JP6960054B2 - シュープレスタイプのプレスユニットを用いて植物細片に基づいてシートを製造する装置および方法 - Google Patents

シュープレスタイプのプレスユニットを用いて植物細片に基づいてシートを製造する装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、再生タバコまたは再生茶などの植物細片に基づいてシートを製造するための装置に関する。この装置は、前記植物細片に基づく繊維を取り込む懸濁液を含むヘッドボックス型の供給装置、成形布であってその走行方向と直角にカウントされる幅全体に懸濁液を均一に分配する走行する成形布、成形布上で予め形成された湿潤シートが、その湿潤シートに含まれる水分の量を抽出するためにプレス作用を受けるプレスユニット、及びプレスユニットから出てきた湿潤シートが乾燥作用を受ける乾燥ユニットを有する。
また、本発明は、このような製造装置を準備するステップを含む、植物細片に基づくシートを製造する方法に関する。
過去4年間に亘って、植物細片に基づくシートを効率よく安全に製造することに関して、1つの問題が存在している。植物細片の性質は、適用される分野によって変化することがある。例えば、この問題は、再生タバコに基づくシートまたは再生茶に基づくシートに関係することがある。
特に再生タバコの場合、タバコ製造業者は、紙巻きタバコの製造中に生じるタバコ廃棄物を、紙巻きタバコを構成するタバコの混合物の一部として取り込むことにより、それらをリサイクルする。これらのタバコ廃棄物は、主に、葉を収穫した後に使用されないタバコ葉の茎、低品質の葉、または葉を引き裂くときや紙巻きタバコの製造における異なるステップにおいて生成される異なるサイズのタバコ粉から構成される。
従来、タバコ廃棄物を再利用するプロセスは、本質的に、再生タバコに基づくシートの製造を含む。その製造が完了すると、再生タバコのシートに対して、次に、シート含浸のステップ、含浸されたシートの最終乾燥のステップ、及び細断のステップが行われる。これらのステップについては後に説明する。
再生タバコシートの製造は、タバコ廃棄物を分散させるステップ、次に排水と洗浄をするステップ、次に繊維基質からその抽出液を抽出するように廃棄物をプレスするステップ、次にタバコ繊維を精製するステップ、そして水中の繊維を1%程度の濃度に希釈するステップを有する。このことにより、再利用されたタバコ繊維と水を含む懸濁液が作られる。
再生タバコシートの製造は、その後に、以下のステップを含む。まず、懸濁液は、関連分野で一般的に「ヘッドボックス」と呼ばれる供給装置によって、成形布の走行速度で成形布の幅全体に供給され、回転する成形布の全体を覆う。次に、懸濁液は、20%程度の乾燥度と65g/m2程度の乾燥坪量で、連続シートを形成するまで、成形布上で排液のステップを受ける。その後、成形布上に前もって形成されたこのシートは、その乾燥度を約40%に上昇させるために、プレスユニットに向かって搬送される。次いで、このようにプレスユニットで加圧されたシートは、乾燥ユニットに搬送され、一般には、80%程度の乾燥度に達するまで蒸気で加熱された一連の乾燥ローラで乾燥工程を受ける。
前述の含浸ステップは、再生タバコシートを製造するための装置の出口で、蒸発により前もって濃縮され、且つ最終製品をカスタマイズするために異なる添加物が加えられた、前もって抽出された抽出液を再生タバコシートに再び含浸することに本質がある。最終的な坪量は、通常、105g/m2程度である。実際、再生タバコを使用するという概念は、当初は製造業者によって経済的な目的で、新鮮なタバコの一部を置き換えるために、再使用されていない廃棄物をリサイクルすることで開発されたが、その後は、当初の経済的な側面に加えて、その燃焼の質を高める添加物を、紙タバコの製造業者によって用い得る主要な手段として加えることにより、紙タバコの組成を最適化する可能性を有する。
プロセスの完了時には、後の出荷および輸送作業のため、種々の容器で放送するために最終のシートを細片に切断する細断が行われる。
再生タバコシートを製造するための装置で考慮されなければならない問題の中には、紙シート製造分野における公知の技術と比較して、再生タバコシートの強度が、同様の坪量の紙シートよりも相当に低いことがある。その理由は、使用済みの原料(茎からもたらされる繊維及びほこり)の機械的な特性が、紙のシートに含まれる木質繊維の特性よりも著しく低いためである。その結果、その製造プロセス全体を通して、再生タバコのシートが破断されたり解体されたりする危険性が非常に大きく、それによって、生産の歩留まりを高めることが困難になる。製造中のシートの破断は、明らかな技術的不都合及び人的不都合に加え、製造損失および経済的損失を意味する転送操作と呼ばれるある操作を行うために、製造を停止することを必要とする。したがって、本発明の技術分野に内在する問題が紙シートの製造分野で知られている問題よりも非常に具体的で相当に複雑であることが、理解されるべきである。
