JP6962594B2 - プログラム - Google Patents

プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6962594B2
JP6962594B2 JP2019216387A JP2019216387A JP6962594B2 JP 6962594 B2 JP6962594 B2 JP 6962594B2 JP 2019216387 A JP2019216387 A JP 2019216387A JP 2019216387 A JP2019216387 A JP 2019216387A JP 6962594 B2 JP6962594 B2 JP 6962594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
request
reward
terminal device
congestion status
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019216387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021012673A (ja
Inventor
洋祐 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maas Tech Japan
Original Assignee
Maas Tech Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=74227653&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6962594(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Maas Tech Japan filed Critical Maas Tech Japan
Publication of JP2021012673A publication Critical patent/JP2021012673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6962594B2 publication Critical patent/JP6962594B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、プログラムに関する。
従来から、ユーザに混雑回避経路を提供する情報処理システムが知られている。
これに関し、特許文献1には、公共交通機関の車両混雑度が最適経路よりも低い低混雑経路を探索する技術が開示されている。
特開2018−155498号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、低混雑経路をユーザに提供することができるものの、当該低混雑経路を利用する動機付けを十分に与えることができていないという問題がある。また、特許文献1に記載の技術では、交通機関の混雑を緩和させることはできない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに混雑する経路の利用を控える動機付けを与えるとともに、当該経路の混雑を緩和させることができるプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係るプログラムは、各ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段、前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段、として機能させる。
また、本発明の第二態様では、前記コンピュータを、前記現在又は将来の混雑状況値が閾値を超えている場合、前記或る移動経路に関連する一又は複数のユーザを選択する選択手段、として機能させ、前記要請手段は、前記要請を前記選択された一又は複数のユーザの端末装置に送信する。
また、本発明の第三態様では、前記コンピュータを、前記各ユーザが利用予定である移動経路を含むスケジュールを記憶する記憶手段、として機能させ、前記選択手段は、前記或る移動経路を利用予定であるユーザを選択する。
また、本発明の第四態様では、前記取得手段は、前記各ユーザの端末装置の現在位置情報を取得し、前記選択手段は、前記或る移動経路から第一の所定範囲内に位置するユーザを選択する。
また、本発明の第五態様では、前記選択手段は、前記混雑状況値が前記閾値を超えている場合、前記ユーザの端末装置の現在位置から第二の所定範囲内に位置している施設を選択し、前記要請手段は、前記選択されたユーザの端末装置に、前記選択された施設に滞在する要請を送信する。
また、本発明の第六態様では、前記要請には、前記施設で利用可能な特典が含まれている。
また、本発明の第七態様では、前記取得手段は、前記各ユーザの端末装置の現在位置情報を取得し、前記要請手段は、前記要請を送信したユーザの端末装置の現在位置情報に基づき、当該ユーザが前記或る移動経路を利用していないことを検知し、当該検知した場合に前記報酬を付与する。
また、本発明の第八態様では、前記コンピュータを、前記各ユーザが利用予定である移動経路を含むスケジュールを記憶する記憶手段、前記ユーザが前記或る移動経路の利用を控えることにより、当該ユーザのスケジュールに所定時間以上の遅延が発生しているか否かを判定する判定手段、として機能させ、前記要請手段は、前記判定が肯定された場合に前記報酬を付与する。
また、本発明の第九態様に係る情報処理装置は、各ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段と、前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段と、を備える。
本発明によれば、ユーザに混雑する経路の利用を控える動機付けを与え、当該経路の混雑を緩和させることができる。
本発明の実施形態に係る混雑管理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すサーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すサーバ装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 第一実施形態に係る混雑管理システムにおいて、図3に示す各種機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ユーザの端末装置に表示される要請画面の一例を示す図である。 第二実施形態に係る混雑管理システムにおいて、図3に示す各種機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ユーザの端末装置に表示される報酬画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
−−−第一実施形態−−−
まず、第一実施形態について説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る混雑管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、混雑管理システム1は、サーバ装置10と、複数の端末装置12と、を備える。これらの装置は、インターネットや電話回線網等の通信ネットワークNTを介して互いに通信可能に構成されている。
サーバ装置10は、各移動経路の現在および将来の混雑状況を取得するとともに、各移動経路の混雑状況を管理する。
