JP6965607B2 - ハンマー保持ユニット及び鍵盤装置 - Google Patents
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Description
この種の鍵盤装置においては、鍵の全数に対応する多数のハンマー部材が用いられるため、このハンマー部材を1つずつ個別に組み付けていたのでは、組立時の作業効率が悪いという問題があった。
例えば、特許文献1では、複数のハンマー部材がまとめて保持部材(ハンマーサポート)に揺動可能に保持されて、この状態の保持部材が鍵盤装置のシャーシに固定される構成が開示されている。
以下、図1〜図5を参照して、本発明に係るハンマー保持ユニット及びこれを備える鍵盤装置の第1の実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1に示すように、本実施形態における電子鍵盤楽器100は、楽器ケース101と、楽器ケース101内に収容された鍵盤装置1とを備えている。
複数の鍵2は、白鍵2a及び黒鍵2bを有しており、それぞれ電子鍵盤楽器100の前後方向に延在するように配置されている。各鍵2は、後端部の回動軸21を中心に回動可能に構成されている。
各ハンマー保持ユニット3は、図2(a),(b)に示すように、複数の鍵2に対応して設けられ、これら複数の鍵2それぞれにアクション荷重を付与する複数のハンマー部材4と、これら複数のハンマー部材4を保持するハンマー保持部材5とを備えている。
このハンマー保持ユニット3は、いくつか(例えば8〜10個)のハンマー部材4をブロック毎にまとめて個別に保持するものであり、当該ハンマー保持ユニット3が複数並べられることにより、全数(例えば88個)の鍵2に対応するハンマー部材4が配列されるようになっている。
軸支持部41は、ハンマー部材4のうち前端よりもやや後側に設けられ、ハンマー保持部材5に保持される部分である。この軸支持部41の左右両側面には回動軸41aが左右方向に突設されている。そして、この回動軸41aが後述するハンマー保持部材5の回動孔53に回動可能に嵌合されることにより、ハンマー部材4が回動軸41aを中心に上下方向に(つまり左右方向に垂直な面内で)回動するようになっている。
鍵連結部42は、軸支持部41から前方に突出した部分の先端(前端)に設けられている。この鍵連結部42は、当該ハンマー部材4に対応する鍵2の前端側に連結されており、この鍵2への押鍵操作に伴って下方に押し下げられるようになっている。
錘部43は、ハンマー部材4の後端部に設けられ、予め定められた重量を有している。
ハンマーアーム44は、軸支持部41と錘部43との間を連結する腕部である。このハンマーアーム44は、鍵2が押鍵操作されていない初期状態において、軸支持部41から後下がりに傾斜した後に屈曲して真っ直ぐ後方へ延在した形状に形成されている。
この嵌合部52は、左右方向に並設された2つの側板を有し、これら2つの側板の間にハンマー部材4が嵌合されるように構成されている。嵌合部52の左右両側板にはそれぞれ回動孔53が形成されており、この回動孔53にハンマー部材4の回動軸41aが嵌合されることにより、ハンマー部材4が回動軸41aを中心に回動可能に支持されるようになっている。複数の嵌合部52における回動孔53は互いの中心軸を一致させており、これにより、ハンマー保持部材5は、複数のハンマー部材4を共通の回転軸回りに個別に回動可能なように保持している。
また、嵌合部52は左右方向に規定の間隔で並設されており、これにより、ハンマー保持部材5は、複数のハンマー部材4を左右方向に規定の間隔で保持するように構成されている。
より詳しくは、ハンマー部材4は、鍵盤装置1のシャーシ6に設けられた上限ストッパ61及び下限ストッパ62により、鍵盤装置1内での揺動範囲が規制される(図1参照)。つまり、ハンマー部材4は、錘部43が下限ストッパ62に上方から当接することにより下限位置が初期状態Plのものに規制され、錘部43が上限ストッパ61に下方から当接することにより上限位置が押鍵状態Puのものに規制されるようになっている。
図4は、ハンマー保持ユニット3の仮固定構造を説明するための図である。
図4(a)に示すように、ハンマー部材4は、ハンマーアーム44のうち、後下がりに傾斜した前半部分の中程の位置における下端部に、左右両方向に突出した突起部45を有している(図3参照)。この突起部45の左右両端面は、略半球状に丸みを帯びた形状に形成されている。
一方、ハンマー保持部材5は、図4(b)に示すように、ベース板51の後端部のうち、嵌合部52以外の部分(つまり嵌合部52よりも左右両側の部分)が後方に延出されてなる延出部55を有している。この延出部55は、左右方向における嵌合部52の内側を向いた内側面の後端に、当該嵌合部52の内側向きに突出した係止部55aを有している。係止部55aは、ハンマー部材4を回動軸41a回りに回動させたときに、ハンマーアーム44の突起部45と当接するように設けられるとともに、当該突起部45が乗り越えやすいように前後両側がR面取りされている。