その製造プロセス中の再生タバコシートの強度を高めようとして、再利用されたタバコ繊維の溶液に、ごまかしでない木質繊維を含ませることがすでに考えられている。これらは、通常、落葉樹の繊維よりも耐久性の高い樹脂製の木の繊維で構成される。しかし、この操作は最終製品のコストを大幅に増大させるため、本当に必要な範囲内でのみ行われる。
現在では最も一般的な技術である他の公知の技術は、添付の図1に表された製造装置の使用に対応する。この技術は、製造装置のプレスユニット1が、関連する分野で一般に「ヤンキー」と呼ばれる、高圧の水蒸気で加熱された非常に大きなシリンダの形式の回転式ドラム2を配置することによって構成される。一般に、ドラム2の直径は非常に大きく、5mに及ぶ。吸引装置4による成形布3からの吸引後に、湿潤シートは、運搬フェルト5の上で搬送され、その後に、ドラム2に対して、まず第1の加圧ローラ6の位置で、次に直径が750mmの第2の加圧ローラ7の位置で、2回プレスされる。その後、湿潤シートは、ドラム2に接触した状態を保ち、ドラムによって放出される水蒸気により、シートが乾燥ユニット自体の中を通る前であっても、湿潤シートの乾燥を開始することが可能になる。その後、湿潤シートは、乾燥ユニットに巻き取るために、ドラム2の出口で解放される。このようなプレスユニット内で、2つのローラ6,7を通じて湿潤シートから受けるプレス作用が、ドラム2による水蒸気の放出の作用によって湿潤シートが受ける乾燥作用と組み合わさって、シートに要求される40%から45%程度の乾燥度に達することが可能になる。
この解決手段の利点は、湿潤シートを支持することを可能にする一方で、湿潤シートの破断の原因となる搬送を最小限度にできることである。
しかしながら他方で、図1の製造装置には、前述したプレスユニットの設計に関して多くの欠点がある。
まず、このようなヤンキーを使用することは、かなりの大きさと非常に高いコストのために問題がある。その結果、ほとんどの場合ユーザーが予備のヤンキーを持てず、故障やメンテナンスの場合に、製造装置全体を稼働できなくなる。さらに、この装置を扱うためにクレーンを使用することが必要になる。
さらに、ヤンキーを扱うには、ドラム2の非常に大きな容積で水蒸気を使用することが必要で、過剰な圧力の場合に潜在的に危険になり、湿潤シートから水を抽出することが不経済になる。
また、ヤンキーによる湿潤シートの自動巻き取りと、乾燥ユニットによる巻き取りのためのヤンキーからの湿潤シートの自動取外しとに適した条件を見いだして維持することは、非常に困難である。このことは、プレスユニットのレベルでの取り外しの問題、さらにはシートの破断のため、製造装置に多くの故障をもたらす。
さらに、ヤンキーの出口で湿潤シートを剥がすことは、しばしば問題で、シートをドラム2から適切に剥がすためには、得られる湿潤シートの乾燥度を制限する必要がある。
さらに、2つのプレスローラ6,7で、湿潤シートをヤンキーに対して非常に狭い圧力範囲で押しつけることにより、湿潤シートの質量が小さくなってしまい、その後の操作において問題になることがある。実際に、繊維質のマットが過度に圧縮された場合に、要求される同じ量の抽出液と添加物をシートに再度持たせるためにしばしば問題であり、時には、マットのコアまで含浸しないために品質の問題が生じることがある(含浸中に、シートは濃褐色に変化し、何らかの含浸不良を直接検出できる)。
最後に、非常に長い時間の搬送中に、高温で滑らかなヤンキーの表面に湿潤シートを接触させた状態に維持すると、シートの表面の多孔率を低くすることになり、その後の操作にとって問題が生じる。実際、繊維質のマットのコアが十分な体積質量を維持している場合であっても、表面の多孔率を下げることにより、後に最含浸の操作での問題につながる。
上記の問題は、再生タバコシートの製造の特定の事例に関して説明したが、これらの問題は特定の事例に限らず、同様の問題は、例えば再生茶のシートの製造のような、ほとんどの植物に基づくシートの製造にも関係する。
本発明は、上述の欠点の全部または一部を解決することを目的とする。
上記に関連して、プレスユニットの段階で以下の目的の全てに対応し、再生タバコまたは再生茶のような植物細片に基づくシートを製造するための装置を提供する必要がある。
