JP2019159991A - 制御装置、送信装置、制御方法、送信方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

制御装置、送信装置、制御方法、送信方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Yusuke Soga
祐介 曽我
洋人 河内
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洋人 河内
隆真 亀谷
Ryushin Kametani
隆真 亀谷
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Tomoyuki Nohara
友幸 野原
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Abstract

【課題】車線の幅方向における移動体の走行位置を制御できるようにする。【解決手段】制御装置10は、取得部110及び制御部120を備えており、車線Rを移動する移動体80を制御する。取得部110は、車線Rの幅方向における移動体80が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得する。制御部120は、位置特定情報を用いて移動体80の走行位置を制御する。取得部110は、さらに車線Rの幅方向における移動体80の位置を示す移動体位置情報を取得する。そして制御部120は、さらにこの移動体位置情報を用いて移動体80の走行位置を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、送信装置、制御方法、送信方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
近年は、車両などの移動体を自動で移動させる(自動運転)ための技術開発が進められている。自動運転の対象となり得る移動体の一つに、道路の劣化状態を検査するための車両がある。このような移動体に関する技術の一つに、特許文献1に記載されて技術がある。特許文献1に記載の技術は、移動体の高さ方向の加速度を取得し、この加速度のピーク情報を用いて路面状態を評価するものである。
特開2017−128979号公報
移動体を車線に沿って移動させる場合、車線の幅方向において、移動体の走行位置を制御することが好ましい場合がある。一例として、移動体の属性によっては、車線の幅方向においてほぼ同じ場所を移動体が繰り返し走行するように制御することが好ましい場合がある。
本発明が解決しようとする課題としては、車線の幅方向における移動体の走行位置を制御できるようにすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、車線を移動する移動体を制御する制御装置であって、
前記車線の幅方向における前記移動体が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得する取得部と、
前記位置特定情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する制御部と、
を備える制御装置である。
請求項11に記載の発明は、
路面の検査装置を有している一つまたは複数の検査車両の、第1車線の幅方向における通過位置の履歴を示す履歴情報を取得し、前記履歴情報を用いて、前記第1車線の幅方向においていずれかの前記検査車両が通過すべき位置を特定するための位置特定情報を生成する位置特定情報生成部と、
前記位置特定情報を前記いずれかの検査車両に送信する送信部と、
を備える送信装置である。
請求項14に記載の発明は、コンピュータが、
車線の幅方向における移動体が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得し、
前記位置特定情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する移動体の制御方法である。
請求項15に記載の発明は、コンピュータが、
路面の検査装置を有している一つまたは複数の検査車両の、第1車線の幅方向における通過位置の履歴を示す履歴情報を取得し、
前記第1車線の幅方向においていずれかの前記検査車両が通過すべき位置を特定するための位置特定情報を、前記履歴情報を用いて生成し、
前記位置特定情報を前記いずれかの検査車両に送信する、送信方法である。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、
車線の幅方向における移動体が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得する機能と、
前記位置特定情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する機能と、