ハンマー保持部材5に設けられた2つの係止部55aと、ハンマー部材4に設けられた2つの突起部45の互いに当接する部分の夫々の間隔は、次のような関係となるように設定されている。つまり、係止部55aが弾性変形していない状態での2つの係止部55aの当接部分の間隔は、2つの突起部45の当接部分の間隔よりも狭く設定されており、係止部55aが弾性変形することにより2つの係止部55aの当接部分の間隔が、2つの突起部45の当接部分の間隔よりも広くなるように設定されている。
また、この仮固定状態Pfから錘部43を上昇させる方向にハンマー部材4を回動させると、この方向にハンマーアーム44の突起部45がハンマー保持部材5の係止部55aを弾性変形させつつ乗り越えて当該係止部55aによる係止が解除される。これにより、ハンマー部材4は仮固定が解除され、仮固定状態Pfから揺動可能な状態に復帰する。
つまり、ハンマー保持ユニット3では、各ハンマー部材4が仮固定された仮固定状態Pfと、この仮固定が解除された状態とを取り得るように、ハンマー保持部材5が複数のハンマー部材4を保持している。また、ハンマー保持部材5は、ハンマー部材4を仮固定状態Pfとその解除状態とに相互に遷移させることが可能となっている。
なお、突起部45及び係止部55a(延出部55)の係脱にあたり、弾性変形するのはハンマー保持部材5側の係止部55aでなくともよく、突起部45及び係止部55aのうち少なくともいずれか一方が弾性変形するように構成されていればよい。
また、ハンマー保持部材5は、ハンマー部材4が仮固定状態Pfにあるときに、ハンマー部材4を任意の向きで保持した場合であっても、このハンマー部材4の自重によって仮固定状態Pfが解除されることのない強さでハンマー部材4を仮固定している。つまり、ハンマー部材4の突起部45とハンマー保持部材5の係止部55aとは、ハンマー部材4の回動によって係脱可能であると同時に、ハンマー部材4がいかなる向きで係止されていてもその自重によって係止状態が簡単に解除されてしまわないように、適度な強さで互いに係止している。
図5は、この組立手順を説明するための図である。
なお、以下では、説明の簡単のために、鍵盤装置1のシャーシ6が、上限ストッパ61及び下限ストッパ62を有する上側シャーシ6U及び下側シャーシ6Lから構成されるものとし、図5においても、簡易的な形状の上側シャーシ6U及び下側シャーシ6Lを示している。
このとき、各ハンマー部材4は仮固定されており、自由に揺動して暴れることがないため、容易にハンマー保持ユニット3を上側シャーシ6Uに組み付けることができる。
このとき、下限ストッパ62が錘部43を上方に押圧することにより、各ハンマー部材4が錘部43を上昇させる方向に回動して仮固定状態Pfが解除され、ハンマー保持部材5により複数のハンマー部材4が個別に揺動可能に保持された状態となる。
したがって、ハンマー部材4をシャーシ6に組み付ける際の作業性を向上させることができる。
また、ハンマー保持部材5は、ハンマー部材4を仮固定状態Pfとその解除状態とに相互に遷移させることが可能となっている。すなわち、ハンマー保持ユニット3を、鍵盤装置1に組み込んだ状態から単体の状態に復帰させたときには、再びハンマー部材4を仮固定状態Pfにすることが可能となっている。これにより、鍵盤装置1(電子鍵盤楽器100)の分解時やその後の再組立時にも、ハンマー部材4を仮固定して作業性を向上させることができる。
これにより、ハンマー部材4の仮固定状態Pfを解除するためだけの解除作業を行う必要がなく、より一層組立時の作業性を向上させることができる。
さらに言えば、この仮固定状態Pfを解除するものは下限ストッパ62でなくともよく、鍵盤装置1(電子鍵盤楽器100)内の他の部品等であってもよい。
続いて、図6を参照して、本発明に係るハンマー保持ユニット及びこれを備える鍵盤装置の第2の実施形態について説明する。
なお、第2の実施形態は、ハンマー保持ユニットの仮固定構造が第1の実施形態と異なるものであるため、以下では、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図6(a)〜(c)に示すように、本実施形態におけるハンマー保持ユニット3では、ハンマー部材4が、第1の実施形態における突起部45に代えてリブ46を有しており、ハンマー保持部材5が、第1の実施形態における延出部55に代えて延出部56を有している。
