構成部品の群を広く指し、そのうちのいくつかは、使用者によって把握可能であるように構成され得る。ある特定の実施形態において、ハンドル110は、使用者が、ハンドル110を操作することによって、プランジャ120の位置を操作し得るように構成され得る。更に、いくつかの実施形態において、ハンドル110は、膨張装置100の構成部品を操作するように構成されるアクチュエータ機構であり得る。
図1Bは、図1Aの膨張装置100の別の斜視図であり、シリンジ本体132内に配設された副構成要素及び部品の少なくとも一部が見える。図示されたように、プランジャ120は、プランジャシャフト121の遠位端部でプランジャ封止部122に連結されるプランジャシャフト121を備えることができる。プランジャ120は、シリンジ本体132内に長手方向に変位可能であるように構成され得る。プランジャシャフト121はまた、プランジャシャフト121の近位端部でハンドル110に連結され得、プランジャシャフト121は、プランジャ封止部122とハンドル110との間の距離に広がる。
シリンジ本体132は、膨張装置100(例えば、高圧膨張装置)に関連して使用されるように構成され得る。図1Bに示すように、シリンジ本体132は、第1の壁部137を備えることができ、第1の壁部137は、流体リザーバつまり空隙136を少なくとも部分的に画成する。流体リザーバ136は、プランジャ120の少なくとも一部を受容するように構成され得る。シリンジ本体132は、第2の壁部139を更に備え得、第2の壁部139は、流体リザーバ136の遠位端に配設することができる。第2の壁部139の形状は、実質的に円形とすることができる。図示されたように、流体リザーバ136は、第1の壁部137によって少なくとも部分的に取り囲まれ、プランジャ封止部122及び第2の壁部139のそれぞれの間に配設された空間つまり空隙によって画成され得る。その結果、シリンジ本体132に対するプランジャ封止部122の変位は、流体リザーバ136のサイズ及び容量を変化させることができる。
図示するように、第2の壁部139は、少なくとも1つの補剛リブ149を備え得、補剛リブ149を以下で更に詳細に説明する。シリンジ本体132はまた、注入口/排出口ポート135も備えることができ、注入口/排出口ポート135は、第2の壁部139の少なくとも一部に配設され得る。注入口/排出口ポート135は、流体が、流体リザーバ136に(すなわち、プランジャ120変位時に)流入出することを可能又は許容するように構成され得る。更に、第1の壁部137の遠位端は、第2の壁部139の円周部の少なくとも一部に沿って第2の壁部139に対して遠位に延びて、実質的に環状の補剛リップ部146を形成し得、補剛リップ部146についてもまた更に詳細に以下で説明する。
図1Cは、図1Aの膨張装置100の遠位端を示す図であり、本開示の実施形態による、ハンドル110、シリンジ130、ディスプレイハウジング160及びその副構成要素のサブセットの関係を示す。例えば、補剛リップ部146は、図示されたように、第2の壁部139の円周部の周りに配設され、複数の補剛リブ149は、第2の壁部139の外面上に配設されている。更に、注入口/排出口ポート135は、第2の壁部139の中心部に配設されている。いくつかの実施形態において、注入口/排出口ポート135は、第2の壁部139の別の部分に、又は、シリンジ130の別の部分に配設され得る。例えば、注入口/排出口ポート135は、第2の壁部139の縁部に又はそれに隣接して配設され得る。
図2Aは、図1Aのシリンジ本体132の側面図である。図示されたように、シリンジ本体132は、バレルつまりシリンジバレル140を備え得る。バレル140は、近位端143と遠位端144とを備え得る。いくつかの実施形態において、バレル140は、プランジャ120(図1A及び図1Bを参照)を受容するように構成され得る。シリンジ本体132は、バレル140の遠位端144の周縁部の少なくとも一部の周りに配設された補剛リップ部146を更に備え得る。特定の実施形態において、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の周縁部全体、又は実質的に周縁部全体の周りに配設され得る。特定の他の実施形態において、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の周縁部の一部のみの周りに配設され得る。