JP6959898B2 - 情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム - Google Patents

情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6959898B2
JP6959898B2 JP2018180769A JP2018180769A JP6959898B2 JP 6959898 B2 JP6959898 B2 JP 6959898B2 JP 2018180769 A JP2018180769 A JP 2018180769A JP 2018180769 A JP2018180769 A JP 2018180769A JP 6959898 B2 JP6959898 B2 JP 6959898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
unit
fitness
load
magnitude
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018180769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020048827A (ja
Inventor
裕介 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2018180769A priority Critical patent/JP6959898B2/ja
Publication of JP2020048827A publication Critical patent/JP2020048827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6959898B2 publication Critical patent/JP6959898B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本発明は、フィットネス動作を行うユーザをサポートする情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステムに関する。
近年、運動器の機能の低下をきたすロコモティブシンドローム(運動器症候群)が問題になってきている。ロコモティブシンドロームを予防するためには、ユーザの体力に応じた運動強度で運動を行うことが肝要である。例えば、特許文献1には、ユーザの脈拍数を測定し、測定したユーザの脈拍数が、ユーザにより事前に選択された運動強度レベルに対応付けられた脈拍数の範囲に入っているか否かを判定する技術が開示されている。
特開2016−220709号公報
特許文献1に記載された技術においては、運動強度レベルの選択をユーザ自身が行っている。ところで、ユーザの体力は、運動を行うことで変化していく。そのため、ユーザは、自身の体力を客観的に把握するのが難しく、運動を行うときの体力に応じた運動強度レベルを選択できない場合があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの体力に応じて、フィットネス動作の負荷の大きさを更新する技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、ユーザに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する決定部と、前記決定部が決定したフィットネス動作の種別と前記負荷の大きさとを前記ユーザに通知する通知部と、前記決定部が決定した前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザを撮像部に撮像させる撮像制御部と、前記撮像制御部が前記ユーザを撮像して得られる撮像画像から、前記ユーザの関節の角度を取得する角度取得部と、前記角度取得部が前記撮像画像から取得した前記関節の角度と、前記種別及び前記負荷の大きさにより定まる関節の基準の角度とを比較する比較部と、を備え、前記決定部は、前記比較部が比較した比較結果に基づいて負荷の大きさを更新し、前記通知部は、前記決定部が更新した前記負荷の大きさを前記ユーザに通知する、情報処理装置を提供する。
例えば、前記角度取得部は、前記フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度を取得する。
例えば、前記撮像制御部は、前記ユーザを継時的に前記撮像部に撮像させ、情報処理装置は、前記角度取得部が前記ユーザを継時的に撮像して得られる複数の撮像画像それぞれから取得した関節の角度に基づいて、前記ユーザが行った前記種別のフィットネス動作の回数を取得する回数取得部をさらに備える。