木質の繊維に基づく紙シートの機械特性よりも実際に機械特性が大幅に低い繊維の集合によって構成される、非常にもろい湿潤シートが破砕される危険性を、可能な限り回避して搬送を続けること、
湿潤シートを可能な限り乾燥させて搬送するためにできるだけ多量の水で、したがって可能な限り大きな抵抗で、乾燥ユニットに向かって圧迫して抽出すること、
最含浸中に抽出液の取り込み性を高めるために、湿潤シートを可能な限り大きな重量に保つこと、
湿潤シートの表面の多孔率を可能な限り大きく保つこと。
この目的のため、再生タバコまたは再生茶のような植物細片に基づくシートを製造するための装置が提供され、この装置は、
前記の植物細片に基づく繊維が取り込まれる懸濁液を含むヘッドボックスタイプの供給装置、
走行する成形布であって、その成形布によって湿潤シートが得られるまで、供給装置が、成形布の走行方向に直角方向の成形布の幅全体にわたって懸濁液を均一に分配し、且つ成形布の搬送中に懸濁液を確実に排出するように構成された成形布、
先に形成された湿潤シートが、成形布上で、湿潤シートに含まれる水を抽出するプレス作用を受けるプレスユニット、及び
プレスユニットから出てくる湿潤シートが乾燥作用を受ける乾燥ユニット、を備え、
前記製造装置は、プレスユニットが、前記プレス作用の効果によってのみ前記量の水を抽出し、且つシュープレスによって構成され、シュープレスは、
支持面を有するプレスシューと、
プレスシューの支持面とは反対側に配置された支持面を有するカウンタープレスと、
カウンタープレスの支持面の方向にプレスシューの支持面を付勢する圧縮機構と、
プレスシューの支持面とカウンタープレスの支持面の間に部分的に配置され、駆動機構によって走行移動で駆動される閉ループの駆動ベルトを備え、
プレスユニットは、駆動ベルトの走行移動の効果によって連続的に駆動される湿潤シートが、駆動ベルトとカウンタープレスの支持面の間に介在し、圧縮機構によるカウンタープレスの支持面の方向にプレスシューの支持面を付勢する効果によって前記プレス作用を受けるように構成される。
シュープレスの技術は、紙シートの製造の分野において長年知られているが、
植物細片に基づくシートの製造の特定の場合にその技術を使用することは、植物細片の性質の特性に特有の後述する多くの相乗効果を含み、製造された製品と製造装置の効率の両方の大幅な改善を可能にする。
現状のヤンキータイプの解決策と比較して、このようなプレスユニットの簡潔さにより、好ましいことに、湿潤シートを、その駆動または抽出水の吸収を保証するストリップによって永続的に支持し、支持のない搬送を行わすに乾燥ユニットまで送る解決策を適用できる。逆に言うと、ヤンキーを用いることは、シートを取り外し後に一時的に解放することを意味する。上記の利点により、製造中の製造速度の向上及び/またはシート破断の危険性を低減できる。したがって、それに対応して製造ラインの歩留まりが向上する。そのうえ、従来技術の要件に対して、シートの機械的な強度を高めるために木質繊維を加える必要性が少なくなり、さらには抑制されるので、製造コストが削減される。
好都合なことに、このようなプレスユニットの運転は、ヤンキーの運転よりも大幅に安全性が高い。その理由は、ユーザーが予備の部品を備えておく蓋然性が高くなり、製造停止を避けられるためである。そのうえ、シュープレスの技術は信頼性とメンテナンスに関して十分な実績があり、例えば再生タバコシートのようなシートの生産者は、装置に故障が生じた場合に製造を維持するのに潜在的な脅威となるヤンキーの設置を排除することができる。ヤンキーは、圧力装置の使用に関する基準の制約を受けるが、このことは、もはやシュープレスの制約ではない。
さらに、プレスシューとカウンタープレスが存在することにより、有利なことに、より広い圧力領域にわたって圧力をかけることができ、繊維構造体をプレスすることにより、可能な限り多くの水を抽出するのに理想的である。さらに、この現象は、植物細片のシート、代表的には再生タバコシートが、その繊維に水分を保持する傾向が当然に低いという事実によって促進され、そのことは、この技術によるプレスの効果と乾燥度の上昇が最適であることを意味する。プレスシューとカウンタープレスとの間のプレス作用によって抽出される水の量は非常に多く、ヤンキーの場合に2つのプレスローラ6,7を介して抽出される水の量よりも相当に多い。したがって、一度だけのプレス作用で、より良好な強度とより高い乾燥度を有するシートを、プレスユニットの出口で得ることが可能である。プレスユニット内の乾燥機能を除くことにより、安全性が向上し、非常に経済的になる。
そのうえ、このような製造装置により、ヤンキータイプのプレス装置によって達成されるよりも高い最大乾燥度を達成することが可能になる。このことにより、乾燥ユニットの蒸気必要量が、その入口の乾燥度の上昇によって削減されるため、さらなる省エネルギーが可能になる。