を実行させるプログラムである。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、
路面の検査装置を有している一つまたは複数の検査車両の、第1車線の幅方向における通過位置の履歴を示す履歴情報を取得する機能と、
前記第1車線の幅方向においていずれかの前記検査車両が通過すべき位置を特定するための位置特定情報を、前記履歴情報を用いて生成する機能と、
前記位置特定情報を前記いずれかの検査車両に送信する機能と、
を実行させるプログラムである。
請求項18に記載の発明は、請求項16又は17に記載のプログラムを記憶した記憶媒体である。
実施形態に係る制御装置及び送信装置を、その使用環境とともに示す図である。 制御装置が搭載された移動体を、車線とともに示す図である。 制御装置の機能構成を示す図である。 制御部による移動体の制御の一例を説明するための図である。 送信装置の機能構成を示す図である。 制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 変形例に係る制御装置の機能構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る制御装置10及び送信装置50を、その使用環境とともに示す図である。図2は、制御装置10が搭載された移動体80を、車線Rとともに示す図である。移動体80は、例えば自動車や自動2輪などの車両である。制御装置10は、移動体80の移動を制御するための装置であり、例えば移動体80を自動で移動させる(自動運転)ための装置である。移動体80は道路の少なくとも一部である車線Rを走行しているが、制御装置10は、移動体80の少なくとも車線Rにおける幅方向(図2におけるY方向)の走行位置を制御する。
移動体80は、例えば車線Rの状態を検査する車両である。この場合、移動体80は検査装置70を搭載している。検査装置70は車線Rの例えば路面を検査する装置であり、その検査方法は様々である。一例として、検査装置70は、光学測距方式により、路面を検査する。また、検査装置70は、特許文献1に記載の方法を用いて路面を検査してもよい。さらに検査装置70は、移動体80の走行音を収集し、この走行音を解析することにより路面を検査してもよい。検査装置70は、検査結果を記憶装置に記憶させる。この記憶装置は、検査装置70に内蔵されていてもよいし、検査装置70の外部に位置していてもよい。
ここで、検査装置70は、路面の検査結果に影響を与える因子に関する情報、例えば天候情報及び日時の少なくとも一方を、検査結果に紐づけて記憶してもよい。さらに検査装置70は、移動体80に速度を、検査結果に紐づけて記憶してもよい。
移動体80が車線Rの路面を検査する車両である場合、検査装置70による測定結果は、車線Rの幅方向における移動体80の位置によって変わる可能性がある。このため、車線Rの幅方向における移動体80の位置は制御されることが好ましい。一例として、車線Rの路面の経時的な変化を把握する場合、検査装置70を有する移動体80は、車線Rの幅方向において同じ位置を通るのが好ましい場合がある。そこで、制御装置10は、移動体80の少なくとも車線Rにおける幅方向の走行位置を制御する。
本実施形態において、車線Rの幅方向において移動体80が走行すべき位置を特定するための情報(以下、位置特定情報と記載)は、送信装置50、すなわち制御装置10の外部の装置から送信される。制御装置10は、この位置特定情報が示す位置(目標位置S)に沿うように、車線Rの幅方向における移動体80の位置を制御する。
送信装置50は、履歴記憶部60が記憶している情報を読み出して使用することができる。履歴記憶部60には、複数の道路の各車線それぞれについて、その車線を走行した移動体80の走行履歴が記憶されている。この走行履歴は、少なくとも車線の幅方向における走行位置を特定するための情報を含んでいる。送信装置50は、この走行履歴を用いて、上記した位置特定情報を生成する。履歴記憶部60は、例えばストレージサーバであるが、送信装置50の一部であってもよい。
制御装置10と送信装置50は、例えば通信網を介して接続される。この通信網の少なくとも一部は無線通信網である。この通信網の少なくとも一部は、物理的又は論理的な専用回線であってもよい。
制御装置10は、移動体80の車線Rにおける幅方向の走行位置を制御する際、移動体80の車線Rの幅方向における現在の位置を示す情報(以下、移動体位置情報と記載)を用いる。移動体80は、制御装置10の他に、撮像装置20及び画像処理装置22、GPS受信装置30及び処理装置32、並びに測定装置40の少なくとも一つを有している。移動体位置情報は、撮像装置20及び画像処理装置22、GPS受信装置30及び処理装置32、並びに測定装置40の少なくとも一つを用いて生成される。これらが行う処理の詳細については、後述する。
