JP6960895B2 - 伝搬障害判定装置、伝搬障害判定システム及び伝搬障害判定方法 - Google Patents

伝搬障害判定装置、伝搬障害判定システム及び伝搬障害判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、電波の伝搬障害の有無を判定するための伝搬障害判定装置、伝搬障害判定システム及び伝搬障害判定方法に関する。
従来、マイクロ波無線伝送における電波障害の有無を判定する方法が知られている。特許文献1には、フレネルゾーンと地上反射波ルートとの関係をシミュレーションすることにより、電波障害の有無を判定するシステムが開示されている。
特開2013−141067号公報
地形情報に基づいて地上反射波のシミュレーションをすることにより、地形の影響による電波障害の有無を判定することはできる。しかしながら、地形情報に基づくシミュレーションをする場合、新たに建設された建物及び生育した樹木等の障害物の影響を考慮して電波障害の有無を判定することが困難であり、電波障害の有無の精度が不十分であるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、電波障害の有無の判定精度を向上させることができる伝搬障害判定装置、伝搬障害判定システム及び伝搬障害判定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の伝搬障害判定装置は、第1アンテナの位置又は前記第1アンテナが設置される位置の候補である第1位置と、前記第1アンテナが送信する電波を受信する第2アンテナの位置又は前記第2アンテナが設置される位置の候補である第2位置との間の領域の三次元データを取得するデータ取得部と、前記三次元データに基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間のフレネルゾーンに含まれる障害物を特定する特定部と、前記特定部が特定した前記障害物の位置及び態様に基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間の前記電波の伝搬に障害があるか否かを判定する判定部と、を有する。
前記判定部は、前記第1アンテナの直径に基づいて定められる前記第1位置から所定の距離内の第1近傍区間内、及び前記第2アンテナの直径に基づいて定められる前記第2位置から所定の距離内の第2近傍区間内の前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定した場合、前記電波の伝搬に障害があると判定してもよい。
前記判定部は、前記第1近傍区間内及び前記第2近傍区間内における前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定せず、前記第1近傍区間及び前記第2近傍区間以外における前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定した場合、当該障害物による遮蔽損失に基づいて、前記電波の伝搬に障害があるか否かを判定してもよい。
前記判定部は、前記フレネルゾーンの断面積に対する、前記障害物が前記フレネルゾーンを遮蔽する面積の割合に基づいて前記遮蔽損失を決定してもよい。
前記判定部は、前記遮蔽損失が第1閾値以下である場合に前記電波の伝搬に障害がないと判定し、前記遮蔽損失が前記第1閾値よりも大きい第2閾値以上である場合に前記電波の伝搬に障害があると判定してもよい。
前記判定部は、前記遮蔽損失が前記第1閾値より大きく前記第2閾値より小さい場合、前記第1近傍区間及び前記第2近傍区間以外における前記フレネルゾーン内において前記特定部が樹木を前記障害物として特定したことを条件として、前記電波の伝搬に障害があると判定してもよい。
前記判定部は、前記第1近傍区間内及び前記第2近傍区間内における前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定せず、前記第1近傍区間及び前記第2近傍区間以外における前記フレネルゾーン内において前記特定部が樹木を前記障害物として特定した場合、前記特定部が前記障害物として特定した樹木の種別に基づいて、前記電波の伝搬に障害があると判定してもよい。
前記判定部は、前記特定部が前記障害物として特定した樹木の種別に基づいて、時間の経過とともに当該樹木が前記フレネルゾーンを遮蔽する面積が所定の量以上増加すると推定される場合に、前記電波の伝搬に障害があると判定し、当該樹木が前記フレネルゾーンを遮蔽する面積が所定の量以上増加しないと推定される場合に、前記電波の伝搬に障害がないと判定してもよい。
前記判定部が前記電波の伝搬に障害があると判定した場合に、前記特定部が特定した前記障害物の位置及び形状に基づいて、前記電波の伝搬に障害がなくなるように前記第1位置及び前記第2位置の少なくともいずれかを補正した補正位置を出力する出力部をさらに有してもよい。
