JP6963096B2 - コードブロックグループベースの第5世代(5g)又は他の次世代システムのための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造 - Google Patents

コードブロックグループベースの第5世代(5g)又は他の次世代システムのための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、「ADAPTIVE TWO-STAGE DOWNLINK CONTROL CHANNEL STRUCTURE FOR CODE BLOCK GROUP BASED FIFTH GENERATION (5G) OR OTHER NEXT GENERATION SYSTEMS」と題する2017年8月10日に出願の米国特許出願第15/674,465号の優先権を主張し、その出願は引用することによりこの全体が本明細書の一部をなす。
本開示は、無線通信、例えば、コードブロックグループベースの第5世代(5G)又は他の次世代システムのための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造(adaptive two-stage downlink control channel structure)に関する。
データ通信は、種々の要因、例えば、トラフィック輻輳、遅延、パケットドロップ(packet drop)、肯定応答の受信不能、シグナリング要因等に起因して誤りを生じやすい。1つの例では、これらの誤りを防止するために前方誤り訂正(FEC)が利用される。前方誤り訂正が情報ブロックに適用される場合、情報ビットに追加される付加的なパリティビットが利用されることで、通信チャネルを通過する際に情報ビットが保護される。加法性白色ガウスチャネル(AWGN)における性能に基づいて、従来の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システムは、ダウンリンク及びアップリンク方向においてデータチャネルを符号化するチャネルコーディングスキームとして、低密度パリティ検査(LDPC)符号を利用する。LDPC符号は、パリティ検査行列がスパースである(例えば、低い密度を有する)線形ブロック符号の一クラスである。反復的復号が受信機側で適用される場合、これらの符号は、抑えられた復号複雑度でシャノン容量に近い性能を呈することが知られている。
データセントリックアプリケーションに関する莫大な需要を満たすために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システム、及び無線通信に関する第4世代(4G)規格の仕様の1つ以上の態様を利用するシステムが、無線通信に関する第5世代(5G)規格に拡張されることになる。来るべき5G又は他の次世代の無線通信規格に関連付けられるサービスレベルを提供するには、特有の課題がある。
ダウンリンクデータ転送を容易にすることができる一例示のメッセージシーケンスフローチャートの図である。 コードブロックグループ(CBG)ベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を遵守する制御信号を送信する一例示のシステムを示す図である。 CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を求める一例示のシステムを示す図である。 CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を遵守する制御信号を受信する一例示のシステムを示す図である。 本実施形態による一例示の適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を示す図である。 CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介した制御信号の送信を容易にする一例示の方法を示す図である。 CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介した制御信号の受信を容易にする一例示の方法を示す図である。 本明細書において説明される1つ以上の実施形態による、無線通信を容易にするシステムアーキテクチャにおいて関与するように動作可能なユーザー機器の一例示のブロック図を示す図である。 開示される通信アーキテクチャを実行するように動作可能なコンピューターのブロック図である。 本明細書によるコンピューティング環境の概略ブロック図である。
1つ以上の実施形態がここで図面を参照しながら説明され、図面では、全体を通して、同様の参照番号が同様の要素を指すために使用される。以下の説明では、種々の実施形態を十分に理解してもらうために、説明の目的上、数多くの具体的な細部が記述される。しかしながら、これらの具体的な細部を用いることなく、例えば、任意の特定のネットワーク化された環境又は規格に適用することなく、種々の実施形態を実施できることは明らかであり得る。他の事例では、実施形態を更に詳細に説明するのを容易にするために、よく知られた構造及びデバイスがブロック図形式で示される。
本明細書において用いられる場合、「構成要素」、「モジュール」、「システム」、「インターフェース」、「ノード」、「プラットフォーム」、「サーバー」、「コントローラー」、「エンティティ」、「要素」、「ゲートウェイ」等の用語は、概して、ハードウェア、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、若しくは実行中のソフトウェアのいずれかのコンピューター関連エンティティ、又は1つ以上の特定の機能を有する作動機械に関係付けられたエンティティを指すように意図される。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル(executable)、実行スレッド、コンピューター実行可能命令(複数の場合もある)、プログラム、及び/又はコンピューターとすることができるが、これらに限定されるものではない。例示として、コントローラー上で実行されるアプリケーションとコントローラーとの双方を構成要素とすることができる。1つ以上の構成要素が1つのプロセス及び/又は実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素は、1つのコンピューター上に局在させ、及び/又は、2つ以上のコンピューター間に分散させることができる。別の例として、インターフェースは、入力/出力(I/O)構成要素、及び、関連付けられたプロセッサ、アプリケーション、及び/又はAPI構成要素を備えることができる。
さらに、種々の実施形態は、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技法を用いて、開示される主題の1つ以上の態様を実現するようにコンピューターを制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はその任意の組み合わせをもたらす、方法、装置又は製造品として実現することができる。製造品とは、任意のコンピューター可読デバイス、又はコンピューター可読ストレージ/通信媒体からアクセス可能であるコンピュータープログラムを包含することができる。例えば、コンピューター可読記憶媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ...)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)...)、スマートカード、及びフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ...)を含むことができるが、これらに限定されるものではない。当然、種々の実施形態の範囲及び趣旨から逸脱することなく、この構成に数多くの変更を加えることができることは当業者には認識されよう。
さらに、「例」又は「例示的」という用語は、例、事例又は例示としての役割を果たすことを意図して本明細書において使用される。「例示的」として本明細書において説明される任意の態様又は設計は、必ずしも、他の態様又は設計より好ましいか、又は有利であると解釈されるべきではない。むしろ、例示的という言葉を使用することは、概念を具体的に提示することを意図している。本出願において用いられる場合、「又は」という用語は、排他的な「又は」ではなく、包含的な「又は」を意味することを意図している。すなわち、別段の指示がない限り、又は文脈において明らかでない限り、「XがA又はBを利用する」は、自然な包含的置換のいずれかを意味することを意図している。すなわち、XがAを利用する、XがBを利用する、又はXがA及びBの両方を利用する場合には、上記の事例のうちのいずれのもとにおいても、「XがA又はBを利用する」が満たされる。さらに、本出願及び添付の特許請求の範囲において用いられる場合、冠詞「一("a" and "an"」)」は、別段の指示がない限り、又は単数形を対象とすることが文脈から明らかでない限り、一般に「1つ以上」を意味すると解釈されるべきである。
その上、「ユーザー機器」、「通信デバイス」、「モバイルデバイス」、「モバイル局」のような用語及び同様の術語は、データ、制御情報(control)、音声、ビデオ、サウンド、ゲーム、又は実質的に任意のデータストリーム若しくはシグナリングストリームを受信又は搬送するために、有線又は無線通信サービスの加入者又はユーザーによって利用される有線又は無線通信対応デバイスを指す。前述の用語は、本明細書及び関係付けられた図面において同義で利用される。データ及びシグナリングストリームは、パケット化フロー又はフレームベースフローとすることができる。さらに、「ユーザー」、「加入者」、「消費者」、「顧客」等の用語は、文脈によりこれらの用語間の特定の区別(複数の場合もある)が明確に示されない限り、本明細書を通して同義で利用される。そのような用語は、人間エンティティを指すことができるか、又はシミュレートされたビジョン、音認識等を提供することができる人工知能(例えば、複雑な数学的表現に基づいて推論する能力)を通してサポートされる自動化された構成要素を指すことができることに留意されたい。
