JP6963401B2 - 通知システム、通知方法、及び通知プログラム - Google Patents
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Description
また、乗物の販売店から所有者に直接連絡することも考えられるが、所有者の転居や、乗物の譲渡等により所有者が変更されている場合には、乗物の現所有者に対しリコール情報を伝えられないこともある。
また、P2P方式を介した通信によって通知する場合には、通信装置同士が通信可能な範囲内にない限り、情報が配信されないため、所定の修理の対象となっている乗物の所有者にまで情報が届かない可能性がある。
また、こうすることで、乗物が所定の修理の対象となっている場合に、その旨を乗物の所有者に対しダイレクトに通知することができる。これにより、所有する乗物が所定の修理の対象となっている場合に、所定の修理を受けずに放置してしまう可能性を低減できる。
また、こうすることで、所定の修理を案内する乗物の所有者を選択することができる。
こうすることで、所有する乗物が所定の修理の対象となっている場合に、乗物の所有者に問い合わせ先を知らせることができる。これにより、乗物の所有者は所定の修理への対応を行いやすくなる。
こうすることで、乗物の製造者が管理している情報に基づいて、乗物が所定の修理の対象であるか否かを精度良く判定できる。
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る通知システム1を介して提供されるリコール情報通知サービスの概要について説明する。
本実施形態においては、通知システム1は、リコールの対象となる車両を所有する所有者に対して、その旨をダイレクトメール等の通知手段により通知するサービスを実行することとする。
なお、以下に説明する例においては、整備工場6の顧客である車両所有者に対し、整備工場6を差出人とするダイレクトメールにより、リコールの通知を行うこととする。
また、以下に説明する実施形態においては車両(自動車)を乗物の一例として説明するが、本発明は車両以外の乗物に対しても適用可能である。
通知システム1の所有者データベースには、整備工場6の顧客である車両の所有者情報、所有者の車両情報、整備工場の情報が管理されている。
通知システム1の所有者データベースには、例えば通知システム1の利用契約を結んだ整備工場6の情報が記憶される。なお、図1においては、整備工場6が1つだけ表示されているが、整備工場6は1つに限られず、複数あることとしても構わない。
また、車両情報には、例えば、車両を識別する識別情報(本実施形態では車台番号)、車両のメーカ、型式、製造年度、ナンバー等の情報が含まれる。
また、整備工場の情報には、例えば、整備工場を識別する整備工場ID、整備工場名、整備工場の住所等の情報が含まれる。
また、車両メーカ4は、製造した車両がリコール対象であるか否か、リコールの回収済みであるか否か等の車両に関するリコールの対処状況を記憶するリコール管理データベース5を有する。
以下、本サービスを実行するための通知システム1の処理の概要について説明する。
なお、上記の公開データ3には、例えば、リコールの届出番号と、その届出番号のリコールの対象候補となる車台番号の範囲が含まれる。
通知システム1は、上記の公開データ3からリコールの届出番号と対象候補となる車台番号の範囲を抽出して上記のリコール対象候補リストを取得してもよい。また、通知システム1は、上記の公開データ3に基づいて、ユーザー等により入力されたデータに基づいて生成された上記のリコール対象候補リストを取得してもよい。
なお、通知システム1は、定期的に上記のリコール対象候補リストの取得を実行し、最新の情報に更新するようにしてもよい。
例えば、通知システム1は、所有者データベースのうち、整備工場6の整備工場IDに関連付けて記憶される車両情報であって、リコールデータベースにおいてリコールの対象となっている車両情報を抽出する。そして、通知システム1は、上記抽出した車両情報に基づいて、上記のリコール対象車両リストを生成する。
ここで、図2には、S7において表示される車両一覧画面50の一例を示した。図2に示されるように、車両一覧画面50には、リコール対象車両リストに含まれる車両情報ごとに、車両情報表示領域51、リコール対応状況表示領域52、チェックボックス53が表示される。
