JP6960245B2 - 信号通過予測システム - Google Patents

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Description

本発明は、信号通過予測システムに関し、特に、車両が青信号にて通過できるかの予測精度の向上に有効な技術に関する。
自動車の運転においては、走行先の信号を青信号によって通過することが交通渋滞などを軽減することになる。走行中の自動車が赤信号によって停止することを低減する技術としては、例えば運転者が青信号で信号機を通過できるように速度調整するべきか否かを直感的に判断することを可能とする技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、信号機の認識精度を向上させる技術として、例えば特許文献2がある。この特許文献2には、2以上の信号機が画像に写ることが予測される場合における信号機の検出精度を高める技術が記載されている。
特開2015−095136号公報 特開2016−038757号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術は、信号色を自動車などに搭載されたカメラが取得した画像を用いて取得している。同様に、特許文献2においては、信号機を自動車などに搭載されたカメラが撮影する画像を用いて認識している。
このように、自動車に搭載したカメラを用いて信号色を検出する技術では、信号機の画像を取得することができない恐れがある。例えば自車の前方に車高の高い車、具体的にはトラックやバスなどの大型車両などが走行している場合、あるいは悪天候などによって視界が著しく不良となった場合などである。
上記した状況では、信号機の画像が取得できない恐れがあり、その結果、信号色などが認識できない、あるいは信号色などの認識精度が低下してしまうといった問題が発生するという問題がある。
本発明の目的は、走行環境などの影響を受けることなく、高精度に信号機を青信号にて車両が通過できるかを予測することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、代表的な信号通過予測システムは、第1の車両情報取得送信部、距離算出部、時間算出部、および通過可否計算部を有する。第1の車両情報取得送信部は、対象の信号機を通過できるか否かが判定される車両である判定車両の判定走行情報を判定車両から取得して送信する。
距離算出部は、第1の車両情報取得送信部から送信される判定走行情報および信号機の信号位置情報に基づいて、判定車両から信号機までの距離を算出する。時間算出部は、判定車両が信号機に到達するまでの時間を計算する。
通過可否計算部は、判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定し、その判定結果を判定車両に送信する。第1の車両情報取得送信部が送信する判定走行情報は、判定車両の位置を示す位置情報および判定車両の走行速度を有する。
そして、時間算出部は、距離算出部が算出した距離および判定走行情報が有する判定車両の走行速度から判定車両が信号機に到達するまでの時間を計算する。
通過可否計算部は、時間算出部が算出した判定車両が信号機に到達するまでの時間および信号機の信号色が変わるまでの時間に基づいて、判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する。
また、代表的な信号通過予測システムは、信号機リアルタイム情報収集部および信号情報格納部を有する。信号機リアルタイム情報収集部は、道路上に設置される信号機が表示している信号色をリアルタイムに収集する。信号情報格納部は、信号機リアルタイム情報収集部が収集した信号色、および道路上に設置される信号機の制御情報である信号制御情報、および道路上に設置される信号機の設置位置を示す信号機の位置情報をそれぞれ格納する。
そして、通過可否計算部は、信号情報格納部に格納される信号色から対象の信号機が表示している信号色を判定し、信号情報格納部に格納される信号制御情報に基づいて、通過する信号機の信号色が他の信号色に変わるまでの時間を算出する。
さらに、代表的な信号通過予測システムは、順法走行判定テーブルを格納する情報格納部を有する。順法走行判定テーブルは、道路の位置情報、道路の位置情報に紐付けられる走行速度、および道路の位置情報に紐付けられる予め設定された前車との車間距離の情報を有する。
特に、通過可否計算部は、判定車両の位置情報に合致する道路の位置情報を順法走行判定テーブルから検索し、合致した道路の位置情報に紐付けられている走行速度よりも判定走行情報が有する判定車両の走行速度が低いと判定した際に判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