前記判定部は、前記障害物の影響による障害がないと判定した場合であっても、前記フレネルゾーン内に地表面が含まれている場合、前記電波の伝搬に障害があると判定してもよい。
本発明の第2の態様の伝搬障害判定システムは、電波の伝搬障害の有無を判定する伝搬障害判定装置と、無人飛行体を制御する制御装置と、を備える。前記制御装置は、前記無人飛行体に第1アンテナの位置又は前記第1アンテナが設置される位置の候補である第1位置と、前記第1アンテナが送信する電波を受信する第2アンテナの位置又は前記第2アンテナが設置される位置の候補である第2位置との間の領域を飛行させることにより、前記第1位置と前記第2位置との間の領域の三次元データを取得させる。前記伝搬障害判定装置は、前記三次元データを取得するデータ取得部と、前記三次元データに基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間のフレネルゾーンに含まれる障害物を特定する特定部と、前記特定部が特定した前記障害物の位置及び態様に基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間の前記電波の伝搬に障害があるか否かを判定する判定部と、を有する。
前記制御装置は、前記第1アンテナと前記第2アンテナとの間の領域に含まれる物体の位置及び大きさに関する情報を取得済である場合、前記物体のデータを除く前記三次元データを前記無人飛行体に取得させてもよい。
本発明の第3の態様の伝搬障害判定方法は、コンピュータが実行する、第1アンテナの位置又は前記第1アンテナが設置される位置の候補である第1位置と、前記第1アンテナが送信する電波を受信する第2アンテナの位置又は前記第2アンテナが設置される位置の候補である第2位置との間の領域の三次元データを取得するステップと、前記三次元データに基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間のフレネルゾーンに含まれる障害物を特定するステップと、特定した前記障害物の位置及び態様に基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間の前記電波の伝搬に障害があるか否かを判定するステップと、を有する。
本発明によれば、電波障害の有無の判定精度を向上させることができるという効果を奏する。
伝搬障害判定装置の概要を説明するための図である。 伝搬障害判定システムの構成の模式図である。 伝搬障害判定装置の機能構成を示す図である。 フレネルゾーンの境界位置の座標を特定するための方法を説明するための図である。 判定部による判定処理のフローチャートである。 近傍区間及び非近傍区間について説明するための図である。 クリアランスについて説明するための図である。
[伝搬障害判定システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る伝搬障害判定システムSの概要を説明するための図である。図2は、伝搬障害判定システムSの構成の模式図である。アンテナ間で無線通信をするシステムにおいて、アンテナ間に障害物が存在すると、障害物によって電波が減衰することにより通信品質が劣化する。良好な通信品質を確保するためには、複数のアンテナ間のフレネルゾーン内に障害物が存在しないことが望ましいとされている。
フレネルゾーン内に障害物が存在するか否かを判定することは容易ではない。そこで、本実施形態に係る伝搬障害判定システムSは、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の領域の三次元データを取得し、取得した三次元データにおいて特定したフレネルゾーンに障害物が存在するか否かを判定することにより、第1アンテナA1及び第2アンテナA2の位置が適正であるか否かを判定する。フレネルゾーンは、図1における破線で囲まれた領域Zであり、第1アンテナA1と第2アンテナA2とを結ぶ直線(以下、見通し線Lという場合がある)に直交する方向の断面は円形である。
三次元データは、地平面上の複数の位置と、各位置の高さとが関連付けられたデータである。樹木(図1におけるX1、X2)又は建物(図1におけるX3)等の障害物が存在する位置においては、三次元データが示す高さが大きくなる。三次元データの作成方法は任意であるが、本実施形態においては、図1に示すように、無人飛行体(以下、ドローンDという)に第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の領域を飛行させ、ドローンDに伝搬障害判定装置1と第2アンテナA2との間の領域を撮影させたり、レーザーを照射したりして、三次元データを作成するためのデータを取得することを想定している。