例えば、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の周縁部の約10%〜約100%の周りに配設され得るか、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の周縁部の約25%〜約100%の周りに配設され得るか、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の周縁部の約50%〜約100%の周りに配設され得るか、又は、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の周縁部の約75%〜約100%の周りに配設され得る。
いくつかの実施形態において、補剛リップ部146は、不連続であり得る。例えば、補剛リップ部146は、2つ以上のセグメントを備え得、第1のセグメントが、バレル140の遠位端144の周縁部の第1の部分の周りに配設され、第2のセグメントが、バレル140の遠位端144の周縁部の第2の部分の周りに配設され、補剛リップ部146の第1のセグメント及び補剛リップ部146の第2のセグメントは、不連続である。特定の実施形態において、補剛リップ部146は、3つの不連続セグメント、4つの不連続セグメント、5つの不連続セグメントなどを備え得る。
図2Aを再び参照すると、シリンジ本体132は、アダプタ151など、2次構成要素をシリンジ本体132に結合するように構成された1つ以上の特徴部を更に備え得る。いくつかの他の実施形態において、シリンジ本体132は、アダプタを備えていなくてもよい。アダプタ151は、シリンジ本体132に結合され得る。いくつかの実施形態において、アダプタ151は、シリンジ本体132と一体形成され得る。図示されたように、アダプタ151は、1つ以上の2次構成要素取り付け特徴部152を備えることができる。アダプタ151及び/又は1つ以上の2次構成要素取り付け特徴部152は、シリンジ本体132をディスプレイハウジング160(図1A〜図1Cを参照)又は任意の他の好適な2次構成要素に結合するように構成され得る。様々な実施形態において、アダプタ151及び/又は1つ以上の2次構成要素取り付け特徴部152は、ディスプレイハウジング160又は任意の他の好適な2次構成要素をシリンジ本体132上に取り付けるように構成され得る。
いくつかの構成において、より大きな応力負荷が、アダプタ151の又はそれに隣接したシリンジ本体132の少なくとも一部にあり得る。例えば、アダプタ151の又はそれに隣接したシリンジ本体132の少なくとも一部は、シリンジ本体132の他の部分よりも多くの応力(すなわち、機械的応力)に晒されるか、又は、その応力下にあり得る。アダプタ151に又はそれに隣接して配設された1つ以上の補剛リブ及び/又は補剛リップ部146の少なくとも一部は、シリンジ本体132及び/又はバレル140の少なくとも一部を補強又は支持し得る。
図2Bは、図2Aのシリンジ本体132の遠位端を示す図である。図示されたように、シリンジ本体132は、バレル140の遠位端の少なくとも一部上(すなわち、第2の壁部139上)に配設された第1の補剛リブ149aと第2の補剛リブ149bとを備え得る。補剛リップ部146は、また、バレル140の遠位端にて(すなわち、第2の壁部139の周縁部の少なくとも一部の周りに)配設され得る。特定の実施形態において、補剛リブ及び補剛リップ部のそれぞれは、シリンジ本体から延びる一体形成された特徴部であり得る。例えば、補剛リブ及び補剛リップ部は、単一の単体特徴部であり得る。特定の他の実施形態において、補剛リブ及び補剛リップ部のそれぞれは、シリンジ本体に結合された別個に形成された要素であり得る。
図1A及び図1Bを再び参照すると、プランジャ120がシリンジ本体132内で変位されるとき、圧力が、流体リザーバ136内で生成され得る。例えば、約50気圧までの圧力が、流体リザーバ136内で生成され得るか、約60気圧までの圧力が、流体リザーバ136内で生成され得るか、約70気圧までの圧力が、流体リザーバ136内で生成され得るか、約81気圧までの圧力が、流体リザーバ136内で生成され得るか、又は、約109気圧までの圧力が、流体リザーバ136内で生成され得る。いくつかの実施形態において、約0気圧〜約81気圧の圧力が、流体リザーバ136内で生成され得る。いくつかの実施形態において、約0気圧〜約109気圧の圧力が、流体リザーバ136内で生成され得る。