高精度に車両が判定対象の信号機を通過できるか否かを予測することができる。
一実施の形態による信号通過予測システムにおける構成の一例を示す説明図である。 図1の信号機リアルタイム情報収集部が生成する信号機位置情報テーブルの一例を示す説明図である。 図1の車両運行状態格納データベースに格納される走行情報の一例を示す説明図である。 図1の判定情報格納部に格納される順法走行判定テーブルの構成の一例を示す説明図である。 図1の信号通過予測システムによる信号機の通過可否予測における全体の処理の一例を示すフローチャートである。 図5のステップS101の処理である信号機情報の公開処理の一例を示すフローチャートである。 図5のステップS102の処理である路上車両情報の収集処理の一例を示すフローチャートである。 図5のステップS103の処理である通過可否判断処理の一例を示すフローチャートである。 図8のステップS408の処理により判定車両のカーナビゲーションシステムに表示される表示情報の表示の一例を示す説明図である。
実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
以下、実施の形態を詳細に説明する。
〈信号通過予測システムの構成例〉
図1は、一実施の形態による信号通過予測システム10における構成の一例を示す説明図である。
信号通過予測システム10は、図1に示すように、信号通過可否判断装置20、カーナビゲーションシステム30、サーバ25〜28、信号機制御装置40、信号機情報公開装置45、および車両運行情報装置50を有する。
信号通過可否判断装置20、サーバ25〜28、信号機情報公開装置45、および車両運行情報装置50は、インターネットなどの通信回線80にそれぞれ接続されている。また、カーナビゲーションシステム30は、インターネット通信装置31を通じて通信回線80にそれぞれ無線接続されている。信号機制御装置40は、インターネット通信装置41を通じて通信回線80に無線接続されている。
カーナビゲーションシステム30は、公道などを走行する車両60にそれぞれ設けられており、GPS(Global Positioning System)などを用いて車両60の現在位置を割り出し、地図データと照らし合わせて、表示画面上に走行経路などを表示して道案内を行うシステムである。
インターネット通信装置31は、カーナビゲーションシステム30に内蔵されている構成であってもよいし、あるいは、車両60に設けるようにしてもよい。または、スマートフォンなどの携帯通信端末をインターネット通信装置31として用いるようにしてもよい。
インターネット通信装置41においても、信号機制御装置40に設ける構成であってもよいし、あるいはインターネット通信装置41とは別体に設ける構成であってもよい。信号機制御装置40は、信号機42の動作を信号制御情報に基づいて制御する。この信号機制御装置40は、公道に設置された信号機42にそれぞれ設けられている。
なお、図1では、簡単化のため、1つの信号機制御装置40および信号機42のみを示しているが、実際には、信号機制御装置40が公道上に設置されたすべての信号機42にそれぞれ個別に設けられており、インターネット通信装置41を通じて通信回線80に接続される。
信号通過可否判断装置20は、信号機42の信号制御情報、および車両60の走行情報に基づいて、任意の信号機を青信号にて通過できるか否かを判断する。なお、信号制御情報および走行情報については、後述にて説明する。
この信号通過可否判断装置20は、自車−信号機間距離計算部21、通過可否判断シミュレーション計算部22、フィードバックデータ分析部23、および情報格納部である判定情報格納部24を有する。
距離算出部となる自車−信号機間距離計算部21は、信号制御情報および走行情報に基づいて、車両60と信号機42との距離を算出する。時間算出部および通過可否計算部となる通過可否判断シミュレーション計算部22は、自車−信号機間距離計算部21が算出した車両60と信号機42との距離、制御情報、走行情報、および判定情報格納部24に格納されている順法走行判定テーブルTB1に基づいて、車両60が青信号にて信号機42を通過可能か否かを判定する。なお、順法走行判定テーブルTB1については、図4にて後述する。
フィードバックデータ分析部23は、フィードバックされた学習データを分析して予測の精度を向上させる。判定情報格納部24は、例えばハードディスクドライブなどの記憶装置であり、前述した順法走行判定テーブルTB1などを格納する。