複数の端末装置12は、交通機関を含む各機関の担当者が操作する装置や、ユーザが操作する装置である。これら複数の端末装置12は、例えば、第一端末装置12Aと、第二端末装置12Bと、を含む。端末装置12としては、携帯電話やスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等が挙げられる。
第一端末装置12Aは、一の機関の担当者が操作する装置である。
第二端末装置12Bは、一のユーザが操作する装置である。
<ハードウェア構成>
図2は、図1に示すサーバ装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ装置10は、制御装置20と、通信装置26と、記憶装置28と、を備える。制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)22及びメモリ24を主に備えて構成される。
制御装置20では、CPU22がメモリ24或いは記憶装置28等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能手段として機能する。この機能手段の詳細については後述する。
通信装置26は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置26は、例えば、端末装置12との間で各種の情報を送受信する。
記憶装置28は、ハードディスク等で構成される。記憶装置28は、制御装置20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
なお、サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。また、図2は、サーバ装置10が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置10は、サーバが一般的に備える他の構成を備えることができる。また、複数の端末装置12のハードウェア構成も、例えば操作手段や表示装置等を備える他は、サーバ装置10と同様の構成を備えることができる。
<機能的構成>
図3は、図1に示すサーバ装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ装置10は、機能的構成として、記憶手段50と、取得手段52と、選択手段54と、要請手段56と、更新手段58と、判定手段60と、を備える。
記憶手段50は、ユーザ情報50Aや、機関情報50B、移動経路情報50C等を記憶する機能手段である。
ユーザ情報50Aは、各ユーザの識別情報(ユーザID)に対応付けて、ユーザそれぞれのログインIDや、パスワード、ユーザ名、生年月日、性別、年齢、住所、連絡先、スケジュール、現在位置情報等を含む。連絡先としては、電話番号や、メールアドレス、メッセージアプリケーションのユーザID等が挙げられる。スケジュールは、ユーザが利用予定である移動経路を含む。このスケジュールは、例えばユーザの出発地点から目的地点まで利用する予定の移動経路(交通手段)、当該出発地点における当該移動経路の出発日時、及び、当該到着地点における当該移動経路の到着日時を含む。現在位置情報は、ユーザが有する端末装置の現在位置を示す情報を含む。この現在位置を示す情報としては、例えば取得手段52がユーザの端末装置から取得した緯度経度や住所等が挙げられる。
機関情報50Bは、各機関の識別情報(機関ID)に対応付けて、機関それぞれのログインIDや、パスワード、機関名、収容可能予想情報、住所、連絡先等を含む。この機関としては、各種の交通機関や、施設事業者、イベント関係者、行政機関、政府機関、非営利団体等が挙げられる。交通機関としては、例えば電車やバス、飛行機、船、タクシー等の事業者が挙げられる。施設事業者としては、ユーザが一定時間の滞在が可能な施設の事業者であって、エンターテインメント施設(例えば映画館や水族館等)、店舗(例えば飲食店やショッピングセンター等)、宿泊施設(例えばホテル、旅館など)の事業者が挙げられる。イベント関係者としては、スポーツイベントや音楽イベント等の主催者、代理店等が挙げられる。収容可能予想情報は、現在から将来(例えば現在から24時間後)の間の各時間帯において当該機関が収容可能なユーザ数の予想値を含む。
移動経路情報50Cは、各移動経路の識別情報(移動経路ID)に対応付けて、移動経路それぞれのリンク情報や、混雑状況値、目標値(閾値)、要請ユーザ数を含む。リンク情報は、移動経路の出発地点である開始ノードと到着地点である終了ノードの間を接続するリンクデータであって、リンク名(例えば路線名)、リンク長(例えば距離)、交通機関の種別、位置情報(例えば緯度経度)等の情報を含む。混雑状況値は、現在から将来(例えば現在から24時間後)の間における各時間帯の混雑状況を示す値を含む。この混雑状況値には、例えば始発から終点までの1時間毎の乗車人数(利用人数)がそれぞれ含まれている。この混雑状況値は、例えば取得手段52が各移動経路を運行する交通機関の端末装置(第一端末装置12A)それぞれから取得した値であって、移動経路におけるユーザ数や遅延、事故、運休等が加味されている。目標値は、現在から将来(例えば現在から24時間後まで)の間における各時間帯の混雑状況値に対する目標を示す値である。すなわち、この目標値は、各時間帯における混雑状況値に対して、混雑を緩和するための指標となる値である。この目標値は、例えば取得手段52が各機関の端末装置(第一端末装置12A)それぞれから随時又は定期的に取得してもよいし、予め定められていてもよい。具体的には、スポーツイベントが開催される日の午後9時台の総武線(東京・千葉方面)の水道橋駅から御茶ノ水駅までの混雑状況値(例えば乗車人数)が「3万人」である場合、例えば、取得手段52は、イベント関係者の端末装置(第一端末装置12A)から、同時間帯における当該混雑状況値に対する目標値(例えば目標人数)として「2万人」を取得する。要請ユーザ数は、現在から将来(例えば現在から24時間後)の間における各時間帯で、移動経路の利用を控える要請を促すユーザの数である。
取得手段52は、各機関の端末装置(第一端末装置12A)や、ユーザの端末装置(第二端末装置12B)から、通信ネットワーク等を介して各種情報を取得する機能手段である。第一実施形態では、取得手段52は、或る移動経路の現在および/又は将来の混雑状況値を、随時又は定期的(例えば1時間毎)に所定の機関から取得する。この所定の機関としては、当該或る移動経路を運行する交通機関や、各交通機関の混雑状況を監視するサーバ装置等が挙げられる。また、取得手段52は、或る移動経路の混雑状況値に対する目標値を、第一の機関の端末装置(第一端末装置12A)から取得する。この第一の機関としては、当該或る移動経路の混雑を緩和させる要望を有する機関であればよく、当該或る移動経路を運行する交通機関に限られない。また、取得手段52は、各ユーザの端末装置(第二端末装置12B)の現在位置情報(例えば、緯度経度や住所)を取得する。この現在位置情報は、例えば各ユーザの端末装置(第二端末装置12B)のGPS受信機により計測された値である。
また、取得手段52は、各機関の端末装置(第一端末装置12A)から、収容可能予想情報を随時又は定期的(例えば1時間毎)に取得する。
選択手段54は、ユーザおよび機関を選択する機能手段である。第一実施形態では、選択手段54は、或る移動経路の混雑状況値が目標値を超えている場合、すなわち要請ユーザ数が1以上である場合、当該或る移動経路に関連するユーザを選択する。この関連するユーザとしては、ユーザ情報50Aのスケジュールにおいて当該或る移動経路を利用予定であるユーザや、当該或る移動経路から第一の所定範囲内(例えば半径500m以内)に位置するユーザが挙げられ、これらの両方に当てはまるユーザであってもよい。この選択される(関連する)ユーザの数は、要請ユーザ数と同数程度に調整されることが好ましく、例えば選択手段54が第一の所定範囲を拡大又は縮小することによって、選択するユーザ数を調整することができる。