シリンジ本体132及び/又はバレル140は、少なくとも約50気圧、約60気圧、約70気圧、約81気圧及び約109気圧の流体リザーバ136内の圧力に耐えるように構成され得る。補剛リップ部146及び/又は補剛リブ149(例えば、第1の補剛リブ149a及び第2の補剛リブ149b)は、本明細書で説明するように、シリンジ本体132及び/又はバレル140が、破壊、破裂、割れ、変形、又は、さもなければ特定の状態下の(すなわち、流体リザーバ136内の特定の圧力下にある)不具合を回避するか又は抗し得るように、シリンジ本体132及び/又はバレル140の少なくとも一部を補強又は支持し得る。例えば、シリンジ本体132及び/又はバレル140の第1の部分(すなわち、バレル140の遠位端の一部)は、圧力が流体リザーバ136内で増大したときに、シリンジ本体132の第2の部分及び/又はバレル140よりも高い応力負荷を受ける恐れがある。例えば、シリンジ本体132及び/又はバレル140の2つ以上の構成要素の継手及び/又は接合部にて応力又は応力の増大があり得る。したがって、シリンジ本体132及び/又はバレル140の第1の部分は、シリンジ本体132の第2の部分の前に破壊、破裂、変形、又は、さもなければ不具合が発生しやすい恐れがある。シリンジ本体132及び/又はバレル140のそのような部分(すなわち、第1の部分)の又はそれに隣接した1つ以上の補剛リップ部146及び/又は1つ以上の補剛リブ149の配置は、シリンジ本体132及び/又はバレル140の故障を制限又は防止し得る。
シリンジ本体の故障は、膨張装置が使用され得る最大圧力を制限し得る。例えば、シリンジ本体が故障(すなわち、破壊、破裂、亀裂、及び/又は変形)したとき、シリンジ本体内の急速な圧力降下が起こり得る。医療装置が膨張装置に結合されているとき、これによってもまた、結果的に医療装置内の急激な、予想外の圧力降下となり得る。
補剛リブ149の形状は、変動し得る。図2Bに示すように、例えば、第1の補剛リブ149aの形状は、実質的に三角形とすることができ、第2の補剛リブ149bの形状は、実質的に台形とすることができる。様々な実施形態において、第1の複数の補剛リブの形状は、実質的に三角形であり得、第2の複数の補剛リブの形状は、実質的に台形であり得る。他の実施形態において、補剛リブ149の形状は、実質的に円形、実質的に線形、実質的に長円形、実質的に矩形か、又は、実質的に四角形であり得る。任意の他の好適な形状も使用することができる。例えば、補剛リブ149の形状は、不規則(すなわち、従来、定義された形状ではない)とすることができる。同様に、補剛リップ部146の形状もまた、変動する可能性がある。図2Bに示すように、例えば、補剛リップ部146は、実質的に円形とすることができる。補剛リップ部146の形状は、少なくとも部分的に、シリンジ本体132及び/又はバレル140の形状などの様々な要因のために変動し得る。
いくつかの実施形態において、シリンジ本体は、2つ以上の補剛リブを備え得る。そのような実施形態において、それぞれの補剛リブは、異なる形状を有し得るか、それぞれの補剛リブは、実質的に同じ形状を有し得るか、又は、補剛リブは、形状の任意の組み合わせを有し得る(即ち、第3の補剛リブが実質的に直線であり得、一方、第1及び第2の補剛リブは、実質的に円形であり得る)。
1つ以上の補剛リブは、実質的にダイヤモンドの形状を形成し得る。図2Bに示すように、例えば、第1の補剛リブ149aの形状は、実質的に三角形とすることができ、第2の補剛リブ149bの形状は、実質的に台形とすることができる。更に、実質的に三角形の第1の補剛リブ149aは、実質的にダイヤモンドの形状が形成されるように実質的に台形の第2の補剛リブ149bに隣接して配設することができる。様々な他の実施形態において、単一の補剛リブ又は3つ又はそれ以上の補剛リブもまた、実質的にダイヤモンドの形状を形成し得る。
いくつかの実施形態において、第1の補剛リブが、第1の弦を第2の壁部の外面に沿って画成し得、第2の補剛リブが、第2の弦を第2の壁部の外面に沿って画成し得、及び/又は、第3の補剛リブが、第3の弦を第2の壁部などの外面に沿って画成し得る。1つ以上の補剛リブの他の構成もまた、本開示の範囲内である。例えば、1つ以上の補剛リブは、ハブアンドスポーク方式の形状を形成し得る(すなわち、1つ以上の補剛リブのそれぞれは、第2の壁部の中心部から外向きに放射し得る)。別の実施例において、1つ以上の補剛リブは、星印形状を形成し得る。特定の実施形態において、1つ以上の補剛リブ及び/又は補剛リップ部の構成は、流体リザーバがシリンジ本体の故障の前に加圧され得る最大圧力を少なくとも部分的に決定し得る。