本明細書において開示されるシステム及び方法は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat requests)を用いる通信システムに関し、1つ以上の実施形態は、無線システムのための、コードブロックグループ送信を用いる制御チャネル送信に関する。コードブロックセグメンテーション中、1つのトランスポートブロックが、各々が指定された長さ/サイズを有する複数のより小さいコードブロックにセグメント化される。送信ブロックの長さは変動するので、各送信中に生成されるコードブロックの数は可変である。受信機(例えば、ユーザー機器(UE))が誤りを有するコードブロックのセットを受信した場合、受信機は、コードブロックグループ(CBG)と呼ばれる1つ以上のグループを用いて、失敗したコードブロックを得るために否定応答(NAK)信号を送信することができる。CBGの再送中、本明細書において開示されるシステム及び方法は、適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を遵守し、適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造において、第1のステージは、スケジューリングパラメーター(例えば、転送ブロック長)を指定する規定された(例えば、固定の)長さ及びメッセージ構造を有し、第2のステージは、(例えば、可変長ビットマップを利用することによって)再送されることになるCBGを明示する可変長/サイズを有する。したがって、受信機は、第1のステージを最初に復号し、転送ブロック長に基づいて、第2のステージの長さ/サイズを求めることができる。さらに、受信機は、第1のステージの解析に基づいて、第2のステージのために利用される変調スキームを求めることができる。求められたデータに基づいて、受信機は、ダウンリンク制御チャネルの第2のステージを復号することができる。
本明細書において、種々の態様及び実施形態は、5G、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS:universal mobile telecommunications system)、及び/又はロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)、又は他の次世代ネットワークの状況で説明されているものの、本技法は3G、4G、又はLTEシステムにおいても適用することができるので、開示される態様は、5G、UMTS実装態様、及び/又はLTE実装態様に限定されないことに留意されたい。例えば、開示される実施形態の態様又は特徴は、実質的に任意の無線通信技術において活用することができる。このような無線通信技術は、UMTS、符号分割多重アクセス(CDMA:code division multiple access)、Wi−Fi、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX:worldwide interoperability for microwave access)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張GPRS、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、LTE、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、高速パケットアクセス(HSPA:high speed packet access)、発展型高速パケットアクセス(HSPA+)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:high-speed downlink packet access)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:high-speed uplink packet access)、Zigbee、又は別のIEEE802.XX技術を含むことができる。加えて、本明細書において開示される実質的に任意の態様を、レガシー電気通信技術において活用することができる。
本明細書において用いられる場合、「5G」は、New Radio(NR:新無線)アクセスと称することもできる。したがって、5Gシステムのための改善された通信カバレッジを容易にするシステム、方法、及び/又は機械可読記憶媒体が望まれる。本明細書において用いられる場合、5Gネットワークの1つ以上の態様は、数万人のユーザーのためにサポートされる数十メガビット/秒(Mbps)のデータレート、数十人のユーザー(例えば、同じオフィスフロアにいる数十人の労働者)に同時に提供される少なくとも1ギガビット/秒(Gbps)、マッシブセンサー展開のためにサポートされる数十万の同時接続、4Gと比較して大幅に高められたスペクトル効率、4Gに対するカバレッジの改善、4Gと比較して高められたシグナリング効率、及び/又はLTEと比較して大幅に低減されたレイテンシーを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
まず図1を参照すると、開示される主題の1つ以上の態様による、ダウンリンクデータ転送を容易にすることができる一例示のメッセージシーケンスフローチャート100が示されている。図示するように、非限定的なメッセージシーケンスフローチャート100は、ネットワークデバイス102とユーザー機器(UE)104との間のメッセージシーケンスを表している。1つの例では、ネットワークデバイス102は、ほぼ任意の無線アクセスネットワーク(RAN)デバイス、例えば、ネットワークコントローラー、アクセスポイント(例えば、eNodeB、gNodeB等)、又は通信ネットワーク(例えば、セルラーネットワーク)の任意の数の他のネットワーク構成要素を含むことができる。別の例では、UE104は、ほぼ任意の産業オートメーションデバイス及び/又は消費者向け電子デバイス、例えば、タブレットコンピューター、デジタルメディアプレーヤー、ウェアラブルデバイス、デジタルカメラ、メディアプレーヤー、携帯電話、パーソナルコンピューター、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ゲーミングシステム、セットトップボックス、ホームセキュリティシステム、モノのインターネット(IoT:Internet of things)デバイス、コネクテッドビークル(connected vehicle)、少なくとも部分的に自動化されたビークル(例えば、ドローン)等を含むことができるが、これらに限定されるものではない。
ダウンリンクデータ転送中、1つ以上のパイロット信号及び/又は参照信号106を、ネットワークデバイス102からUE104に送信することができる。一例として、1つ以上のパイロット信号及び/又は参照信号106は、ビームフォーミングすることも、ビームフォーミングしないこともできる。いくつかの実施態様によれば、1つ以上のパイロット信号及び/又は参照信号106は、セル(例えば、ネットワークデバイス)固有及び/又はモバイルデバイス固有のものとすることができる。1つ以上のパイロット信号及び/又は参照信号106に基づいて、UE104は、チャネル推定値を計算することができ、108において示すように、チャネル状態情報(CSI)報告に必要な1つ以上のパラメーターを求めることができる(例えば、計算することができる)。CSI報告は、例えば、チャネル品質インジケーター(CQI)、プリコーディング行列インデックス(PMI)、ランク情報(RI)、ベストサブバンドインデックス(best subband indices)、ベストビームインデックス(best beam indices)等、又は任意の数の他のタイプの情報を含むことができる。
CSI報告は、UE104から、フィードバックチャネル(例えば、アップリンク制御又はフィードバックチャネル108)を介してネットワークデバイス102に送信することができる。CSI報告は、周期的に送信することも、オンデマンドで(例えば、非周期的なCSI報告)送信することもできる。スケジューラーを含むことができるネットワークデバイス102は、UE104のスケジューリングのためにパラメーターを選ぶのにCSI報告を用いることができる。ネットワークデバイス102は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と称されるダウンリンク制御チャネル(例えば、ダウンリンク制御チャネル110)においてスケジューリングパラメーターをUE104に送信することができる。PDCCHは、スケジューリング許可に関する情報、例えば、限定するものではないが、スケジューリングされる多入力多出力(MIMO)レイヤの数、トランスポートブロックサイズ、コードワードごとの変調、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に関係付けられたパラメーター、サブバンドロケーション及び/又はそのサブバンドに対応するプリコーディング行列インデックスを搬送する。1つの態様では、PDCCHは、以下の情報を送信するのに規定されたフォーマット(例えば、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット)を利用し、以下の情報とはすなわち、局在化/分散仮想リソースブロック(VRB)割り当てフラグ、リソースブロック割り当て、変調及びコーディングスキーム、HARQプロセス番号、新規データインジケーター、リダンダンシーバージョン(RV:redundancy version:冗長バージョン)、アップリンク制御チャネルへの送信電力制御(TPC)コマンド、ダウンリンク割り当てインデックス、プリコーディング行列インデックス、レイヤの数等である。
スケジューリングパラメーター情報が送信された後、データトラフィックチャネル112を通じたネットワークデバイス102からUE104への実データ転送を行うことができる。NRにおいて、データ転送の場合、トランスポートブロック(例えば、転送されることになる通信データ)の符号化に先立って、コードブロックセグメンテーションを適用することができる。コードブロックセグメンテーションは、トランスポートブロックを、複数のより小さいコードブロックに分割するプロセスを指し、これらのより小さいコードブロックのサイズは、エンコーダーによってサポートされるコードブロックサイズに対応するべきである。
コードブロックがUE104によって受信されると、UE104は、誤り訂正技法(例えば、前方誤り訂正(FEC))を利用して、送信中に誤りが生じたか否かを判断することができる。そのような誤りが検出されず、コードブロックが正しく復号された場合、UE104は、ネットワークデバイス102に肯定応答(ACK)メッセージを提供することができる。代替的に、コードブロックのうちの1つ以上が誤りを有する場合、UE104は、(例えば、アップリンク制御チャネルを通じて通信されるACK/NCKシグナリング114を介して)誤りを有して受信されたコードブロックを含む、特定のHARQプロセス番号に属する1つ以上のコードブロックグループ(CBG)を指定する否定応答(NAK)メッセージを提供することができる。NRにおいて、アップリンク制御チャネルは、ダウンリンクデータ送信に対応するハイブリッド自動再送要求−肯定応答(HARQ−ACK)情報、及びチャネル状態情報に関する情報を搬送することができる。チャネル状態情報は、ランクインジケーター(RI)と、チャネル品質インジケーター(CQI)と、プリコーディング行列インジケーター(PMI)とからなることができる。この情報を搬送するのに、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のいずれかを用いることができる。PUCCH報告は、周期的とすることができるとともに、PUCCHの周期は、上位レイヤが構成することができる一方で、PUSCH報告は、非周期的とすることができることに留意されたい。
