JP6967270B2 - 計測用ターゲット装置 - Google Patents

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Description

本発明は計測用ターゲット装置に関し、より詳細には、測距角度計測装置と計測用ターゲット装置を用いた計測において計測用ターゲット装置の反射鏡の向きが変動する場合であっても測距角度計測装置から得られる計測値が変動することがない計測用ターゲット装置に関するものである。
近年、トータルステーションと呼ばれ、器械点(光の発光・受光点)から被計測対象物(計測用ターゲット)までの斜距離と、器械点と計測用ターゲットを結ぶ直線の鉛直軸からの傾き角度(高度角度)を同時に計測することが出来ると共に、計測されたデータをデジタル処理し、瞬時に数値・グラフ化することができる電子式測距角度計測装置が広く用いられている。トータルステーションは、被計測対象物に取り付けられた計測用ターゲットに対し光を照射してその反射光を受光することによって、トータルステーションの器械点(光の発光・受光点)から計測用ターゲットまでの斜距離と高度角度を計測し、これらの計測値を基に器械点を基準点とする計測座標系での計測用ターゲットの座標を算出している。
トータルステーションに使用される計測用ターゲットとしては、コーナーキューブリフレクター(反射プリズム)と呼ばれ、直方体のガラス製品のコーナー(角部)を切り取った三角錐形の反射プリズムが広く用いられている。この反射プリズムは、入射した光を入射方向と平行に反射させる光学的性質を有している。一般に、反射プリズムの屈折率は空気より大きいため、計測される斜距離は実際の距離よりも屈折率に相当する分だけ長く計測される。従って、トータルステーションと反射プリズムから得られた計測値は、そのままでは真の距離に等しくならず、真の距離にするためには計測値からある定数だけ減算する必要がある。この定数はプリズム定数と呼ばれ、反射プリズム固有の物性値である。
例えば、−30定数とはトータルステーションと反射プリズムから得られた計測値は、30mm減算することにより真の距離に等しくなることを意味している。また、0定数とはトータルステーションと反射プリズムから得られた計測値は補正する必要がない真の距離であることを意味している。また、0定数位置とは、反射プリズムのある基準面から所定距離だけ離れた位置に計測したい位置が存在することを意味し、その所定距離は例えば反射プリズム背面からの距離値として反射プリズムの製品仕様書に明記されている。特に、反射プリズムの回転中心を0定数位置(計測したい位置)に設定することが可能な反射プリズム(計測用ターゲット)は0定数プリズムと呼ばれ、その反射プリズムとトータルステーションから得られた計測値がそのまま補正なしの真の距離に等しくなる。
また、0定数反射プリズムに係る発明として、反射プリズムを収容するケースがポールの中心軸及びポールの中心軸に直交するピンの中心軸周りにそれぞれ回転可能に構成された計測用ターゲット装置に係る発明が知られている(例えば特許文献1を参照。)。なお、特許文献1に記載された、いわゆるピンポールプリズムの市販品はその殆どが0定数位置に反射プリズムの回転中心が設定されている。
また、近年のトータルステーションは自動視準および自動追尾という機能を有している。自動視準とは、測量機がCCDカメラ若しくはCMOSカメラで反射プリズムの反射中心を認識し、望遠鏡を旋回し、視準線を反射プリズムの反射中心に合わせるという機能である。また自動追尾とは自動視準を高速で繰り返し、移動している反射プリズムを常に追跡し反射プリズムの反射中心を捕捉するという機能である。
特開2016−17828号公報
測量あるいは計測の作業上、反射プリズムの向きがずれてしまうことは必然的に起こり得る。上記特許文献1に記載された0定数反射プリズムの場合、反射プリズムの向きにより反射プリズムの反射中心が偏心する。例えば反射プリズムの向きが右側にずれると反射プリズム反射中心も右寄りにずれてしまう。その逆に反射プリズムの向きが左側にずれると反射プリズム反射中心も左寄りにずれてしまう。実際上反射プリズムの回転中心は計測したい位置にあるため、同じ計測結果がほしいにもかかわらず、反射プリズムの向きがわずかにずれているだけで計測結果に大きな誤差を生じてしまうという問題が発生する。