図2Cは、線2C〜2Cから切り取った図2Bのシリンジ本体132の断面図である。図示された実施形態において、補剛リップ部146は、バレル140の遠位端144の外面に関して遠位に延びることができる。同様に、1つ以上の補剛リブ149は、バレル140の遠位端144の外面に関して遠位に延び得る。換言すると、補剛リップ部146及び/又は1つ以上の補剛リブ149のそれぞれは、第2の壁部139の外面に関して遠位に延び得る。
いくつかの実施形態において、第1の補剛リブは、第2の補剛リブより遠位に延び得る。例えば、シリンジ本体132は、複数の補剛リブ149を備え得、複数の補剛リブ149のそれぞれは、異なる距離を延び得る。あるいは、複数の補剛リブ149のそれぞれは、実質的に同じ距離を延び得る。補剛リブ149延長距離又は高さ(すなわち、バレル140の遠位端144の外面からの補剛リブ149の延長部の距離)の他の組み合わせもまた、本開示の範囲内である。
いくつかの他の実施形態において、1つ以上の補剛リブは、バレル(図示せず)の遠位端の内面に関して近位に延び得る。例えば、1つ以上の補剛リブは、流体リザーバ内に配設され得る。
図2Cを再び参照すると、補剛リップ部146は、第1の部分146aと第2の部分146bと備え得、第1の部分146aは、第2の部分146bの反対側、又は実質的に反対側に配設されている。第1の部分146a及び第2の部分146bのそれぞれは、バレル140の遠位端144の外面に関して遠位に延び得る。図示するように、第1の部分146aの高さは、第2の部分146bよりも大きくてもよい。いくつかの他の実施形態において、第1の部分146aの高さは、第2の部分146bの高さを下回り得る。更にいくつかの他の実施形態において、第1の部分146aの高さは、第2の部分146bの高さと実質的に同じであり得る。補剛リップ部146はまた、1つの部分、3つの部分、4つの部分、5つの部分、又は、任意の他の好適な数の部分も備え得、それぞれの部分は、任意の他の部分の高さに関して変動し得る高さを有する。
補剛リップ部146の第1の部分146aは、図示されたように、アダプタ151に隣接して配設することができる。先に論じたように、より大きな応力負荷が、アダプタ151の又はそれに隣接したシリンジ本体132の少なくとも一部にあり得る。例えば、アダプタ151は、ディスプレイハウジング又は別の好適な2次構成要素に結合され得る。それゆえに、アダプタ151に又はそれに隣接して配設された、補剛リップ部146の別の部分に対して増大した又はより大きな高さを有する補剛リップ部146の部分は、シリンジ本体132及び/又はバレル140の少なくとも一部を補強又は支持し得る。例えば、第1の部分146aは、図示されたように、アダプタ151の又はそれに隣接したシリンジ本体132の部分を補強又は支持し得る。
図3は、図2Aのシリンジ本体132の斜視図である。図4は、図2Aのシリンジ本体132の第2の斜視図である。図5は、図2Aのシリンジ本体132の正面図である。図6は、図2Aのシリンジ本体132の背面図である。図7は、図2Aのシリンジ本体132の左側面図である。図8は、図2Aのシリンジ本体132の右側面図である。図9は、図2Aのシリンジ本体132の底面図である。図10は、図2Aのシリンジ本体132の上面図である。
図11は、ある点では上記のシリンジ本体132と類似しているシリンジ本体232の一部の斜視図である。したがって、同様の特徴は、先頭の桁が「2」に増分されて同様の参照番号が割り当てられる。例えば、図11に示す実施形態は、いくつかの点では、図1〜図10の補剛リップ部146と類似し得る補剛リップ部246を含む。よって、同様に識別された特徴に関する関連性のある上述される開示は、以後繰り返されなくてもよい。更に、図1〜図10に示されるシリンジ本体及び関連する構成要素の特有の特徴は、図面の参照番号で示されないか識別されない、又は具体的にそれ以降に記載される説明にて取り上げられない場合がある。しかしながら、かかる特徴は、他の実施形態に図示される及び/又はかかる実施形態に対して説明される特徴として、明白に同一であるか、実質的に同一であってもよい。したがって、かかる特徴の関連する記載は、図11に示すシリンジ本体232及び関連構成要素の特徴と同等に適用される。図1〜図10に図示されたシリンジ本体132及び関連構成要素に対して記載される特徴の任意の好適な組み合わせ、並びにそれらの変更例は、図11のシリンジ本体232及び関連構成要素と使用可能であり、逆も同様である。このパターンでの開示は、続く図面及び以後に説明される更なる実施形態に同等に適用される。このとき、先頭の桁は、更に増分される場合がある。