また、選択手段54は、或る移動経路の混雑状況値が目標値を超えている場合、上記選択したユーザの端末装置の現在位置から第二の所定範囲内に位置している第二の機関を選択する。この第二の機関としては、当該或る移動経路を運行する交通機関以外の機関であればよく、交通機関に限られない。具体的には、選択手段54は、上記選択したユーザの端末装置の現在位置から、例えば半径500m以内に位置する施設を第二の機関として選択する。なお、選択手段54は、第二の機関を複数選択することができる。
要請手段56は、各ユーザの端末装置(第二端末装置12B)に対して要請を行う機能手段である。第一実施形態では、要請手段56は、選択手段54により選択されたユーザの端末装置に、或る移動経路の利用を控える要請を送信する。この要請には、例えば、上記第二の機関(例えば、施設)で利用可能な特典が含まれている。また、例えば、要請手段56は、選択手段54により選択された施設に滞在することを促す要請を、当該選択手段54により選択されたユーザの端末装置に送信する。
また、第一実施形態では、要請手段56は、各機関の端末装置(第一端末装置12A)に問い合わせを行う。例えば、要請手段56は、選択手段54により選択された機関(第二の機関)の端末装置に、当該選択手段54により選択されたユーザの収容可能数を問い合わせる。そして、要請手段56は、第二の機関の端末装置から、当該問い合わせに対して、収容可能数を受信する。
更新手段58は、移動経路情報50Cにおける要請ユーザ数を更新する機能手段である。第一実施形態では、更新手段58は、例えば要請手段56が第二の機関から1以上の収容可能数を受信した場合、要請ユーザ数を更新する。具体的には、更新手段58は、要請ユーザ数から当該収容可能数を減算する。
判定手段60は、各種の判定を行う機能手段である。第一実施形態では、判定手段60は、混雑状況値が目標値を超えているか否かを判定する。また、判定手段60は、要請ユーザ数が所定値(例えば0)未満であるか否かを判定する。
図4は、第一実施形態に係る混雑管理システム1において、図3に示す各種機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下の処理の内容及び処理の順番は適宜変更することができる。
(ステップSP10)
取得手段52は、各移動経路の現在から将来(例えば現在から24時間後)までの各時間帯(例えば1時間毎)の混雑状況値を、当該或る移動経路を運行する交通機関から取得する。続いて、取得手段52は、移動経路情報50Cの各移動経路に対応する混雑状況値に、当該取得した値を記憶する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
(ステップSP12)
取得手段52は、或る移動経路の所定時間帯における目標値を、第一の機関の端末装置(第一端末装置12A)から取得する。この第一の機関としては、例えば、当該或る移動経路の周辺の自治体が挙げられる。この所定時間帯は、現在から将来(例えば現在から24時間後)までの間の或る時間帯であって、例えば「翌日の午前8時から午前10時まで」等が挙げられる。続いて、取得手段52は、移動経路情報50Cの当該或る移動経路に対応する目標値に、当該取得した値を記憶する。そして、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
(ステップSP14)
判定手段60は、上記ステップSP10で取得した所定時間帯における混雑状況値が、上記ステップSP12で取得した所定時間帯における目標値を超過しているか否かを判定する。具体的には、判定手段60は、或る移動経路における翌日の午前8時台の目標値(乗車人数)が「3万人」であり、同時間帯の混雑状況値(乗車人数)が「4万人」である場合、肯定判定をする。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP16の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図4に示す一連の処理を終了する。
(ステップSP16)
選択手段54は、移動経路情報50Cの或る移動経路の所定時間帯における要請ユーザ数に、上記混雑状況値(乗車人数)から上記目標値(乗車人数)を減算した値を記憶する。続いて、選択手段54は、或る移動経路に関連する一又は複数のユーザを選択する。具体的には、選択手段54は、ユーザ情報50Aのスケジュールにおいて、或る移動経路を利用予定であるユーザを選択する。この他にも、選択手段54は、或る移動経路から第一の所定範囲(例えば1km)内に位置している端末装置を有するユーザを選択してもよい。なお、選択手段54は、選択すべきユーザ数に応じて、第一の所定範囲を拡大又は縮小させてもよい。また、これらの選択されるユーザの数は、要請ユーザ数と同数程度であることが好ましい。そして、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP18)
選択手段54は、上記ステップSP16で選択したユーザの端末装置の現在位置から第二の所定範囲(例えば半径500m)内に位置している第二の機関を選択する。例えば、選択手段54は、機関情報50Bの各機関の所定時間帯における収容可能予想情報を参照し、ユーザの端末装置の現在位置から半径500m以内に位置している機関であって、収容可能なユーザ数の予想値が高い機関を優先して第二の機関として選択する。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
(ステップSP20)
要請手段56は、上記ステップSP18で選択された第二の機関の端末装置に、上記ステップSP16で選択されたユーザの収容可能数を問い合わせる。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP22)
要請手段56は、上記ステップSP20で問い合わせたユーザの収容可能数に関する情報を受信する。続いて、判定手段60は、当該受信した収容可能数が1以上であるか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP24の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP24)
要請手段56は、上記ステップSP16で選択された一又は複数のユーザのうち、上記ステップSP22で受信した収容可能数と同数のユーザの端末装置(第二端末装置12B)に、或る移動経路の利用を控える要請として、第二の機関を利用することを促す要請(要請画面)を送信する。なお、要請手段56は、上記ステップSP22で受信した収容可能数が、上記ステップSP16で選択されたユーザの数より多い場合、当該選択された全てのユーザの端末装置(第二端末装置12B)に上記要請を送信する。
図5は、ユーザの端末装置に表示される要請画面70の一例を示す図である。
図5に示すように、要請画面70は、混雑している又は混雑が予想される日時等を示す混雑情報72と、第二の機関の利用を促進する促進情報74と、第二の機関それぞれの詳細情報や特典情報を示す特典画面に遷移する遷移ボタン76と、を含む。第二の機関の詳細情報としては、当該第二の機関の住所(周辺地図)や連絡先、空席情報等が挙げられる。特典情報は、当該第二の機関を利用するユーザが受けられるサービスであって、第二の機関における利用料の割引や、追加のサービスが付与されること等が挙げられる。例えば、ユーザは、この特典画面を第二の機関において提示することにより、特典を受けることができる。