一実施形態によれば、1つ以上のCBGについてNAKインジケーションを受信すると、ネットワークデバイス102は、指定されたCBGをUE104に再送することができる。再送を開始するために、ネットワークデバイス102は、適応的2ステージダウンリンク制御チャネル116を介して制御データを送信することができ、適応的2ステージダウンリンク制御チャネル116において、第1のステージは、ダウンリンク制御チャネル110によって利用されたものと同じフォーマット(例えば、DCIフォーマット)、長さ、及び/又はサイズを利用することができ、第2のステージは、適応可能な長さ/サイズを利用することができる。その上、第1のステージは、制御情報、例えば、限定するものではないが、トランスポートブロック長/サイズ、局在化/分散VRB割り当てフラグ、リソースブロック割り当て、変調及びコーディングスキーム、HARQプロセス番号、新規データインジケーター、RV、アップリンク制御チャネルへのTPCコマンド、ダウンリンク割り当てインデックス、プリコーディング行列インデックス、レイヤの数等を含むことができる。一態様では、第2のステージは、再送されるようにスケジューリングされるCBGを明示的に示すデータを含むことができる。この情報を受信すると、UE104は、まず、ダウンリンク制御チャネルの第1のステージを復号し、送信されることになるCBGの総数及びこれらのCBGについての対応する変調スキームを求めることができる。さらに、UE104は、第1のステージを解析して第2のステージの長さを求めることができ、これに従って、ダウンリンク制御チャネルの第2のステージを復号する。(選択されたCBGの)データ再送は、データトラフィックチャネル118を介して実行することができる。
本開示はダウンリンク制御チャネル構造に関して説明されているものの、本開示は、これに限定されず、本明細書において説明される態様は、アップリンク及び/又はサイドリンクデータ送信スキームに適用することができることに留意されたい。加えて、本明細書において開示される実施形態は、シングルキャリア及び/又はマルチキャリア(例えば、キャリアアグリゲーション)送信スキームに適用可能である。
ここで図2を参照すると、本開示の一態様による、CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を遵守する制御信号を送信する一例示のシステム200が示されている。ネットワークデバイス102は、本明細書においてより完全に説明されるような機能、例えば、システム100に関して上記で説明されたような機能を含むことができることに留意されたい。本明細書において論述される種々の態様は、無線通信システムにおける改善されたカバレッジを容易にすることができる。システム200は5Gネットワークに関して説明されているものの、本開示は、5Gネットワークに限定されず、ほぼ任意の通信ネットワークにおいて利用することができることに留意されたい。
HARQ中、3GPPシステムは、受信機が、失敗したコードブロックを通信した場合、失敗したコードブロックを再送するメカニズムを利用することができる。典型的には、コードブロックセグメントは、1つ以上のコードブロックグループにグループ化され、受信機(例えば、UE104)は、これらのコードブロックグループについてHARQ ACK/NAKを送信することができる。或るCBG内のいずれかのコードブロックセグメントが誤りを含む場合、受信機は、アップリンクフィードバックチャネルを介して、特定のHARQプロセス番号に属するCBGが誤りを含むことを送信機(例えば、ネットワークデバイス102)に通知することができる。これに応答して、送信機は、そのCBG内の全てのコードブロックセグメントの全てのHARQを再送することができる。再送されるようにスケジューリングされるCBGを示すための従来の手法を行う間に生じるシグナリングオーバーヘッドは極めて高い。例えば、ネットワークが最高数のリソース要素、例えば、6600個のリソース要素についてCBGの数(N)を構成している場合、N=6600*8*14*4/8448=90.2344である。ネットワークがN=90を構成する例示のシナリオを検討する。この例示のシナリオにおいて、再送ごとに、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御チャネルにおいて90ビットに等しい長さのビットマップを送信し、失敗したCBGに対応するビット位置は、1に設定され、正しく受信されたCBGに対応するビット位置は、0に設定され、これにより、UEに、これらのCBGが再送されることが示される。各再送中に(CBGの総数及び/又はリソース配分にかかわらず)システムがハンドリングすることができるCBGの最大数に対応する長さをビットマップが有するので、このビットマップを送信することにより、ダウンリンク制御チャネルにとって著しいオーバーヘッドが課される可能性がある。この例示のシナリオにおいて、ダウンリンク制御チャネルは、より多くのリソースを占有することになり、それにより、データトラフィックチャネルのためのリソースの数が低減する。これにより、ひいては、スループット及びシステムの容量が低減する。
図2に戻って参照すると、ビットマップのサイズ/長さを適応させてシグナリングオーバーヘッドを低減させるシステム200が示されている。1つの態様では、UEに送信されるCBGの総数は、例えば、データ送信中のリソース配分が(例えば、チャネル条件に起因して)異なるとき、送信ブロック長が異なるとき等に変動し得る。例えば、時点T1において、CBGの総数は4とすることができ、時点T2において、CBGの総数は20とすることができる。システム200は、CBGベース送信の利点を活用しつつ、ダウンリンク制御チャネルのために(従来のシステムよりも)少数のリソースを利用する。
1つの態様では、ネットワークデバイス102は、データトラフィックチャネルを(例えば、図1におけるシグナリング106〜112を介して)セットアップすることによってUEにデータを転送することができる。一例として、ネットワークデバイス102は、UEから、そのデータ転送についてのHARQ−ACK/NAKフィードバックを受信するフィードバック受信構成要素202を備えることができる。一例として、HARQ−ACK/NAKフィードバックは、UEによって正しく受信されたCBGと、誤りを有して受信されたCBGとを示すことができる。1つの態様では、再送構成要素204を利用して、再送されることになるCBG(例えば、誤りを有して受信されたCBG)のためのリソースを求めるとともに、これらのCBGのための変調及び/又はRVを求めることができる。さらに、データ転送構成要素206を利用して制御情報を送信し、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介した再送を容易にすることができる。一態様では、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルの第1のステージは、元のデータ転送中に利用されたものと同じダウンリンク制御チャネル構造を利用する。一方で、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルの第2のステージは、再送されるようにスケジューリングされるCBGの明確なインジケーションを提供するのに可変長を利用する。例えば、第2のステージは、(特定のトランスポートブロックに対応する)CBGの総数のビットマップを含み、再送されることになるCBGはフラグ付けされている。一例として、ビットマップは、再送構成要素204が生成することができる。
一例によれば、ネットワークデバイス102からUEへの後続のデータ転送は、(例えばトランスポートの長さサイズの違いに起因して)異なる数のコードブロック、それゆえ、異なる数のCBGを含むことができる。これらのCBGのセットについて再送が要求された場合、再送構成要素204は、CBGの新たな数に基づいて別のビットマップ(例えば、以前に送信されたビットマップとは異なる長さを有するビットマップ)を生成することができる。例えば、CBGの総数が増加した場合、ビットマップの長さは以前に送信されたビットマップよりも長くなり、一方で、CBGの総数が減少した場合、ビットマップの長さは短くなる。
いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス102は、1つ以上のUEにサービングし、及び/又は、他のネットワークノード若しくはネットワーク要素に結合される任意のタイプのネットワークノード、又は1つ以上のUEが信号を受信する送信元である任意の無線ノードを含むことができる無線ネットワークノードを含むことができる。無線ネットワークノードの例は、Node B、基地局(BS)、マルチスタンダード無線(MSR)ノード、例えば、MSR BS、eNodeB、gNodeB、ネットワークコントローラー、無線ネットワークコントローラー(RNC)、基地局コントローラー(BSC)、中継器、ドナーノード制御中継器、ベース送受信機局(BTS:base transceiver station)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU、RRH、分散アンテナシステム(DAS:distributed antenna system)におけるノード等である。
クラウド無線アクセスネットワーク(RAN)は、5Gネットワークにおいて、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN:software-defined network)及びネットワーク機能仮想化(NFV:network function virtualization)等のコンセプトの実装を可能にすることができる。本開示は、5Gネットワーク向けの全般的なチャネル状態情報フレームワーク設計を容易にすることができる。本開示の或る特定の実施形態は、ネットワーク内及びネットワークとトラフィック宛先との間のトラフィックのルーティングを制御することができるSDNコントローラーを含むことができる。SDNコントローラーは、5Gネットワークアーキテクチャと統合させて、オープンアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介したサービス配信を可能にするとともに、ネットワークコアを、全てのインターネットプロトコル(IP)、クラウドベース、及びソフトウェア駆動電気通信ネットワークに向けることができる。SDNコントローラーは、ポリシー、例えば、サービス品質及びトラフィック管理並びにルーティング等を同期してエンドツーエンドで管理することができるように、ポリシー及び課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)ネットワーク要素と協働するか、又はこれらのネットワーク要素の代わりを担うことができる。