新しい建物が建設されたり、樹木が成長したりすることにより、障害物の状況は刻々と変化する。ドローンDを用いることで、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の領域の三次元データを高い頻度で更新することができるので、通信品質の劣化の原因となり得る障害物が発生する可能性があることを早期に検出することが可能になる。
なお、図1においては、第1アンテナA1及び第2アンテナA2が設置されている状態が示されているが、伝搬障害判定システムSは他の状況においても適用できる。例えば、第1アンテナA1及び第2アンテナA2のいずれかが設置されていない場合に、第1アンテナA1及び第2アンテナA2のいずれかを設置する位置の候補が適正であるか否かを判定してもよい。
図2に示すように、伝搬障害判定システムSは、伝搬障害判定装置1と、飛行制御装置2と、ドローンDとを備える。飛行制御装置2は、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の領域をドローンDに飛行させるための制御を行うサーバである。ドローンDは、例えばステレオカメラを有しており、複数の撮像画像を伝搬障害判定装置1に送信する。飛行制御装置2は、ドローンDから取得した複数の撮像画像を伝搬障害判定装置1に送信する。
伝搬障害判定装置1は、飛行制御装置2から取得した撮像画像に基づいて障害物の有無を判定するサーバである。伝搬障害判定装置1は、例えば飛行制御装置2から取得した複数の撮像画像に基づいて三次元データを作成し、作成した三次元データにおいてフレネルゾーンを特定する。伝搬障害判定装置1は、フレネルゾーンに含まれている障害物の位置、大きさ及び種別等のいずれかに基づいて、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の通信に及ぶ影響の大きさを推定する。伝搬障害判定装置1は、影響の大きさが所定の閾値以上である場合に、障害物があるという判定結果を出力する。
なお、飛行制御装置2は、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の領域に含まれる物体の位置及び大きさに関する情報を取得済である場合、物体のデータを除く三次元データをドローンDに取得させてもよい。例えば、飛行制御装置2は、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の領域の建物の三次元データを過去に取得済である場合、当該三次元データに含まれている建物の領域の撮像画像をドローンDに取得させない。そして、伝搬障害判定装置1は、過去に取得済の三次元データと、新たにドローンDが撮影した撮像画像に基づいて作成した三次元データとを合成して得られる三次元データに基づいて、障害物の有無を判定する。このようにすることで、ドローンDによる撮影時間が短縮され、送信するべき撮像画像のデータ量を削減することができる。
[伝搬障害判定装置1の機能構成]
図3は、伝搬障害判定装置1の機能構成を示す図である。伝搬障害判定装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。制御部13は、データ取得部131と、特定部132と、判定部133と、出力部134とを有する。
通信部11は、飛行制御装置2から撮像画像等のデータを受信するための通信インターフェースであり、例えばLAN(Local Area Network)コントローラを有する。通信部11は、飛行制御装置2から受信したデータをデータ取得部131に通知する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部12は、飛行制御装置2から受信した撮像画像を始めとする各種のデータを一時的に記憶するワークメモリとしても機能する。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、データ取得部131、特定部132、判定部133及び出力部134として機能する。
データ取得部131は、第1アンテナA1の位置又は第1アンテナA1が設置される位置の候補である第1位置と、第1アンテナA1が送信する電波を受信する第2アンテナA2の位置又は第2アンテナA2が設置される位置の候補である第2位置との間の領域の三次元データを取得する。データ取得部131は、例えば第1位置及び第2位置を示す位置情報を飛行制御装置2に送信し、飛行制御装置2が、位置情報が示す第1位置と第2位置との間の領域においてドローンDに撮像させた撮像画像に基づいて三次元データを作成することにより、三次元データを取得する。位置情報は、第1位置及び第2位置それぞれの緯度・経度と、地表面からの高さとを含んでいる。