図4に戻り、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
(ステップSP26)
更新手段58は、移動経路情報50Cの上記或る移動経路の所定時間帯における要請ユーザ数を更新する。具体的には、更新手段58は、当該要請ユーザ数から、上記ステップSP24で要請を送信したユーザの端末装置数を減算する。そして、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
(ステップSP28)
判定手段60は、上記ステップSP26で更新された要請ユーザ数が所定値未満であるか否かを判定する。この所定値は、例えば0である。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、図4に示す一連の処理を終了する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
<効果>
以上、第一実施形態のプログラムは、各ユーザの端末装置12Bと通信可能なコンピュータを、或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値と、当該混雑状況値に対する目標値を取得する取得手段52、混雑状況値が目標値を超えている場合、或る移動経路に関連するユーザを選択する選択手段54、選択されたユーザの端末装置12Bに、或る移動経路の利用を控える要請を送信する要請手段56、として機能させる。
この構成によれば、経路の混雑状況値が目標値を超えている場合、各ユーザに当該経路の利用を控える要請を送ることができるので、当該経路の混雑を緩和することができる。
また、第一実施形態では、コンピュータを、各ユーザが利用予定である移動経路を含むスケジュールを記憶する記憶手段50、として機能させ、選択手段54は、或る移動経路を利用予定であるユーザを選択する。
この構成によれば、混雑する経路を利用予定であるユーザに、当該或る移動経路の利用を控える要請を送るため、効率的に混雑を緩和することができる。
また、第一実施形態では、取得手段52は、各ユーザの端末装置12Bの現在位置を取得し、選択手段54は、或る移動経路から第一の所定範囲内に位置している端末装置を有するユーザを選択する。
この構成によれば、混雑する経路の近くにいるユーザに、当該或る移動経路の利用を控える要請を送るため、効率的に混雑を緩和することができる。
また、第一実施形態では、取得手段52は、各ユーザの端末装置12Bの現在位置を取得し、選択手段54は、混雑状況値が目標値を超えている場合、選択したユーザの端末装置12Bの現在位置から第二の所定範囲内に位置している機関を選択し、要請手段56は、選択されたユーザの端末装置12Bに、選択された機関を利用することを促す要請を送信する。
この構成によれば、ユーザに対して、ユーザの近くにある機関を利用することを要請できるため、効率的に混雑を緩和することができる。
また、第一実施形態では、選択手段54は、選択したユーザの端末装置12Bの現在位置から第二の所定範囲内に位置している施設を選択し、要請手段56は、選択されたユーザの端末装置12Bに、選択された施設に滞在することを促す要請を送信する。
この構成によれば、ユーザに対して、交通機関ではなく滞在可能な施設を利用することを促すことができるため、複数の交通機関の混雑を緩和することができる。
また、第一実施形態では、要請には、選択された施設で利用可能な特典が含まれている。
この構成によれば、ユーザに施設を利用する動機付けを与えることができ、また施設はユーザの集客ができるため、ユーザおよび施設の双方にメリットを与えることができる。
−−−第二実施形態−−−
次に、第二実施形態について説明する。
第二実施形態では、要請手段56が要請を承諾したユーザに対して報酬(インセンティブ)を付与する点、および、判定手段60がユーザのスケジュールに所定時間以上の遅延が発生するか否かを判定する点で第一実施形態と異なる。なお、以下で説明しない第二実施形態に係る混雑管理システムの構成及び機能は、第一実施形態に係る混雑管理システムの構成及び機能と同様である。
また、第二実施形態では、要請手段56は、現在又は将来の混雑状況値に基づき、或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する。この要請を承諾したユーザとしては、所定時間帯において或る移動経路を利用していないユーザや、第二の機関(例えば異なる交通機関、施設)を利用しているユーザ、要請に同意する返信を行ったユーザ、スケジュールに所定時間(例えば1時間)以上の遅延が発生しているユーザ等が挙げられる。例えば、要請手段56は、要請を送信したユーザの端末装置の位置情報に基づき、当該ユーザが当該或る移動経路を利用していないことや、第二の機関を利用していること等を検知する。そして、要請手段56は、当該検知したユーザ等に対して、報酬を付与する。
また、第二実施形態では、判定手段60は、現在時刻が、混雑状況値が閾値(目標値)を超過している時間帯になったか否かを判定する。また、判定手段60は、ユーザが要請を承諾したか否かを判定する。例えば、判定手段60は、要請手段56がユーザの端末装置の現在位置情報に基づき、当該ユーザが前記或る移動経路を利用していないことや、第二の機関を利用していること等を検知した場合、ユーザが要請を承諾したと判定する。なお、判定手段60は、ユーザが要請を承諾したか否かを判定する際、ユーザが或る移動経路の利用を控えることにより、当該ユーザのスケジュールに所定時間(例えば1時間)以上の遅延が発生している場合、肯定判定をしてもよい。
図6は、第二実施形態に係る混雑管理システム1において、図3に示す各種機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップSP30)
取得手段52は、各移動経路の現在から将来(例えば現在から24時間後)までの各時間帯(例えば1時間毎)の混雑状況値を、当該各移動経路を運行する交通機関の端末装置から取得する。続いて、取得手段52は、移動経路情報50Cの各移動経路に対応する混雑状況値に、当該取得した値を記憶する。そして、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
(ステップSP32)
判定手段60は、上記ステップSP30で取得した各時間帯の混雑状況値と、閾値(目標値)とを比較して、当該混雑状況値が当該閾値を超過している時間帯があるか否かを判定する。この閾値は、例えば各移動経路の各時間帯に対して予め定められた目標値である。具体的には、判定手段60は、或る移動経路における翌日の午前7時台の閾値(乗車人数)が「2万人」であり、同時間帯の混雑状況値(乗車人数)が「3万人」である場合、肯定判定をする。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP34の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図6に示す一連の処理を終了する。
(ステップSP34)
選択手段54は、上記ステップSP32で混雑状況値が閾値を超過している時間帯を所定時間帯とし、移動経路情報50Cの或る移動経路の所定時間帯における要請ユーザ数に、当該混雑状況値(乗車人数)から当該閾値(目標人数)を減算した値を記憶する。続いて、選択手段54は、或る移動経路に関連する一又は複数のユーザを選択する。具体的には、選択手段54は、ユーザ情報50Aのスケジュールにおいて、或る移動経路を利用予定であるユーザを選択する。この他にも、選択手段54は、或る移動経路から第一の所定範囲(例えば半径800m)内に位置している端末装置を有するユーザを選択してもよい。そして、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