サーバ25〜28は、公道を走行する各車両60の走行情報を通信回線80を通じて取得する。車両60の走行情報は、該車両60に設けられるカーナビゲーションシステム30が取得し、インターネット通信装置31によって通信回線80に無線送信される。
なお、走行情報を取得するサーバ25〜28は、例えば自動車メーカ毎に設けられる。例えばサーバ25が自動車会社A社のサーバである場合、自動車会社A社の車両60から送信される走行情報は、すべて該サーバ25に送信されることになる。
なお、ここでは、自動車メーカ毎にサーバを設ける構成について説明したが、例えば車両60が有するカーナビゲーションシステム30のメーカ毎にサーバを設ける構成などであってもよいし、あるいはカーナビゲーションシステム30のメーカ毎および自動車メーカ毎にそれぞれ設ける構成であってもよい。または、メーカなどを区別することなく、すべての車両60の走行情報を1つのサーバに送信するようにしてもよい。
信号機情報公開装置45は、公道上に設置された各信号機42における信号情報を通信回線80を通じて収集する。この信号機情報公開装置45は、信号機リアルタイム情報収集部46および信号情報格納部である格納部47を有する。
信号機リアルタイム情報収集部46は、インターネット通信装置41から送信される上述した各信号機42の信号情報を通信回線80を通じて取得する。
ここで、信号情報は、例えば信号制御情報、信号位置情報、および信号リアルタイム情報からなる。信号制御情報は、信号機42の各表示色、すなわち青色、黄色、赤色の表示時間および順番のサイクルを示す情報である。信号機制御装置40は、この信号制御情報に基づいて、信号機42の動作を制御する。
信号位置情報は、信号機42が設置されている位置を示す情報である。この信号位置情報についても、信号機制御装置40が有する。信号リアルタイム情報は、信号機42が現在表示している信号色を示す情報である。
また、信号リアルタイム情報は、任意の間隔毎、例えば1秒毎に信号機制御装置40がインターネット通信装置41によって通信回線80に送信するものとする。なお、送信間隔については、特に制限はなく、1秒よりも短くてもよいし、長くてもよい。
信号機リアルタイム情報収集部46は、通信回線80を通じて収集した信号制御情報および信号リアルタイム情報を例えばハードディスクドライブなどからなる格納部47にそれぞれ格納する。また、信号機リアルタイム情報収集部46は、信号位置情報に基づいて、図2にて後述する信号機位置情報テーブルTB2を生成して格納部47に格納する。
ここでは、信号機制御装置40が送信した信号情報を信号機リアルタイム情報収集部46が取得する例について記載したが、例えば信号機リアルタイム情報収集部46が通信回線80を通じて各信号機制御装置40に対して信号情報の送信を要求するリクエスト信号を送信することにより、該信号情報を取得するようにしてもよい。
車両運行情報装置50は、車両運行状態格納データベース51およびプライバシ保護装置52を有する。車両運行状態格納データベース51は、サーバ25〜28が収集した走行情報を格納する。この走行情報については、図3にて説明する。
プライバシ保護装置52は、運転手などのプライバシを保護するために車両運行状態格納データベース51に格納された走行情報を匿名化処理して通信回線80に出力するものとする。
〈信号機位置情報テーブルの構成例〉
図2は、図1の信号機リアルタイム情報収集部46が生成する信号機位置情報テーブルTB2の一例を示す説明図である。
図2(a)は、信号機位置情報テーブルTB2におけるテーブル構造を示しており、図2(b)は、図2(a)に示す号機位置情報テーブルTB2のテーブルスキーマを示している。
信号機位置情報テーブルTB2は、公道上に設置された各信号機42の位置情報を示すテーブルであり、図2(a)に示すように、項目として、信号機ID、信号機名、位置(経度)、および位置(緯度)を有する構成からなる。これらの項目の意味は、図2(b)に示す通りであり、信号機IDは、信号機42にそれぞれ割り付けられた情報であり、信号機42を一意に特定する情報である。
信号機名は、一般的に付けられている信号機の名称、すなわち一般名称である。位置は、信号機42の位置を示す座標であり、ここでは、例えば経度と緯度とによって示されているものとする。
図2(a)において、信号機IDが「T0001」の信号機42は、信号機名が「大崎駅前東口交差点」であり、経度「139.728188」、緯度「35.620023」の座標に位置していることを示している。
〈走行情報の構成例〉
図3は、図1の車両運行状態格納データベース51に格納される走行情報の一例を示す説明図である。