飛行制御装置2が三次元データを作成する機能を有する場合、データ取得部131は、飛行制御装置2から三次元データを取得してもよい。この場合、データ取得部131は、例えば第1位置及び第2位置を示す位置情報を飛行制御装置2に送信し、第1位置と第2位置との間の領域の三次元データを取得する。三次元データには、少なくとも、第1位置と第2位置との間のフレネルゾーンが含まれているものとする。
特定部132は、データ取得部131が取得した三次元データに基づいて、第1位置と第2位置との間のフレネルゾーンに含まれる障害物を特定する。特定部132は、まず、三次元データにおける第1位置の座標及び第2位置の座標と、第1アンテナA1が送信する電波の波長λと、に基づいて、フレネルゾーンの境界位置の座標を特定する。特定部132は、三次元データにおける隣接する複数の画素間の画素値の変化量に基づいて輪郭線を検出し、フレネルゾーン内に物体の輪郭線を検出した場合に、輪郭線の内側に障害物が存在することを特定する。
図4は、フレネルゾーンの境界位置の座標を特定するための方法を説明するための図である。フレネルゾーンは、第1アンテナA1が送信した電波が第2アンテナA2に最短距離で到達する場合と、別経路で到達する場合との経路差が、電波の波長/2以内になる経路の軌跡内に作られる回転楕円体空間である。
図4においては、第1アンテナA1と第2アンテナA2との距離をd、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の任意の位置におけるフレネルゾーンの半径(以下、フレネル半径という場合がある)をR、第1アンテナA1から当該位置までの距離をd1、第2アンテナA2から当該位置までの距離をd2としている。この場合、第1アンテナA1と第2アンテナA2とを結ぶ直線の長さに相当する最短経路の長さと、当該位置を経由する第1アンテナA1から第2アンテナA2までの別経路(図4における一点鎖線の経路)の長さとの差である経路差がλ/2になるときのRが、当該位置におけるフレネルゾーンの半径となる。
具体的には、特定部132は、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の複数の位置それぞれに対して以下の式(1)及び式(2)を満たすRを算出することで、フレネル半径Rを算出する。
Figure 0006960895
Figure 0006960895
判定部133は、特定部132が特定した障害物の位置及び態様に基づいて、第1位置と第2位置との間の電波の伝搬に障害があるか否かを判定する。以下、判定部133による判定方法を詳細に説明する。
図5は、判定部133による判定処理のフローチャートである。
まず、判定部133は、近傍区間における障害物の有無を判定する(S1)。判定部133は、近傍区間内に障害物がないと判定した場合(S2においてNO)、非近傍区間内に障害物があるか否かを判定する(S3)。
図6は、近傍区間及び非近傍区間について説明するための図である。図6(a)は、第1アンテナA1の周辺を水平方向から視認した垂直方向のフレネルゾーンZを示す模式図である。図6(b)は、第1アンテナA1の周辺を鉛直方向から視認した水平方向のフレネルゾーンZを示す模式図である。第1アンテナA1の近傍区間は、例えば第1アンテナA1の空中線の開口面から見通し線L上で空中線の口径Φの10倍の距離までの区間である。非近傍区間は、近傍区間よりも第1アンテナA1から遠い区間である。
図6において斜線で示す、近傍区間内のフレネルゾーンZ内に障害物が存在する場合、障害物が電波の伝搬に与える影響が大きく、通信に支障が生じる蓋然性が高い。そこで、判定部133は、近傍区間内のフレネルゾーンZ内に障害物が存在すると判定した場合(S2におけるYES)、電波の伝搬に障害があると判定する(S9)。具体的には、判定部133は、第1アンテナA1の直径に基づいて定められる第1位置から所定の距離内の第1近傍区間内、及び第2アンテナA2の直径に基づいて定められる第2位置から所定の距離内の第2近傍区間内のフレネルゾーン内において特定部132が障害物を特定した場合、電波の伝搬に障害があると判定する。
続いて、判定部133は、近傍区間内のフレネルゾーンZ内に障害物が存在しないと判定した場合(S2におけるNO)、非近傍区間内のフレネルゾーンZ内に障害物が存在するか否かを判定する(S3)。具体的には、判定部133は、まず、垂直方向及び水平方向における、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の見通し線Lから、障害物の最高点までの距離h(以下、クリアランスhという場合がある)の値と、フレネルゾーンの半径Rとの関係に基づく係数U=h/Rにより算出する。
判定部133は、垂直方向及び水平方向のいずれの場合もU>1となるときに電波の伝搬に障害があると判定する。一方、判定部133は、垂直方向及び水平方向のいずれかにおいてU≦1となる位置が存在する場合、非近傍区間に障害物がないと判定する。