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであり、その目的は、測距角度計測装置と計測用ターゲット装置を用いた計測において計測用ターゲット装置の反射鏡の向きが変動する場合であっても測距角度計測装置から得られる計測値が変動することがない計測用ターゲット装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る計測用ターゲット装置は、入射した光を反射させる反射鏡(11)と、前記反射鏡(11)を収容するターゲット部(10)と、前記ターゲット部(10)が取り付けられる第1支持部(20)と、前記第1支持部(20)が一の水平軸(X)周りに回転可能に支持する第2支持部(30)と、前記第2支持部(30)が前記水平軸(X)に直交する一の垂直軸(Y)周りに回転可能に支持する第3支持部(40)とを備えた計測用ターゲット装置(100)であって、前記水平軸(X)と前記垂直軸(Y)は、前記反射鏡(11)の反射中心(CP)において交差するように構成されていることを特徴とする。
上記構成では、反射鏡(11)の反射中心(CP)は、上記水平軸(X)または上記垂直軸(Y)の各回転に対し不動点となる。これにより、計測用ターゲットの向きが変わる場合であっても、反射鏡(11)の反射中心(CP)の測距角度計測装置に対する位置はずれなくなる。その結果、計測用ターゲットの向きが変わる場合であっても、測距角度計測装置から得られる計測値が変動することがなくなる。
本発明の第2の特徴は、前記第1支持部(20)が前記ターゲット部(10)を支持する第1平坦部(21)と、前記第2支持部(30)に回転自在に支持される第2平坦部(22)が直交して結合したL字構造又は弧状に結合した円弧構造を有することである。
上記構成では、上記L字構造又は円弧構造によって反射鏡(11)の反射中心(CP)を水平軸(X)上に配置することが可能となる。これによりターゲット部(10)が水平軸(X)周りに回転する場合であっても、反射鏡(11)の反射中心(CP)はずれなくなる。
本発明の第3の特徴は、前記第2支持部(30)が前記第1支持部(20)を支持する垂直板(31)と、前記第3支持部(40)が係合する水平板(32)が直交して結合したL字構造又は弧状に結合した円弧構造を有することである。
上記構成では、上記L字構造又は円弧構造によって垂直軸(Y)を反射鏡(11)の反射中心(CP)を通るように配置することが可能となる。つまり、反射鏡(11)の反射中心(CP)を水平軸(X)と垂直軸(Y)が交差する回転中心に合わせることが可能となる。
本発明の第4の特徴は、前記第1支持部(20)の第1平坦部(21)は前記ターゲット部(10)がねじ結合する第1雌ねじ部(23)を有すると共に前記第2平坦部(22)は前記第2支持部(30)の垂直板(31)に係合する凸部(24)を有することである。
上記構成では、ターゲット部(10)を水平軸(X)周りに回転・固定させることが可能となる。
本発明の第5の特徴は、前記第2支持部(30)の前記垂直板(31)は前記凸部が係合する第1貫通穴(33)及び前記第3支持部(40)が係合する第2貫通穴(34)を有することである。
また本発明の第6の特徴は、前記第1貫通穴(33)の中心軸線と前記第2貫通穴(34)の中心軸線は1点で交差するように構成されていることである。
上記構成では、反射鏡(11)の反射中心(CP)を水平軸(X)及び垂直軸(Y)との交点(反射鏡の回転中心)に配置することが可能となる。
本発明の第7の特徴は、前記凸部(24)が、前記第1支持部(20)を第2支持部(30)に固定する第1ボルト(60)が螺合する第2雌ねじ部(25)を有すると共に、前記第2貫通穴(34)が、前記第2支持部(30)を前記第3支持部(40)に固定する第2ボルト(70)が螺合する第3雌ねじ部(35)を有することである。
上記構成では、反射鏡(11)の反射中心(CP)と回転中心が合致した状態でターゲット部(10)を水平軸(X)又は垂直軸(Y)周りに回転・固定させることが可能となる。
本発明の第8の特徴は、前記第3支持部(40)は前記第2ボルト(70)が係合する環状段差部(42)を有することである。
上記構成では、第2ボルト(70)を第3支持部(40)に好適に係合させることが可能となる。
本発明の第9の特徴は、前記第3支持部(40)を支持しながら被計測対象物に固着する取付台(50)を有することである。
上記構成では、ターゲット部(10)を被計測対象物の色々な部位に取り付けて視準することが可能となる。
本発明の計測用ターゲット装置によれば、測距角度計測装置と計測用ターゲット装置を用いた計測において計測用ターゲット装置の反射鏡の向きが変動する場合であっても測距角度計測装置から得られる計測値が変動することがなくなる。
