JP3137084U - 水中回転翼 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然環境を大きく改変することなく、環境に順応して設けることができると共に、低落差、低水位の流速エネルギ−を電気エネルギ−として得る。
【解決手段】回転軸1の周りに複数の支持軸を有した傾動可能な受圧翼4を取付け、この受圧翼は流れを堰止めて受圧する位置に位置決めされる一方、流れに抗してはほぼ水平に位置決めする手段6を有する水中回転翼で、回転力を得て増速装置で増速して発電出力を得るようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は水中での回転翼に関わり、特に低水位、低落差でも流速があればそのエネルギ−を有効に利用可能な水中回転翼に関する。
水面での回転翼には池や堤などの滞留した水を撹拌して水を浄化する電動式撹拌回転翼が知られている。また水中での撹拌には水処理設備で水車式回転翼が用いられている。更に水力発電のプロペラ式水車がよく知られている。
従来では長い堰堤や大ダムを築き貯留し、その水を水路や導水路で導き、高落差、大流量の水で水車を回し高効率かつ高出力の電力を得ている。
しかし、この方式では低落差、低水位の流速のエネルギ−を利用することができない。本考案は特に自然環境を大きく改変することなく環境に順応して低落差、低水位でも流速があれば、幅方向の水エネルギ−を翼長の長い水中回転翼で有効に利用しようとするものである。
この課題を解決するための請求項1、2、3の考案は、回転軸の周りに複数の支持軸を配し傾動可能な受圧翼を取付け、この受圧翼は流れを堰止て受圧する位置に位置決めされる一方、流れに抗しては受圧翼をほぼ水平に位置決めする手段を有した水中回転翼であり、回転軸には発電可能な回転速度に増速する装置を配し発電機を連結して電気エネルギ−を得ようとするものである。
本考案は主として水中回転翼を有した小水力発電装置であるが、長い堰堤やダムや導水路など大規模な設備を必要とせず、低水位でも流速さえあれば発電出力が期待される。
河川、河口、用水路、潮流の激しい所、干満差のある湖の河口および水路などに設置できる構造である。また魚類の溯上や通過にも回転翼の速度が緩いので影響は少ない。また水中特有の障害物である流木、枯葉、長尺藻類、ビニ−ル、ポリエチレンシ−ツなどのゴミに比較的影響され難くこれらの絡み付き堆積などが起こらないシンプルな構造であるなどの利点がある。
図1、2、3は立面図、平面図、位置決め手段の説明図である。
図2上方より流水があり回転翼が左周りの時を説明する。
回転軸1の周りに例えば72度間隔で5個の支持軸3を有した傾動可能な受圧翼4を取付ける。この支持軸3は受圧翼4の幅中央より上側に取付けてある。
上流左側中央の時では受圧翼4の先端部に流れを受けて、受圧翼4は支持軸3を中心として下方に回動し始める。そして水流を堰止める位置までほぼ垂直の位置まで傾動しこの位置で制限される。
この状態で受圧翼4は水圧エネルギ−を受けて下流側まで移動する。
下流右側中央では受圧翼4の反対翼面に流れを受けて支持軸3を中心として受圧翼4後端側は上方に傾動し始める。次に受圧翼4はほぼ水平になり上流へ向かって移動する。受圧翼4は水流で上方へ移動するので、逆転しないように支持軸3側と受圧翼4側とに傾動可能な範囲を制限する位置決め手段6を取付ける。例えば構成として回り止め7,8を取付ける。
図3は位置決め手段6の例を示すもので受圧翼4にはほぼ水平状態で回り止め7が固定されている。A点で受圧翼の後端側が上昇するのを制限する。他方流れを堰止める時は受圧翼側回り止め7が支持軸3を中心として支持軸3側の回り止め8のB点まで60〜90度回動して止まる。なを回り止め7、8は受圧翼の根元のみに取付けてもよいが必要に応じて受圧翼と支持軸の数箇所に取付ける。受圧翼が水平状態より早期に傾動動作に移るには受圧翼の幅中央より前寄りに支持軸を取付けるのは勿論のこと、受圧翼の先端部は多少先端側に向かって傾斜する構造とすると水流を受けて傾動動作が有効に作用する。
水流を堰止める受圧面は多少凹面にするのが良く翼裏面は平面が好ましい。翼横断面は先後端部は流線形で翼厚さは強度的に許容されれば薄いのが好ましい。
図2は支持軸と回り止めを受圧翼に内臓した代表例を1枚だけ破線で示す。上述は受圧翼の上段側について説明したが下段側の場合もほぼ同様である。受圧翼の枚数は3〜8枚でもよく枚数が多い場合は翼先端部でリング状リムに支持軸を連結して支持軸と受圧翼の補強と変形の防止をするとよい。