車両情報表示領域51は、車両のナンバー、車台番号、車両メーカ等の車両情報を表示する領域である。
また、リコール対応状況表示領域52は、車両メーカ4に問い合わせたリコールの対応状況を表示する領域である。なお、リコール未改修フラグ52Aは、リコールの未改修が確認されたことを示す。
また、チェックボックス53は、リコールを案内するダイレクトメールを送る対象とするか否かを選択するための選択欄である。
端末7は、車両一覧画面50の実行ボタン54の選択操作を受け付けると、チェックボックス53にチェックが入れられた車両情報(車台番号)を通知システム1に通知する(S7)。
印刷システム8は、例えばダイレクトメールが印刷可能なプリンタであり、通知システム1に併設して設けられていてもよいし、整備工場6の内部に設けられていてもよく、設置場所は特に限定されない。
なお、送付先リストには、例えば所有者の氏名、住所、対象のリコール届出番号、整備工場の情報(名称、連絡先)等を含む。
図3に示されるように、ダイレクトメール9には、広告表示領域9A、リコール案内表示領域9B及び二次元コード9Cが含まれる。
広告表示領域9Aは、各所有者に対して共通の広告情報が印刷される。
リコール案内表示領域9Bには、所有者の所有する車両が対象となるリコール届出番号、及び整備工場6への問い合わせの案内が印刷される。
また、二次元コード9Cには、整備工場6への入庫予約を行うための予約サイトのURLが符号化され、携帯電話機等により二次元コード9Cを読み取ることにより予約サイトにアクセス可能となっている。
そして、整備工場6では、所有者10の車両11が入庫完了後に、端末7から通知システム1にその旨を通知する(S11)。
これにより、通知システム1は、ダイレクトメール9を送付先リストに含まれる各所有者について改修状況を把握することができる。
また、通知システム1は、車両メーカ4に対して、リコール対象の車両11の入庫が行われた旨を通知することとしてもよい。
以下、上記の処理を実現するために通知システム1に備えられる構成について説明する。
図4には、通知システム1と端末7のハードウェア構成を示した。
図4に示されるように、通知システム1は、ハードウェアとして、CPU15、記憶装置16、及び通信用インターフェース17を備えるサーバーコンピュータである。
図4に示されるように、端末7は、ハードウェアとして、CPU20、記憶装置21、通信用インターフェース22、入力装置23及び表示装置24を備えるコンピュータである。なお、入力装置23及び表示装置24は端末7の外部装置として設けられていてもよい。
例えば、図2に示す車両一覧画面50が表示装置24に表示される画面の一例となる。
図5には、通知システム1に備えられる機能を示した。
図5に示されるように、通知システム1は機能として、所有者情報記憶部30、リスト情報記憶部31、リスト取得部32、問合せ部33、表示制御部34、特定部35及び通知処理部36を備える。
以下、通知システム1に備えられる各機能の詳細について説明する。
所有者情報記憶部30は、所有者の宛先(宛名、住所等)を含む所有者情報と、乗物の識別情報を含む乗物管理情報を関連づけて記憶する機能である。
所有者情報記憶部30は、所有者情報と、乗物管理情報と、整備工場の情報を関連づけて記憶するようにしてもよい。
なお、乗物管理情報は、乗物の製造者の情報、乗物の販売者の情報を含むこととしてもよい。
図6に示されるように、車両管理テーブル40には、車両管理情報(車両情報)、所有者情報、整備工場情報が記憶される。
車両情報には、例えば車台番号、車両メーカ、車両メーカの問い合わせ先、車両の製造年度、車両の販売者(ディーラー)等の情報が含まれる。例えば、車両メーカの問い合わせ先は、車台番号に基づいて、車両がリコール対象か否か、また改修の実施状況について問い合わせるためのウェブサイトのURLとする。
所有者情報には、例えば車両の所有者名、所有者連絡先等が含まれる。
整備工場情報には、例えば整備工場を識別する整備工場ID、整備工場名、整備工場の住所等が含まれる。
リスト情報記憶部31は、所定情報の通知対象となる乗物の識別情報のリストを記憶する機能である。
また、上記のリストには、例えば所定の修理に該当する可能性がある乗物の識別情報を含む。
そして、上記の所定の修理は、例えばリコールの対象となる改修である。
