JP6969723B1 - 水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、そのような水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車に関するものである。
しかしながらこの「水圧モーター及び水圧駆動式洗浄機」は家庭の水道水の水圧で駆動力を得る水圧モーターであって、径方向に延びた複数の羽根を有する羽根車と、この羽根車を収容する収容空間を有するケーシングと、この羽根車を回転させるように羽根に向けて圧力水を噴射するノズルとを備え、上記ケーシングに、上記ノズルより噴射され、羽根を回転させた圧力水を上記収容空間とは別の空間に導出する排水流路を設けた水圧モーターである。
図1ないし図5は、水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車の実施例を示すものであり、三角羽根からなる水車羽根11の枚数を12枚に設定し、喫水線12の位置を水車21の半径1/3に設定している。そして、前記水車羽根11は、並設された複数の弧状断面からなる水受け面部13と該水受け面部13の水流19の下流側に設けたR背面部とからなる三角羽根としてあり、前記水受け面部13の取付け角度は、水車21の中心線に対して水流19の進む方向に22.5°傾けている。
なお、前記水受け面部13を構成する複数の弧状断面は、図に示すように、大径の弧状断面からなるパワー凹部13aと、小径の弧状断面からなる先端凹部13bを並設した構成を好適に用いることができる。
図において36は水車21の中心を貫通するように取り付けられた回転軸であり、その回転を発電機に伝達して発電するのである。
その上で、前記中心線102と水車ドラム31との交点31bから垂直に下した線上に水車羽根11の水受け面部13を構成するパワー凹部13aおよび先端凹部13bが配置されているのである。
このような構成の水車羽根11において、前記水車ドラム31の垂線に沿った中心線101と水車ドラム31との交点31aに取り付けられた水車羽根11のR背面部14の上端位置が喫水線12となるように、水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車21が河川や水路に配置されるのである。
このようにすることにより、前記水車羽根11は最下点の手前22.5°の位置において水流19から最大水圧を受けるとともに、前記水車羽根11の水流19の上流側に隣接する前記水車羽根11の水受け面部13に形成された先端凹部13bが喫水線12と交差して着水し水圧を受け始めた際、前記先端凹部13bを弧状断面の凹形状とすることにより、初期少量の水流による水圧をも十分に回転トルクに変換できるようにしてあるので、水流エネルギーを最大限に受け止めて連続的に効率良く回転トルクに変換できるのである。
このマイクロ水車発電装置40は、三角羽根を備えた水車21の上部に水車カバー41を取付け、その上部に発電機42を設置した上、全体カバー43で水車21と発電機42とを一体的に保持させたものである。なお、全体カバー43の上部には外向きに開口する所定長さの通気口44が開設されており、その通気口44には円弧状断面の通気口カバー45が設置されている。
さらに、マイクロ水車発電装置40を上面に取り付けるU字側溝46の下流側には、上流側との平衡を図るための台座46aが設置されており、水車21を平衡に設置できるよう配慮されている。
図12(b)は段差のような落差から流下する水流71を受けて発電するための水車ドラム72を示し、水車羽根73も先端が上向きに屈曲させてあり、流下する水流71を受けやすくしたものである。
図12(c)も段差のような落差から流下する水流81を受けて発電するための水車ドラム82を示し、水車羽根83も先端が上向きになるよう曲面的に屈曲させてあり、流下する水流81を受けやすくしたものである。
以上のように水車において回転トルクは落差や水の重量によって得られ、従来例の水車のように落差の大きい設置環境においては、水車羽根63,73,83の背面水切り抵抗がないため、羽根の形状および羽根の枚数が多く、形状はスプーン状や水の重量を受けやすい形状になっている。
このような従来例の水車を、その形態のまま落差の小さい水路に設置した場合、落差が小さいために回転トルクが得にくいばかりか、水車羽根の背面水切り抵抗も大きくなるため、極めて効率の低いものとなってしまっていた。
図13(a)は喫水線Kを水車91のほぼ半分に設定した場合、図13(b)は喫水線Kを水車91の半径のほぼ半分に設定した場合、図13(c)は喫水線Kを水車91の半径の1/3に設定した場合を示すものである。図において、92は背面水切りの抵抗を示し、93は水の巻き上げを示すものである。