図11、図12及び図13に示すように、シリンジ本体232は、流体リザーバを画成する第1の壁部237と第2の壁部239とを備え得る。注入口/排出口ポート235が、流体リザーバと流体連通し得る。図示された実施形態において、シリンジ本体は、ディスプレイハウジング260を更に備える。いくつかの実施形態において、ディスプレイハウジング260は、シリンジ本体232と一体形成され得る。
シリンジ本体232は、補剛リップ部246と1つ以上の補剛リブ249とを備え得る。補剛リップ部246及び補剛リブ249は、シリンジ本体232の遠位端に又はそれに隣接して配設され得る。補剛リブ149の場合と同様に、及び、補剛リップ部146は、構造支持、補強、強度、剛性及び/又は他の特性又は属性をシリンジ本体232に提供し得る。
図11、図12及び図13の実施形態において、補剛リップ部246は、シリンジ本体232の周縁部の周りに延び、環状リングを画成し得る。補剛リブ249は、補剛リップ部246からシリンジ本体232の中心に向かって中に半径方向に延び得る。例えば、補剛リブ249は、シリンジ本体232の半径に沿って内方に延び得る。他の実施形態において、補剛リブ249は、シリンジ本体232の弦に沿って配設され得る。
更に、いくつかの実施形態、例えば、補剛リブ249がシリンジ本体232の中心に向かって延びる実施形態において、補剛リブ249は、補剛リップ部246の同じ長手方向の位置に遠位に延び得るが、シリンジ本体232の中心に向かって傾斜し得る。換言すると、補剛リブ249は、異なる高さまで延び、及び/又は、シリンジ本体232の周縁部近傍により高くなり、シリンジ本体232の中心に向かって短くなり得る。いくつかのそのような実施形態において、補剛リブ249は、線形の又は連続的な勾配に沿ってシリンジ本体232の中心に向かって延び得、他の実施形態において、補剛リブ249は、非線形又は不連続な勾配に沿って延び得る。いくつかの実例において、シリンジ本体232の中心に向かってより短い補剛リブ249は、注入口/排出口ポート235へのチューブ又は他の要素の結合に適応するか、又はさもなければ促進し得る。
シリンジ本体、又は、膨張装置と接続して使用されるように構成されたシリンジ本体の使用に関係する方法もまた本明細書で開示する。いくつかの実施形態において、膨張装置(例えば、高圧膨張装置)のプランジャを変位させる方法は、膨張装置を取得することを含み得る。膨張装置は、シリンジ本体と、シリンジ本体内に配設されたプランジャとを備え得る。更に、シリンジ本体は、1つ以上の補剛リブ及び/又は補剛リップ部を備え得、1つ以上の補剛リブ及び/又は補剛リップ部のそれぞれは、シリンジ本体の遠位端に又はそれに隣接して配設されている。シリンジ本体は、シリンジ本体の内面によって少なくとも部分的に取り囲まれた空間によって画成され、かつプランジャシールとシリンジ本体の遠位端との間に配設された、流体リザーバも備え得る。膨張装置のプランジャを変位させる方法は、約0気圧〜約81気圧の圧力が流体リザーバ内で生成されるようにプランジャを変位させることを更に含み得る。膨張装置のプランジャを変位させる方法はまた、プランジャを、約0気圧〜約109気圧の圧力が流体リザーバ内で生成されるように変位させることも更に含み得る。特定の実施形態において、シリンジ本体は、流体リザーバ内の少なくとも約0気圧〜約81気圧の圧力に耐えるように構成され得る。様々な実施形態において、シリンジ本体は、流体リザーバ内の少なくとも約0気圧〜約109気圧の圧力に耐えるように構成され得る。認識することができるように、更なる方法及び/又は方法のステップを図1A〜図10及び対応する本開示から導出することができる。
本明細書に開示されるいかなる方法も、記載されている方法を実行する1つ又は2つ以上のステップ又は操作を含む。方法のステップ及び/又は操作は、互いに入れ替えてもよい。換言すれば、ステップ又は操作の特定の順序が実施形態の適切な実施に必要とされない限り、特定のステップ及び/又は操作の順序及び/又は使用を変更してもよい。