さらに、この広い圧力領域で、ヤンキーの場合にローラ6,7によって加えられる圧力よりも低い特定の圧力をかけるプレスシューとカウンタープレスの能力により、非常に有利なことに、シートの製造量を多大な量に維持できる。このことにより、再生タバコの特定の場合、タバコ廃棄物と添加物から先に抽出された抽出液を用いて、その後の再含浸の操作中の抽出液の吸収が促進される。
特定の実施形態によれば、シュープレスは、
カウンタープレスの座面と、プレスシューの支持面及びカウンタープレスの支持面の間の空間を走行する湿潤シートの部分との間に介在し、少なくとも湿潤シートを支持するための面が、前記抽出された水の量の一部を吸収するのに適した空の容積を生み出す繊維配列を含む、走行する吸収ストリップ、
及び/または、走行駆動ベルトと、プレスシューの支持面とカウンタープレスの支持面との間の空間を走行する湿潤シートの部分との間に介在し、少なくとも湿潤シートを支持するための面が、前記抽出された水の量の一部を吸収するのに適した空の容積を生み出す繊維配列を含む、走行する吸収ストリップ
を含む。
これらの構成により、湿潤シートの表面の一方が、滑らかな表面または高温の表面にさらされることがなくなる。市場で入手可能なフェルトは非常に多様であるため、繊維質のマットの表面の多孔率を高く維持でき、最大限の含浸が可能になる。
他の特定の実施形態によれば、駆動ベルトの走行経路に沿ってカウントされるプレスシューの支持面の長さは、250mmよりも大きい。したがって、プレスシュー、ひいてはカウンタープレスがそのように長い支持面を含むということにより、前述の目的のために圧力領域が非常に広い面を有することが可能になり、プレスすることは、抽出液と添加物をその後の最含浸の操作中に取り込みやすくする大きな容積を維持するために、湿潤シートにかける機械的な圧力を過度に大きくせずに、一度だけのプレス作用で多量の水を抽出するために効果的であることが保証される。実際、植物細片に基づくシートからの圧力により水を抽出するモデルでは、圧力がシートに長時間にわたってかけられるプロセスがより効果的であることが示されている。これらは、具体的には、シュープレスをプレスユニットとして用いることによって得られる条件である。それにもかかわらず、この線形の圧力は、大きな表面のため、非常に限られたプレス領域で特定の圧力を伴う。
一度だけのプレス作用によって可能な限り多くの水を抽出できるようにするため、駆動ベルトの走行経路に対して直角にカウントされるプレスシューの支持面の幅の1メートルあたり、600kNから1200kNの範囲に含まれる線形圧力をかけるように、特に圧縮機構でプレスシューの支持面を付勢してもよい。
一つの実施形態によれば、カウンタープレスの支持面は、プレスシューの支持面の形状を補完する形状を有する。このことにより、湿潤シートがプレスシューの支持面の全長にわたって搬送される全期間中、プレス作用を最適化できる。
プレスの良好な効果と、少ない容積でプレス長さを最大化することのために、凸形状を有するカウンタープレスの支持面と凹形状を有するプレスシューの支持面とを設けることが望ましい。一般に、プレスシューの支持面の形状は、まっすぐなシリンダの一部であり、その軸は、プレスシューの支持面とカウンタープレスの支持面が互いに向かい合う方向に直角で、且つ駆動ベルトの走行経路に直角に配置される。
他の実施形態によれば、製造装置は、成形布とプレスユニットとの間に配置され、成形布からプレスユニットの駆動ベルトへ向かって湿潤シートを確実に搬送するように構成される吸引搬送ユニットを備える。シュープレスの形態のプレスユニットにより、プレスユニット内での搬送中に湿潤シートの支持の欠如を回避できることを既に説明したが、この搬送ユニットは、成形布からシュープレスへの搬送中に湿潤シートの支持の欠如を回避しながら、この作用を完了することを目的としており、このことによって、湿潤シートの破断と成形布の端部での剥離の欠如の危険性を抑える。
シュープレスは、オイルなどの潤滑剤を注入するシステムを備えてもよく、このシステムは、プレスシューの支持面と駆動ベルトとの間に、この潤滑剤で膜を形成するように構成され、効率と安定性の理由により、駆動ベルトとプレスシューの支持面との間の摩擦を回避または抑制することを可能にする。
本明細書には植物細片に基づくシートを製造するためのプロセスも提案され、このプロセスは、
そのような製造装置を準備するステップと、
前記製造装置の供給装置に、前記植物細片に基づく繊維を取り込んだ抽出液を供給するステップと、