一方、ハンマー保持部材5の延出部56は、ベース板51の後端部のうち、嵌合部52よりも一方の側面側の部分が後方に延出されて構成されている。この延出部56は、左右方向における嵌合部52の内側を向いた内側面の後端に、当該嵌合部52の内側向きに突出した係止部56aを有している。係止部56aは、ハンマー部材4を回動軸41a回りに回動させたときに、ハンマーアーム44のリブ46と当接するように設けられるとともに、当該リブ46が乗り越えやすいように前後両側がR面取りされている。
すなわち、本実施形態におけるハンマー保持ユニット3では、錘部43を初期状態Plから下降させるようにハンマー部材4を回動させたときに、ハンマーアーム44のリブ46とハンマー保持部材5の係止部56aとが当接する。そして、この状態からさらにハンマー部材4を同方向に回動させると、ハンマーアーム44のリブ46がハンマー保持部材5の係止部56aを乗り越えて当該係止部56aに係止され、ハンマー部材4が揺動を規制された仮固定状態Pfとなる。
また、この仮固定状態Pfから錘部43を上昇させる方向にハンマー部材4を回動させると、この方向にハンマーアーム44のリブ46がハンマー保持部材5の係止部56aを乗り越えて当該係止部56aによる係止が解除され、仮固定状態Pfから揺動可能な状態に復帰する。
したがって、以上の第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
続いて、図7を参照して、本発明に係るハンマー保持ユニット及びこれを備える鍵盤装置の第3の実施形態について説明する。
なお、第3の実施形態は、ハンマー保持ユニットの仮固定構造が第1の実施形態と異なるものであるため、以下では、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図7(a)に示すように、本実施形態におけるハンマー保持ユニット3では、ハンマー部材4が、第1の実施形態における突起部45に代えて突設部47を有しており、ハンマー保持部材5が、第1の実施形態における延出部55に代えて係止リブ57を有している。
一方、ハンマー保持部材5の係止リブ57は、図7(c)に示すように、ベース板51の下面の後端部に、やや後方に突出させつつ立設されている。この係止リブ57は、ハンマー部材4を回動軸41a回りに回動させたときに、ハンマーアーム44の突設部47と左右方向に隣接する位置に設けられている。また、係止リブ57は、ハンマーアーム44の膨出部47aの形状に対応した円形状の係止孔57aを有している。この係止孔57aは、図7(d)に示すように、ハンマー部材4を回動軸41a回りに回動させたときに、ハンマーアーム44の膨出部47aが嵌まるように設けられている。
すなわち、本実施形態におけるハンマー保持ユニット3では、錘部43を初期状態Plから下降させるようにハンマー部材4を回動させたときに、ハンマーアーム44の膨出部47aとハンマー保持部材5の係止リブ57の後端面とが当接する。そして、この状態からさらにハンマー部材4を同方向に回動させると、ハンマーアーム44の膨出部47aがハンマー保持部材5の係止孔57aに嵌まって係止され、ハンマー部材4が揺動を規制された仮固定状態Pfとなる。
また、この仮固定状態Pfから錘部43を上昇させる方向にハンマー部材4を回動させると、この方向にハンマーアーム44の膨出部47aがハンマー保持部材5の係止孔57aから外れて当該係止孔57aによる係止が解除され、仮固定状態Pfから揺動可能な状態に復帰する。
したがって、以上の第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
続いて、図8を参照して、本発明に係るハンマー保持ユニット及びこれを備える鍵盤装置の第4の実施形態について説明する。
なお、第4の実施形態は、ハンマー保持ユニットの仮固定構造が第1の実施形態と異なるものであるため、以下では、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図8(a)に示すように、本実施形態におけるハンマー保持ユニット3では、ハンマー部材4が、第1の実施形態における突起部45に代えて舌部48を有しており、ハンマー保持部材5が、第1の実施形態における延出部55に代えて係止板58を有している。
一方、ハンマー保持部材5の係止板58は、図8(c)に示すように、ベース板51の後端部を後方へ延出させるように、当該ベース板51の後端面から後方へ突設されている。この係止板58は、ハンマー部材4を回動軸41a回りに回動させたときに、ハンマーアーム44の舌部48と互いの先端で当接するように設けられている。
すなわち、本実施形態におけるハンマー保持ユニット3では、錘部43を初期状態Plから下降させるようにハンマー部材4を回動させたときに、ハンマーアーム44の舌部48とハンマー保持部材5の係止板58との互いの先端が当接する。そして、この状態からさらにハンマー部材4を同方向に回動させると、ハンマーアーム44の舌部48がハンマー保持部材5の係止板58を乗り越えて凹部49内に係止され、ハンマー部材4が揺動を規制された仮固定状態Pfとなる。