例えば、情報処理装置は、前記ユーザの関節の加速度を検出する加速度センサが検出した前記加速度を示す加速度情報を取得する加速度情報取得部をさらに備え、前記回数取得部は、前記加速度情報取得部が受信した前記加速度情報と、前記複数の撮像画像とに基づいて、前記ユーザが行った前記種別のフィットネス動作の回数を取得する。
例えば、前記ユーザが前記フィットネス動作を行う目的を示す情報を取得する目的取得部をさらに備え、前記決定部は、前記目的に応じて定められたフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する。
例えば、前記通知部は、前記角度取得部が前記ユーザの関節の角度を取得できない場合、前記ユーザに撮像できないことを通知する。
例えば、前記撮像制御部は、前記角度取得部が前記ユーザの関節の角度を取得できない場合、前記撮像部に撮像領域を変更させる。
例えば、前記ユーザの関節の角度に基づいて、前記ユーザが行った前記フィットネス動作を評価する評価部をさらに備える。
例えば、前記フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度と、当該種別のフィットネス動作を行ったユーザの体力とが関連付けられたデータベースを参照して、前記角度取得部が取得した前記ユーザの関節の角度に基づいて前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザの体力を推定する推定部をさらに備え、前記通知部は、前記推定部が推定した前記ユーザの前記体力を通知する。
例えば、前記フィットネス動作の種別と、当該種別のフィットネス動作を行った期間である実施期間と、ユーザの身体の状態の変化とを関連付けたデータベースに基づいて、前記決定部が決定した前記種別のフィットネス動作を行わせる前記ユーザの身体の状態の変化を推定する推定部をさらに備え、前記通知部は、前記推定部が推定した前記ユーザの身体の状態の変化を通知する。
例えば、前記決定部は、決定した前記種別にフィットネス器具が関連付けられている場合、前記撮像部が前記ユーザを撮像した撮像画像に含まれる前記フィットネス器具の種別及び重さを特定する。
本発明の第2の態様においては、コンピュータが実行する、ユーザに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定するステップと、決定したフィットネス動作の前記種別と前記負荷の大きさとを前記ユーザに通知するステップと、決定した前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザを撮像部に撮像させるステップと、前記撮像部が前記ユーザを撮像して得られる撮像画像から、前記ユーザの関節の角度を取得するステップと、前記撮像画像から取得した前記関節の角度と、前記種別及び前記負荷の大きさにより定まる基準の関節の角度とを比較するステップと、比較するステップで比較した比較結果に基づいて負荷の大きさを更新するステップと、更新した前記負荷の大きさを前記ユーザに通知するステップと、を有するサポート方法を提供する。
本発明の第3の態様においては、ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末を介して前記ユーザに情報を通知する情報処理装置とを備え、前記ユーザ端末は、前記ユーザを撮像する撮像部と、前記情報処理装置から通知された情報を前記ユーザに通知する通知部と、前記撮像部が撮像した撮像画像を前記情報処理装置に送信する送信部と、を有し、前記情報処理装置は、ユーザに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する決定部と、前記決定部が決定したフィットネス動作の種別と前記負荷の大きさとを前記ユーザ端末を介して前記ユーザに通知する通知部と、前記決定部が決定した前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザを前記ユーザ端末の前記撮像部に撮像させる撮像制御部と、前記撮像部が前記ユーザを撮像して得られる撮像画像から、前記ユーザの関節の角度を取得する角度取得部と、前記角度取得部が前記撮像画像から取得した前記関節の角度と、前記種別及び前記負荷の大きさにより定まる基準の関節の角度とを比較する比較部と、を有し、前記決定部は、前記比較部が比較した比較結果に基づいて負荷の大きさを更新し、前記通知部は、前記決定部が更新した前記負荷の大きさを前記ユーザに通知する、サポートシステムを提供する。
本発明によれば、ユーザの体力に応じて、フィットネス動作の負荷の大きさを更新できるという効果を奏する。
