JP6966876B2 - 極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置 - Google Patents

極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、極低温透過型電子顕微鏡用の試料作成に関するものであって、その試料の厚さが100μm程度の薄膜状のものについての試料作成に関するものである。
一般に、タンパク質等の生体高分子を顕微鏡観察するに当って用いられる試料は、出来る限り薄膜状のもの(サンプル)を作成する必要がある。この場合、従来は、例えばWO 02/077612号公報記載のものの如く、試料の水溶液を試料台上のカーボン膜に吐出後、水取り紙を用いて余分な水分を吸収し、その後に瞬間凍結して試料の作成を行なうこととしている。
WO 02/077612号公報
ところで、上記従来のものにおいては、特定の試料水溶液を所定のカーボン膜上に吐出させ、その後、これを水取り紙を用いて余分な水分を吸収した後に、瞬間凍結させるようにしているものである。従って、このものは試料の厚さに関しては何ら定量的に制御されていないため、試料を電子顕微鏡へ装着して、電子顕微鏡像を観察しようとしたときに、氷の膜厚が厚すぎたりして、氷中に存在する目的分子の構造を表すに十分なコントラストを得ることが難しい。また、このものは、貴重なたんぱく質などの生体高分子が水取り紙に吸い取られてしまい、カーボン膜上に適正な生体高分子を含む氷膜を得ることが難しいと言う問題点がある。このようなことより、研究者は、顕微鏡観察の前に、まず、適正な氷膜を得るために多大の労力を費やさざるを得ないと言う問題点があった。このような問題点を解決するため、すなわち、100nano・meter(以下nmとする)以下の膜厚、好ましくは20nm〜40nmの膜厚を有する氷包試料を効率良く形成させることの出来るようにした装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本願発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置に関して、所定の試料溶液の設けられる基礎となる試料基板と、当該試料基板上へ所定の温度に制御された所定の試料溶液を所定容量吐出させるように形成された試料吐出機構と、当該試料吐出機構から吐出された上記試料溶液を有する試料基板を収納するものであって所定の温度及び湿度に制御されたチャンバーと、当該チャンバー内へ上記試料基板を移動させる移動機構と、上記試料吐出機構にて吐出された上記試料溶液の状態を測定する光学顕微鏡と、当該光学顕微鏡にて測定された上記試料溶液の試料基板上への拡散面積の値、その厚の値、または試料基板上に形成される液滴の接触角度の値、に関するもののうち、少なくともいずれか一つのものを基に、次の回における上記試料吐出機構からの試料溶液の吐出量、上記チャンバー内の温度、及び上記チャンバー内の湿度を含む諸条件を制御する制御機構と、上記試料溶液が取付けられた後、上記測定の済んだ状態の試料基板を瞬時に凍結させる瞬間凍結機構と、からなるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項2記載の発明である第二の発明においては、請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置に関して、上記試料基板上に形成される試料溶液を液滴状の形態からなるようにするとともに、このような液滴状の試料溶液を、上記試料基板上において、複数個、それぞれの吐出量が異なった状態のものを連続的に、それぞれ異なった個所に形成させるようにした構成を採ることとした。
上記構成を採ることにより、請求項1記載の発明である第一の発明のものにおいては、氷包凍結試料の作成に際して、所定の膜厚を形成させるための試料溶液の容量、すなわち、試料吐出機構から吐出させる液滴の容量を適確に設定することができるようになる。その結果、試料溶液の凍結によって形成される氷包試料の、その膜厚の値を最適値に制御することができるようになる。また、従来のものにおいては余分な試料溶液を水取り紙等にて除去して廃棄していたのに対して、そのような無駄を省くことができるようになる。特に、タンパク質試料等の貴重な試料を、極少量のものであっても上記試料吐出機構からの吐出によって正確に試料基板上に付着させることができるようになり、少量の試料溶液を基に効率良く顕微鏡観察を行なうことができるようになる。
次に、請求項2記載の発明である第二の発明のものにおいては、上記第一の発明のものに加えて、更に次のような効果を得ることができることとなる。すなわち、試料基板上の一部に上記第一の発明で述べたような試料溶液からなる第一の液滴を噴射(吐出)させた後に、上記試料基板上の別の位置に第二の液滴噴射(吐出)を行なわせるようにする。このような液滴噴射(吐出)を、吐出量を始めとした諸条件をそれぞれ異ならせた状態で順次連続的に行なわせることによって、試料溶液による薄膜領域の面積、または、その膜厚の値、更には接触角の値を異ならせたものを形成させることができるようになる。これら異なった条件にて形成された氷包試料を一気に光学計測することによって、氷包試料の観察(計測)作業を効率良く進めることができることとなる。
本発明の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る基本概念を取入れた装置の全体構成を示す図である。 顕微鏡測定時における試料液滴の形態をモデル化した図である。