図13(a)の場合にあっては、背面水切りの抵抗92が大きく、加えて、水の巻き上げ93も生じてしまう。図13(b)の場合にあっては、背面水切りの抵抗92を低減させることができるものの、依然として水の巻き上げ93が生じてしまっていた。しかし、図13(c)の、喫水線Kを水車91の半径の1/3に設定した場合にあっては、水の巻き上げ93の発生を十分に抑制することができ、喫水線Kを水車91の半径の1/3に設定した場合が最適であることが判明した。
図14(a)は羽根92の枚数を16枚とした場合、図14(b)は羽根92の枚数を12枚とした場合、図14(c)羽根92の枚数を8枚とした場合を示すものである。
図14(a)の場合にあっては、各羽根92に衝突する水流の流量は少ないもの、同時に水中に滞在する羽根92の枚数が多いために、各羽根92の背面水切りの抵抗の総和は大きくなってしまっていた。また、図14(c)の場合にあっては、各羽根92が同時に水中に滞在する枚数が少ないものの、羽根92一枚に衝突する水流の流量が大きく、各羽根92の背面水切りの抵抗も大きくなってしまう。しかし、図14(b)の羽根92の枚数を12枚とした場合にあっては、各羽根92の同時に水中に滞在する枚数を適度に抑えながら、各羽根92に衝突する水流の流量も抑えることができることから、各羽根92の背面水切り抵抗も低減することができ、羽根92の枚数を12枚とした場合が最適であることが判明した。
図15(a)は羽根92の枚数を16枚とし、羽根前面92aが水車の中心線から水流の下流側に傾斜させるとともに、羽根後面92b上端が水車91の垂直な中心線92c上にある場合、図15(b)は羽根92の枚数を12枚とし、羽根前面92aが水車の中心線から水流の下流側に傾斜させるとともに、羽根後面92b上端が水車91の垂直な中心線92c上にある場合、図15(c)は羽根92の枚数を8枚とし、羽根前面92aが水車の中心線から水流の下流側に傾斜させるとともに、羽根後面92b上端が水車91の垂直な中心線92c上にある場合を示すものである。
図15(a)の場合にあっては、各羽根92に衝突する水流の流量は少ないもの、同時に水中に滞在する羽根92の枚数が多いために、羽根前面92aと羽根後面92bとからなる三角羽根形状を形成するとともに、前記羽根後面92aを弧状断面の凹形状に形成して水の巻き込みを防いだ場合であっても、各羽根92の背面水切りの抵抗の総和は大きくなってしまっていた。また、図15(c)の場合にあっては、各羽根92が同時に水中に滞在する枚数が少ないものの、羽根前面92aと羽根後面92bとからなる三角羽根形状を形成するとともに、前記羽根後面92aを弧状断面の凹形状に形成して水の巻き込みを防いだ場合であっても、羽根92一枚に衝突する水流の流量が大きく、各羽根92の背面水切りの抵抗も大きくなってしまう。
なお、図15に示すように、羽根92を前記羽根前面92aと前記羽根後面92bとからなる三角羽根形状に形成して中空部を備えることにより、羽根92が最下点を通過したあとは、前記中空部による浮力が生じて水車の回転を助けることができるのである。
図において、水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車121は、水車ドラム131と、該水車ドラム131の周面に複数取り付けられた三角羽根111と、前記水車ドラム131の両側開口部に取り付けられた左右一対の側板135とからなるものである。
また、図において、前記三角羽根111の枚数を12枚に設定し、喫水線12の位置を前記水車121の半径1/3に設定している。
前記水受け面部113は、前記水車ドラム131の周面に一方の端部が取り付けられた大径の弧状断面からなるパワー凹部113aと、該パワー凹部113aの他方の端部に形成された小径の弧状断面からなる先端凹部113bとを備え、前記R背面部114は、前記水車ドラム131の周面に一方の端部が取り付けられるとともに、他方の端部が前記水受け面部113の先端に取り付けられている。
さらに、前記水受け面部113を前記水車121の中心線202に対して水流19の進む方向に22.5°傾けることにより、前記水車ドラム131の周面に複数枚取り付けられた前記三角羽根111のうちの第1のA羽根111Aは、前記第1のA羽根111Aの水流19の上流側に隣接する第2のB羽根111Bの水流妨害を受けずに最下点より手前22.5°の位置で水流19に対して前記第1のA羽根111Aの水受け面部113Aが直角になって最大水圧を受け、同時に前記第2のB羽根111Bの水受け面部113Bの前記先端凹部113bが着水し水圧を受け始めることにより、水流エネルギーを最大限に受け止め効率良く回転トルクに変換できるようにしている。
図において136は水車121の中心を貫通するように取り付けられた回転軸であり、その回転を発電機に伝達して発電するのである。
その上で、前記中心線202と水車ドラム131との交点131bから垂直に下した線上に三角羽根111の水受け面部113を構成するパワー凹部113aおよび先端凹部113bが配置されているのである。