成形布の走行方向に直角にカウントされる成形布の幅全体に懸濁液を供給装置で均一に広げるステップと、
湿潤シートが得られるまで、その排液に伴って、成形布によって懸濁液を搬送するステップと、
製造装置のプレスユニットを構成するシュープレスによって湿潤シートをプレスするステップと、を有し、このステップで、プレスユニットは、湿潤シートに含まれる量の水を、シュープレスによって湿潤シートにかけられるプレス作用によってのみ抽出し、駆動ベルトの走行移動の効果によって連続的に駆動される湿潤シートが、駆動ベルトとカウンタープレスの支持面との間に介在し、プレスシューの支持面をカウンタープレスの支持面の方向へ圧縮機構で付勢する効果による前記プレス作用を受ける。
有利な実施形態によれば、植物細片は、製造装置で製造されるシートを再生タバコのシートにするように、タバコの細片で構成される。
または、植物細片は、製造装置で製造されるシートが再生茶のシートにするように、茶の細片で構成される。
図1は、図1は、従来技術として、公知の製造装置の一例であるヤンキーの形態のプレスユニットを示す。 図2は、図2は、本発明に係る製造装置の一例のプレスユニットを示す。 図3は、図2で使用されるプレスシューとカウンタープレスを表す。 図4は、図2および3で使用されるプレスシューと圧縮機構を示す。
本発明は、限定的でない例として、添付の図面に示される本発明の特定の実施形態に関する以下の説明により、よりよく理解されるであろう。
上で簡単に説明した添付の図2から図4を参照して、本発明は、植物細片に基づくシートを製造するための機械装置に関する。これらの植物細片の性質は、それ自体は制限されないが、製造装置が再生タバコシートの製造に関するようにタバコ細片であり、製造装置が再生茶の製造に関するように茶細片であることが好ましい。植物細片のシートの製造は、紙と同程度の坪量の植物細片の小さな抵抗に関してとられるべき注意事項に関して、紙シートの製造とはまったく異なる。
植物細片に基づくシートを製造するためのこの装置は、これらの植物細片に基づく繊維を取り込んだ懸濁液を含むヘッドボックスタイプの供給装置(図示せず)を含む。
再生タバコの特定の場合は、繊維、及び一般に懸濁液は、通常、これまでの紙巻きタバコの製造プロセスに由来するタバコ廃棄物を水の中に散布させるステップと、紡績及び洗浄をする次のステップと、繊維質の基質から抽出液を抽出するために廃棄物をプレスする次のステップと、タバコ繊維を生成する次のステップと、タバコ繊維を1%程度の濃度で水に希釈する次のステップの成果である。
供給装置の設計と構成は、それ自体を制限するものではなく、当業者は、これらを公知の技術から、そして懸濁液の性質から、どのように適合させるかを理解する。
また、製造装置は、出口端のみが図2に示された走行する成形布10を含む。供給装置は、成形布10の幅全体に(走行経路に対して直角に)懸濁液を均一に広げる。布10は、成形布10によるその搬送中に、「F」で示される湿潤シートが得られるまで、懸濁液の排液が保証されるように構成される。供給装置と同様に、成形布10によって構成される部分は、植物細片に基づくシートを製造する分野の特定の状況で求められる機能に適している限り、それ自体を限定せず、任意の設計及び構成を特徴とする。このようなシートの特性は、紙シートの特性に関して全く特有のものであるが、それにもかかわらず、当業者は、公知の技術から成形布10を対応させることができる。
次に、製造装置は、図2から図4に明確に示され、特に本発明に関係するプレスユニット11を有する。プレスユニット11の中では、成形布10の上に予め形成される湿潤シートFは、ヤンキーを用いる従来技術の解決手段と対照的に、プレス作用のみを受けてどのような乾燥作用も受けない。プレスユニット11の中で受けるこのプレス作用により、湿潤シートFに含まれる量の水を抽出できるとともに、プレスユニット11を通じての、及びプレスユニット11によるその搬送中に、湿潤シートFの乾燥度を高める結果がもたらされる。
また、製造装置は、成形布10とプレスユニット11との間に配置され、成形布10からプレスユニット11の駆動ベルト13へ向かって湿潤シートFの搬送を保証するように構成される吸引搬送ユニット12を備え、その詳細は後述する。圧力の低下が作用するこの搬送ユニット12により、湿潤シートFが成形布10とプレスユニット11との間で受ける重力の影響に抵抗することが可能になり、成形布10からプレスユニット11へ向かう搬送中に湿潤シートFの支持が欠如するのが制限され、したがって、湿潤シートFの破断または成形布10の端部での剥離の欠如の危険性が制限される。それにもかかわらず、この搬送ユニット12を設けることは、懸濁液の必要性及び特性に応じて、任意に選択できる。