データセントリックアプリケーションに対する莫大な需要を満たすために、4G標準規格を、NRアクセスとも呼ばれる5Gに適用することができる。5Gネットワークは、以下、すなわち、数万人のユーザーのためにサポートされる数十メガビット/秒のデータレート、同じオフィスフロアにいる数十人の労働者に同時に(又は同時的に)提供することができる1ギガビット/秒、マッシブセンサー展開のためにサポートすることができる数十万の同時(又は同時的)接続、4Gと比較して高めることができるスペクトル効率、改善されたカバレッジ、高められたシグナリング効率、及びLTEと比較して低減されたレイテンシーを含むことができる。OFDM等のマルチキャリアシステムにおいて、各サブキャリアが或る帯域幅(例えば、サブキャリア間隔)を占有することができる。キャリアが同じ帯域幅間隔を用いる場合、これは、単一のヌメロロジーとみなすことができる。一方で、キャリアが異なる帯域幅及び/又は間隔を占有する場合、これは、複数のヌメロロジーとみなすことができる。
典型的には、通信リンクシステム性能は、前方誤り訂正(FEC)符号を用いて高められる。FECがトランスポートブロックに適用される場合、付加的なパリティビットが情報ビットに追加される。これらの付加的なパリティビットは、通信チャネルを通過する際に情報ビットを保護する。加法性白色ガウスチャネル(AWGN)における性能に基づいて、ダウンリンク及び/又はアップリンク方向においてデータチャネルを符号化するチャネルコーディングスキームとして、低密度パリティ検査(LDPC)符号を利用することができる。しかしながら、本明細書は、LDPC符号の利用に限定されないことに留意されたい。LDPC符号は、パリティ検査行列がスパースである(1である要素の密度が低い)、線形ブロック符号の一クラスである。反復的復号が受信機側で適用される場合、これらの符号は、より抑えられた復号複雑度でシャノン容量に近い性能を呈することが知られている。
ここで図3を参照すると、本開示の一態様による、CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を求める一例示のシステム300が示されている。ネットワークデバイス102、フィードバック受信構成要素202、再送構成要素204、及びデータ転送構成要素206が、本明細書においてより完全に説明されるような機能、例えば、システム100及び200に関して上記で説明されたような機能を備えることができることに留意されたい。
一態様によれば、データ転送中の物理レイヤ処理を実行するのにコードブロックセグメンテーション構成要素302を利用することができる。一例として、NRにおいて、LDPCコーダー(coder:符号器)308を用いてトランスポートブロック304を符号化することができる。物理レイヤ処理の第1のステップにおいて、Mビット(例えば、Mは、ほぼ任意の整数とすることができる)巡回冗長検査(CRC)が、トランスポートブロックごとに計算されるとともに、各トランスポートブロックに添付され、例えば、CRC310がトランスポートブロック304に添付される。CRCは、復号されたトランスポートブロック内の誤りの、UE側での検出を可能にする。対応する誤りインジケーションは、例えば、再送を要求するトリガーとしてダウンリンクハイブリッドARQプロトコルによって用いる(例えば、フィードバック受信構成要素202によって受信する)ことができる。一態様によれば、トランスポートブロック304が(トランスポートブロックCRC310を含めて)、規定されたコードブロックサイズ(例えば、8448)を超えた場合、コードブロックセグメンテーション構成要素302は、LDPCコーディングの前にトランスポートブロック304のセグメンテーションを実行する。一例として、セグメンテーションは、トランスポートブロック304を、より小さいコードブロック306〜306に分割することを含み、これらのより小さいコードブロックのサイズは、LDPCコーダー306によってサポートされるコードブロックサイズのセットに一致するように選択することができる。任意のサイズのトランスポートブロックを、利用可能なコードブロックサイズのセットに一致するコードブロックにセグメント化することができることを確実にするために、コードブロックセグメンテーション構成要素302は、任意選択で、第1のコードブロックの先頭に「ダミー」フィルタービット312を挿入することができる。
さらに、コードブロックセグメンテーション構成要素302は、付加的なCRC314〜314を、それぞれのコードブロック306〜306に添付することができる。これにより、UE側での、正しく復号されたコードブロックの早期検出が可能になる。セグメンテーションが必要でない場合の単一のコードブロックの事例では、付加的なコードブロックCRCは適用されず、コードブロックセグメンテーションは、典型的には、付加的なトランスポートブロックCRCに起因した余分な相対オーバーヘッドが小さい、大きなトランスポートブロックに適用されることに留意されたい。トランスポートブロックサイズに関する情報は、PDCCH制御チャネル上で送信されるスケジューリング割り当ての一部としてUEに提供される。この情報に基づいて、UEは、コードブロックサイズ及びコードブロックの数を求めることができる。このように、UEは、スケジューリング割り当てにおいて提供される情報に基づいて、コードブロックセグメンテーションを単に元に戻すか、又はコードブロックセグメンテーションをアセンブルし、復号されたトランスポートブロックを復元することができる。
一態様によれば、コードブロック306〜306のうちの1つ以上がUEによって正しく復号されなかった場合、UEは、コードブロック306〜306のうちの当該1つ以上を含む失敗したCBGの再送を要求することができる。一態様では、再送中、再送構成要素204は、以下に限定するものではないが、トランスポートブロック304のサイズ、及び/又は、生成されるコードブロックの総数(M)等のパラメーターに基づいてビットマップを動的に生成することができる。その上、ビットマップのサイズは、パラメーターに基づいて最適化される。
さらに、1つの態様では、LDPCコーダーは、再送前の第2のステージにおいて、失敗したCBGを符号化する。一例として、CBGの長さが11以下であり、ステージ1において用いられたコードと同じコード(例えば、ポーラ符号(polar code))を用いる場合、リードマラー符号(Reed-Muller code)が利用される。別の例では、第1のステージ及び第2のステージを符号化するために同じポーラ符号が利用される。
ここで図4を参照すると、本開示の一態様による、CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を遵守する制御信号を受信する一例示のシステム400が示されている。UE104は、本明細書においてより完全に説明されるような機能、例えば、システム100及び200に関して上記で説明されたような機能を含むことができることに留意されたい。システム400はNRネットワークに関して説明されているものの、本開示は、NRネットワークに限定されず、ほぼ任意の通信ネットワークにおいて利用することができることに留意されたい。
1つの態様では、データ通信中、ダウンリンク受信構成要素402が、ダウンリンク制御チャネルを介して、データ転送に関係付けられたスケジューリングパラメーターを受信することができる。スケジューリングパラメーターの受信に後続して、ダウンリンク受信構成要素402は、トランスポートブロックに適用されるコードブロックセグメンテーション中に生成されたコードブロックのデータ転送を受信することができる。復号構成要素404が、コードブロックを復号し、復号中に求められた誤りに基づいてネットワークデバイスにACK/NAKフィードバック(例えば、HARQ−ACK/NAK)を提供することができる。
コードブロックのうちの1つ以上が適切に復号されない一例のシナリオを検討する。この例のシナリオにおいて、UE104は、コードブロックのうちの当該1つ以上を含む失敗したCBGについてNAKを提供することができる。これに応答して、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御チャネルを介して、適応的2ステージ制御チャネル構造を有する制御信号を送信することができる。1つの態様では、ダウンリンク受信構成要素402は、制御信号を受信することができ、復号構成要素404は、2つのステージを復号することができる。1つの例では、ステージ1デコーダーは、制御信号の第1のステージを復号し、以下に限定するものではないが、再送のために配分されたリソースの数、CBGのために利用される対応する変調スキーム、トランスポートブロックのサイズ/長さ等のパラメーターを求めることができる。パラメーターの解析に基づいて、UE104は、再送されることになるCBGの数を求めることができる。例えば、再送されることになるCBGの数は、トランスポートブロックの長さを規定された数(例えば、最大コードブロックサイズ)で除算することによって求めることができる。一態様によれば、第1のステージは、データ送信中にスケジューリングパラメーターを送信するのに用いられる信号と同じ(又は実質的に類似の)フォーマット及び/又は構造を遵守する。
再送されることになるCBGの明示的なインジケーション(例えば、再送されることになるCBGがフラグ付けされているビットマップ)を識別するために、ステージ2デコーダー408は、制御チャネルの第2のステージを復号することができる。CBGインジケーションの長さが(例えば、トランスポートブロックの長さに基づいて)求められるので、ほぼ任意の復号アルゴリズム、例えば、リードマラー復号、最尤復号、及び/又はポーラ符号のためのリスト復号等を利用することができる。復号された情報に基づいて、UE104は、再送されるCBGの受信を容易にすることができる。
ここで図5を参照すると、本実施形態による一例示の適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造500が示されている。再送のためのダウンリンク制御チャネル構造が3つのトランスポートブロック(異なる長さを有する)のみに関連付けられている様子が示されているものの、本開示は、3つの異なるダウンリンク制御チャネル構造に限定されないことに留意されたい。
一実施形態では、制御チャネル構造502及び502は、トランスポートブロック1(例えば、ほぼ任意の整数である長さXを有する)の場合のCBGの再送のための一例示の適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を示している。この再送中(例えば、時点T1において)、第1のステージ502は、CBGの送信(例えば、最初の送信)中にダウンリンク制御チャネルによって遵守された構造と同じ(又は実質的に類似の)構造を遵守し、その一方、第2のステージ502は、Aビットの長さを有する(例えば、Aは、トランスポートブロック1のために生成されたCBGの総数に基づいて求められるほぼ任意の整数である)。別の実施形態では、制御チャネル構造504及び504は、トランスポートブロック2(例えば、ほぼ任意の整数である長さYを有する)の場合のCBGの再送のための一例示の適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を示している。この再送中(例えば、時点T2において)、第1のステージ504は、CBGの送信(例えば、最初の送信)中にダウンリンク制御チャネルによって遵守された構造と同じ(又は実質的に類似の)構造を遵守し、その一方、第2のステージ504は、Bビットの長さを有する(例えば、Bは、トランスポートブロック2のために生成されたCBGの総数に基づいて求められるほぼ任意の整数である)。更に別の実施形態では、制御チャネル構造506及び506は、トランスポートブロック3(例えば、ほぼ任意の整数である長さZを有する)の場合のCBGの再送のための一例示の適応的2ステージダウンリンク制御チャネル構造を示している。この再送中(例えば、時点T3において)、第1のステージ506は、CBGの送信(例えば、最初の送信)中にダウンリンク制御チャネルによって遵守された構造と同じ(又は実質的に類似の)構造を遵守し、その一方、第2のステージ506は、Cビットの長さを有する(例えば、Cは、トランスポートブロック3のために生成されたCBGの総数に基づいて求められるほぼ任意の整数である)。図5から見て取れるように、第2のステージの長さは、ダウンリンク制御チャネル帯域幅を最適に及び/又は効率的に利用し、ひいては、リンク及びシステムスループットを改善するように変動させることができる。