このような構成の三角羽根111において、前記水車ドラム131の垂線に沿った中心線201と水車ドラム131との交点131aに取り付けられた三角羽根111のR背面部114の上端位置が喫水線12となるように、水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根111を備えた水車121が河川や水路に配置されるのである。
このようにすることにより、前記三角羽根111は最下点の手前22.5°の位置において水流19から最大水圧を受けるとともに、前記三角羽根111の水流19の上流側に隣接する前記三角羽根111の水受け面部113に形成された先端凹部113bが喫水線12と交差して着水し水圧を受け始めた際、前記先端凹部113bを弧状断面の凹形状とすることにより、初期少量の水流を十分にキャッチして前記初期少量の水流からも十分な水圧を受けて回転トルクに変換できるようにしてあるので、水流エネルギーを最大限に受け止めて連続的に効率良く回転トルクに変換できるのである。
したがって、河川等における小水力発電において、河川や海水の表面近くの流速を利用する水車羽根の形状及び羽根の枚数・喫水線の位置等を適宜選択し、効率的で安全性に優れた水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車が得られるのである。
11A 第1のA羽根
11B 第2のB羽根
11C 第3のC羽根
12 喫水線
13 水受け面部
13A 第1のA羽根の水受け面部
13B 第2のB羽根の水受け面部
13C 第3のC羽根の水受け面部
13a パワー凹部
13b 先端凹部
14 R背面部
14A 第1のA羽根のR背面部
14B 第2のB羽根のR背面部
14C 第3のC羽根のR背面部
15 中空部
15a 浮力
19 水流
19a 表面水流
19b 深層水流
21 水車
31 水車ドラム
31a 交点
31b 交点
35 側板
36 回転軸
40 マイクロ水車発電装置
41 水車カバー
42 発電機
43 全体カバー
44 通気口
45 通気口カバー
46 U字側溝
46a 台座
47 河川
48 取水口
49 除塵装置
50 水量調節用ゲート
51 復水口
61 水流
62 水車ドラム
63 水車羽根
71 水流
72 水車ドラム
73 水車羽根
81 水流
82 水車ドラム
83 水車羽根
91 水車
91a 背面水切りの抵抗
91b 水の巻き上げ
92 羽根
92a 羽根前面
92b 羽根後面
92c 垂直な中心線
101 第1中心線
102 第2中心線
111 水車羽根
111A 第1のA羽根
111B 第2のB羽根
111C 第3のC羽根
113 水受け面部
113A 第1のA羽根の水受け面部
113B 第2のB羽根の水受け面部
113C 第3のC羽根の水受け面部
113a パワー凹部
113b 先端凹部
114 R背面部
114A 第1のA羽根のR背面部
114B 第2のB羽根のR背面部
114C 第3のC羽根のR背面部
115 中空部
115a 浮力
121 水車
131 水車ドラム
131a 交点
131b 交点
135 側板
136 回転軸
201 第1中心線
202 第2中心線
K 喫水線
L 水車の半径の1/3の長さ
Claims (8)
- 水車羽根の枚数を12枚に設定し、
喫水線の位置を水車の半径1/3に設定するとともに、
前記水車羽根を三角羽根としてその取付け角度は、並設された複数の弧状断面からなる水受け面部を水車の中心線に対して水流の進む方向に22.5°傾けることにより、
前記複数枚の水車羽根のうちの第1のA羽根は、前記第1のA羽根の水流の上流側に隣接する第2のB羽根の水流妨害を受けずに最下点より手前22.5°の位置で水流に対し直角になって最大水圧を受け、
同時に前記第2のB羽根の並設された複数の弧状断面からなる水受け面部の先端凹部が着水し水圧を受け始めることにより、水流エネルギーを最大限に受け止め効率良く回転トルクに変換できるとともに、
前記並設された複数の弧状断面からなる水受け面部の水流の下流側にはR背面部が取り付けられるとともに、該R背面部の取付け角度を前記並設された複数の弧状断面からなる水受け面部の先端から56.5°開いて三角形を作ることにより、
最下点を過ぎた前記水車羽根間にある水の排除や水の巻き込みを防ぎ、離水時の水切りを良くすることにより負のエネルギーを軽減することを可能としたことを特徴とする水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。 - 前記水車羽根は、前記並設された複数の弧状断面からなる水受け面部と、前記並設された複数の弧状断面からなる水受け面部の水流の下流側に取り付けられた前記R背面部とにより形成された中空部を備え、