(ステップSP36)
選択手段54は、上記ステップSP34で選択したユーザの端末装置の現在位置から第二の所定範囲(例えば半径1km)内に位置している機関を選択する。そして、処理は、ステップSP38の処理に移行する。
(ステップSP38)
要請手段56は、上記ステップSP34で選択された一又は複数のユーザのうち、収容可能予想情報における収容可能なユーザ数の予想値と同数のユーザの端末装置に、或る移動経路の利用を控える要請、すなわち、上記ステップSP36で選択された機関を利用することを促す要請を送信する。そして、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
(ステップSP40)
判定手段60は、現在時刻が、上記ステップSP32で判定した混雑状況値が閾値(目標値)を超過している時間帯であるか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP42の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
(ステップSP42)
判定手段60は、ユーザが上記ステップSP38で送信した要請を承諾したか否かを判定する。例えば、判定手段60は、要請手段56がユーザの端末装置の現在位置情報に基づき、上記混雑状況値が閾値(目標値)を超過している時間帯に、当該ユーザが上記或る移動経路を利用していないことや、第二の機関を利用していること等を検知した場合、ユーザが要請を承諾したと判定する。なお、判定手段60は、要請手段56が当該検知をして、かつ、ユーザが或る移動経路の利用を控えることにより、当該ユーザのスケジュールに所定時間(例えば1時間)以上の遅延が発生した場合に、肯定判定をしてもよい。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP44の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図6に示す一連の処理を終了する。
(ステップSP44)
要請手段56は、ユーザの端末装置(第二端末装置12B)に報酬を付与する報酬画面を送信する。
図7は、ユーザの端末装置に表示される報酬画面80の一例を示す図である。
図7に示すように、報酬画面80は、ユーザが或る移動経路を利用していないこと等を検知したことを示す検知情報82と、報酬の取得画面に遷移する取得ボタン84と、を含む。この報酬としては、例えば金銭的価値があるポイントや、割引クーポン等が挙げられる。
図6に戻り、処理は、図6に示す一連の処理を終了する。
<効果>
以上、第二実施形態に係るプログラムは、各ユーザの端末装置12Bと通信可能なコンピュータを、或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段52、現在又は将来の混雑状況値に基づき、或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置12Bに送信し、且つ、要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段56、として機能させる。
この構成によれば、経路の利用を控える要請を承諾したユーザに対して報酬を付与するので、ユーザに混雑する経路の利用を控える動機付けを与えるとともに、当該経路の混雑を緩和させることができる。
また、第二実施形態では、コンピュータを、現在又は将来の混雑状況値が閾値を超えている場合、或る移動経路に関連する一又は複数のユーザを選択する選択手段54、として機能させ、要請手段56は、要請を選択された一又は複数のユーザの端末装置12Bに送信する。
この構成によれば、経路の混雑状況値が閾値を超えている場合に、当該経路に関連するユーザに要請を送るため、効率的に混雑を緩和することができる。
また、第二実施形態では、コンピュータを、各ユーザが利用予定である移動経路を含むスケジュールを記憶する記憶手段50、として機能させ、選択手段54は、或る移動経路を利用予定であるユーザを選択する。
この構成によれば、混雑する経路を利用予定であるユーザに、当該混雑する経路の利用を控える要請を送るため、効率的に混雑を緩和することができる。
また、第二実施形態では、取得手段52は、各ユーザの端末装置12Bの現在位置情報を取得し、選択手段54は、或る移動経路から第一の所定範囲内に位置するユーザを選択する。
この構成によれば、混雑する経路の近くにいるユーザに、当該混雑する経路の利用を控える要請を送るため、効率的に混雑を緩和することができる。
また、第二実施形態では、選択手段54は、混雑状況値が閾値を超えている場合、ユーザの端末装置12Bの現在位置から第二の所定範囲内に位置している施設を選択し、要請手段56は、選択されたユーザの端末装置12Bに、選択された施設に滞在する要請を送信する。
この構成によれば、ユーザに対して、交通機関ではなく滞在可能な施設を利用することを促すことができるため、複数の交通機関の混雑を緩和することができる。
また、第二実施形態では、要請には、施設で利用可能な特典が含まれている。
この構成によれば、ユーザに施設を利用する動機付けを与えることができ、また施設はユーザを集客できるため、ユーザおよび施設の双方にメリットを与えることができる。
また、第二実施形態では、取得手段42は、各ユーザの端末装置の現在位置情報を取得し、要請手段56は、要請を送信したユーザの端末装置12Bの現在位置情報に基づき、当該ユーザが或る移動経路を利用していないことを検知し、当該検知した場合に報酬を付与する。
この構成によれば、ユーザが実際に混雑する経路を利用していないことを検知するので、各ユーザに対して公平に報酬を付与することができる。
また、第二実施形態では、コンピュータを、各ユーザが利用予定である移動経路を含むスケジュールを記憶する記憶手段50、ユーザが或る移動経路の利用を控えることにより、当該ユーザのスケジュールに所定時間以上の遅延が発生しているか否かを判定する判定手段60、として機能させ、要請手段56は、判定が肯定された場合に報酬を付与する。
この構成によれば、スケジュールに遅延が発生したユーザに報酬を与えるので、ユーザに混雑の緩和に協力する動機付けを与えることができる。
<変形例>
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記の実施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、上記第一実施形態では、取得手段52は、各移動経路の現在から24時間後までの各時間帯の混雑状況値や目標値を取得する場合を説明したが、現在のみ、又は将来のみの混雑状況値を取得してもよく、また現在から24時間後までの値であることに限られない。また、各時間帯の単位としては、10分毎や、30分毎、1時間毎、2時間毎等が挙げられる。
また、上記第一実施形態では、選択手段54は、混雑状況値が目標値を超過した場合について説明したが、要請によって混雑状況値が目標値を下回った場合、又は当初から混雑状況値が目標値を下回っている場合、当該混雑状況値を当該目標値に近づけるために、或る移動経路を運行する交通機関を第二の機関として選択してもよい。