また、この仮固定状態Pfから錘部43を上昇させる方向にハンマー部材4を回動させると、この方向にハンマーアーム44の舌部48がハンマー保持部材5の係止板58を乗り越えて当該係止板58による係止が解除され、仮固定状態Pfから揺動可能な状態に復帰する。
したがって、以上の第4の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
鍵盤装置の鍵の動きに応じて前記鍵に荷重を付与するためのハンマー部材と、
前記ハンマー部材が第1の位置に仮固定された第1保持状態と、前記ハンマー部材の前記仮固定が解除された第2保持状態と、を取り得るように前記ハンマー部材を保持可能な保持部材と、
を備えるハンマー保持ユニット。
<請求項2>
前記保持部材は、複数の前記ハンマー部材を規定の間隔で保持することを特徴とする請求項1に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項3>
前記ハンマー部材が前記第2保持状態にあるときに、前記保持部材は、複数の前記ハンマー部材を個別に揺動可能に保持することを特徴とする請求項2に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項4>
前記ハンマー部材が前記第2保持状態にあるときに、前記保持部材は、少なくとも前記第1の位置を含まない第2の位置から第3の位置までの範囲内で前記ハンマー部材を揺動可能に保持することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項5>
前記保持部材は、前記ハンマー部材を前記第1保持状態と前記第2保持状態とに相互に遷移させることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項6>
前記第1の位置は、前記ハンマー保持ユニットを前記鍵盤楽器に組み込んだ状態での通常使用時における前記ハンマー部材の揺動範囲から外れた位置であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項7>
前記ハンマー部材及び前記保持部材は、前記ハンマー部材が前記第1の位置のときに互いに係止する係止部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項8>
前記ハンマー部材及び前記保持部材は、前記係止部として、いずれか一方に突起部、他方に突起受け部を有し、
前記係止部は、前記ハンマー部材の揺動に伴って前記突起部及び前記突起受け部のうちいずれか一方が弾性変形して他方を乗り越えることにより、前記突起部と前記突起受け部とが係脱可能に構成されていることを特徴とする請求項7に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項9>
前記保持部材が複数の前記ハンマー部材を共通の回転軸により個別に回動可能に保持するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項10>
前記保持部材は、前記ハンマー部材が前記第1保持状態にあるときに、前記ハンマー部材を任意の向きで保持した場合であっても、前記ハンマー部材の自重によって前記第1保持状態が解除されることのない強さで前記ハンマー部材を仮固定していることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
<請求項11>
請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニットと、
前記ハンマー部材に対応する鍵と、
前記ハンマー保持ユニットが組み込まれた状態で前記ハンマー部材の揺動範囲を規制する規制部材を有する筐体部材と、
を備え、
前記第1の位置は、前記規制された揺動範囲の外に位置することを特徴とする鍵盤装置。
<請求項12>
前記ハンマー保持ユニットは、前記筐体部材に組み付けたときに、前記ハンマー部材が前記規制部材に押圧されることで前記第1の位置に固定された状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の鍵盤装置。
2 鍵
3 ハンマー保持ユニット
4 ハンマー部材
5 ハンマー保持部材
6 シャーシ
41a 回動軸
43 錘部
44 ハンマーアーム
45 突起部
46 リブ
47 突設部
47a 膨出部
48 舌部
49 凹部
55 延出部
55a 係止部
56 延出部
56a 係止部
57 係止リブ
57a 係止孔
58 係止板
61 上限ストッパ
62 下限ストッパ
Pf 仮固定状態
Pl 初期状態
Pu 押鍵状態
Claims (11)