前記水車羽根の前記第1のA羽根が最下点を通る中心線より手前22.5°の位置で水流に対し直角になって最大水圧を受け、同時に前記第2のB羽根の水受け面部の先端凹部が着水し水圧を受け始め、第1のA羽根は前記第2のB羽根によって遮られた水流以外の水圧を受けながら最下点を通過するが、水流は下向きに流れるので第1のA羽根に形成された前記中空部により前記第1のA羽根に浮力が生じて前記水車の回転を助けるとともに、前記第2のB羽根は水圧を増大しながら水流の最大圧を受ける地点まで加速するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。 - 前記第1のA羽根に水圧がなくなるころ、前記第2のB羽根は最下点を通る中心線より手前22.5°の位置で水流に対し直角になって最大水圧を受け、同時に前記第2のB羽根の水流の上流側に隣接する第3のC羽根の並設された複数の弧状断面からなる水受け面部の先端凹部が着水し水圧を受け始めることにより、水流エネルギーを最大限に受け止め効率良く回転トルクに変換できるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。
- 水車ドラムと、
該水車ドラムの周面に複数取り付けられた三角羽根と、
前記水車ドラムの両側開口部に取り付けられた左右一対の側板と、からなる水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車であって、
前記三角羽根は、水流の上流側の並設された複数の弧状断面からなる水受け面部と、前記水受け面部の水流の下流側に取り付けられたR背面部からなり、
前記水受け面部は、前記水車ドラムの周面に一方の端部が取り付けられた大径の弧状断面からなるパワー凹部と、該パワー凹部の他方の端部に形成された小径の弧状断面からなる先端凹部とを備え、
前記R背面部は、前記水車ドラムの周面に一方の端部が取り付けられるとともに、他方の端部が前記水受け面部の先端に取り付けられていることを特徴とする水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。 - 前記三角羽根が、前記水車ドラムの周面に所定の間隔で12枚取り付けられてなることを特徴とする請求項4に記載の水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。
- 前記水受け面部を前記水車の中心線に対して水流の進む方向に22.5°傾けることにより、
前記水車ドラムの周面に複数枚取り付けられた前記三角羽根のうちの第1のA羽根は、前記第1のA羽根の水流の上流側に隣接する第2のB羽根の水流妨害を受けずに最下点より手前22.5°の位置で水流に対して前記第1のA羽根の水受け面部が直角になって最大水圧を受け、
同時に前記第2のB羽根の水受け面部の前記先端凹部が着水し水圧を受け始めることにより、
水流エネルギーを最大限に受け止め効率良く回転トルクに変換できるようにしたことを特徴とする請求項4または5に記載の水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。 - 前記R背面部は、一方の端部が前記水車ドラムの周面に取り付けられるとともに、他方の端部が前記水受け面部の先端に水流の進む方向に56.5°開いて取り付けられていることにより、最下点を過ぎた前記三角羽根どうしの間にある水の排除や水の巻き込みを防ぎ、離水時の水切りを良くすることにより負のエネルギーを軽減することを可能としたことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。
- 前記三角羽根は、前記水受け面部と前記R背面部とにより形成された中空部を備え、
前記第1のA羽根は、前記第1のA羽根の水流の上流側に隣接する第2のB羽根の水流妨害を受けずに最下点より手前22.5°の位置で水流に対して前記第1のA羽根の前記水受け面部が直角になって最大水圧を受け、同時に前記第2のB羽根の前記水受け面部の前記先端凹部が着水し水圧を受け始め、前記第1のA羽根は前記第2のB羽根によって遮られた水流以外の水圧を受けながら最下点を通過するが、水流は下向きに流れるので前記第1のA羽根に形成された前記中空部により前記第1のA羽根に浮力が生じて前記水車の回転を助けるとともに、前記第2のB羽根は水圧を増大しながら水流の最大圧を受ける地点まで加速するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車。
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JP2021087923A JP6969723B1 (ja) | 2021-05-25 | 2021-05-25 | 水流エネルギーを効率よく回転トルクに替えられる三角羽根を備えた水車 |
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