本発明を実施するための形態について、図1ないし図3を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、極低温透過型電子顕微鏡用の測定試料を作成する装置に関するものである。そして、その基本的構成は、図1に示す如く、所定の試料溶液の設けられる基礎となる試料基板5と、当該試料基板5上へ所定の温度に制御された所定の試料溶液9を所定量吐出させるように形成された試料吐出機構1と、当該試料吐出機構1から吐出された試料溶液9を有する上記試料基板5を収納するものであって所定の温度及び湿度に制御されたチャンバー2と、当該チャンバー2内へ上記試料基板5を移動させる移動機構3と、上記試料吐出機構1から吐出された上記試料溶液9を基に、上記チャンバー2内にて所定状態に制御された試料を測定する光学顕微鏡7と、当該光学顕微鏡7にて測定された上記試料溶液9の試料基板5上への拡散面積の値、その膜厚の値、または試料基板5上に形成される液滴の接触角度の値等を測定するとともに、次の回における上記試料吐出機構1からの試料溶液9の吐出量または上記チャンバー2内の温度及び湿度を含む諸条件を制御するように形成されるものであってコンピュータ機構からなる制御機構8と、からなることを基本とするものである。なお、このようにして上記試料基板5上に設けられた上記試料溶液9は上記諸機構に連続して設けられる瞬間凍結機構6内へと投下されるようになっている。
この瞬間凍結機構6は、液化エタン及び液体窒素を主に形成されるものであり、上記液滴状の試料溶液9を瞬時に固化することができるようになっているものである。従って、上記瞬間凍結機構6内に投入された上記試料溶液9は、上記試料基板5上において瞬時に凍結固定(固化)されることとなる。すなわち、この試料溶液9は氷包化されることとなる。これによって、制御された所定の厚さを有する顕微鏡観察用の試料が形成されることとなり、顕微鏡観察時においてコントラストの高いタンパク質等からなる粒子像を容易に取得することができるようになる。その結果、より効率良く、分解能の高い生体高分子等の構造を解明することができるようになる。また、本実施の形態のものにおいては、上記試料吐出機構1から吐出される試料溶液9の容量は制御手段8からの制御指令に基づき、常に適量に制御されるようになっていることより、試料溶液9の無駄な消費を避けることができるようになる。具体的には、一回の噴射(吐出)において液滴化される試料の量を100Pico・Litre以下に抑えることができるようになる。
次に、これまで述べてきた試料(テストピース)を連続的に効率良く形成させるための装置について、図2を基に説明する。このものは、垂直平面内に形成されるものであって、基点Oを中心にして回転運動するアーム状の移動機構3を基礎に形成されるものである。このような構成からなるものにおいて、まず、第一ステージ(Stage1)にて、移動機構3を形成するアームの先端部のところにグリッド状の試料基板5が取付けられる。次に、第二ステージ(Stage2)にて、上記試料基板5の表面に所定の試料溶液が塗布される。次に、第三ステージ(Stage3)にて、上記試料溶液9は所定の湿度・温度に制御されるとともに、これに所定の振動を与えることによって重力落下により試料溶液9の薄膜化が成される。次に、第四ステージ(Stage4)にて、上記薄膜化された試料溶液9の顕微鏡による厚さ測定が行われる。次に、第五ステージ(Stage5)にて、このような試料溶液を有する試料基板5の瞬間凍結機構6内への投入(投下)が成される。これによって、定量的に膜厚が制御された氷包生体高分子試料が得られこととなる。なお、このような一連の作業は、別途設けられた制御機構8からの制御指令に基づき、順序良く進められることとなる。すなわち、本装置の稼動により、膜厚が定量的に制御された氷包生体高分子試料が、連続的に、大量に、効率良く生成されることとなる。
上記試料(テストピース)の形成工程中における第四ステージにて行われる光学顕微鏡による試料膜厚の測定は、次のような手順にて行われる。まず、試料基板5に設けられる液滴状試料は、例えば図3に示す如く、一般に、球の一部を平面で切り取ったような球欠状の形態からなるものと想定される。従って、この場合には、一つの液滴の体積(V)は、次の式にて表わされることとなる。
すなわち、V=πh(h+3r)/6となる。ここに、r=断面円の半径の値(液滴の半径)、h=液滴の厚さ、とすると、Vは試料吐出機構1から一回の噴射にて吐出される試料溶液(液滴)の量である。そして、このVの値は既知の値であるので、図3における液滴の半径であるrの値を測定することによって厚さhの値を算出することができる。すなわち、r=Rsinθ、h=R(1−cosθ)の関係式が成り立つからである。このようにして、所定の膜厚(h)を有する液滴を形成させるための液滴の噴射(試料溶液吐出機構1からの)が行なわれることとなる。
なお、試料基板に関しては、従来、予め試料基板にプラズマ処理などの親水処理を施すことが行なわれて来たが、本実施の形態においては、それ以外の手段として、試料を吐出する前に試料基板を水や添加物を含む水溶液で濡しておくことが有効であることが実験により見出された。その結果、本実施の形態においては、上記試料吐出機構1に加え、事前に試料基板5を濡らすことを目的とした水もしくは添加剤水溶液の吐出機構を別途設けることも考えられる。
また、上記試料吐出処理の後、試料凍結前の適宜時点において、吐出させる試料溶液に対して電気的・磁気的刺激、光刺激、または化学的な刺激を与え、その直後の試料の反応を観察することを目的とした適宜装置を備えることも考えられる。更には、液滴毎に刺激の条件、内容等を変化させ、これらを網羅的に電子顕微鏡像として撮影することもできる。例えば、イオンチャンネルの観察時に、試料基板5上の試料液滴に、更にイオン溶液を、その濃度や凍結までの時間を変えながら吐出させ、この状況を電子顕微鏡観察を行なうことにより、イオンチャンネルのイオンへの反応を系統的に観察することができることとなる。