近似値への参照は本明細書全体にわたって、例えば用語「実質的に」の使用によって行われる。かかる参照のそれぞれについて、いくつかの実施形態では、値、特徴、又は特性は近似値なしで特定されてもよいように理解される。例えば、「約」及び「実質的に」などの修飾句が用いられるところでは、これらの用語は、その範囲内に、それらの修飾句が不在の場合での修飾される言葉を含む。例えば、用語「実質的に円形の」が特徴に対して用いられるところでは、更なる実施形態では、その特徴は正確に円形の構成を有することができるように理解される。
本明細書全体にわたる「ある実施形態」又は「その実施形態」への参照は、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。よって、引用される表現、又はその変形は、この明細書を通して引用されるように、必ずしも全て同一の実施形態を参照しているとは限らない。
同様に、上の実施形態の記載において、様々な特徴は時々、開示を効率化する目的で、1つの実施形態、図面、又はその説明にまとめられるものとして認識されるべきである。この開示される方法は、しかしながら、その請求項に明示的に記載される特徴よりも多くの特徴をいかなる請求項が要するという意図を反映するように解釈されるものではない。むしろ、以下の請求項が反映するように、発明的な態様は、いかなる1つの上記の開示される実施形態の全ての特徴よりも少ない組み合わせにある。
この記載に続く請求項は本記載に明示的に組み込まれており、各請求項はそれぞれ個別に別々の実施形態として独立している。本開示は、独立請求項とそれらの従属請求項のあらゆる置き換えを含む。また、続く独立及び従属請求項から由来可能な追加の実施形態もまた、本記載に明示的に組み込まれている。
更なる推敲なく、当業者であれば、前の記載を本発明をその最大限まで活用するために用いることができると考えられる。本明細書に開示される請求項及び実施形態は、単に図示的且つ例示的であり、いかなる方法においても本開示の範囲の限定ではないように解釈されるものとする。当業者にとっては、本開示の助けをもって、上記の実施形態の詳細が本開示の根本にある原則から逸脱することなく変更可能であることは明白にわかるであろう。言い換えると、上の記載に具体的に開示される実施形態の様々な変形例及び改善は、添付請求項の範囲内である。更に、本明細書で開示する方法のステップ又は操作の順序は、本開示の範囲から逸脱することなく、当業者によって変更され得る。換言すれば、ステップ又は操作の特定の順序が実施形態の適切な実施に必要とされない限り、特定のステップ/又は操作の順序/又は使用を変更してもよい。したがって、本発明の範囲は以下の請求項及びそれらの等価物によって定義される。

Claims (20)

  1. シリンジ本体であって、
    近位端と遠位端とを含むバレルであって、プランジャを受容するように構成された、バレルと、
    前記バレルの前記遠位端の少なくとも一部上に配設された1つ以上の補剛リブと、
    前記バレルの前記遠位端の周縁部の周りに配設されて環状リングを形成する補剛リップ部と、
    を備え
    前記補剛リップ部は、アダプタに隣接して配設された第1の部分と第2の部分とを含み、前記第1の部分は、前記第2の部分の反対側に配設されており、前記第1の部分及び前記第2の部分のそれぞれは、前記バレルの前記遠位端の外面に関して遠位に延び、前記第1の部分の高さは、前記第2の部分の高さよりも大きい、シリンジ本体。
  2. 前記バレルは、少なくとも約81気圧(atm)までの前記バレルの流体リザーバ内の圧力に耐えるように構成されている、請求項1に記載のシリンジ本体。
  3. 前記補剛リップ部は、前記バレルの前記遠位端の外面に関して遠位に延びる、請求項1又は2に記載のシリンジ本体。
  4. 前記1つ以上の補剛リブは、前記バレルの前記遠位端の外面に関して遠位に延びる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  5. 前記1つ以上の補剛リブは、前記バレルの前記遠位端の内面に関して近位に延びる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  6. 前記バレルの遠位端に隣接して前記バレルと一体形成されたアダプタを更に備え、前記アダプタは、1つ以上の2次構成要素取り付け特徴部を含み、前記補剛リップ部の前記第1の部分は、前記アダプタに隣接して配設されている、請求項1〜5の何れか一項に記載のシリンジ本体。