図6及び図7は、開示される主題によるフロー図及び/又は方法を示している。説明の簡潔性のために、フロー図及び/又は方法は、一連の動作として図示されるとともに説明される。種々の実施形態は、図示される動作及び/又は動作の順序によって限定されず、例えば、動作は、種々の順序で及び/又は同時的に行うことができ、他の動作は本明細書において提示及び説明されていないことを理解されるとともに留意されたい。さらに、開示される主題によるフロー図及び/又は方法を実施するのに全ての図示の動作が必要とされるわけではない場合がある。加えて、当業者であれば、方法は、代替的に、状態図を介した一連の相互に関係がある状態、又はイベントとして表すことができることを理解されるとともに留意されるであろう。付加的に、以降本明細書を通して開示される方法は、このような方法をコンピューターにトランスポート及び転送することを容易にするために製造品上に記憶することが可能であることに更に留意されたい。製造品という用語は、本明細書において用いられる場合、任意のコンピューター可読デバイス又はコンピューター可読ストレージ/通信媒体からアクセス可能であるコンピュータープログラムを包含するように意図される。
ここで図6を参照すると、本開示の一態様による、CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介した制御信号の送信を容易にする一例示の方法600が示されている。一態様では、方法600は、通信ネットワーク(例えば、セルラーネットワーク)の1つ以上のネットワークデバイス(例えば、ネットワークデバイス102)によって実施することができる。602において、CBGの転送を開始する第1の制御情報を、第1のデータ構造(例えば、DCIフォーマット)を利用する単一ステージダウンリンク制御チャネルを介して送信することができる。一例として、第1の制御情報は、ネットワークデバイスからUEに送信することができる。第1の制御情報に基づいて、ネットワークデバイスとUEとの間に第1のデータトラフィックチャネルを確立することができ、604において、CBGは、第1のデータトラフィックチャネルを介して転送することができる。606において、(例えば、UEによって正しく復号するのに失敗した)CBGのセットについて、HARQ−NAKを受信することができる。608において、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介して、第2の制御情報を送信することができ、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルにおいて、第1のステージは、第1のデータ構造を利用し、第2のフェーズは、可変の第2のデータ構造を利用する。1つの例では、第1のステージは、スケジューリングデータ、例えば、限定するものではないが、スケジューリングされるMIMOレイヤの数、トランスポートブロックサイズ、コードワードごとの変調、HARQに関係付けられたパラメーター、サブバンドロケーション及び/又はそのサブバンドに対応するプリコーディング行列インデックスを含む。別の例では、第2のフェーズは、送信されるようにスケジューリングされたCBG(及び送信されるようにスケジューリングされないCBG)の(例えば、ビットマップを介した)明示的なインジケーションを含む。一実施形態によれば、第2のフェーズの長さは、シグナリングオーバーヘッドを削減するように最適化される。その上、1つの例では、第2のフェーズにおいて送信されるビットマップ内のビットの数は、或るトランスポートブロックのために生成されたCBGの総数を含む。第2の制御情報に基づいて、ネットワークデバイスとUEとの間に第2のデータトラフィックチャネルを確立することができ、610において、CBGのセットを、第2のデータトラフィックチャネルを介して再送することができる。
図7は、本開示の一態様による、CBGベース再送のための適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介した制御信号の受信を容易にする一例示の方法700を示している。一例として、方法700は、通信ネットワーク(例えば、セルラーネットワーク)の1つ以上のUE(例えば、UE104)によって実施することができる。702において、CBGの転送を開始する第1の制御情報を、第1のデータ構造(例えば、DCIフォーマット)を利用する単一ステージダウンリンク制御チャネルを介して受信することができる。一例として、第1の制御情報は、ネットワークデバイス(例えば、gNodeB)からUEに送信することができる。第1の制御情報に基づいて、ネットワークデバイスとUEとの間に第1のデータトラフィックチャネルを確立することができ、704において、CBGは、第1のデータトラフィックチャネルを介して転送することができる。
CBGを復号するのにほぼ任意の復号メカニズムを利用することができる。706において、誤りを有して復号されたCBGのセットを求めることができる。708において、CBGの当該セットを示すフィードバック信号(例えば、HARQ−NAK)を、ネットワークデバイスに送信することができる。710において、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルを介して、第2の制御情報を受信することができ、適応的2ステージダウンリンク制御チャネルにおいて、第1のステージは、第1のデータ構造を利用し、第2のフェーズは、可変の第2のデータ構造を利用する。第1のステージを復号することができ、復号に成功すると、再送のために配分されるリソースの数及び/又は変調スキームを求めることができる。1つの例では、第1のステージは、限定されるものではないが、トランスポートブロックの長さ(例えば、CBGを生成するのに用いられる)を含むスケジューリングデータを含むことができる。トランスポートブロックの長さに基づいて、CBGの総数、それゆえ、第2のフェーズの長さを求めることができる。さらに、第2のフェーズの長さに基づいて、CBGのための復号技法を選択及び利用することができる。1つの例では、CBGの長さ(ビットの数)が11以下である場合、第2のフェーズを決定するのにリードマラー符号が利用される。別の例では、CBGの長さ(ビットの数)が11よりも大きい場合、第2のフェーズを復号するのにポーラ符号を利用することができる。第2の制御情報に基づいて、ネットワークデバイスとUEとの間に第2のデータトラフィックチャネルを確立することができ、714において、CBGのセット再送は、第2のデータトラフィックチャネルを介して受信することができる。
1つの態様では、本明細書において開示されるシステム100〜400並びに方法600及び700は、種々の非限定的な利点、例えば、(i)ダウンリンク制御チャネルについてのシグナリングオーバーヘッドの削減、したがって、制御チャネルについてのリソースの効率的な配分、(ii)リンク及びシステムスループットの改善、を提供する。
ここで図8を参照すると、本明細書において説明される1つ以上の実施形態による、無線通信を容易にするシステムアーキテクチャにおいて関与するように動作可能な一例示のUE800の一例示のブロック図が示されている。本明細書において説明されるUE104は、実質的にUE800と同様であり、より完全に説明されるような機能、例えば、UE800に関して本明細書において説明されるような機能を備えることができる。
以下の論述は、種々の実施形態を実施することができる、適した環境の一例の簡潔な一般的説明を提供することを意図している。説明は、機械可読記憶媒体上で具現化されるコンピューター実行可能命令の一般的な状況を含むが、本イノベーションを、他のプログラムモジュールと組み合わせて及び/又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとしても実施することができることを当業者であれば認識するであろう。
UEは、全てのオンボード動作及び機能を制御し処理するためのプロセッサ802を備える。メモリ804は、データ及び1つ以上のアプリケーション806(例えば、ビデオプレイヤーソフトウェア、ユーザーフィードバック構成要素ソフトウェア等)を記憶するためにプロセッサ802にインターフェースする。他のアプリケーションは、ユーザーフィードバック信号の始動を容易にする所定の音声コマンドの音声認識を含み得る。アプリケーション806は、メモリ804及び/又はファームウェア808に記憶され、メモリ804及び/又はファームウェア808のいずれか又は両方からプロセッサ802によって実行され得る。ファームウェア808は、UE800を初期化するときに実行するためのスタートアップコードも記憶し得る。通信構成要素1410は、外部システム、例えば、セルラーネットワーク、VoIPネットワーク等との有線/無線通信を容易にするためにプロセッサ802にインターフェースする。ここで、通信構成要素810は、対応する信号通信に適したセルラートランシーバー811(例えば、GSMトランシーバー)及び/又は免許不要トランシーバー813(例えば、Wi−Fi、WiMax)も含み得る。UE800は、セルラーフォン、モバイル通信能力を有するPDA、及びメッセージングセントリックデバイス等のデバイスであり得る。また、通信構成要素810は、地上無線ネットワーク(例えば、ブロードキャスト)、デジタル衛星無線ネットワーク、及びインターネットベース無線サービスネットワークからの通信受信を容易にする。
UE800は、テキスト、画像、ビデオ、電話機能(例えば、呼出し側ID機能)、セットアップ機能を表示するための、また、ユーザー入力のためのディスプレイ812を備える。例えば、ディスプレイ812は、マルチメディアコンテンツ(例えば、音楽メタデータ、メッセージ、壁紙、グラフィクス等)の提示を収容し得る「スクリーン(screen)」とも呼ばれ得る。ディスプレイ812は、ビデオも表示し得、ビデオクオート(video quote)の生成、編集、及び共有を容易にし得る。シリアルI/Oインターフェース814は、プロセッサ802と通信状態で設けられて、ハードワイヤ接続及び他のシリアル入力デバイス(例えば、キーボード、キーパッド、及びマウス)を通した有線及び/又は無線シリアル通信(例えば、USB及び/又はIEEE 1394)を容易にする。これは、例えば、UE800を更新すること及びトラブルシューティングすることをサポートする。オーディオ能力は、オーディオI/O構成要素816によって提供され、オーディオI/O構成要素816は、例えば、ユーザーフィードバック信号を始動するために適切なキー又はキー組み合わせをユーザーが押したというインジケーションに関連するオーディオ信号を出力するためのスピーカーを含み得る。また、オーディオI/O構成要素816は、データ及び/又は電話音声データを記録するために、また、電話会話のための音声信号を入力するために、マイクロフォンを通したオーディオ信号の入力を容易にする。