また、試料溶液中のタンパク質やウイルスの粒子の向きを揃えるために、試料溶液(液滴)吐出の後、その凍結前の適宜時において、試料基板5に対して直流電流や交流電流、偏光した光、磁場等を印加してもよい。これにより試料溶液中における粒子の向きが揃うこととなり、電子顕微鏡像の解析が容易となる。一般に、単粒子解析において、撮影された粒子の向きの判定には大きな計算処理が必要となっており、予め向きを揃えておくことにより計算処理の手間とコストとの縮減をすることができる。
また、上記凍結試料作製時に測定された試料基板5上での膜厚の分布をコンピュータ上に記録しておくことにより、電子顕微鏡観察時に、どの部位を優先して観察するかの判断が容易となる。また、試料基板5上への試料や水の吐出に際し、試料基板5上で、例えば文字、記号、またはバーコード等のパターンを液滴により設定しておけば、低倍率の目視による電子顕微鏡観察時において、パターン認識が容易になり、試料基板5の方位などを容易に判断することができ、諸作業を効率化することができる。
1 試料吐出機構
2 チャンバー
3 移動機構
5 試料基板
6 瞬間凍結機構
7 光学顕微鏡
8 制御機構
9 試料溶液






















Claims (7)

  1. 所定の試料溶液の設けられる基礎となる試料基板と、当該試料基板上へ所定の温度に制御された所定の試料溶液を所定容量吐出させるように形成された試料吐出機構と、当該試料吐出機構から吐出された上記試料溶液を有する試料基板を収納するものであって所定の温度及び湿度に制御されたチャンバーと、当該チャンバー内へ上記試料基板を移動させる移動機構と、上記試料吐出機構にて吐出された上記試料溶液の状態を測定する光学顕微鏡と、当該光学顕微鏡にて測定された上記試料溶液の試料基板上への拡散面積の値、その厚の値、または試料基板上に形成される液滴の接触角度の値、に関するもののうち、少なくともいずれか一つのものを基に、次の回における上記試料吐出機構からの試料溶液の吐出量、上記チャンバー内の温度、及び上記チャンバー内の湿度を含む諸条件を制御する制御機構と、上記試料溶液が取付けられた後、上記測定の済んだ状態の試料基板を瞬時に凍結させる瞬間凍結機構と、からなるようにしたことを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。
  2. 請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置において、上記試料基板上に形成される試料溶液を液滴状の形態からなるようにするとともに、このような液滴状の試料溶液を、上記試料基板上において、複数個、それぞれの吐出量が異なった状態のものを連続的に、それぞれ異なった個所に形成させるようにした構成からなることを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。
  3. 請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置において、水もしくは所定の添加剤を含む水溶液の薄膜からなる試料基板をあらかじめ形成させておくようにしたことを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。
  4. 請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置において、上記の試料吐出機構に加え、所定量の水もしくは添加剤を含む水溶液の微小液滴を吐出する第2の吐出機構を備え、試料吐出前に、試料基板上に水膜もしくは所定の添加剤を含む水膜を形成させるようにしたことを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。
  5. 請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置において、試料基板に対して光もしくは電磁波を照射する機構、電流もしくは電位もしくは磁場を印加する機構、または、所定の化学物質を投入する機構を有するようにしたことを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。
  6. 請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置において、試料基板上の複数位置での請求項1記載の測定値を、その位置座標と測定値の情報とをメモリーを含む所定のデータ蓄積手段上に保持し、この蓄積されたデータを電子顕微鏡観察用のデータと共有することのできるようにしたことを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。
  7. 請求項1記載の極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置において、極低温透過型電子顕微鏡の低倍率観察時に目視または画像認識装置にて判別することのできるようなものであって、所定の形態パターンを有する水膜からなる試料を作成するようにしたことを特徴とする極低温透過型電子顕微鏡用試料作成装置。













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