図3は、制御装置10の機能構成を示す図である。制御装置10は、取得部110及び制御部120を有している。
取得部110は、上記した位置特定情報を取得する。上記したように、移動体位置情報は、撮像装置20及び画像処理装置22、GPS受信装置30及び処理装置32、並びに測定装置40の少なくとも一つを用いて生成される。
撮像装置20は、移動体80の前方を撮像して動画を生成する。この動画を構成するフレーム画像は、車線Rを含んでいる。そして撮像装置20は、少なくとも一つのフレーム画像を解析することにより、車線Rの幅方向における移動体80の位置を特定する。車線Rは、走行路に描かれた線L(例えば白線や黄色線:図2参照)を用いて定義されている。撮像装置20は、例えば、フレーム画像を処理することにより、フレーム画像内における線Lの位置を検出する。そして、撮像装置20は、この位置を用いて、車線Rの幅方向における移動体80の位置を算出する。
GPS受信装置30は、移動体80の位置を特定するためのGPS情報を受信する。処理装置32は、地図情報、及びGPS受信装置30が受信したGPS情報を用いて、車線Rの幅方向における移動体80の位置を特定する。例えば、地図情報は、車線の位置を示す情報、例えば車線Rの幅方向の両端を示す緯度経度情報を含んでいる。処理装置32は、GPS情報を処理することにより、移動体80の位置の緯度経度を算出する。そして処理装置32は、この緯度経度、及び地図情報に含まれる緯度経度情報を用いることにより、車線Rの幅方向における移動体80の位置を算出する。なお、GPS受信装置30が用いる地図情報は、移動体80に搭載された記憶媒体に記憶されていてもよいし、移動体80の外部の装置から通信網を介して送信されてきてもよい。
また、図2に示すように、車線Rの横には、交通標識MやガードレールGなどの構造物が位置している。測定装置40は、例えばLiDAR(Light Detection and Ranging)を有しており、移動体80の前方または側方を向いている。測定装置40は、上記した構造物から移動体80までの距離を測定する。測定装置40は、この測定結果を用いて、車線Rの幅方向における移動体80の位置を算出する。車線Rの幅方向の少なくとも一端と上記した構造物との相対位置を特定できる情報を上記した地図情報が含んでいる場合、測定装置40は、さらに地図情報を用いて移動体80の位置を算出してもよい。
なお、撮像装置20が撮像したフレーム画像にガードレールGや交通標識Mなどの構造物が含まれている場合、画像処理装置22は、フレーム画像を解析することにより、この構造物から移動体80までの距離を算出してもよい。この場合、画像処理装置22が車線Rの幅方向における移動体80の位置を算出できるため、移動体80は測定装置40を有していなくてもよい。
制御部120は、取得部110が取得した位置特定情報及び移動体位置情報を用いて移動体80の走行位置を制御する。具体的には、制御部120は、位置特定情報を基準に、車線Rの幅方向において移動体位置情報が位置すべき領域を定め、この領域の中に移動体位置情報が位置するように、移動体80の移動を制御する。
図4は、制御部120による移動体80の制御の一例を説明するための図である。本図において、制御装置10は、位置特定情報が示す目標位置Sを中心に、一方の側に第1の幅W1を加え、さらに逆側に第2のW2を加えることにより、目標範囲Aを設定する。そして制御装置10は、この目標範囲Aに移動体80の基準位置が含まれるように、移動体80を制御する。第1の幅W1及び第2の幅W2は、互いに同一であってもよいし、第1の幅W1が第2の幅W2より狭くてもよいし、逆に第1の幅W1が第2の幅W2より広くてもよい。
なお、制御装置10は、上記した移動体位置情報を、履歴記憶部60を管理する装置(例えば送信装置50)に送信する。送信された移動体位置情報は、履歴記憶部60が記憶する走行履歴を更新するために用いられる。制御装置10は、バッチ処理によって移動体位置情報を送信してもよいし、リアルタイムに移動体位置情報を送信してもよい。制御装置10は、移動体位置情報を送信する際、その制御装置10を識別する情報、その制御装置10が搭載されている移動体80を識別する情報、又はこの移動体80の属性を特定するための情報を、移動体位置情報に紐づけて送信してもよい。この場合、履歴記憶部60を管理する装置は、これらの情報を、この移動体位置情報に対応する走行履歴に対応付けて履歴記憶部60に記憶させる。
図5は、送信装置50の機能構成を示す図である。送信装置50は、位置特定情報生成部510及び送信部520を備えている。位置特定情報生成部510は、履歴記憶部60が記憶している走行履歴を用いて、位置特定情報、すなわち車線Rの幅方向において移動体80が走行すべき位置を特定するための情報を生成する。位置特定揖情報は、例えば移動体80の基準部分、例えば中心が通過すべき位置を示している。そして位置特定情報は、この位置を、例えば車線Rを定義する線からの幅方向の距離で示していてもよいし、緯度経度情報を用いて示していてもよいし、他の形式で示していてもよい。送信部520は、位置特定情報を制御装置10に送信する。