図3(a)は、走行情報の構成例を示しており、図3(b)は、図3(a)に示す走行情報におけるテーブルスキーマを示している。
走行情報は、公道を走行している各々の車両60の運行状態を示す情報であり、図3(a)示すように、項目として、日時、ナンバープレート番号、位置(経度)、および位置(緯度)からなる。
これら項目の意味は、図3(b)に示す通りであり、日時は、車両60の位置情報を取得した日時であり、ナンバープレート番号は、車両60に付与されているグローバルでユニークな番号である。また、位置(経度)および位置(緯度)は、車両60の位置を示す座標であり、例えば経度と緯度によって示される。
〈順法走行判定テーブルの構成例〉
図4は、図1の判定情報格納部24に格納される順法走行判定テーブルTB1の構成の一例を示す説明図である。
図4(a)は、順法走行判定テーブルTB1の構成例を示しており、図4(b)は、図4(a)に示す順法走行判定テーブルTB1におけるテーブルスキーマを示している。
順法走行判定テーブルTB1は、車両60が青信号にて信号機を通過可能か否かを判定する際に用いられるテーブルであり、図4(a)示すように、項目として、位置(経度)、位置(緯度)、速度、前車車間距離、およびその他1〜3からなる。
これら項目の意味は、図4(b)に示す通りであり、位置(経度)および位置(緯度)は、道路の位置を示す座標であり、経度と緯度によって示される。速度は、道路の位置に紐付けされており、位置(経度)、位置(緯度)によって示された位置における道路の走行速度であり、例えば法定速度や制限速度などである。前車車間距離は、法令などによる条件が満たされる車間距離である。その他1〜その他3については、例えば上り坂などの道路の状態などの付記である。
〈信号通過予測システムの動作例〉
続いて、信号通過予測システム10による動作について説明する。
図5は、図1の信号通過予測システム10による信号機の通過可否予測における全体の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、信号通過予測システム10の信号機情報公開装置45が、信号機情報の公開処理を実行する(ステップS101)。そして、車両運行情報装置50が、判定する車両60の走行情報を収集する路上車両情報の収集処理を実行する(ステップS102)。
その後、信号通過可否判断装置20が、車両60が次に通過する信号機42を青信号で通過できるか否かを判断する通過可否判断処理を実行する(ステップS103)。
〈公開処理の処理例〉
続いて、図5のステップS101〜S103の処理について、詳細に説明する。
図6は、図5のステップS101の処理である信号機情報の公開処理の一例を示すフローチャートである。
まず、信号機情報公開装置45の信号機リアルタイム情報収集部46は、公道上に設置されている各信号機42の信号機位置情報を収集して、収集した信号機位置情報基づいて図2に示す信号機位置情報テーブルTB2を生成し、格納部47に格納する(ステップS201)。信号機位置情報は、上述したように信号機制御装置40がインターネット通信装置41から送信した信号機位置情報を通信回線80を通じて収集する。
そして、信号機リアルタイム情報収集部46は、同様に通信回線80を通じて各信号機42の信号制御情報を収集して、格納部47に格納する(ステップS202)。また、信号機制御装置40は、インターネット通信装置41から通信回線80を通じて信号機42が現在表示している信号色をある期間毎に送信する(ステップS203)。
信号機リアルタイム情報収集部46は、通信回線80を通じて信号機42が表示している信号色を受信すると、受信した信号色の情報を信号色情報として格納部47に格納する(ステップS204)。
以上により、信号機の通過可否の処理が終了となる。
〈路上車両情報の収集処理の処理例〉
続いて、図5のステップS102の処理について説明する。
図7は、図5のステップS102の処理である路上車両情報の収集処理の一例を示すフローチャートである。
まず、各車両60は、カーナビゲーションシステム30が収集した走行情報をインターネット通信装置31により通信回線80に送信する(ステップS301)。走行情報の送信間隔は、例えば1秒毎などの予め設定された任意の周期である。
サーバ25〜28は、車両60から送信された走行情報を通信回線80を通じて収集する(ステップS302)。先に説明したように、サーバ25〜28は、自動車メーカ毎に設けられたものであり、自動車メーカAのサーバは、自動車メーカAの車両60から送信された走行情報のみを収集する。