また、上記のリストは、例えばリコールの該当可能性がある乗物の識別情報のリスト(リコール対象候補リスト)と、リコールに対応する改修が未実施(未改修)の乗物の識別情報のリスト(リコール未改修リスト)の少なくともいずれかを含む。
なお、本実施形態では、リスト情報記憶部31には、リコール対象候補テーブル41、リコール対象車両抽出テーブル42、通知対象者設定テーブル43が記憶される。
なお、リコールの改修状況は、後述する問合せ部33による車両メーカ4への問合せ結果に基づいて設定される。
また、選択フラグは、例えば整備工場6の端末7から受け付けた選択結果(選択(T)/非選択(F))に基づいて設定されることとしてもよいし、初期値として「選択(T)」が設定されていてもよい。
リスト取得部32は、所定機関2において公開される所定の修理に該当する可能性がある乗物の識別情報の範囲に基づいて、所定の修理に該当する可能性がある乗物の識別情報のリストを取得する機能である。
例えば、リスト取得部32は、所定機関2のウェブサイトにおいて公開される、リコールに該当する可能性がある車台番号(乗物の識別情報の一例)の範囲を含む公開データ3に基づいて、リコールに該当する可能性がある車台番号のリストであるリコール対象候補リストを取得する。
なお、リスト取得部32は、上記の公開データ3がドキュメントデータである場合には、当該ドキュメントデータから、所定の欄に記憶されたリコール届出番号と、リコール対象候補の車台番号の範囲を抽出して、上記リコール対象候補リストを生成することとしてもよい。
また、リスト取得部32は、上記の公開データ3に基づいて、管理者等のユーザーの入力に基づいて生成された上記リコール対象候補リストを取得することとしてもよい。この際、リスト取得部32は、上記の公開データ3はダウンロードせずに、上記のリコール対象候補リストのみを取得するようにしてもよい。
具体的には、通知システム1のCPU15は、通信用インターフェース17を介して所定機関2の所定のURLにアクセスし、所定のURLにて公開されている、リコール届出番号と、それに該当する可能性がある車台番号の範囲の情報を含む公開データ3をダウンロードする。
そして、通知システム1のCPU15は、上記の公開データ3の記憶内容に基づいて生成されたリコール対象候補リストを取得する。
ここで、CPU15は、所定のアクセスタイミングが到来するごとに、所定機関2の所定のURLにアクセスし、当該所定のURLにて公開されている公開データ3に基づいて、リコール対象候補リストを更新するようにしてもよい。
例えば、上記の所定のアクセスタイミングとは、前回のアクセスから所定時間が経過したタイミングであってもよいし、予め指定された日時等としてもよい。
問合せ部33は、所有者情報記憶部30に記憶される車台番号のうち、リコール対象候補リストに含まれる車台番号について、車両メーカ(乗物の製造者の一例)のウェブサイトを通じてリコールの対象であるか否かを問い合わせる機能である。
なお、問合せ部33は、所有者から予め車台番号を利用した問い合わせの許諾を得ている場合に限り、車台番号を利用した車両メーカへの問い合わせを実行することとしてもよい。
具体的には、通知システム1のCPU15は、記憶装置16に記憶される車両管理テーブル40のそれぞれの車台番号が、リコール対象候補テーブル41に記憶されるリコールの対象候補となる車台番号の範囲に含まれているか否かを判定する。
その結果、リコールの対象候補と判定された場合には、CPU15は、その車台番号と、リコール届出番号をリコール対象車両抽出テーブル42に格納する。
CPU15は、通信用インターフェース17を介して、上記の問い合わせを実行し、上記のウェブサイトからその問合せ結果を受信する。
具体的には、CPU15は、上記受信した問合せ結果が、リコール対象で無ければ、その車台番号のレコードをリコール対象車両抽出テーブル42から削除することとしてもよい。また、CPU15は、上記受信した問合せ結果が、リコール対象である場合に、改修の実施状況(実施済み/未実施(又は不明))を、リコール対象車両抽出テーブル42の「リコールの改修状況」に記憶することとしてもよい。
表示制御部34は、リコールの対象である車両の情報を含む一覧画面を表示装置に表示させる機能である。
例えば、表示制御部34は、図2に示す車両一覧画面50(一覧画面の一例)を、整備工場6の端末7に備えられる表示装置24に表示させる。