- 鍵盤楽器における複数の鍵それぞれの動きに応じて前記複数の鍵それぞれに荷重を付与するための複数のハンマー部材と、
前記複数のハンマー部材が第1の位置に仮固定された第1保持状態と、前記複数のハンマー部材の前記仮固定が解除された第2保持状態と、を取り得るように前記ハンマー部材を保持可能な保持部材と、
を備え、
前記複数のハンマー部材及び前記保持部材は、前記複数のハンマー部材が前記第1の位置のときに互いに係止する係止部として、いずれか一方に突起部、他方に突起受け部を有し、
前記係止部は、前記複数のハンマー部材の揺動に伴って前記突起部及び前記突起受け部のうちいずれか一方が弾性変形して他方を乗り越えることにより、前記突起部と前記突起受け部とが係脱可能に構成されている、
ハンマー保持ユニット。 - 鍵盤楽器における複数の鍵それぞれの動きに応じて前記複数の鍵それぞれに荷重を付与するための複数のハンマー部材と、
前記複数のハンマー部材が第1の位置に仮固定された第1保持状態と、前記複数のハンマー部材の前記仮固定が解除された第2保持状態と、を取り得るように前記ハンマー部材を保持可能な保持部材と、
を備え、
前記複数のハンマー部材が前記第2保持状態にあるときに、前記保持部材は、少なくとも前記第1の位置を含まない第2の位置から第3の位置までの範囲内で前記複数のハンマー部材を揺動可能に保持する、
ハンマー保持ユニット。 - 鍵盤楽器における複数の鍵それぞれの動きに応じて前記複数の鍵それぞれに荷重を付与するための複数のハンマー部材と、
前記複数のハンマー部材が第1の位置に仮固定された第1保持状態と、前記複数のハンマー部材の前記仮固定が解除された第2保持状態と、を取り得るように前記ハンマー部材を保持可能な保持部材と、
を備え、
前記第1の位置は、前記ハンマー保持ユニットを前記鍵盤楽器に組み込んだ状態での通常使用時における前記ハンマー部材の揺動範囲から外れた位置である、
ハンマー保持ユニット。 - 鍵盤楽器における複数の鍵それぞれの動きに応じて前記複数の鍵それぞれに荷重を付与するための複数のハンマー部材と、
前記複数のハンマー部材が第1の位置に仮固定された第1保持状態と、前記複数のハンマー部材の前記仮固定が解除された第2保持状態と、を取り得るように前記ハンマー部材を保持可能な保持部材と、
を備え、
前記保持部材は、前記ハンマー部材が前記第1保持状態にあるときに、前記ハンマー部材を任意の向きで保持した場合であっても、前記ハンマー部材の自重によって前記第1保持状態が解除されることのない強さで前記ハンマー部材を仮固定している、
ハンマー保持ユニット。 - 前記保持部材は、前記複数のハンマー部材を規定の間隔で保持する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
- 前記複数のハンマー部材が前記第2保持状態にあるときに、前記保持部材は、前記複数のハンマー部材をそれぞれ個別に揺動可能に保持する、請求項5に記載のハンマー保持ユニット。
- 前記保持部材は、前記複数のハンマー部材を前記第1保持状態と前記第2保持状態とに相互に遷移させることが可能である、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
- 前記保持部材は、前記複数のハンマー部材が個別に揺動可能な軸を有する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のハンマー保持ユニット。
- 複数の鍵と、
前記複数の鍵それぞれの動きに応じて前記複数の鍵それぞれに荷重を付与する複数のハンマー部材と、前記複数のハンマー部材をそれぞれ揺動可能に保持する保持部材と、を含むハンマー保持ユニットと、
前記複数のハンマー部材の揺動範囲を規制する規制部材を有する筐体部材と、
を含み、
前記ハンマー保持ユニットが前記筺体部材に組み込まれていない状態では、前記保持部材は、前記揺動範囲の範囲外の第1の位置で前記複数のハンマー部材が仮固定されており、
前記ハンマー保持ユニットが前記筺体部材に組み込まれている状態では、前記保持部材は、前記仮固定が解除された状態で、前記揺動範囲の範囲内で前記複数のハンマー部材をそれぞれ揺動可能に保持している、
鍵盤装置。 - 前記規制部材は、前記複数のハンマー部材のそれぞれが対応する鍵の押鍵操作に応じて制限範囲を超えて揺動するのを規制する上限ストッパ及び下限ストッパを含み、
前記制限範囲は、前記仮固定が解除された状態で前記ハンマー部材が揺動可能な範囲よりも狭い、請求項9に記載の鍵盤装置。 - 前記ハンマー保持ユニットは、前記筐体部材に組み込まれたときに、前記複数のハンマー部材が前記規制部材にそれぞれ押圧されることで、前記第1の位置に固定された状態が解除される、請求項9または請求項10に記載の鍵盤装置。
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