サーバ25〜28が取得した走行情報は、車両運行状態格納データベース51に格納される(ステップS303)。そして、信号通過可否判断装置20から走行情報の公開要求があると、プライバシ保護装置52によって該走行情報が匿名化されて公開される(ステップS304)。ここでは、例えば個人が特定されるナンバープレート番号などが匿名化処理される。
以上により、路上車両情報の収集処理が終了となる。
〈通過可否判断処理の処理例〉
続いて、図5のステップS103の処理について説明する。
図8は、図5のステップS103の処理である通過可否判断処理の一例を示すフローチャートである。
まず、信号機の通過可否を判定する車両60(以下、判定車両という)が有するカーナビゲーションシステム30は、判定走行情報を取得してインターネット通信装置31からサーバ25〜28のいずれかに送信する(ステップS401)。
ここで、判定車両が有するカーナビゲーションシステム30およびインターネット通信装置31により、第1の車両情報取得送信部が構成され、判定車両以外の車両が有するカーナビゲーションシステム30およびインターネット通信装置31により、第2の車両情報取得送信部が構成される。
この判定走行情報は、走行経路の次の信号機を青信号にて通過できるか否かの判定をユーザが知りたい場合に送信するものであり、例えば図3(a)に示す走行情報に加えて判定車両の走行速度を有する。判定走行情報の送信は、例えばカーナビゲーションシステム30の図示しない表示画面に表示されるボタンなどを押す。
あるいは、カーナビゲーションシステム30によって道案内が行われている場合には、該カーナビゲーションシステム30の案内経路上に設置されている信号機の通過判定を順次行うようにしてもよい。
ステップS401の処理にて送信された判定走行情報を受信したサーバは、受信した判定走行情報を信号通過可否判断装置20に送信する(ステップS402)。信号通過可否判断装置20の自車−信号機間距離計算部21は、ステップS402の処理によってサーバ25〜28のいずれかから送信された判定走行情報を受信すると、信号機情報公開装置45の格納部47から判定車両付近の信号機における信号機ID、位置、および信号制御情報を取得する(ステップS403)。
このステップS403の処理において、判定車両付近の信号機における信号機IDおよび位置については、格納部47に格納されている信号機位置情報テーブルTB2から取得し、判定車両付近の信号機の信号制御情報は、格納部47に格納されている信号制御情報から取得する。
続いて、自車−信号機間距離計算部21は、ステップS403の処理にて取得した情報から判定車両が走行している道路の進行方向に設置される信号機において、最も近い信号機42を通過可否判断対象の信号機として選択する(ステップS404)。
そして、自車−信号機間距離計算部21は、ステップS404の処理にて選択した信号機の位置情報および判定車両から取得した位置情報に基づいて、該信号機と判定車両との距離を算出する(ステップS405)。
続いて、通過可否判断シミュレーション計算部22は、通信回線80を通じて車両運行状態格納データベース51にアクセスし、判定車両の周辺に位置する車両60における走行情報を取得する(ステップS406)。
ここで、ステップS406の処理では、判定車両の周辺に位置する車両60における走行情報がプライバシ保護装置52によって匿名化処理が施された後に、通過可否判断シミュレーション計算部22に送信される。これにより、判定車両の周辺に位置している車両のプライバシを守ることができる。
通過可否判断シミュレーション計算部22は、ステップS405の処理にて算出した信号機と判定車両との距離、および判定走行情報に含まれる走行速度などから判定車両が対象の信号機に到達するまでの時間を計算する(ステップS407)。
続いて、通過可否判断シミュレーション計算部22は、ステップS407の処理にて算出した結果を判定情報格納部24に格納されている順法走行判定テーブルTB1に照らし合わせて通過可否を判断し、その判定結果を表示情報として通信回線80を通じて判定車両のカーナビゲーションシステム30に送信する(ステップS408)。
以上により、通過可否判断処理が終了となる。
このように、判定車両が判定対象の信号機42を青信号にて通過できるか否かを判定車両からリアルタイムで送信された走行状態、および判定対象の信号機42が表示する信号色を用いて判定することにより、高精度に通過の可否を判定することができる。
また、カメラなどを用いた画像認識などを不要とすることができるので、障害物となる前走車の有無などの判定車両の走行状態や天候などに左右されることなく、安定して信頼性の高い通過判定を実現することができる。