具体的には、CPU15は、整備工場6の端末7から、整備工場6の識別情報(整備工場ID)とともにリコール対象候補の一覧表示要求を受信すると、リコール対象車両抽出テーブル42に記憶される車台番号のうち、車両管理テーブル40において整備工場IDが関連付けて記憶されている車台番号を抽出する。
そして、CPU15は、上記抽出した車台番号について車両管理テーブル40に記憶される車両情報と、当該車台番号についてリコール対象車両抽出テーブル42に記憶されるリコールの実施状況に基づいて、例えば図2に示す車両一覧画面50の画面データを生成する。
そして、CPU15は、上記生成した画面データを、通信用インターフェース17を介して端末7に送信し、端末7の表示装置24に車両一覧画面50を表示させる。
特定部35は、リスト取得部32により取得されるリストに基づいて、所有者情報記憶部30に記憶される車台番号から通知対象の車台番号を特定する機能である。
また、特定部35は、問合せ部33の問合せ結果が未改修の車台番号を、上記の通知対象の車台番号として特定してもよい。
例えば、CPU15は、上記の車両一覧画面50において選択された車両の車台番号を、通信用インターフェース17を介して受信すると、受信した車台番号を、上記の通知対象の車台番号として特定する。
この場合には、CPU15は、上記受信した車台番号についてリコール対象車両抽出テーブル42に記憶される選択フラグを「選択(T)」に更新する。
例えば、CPU15は、リコール対象車両抽出テーブル42に記憶される全ての車台番号を、通知対象の車台番号として特定してもよい。
また例えば、CPU15は、リコール対象車両抽出テーブル42に記憶される車台番号のうち所定の条件を満足する車台番号を、通知対象の車台番号として特定してもよい。
ここで、上記の所定の条件とは、リコールの改修状況が「未改修」であるもの、所定の車両メーカに関するもの、所定のリコール届出番号に関するもの等の条件としてもよい。
通知処理部36は、特定部35により特定した通知対象の乗物の識別情報に関連づけて所有者情報記憶部30に記憶される所有者情報に基づいて、所定情報を通知するための処理を実行する機能である。
例えば、通知処理部36は、通知対象の車台番号に関連づけて所有者情報記憶部30に記憶される所有者の宛先に対し、リコール改修(所定の修理の一例)を案内するための処理を実行する。
また例えば、通知処理部36は、所有者に対して、リコール改修の案内とともに、リコール改修の問い合わせ先の情報を案内することとしてもよい。ここで、リコール改修の問い合わせ先は、所有者の識別情報に関連付けて所有者情報記憶部30に記憶される整備工場の情報としてもよい。また、リコール改修の問い合わせ先は、所有者の識別情報に関連付けて所有者情報記憶部30に記憶される車両管理情報に含まれる車両販売店(ディーラー)や認定整備工場の情報としてもよい。
また例えば、通知処理部36は、整備工場6の端末7で表示された車両一覧画面50(一覧画面の一例)を介して選択された車両の所有者に対してリコールの改修を案内するための処理を実行してもよい。
例えば、「所定情報を通知するための処理」には、所定の修理を案内する案内状(例えばダイレクトメール9)を印刷するための印刷システム8への出力要求を含む。ここで、上記の出力要求には、例えば送付先と送付内容のリストを、印刷システム8に送信する処理が含まれる。
また、「所定情報を通知するための処理」には、所定の修理を案内する電子情報(例えば電子メール)を、所有者のアドレスに送信する処理を含む。
具体的には、CPU15は、記憶装置16に記憶されるリコール対象車両抽出テーブル42において、選択フラグの値が「選択(T)」である車台番号について、該当するリコール届出番号、車両管理テーブル40に記憶される車両の所有者名、所有者の連絡先、整備工場名の情報を、通知対象者設定テーブル43に格納する。
そして、CPU15は、通信用インターフェース17を介して、通知対象者設定テーブル43の情報を、印刷システム8の所定のアドレスに対して送信する。
次に、図10乃至図12を参照しながら、通知システム1により実行される処理について説明する。以下に説明する処理は、通知システム1のCPU15が、記憶装置16に記憶されるプログラムに基づいて処理を実行することにより実現されるものである。