また、選択手段54は、混雑状況値に基づいて、選択するユーザ数を適宜変更してもよい。例えば、選択手段54は、混雑状況値(乗車人数)と目標値(乗車人数)の差分が1万人である場合、5000人のユーザを選択し、差分が2万人である場合、1万人のユーザを選択する。すなわち、選択手段54は、混雑状況値が目標値より多い場合には多数のユーザを選択し、少ない場合には少数のユーザを選択する。
また、上記第一実施形態では、ステップSP28において判定手段60がステップSP26で更新された要請ユーザ数が所定値(例えば0)未満であるか否かを判定する場合を説明したが、この所定値は、周辺の機関数や、ユーザ要請数、日時(機関の営業時間)等に応じて設定されてもよい。
また、上記第一実施形態では、要請手段56は、要請に特典を含めて送信する場合を説明したが、最初(1回目)に送信する要請には特典を含めなくてもよい。ここで、要請手段56は、要請を承諾するユーザが少なく、或る移動経路の混雑が緩和されないことを検知した場合、当該ユーザの端末装置に2回目の要請を送信し、当該2回目の要請には特典を含める。また、要請手段56は、3回目の要請の際には、特典の量や価値を2回目よりも向上させる。すなわち、要請手段56は、ユーザの端末装置に要請した回数に応じて、特典内容を変更する。なお、要請手段56は、ユーザの端末装置に要請する回数が多くなるほど、要請に含まれる特典の量や価値を低下させてもよい。
同様に、上記第二実施形態では、要請手段56は、要請を承諾したユーザに報酬を付与する場合を説明したが、最初に送信した要請を承諾したユーザに対しては報酬を付与しないこととしてもよい。ここで、要請手段56は、承諾するユーザが少なく、或る移動経路の混雑が緩和されないことを検知した場合、当該ユーザの端末装置に2回目の要請を送信し、当該2回目の要請に承諾したときに報酬を付与する。また、要請手段56は、3回目の要請の際には、報酬の量や価値を2回目よりも向上させる。すなわち、要請手段56は、ユーザの端末装置に要請する回数が多くなるほど、報酬の量や価値を向上させてもよい。なお、要請手段56は、ユーザの端末装置に要請する回数が多くなるほど、報酬の量や価値を低下させてもよい。したがって、ユーザの端末装置に要請した回数に応じて、報酬を変更してもよい。
また、上記第二実施形態では、要請手段56は、所定時間帯において或る移動経路を利用していないユーザ等を、要請を承諾したユーザとして報酬を付与する場合を説明したが、当該要請を送信してから承諾するまでの経過時間に応じて、報酬の量や価値を変更してもよい。例えば、要請手段56は、判定手段60がユーザの端末装置に要請を送信してから1時間未満で当該要請が承諾されたと判定した場合、200ポイントを付与し、1時間以上を経過して当該要請が承諾されたと判定した場合、100ポイントを付与してもよい。なお、要請手段56は、要請を送信してから時間が経過するほど、報酬の量や価値を向上させてもよい。
また、要請手段56は、要請を承諾したユーザの属性(例えば、性別、年齢、住所等)に応じて、特典や報酬を変更してもよい。例えば、要請手段56は、要請を承諾したユーザの年齢が10代である場合、ゲームで利用できるポイントを付与し、ユーザの年齢が30代である場合、居酒屋で利用可能なポイントを付与する。
また、要請手段56は、要請を送信する時間帯や要請が承諾された時間帯に応じて、特典や報酬を変更してもよい。例えば、要請手段56は、要請を送信した時間帯が午前7時台である場合、午前7時台に営業しているカフェで利用可能なクーポンを要請に含める。また、例えば、要請手段56は、深夜に要請が承諾された場合、昼間に要請が承諾された場合に比べて、価値の高い報酬を付与してもよい。
また、要請手段56は、ユーザの端末装置の現在位置に応じて、特典や報酬を変更してもよい。例えば、要請手段56は、要請を承諾したユーザの端末装置の現在位置の周辺(例えば第二の所定範囲内)にある施設(例えばボウリング場)で利用可能なポイントを付与する。また、例えば、要請手段56は、要請を承諾したユーザの端末装置の現在位置の周辺に施設が少ない場合、周辺に施設が多い場合に比べて、利用可能なポイントを多く付与する。
また、要請手段56は、現在の天候情報に応じて、特典や報酬を変更してもよい。例えば、要請手段56は、要請を送信する際の天候が雨の場合、屋内施設(例えば映画館)で利用可能なクーポンを要請に含める。一方、要請手段56は、要請を送信する際の天候が晴れの場合、野外施設(例えば遊園地)で利用可能なクーポンを要請に含める。すなわち、要請手段56は、天候情報が雨を示す場合、屋内施設で利用可能な報酬に変更し、天候情報が晴れを示す場合、野外施設で利用可能な報酬に変更する。また、要請手段56は、要請が承諾された際の気温が30℃以上である場合、冷たい飲み物やアイスクリームの購入に利用可能なポイントを付与する。なお、上記天候情報は、ユーザの端末装置の現在位置の天候情報であることが好ましい。
また、上記第一実施形態又は第二実施形態では、ステップSP24やステップSP38において要請手段56が第二の機関の収容可能数や収容可能なユーザ数の予想値と同数のユーザの端末装置に、第二の機関を利用することを促す要請を送信する場合を説明したが、当該収容可能数や当該予想値に所定係数(例えば1.2や0.8)を乗じた数のユーザの端末装置に要請を送信してもよい。これにより、要請を承諾しないユーザや、実際の収容可能なユーザ数が少なくなっていること等を加味して、要請を送ることができる。
また、上記第一実施形態又は第二実施形態では、ユーザの端末装置に特典や報酬を送信(付与)する場合を説明したが、この特典や報酬の原資は、混雑を緩和させる要望を有する機関(第一の機関)によるものとしてもよい。
また、上記第一実施形態又は第二実施形態では、混雑状況値や目標値(閾値)は、乗車人数である場合を説明したが、これらの値は混雑に関する指標であればよく、混雑率や快適率などでもよい。また、要請ユーザ数は、混雑状況値と目標値の差分に基づく値であればよく、例えば当該差分と移動経路を運行する機関におけるユーザの収容上限数とを加味して算出してもよい。
また、上記第一実施形態又は第二実施形態では、要請手段56がユーザに対して要請する場合を説明したが、交通機関に要請してもよい。例えば、要請手段56は、現在又は将来の混雑状況値に基づき、或る移動経路の混雑を抑えるための要請を当該移動経路の交通機関とは異なる交通機関の端末装置に送信してもよい。この場合、選択手段54は、混雑状況値が目標値を超えている場合、或る移動経路に関連する交通機関を選択してもよい。そして、選択された交通機関の端末装置に、或る移動経路の混雑を抑えるための要請を送信してもよい。この要請としては、例えば、或る移動経路の交通機関がある鉄道会社である場合、その鉄道会社以外の会社の端末装置に対して、バスを〇台、□□□駅に出して下さい、タクシーを△台、□□□駅に出して下さい等の要請が挙げられる。また、要請手段56は、複数のユーザに対して要請をして、例えば閾値を超えた人数のユーザがその要請を承諾した場合、移動経路の交通機関とは異なる交通機関の端末装置に、或る移動経路の混雑を抑えるための要請をしてもよい。
また、上述した報酬を変更する要請手段56は、変更手段と読み替えてもよい。ここで、変更手段は、報酬を変更するための変更要因情報(予め定められた情報)に基づき、報酬を変更する。予め定められた情報としては、上述したように、混雑状況値、ユーザの端末装置に要請した回数、要請を送信してから承諾するまでの経過時間、要請を承諾したユーザの属性、要請を送信する時間帯又は要請が承諾された時間帯、ユーザの端末装置の現在位置、現在の天候情報、要請を承諾したユーザのスケジュール等が挙げられる。なお、上記予め定められた情報は、取得手段52が通信ネットワークNTや記憶手段50等から取得する。