履歴記憶部60が記憶している走行履歴は、例えば、その車線を走行した移動体80の軌跡を示す情報を含んでいる。この場合、その車線をある移動体80が走行すると、走行履歴には、その移動体80の軌跡を示す情報が追加される。この処理においては、上記した移動体位置情報が用いられる。またこの走行履歴は、車線を幅方向に複数の区間に分割するとともに長手方向に複数の区間に分割し、区間ごとに走行した移動体80の数を積算した情報を含んでいてもよい。この場合、その車線を移動体80が走行すると、その移動体80が通行した区間の積算値が一つ増加する。なお、走行履歴は、上記したように、各移動体80から送信された移動体位置情報を用いて更新される。
履歴記憶部60が記憶している走行履歴には、その移動体80を特定する情報が紐づけられていてもよいし、その移動体80の属性(例えば検査用の車両であること)を示す情報が紐づけられていてもよいし、その移動体80に設けられた制御装置10を特定する情報が紐づけられていてもよい。この場合、送信装置50は、位置特定情報を算出する際に、対象となっている車線の走行履歴を、さらに、位置特定情報の送信先となる移動体80の属性を用いて絞ってもよい。例えば、位置特定情報の送信先となる移動体80が検査用の車両である場合、送信装置50は、検査用の車両の走行履歴を抽出し、抽出した走行履歴を用いて位置特定情報を算出する。
例えば、送信装置50の位置特定情報生成部510は、検査装置70を有する移動体80に対しては、前回と同じ位置を通るような位置特定情報を生成する。この場合、複数の移動体80が同じ位置を通るようにしてもよい。この場合、位置特定情報生成部510は、車線Rの幅方向において、複数の移動体80の通過位置の少なくとも一部が互いに重なるように、位置特定情報を生成する。また、位置特定情報生成部510は、複数の移動体80は互いに異なる場所を通るが、同一の移動体80については前回と同じ場所を通るようにしてもよい。また、送信装置50は、移動体80が前回とは異なる場所を通るような移動体位置情報を生成してもよい。言い換えると、位置特定情報生成部510は、車線Rの幅方向において、複数の移動体80の通過位置が互いに異なるように位置特定情報を生成する
なお、送信装置50は、予め、制御装置10から移動体80の移動予定の経路を示す情報を受信しておき、この情報を用いて当該移動経路における位置特定情報を算出して制御装置10に送信しておくのが好ましい。ただし、送信装置50が位置特定情報を算出するタイミングはこれに限定されない。また、送信装置50が位置特定情報を制御装置10に送信するタイミングも、これに限定されない。
図6は、制御装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置10の主な構成は、集積回路を用いて実現される。この集積回路は、バス402、プロセッサ404、メモリ406、ストレージデバイス408、入出力インタフェース410、及びネットワークインタフェース412を有する。バス402は、プロセッサ404、メモリ406、ストレージデバイス408、入出力インタフェース410、及びネットワークインタフェース412が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ404などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ404は、マイクロプロセッサなどを用いて実現される演算処理装置である。メモリ406は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現されるメモリである。ストレージデバイス408は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどを用いて実現されるストレージデバイスである。
入出力インタフェース410は、制御装置10を周辺デバイスと接続するためのインタフェースである。本図において、入出力インタフェース410には画像処理装置22、処理装置32、及び測定装置40が接続されている。
ネットワークインタフェース412は、制御装置10を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えばCAN(Controller Area Network)通信網、及び移動体80の外部の通信網である。ネットワークインタフェース412は、制御装置10の取得部110の一例であり、送信装置50と通信を行う。なお、ネットワークインタフェース412が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ストレージデバイス408は、制御装置10の各機能要素を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ404は、このプログラムモジュールをメモリ406に読み出して実行することで、制御装置10の各機能を実現する。