図10を参照しながら、通知システム1が所定機関2のウェブサイトで公開されるリコール対象候補の車両情報を取得する処理について説明する。
次に、図11を参照しながら、通知システム1がリコール対象車両抽出テーブル42を生成する処理について説明する。なお、以下においては、車両管理テーブル40に記憶される車台番号の数がN(Nは1以上の整数)あるとし、各々の車両をV1〜VNと表す。
一方で車両Viの車台番号がリコール候補である場合には(S114:Yes)、CPU15は、リコール対象車両抽出テーブル42に車両Viの車台番号のレコードを追加する(S116)。
また、変数iがNに達した場合には(S121:Yes)、処理を終了する。
次に、図12を参照しながら、整備工場6の所有者にリコールを案内する処理について説明する。
そして、通知システム1のCPU15は、受信した整備工場IDが関連付けられている車台番号のうち、リコール対象車両抽出テーブル42に格納されている車台番号を抽出する(S132)。なお、上記抽出した車台番号は、リコールの対象可能性がある車両の車台番号である。
そして、通知システム1のCPU15は、上記受信した選択結果に基づいて、印刷リストを生成する(S136)。なお、通知対象者設定テーブル43が上記の印刷リストの一例に相当する。
以上説明した通知システム1によれば、所有者10の所有する車両11がリコールの対象となっている場合に、その旨を所有者10に対しダイレクトに通知することができる。これにより、所有者10がリコールの改修を受けずに放置してしまう可能性を低減できる。すなわち、通知システム1によれば、リコール改修率を向上させることができる。
また、所有者10にとっては、所有する通知システム1についての有益な情報を得ることができるため、所有者満足度を向上できる。
このように、整備工場6にとっては、所有者10との連絡機会が増えるため、売上機会を向上できる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、通知システム1は複数のコンピュータから構成されてもよく、この場合に通知システム1に備えられる機能は、複数のコンピュータに分散していてもよい。
また、上記のダイレクトメールを送付するための印刷リスト(送付先リスト)を、ダイレクトメールの作成代行業者に送付して、ダイレクトメールの印刷及び送付を行わせてもよい。
2 所定機関
3 公開データ
4 車両メーカ
5 リコール管理データベース
6 整備工場
7 端末
8 印刷システム
9 ダイレクトメール
9A 広告表示領域
9B リコール案内表示領域
9C 二次元コード
10 所有者
11 車両
15 CPU
16 記憶装置
17 通信用インターフェース
20 CPU
21 記憶装置
22 通信用インターフェース
23 入力装置
24 表示装置
30 所有者情報記憶部
31 リスト情報記憶部
32 リスト取得部
33 問合せ部
34 表示制御部
35 特定部
36 通知処理部
40 車両管理テーブル
41 リコール対象候補テーブル
42 リコール対象車両抽出テーブル
43 通知対象者設定テーブル
50 車両一覧画面
51 車両情報表示領域
52 リコール対応状況表示領域
52A リコール未改修フラグ
53 チェックボックス
54 実行ボタン
Claims (5)
- 乗物の識別情報を含む乗物管理情報と、当該乗物の所有者情報と、を関連づけて記憶する所有者情報記憶部と、
所定情報の通知対象となる乗物の識別情報のリストを記憶するリスト情報記憶部と、
前記リストに基づいて、前記所有者情報記憶部から通知対象の乗物の識別情報を特定する特定部と、
前記特定部により特定した通知対象の乗物の識別情報に関連づけて前記所有者情報記憶部に記憶されている所有者情報に基づき、前記所定情報を通知する処理を実行する通知処理部と、を備え、
前記リストは、所定の修理を行う対象に該当する可能性がある乗物の識別情報を含み、
前記所定の修理を行う対象である乗物の情報と、前記識別情報により識別される各乗物に対する前記所定の修理が未実施である可能性を示す情報とに加えて、問い合わせにより得た前記所定の修理が未実施であることを示す情報を含む一覧画面を表示させる表示制御部をさらに備え、