〈カーナビゲーションシステムの表示例〉
図9は、図8のステップS408の処理により判定車両のカーナビゲーションシステム30に表示される表示情報の表示の一例を示す説明図である。
この図9では、ステップS408の処理にて通過判定対象の信号機を青信号にて通過できると判断された際に該判定車両のカーナビゲーションシステム30が有するディスプレイ32に表示される表示情報の表示例を示している。
判定情報は、図9に示すように、例えばディスプレイ32の左上方に形成される表示ウィンドウ33に表示される。
表示ウィンドウ33の上方から下方にかけて、通過情報、信号色情報、順法運転情報、および先行車情報がそれぞれ表示される。通過情報は、判定車両が判定対象の信号機を青信号にて通過できるか否かを示す情報である。図9では、判定車両が判定対象の信号機を青信号にて通過できる場合を示しているので、「通過可能」が表示されている。
信号色情報は、判定対象の信号機の信号色が変化するまでの時間を示す情報であり、図9では、「黄色になるまで15秒」と表示されている。順法運転情報は、判定車両が順法運転しているか否か示す情報であり、図9では、判定車両の素行速度として「速度は30km/h以下」、前車車間距離が「前車車間距離25m」と表示されている。先行車情報は、判定車両の前を走行する車両数を示す情報であり、図9では、「前方に2台車あり」と表示されている。
通過情報は、図8のステップS408の処理による判定結果である。これは、判定車両の走行速度と判定対象の信号機までの距離から算出することができる。信号色情報は、図8のステップS403の処理にて格納部47から取得した信号情報に含まれる信号制御情報および信号リアルタイム情報から算出する。
具体的には、信号リアルタイム情報から信号機が青信号に変化してから現在までの経過時間を知ることができる、また、信号制御情報によって青信号の表示時間がわかるので、表示時間から経過時間を減算すれば、表示色が黄色になるまでの時間を求めることができる。同様に、信号機の表示色が赤色から青色に変わるまでの時間も求めることができる。
順法運転情報は、判定車両から送信される判定走行情報と判定車両が走行している道路に紐付けされた順法走行判定テーブルTB1の速度とを照らし合わせて判定する。
また、先行車情報は、図8のステップS406の処理にて取得した判定車両の周辺に位置する車両60における走行情報から判定対象の信号機までの前走車の数を算出することができる。
ここで、判定車両の走行速度が、図4(a)に示す順法走行判定テーブルTB1の速度よりも高いと判定した場合には、順法運転情報に速度を落とす旨の警告を表示するようにしてもよい。同様に、
図4(a)に示す順法走行判定テーブルTB1の前車車間距離に基づいて、判定車両と前車車間距離が推奨車間距離よりも短いと判定した場合には、前車との車間距離を開ける旨の警告を表示するようにしてもよい。
これらの警告が表示された場合、いずれも場合においても、通過情報の表示は、例えば通行不可と表示される。これらにより、運転者に順法運転を促すことができるので、判定車両の交通安全に寄与することができる。
上述した表示情報は、上述したように、ステップS408の処理において、通過可否判断シミュレーション計算部22が生成して通信回線を通じて判定車両が有するカーナビゲーションシステム30に送信する。
また、判定車両のカーナビゲーションシステム30は、該判定車両が判定対象の信号機42を通過できたか否かの情報をフィードバックデータとしてインターネット通信装置31から通信回線80を通じてフィードバックデータ分析部23に送信する。
フィードバックデータ分析部23は、例えば人工知能などの学習装置からなり、受信したフィードバックデータは、学習装置のインプットデータ、すなわち学習データとして用いられる。
この学習データを分析は、例えば判定対象の信号機42において、直進する車、右折する車、左折する車の数の割合に時間帯や曜日によって相関はないかなどを分析して学習する。
以上により、判定車両が判定対象の信号機42を通過できるか否かの判定を走行状態や天候などに左右されずに、高精度に予測することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
10 信号通過予測システム
20 信号通過可否判断装置
21 自車−信号機間距離計算部
22 通過可否判断シミュレーション計算部
23 フィードバックデータ分析部
24 判定情報格納部
25 サーバ
26 サーバ
27 サーバ
28 サーバ
30 カーナビゲーションシステム
31 インターネット通信装置
32 ディスプレイ
33 表示ウィンドウ
40 信号機制御装置
41 インターネット通信装置