図7は、クリアランスhについて説明するための図である。判定部133は、水平方向におけるクリアランスhを、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の見通し線Lと障害物との水平方向の最短距離とする。また、判定部133は、第1アンテナA1の高さをh1、第2アンテナA2の高さをh2、障害物の高さをhs、第1アンテナA1から障害物までの距離をd1、第2アンテナA2から障害物までの距離をd2、第1アンテナA1と第2アンテナA2との距離をd、大気屈折率傾度の平均値をαとした場合、垂直方向のクリアランスhを以下の式(3)により算出する。
Figure 0006960895
非近傍区間に障害物がある場合、障害物の形状及び種別等によって、障害物が電波の伝搬に障害を与える程度が異なる。そこで、判定部133は、第1近傍区間内及び第2近傍区間内におけるフレネルゾーン内において特定部132が障害物を特定せず、第1近傍区間及び第2近傍区間以外の非近傍区間におけるフレネルゾーン内において特定部132が障害物を特定した場合(S4においてYES)、当該障害物による遮蔽損失に基づいて、電波の伝搬に障害があるか否かを判定する(S5)。判定部133は、非近傍区間に障害物がない場合、電波の伝搬に障害がないと判定する(S8)。
判定部133は、遮蔽損失に基づいて判定する場合、フレネルゾーンの断面積に対する、障害物がフレネルゾーンを遮蔽する面積の割合に基づいて遮蔽損失を決定する。判定部133は、遮蔽損失が第1閾値以下である場合(S5においてYES)、電波の伝搬に障害がないと判定する(S8)。一方、判定部133は、遮蔽損失が第1閾値よりも大きい第2閾値以上である場合(S6においてYES)、電波の伝搬に障害があると判定する(S9)。
具体的には、判定部133は、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の見通し線Lと直交する方向の障害物が存在する位置iにおける障害物の断面の面積Siと、当該位置におけるフレネルゾーンの断面積Sfiとの比を用いて、以下の式(4)により遮蔽損失L(dB)を算出する。
Figure 0006960895
判定部133は、遮蔽損失Lが1dBを超えない場合、電波の伝搬に障害がないと判定する。また、判定部133は、遮蔽損失Lが6dBを超える場合、電波の伝搬に障害があると判定する。判定部133は、いずれにも該当しない場合、すなわち遮蔽損失が1dB以上6dB以下である場合、判定部133は、遮蔽損失が第1閾値より大きく第2閾値より小さい場合、第1近傍区間及び第2近傍区間以外におけるフレネルゾーン内において特定部132が樹木を障害物として特定したことを条件として、電波の伝搬に障害があると判定する。
樹木においては、樹木内の伝搬距離をJ(m)、減衰定数をγ(dB/m)とした場合に、伝搬損失Jγが生じる。樹木は成長により、時間の経過とともに伝搬損失が大きくなることから、判定部133が、遮蔽損失が第1閾値より大きく第2閾値より小さい場合であっても、非近傍区間に樹木が存在する場合に電波の伝搬に障害があると判定することで、将来通信品質が劣化してしまうことを予防することができる。
判定部133は、第1近傍区間内及び第2近傍区間内におけるフレネルゾーン内において特定部が障害物を特定せず、第1近傍区間及び第2近傍区間以外におけるフレネルゾーン内において特定部132が樹木を障害物として特定した場合、特定部132が障害物として特定した樹木の種別に基づいて、電波の伝搬に障害があると判定してもよい。判定部133は、例えば特定部132が特定した樹木の種別が、樹木が特定された時点の樹木の高さが最大の高さであると予想される種別である場合、電波の伝搬に障害がないと判定する。一方、判定部133は、特定部132が特定した樹木が成長中の樹木であり、今後も成長が続くことが予想される種別である場合、電波の伝搬に障害があると判定する。
具体的には、判定部133は、特定部132が障害物として特定した樹木の種別に基づいて、時間の経過とともに当該樹木がフレネルゾーンを遮蔽する面積が所定の量以上増加すると推定される場合に、電波の伝搬に障害があると判定し、当該樹木がフレネルゾーンを遮蔽する面積が所定の量以上増加しないと推定される場合に、電波の伝搬に障害がないと判定する。判定部133がこのように樹木の種別に基づいて判定することで、必要以上に第2閾値を小さくしなくてもよいので、新たに第2アンテナA2を設置する場合に、第2アンテナA2を設置可能な候補エリアが広くなる。
出力部134は、判定部133が判定した結果を出力する。出力部134は、例えば、通信部11を介して、外部のコンピュータに対して判定結果を送信する。出力部134は、判定結果を紙に印刷したり、ディスプレイに表示させたりすることにより出力してもよい。