本発明の第1実施形態に係る計測用ターゲット装置を示す説明図である。 本発明に係る第1支持部を示す説明図である。 本発明に係る第2支持部を示す説明図である。 本発明に係る第3支持部を示す説明図である。 マグネット取付台を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る計測用ターゲット装置を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る計測用ターゲット装置を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る計測用ターゲット装置100を示す説明図である。図1(a)は左側面図であり、同(b)は正面図であり、同(c)は右側面図であり、同(d)は背面図、同(e)は上面図である。この計測用ターゲット装置100では、反射プリズム11の回転中心と反射中心CPが合致し、反射プリズム11の向きが変わる場合であっても反射中心CPは変わらないように構成されている。なお、ここで言う「反射中心CP」とは反射プリズム11の中心軸(Z軸)上に位置する光の反射点を意味する。
そのため計測用ターゲット装置100は、反射プリズム11を収容するターゲット部10と、ターゲット部10を固定支持する第1支持部20と、第1支持部20を水平軸X周りに(上下方向に)回転可能に支持する第2支持部30と、第2支持部30を垂直軸Y周りに(左右方向に)回転可能に支持する第3支持部40と、第3支持部40を固定支持しながら自身は被計測対象物(図示せず)に固着するマグネット取付台50と、反射プリズム11の水平軸X周りの角度(高度角度)を保持するために第1支持部20を第2支持部30に固定する第1ボルト60と、反射プリズム11の垂直軸Yの周り角度(水平角度)を保持するために第2支持部30を第3支持部40に固定する第2ボルト70とを具備して構成される。
なお、ここで言う「水平軸X」とは、図1(b)(c)に示されるように第1支持部20の回転軸を意味し、具体的には第2支持部30の垂直板31に形成された第1貫通穴33の中心を通る軸である。一方、「垂直軸Y」とは、図1(b)(e)に示されるように第2支持部30の回転軸を意味し、具体的には第2支持部30の水平板32に形成された第2貫通穴34の中心を通る軸である。以下、各構成について更に説明する。
図1(e)に示されるように、ターゲット部10は背面13に第1支持部20にねじ結合するための雄ねじ部12を有している。従って、第1支持部20にはその雄ねじ部12に螺合する第1雌ねじ部23が形成されている。
また、図1(b)(e)に示されるように、反射プリズム11の反射中心CPは水平軸Xと垂直軸Yが交差する回転中心に位置している。つまり、反射プリズム11の反射中心CPは、ターゲット部10が水平軸Xの周りに回転する場合あるいは垂直軸Yの周りに回転する場合であっても不動点となる。なお、図1(e)に示されるように、反射プリズム11はターゲット部10の背面13から−Z方向に例えば18mm離れた位置に「ゼロ定数位置」を有している。「ゼロ定数位置」とは、トータルステーション(図示せず)から出射された光が反射プリズム11で反射して戻って来るまでに要した時間を基に計測された計測値(斜距離)が補正なしでそのまま実際の斜距離に等しくなるときの反射プリズム11の回転中心(水平軸Xと垂直軸Yの交点)のプリズム背面13からの位置を意味している。しかし、本実施形態では反射プリズム11の回転中心は、+Z方向に偏心した位置、すなわち反射中心CPに等しい位置にある。従って、光が反射プリズム11で反射して戻って来るまでに要した時間を基に計測された計測値(斜距離)については、例えば23.8mmだけ減算することにより実際の斜距離に等しくなる。以下、反射プリズム11の反射中心CPと回転中心(水平軸X軸及び垂直軸Yの交点)を一致させる上記第1支持部20、第2支持部30及び第3支持部40について更に説明する。
図2は、本発明に係る第1支持部20を示す説明図である。図2(a)は第1支持部20の左側面図であり、同(b)は第1支持部20の正面図であり、同(c)は正面図のA−A断面図である。第1支持部20はターゲット部10に係合する第1平坦部21と、第2支持部30に係合する第2平坦部22とが直交して結合したL字構造を成している。図2(b)に示されるように、第2平坦部22にはターゲット部10の雄ねじ部12に螺合する第1雌ねじ部23が形成されている。一方、第2平坦部22の第1雌ねじ部23に対向しない側には第2支持部30の第1貫通穴33に嵌合する凸部24が形成されている。また、図2(c)に示されるように、凸部24の内部には第1ボルト60と螺合する第2雌ねじ部25が形成されている。