42 信号機
45 信号機情報公開装置
46 信号機リアルタイム情報収集部
47 格納部
50 車両運行情報装置
51 車両運行状態格納データベース
52 プライバシ保護装置
60 車両
80 通信回線

Claims (12)

  1. 車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する信号通過予測システムであって、
    対象の信号機を通過できるか否かが判定される車両である判定車両の判定走行情報を前記判定車両から取得して送信する第1の車両情報取得送信部と、
    前記第1の車両情報取得送信部から送信される判定走行情報および前記信号機の信号位置情報に基づいて、前記判定車両から前記信号機までの距離を算出する距離算出部と、
    前記判定車両が前記信号機に到達するまでの時間を計算する時間算出部と、
    前記判定車両が前記信号機を青信号にて通過できるか否かを判定し、その判定結果を前記判定車両に送信する通過可否計算部と、
    順法走行判定テーブルを格納する情報格納部と、
    を有し、
    前記第1の車両情報取得送信部が送信する前記判定走行情報は、前記判定車両の位置を示す位置情報および前記判定車両の走行速度を有し、
    前記時間算出部は、前記距離算出部が算出した距離および前記判定走行情報が有する前記判定車両の走行速度から前記判定車両が前記信号機に到達するまでの時間を計算し、
    前記通過可否計算部は、前記時間算出部が算出した前記判定車両が前記信号機に到達するまでの時間および前記信号機の信号色が変わるまでの時間に基づいて、前記判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定
    前記順法走行判定テーブルは、道路の位置情報、前記道路の位置情報に紐付けられる法定速度または制限速度、および前記道路の位置情報に紐付けられる予め設定された前車との車間距離の情報を有し、
    前記通過可否計算部は、前記判定車両の前記位置情報に合致する前記道路の位置情報を前記順法走行判定テーブルから検索し、合致した前記道路の位置情報に紐付けられている前記法定速度または前記制限速度よりも前記判定走行情報が有する前記判定車両の走行速度が低いと判定した際に前記判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する、信号通過予測システム。
  2. 請求項1記載の信号通過予測システムにおいて、
    道路上に設置される信号機が表示している信号色をリアルタイムに収集する信号機リアルタイム情報収集部と、
    前記信号機リアルタイム情報収集部が収集した信号色、および道路上に設置される前記信号機の制御情報である信号制御情報、および道路上に設置される前記信号機の設置位置を示す信号機の位置情報をそれぞれ格納する信号情報格納部と、
    を有し、
    前記通過可否計算部は、前記信号情報格納部に格納される前記信号色から対象の信号機が表示している信号色を判定し、前記信号情報格納部に格納される前記信号制御情報に基づいて、通過する前記信号機の信号色が他の信号色に変わるまでの時間を算出する、信号通過予測システム。
  3. 請求項記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記通過可否計算部は、前記道路の位置情報に紐付けられる前記法定速度または前記制限速度よりも前記判定走行情報が有する前記判定車両の走行速度が高いと判定した際に、前記判定車両にアラートを送信する、信号通過予測システム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の信号通過予測システムにおいて、
    道路を走行している車両の走行情報を前記車両から取得して送信する第2の車両情報取得送信部と、
    前記第2の車両情報取得送信部が取得した前記走行情報を格納する車両運行状態格納データベースと、
    を有し、
    前記第2の車両情報取得送信部が前記車両から取得する前記走行情報は、少なくとも前記車両の位置を示す位置情報および前記位置情報を取得した際の日時を有し、
    前記通過可否計算部は、前記判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する際に、前記車両運行状態格納データベースを参照して前記判定車両の前を走行する前走の車両が有るか否かおよび前記前走の車両の台数を算出し、その算出結果を前記判定車両に送信する、信号通過予測システム。