なお、上記した集積回路のハードウェア構成は本図に示した構成に限定されない。例えば、プログラムモジュールはメモリ406に格納されてもよい。この場合、集積回路は、ストレージデバイス408を備えていなくてもよい。
また、送信装置50のハードウェア構成も、図6に示した制御装置10のハードウェア構成と同様である。なお、送信装置50の入出力インタフェース410は、画像処理装置22、処理装置32、及び測定装置40には接続せず、その代わりに履歴記憶部60と接続する。なお、送信装置50はネットワークインタフェース412を介して履歴記憶部60に接続してもよい。
以上、本実施形態によれば、制御装置10は、車線Rの幅方向における移動体80の走行位置を制御することができる。この際、移動体80が走行すべき位置を特定するための位置特定情報は、送信装置50によって生成される。送信装置50は、その車線Rにおける移動体80の走行履歴を用いて、位置特定情報を生成する。このため、車線Rの幅方向における移動体80の走行位置は、適切な位置に制御される。
(変形例)
図7は、変形例に係る制御装置10の機能構成を示す図である。本変形例に係る制御装置10は、記憶部130を備えている点を除いて、実施形態に係る制御装置10と同様の構成である。
上記したように制御装置10は、位置特定情報が示す位置に沿って、移動体80を移動させる。しかし、位置特定情報が示す位置に沿って移動できない区間が生じる可能性がある。このような区間が生じる場合としては、例えば、車線Rに障害物が存在している場合、救急車、パトカー、又は消防車などの緊急車両が近づいていた場合、歩行者、自転車、又は自動2輪が近づいていた場合、及び工事などによってその車線を通行できない区間が生じていた場合などがある。これに対して本変形例に係る制御装置10は、そのような区間を特定する情報(以下、非制御区間情報と記載)を記憶する。
詳細には、制御装置10は、例えば撮像装置20が生成したフレーム画像や測定装置40の測定結果を用いて、緊急車両、歩行者、自転車、又は自動2輪が近づいていることや、障害物が車線に位置することを検知する。そして制御部120は、これらが検知されると、これらを回避するように移動体80を移動させる。その結果、移動体80が位置特定情報に従って移動できなかった区間が生じる。この場合、制御部120は、非制御区間情報を生成する。
また、制御装置10は、記憶部130(記憶装置)を有している。10の制御部120は、記憶部130に、非制御区間情報を記憶させる。さらに制御部120は、その区間が生じた理由を特定するための情報(以下、理由情報と記載)を取得し、非制御区間情報に紐づけて記憶させてもよい。理由情報は、制御装置10に接続された入力装置を介して、移動体80の搭乗者が入力してもよいし、交通規制情報を用いて制御部120が生成してもよい。後者の場合、制御装置10は、例えば無線通信によって交通規制情報を受信する。
移動体80が検査装置70を有している場合、制御装置10の制御部120は、記憶部130に非制御区間情報を記憶させた後、移動体80を、一定の時間を空けてから再び非制御区間情報が示す区間を走行させてもよい。そしてその区間を通行できた場合、制御部120は、記憶部130から非制御区間情報を消去するか、又はその区間を通行できた旨を示す情報を記憶部130に記憶させる。
また、制御部120は、非制御区間情報を、履歴記憶部60を制御する装置に送信し、履歴記憶部60に記憶させてもよい。この場合、送信装置50は、非制御区間情報が示す区間を通るように、移動体80の走行路を決定し、その上で位置特定情報を生成してもよい。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 制御装置
20 撮像装置
22 画像処理装置
30 GPS受信装置
32 処理装置
40 測定装置
50 送信装置
60 履歴記憶部
70 検査装置
80 移動体
110 取得部
120 制御部
130 記憶部
510 位置特定情報生成部
520 送信部

Claims (18)

  1. 車線を移動する移動体を制御する制御装置であって、
    前記車線の幅方向における前記移動体が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得する取得部と、
    前記位置特定情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置において、