ここで、変更手段は、予め定められた情報が混雑状況値である場合、混雑状況値が高いほど、報酬の量や価値を向上することが好ましい。報酬欲しさに要請を承諾するユーザを増やすことができ、もって混雑をより緩和することができるからである。具体的には、変更手段は、混雑状況値が「1000」のときは「100」ポイントに変更し、混雑状況値が「100」のときは「10」ポイントに変更する。
また、変更手段は、予め定められた情報がスケジュールである場合、直近のスケジュールが空きを示す場合には、報酬を低く変更し、直近のスケジュールが空きを示していない場合には、報酬を高く変更してもよい。また、変更手段は、将来のスケジュールの空き状況に基づき報酬を変更してもよい。具体的には、変更手段は、将来のスケジュールの空き状況が閾値よりも高い場合には報酬を高く変更し、閾値よりも低い場合には報酬を低く変更してもよい。逆に、変更手段は、将来のスケジュールの空き状況が閾値よりも高い場合には報酬を低く変更し、閾値よりも低い場合には報酬を高く変更してもよい。また、変更手段は、ユーザの直近のスケジュールの時間と現在の時間との差分が閾値以上であれば報酬を低く変更し、ユーザの直近のスケジュールの時間と現在の時間との差分が閾値未満であれば報酬を高く変更する。
また、変更手段は、混雑状況値と他の変更要因情報とに応じて報酬を変更してもよい。例えば、変更手段は、混雑状況値とユーザ属性とに応じて報酬を変更してもよい。また、変更手段は、混雑状況値と現在位置とに応じて報酬を変更してもよい。また、変更手段は、混雑状況値と現在の天候情報とに応じて報酬を変更してもよい。例えば、変更手段は、混雑状況値が閾値以上で天候情報が雨を示す場合には報酬の高程度に良いものに変更し、混雑状況値が閾値未満で天候情報が雨を示す場合には報酬の中程度に良いものに変更し、混雑状況値が閾値以上で天候情報が晴れを示す場合には報酬の中程度に良いものに変更し、混雑状況値が閾値未満で天候情報が晴れを示す場合には報酬の小程度に良いものに変更する。また、変更手段は、2種類の変更要因情報、3種類以上の変更要因情報に応じて報酬を変更してもよい。
また、上記報酬は、或る移動経路に利用可能な報酬であることが好ましい。例えば、移動経路が電車である場合、その電車で利用可能なポイントや割引チケットであることが好ましい。これにより、再度移動経路を利用したいユーザに対して要請を承諾しようという動機を与えることができる。逆に、上記報酬は、或る移動経路以外の施設や移動経路に利用可能な報酬であってもよい。これにより、要請を承諾して他の施設や移動経路を利用することを促すことができるからである。特に、或る移動経路と代替可能な移動経路に利用可能な報酬であることが好ましい。
また、上記報酬は、ユーザの端末装置の現在位置の周辺の施設に利用可能な報酬であってもよい。
また、変更手段は、要請を承諾したユーザのスケジュールを自動的に変更してもよい。例えば、他の移動経路を自動的に検索し、その移動経路をユーザのスケジュールに追加し、或る移動経路をスケジュールから削除してもよい。
また、要請手段56は、ユーザのスケジュールに応じて要請するユーザを決定してもよい。例えば、要請手段56は、ユーザの直近のスケジュールの空き状況が閾値以上であれば要請し、ユーザの直近のスケジュールの空き状況が閾値未満であれば要請しない。また、例えば、要請手段56は、ユーザの直近のスケジュールの時間と現在の時間との差分が閾値以上であれば要請し、ユーザの直近のスケジュールの時間と現在の時間との差分が閾値未満であれば要請しない。
本発明には以下の付記が含まれる。
<付記1>
各ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段、
前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段、
予め定められた情報に基づき、前記報酬を変更する変更手段、
として機能させるプログラム。
<付記2>
前記予め定められた情報は、前記混雑状況値を含む、
付記1に記載のプログラム。
<付記3>
前記変更手段は、前記混雑状況値が高いほど、前記報酬の量や価値を向上する、
付記2に記載のプログラム。
<付記4>
前記予め定められた情報は、ユーザの端末装置に要請した回数を含む、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
<付記5>
前記変更手段は、ユーザの端末装置に要請する回数が多くなるほど、前記報酬の量や価値を向上する、
付記4に記載のプログラム。
<付記6>
前記予め定められた情報は、前記要請を送信してから承諾するまでの経過時間を含む、
付記1乃至5の何れか1項に記載のプログラム。
<付記7>
前記予め定められた情報は、前記要請を承諾したユーザの属性を含む、
付記1乃至6の何れか1項に記載のプログラム。
<付記8>
前記予め定められた情報は、前記要請を送信する時間帯又は前記要請が承諾された時間帯を含む、
付記1乃至7の何れか1項に記載のプログラム。
<付記9>
前記予め定められた情報は、ユーザの端末装置の現在位置を含む、
付記1乃至8の何れか1項に記載のプログラム。
<付記10>
前記予め定められた情報は、現在の天候情報を含む、
付記1乃至9の何れか1項に記載のプログラム。
<付記11>
前記変更手段は、前記天候情報が雨を示す場合、屋内施設で利用可能な報酬に変更し、前記天候情報が晴れを示す場合、野外施設で利用可能な報酬に変更する、
付記10に記載のプログラム。
<付記12>
前記記憶手段には、ユーザのスケジュールが記憶され、
前記予め定められた情報は、前記要請を承諾したユーザのスケジュールを含む、
付記1乃至10の何れか1項に記載のプログラム。
<付記13>
前記変更手段は、前記要請を承諾したユーザのスケジュールを変更する、
付記12に記載のプログラム。
<付記14>
前記報酬は、前記或る移動経路以外に利用可能な報酬を含む、
付記1乃至13の何れか1項に記載のプログラム。
<付記15>
各ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段と、
前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段と、
予め定められた情報に基づき、前記報酬を変更する変更手段と、
を備える情報処理装置。
10…サーバ装置(コンピュータ)、50…記憶手段、52…取得手段、54…選択手段、56…要請手段、60…判定手段

Claims (7)

  1. 各ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
    或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段、
    前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段、
    予め定められた情報に基づき、前記報酬を変更する変更手段、
    として機能させ
    前記予め定められた情報は、ユーザの端末装置に要請した回数を含む、
    プログラム。
  2. 前記変更手段は、ユーザの端末装置に要請する回数が多くなるほど、前記報酬の量や価値を向上する、
    請求項に記載のプログラム。
  3. 各ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
    或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段、
    前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段、
    予め定められた情報に基づき、前記報酬を変更する変更手段、