出力部134は、判定部133が電波の伝搬に障害があると判定した場合に、特定部132が特定した障害物の位置及び形状に基づいて、電波の伝搬に障害がなくなるように第1位置及び第2位置の少なくともいずれかを補正した補正位置を出力してもよい。出力部134が補正位置を出力するために、判定部133は、電波の伝搬に障害があると判定した場合に、第2アンテナA2の位置を変更し、第2アンテナA2が変更した後の位置にあるという条件で、図5のフローチャートに示した判定処理を実行する。判定部133は、電波の伝搬に障害がないと判定できるまで、第2アンテナA2の位置を変更しながら判定処理を繰り返す。このようにすることで、第2アンテナA2を建設する通信事業者が、短時間で第2アンテナA2を建設するべき位置を決定することが可能になる。
[変形例]
以上の説明においては、判定部133が、三次元データに基づいて、フレネルゾーン内に障害物が存在することを条件として電波の伝搬に障害があると判定したが、三次元データに障害物が含まれていない場合であっても、フレネルゾーン内に地表面が含まれている場合は、電波の伝搬に障害が発生するおそれがある。そこで、判定部133は、障害物の影響による障害がないと判定した場合であっても、フレネルゾーン内に地表面が含まれている場合、電波の伝搬に障害があると判定してもよい。
[伝搬障害判定装置1による効果]
以上説明したように、伝搬障害判定装置1は、ドローンDが生成した撮像画像に基づく三次元データに基づいて、第1アンテナA1の第1位置と第2アンテナA2の第2位置との間のフレネルゾーンに含まれる障害物の位置及び態様に基づいて、第1アンテナA1と第2アンテナA2との間の電波の伝搬に障害があるか否かを判定する。伝搬障害判定装置1がこのような構成を有することで、新たに建設された建物及び生育した樹木等の障害物の影響を考慮して電波障害の有無を判定しやすくなるので、電波障害の有無の判定精度を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 伝搬障害判定装置
2 飛行制御装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 データ取得部
132 特定部
133 判定部
134 出力部

Claims (12)

  1. 第1アンテナの位置又は前記第1アンテナが設置される位置の候補である第1位置と、前記第1アンテナが送信する電波を受信する第2アンテナの位置又は前記第2アンテナが設置される位置の候補である第2位置との間のフレネルゾーンを含む領域の三次元データを取得するデータ取得部と、
    前記三次元データにおける前記第1位置の座標及び前記第2位置の座標と、前記第1アンテナが送信する電波の波長と、に基づいて、前記フレネルゾーンの境界位置の座標を特定し、前記三次元データに基づいて前記フレネルゾーン内に障害物が存在することを特定する特定部と、
    前記第1アンテナの直径に基づいて定められる前記第1位置から所定の距離内の第1近傍区間内、及び前記第2アンテナの直径に基づいて定められる前記第2位置から所定の距離内の第2近傍区間内の前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定した場合、前記電波の伝搬に障害があると判定する判定部と、
    を有する伝搬障害判定装置。
  2. 前記判定部は、前記第1近傍区間内及び前記第2近傍区間内における前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定せず、前記第1近傍区間以外及び前記第2近傍区間以外における前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定した場合、当該障害物による遮蔽損失に基づいて、前記電波の伝搬に障害があるか否かを判定する、
    請求項に記載の伝搬障害判定装置。
  3. 前記判定部は、前記フレネルゾーンの断面積に対する、前記障害物が前記フレネルゾーンを遮蔽する面積の割合に基づいて前記遮蔽損失を決定する、
    請求項に記載の伝搬障害判定装置。
  4. 前記判定部は、前記遮蔽損失が第1閾値以下である場合に前記電波の伝搬に障害がないと判定し、前記遮蔽損失が前記第1閾値よりも大きい第2閾値以上である場合に前記電波の伝搬に障害があると判定する、
    請求項又はに記載の伝搬障害判定装置。
  5. 前記判定部は、前記遮蔽損失が前記第1閾値より大きく前記第2閾値より小さい場合、前記第1近傍区間以外及び前記第2近傍区間以外における前記フレネルゾーン内において前記三次元データに基づいて前記特定部が樹木特定したことを条件として、前記電波の伝搬に障害があると判定する、