    前記取得部は、さらに、前記移動体の、前記車線の幅方向における位置を示す移動体位置情報を取得し、
    前記制御部は、さらに前記移動体位置情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する制御装置。
  3. 請求項2に記載の制御装置において、
    前記取得部は、前記移動体に搭載された撮像装置によって撮像された画像を用いて、前記移動体位置情報を生成する制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置において、
    前記取得部は、前記画像内における前記車線を示す線の位置を用いて、前記移動体位置情報を生成する制御装置。
  5. 請求項2に記載の制御装置において、
    前記取得部は、前記移動体から前記車線の横に位置する構造物までの距離を測定する測定装置の測定結果を用いて、前記移動体位置情報を生成する制御装置。
  6. 請求項2に記載の制御装置において、
    前記取得部は、前記車線の位置を含む地図情報と、前記移動体の位置を特定するためのGPS情報とを用いて、前記移動体位置情報を生成する制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置において、
    前記移動体は、前記車線の路面を検査する検査装置を有している制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置において、
    前記制御部は、外部の装置から前記位置特定情報を取得する制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の制御装置において、
    前記制御部は、前記車線のうち、前記位置特定情報に従って前記移動体の走行位置を制御できなかった区間を特定する非制御区間情報を記憶装置に記憶させる、制御装置。
  10. 請求項9に記載の制御装置において、
    前記制御部は、前記区間において前記移動体の走行位置を制御できなかった理由を特定するための理由情報を取得し、前記非制御区間情報に紐づけて前記記憶装置に記憶させる、制御装置。
  11. 路面の検査装置を有している一つまたは複数の検査車両の、第1車線の幅方向における通過位置の履歴を示す履歴情報を取得し、前記履歴情報を用いて、前記第1車線の幅方向においていずれかの前記検査車両が通過すべき位置を特定するための位置特定情報を生成する位置特定情報生成部と、
    前記位置特定情報を前記いずれかの検査車両に送信する送信部と、
    を備える送信装置。
  12. 請求項11に記載の送信装置において、
    前記位置特定情報生成部は、前記第1車線の幅方向における複数の前記検査車両の通過位置の少なくとも一部が互いに重なるように、前記位置特定情報を生成する送信装置。
  13. 請求項11に記載の送信装置において、
    前記位置特定情報生成部は、前記第1車線の幅方向における複数の前記検査車両の通過位置が互いに異なるように、前記位置特定情報を生成する送信装置。
  14. コンピュータが、
    車線の幅方向における移動体が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得し、
    前記位置特定情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する移動体の制御方法。
  15. コンピュータが、
    路面の検査装置を有している一つまたは複数の検査車両の、第1車線の幅方向における通過位置の履歴を示す履歴情報を取得し、
    前記第1車線の幅方向においていずれかの前記検査車両が通過すべき位置を特定するための位置特定情報を、前記履歴情報を用いて生成し、
    前記位置特定情報を前記いずれかの検査車両に送信する、送信方法。
  16. コンピュータに、
    車線の幅方向における移動体が走行すべき位置を特定するための位置特定情報を取得する機能と、
    前記位置特定情報を用いて前記移動体の走行位置を制御する機能と、
    を実行させるプログラム。
  17. コンピュータに、
    路面の検査装置を有している一つまたは複数の検査車両の、第1車線の幅方向における通過位置の履歴を示す履歴情報を取得する機能と、
    前記第1車線の幅方向においていずれかの前記検査車両が通過すべき位置を特定するための位置特定情報を、前記履歴情報を用いて生成する機能と、
    前記位置特定情報を前記いずれかの検査車両に送信する機能と、
    を実行させるプログラム。
  18. 請求項16又は17に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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