受圧翼は上一段式は構成が簡単であるが、上下二段式がよく回転方向は互いに逆方向に回転させた方が流れ幅の水流エネルギ−を有効に利用できる。
図4、5、6は二枚一対の受圧翼の例を示した正面図、その翼断面図と流れ方向の受圧翼の様子を示す説明図である。
図2上方より流水があり左回りの時を説明する。
回転軸1の周りに例えば72度間隔に5本の支持軸3を有した傾動可能な二枚の受圧翼を取付けてある。
図4、5、6に示す受圧翼は二枚一対で構成する。
この受圧翼4,5は支持軸3を中心として例えば50〜120度開きの蝶番のように取付ける。C型の開度制限器15で受圧翼4,5の開度を制限しで位置決めする。
この開度制限器15は支持軸3に複数個取付け受圧翼4,5の開き具合を位置決めし制限する。
開度制限器15は受圧翼4,5が水流を受けて開くとB点で例えば各45度に開度規制する。
受圧翼4、5内側面には例えば凸型板バネや空気クッションを配し受圧翼4、5の受圧開始時相互の分離を促進する。
また受圧翼5が浮き気味とし、受圧翼4が沈下気味にすると流れを堰止める開始点が早められる。
図2上流左側では受圧翼はバネ力や空気クッション力で分離を促進すると共に受圧翼後端の隙間の開き面に流れを受けて、図6に示す如く受圧翼4,5は支持軸3を中心として開度制限器15が例えば各45度の開度B点で位置決めし水流を堰止める。
この水流エネルギ−で回転軸1を中心として下流側へ回動し始める。
右側下流点では受圧翼4,5の翼背面に流れを受けて支持軸3を中心にして受圧翼4,5は閉じ始める。
次に図5の如く受圧翼4,5は重ね合わせた状態でほぼ水平になり上流に向かって移動する。水流は常に層流でないので受圧翼4,5が上下限を超過しないように略水平位置A点を保持する位置決め手段6例えば回り止め7、8を前述の例と同様に取付ける。
図1の立面図により上述二例の共通部分である水中回転翼の下部について説明する。この図は上下二段式の場合である。
上段側の受圧翼4を持つ回転軸1は下段側の回転軸2に軸受14を介して貫通して設け、下端側で増速装置9に連結され、例えば大歯車10小歯車12噛合い更に後述の発電機軸に連結されるピニオン13と噛み合う。
下段側の受圧翼4を持つ回転軸2は下端側に増速装置を設け、大歯車11に噛合される発電機軸に連なるピニオン13に連結される。なを発電機16は増速装置列毎に設けるとよい。増速比は流速が通常1m/s以下であるの数百とするのがよく普通2〜3段増速とする。
増速装置はこの他にサイクロ増速機、チェ−ンと鎖車、ベルトとベルト車、など取合わせた種々の構成ができる。
増速装置9に連結される発電機16は流速のほぼ全領域で発電可能な直流発電機やオルタネ−タが好ましい。
発電された電気はケ−ブルを介して地上に設備されている充電装置兼給電装置18の蓄電池群に蓄えられる。
蓄えられた電気はバッテリ−自動車、電動車等の充電用や照明用として利用される。
回転軸1、2には受圧翼の水流の圧力が掛かるので上下側で軸受14を介してケ−シング17と支持フレ−ム19で保持され更に基礎部20で基礎ボルトと基礎パイル21などで固定される。
なお本発電装置が水上に設置可能な場合は上下逆構造として更に簡素な装置とすることが出来る。
水中回転翼、回転軸、増速装置及び発電機の立面図と部分断面図である。 水中回転翼、ケ−シングの平面図及び基礎部の部分平面図である。 位置決め手段例の受圧翼と回り止めを示す説明図である。 二枚一対の受圧翼の例の正面図を示す。 受圧翼の断面図A−A′に於ける流れに対して水平状態を示す図と位置決めの手段を説明する図である。 受圧翼の断面図A−A′に於ける流れに対しての堰止状態を説明する図と位置決めの手段を説明する図である。
符号の説明
1、2・・・回転軸 3・・・支持軸 4、5・・受圧翼
6・・位置決め手段 7、8・・回り止め 9・・・・増速装置
10、11・・大歯車 12・・小歯車 13・・ピニオン
14・・軸受 15・・開度制限器 16・・・発電機
17・・ケ−シング 18・・・充電装置兼給電装置
19・・支持フレ−ム 20・・・基礎部 21・・基礎パイル

Claims (3)

  1. 回転軸の周りに複数の支持軸を有した傾動可能な受圧翼を設け、この受圧翼は流れを堰止めて受圧する位置に位置決めされる一方、流れに抗しては受圧翼をほぼ水平に位置決めする手段を有した水中回転翼。
  2. 請求項1の回転軸に増速装置を配し発電機を連結した水中回転翼。
  3. 請求項1の受圧翼を二枚一対で構成した水中回転翼。
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