製造装置は、プレスユニット11に続き、プレスユニット11から出てくる湿潤シートFが乾燥作用を受ける乾燥ユニット14を備える。一般に、乾燥ユニット14は、一連の乾燥ローラ15を有する。乾燥ユニット14の設計および構成は、それ自体を限定するものではなく、当業者は、公知の技術から乾燥ユニットを構成できる。
任意に選択できることとして、プレスユニット11から乾燥ユニット14に向かう経路で湿潤シートFの搬送を保証する駆動搬送装置16を設けることができる。
従来技術に係るヤンキーの動作とは対照的に、このプレスユニット11は、乾燥作用なしで、プレス作用の効果のみによって、プレスユニット11内で抽出された水の全量を抽出する。
本発明の本質的な特徴によれば、この目的のために、プレスユニット11はシュープレスによって構成される。
図3及び図4を参照し、このシュープレスは、支持面20を有するプレスシュー19と、プレスシュー19とカウンタープレス21の間の湿潤シートの走行面に対してほぼ直角の横断方向Zにおいて、プレスシュー19の支持面20とは反対側に配置された支持面22を有するカウンタープレス21とを有する。走行方向は、支持面20,22の間でのプレス中に湿潤シートFの経路を理解するために符号Xで示し、横方向Yは方向Xと方向Zの両方に対して直角の方向である。
ここで図3を参照し、シュープレスは、走行駆動ベルト13と、プレスシュー19の支持面20及びカウンタープレス21の支持面22の間の空間で走行する湿潤シートFの部分との間に介在する、走行する吸収ストリップ18を含み、少なくとも湿潤シートFに対して支持することを目的とする面は、プレスシュー19とプレスドラム24との間のプレス作用によって抽出される水の量の一部を吸入するように構成された空の容積を作り出す繊維配列を含む。
吸収ストリップ18の代わりに、または吸収ストリップ18とともに、シュープレスは、カウンタープレス21の支持面と、プレスシュー19の支持面20及びカウンタープレス21の支持面22の間の空間を走行する湿潤シートFの部分との間に介在する、走行する吸収ストリップ17を有し、少なくとも湿潤シートFに対して支持することを目的とする面は、プレスシュー19とプレスドラム24の間のプレス作用によって抽出される水の量の一部を吸入するように構成された空の容積を作り出す繊維配列を有する。
特定の実施形態によれば、カウンタープレス21は、地面に繋がれ、シリンダの形態のプレスドラム24を支持する支持フレーム23を備え、プレスドラムは、支持フレームに回転可能に装備され、支持面22は、常にドラム24がプレスシュー19とは反対に位置する部分によって構成される。
プレスシュー19の凹状の支持面20の湾曲は、カウンタープレス21の凸状の支持面22の直径に(吸収ストリップ17,18の厚さの範囲内で)対応し、使用されるプレスドラム24の直径に対応する。したがって、2つの支持面20,22は、方向Xへ搬送中の湿潤シートFに沿った、方向Zへの連続したプレスを保証するように、相補的な形状を有する。
より具体的には、プレスシュー19の支持面20の形状は、軸が方向Yに沿って配置される中空のまっすぐなシリンダの一部である。
また、シュープレスは、プレスシュー19の支持面20をカウンタープレス21の支持面22の方向へ付勢する圧縮機構25を有する。圧縮機構25は、スペーサシステム27によってフレーム23に固定される方向Yに方向付けられた支持ビーム26に沿って互い違いに配置された複数の油圧シリンダを備える。したがって、この解決手段は、機械的な力をループさせるという利点を有し、力が地面を介して伝達されない。
圧縮機構25は、プレスシュー19の支持面20が、その幅に沿って、言い換えると方向Yに沿ってカウントされるプレスシュー19の支持面の幅1メートルあたり、600kNから1200kNの範囲に含まれる線形圧力を及ぼすように、プレスシュー19の支持面20を付勢する。
既に説明したように、シュープレスは、プレスシュー19の支持面20とカウンタープレス21の支持面22との間に部分的に配置され、且つ駆動機構28によって走行運動で駆動される、閉ループの駆動ベルト13を含む。「スリーブ」という用語でも知られる駆動ベルト13で区切られた閉ループは、図4に示すように、ビーム26、圧縮機構25、及び駆動機構28の周囲で閉じられる。プレスシュー19の支持面20とカウンタープレス21の支持面22との間の空間では、駆動ベルト13の走行方向が、図3の方向Xによって示されるシートFの走行方向に対応する。
駆動ベルト13の走行経路に沿ってカウントされたプレスシュー19の支持面20の長さL(図4)は、250mmより大きく、さらには300mmより大きい。