特に、第1支持部20が全体としてL字構造を成すことにより、水平軸X上に反射プリズム11の反射中心CPを位置させることが容易に出来るようになる。従って、第1支持部20が回転する場合であっても、反射プリズムの反射中心CPは変動することはない。
図3は、本発明に係る第2支持部30を示す説明図である。図3(a)は第2支持部30の上面図であり、同(b)は上面図のB−B断面図であり、同(c)は第2支持部30の右側面図である。第2支持部30は第1支持部20に係合する垂直板31と、第3支持部40に係合する水平板32とが直交して結合したL字構造を成している。図3(b)に示されるように、垂直板31には第1支持部20の凸部24が嵌合する第1貫通穴33が形成されている。第1貫通穴33の中心を通る軸は水平軸Xを成している。
水平板32には第3支持部40が嵌合する第2貫通穴34が形成されている。第2貫通穴34の中心を通る軸は垂直軸Yを成している。また第2ボルト70が螺合する第3雌ねじ部35が第2貫通穴34に直交する形態で形成されている。なお、第2ボルト70は後述する第3支持部40の環状段差部42に係合して第3支持部40に対する回転ストッパとして機能する。
特に、第2支持部30が全体としてL字構造を成すことにより、水平軸Xと垂直軸Yを交差させることが容易に出来るようになる。従って、上記L字構造の第1支持部20と同じくL字構造の第2支持部30を組み合わせることにより、反射プリズム11の反射中心CPを回転中心に合致させることが容易となる。
図4は、本発明に係る第3支持部40に係る説明図である。図4(a)は第3支持部40の上面図であり、同(b)は第3支持部40の正面図であり、同(c)は第3支持部40の底面図である。第3支持部40は六角ストレート構造41を成し、その一端には第2支持部30に係合する環状段差部42と、その他端にはマグネット取付台50にねじ結合する雄ねじ部43とをそれぞれ有する。
環状段差部42は、第2支持部30の第2貫通穴34に嵌合する。また第3支持部40(六角ストレート構造41)の中心軸は垂直軸Yに等しい。従って、第2支持部30が垂直軸Y周りに回転する場合であっても、反射プリズム11の反射中心CPは変動することはない。
従って、この第3支持部40に上記第1支持部20及び上記第2支持部30を組み合わせることにより、ターゲット部10が水平軸Xまたは垂直軸Y周りに回転する場合であっても反射プリズム11の反射中心CPは不動となる。
図5は、マグネット取付台50を示す説明図である。図5(a)はマグネット取付台50の上面図であり、同(b)はマグネット取付台50の正面図であり、同(c)はマグネット取付台50の右側面図である。マグネット取付台50は上記第3支持部40の雄ねじ部43がねじ結合する雌ねじ部51を有する。また、マグネット取付台50は複数の平面部52,53,54,55を有する。従って、計測者は平面部を被計測対象物(図示せず)に接合した状態で、スイッチ56をオンにすることによってマグネット取付台50が励磁され計測用ターゲット装置100が被計測対象物に固定される。一方、計測者がスイッチ56をオフにすることによって、マグネット取付台50が消磁され計測用ターゲット装置100が被計測対象物から脱着される。
以上の通り、本発明の計測用ターゲット装置100によれば、トータルステーションと計測用ターゲット装置100を用いた計測においてターゲット部10の向きが変動する場合であっても反射プリズム11の反射中心CPの位置は変動することがなくなる。これによりターゲット部10の向きが変動する場合であってもトータルステーションによって計測される計測値が変動することはなくなる。