UE800は、カード型加入者識別モジュール(SIM:Subscriber Identity Module)又はユニバーサルSIM820のフォームファクターのSIC(加入者識別構成要素(Subscriber Identity Component))を収容するための、また、SIMカード820をプロセッサ802にインターフェースするためのスロットインターフェース818を含み得る。しかし、SIMカード820がUE800に入るように製造され、データ及びソフトウェアをダウンロードすることによって更新され得ることが理解される。
UE800は、通信構成要素810を通してIPデータトラフィックを処理して、ISP又はブロードバンドケーブルプロバイダーを通して、例えば、インターネット、企業イントラネット、ホームネットワーク、パーソナルエリアネットワーク等のようなIPネットワークからIPトラフィックを収容し得る。そのため、VoIPトラフィックは、UE800によって利用され得、IPベースマルチメディアコンテンツは、符号化フォーマット又は復号フォーマットで受信され得る。
ビデオ処理構成要素822(例えば、カメラ)は、符号化されたマルチメディアコンテンツを復号するために設けられ得る。ビデオ処理構成要素822は、ビデオクオートの生成、編集、及び共有を容易にするのを支援し得る。UE800は、電池及び/又はAC電力サブシステムの形態の電力源824も備え、その電力源824は、電力I/O構成要素826によって外部電力システム又は充電機器(図示せず)にインターフェースし得る。
UE800は、受信されたビデオコンテンツを処理し、ビデオコンテンツを記録し送信するためのビデオ構成要素830も含み得る。例えば、ビデオ構成要素830は、ビデオクオートの生成、編集、及び共有を容易にし得る。ロケーショントラッキング構成要素832は、UE800を地理的に位置特定することを容易にする。上記で述べたように、これは、ユーザーがフィードバック信号を自動的に又は手動で始動するときに起こり得る。ユーザー入力構成要素834は、ユーザーが品質フィードバック信号を始動することを容易にする。ユーザー入力構成要素834も、ビデオクオートの生成、編集、及び共有を容易にし得る。ユーザー入力構成要素834は、例えば、キーパッド、キーボード、マウス、スタイラスペン、及び/又は、タッチスクリーン等のこうした従来の入力デバイス技術を含み得る。
再度アプリケーション806を参照すると、ヒステリシス構成要素836は、アクセスポイントに関連付けるときを決定するために利用されるヒステリシスデータの解析及び処理を容易にする。Wi−Fiトランシーバー813がアクセスポイントのビーコンを検出するとヒステリシス構成要素836のトリガリングを容易にするソフトウェアトリガー構成要素838が設けられ得る。SIPクライアント840は、UE800が、SIPプロトコルをサポートし、SIPレジスターサーバーによって加入者を登録することを可能にする。アプリケーション806は、マルチメディアコンテンツ、例えば、音楽の、少なくとも発見、再生、及び記憶の能力を提供するクライアント842も含み得る。
UE800は、通信構成要素810に関連して上記で示したように、室内ネットワーク無線トランシーバー813(例えば、Wi−Fiトランシーバー)を備える。この機能は、デュアルモードGSM UE800についてIEEE 802.11等の室内無線リンクをサポートする。UE800は、無線音声及びデジタル無線チップセットを組み合わせて単一ハンドヘルドデバイスにし得るUEを通して少なくとも衛星無線サービスを収容し得る。さらに、UE800は、ダウンリンク受信構成要素402及び復号構成要素404を備えることができ、これらの構成要素は、本明細書においてより完全に説明されるような機能、例えば、システム400に関して上記で説明されたような機能を含むことができる。
ここで図9を参照すると、開示される通信アーキテクチャを実行するように動作可能なコンピューター902のブロック図が示されている。開示される主題の種々の態様の場合の付加的な状況を提供するために、図9及び以下の論述は、本明細書の種々の態様を実施することができる、適したコンピューティング環境900の簡潔な一般的説明を提供することを意図している。本明細書は、1つ以上のコンピューター上で実行され得るコンピューター実行可能命令の一般的な状況において上記で説明されたが、本明細書は、他のプログラムモジュールと組み合わせて及び/又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとしても実装され得ることを当業者は認識するであろう。
一般に、アプリケーション(例えば、プログラムモジュール)は、特定のタスクを実施する又は特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、構成要素、データ構造等を含む。さらに、本発明の方法が、他のコンピューターシステム構成であって、それぞれが、1つ以上の関連するデバイスに動作可能に結合され得る、単一プロセッサ又はマルチプロセッサコンピューターシステム、ミニコンピューター、メインフレームコンピューター、及び、パーソナルコンピューター、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、マイクロプロセッサベース又はプログラマブル消費者向け電子機器等を備える、他のコンピューターシステム構成によって実施され得ることを当業者は留意されるであろう。
本明細書の例示される態様は、或る特定のタスクが通信ネットワークを通してリンクされる遠隔処理デバイスによって実行される分散コンピューティング環境において実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールをローカルメモリ記憶デバイス及びリモートメモリ記憶デバイス内の両方に配置することができる。
コンピューティングデバイスは、典型的には、種々の機械可読媒体を含むことができる。機械可読媒体は、コンピューターによってアクセスすることができる任意の入手可能な媒体とすることができ、揮発性媒体及び不揮発性媒体、取り外し可能媒体及び取り外し不能媒体の双方を含む。限定としてではなく例として、コンピューター可読媒体は、コンピューター記憶媒体及び通信媒体を含むことができる。コンピューター記憶媒体は、コンピューター可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータ等の情報を記憶するための任意の方法又は技術において実施される、揮発性及び/又は不揮発性媒体、取り外し可能及び/又は取り外し不能媒体を含むことができる。コンピューター記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、ソリッドステートドライブ(SSD)若しくは他のソリッドステートストレージ技術、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD ROM)、デジタルビデオディスク(DVD)、Blu−ray(登録商標)ディスク、若しくは他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、又は、所望の情報を記憶するために使用することができ、かつ、コンピューターによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むことができるが、これらに限定されるものではない。これに関連して、本明細書においてストレージ、メモリ又はコンピューター可読媒体に適用されるような「有形」又は「非一時的」という用語は、修飾語として単に伝搬するだけの一時的信号それ自体を除外するものと理解されるべきであり、単に伝搬するだけの一時的信号それ自体ではない全ての標準的なストレージ、メモリ又はコンピューター可読媒体に対する権利を放棄するものではない。
通信媒体は、典型的には、被変調データ信号、例えば、搬送波又は他の搬送機構等のデータ信号において、コンピューター可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他の構造化若しくは非構造化データを具現し、任意の情報送達又は搬送媒体を含む。「被変調データ信号」又は信号という用語は、1つ以上の信号内に情報を符号化するように設定又は変更される特性のうちの1つ以上を有する信号を指している。例であって、限定はしないが、通信媒体は、有線ネットワーク又は直結される接続等の有線媒体、及び音響、無線周波数(RF)、赤外線及び他の無線媒体等の無線媒体を含む。上記のうちの任意のものの組み合わせも、コンピューター可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
再度図9を参照すると、本明細書の種々の態様を実施する一例の環境900は、コンピューター902を備え、コンピューター902は、処理ユニット904、システムメモリ906、及びシステムバス908を備える。一例として、システム100〜500に関して本明細書において開示された構成要素(複数の場合もある)、アプリケーション(複数の場合もある)サーバー(複数の場合もある)、機器、システム(複数の場合もある)、インターフェース(複数の場合もある)、ゲートウェイ(複数の場合もある)、コントローラー(複数の場合もある)、ノード(複数の場合もある)、エンティティ(複数の場合もある)、機能(複数の場合もある)、クラウド(複数の場合もある)及び/又はデバイス(複数の場合もある)(例えば、ネットワークデバイス102、UE104、フィードバック受信構成要素202、再送構成要素204、データ転送構成要素206、LDPCコーダー308、ダウンリンク受信構成要素402、復号構成要素404、ステージ1デコーダー406、ステージ2デコーダー408、UE800等)の各々は、コンピューター902の少なくとも一部を含むことができる。システムバス908は、限定はしないが、システムメモリ906を備えるシステム構成要素を処理ユニット904に結合する。処理ユニット904は種々の市販のプロセッサのうちのいずれかとすることができる。処理ユニット904として、デュアルマイクロプロセッサ及び他のマルチプロセッサアーキテクチャも利用することができる。