  5. 請求項記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記通過可否計算部は、前記判定車両の前を走行する車両があると判定した際に、前記車両運行状態格納データベースに格納される前記車両の位置情報と前記判定車両の位置情報とに基づいて、前記前走の車両と前記判定車両との車間距離を算出し、算出した前記車間距離が順法走行判定テーブルに格納される車間距離よりも短い場合に、前記判定車両にアラートを送信する、信号通過予測システム。
  6. 請求項または記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記通過可否計算部が前記車両の前記走行情報を参照する際に、前記車両運行状態格納データベースに格納されている前記走行情報を、運転手のプライバシが保護されるように匿名化処理するプライバシ保護装置を有する、信号通過予測システム。
  7. 請求項のいずれか1項に記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記判定車両が対象の前記信号機を通過できたか否かの結果を示す走行結果から相関関係を分析するフィードバックデータ分析部を有し、
    前記第1の車両情報取得送信部は、前記フィードバックデータ分析部に前記走行結果を送信し、
    前記通過可否計算部は、前記フィードバックデータ分析部が分析した結果および算出した前記信号機に到達するまでの時間と前記信号機の信号色が変わるまでの時間とに基づいて、前記判定車両が前記信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する、信号通過予測システム。
  8. 請求項1または2記載の信号通過予測システムにおいて、
    道路を走行している車両の走行情報を前記車両から取得して送信する第2の車両情報取得送信部と、
    前記第2の車両情報取得送信部から送信される前記車両の前記走行情報を取得するサーバと、
    前記サーバが取得した前記車両の前記走行情報を格納する車両運行状態格納データベースと、
    を有し、
    前記サーバが取得する前記車両の前記走行情報は、少なくとも前記車両の位置を示す位置情報および前記位置情報を取得した際の日時を有し、
    前記通過可否計算部は、前記判定車両が対象の前記信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する際に、前記車両運行状態格納データベースを参照して前記判定車両の前を走行する前記車両が有るか否かおよび前記車両の台数を算出し、その算出結果を前記判定車両に送信する、信号通過予測システム。
  9. 請求項記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記サーバは、前記車両の属性毎または前記第1および前記第2の車両情報取得送信部の属性毎に設けられる、信号通過予測システム。
  10. 請求項または記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記通過可否計算部は、前記判定車両の前を走行する車両があると判定した際に、前記車両運行状態格納データベースに格納される前記車両の位置情報と前記判定車両の位置情報とに基づいて、前記車両と前記判定車両との車間距離を算出し、算出した前記車間距離が順法走行判定テーブルに格納される車間距離よりも短い場合に、前記判定車両にアラートを送信する、信号通過予測システム。
  11. 請求項または記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記通過可否計算部が前記車両の走行情報を参照する際に、前記車両運行状態格納データベースに格納されている走行情報を、運転手のプライバシが保護されるように匿名化処理するプライバシ保護装置を有する、信号通過予測システム。
  12. 請求項〜1のいずれか1項に記載の信号通過予測システムにおいて、
    前記判定車両が前記信号機を通過できたか否かの結果を示す走行結果から相関関係を分析するフィードバックデータ分析部を有し、
    前記第1の車両情報取得送信部は、前記フィードバックデータ分析部に前記走行結果を送信し、
    前記通過可否計算部は、前記フィードバックデータ分析部が分析した結果および算出した前記信号機に到達するまでの時間と前記信号機の信号色が変わるまでの時間とに基づいて、前記判定車両が信号機を青信号にて通過できるか否かを判定する、信号通過予測システム。
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