図3に示すように、駆動ベルト13の走行運動の効果で連続的に駆動される湿潤シートFは、駆動ベルト13とカウンタープレス21の支持面22との間に介在し、圧縮機構25により、カウンタープレス21の支持面22の方向に、プレスシュー19の支持面20の付勢力の効果で、カウンタープレス21に対してシュー19のプレス作用を受ける。
好ましくは、シュープレスは、プレスシュー19の支持面20と駆動ベルト13との間に油膜を形成するように、例えばオイルなどの潤滑剤30を注入するシステム29を備え、このことにより、駆動ベルト13とプレスシュー19の支持面20との間の摩擦力を回避または制限できる。
前述の製造装置は、植物細片の性質にかかわらず、植物細片に基づいてシートを製造するためのあらゆる種類の技術に用途を見出すことができる。一般には、植物細片は、紙巻きタバコまたは茶の細片の元の製造物に由来するタバコの細片でよい。
前述の製造装置の使用は、以下のプロセスの実施に対応できる。
植物細片に基づくシートを製造するプロセスは、
前述の製造装置を準備するステップ、
前記製造装置の供給装置に前記植物細片に基づく繊維を取り込んだ懸濁液を供給するステップ、
成形布10の走行方向に対して直角にカウントされた成形布10の幅全体にわたって、供給装置によって懸濁液を均等に分布させるステップ、
湿潤シートFが得られるまで、その排液に伴って、成形布10によって懸濁液を搬送するステップ、
及び製造装置のプレスユニット11を構成するシュープレスによって湿潤シートをプレスするステップを含むことができ、このステップで、プレスユニット11は、シュープレスによって湿潤シートFに加えられるプレス作用の効果によってのみ湿潤シートFに含まれる量の水を抽出し、駆動ベルト13の走行移動の効果によって連続的に駆動される湿潤シートFが、駆動ベルト13とカウンタープレス21の支持面22との間に介在し、カウンタープレス21の支持面22の方向へ圧縮機構25によって、プレスシュー19の支持面20の付勢力の効果によるプレス作用を受ける。
言うまでもなく、本発明は、既に表され説明された実施形態に限定されるものではなく、逆にそのすべての変形を包含する。

Claims (13)

  1. 再生タバコまたは再生茶などの植物細片に基づくシートを製造するための製造装置であって、
    前記植物細片に基づく繊維を取り込んだ懸濁液を含むヘッドボックスタイプの供給装置と、
    成形布(10)であって、そのうえで、供給装置が、成形布(10)の走行方向に対して直角にカウントされ、成形布(10)の幅の全体に懸濁液を均等に分布させ、且つ、湿潤シート(F)が得られるまで、成形布(10)によって、懸濁液の搬送中にその排液を保証するように構成される、走行する成形布と、
    成形布(10)に予め形成された湿潤シート(f)が、その湿潤シート(F)に含まれる量の水を抽出するようにプレス作用を受けるプレスユニット(11)と、
    プレスユニット(11)から出てくる湿潤シート(F)が乾燥作用を受ける乾燥ユニット(14)と、を備え、
    前記製造装置は、プレスユニット(11)が、プレス作用の効果によってのみ前記量の水を抽出し、構成要素として、
    支持面(20)を有するプレスシュー(19)、
    プレスシュー(19)の支持面(20)とは反対側に配置される支持面(22)を有するカウンタープレス(21)、
    プレスシュー(19)の支持面(20)を、カウンタープレス(21)の支持面(22)の方向に付勢する圧縮機構(25)、
    プレスシュー(19)の支持面(20)とカウンタープレス(21)の支持面(22)との間に一部が配置され、駆動機構(28)によって走行移動するよう駆動される、閉ループに構成された駆動ベルト(13)、及び
    駆動ベルト(13)の走行移動の効果によって連続的に駆動される湿潤シート(F)が、駆動ベルト(13)とカウンタープレス(21)の支持面(22)との間に介在し、且つ、圧縮機構(25)によってカウンタープレス(21)の支持面(22)の方向に、プレスシュー(19)の支持面(20)の付勢力の効果による前記プレス作用を受けるように構成されたプレスユニット(11)
    を有するシュープレスによって構成されることを特徴とする製造装置。
  2. 請求項1において、
    駆動ベルト(13)の走行経路に沿ってカウントされるプレスシュー(19)の支持面(20)の長さ(L)が、250mmよりも大きい
    ことを特徴とする製造装置。
  3. 請求項1または2において、