なお説明の都合上、0定数位置がプリズム背面13から18mmに位置する反射プリズム11を例に説明したが、反射プリズム11はこれだけに限定されず、あらゆる種類の反射プリズムを本発明の計測用ターゲット装置100に適用することが可能である。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る計測用ターゲット装置200を示す説明図である。図6(a)は上面図であり、同(b)は正面図であり、同(c)は右側面図である。この計測用ターゲット装置200は、図6(a)に示されるように第1支持部20の第1平坦部21の両端に第2平坦部22,22が第1平坦部21に直交してそれぞれ設けられている。同様に、図6(b)に示されるように第2支持部30の水平板32の両端に垂直板31,31が水平板32に直交してそれぞれ設けられている。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る計測用ターゲット装置300を示す説明図である。図7(a)は上面図であり、同(b)は正面図であり、同(c)は右側面図である。この計測用ターゲット装置300は、図7(a)に示されるように第1支持部20の第1平坦部21の両端に第2平坦部22,22が円弧構造を介して第1平坦部21に直交してそれぞれ設けられている。同様に、図7(b)に示されるように第2支持部30の水平板32の両端に垂直板31,31が円弧構造を介して水平板32に直交して設けられている。
なお、上記計測用ターゲット装置100,200,300において第2支持部30の構体は矩形枠または環状枠等の閉じた構造体であっても良い。また、第1支持部20及び第2支持部30の各構体は半球体又は半楕円球体であっても良い。ここで言う楕円球体とは楕円を長軸又は短軸を中心に回転させたときに形成される外形を意味している。また、第1支持部20と第2支持部30の位置関係について、第2支持部30が第1支持部20の内側に位置していても良い。
10 ターゲット部
11 反射プリズム(反射鏡)
12 雄ねじ部
13 背面
20 第1支持部
21 第1平坦部
22 第2平坦部
23 第1雌ねじ部
24 凸部
25 第2雌ねじ部
30 第2支持部
31 垂直板
32 水平板
33 第1貫通穴
34 第2貫通穴
35 第3雌ねじ部
40 第3支持部
41 六角ストレート構造
42 環状段差部
43 雄ねじ部
50 マグネット取付台(取付台)
51 雌ねじ部
52 平面部
56 スイッチ
60 第1ボルト
70 第2ボルト
X 水平軸(第1回転軸)
Y 垂直軸(第2回転軸)
100 計測用ターゲット装置

Claims (2)

  1. 入射した光を反射させる反射鏡(11)と、
    前記反射鏡(11)を収容するターゲット部(10)と、
    前記ターゲット部(10)が取り付けられる第1支持部(20)と、
    前記第1支持部(20)が第1回転軸(X)周りに回転可能に取り付けられる第2支持部(30)と、
    前記第2支持部(30)が前記第1回転軸(X)に直交する第2回転軸(Y)周りに回転可能に取り付けられる第3支持部(40)と、
    前記第3支持部(40)を支持しながら被計測対象物に磁力により選択的に固着するマグネット取付台(50)と、
    を備えた計測用ターゲット装置(100)であって、
    前記第1回転軸(X)と前記第2回転軸(Y)は、前記反射鏡(11)の反射中心(CP)において交差するように構成され
    前記第1支持部(20)は前記ターゲット部(10)を支持する第1平坦部(21)と、前記第2支持部(30)に回転自在に支持される第2平坦部(22)が直交して結合したL字構造又は弧状に結合した円弧構造を有し、
    前記第2支持部(30)は前記第1支持部(20)を支持する垂直板(31)と、前記第3支持部(40)が係合する水平板(32)が直交して結合したL字構造又は弧状に結合した円弧構造を有し、
    前記第1支持部(20)の第1平坦部(21)は前記ターゲット部(10)がねじ結合する第1雌ねじ部(23)を有すると共に前記第2平坦部(22)は前記第2支持部(30)の垂直板(31)に係合する凸部(24)を有し、
    前記第2支持部(30)は前記凸部(24)が係合する第1貫通穴(33)及び前記第3支持部(40)が係合する第2貫通穴(34)を有し、
    前記凸部(24)は、前記第1支持部(20)を前記第2支持部(30)に固定する第1ボルト(60)が螺合する第2雌ねじ部(25)を有すると共に、前記第2貫通穴(34)は、前記第2支持部(30)を前記第3支持部(40)に固定する第2ボルト(70)が螺合する第3雌ねじ部(35)を有し、
    前記第3支持部(40)は前記第2ボルト(70)が係合する環状段差部(42)を有する
    ことを特徴とする計測用ターゲット装置。
  2. 請求項に記載の計測用ターゲット装置(100)において、
    前記第1貫通穴(33)の中心軸線と前記第2貫通穴(34)の中心軸線は1点で交差するように構成されている
    ことを特徴とする計測用ターゲット装置。
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