第1の実施の形態の概要を説明するための図である。 フィットネス動作の負荷の大きさと、関節の角度との関係について説明するための図である。 情報処理装置及びユーザ端末の機能構成を示す図である。 フィットネス動作の種別と、関節とを関連付けたデータテーブルを示す図である。 フィットネス動作の種別ごとに、負荷の大きさと基準の角度の大きさとを関連付けたデータテーブルを模式的に示す図である。 フィットネス動作の負荷の大きさを更新する処理のフローチャートである。 フィットネス動作の回数を取得する処理について説明するための図である。 撮像画像を撮像した撮像順に従って、撮像画像から取得した関節の角度をプロットしたグラフを示す模式図である。 回数を取得する処理のフローチャートである。 フィットネス器具の重さを特定する処理のフローチャートである。 フィットネス器具の重さを特定するためのデータテーブルを模式的に示す図である。 第2の実施の形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。 フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度と、当該種別のフィットネス動作を行ったユーザの体力とが関連付けられたデータベースを模式的に示す図である。 目標を達成可能な時期を推定する処理を説明するための図である。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の概要を説明するための図である。サポートシステムSは、健康のための運動であるフィットネス動作を行うユーザUをサポートするシステムである。サポートシステムSは、情報処理装置1と、ユーザ端末2とを備える。情報処理装置1と、ユーザ端末2とは、インターネットや電話回線等の通信ネットワークを介して通信可能に接続され、情報を送受信できる。
ユーザ端末2は、ユーザUが使用する端末であり、例えば、スマートフォン、又はタブレットPC(Personal Computer)である。ユーザ端末2は、ユーザUを撮像するカメラと、音声を出力するスピーカーと、各種情報を表示する表示部とを備える。ユーザ端末2は、ユーザ端末2にインストールされたアプリケーションを実行することにより、情報処理装置1と通信可能に接続される。
情報処理装置1は、ユーザ端末2と通信可能に接続されると、ユーザ端末2のユーザUに行わせるフィットネス動作の種別と負荷の大きさとを決定する。情報処理装置1は、決定したフィットネス動作の種別及び負荷の大きさをユーザ端末2のスピーカー又は表示部を介してユーザUに通知する。そして、情報処理装置1は、ユーザUにフィットネス動作を開始する指示を通知する。
情報処理装置1から通知された指示に従ってフィットネス動作を行うユーザUは、フィットネス動作の種別に応じた関節を動かす。このとき、ユーザUは、フィットネス動作の種別に応じた関節を、伸ばした状態からユーザUの体力に応じた角度まで曲げる、又は曲げた状態から体力に応じた角度まで伸ばす。以下、説明を簡易にするため、フィットネス動作の種別がスクワットであるものとして、フィットネス動作の負荷の大きさと、関節の角度との関係について説明する。
図2は、フィットネス動作の負荷の大きさと、関節の角度との関係について説明するための図である。スクワットにおいては、ユーザUの太ももが地面と平行になるほど、太もも(例えば、大腿四頭筋)にかかる負荷の大きさが大きくなる。図2(a)は、ユーザUの太ももが地面と平行になった場合を模式的に示す図である。図2(a)の角度φ1は、ユーザUの太ももが地面と平行になった場合の膝関節の角度を示す。
ところで、ユーザUは、太ももを地面と平行にできない場合がある。例えば、ユーザUの太ももの筋力などが弱い場合、太ももを地面と平行にできない。図2(b)は、ユーザUの太ももの筋力などが弱く、太ももを地面と平行にできない場合を模式的に示す図である。図2(b)の角度φ2は、太ももを地面と平行にできない場合の膝関節の角度を示す。この場合、基準の角度を角度φ1に設定した場合、ユーザUに対する負荷の大きさが大きすぎるので、ユーザUに応じたフィットネス動作とは言い難い。
そこで、情報処理装置1は、フィットネス動作を行うユーザUを撮像した撮像画像からユーザUの関節の角度を取得する。情報処理装置1は、取得したユーザUの関節の角度と、フィットネス動作の種別及び負荷の大きさにより定まる基準の角度とを比較する。そして、情報処理装置1は、比較した比較結果に基づいてフィットネス動作の負荷の大きさを更新する。
このようにすることで、サポートシステムSは、ユーザUの体力に応じた負荷の大きさで、ユーザUにフィットネス動作を行わせることができる。そのため、サポートシステムSを利用するユーザUは、自分の体力に適したフィットネス動作を行うことができ、健康や体力の向上が期待できる。
[情報処理装置1の機能構成]
図3は、情報処理装置1及びユーザ端末2の機能構成を示す図である。まず、情報処理装置1の機能構成を説明する。情報処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。