    プレスシュー(19)の支持面(20)が、駆動ベルト(13)の走行経路に直角にカウントされるプレスシュー(19)の支持面(20)の幅の1メートルあたり600から1200kNの範囲に含まれる圧力を及ぼすように、圧縮機構(25)がプレスシュー(19)の支持面(20)を付勢する
    ことを特徴とする製造装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つにおいて、
    カウンタープレス(21)の支持面(22)が、プレスシュー(19)の支持面(20)の形状を補完する形状を有する
    ことを特徴とする製造装置。
  5. 請求項1から4の何れか1つにおいて、
    カウンタープレス(21)の支持面(22)が凸形状を有し、プレスシュー(19)の支持面(20)が凹形状を有する
    ことを特徴とする製造装置。
  6. 請求項1から5の何れか1つにおいて、
    プレスシュー(19)の支持面(20)の形状が、プレスシュー(19)の支持面(20)とカウンタープレス(21)の支持面(22)とが互いに対向する方向、且つ且つ駆動ベルト(13)の走行経路に直角の方向に向きが定められた軸を有するまっすぐなシリンダの一部である
    ことを特徴とする製造装置。
  7. 請求項1から6の何れか1つにおいて、
    成形布(10)とプレスユニット(11)との間に配置され、成形布(10)からプレスユニット(11)の駆動ベルト(13)に向かう湿潤シート(F)の搬送を保証するように構成された吸引搬送ユニット(12)を備える
    ことを特徴とする製造装置。
  8. 請求項1から7の何れか1つにおいて、
    シュープレスが、カウンタープレス(21)の支持面(22)と、プレスシュー(19)の支持面(20)及びカウンタープレス(219の支持面(22)の間の空間で走行する湿潤シート(F)の部分との間に介在する、走行する吸収ストリップ(17)を有し、少なくとも湿潤シート(F)を支持することを目的とする面が、抽出された水の量の一部分を吸収するように構成される空の容積を作り出す繊維配列を含む
    ことを特徴とする製造装置。
  9. 請求項1から8の何れか1つにおいて、
    シュープレスが、走行する駆動ベルト(13)と、プレスシュー(19)の支持面(20)とカウンタープレス(21)の支持面(22)との間の空間を走行する湿潤シート(F)の部分との間に介在する、走行する吸収ストリップ(18)を備え、少なくとも湿潤シート(F)を支持することを目的とする面が、抽出された水の量の一部分を吸収するように構成される空の容積を作り出す繊維配列を含む
    ことを特徴とする製造装置。
  10. 請求項1から9の何れか1つにおいて、
    シュープレスが、プレスシュー(19)の支持面(20)と駆動ベルト(13)との間に潤滑剤(30)の膜を形成する潤滑剤(30)を注入するためのシステム(29)を備える
    ことを特徴とする製造装置。
  11. 植物細片に基づくシートを製造する方法であって、
    請求項1から10の何れか1つに係る製造装置を準備するステップと、
    前記製造装置の供給装置に前記植物細片に基づく繊維を取り込んだ懸濁液を供給するステップと、
    成形布(10)の走行方向に対して直角にカウントされ、成形布(10)の幅全体にわたって、供給装置によって懸濁液を均等に分布させるステップと、
    湿潤シート(F)が得られるまで、その排液に伴って、成形布(10)によって懸濁液を搬送するステップと、
    製造装置のプレスユニット(11)を構成するシュープレスによって湿潤シート(F)をプレスするステップと、を備え、このステップにおいて、プレスユニット(11)が、シュープレスによって湿潤シート(F)に加えられるプレス作用の効果によってのみ、湿潤シート(F)に含まれる量の水を抽出し、駆動ベルト(13)の走行移動の効果によって連続的に駆動される湿潤シート(F)が、駆動ベルト(13)とカウンタープレス(21)の支持面(22)との間に介在し、カウンタープレス(21)の支持面(22)の方向へ圧縮機構(25)によって、プレスシュー(19)の支持面(20)の付勢力の効果によるプレス作用を受ける
    ことを特徴とする製造方法。
  12. 請求項11において、
    植物細片がタバコ細片により構成され、製造装置で製造されるシートが再生タバコシートである
    ことを特徴とする製造方法。
  13. 請求項11において、
    植物細片が茶の細片により構成され、製造装置で製造されるシートが再生茶のシートである
    ことを特徴とする製造方法。
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