システムバス908は、種々の市販のバスアーキテクチャのいずれかを用いて、メモリバス(メモリコントローラーを備えるか、又は備えない)、周辺機器用バス及びローカルバスに更に相互接続することができるいくつかのタイプのバス構造のいずれかとすることができる。システムメモリ906は、リードオンリーメモリ(ROM)910及びランダムアクセスメモリ(RAM)912を含む。ROM、EPROM、EEPROM等の不揮発性メモリ910内に基本入出力システム(BIOS)が記憶され、BIOSは、起動中等に、コンピューター902内の要素間で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含む。RAM912は、データをキャッシュするためのスタティックRAM等の高速RAMも含むことができる。
コンピューター902は、適切なシャーシ(図示せず)において外部で使用するように構成することもできる内部ハードディスクドライブ(HDD)914と、磁気フロッピーディスクドライブ(FDD)916(例えば、取外し可能ディスケット918に対する読出し又は書込み用)と、光ディスクドライブ920(例えば、CD−ROMディスク922の読出し、又はDVDのような他の大容量光学媒体に対する読出し若しくは書込み用)とを更に含む。ハードディスクドライブ914、磁気ディスクドライブ916及び光ディスクドライブ920はそれぞれ、ハードディスクドライブインターフェース924、磁気ディスクドライブインターフェース926及び光学ドライブインターフェース928によって、システムバス908に接続することができる。外部ドライブを実現するためのインターフェース924は、ユニバーサルシリアルバス(USB)及びIEEE1394インターフェース技術のうちの少なくとも一方又は両方を含む。他の外部ドライブ接続技術も本開示の考慮の範囲内にある。
ドライブ及びその関連するコンピューター可読記憶媒体は、データ、データ構造、コンピューター実行可能命令等の不揮発性記憶を提供する。コンピューター902の場合、ドライブ及び記憶媒体は、適切なデジタルフォーマットにおいて任意のデータの記憶に対応する。上記のコンピューター可読記憶媒体の説明は、HDD、取外し可能磁気ディスケット、及びCD又はDVD等の取外し可能光媒体を参照するが、ジップドライブ、磁気カセット、フラッシュメモリカード、ソリッドステートディスク(SSD)、カートリッジ等の、コンピューターによって読出し可能である他のタイプの記憶媒体も例示的な動作環境において使用できること、更に任意のそのような記憶媒体が、本明細書の方法を実行するためのコンピューター実行可能命令を含むことができることは、当業者には留意されたい。
ドライブ及びRAM912内に、オペレーティングシステム930、1つ以上のアプリケーションプログラム932、他のプログラムモジュール934及びプログラムデータ936を含む、複数のプログラムモジュールを記憶することができる。オペレーティングシステム、アプリケーション、モジュール及び/又はデータの全て又は一部をRAM912にキャッシュすることもできる。本明細書は、種々の市販のオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせによって実装され得ることに留意されたい。
ユーザーは、1つ以上の有線/無線入力デバイス、例えば、キーボード938及び/又はマウス940又はタッチスクリーン又はタッチパッド(図示せず)等のポインティングデバイスを通して、コンピューター902にコマンド及び情報を入力することができる。これらの入力デバイス及び他の入力デバイスは、多くの場合に、システムバス908に結合される入力デバイスインターフェース942を通して処理ユニット904に接続されるが、パラレルポート、IEEE1394シリアルポート、ゲームポート、USBポート、IRインターフェース等の他のインターフェースによって接続することもできる。モニター944又は他のタイプのディスプレイデバイスも、ビデオアダプター946等のインターフェースを介して、システムバス908に接続される。
コンピューター902は、リモートコンピューター(複数の場合もある)948等の1つ以上のリモートコンピューターとの有線及び/又は無線通信を介しての論理接続を用いてネットワーク化された環境において動作することができる。リモートコンピューター(複数の場合もある)948は、ワークステーション、サーバーコンピューター、ルーター、パーソナルコンピューター、ポータブルコンピューター、マイクロプロセッサベースの娯楽機器、ピアデバイス又は他の共通ネットワークノードとすることができ、通常、コンピューター902に関して説明される要素の多く又は全てを含むが、簡潔にするために、メモリ/記憶デバイス950のみが示される。図示される論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)952及び/又はより大きなネットワーク、例えば、ワイドエリアネットワーク(WAN)954への有線/無線接続を含む。そのようなLAN及びWANネットワーク化環境はオフィス及び企業では一般的であり、その全てがグローバル通信ネットワーク、例えば、インターネットに接続することができるイントラネット等の企業規模のコンピューターネットワークを容易にする。
LANネットワーク化環境において用いられるときに、コンピューター902は、有線及び/又は無線通信ネットワークインターフェース又はアダプター956を通して、ローカルネットワーク952に接続される。アダプター956は、LAN952との有線又は無線通信を容易にすることができ、LANは、そこに配置され、無線アダプター956と通信するための無線アクセスポイントも含むことができる。
WANネットワーク化環境において用いられるときに、コンピューター902は、モデム958を含むことができるか、又はWAN954上の通信サーバーに接続されるか、又は例えばインターネットによって、WAN954を介して通信を確立するための他の手段を有する。モデム958は、内部又は外部、及び有線又は無線デバイスとすることができ、シリアルポートインターフェース942を介して、システムバス908に接続される。ネットワーク化された環境では、コンピューター902に関して図示されるプログラムモジュール又はその一部は、リモートメモリ/記憶デバイス950に記憶することができる。図示されるネットワーク接続は例であり、コンピューター間に通信リンクを確立する他の手段を用いることができることに留意されたい。
コンピューター902は、無線通信において動作可能に配置される任意の無線デバイス又はエンティティ、例えば、デスクトップ及び/又はポータブルコンピューター、サーバー、通信衛星等と通信するように動作可能である。これは、少なくともWi−Fi及びBluetooth(商標)無線技術又は他の通信技術を含む。このようにして、通信は、従来のネットワーク、又は単に少なくとも2つのデバイス間のアドホック通信の場合のような規定された構造とすることができる。
Wi−Fi、すなわちワイヤレスフィディリティネットワークは、安全で、信頼性があり、高速の無線接続性を提供するために、IEEE802.11(a、b、g、n等)と呼ばれる無線技術を使用する。Wi−Fiネットワークを用いて、コンピューターを互いに、インターネットに、そして有線ネットワーク(IEEE802.3又はイーサネットを使用する)に接続することができる。Wi−Fiネットワークは、例えば、免許不要2.4GHz及び5GHz無線帯域において、例えば、11Mbps(802.11a)若しくは54Mbps(802.11b)データレートで動作するか、又は両方の帯域(デュアルバンド)を含む製品を用いて動作するので、ネットワークは、多くのオフィスにおいて使用される基本10BaseT有線イーサネットネットワークに類似の実世界性能を提供することができる。
本明細書において用いられる場合、用語「プロセッサ」は、限定はしないが、単一コアプロセッサ;ソフトウェアマルチスレッド実行能力を有する単一プロセッサ;マルチコアプロセッサ;ソフトウェアマルチスレッド実行能力を有するマルチコアプロセッサ;ハードウェアマルチスレッド技術を有するマルチコアプロセッサ;並列プラットフォーム;及び分散共有メモリを有する並列プラットフォームを含む実質的に任意のコンピューティング処理ユニット又はデバイスを指し得る。さらに、プロセッサは、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックコントローラー(PLC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、又は、本明細書で述べる機能を実施するように設計されたその任意の組み合わせを指し得る。プロセッサは、限定はしないが分子及び量子ドットベーストランジスタ、スイッチ、及びゲート等のナノスケールアーキテクチャを利用して、ユーザー機器の空間使用を最適化するか又は性能を向上させ得る。プロセッサは、コンピューティング処理ユニットの組み合わせとしても実装され得る。
本明細書において、「データストア」、「データストレージ」、「データベース」、「キャッシュ」という用語、並びに構成要素の動作及び機能に関連する実質的に任意の他の情報記憶構成要素は、「メモリ構成要素」、「メモリ」において具現されるエンティティ又はメモリを備える構成要素を指している。本明細書において説明されるメモリ構成要素又はコンピューター可読記憶媒体は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリのいずれかとすることができるか、又は揮発性及び不揮発性両方のメモリを含むことができることに留意されたい。例示であって、限定はしないが、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)又はフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとしての役割を果たすランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。例示であって、限定はしないが、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、SynchlinkDRAM(SLDRAM)及びdirect RambusRAM(DRRAM)等の数多くの形において入手することができる。さらに、本明細書におけるシステム又は方法の開示されるメモリ構成要素は、限定されないが、これらの、そして任意の他の適切なタイプのメモリを含むことを意図している。
ここで図10を参照すると、本明細書によるコンピューティング環境1000の概略ブロック図が示されている。システム1000は、1つ以上のクライアント1002を備える。クライアント(複数の場合もある)1002は、ハードウェア及び/又はソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)とすることができる。
システム1000は、1つ以上のサーバー1004も備える。サーバー(複数の場合もある)1004も、ハードウェア及び/又はソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)とすることができる。サーバー1004は、例えば、本明細書を利用することによって変換を実行するスレッドを収容することができる。クライアント1002とサーバー1004との間の1つの可能な通信は、2つ以上のコンピュータープロセス間で送信されるように適合されたデータパケットの形態のものとすることができる。データパケットは、例えば、クッキー及び/又は関連付けられたコンテキスト情報を含むことができる。システム1000は、クライアント(複数の場合もある)1002とサーバー(複数の場合もある)1004との間の通信を容易にするのに利用することができる通信フレームワーク1006(例えば、インターネット、セルラーネットワーク等のグローバル通信ネットワーク)を備える。