前記通知処理部は、ユーザーにより、前記乗物の情報と前記所定の修理が未実施である可能性を示す情報とに加えて、前記所定の修理が未実施であることを示す情報とが表示された前記一覧画面を介して前記識別情報に対する乗物の選択を受け付けると、選択された前記乗物の識別情報に対応している所有者情報に基づいて、前記所定の修理が未実施である情報を踏まえて前記所定の修理の情報を通知可能とする処理を実行することを特徴とする通知システム。 - 前記所有者情報記憶部は、前記所有者情報と、前記乗物管理情報と、前記所定の修理の問い合わせ先の情報を関連づけて記憶し、
前記通知処理部は、前記通知対象の乗物の所有者に対し、前記通知対象の乗物の識別情報に関連づけて前記所有者情報記憶部に記憶される問い合わせ先の情報を通知するための処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の通知システム。 - 前記乗物管理情報は、乗物の製造者の情報を含み、
前記所有者情報記憶部に記憶される乗物の識別情報のうち、前記リストに含まれる乗物の識別情報について、乗物の製造者のウェブサイトを通じて前記所定の修理の対象であるか否かの前記問い合わせを行う問合せ部をさらに備え、
前記通知対象の乗物の識別情報には、前記問合せ部の問合せ結果が前記所定の修理の対象である乗物の識別情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の通知システム。 - コンピュータによる通知方法であって、
前記コンピュータは、
乗物の識別情報を含む乗物管理情報と、当該乗物の所有者情報と、を関連づけて記憶する所有者情報記憶部と、
所定情報の通知対象となる乗物の識別情報のリストを記憶するリスト情報記憶部と、を備え、
前記コンピュータが、
前記リストに基づいて、前記所有者情報記憶部から通知対象の乗物の識別情報を特定するステップと、
前記特定された通知対象の乗物の識別情報に関連づけて前記所有者情報記憶部に記憶されている所有者情報に基づき、前記所定情報を通知する処理を実行するステップと、を有し、
前記リストは、所定の修理を行う対象に該当する可能性がある乗物の識別情報を含み、
前記コンピュータが、前記所定の修理を行う対象である乗物の情報と、前記識別情報により識別される各乗物に対する前記所定の修理が未実施である可能性を示す情報とに加えて、問い合わせにより得た前記所定の修理が未実施であることを示す情報を含む一覧画面を表示させるステップをさらに有し、
前記所定情報を通知する処理を実行するステップでは、ユーザーにより、前記乗物の情報と前記所定の修理が未実施である可能性を示す情報とに加えて、前記所定の修理が未実施であることを示す情報とが表示された前記一覧画面を介して前記識別情報に対する乗物の選択を受け付けると、選択された前記乗物の識別情報に対応している所有者情報に基づいて、前記所定の修理が未実施である情報を踏まえて前記所定の修理の情報を通知可能とする処理を実行することを特徴とする通知方法。 - 乗物の識別情報を含む乗物管理情報と、当該乗物の所有者情報と、を関連づけて記憶する所有者情報記憶部と、
所定情報の通知対象となる乗物の識別情報のリストを記憶するリスト情報記憶部と、
前記リストに基づいて、前記所有者情報記憶部から通知対象の乗物の識別情報を特定する特定部と、
前記特定部により特定された通知対象の乗物の識別情報に関連づけて前記所有者情報記憶部に記憶されている所有者情報に基づき、前記所定情報を通知する処理を実行する通知処理部としてコンピュータを機能させ、
前記リストは、所定の修理を行う対象に該当する可能性がある乗物の識別情報を含み、
前記所定の修理を行う対象である乗物の情報と、前記識別情報により識別される各乗物に対する前記所定の修理が未実施である可能性を示す情報とに加えて、問い合わせにより得た前記所定の修理が未実施であることを示す情報を含む一覧画面を表示させる表示制御部としてコンピュータをさらに機能させ、
前記通知処理部は、ユーザーにより、前記乗物の情報と前記所定の修理が未実施である可能性を示す情報とに加えて、前記所定の修理が未実施であることを示す情報とが表示された前記一覧画面を介して前記識別情報に対する乗物の選択を受け付けると、選択された前記乗物の識別情報に対応している所有者情報に基づいて、前記所定の修理が未実施である情報を踏まえて前記所定の修理の情報を通知可能とする処理を実行することを特徴とする通知プログラム。
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