通信部11は、ユーザ端末2と情報を送受信するための通信インターフェースである。通信部11は、例えば、LAN(local Area Network)モジュールを備える。記憶部12は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含む計算リソースである。詳細は後述するが、制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、ユーザ端末2を制御して情報を送受信することができる。例えば、制御部13は、ユーザ端末2を制御することによりユーザUを撮像させ、ユーザUを撮像した撮像画像を取得する。制御部13は、ユーザ端末2を制御することにより各種情報をユーザUに通知することができる。
[ユーザ端末2の機能構成]
ユーザ端末2は、通信部21と、撮像部22と、表示部23と、出力部24と、記憶部25と、制御部26とを備える。通信部21は、情報処理装置1と通信するための通信モジュールである。通信部21は、例えば、携帯電話網の基地局を介して情報処理装置1と情報を送受信する。
撮像部22は、ユーザUを撮像するカメラモジュールである。撮像部22は、制御部26の指示に従って撮像画像を生成する。表示部23は、例えば液晶ディスプレイである。表示部23は、制御部26の指示に従って各種情報を表示する。出力部24は、音を出力する音出力部である。出力部24は、例えばスピーカーである。出力部24は、制御部26の指示に従って各種情報を示す音を出力する。
記憶部25は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部25は、制御部26が実行するプログラムを記憶する。制御部26は、例えばCPU等のプロセッサを含む計算リソースである。制御部26は、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、ユーザ端末2の各機能構成部を制御する。
[情報処理装置1の制御部13の機能構成]
情報処理装置1の制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、決定部131、通知部132、撮像制御部133、角度取得部134、比較部135、回数取得部136、加速度情報取得部137、目的取得部138、及び評価部139としての機能を実現する。
目的取得部138は、ユーザUがフィットネス動作を行う目的を示す目的情報を取得する。例えば、目的取得部138は、ユーザ端末2が実行するアプリケーションを介して、ユーザUがユーザ端末2に入力したフィットネス動作を行う目的を示す目的情報を取得する。目的は、例えば、ロコモティブシンドローム予防、ダイエット、健康増進などである。また、目的取得部138は、フィットネス動作を行う目的に関連付けられた目標を示す目標情報を取得してもよい。例えば、目的取得部138は、フィットネス動作を行う目的が「ダイエット」である場合、目標情報として、体重の目標値、及び目標値に到達するまでの目標期間を取得する。
決定部131は、ユーザUに行わせるフィットネス動作の種別を決定する。フィットネス動作の種別は、例えば、健康のための運動の種別、又は筋力を向上させるための運動の種別である。健康のための運動の種別は、例えば、ストレッチ動作、又はヨガの各種ポーズである。筋力を向上させるための運動は、例えば、骨格筋の出力増加、持久力の維持向上、筋肥大を目的とした運動である筋肉トレーニングである。
決定部131は、ユーザUに行わせるフィットネス動作の負荷の大きさを決定する。例えば、決定部131は、負荷の大きさに関連付けられた関節を曲げる(又は伸ばす)基準の角度の大きさを決定する。具体的には、決定部131は、フィットネス動作の種別に関連付けられた関節を特定し、特定した関節を曲げる(又は伸ばす)基準の角度を決定する。
具体的には、まず、決定部131は、フィットネス動作の種別と、関節とを関連付けたデータテーブルを参照して、種別に関連付けられた関節を特定する。図4は、フィットネス動作の種別と、関節とを関連付けたデータテーブルを示す図である。なお、図4の種別2のように、1つのフィットネス動作の種別に対して2以上の関節が関連付けられていてもよい。
次に、決定部131は、負荷の大きさに基準の角度の大きさを関連付けたデータテーブルを参照し、負荷の大きさに関連付けられた基準の角度の大きさを決定する。図5は、フィットネス動作の種別ごとに、負荷の大きさと基準の角度の大きさとを関連付けたデータテーブルを示す図である。
決定部131は、負荷の大きさとして、決定した種別のフィットネス動作を行う回数を決定してもよい。例えば、決定部131は、種別に関連付けられた関節の基準の角度と、回数とのそれぞれを決定することにより、負荷の大きさを段階的に決定する。