通信は、有線技術(光ファイバーを含む)及び/又は無線技術を介して容易にすることができる。クライアント(複数の場合もある)1002は、クライアント(複数の場合もある)1002にローカルの情報(例えば、クッキー(複数の場合もある)及び/又は関連付けられたコンテキスト情報)を記憶するのに利用することができる1つ以上のクライアントデータストア(複数の場合もある)1008に動作的に接続される。同様に、サーバー(複数の場合もある)1004は、サーバー1004にローカルの情報を記憶するのに利用することができる1つ以上のサーバーデータストア(複数の場合もある)1010に動作的に接続される。
上記で説明されたものには、本明細書の例が含まれる。当然、本明細書を説明する目的で構成要素又は方法の全ての想定し得る組み合わせを説明することは可能ではないが、当業者であれば、本開示の多くの更なる組み合わせ及び並べ替えが可能であることを認識することができる。したがって、本明細書は、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内に入る全ての代替形態、変更形態及び変形形態を包含するように意図される。さらに、「備える、含む(comprises)」という用語が詳細な説明又は特許請求の範囲のいずれかにおいて用いられる限り、このような用語は、「備える、含む(comprising)」が請求項内で移行語として利用される場合に解釈されるように「備える、含む(comprising)」という用語と同様に包括的であることが意図される。

Claims (20)

  1. プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されると、動作の実行を容易にする実行可能命令を記憶するメモリと、
    を備え、前記動作は、
    送信機デバイスから受信機デバイスへの第1の制御データの第1の送信を容易にすることであって、前記第1の制御データは、第1のデータ構造に従ってフォーマット設定され、前記第1の制御データは、前記送信機デバイスから前記受信機デバイスへのトランスポートブロックの転送を容易にするように利用されることと、
    前記受信機デバイスに、前記トランスポートブロックのセグメント化に基づいて求められた複数のコードブロックグループを送ることと、
    前記受信機デバイスから、前記複数のコードブロックグループのうちの1つのコードブロックグループの通信中の誤りを示すフィードバック信号を受信することに応答して、
    制御チャネルの第1のステージ中、前記送信機デバイスから前記受信機デバイスへの第2の制御データの第2の送信を容易にすることであって、前記第2の制御データは、前記第1のデータ構造に従ってフォーマット設定され、前記第2の制御データは、前記トランスポートブロックの長さを示す長さデータを含むことと、
    前記制御チャネルの第2のステージ中、前記送信機デバイスから前記受信機デバイスへの第3の制御データの第3の送信を容易にすることであって、前記第3の制御データは、前記1つのコードブロックグループを示すとともに、可変の長さを有する第2のデータ構造に従ってフォーマット設定されることと、
    を含む、システム。
  2. 前記第2のデータ構造は、前記長さデータに基づいて求められる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記動作は、
    前記複数のコードブロックグループの数を求めることを更に含み、前記第2のデータ構造は、前記数に基づいて求められる、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第3の制御データは、ビットマップを含み、前記1つのコードブロックグループに対応する前記ビットマップ内のビット位置がフラグ付けされる、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記フィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第2の制御データは、前記1つのコードブロックグループの前記転送に利用可能なリソースブロック割り当てを示す割り当てデータを含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記第3の制御データは、前記第2のデータ構造に基づいて選択された符号化スキームを利用することによって符号化される、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記動作は、
    前記長さデータが規定された長さ基準以下であると判断することに応答して、前記第3の制御データを符号化するのにリードマラー符号を利用することを更に含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記動作は、
    前記長さデータが前記規定された長さ基準よりも大きいと判断することに応答して、前記第3の制御データを符号化するのにポーラ符号を利用することを更に含む、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記動作は、
    前記第3の送信を容易にすることに後続して、前記受信機デバイスに、データトラフィックチャネルを介して前記1つのコードブロックグループを送ることを更に含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記送信機デバイスは、通信ネットワークのアクセスポイントデバイスであり、前記受信機デバイスは、前記アクセスポイントデバイスに結合されたユーザー機器である、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記受信機デバイスは、通信ネットワークのアクセスポイントデバイスであり、前記送信機デバイスは、前記アクセスポイントデバイスに結合されたユーザー機器である、請求項1に記載のシステム。
  13. プロセッサを備える送信機デバイスによって、受信機デバイスへの第1の制御データの送信を容易にすることであって、前記第1の制御データは、第1のデータフォーマットを利用し、前記第1の制御データは、前記送信機デバイスから前記受信機デバイスへのトランスポートブロックの転送を容易にするように利用されることと、
    前記送信機デバイスによって、前記受信機デバイスに複数のコードブロックグループを送ることであって、前記複数のコードブロックグループは、前記トランスポートブロックのセグメント化に基づいて求められることと、
    前記受信機デバイスから、前記複数のコードブロックグループのうちの1つのコードブロックグループの受信中の誤りを示すフィードバック信号を受信することに応答して、前記送信機デバイスによって、適応的2ステージ制御チャネルを介して前記受信機デバイスに第2の制御データを送ることと、
    を含み、
    前記第2の制御データを送ることは、
    前記適応的2ステージ制御チャネルの第1のステージ中、前記トランスポートブロックの長さを示す長さデータを含む前記第2の制御データの第1の部分を送ることであって、前記第1の部分は、前記第1のデータフォーマットを利用することと、
    前記適応的2ステージ制御チャネルの第2のステージ中、前記1つのコードブロックグループが前記送信機デバイスから前記受信機デバイスに再送されるようにスケジューリングされることを指定する前記第2の制御データの第2の部分を送ることであって、前記第2の部分は、前記長さデータに基づいて変動する第2のデータフォーマットを利用することと、
    を含む、方法。
  14. 前記複数のコードブロックグループ内のコードブロックの数に基づいて、前記送信機デバイスによって、前記第2のデータフォーマットを求めることを更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2の部分を送ることは、前記1つのコードブロックグループに対応するフラグ付けされたビットを含むビットマップを送ることを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記フィードバック信号を受信することは、ハイブリッド自動再送要求を受信することを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記送信機デバイスによって、前記第2のデータフォーマットに従って選択された符号化スキームに基づいて前記第2の制御データの前記第2の部分を符号化することを更に含む、請求項13に記載の方法。
  18. プロセッサによって実行されると、動作の実行を容易にする実行可能命令を含む機械可読記憶媒体であって、前記動作は、
    送信機デバイスから第1の制御データを受信することであって、前記第1の制御データは、第1のデータフォーマットを遵守し、前記第1の制御データは、前記送信機デバイスからのトランスポートブロックの転送を容易にするように利用可能であることと、
    前記第1の制御データに基づいて、前記トランスポートブロックのセグメント化に基づいて求められた複数のコードブロックグループを受信することと、
    前記複数のコードブロックグループのうちの、誤りを有して復号された1つのコードブロックグループを求めることに応答して、前記送信機デバイスに、前記誤りを示すフィードバック信号を送ることと、
    前記送ることに応答して、2ステージ制御チャネルを介して前記送信機デバイスから第2の制御データを受信することと、
    を含み、前記第2の制御データを受信することは、
    前記2ステージ制御チャネルの第1のステージ中に、前記トランスポートブロックの長さを示す長さデータを含む前記第2の制御データの第1の部分を受信することであって、前記第1の部分は、前記第1のデータフォーマットを遵守することと、
    前記2ステージ制御チャネルの第2のステージ中、前記1つのコードブロックグループが前記送信機デバイスから再送されるようにスケジューリングされることを指定する前記第2の制御データの第2の部分を受信することであって、前記第2の部分は、可変の長さを有する第2のデータフォーマットを遵守することと、
    を含む、機械可読記憶媒体。
  19. 前記動作は、
    前記長さデータに基づいて、前記第2のデータフォーマットを求めることを更に含む、請求項18に記載の機械可読記憶媒体。
  20. 前記動作は、
    前記第2のデータフォーマットを求めることに基づいて、前記第2の部分を復号するのに利用するべき符号を求めることを更に含む、請求項19に記載の機械可読記憶媒体。
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