    として機能させ、
    前記予め定められた情報は、前記要請を送信してから承諾するまでの経過時間を含む、
    ログラム。
  4. 各ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
    或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段、
    前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段、
    予め定められた情報に基づき、前記報酬を変更する変更手段、
    として機能させ、
    前記予め定められた情報は、現在の天候情報を含む、
    ログラム。
  5. 前記変更手段は、前記天候情報が雨を示す場合、屋内施設で利用可能な報酬に変更し、前記天候情報が晴れを示す場合、野外施設で利用可能な報酬に変更する、
    請求項に記載のプログラム。
  6. 各ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
    各ユーザのスケジュールを記憶する記憶手段、
    或る移動経路の現在又は将来の混雑状況値を取得する取得手段、
    前記現在又は将来の混雑状況値に基づき、前記或る移動経路の利用を控える要請を一又は複数のユーザの端末装置に送信し、且つ、前記要請を承諾したユーザに対して、報酬を付与する要請手段、
    予め定められた情報に基づき、前記報酬を変更する変更手段、
    として機能させ、
    前記予め定められた情報は、前記要請を承諾したユーザのスケジュールを含む、
    ログラム。
  7. 前記変更手段は、前記要請を承諾したユーザのスケジュールを変更する、
    請求項6に記載のプログラム。
JP2019216387A 2019-07-04 2019-11-29 プログラム Active JP6962594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124955 2019-07-04
JP2019124955 2019-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021012673A JP2021012673A (ja) 2021-02-04
JP6962594B2 true JP6962594B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=74227653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019216387A Active JP6962594B2 (ja) 2019-07-04 2019-11-29 プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6962594B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022014103A1 (ja) * 2020-07-17 2022-01-20 株式会社デンソーテン 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011085980A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Toyota Motor Corp 交通流分散装置
JP7105463B2 (ja) * 2016-07-12 2022-07-25 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021012673A (ja) 2021-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6842199B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
US11574542B2 (en) Systems and methods for providing safety for drivers and riders in a shared transport system
US10055995B2 (en) System for preemptively navigating drivers to an event created through a social network system
JP6298079B2 (ja) 訪問管理システム、プログラム、及び訪問管理方法
US9377319B2 (en) Estimating times to leave and to travel
US20170132540A1 (en) System for Identifying Events and Preemptively Navigating Drivers to Transport Passengers From the Events
US20120004961A1 (en) System and Method for Delivering Advertising Information to Transportation Users
JP6458890B1 (ja) 情報処理システム
JP6962594B2 (ja) プログラム
KR101626235B1 (ko) 여행자 긴급 상태 모니터
US11900292B2 (en) Dynamic coordination of service providers and service seeking entities
JP6931248B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP6530117B1 (ja) 貸出管理装置、貸出管理方法及び貸出管理プログラム
JP6810483B1 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP7131840B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP7410470B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2019219815A (ja) スケジュール提案装置、スケジュール提案方法、及びスケジュール提案システム
JP2020052976A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP7268907B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2019046033A (ja) 売買支援装置、売買支援装置の動作方法および売買支援プログラム
JP2024012658A (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2024000642A (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2024014578A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
WO2018023174A1 (en) Dynamic advertising system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6962594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157