  7. 高圧膨張装置と接続して使用されるように構成されたシリンジ本体であって、前記シリンジ本体は、
    流体リザーバを画成する第1の壁部であって、前記流体リザーバは、プランジャを受容するように構成された、第1の壁部と、
    前記流体リザーバの遠位端にて配設された第2の壁部であって、前記第2の壁部が少なくとも1つの補剛リブを含む、
    第2の壁部と、
    前記第2の壁部内に配設された注入口/排出口ポートと、を備え、
    前記第1の壁部の遠位端は、環状補剛リップ部を形成する前記第2の壁部の周縁部に沿って前記第2の壁部に対して遠位に延び、
    前記環状補剛リップ部の第1の部分の高さは、前記環状補剛リップ部の第2の部分の高さよりも大きい、シリンジ本体。
  8. 前記流体リザーバは、前記第1の壁部によって少なくとも部分的に取り囲まれた空間によって更に画成されており、プランジャシールと前記第2の壁部との間に配設されている、請求項に記載のシリンジ本体。
  9. 前記第2の壁部は、実質的に円形である、請求項7又は8に記載のシリンジ本体。
  10. 前記第2の壁部は、複数の補剛リブを含み、第1の複数の補剛リブの形状は、実質的に三角形である、請求項7〜9のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  11. 第2の複数の補剛リブの形状は、実質的に台形である、請求項10に記載のシリンジ本体。
  12. 前記第2の壁部は、複数の補剛リブを含み、前記複数の補剛リブは、実質的にダイヤモンドの形状を形成する、請求項7〜11のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  13. 第1の補剛リブは、第1の弦を前記第2の壁部の外面に沿って画成する、請求項7〜12のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  14. 第2の補剛リブは、第2の弦を前記第2の壁部の前記外面に沿って画成する、請求項13に記載のシリンジ本体。
  15. 第3の補剛リブは、第3の弦を前記第2の壁部の前記外面に沿って画成する、請求項14に記載のシリンジ本体。
  16. 前記シリンジ本体は、前記流体リザーバ内の少なくとも約81気圧(atm)までの圧力に耐えるように構成されている、請求項7〜15のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  17. 前記シリンジ本体は、前記流体リザーバ内の少なくとも約109気圧までの圧力に耐えるように構成されている、請求項16に記載のシリンジ本体。
  18. 前記少なくとも1つの補剛リブの第1の部分の高さは、前記少なくとも1つの補剛リブの第2の部分の高さよりも大きい、請求項7〜17のいずれか一項に記載のシリンジ本体。
  19. 前記少なくとも1つの補剛リブの前記第2の部分は、前記シリンジ本体に対して、前記少なくとも1つの補剛リブの前記第1の部分の内方に半径方向に配設されている、請求項18に記載のシリンジ本体。
  20. 高圧膨張装置のプランジャを変位させる方法であって、
    高圧膨張装置を取得することであって、高圧膨張装置が、
    シリンジ本体であって、前記シリンジ本体が1つ以上の補剛リブ及び環状の補剛リップ部を含み、前記1つ以上の補剛リブ及び前記補剛リップ部のそれぞれが、前記シリンジ本体の遠位端にて配設されていて、前記環状の補剛リップ部の第1の部分の高さは、前記環状の補剛リップ部の第2の部分の高さよりも大きい、シリンジ本体と、前記シリンジ本体内のプランジャと、前記シリンジ本体の内面によって少なくとも部分的に取り囲まれた空間によって画成され、かつプランジャシールと前記シリンジ本体の前記遠位端との間に配設された流体リザーバとを含む、ことと、
    約0気圧(atm)〜約81気圧の圧力が前記流体リザーバ内に生成されるように前記プランジャを変位させることと、を含み、前記シリンジ本体は、前記流体リザーバ内の少なくとも約81気圧までの圧力に耐えるように構成されている、方法。
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