    請求項に記載の伝搬障害判定装置。
  6. 前記判定部は、前記第1近傍区間内及び前記第2近傍区間内における前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定せず、前記第1近傍区間以外及び前記第2近傍区間以外における前記フレネルゾーン内において前記特定部が樹木特定した場合、前記フレネルゾーン内を撮影することにより作成された撮像画像を含む前記三次元データに基づいて特定した前記樹木の種別に基づいて、前記電波の伝搬に障害があると判定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の伝搬障害判定装置。
  7. 前記判定部は、前記特定部が特定した前記樹木の種別に基づいて、時間の経過とともに当該樹木が前記フレネルゾーンを遮蔽する面積が所定の量以上増加すると推定される場合に、前記電波の伝搬に障害があると判定し、当該樹木が前記フレネルゾーンを遮蔽する面積が所定の量以上増加しないと推定される場合に、前記電波の伝搬に障害がないと判定する、
    請求項に記載の伝搬障害判定装置。
  8. 前記判定部が前記電波の伝搬に障害があると判定した場合に、前記フレネルゾーン内を撮影することにより作成された撮像画像を含む前記三次元データに基づいて前記特定部が特定した前記障害物の位置及び形状に基づいて、前記電波の伝搬に障害がなくなるように前記第1位置及び前記第2位置の少なくともいずれかを補正した補正位置を出力する出力部をさらに有する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の伝搬障害判定装置。
  9. 前記判定部は、前記障害物の影響による障害がないと判定した場合であっても、前記フレネルゾーン内に地表面が含まれている場合、前記電波の伝搬に障害があると判定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の伝搬障害判定装置。
  10. 電波の伝搬障害の有無を判定する伝搬障害判定装置と、無人飛行体を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記無人飛行体に第1アンテナの位置又は前記第1アンテナが設置される位置の候補である第1位置と、前記第1アンテナが送信する電波を受信する第2アンテナの位置又は前記第2アンテナが設置される位置の候補である第2位置との間の領域を飛行させることにより、前記第1位置と前記第2位置との間のフレネルゾーンを含む領域の三次元データを取得させ、
    前記伝搬障害判定装置は、
    前記三次元データを取得するデータ取得部と、
    前記三次元データにおける前記第1位置の座標及び前記第2位置の座標と、前記第1アンテナが送信する電波の波長と、に基づいて、前記フレネルゾーンの境界位置の座標を特定し、前記三次元データに基づいて前記フレネルゾーン内に障害物が存在することを特定する特定部と、
    前記第1アンテナの直径に基づいて定められる前記第1位置から所定の距離内の第1近傍区間内、及び前記第2アンテナの直径に基づいて定められる前記第2位置から所定の距離内の第2近傍区間内の前記フレネルゾーン内において前記特定部が前記障害物を特定した場合、前記電波の伝搬に障害があると判定する判定部と、
    を有する、
    伝搬障害判定システム。
  11. 前記制御装置は、前記第1アンテナと前記第2アンテナとの間の領域に含まれる物体の位置及び大きさに関する情報を取得済である場合、前記物体のデータを除く前記三次元データを前記無人飛行体に取得させる、
    請求項10に記載の伝搬障害判定システム。
  12. コンピュータが実行する、
    第1アンテナの位置又は前記第1アンテナが設置される位置の候補である第1位置と、前記第1アンテナが送信する電波を受信する第2アンテナの位置又は前記第2アンテナが設置される位置の候補である第2位置との間のフレネルゾーンを含む領域の三次元データを取得するステップと、
    前記三次元データにおける前記第1位置の座標及び前記第2位置の座標と、前記第1アンテナが送信する電波の波長と、に基づいて、前記フレネルゾーンの境界位置の座標を特定し、前記三次元データに基づいて前記フレネルゾーン内に障害物が存在することを特定するステップと、
    前記第1アンテナの直径に基づいて定められる前記第1位置から所定の距離内の第1近傍区間内、及び前記第2アンテナの直径に基づいて定められる前記第2位置から所定の距離内の第2近傍区間内の前記フレネルゾーン内において前記障害物を特定した場合、前記電波の伝搬に障害があると判定するステップと、
    を有する伝搬障害判定方法。
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