例えば、決定部131は、目的取得部138が取得した目的に応じて定められたフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する。具体的には、決定部131は、目的情報と、フィットネス動作の種別とを関連付けたデータテーブルを参照して、目的情報に関連付けられたフィットネス動作の種別を決定する。また、決定部131は、目的取得部138が目的情報と共に目標情報を取得した場合、目標情報が示す目標期間内において、目標値に到達可能なフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する。
通知部132は、ユーザ端末2を介してユーザUに各種情報を通知する。例えば、通知部132は、決定部131が決定したフィットネス動作の種別と負荷の大きさとをユーザUに通知する。また、通知部132は、フィットネス動作を行うための情報を通知してもよい。例えば、通知部132は、ユーザ端末2の設置位置を案内する情報、ユーザ端末2に対するユーザUの立ち位置を案内する情報を通知する。通知部132は、ユーザUにフィットネス動作を開始する指示を通知する。
撮像制御部133は、決定部131が決定した種別のフィットネス動作を行うユーザUをユーザ端末2の撮像部22に撮像させる。撮像制御部133は、ユーザ端末2の撮像部22が撮像した撮像画像を取得する。
角度取得部134は、ユーザ端末2の撮像部22がユーザUを撮像して得られる撮像画像から、既知の画像認識技術を用いてユーザUの関節の角度を取得する。例えば、角度取得部134は、フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度を取得する。具体的には、角度取得部134は、フィットネス動作の種別と関節とを関連付けたデータテーブルを参照して、決定部131が決定したフィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度を取得する。
なお、角度取得部134がユーザUの関節の角度を取得できない場合、通知部132は、決定した種別に関連付けられた関節の角度が取得できないこと、又はユーザUが撮像できないことを通知する。また、通知部132は、角度取得部134がユーザUの関節の角度を取得できない場合、決定した種別に関連付けられた関節、又はユーザUを撮像可能な、ユーザUの位置とユーザ端末2の撮像部22の位置との相対的な位置を示す案内情報を通知してもよい。
比較部135は、角度取得部134が撮像画像から取得した関節の角度と、種別及び負荷の大きさにより定まる関節の基準の角度とを比較する。例えば、比較部135は、取得した関節の角度により定まるユーザUが行ったフィットネス動作の負荷の大きさと、関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさとの大小関係を比較する。
決定部131は、比較部135が比較した比較結果に基づいてユーザUに行わせるフィットネス動作の負荷の大きさを更新する。例えば、決定部131は、ユーザUが行ったフィットネス動作の負荷の大きさと、関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさとの大小関係に基づいて負荷の大きさを更新する。具体的には、決定部131は、ユーザUが行ったフィットネス動作の負荷の大きさよりも、関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさが大きい場合、決定した負荷の大きさよりも小さくした負荷の大きさを決定する。決定部131は、ユーザUが行ったフィットネス動作の負荷の大きさよりも、関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさが小さい場合、決定した負荷の大きさよりも大きくした負荷の大きさを決定する。
このようにすることで、決定部131は、ユーザUが実際に行ったフィットネス動作に基づいて、フィットネス動作の負荷の大きさを決めることができる。そのため、決定部131は、フィットネス動作を行うユーザUの体力に応じたフィットネス動作の負荷の大きさを決定することができる。
なお、比較部135は、取得したユーザUの関節の角度と、フィットネス動作の種別に応じて定まる負荷の大きさが最大になる角度との差の絶対値を算出してもよい。負荷の大きさが最大になる角度は、例えば、フィットネス動作の種別がスクワットである場合、太ももが地面と平行になるときの膝の関節の角度である。
決定部131は、取得した関節の角度と、フィットネス動作の種別に応じて定まる負荷の大きさが最大になる角度との差の絶対値が大きいほど、決定した負荷の大きさよりも小さくした負荷の大きさを決定する。決定部131は、取得した関節の角度と、フィットネス動作の種別に応じて定まる負荷の大きさが最大になる角度との差の絶対値が所定の値よりも小さい場合、決定した負荷の大きさ以上になる負荷の大きさを決定する。所定の値は、例えば、角度取得部134が関節の角度を取得する場合に生じる誤差以下の値とする。
評価部139は、角度取得部134が取得したユーザUのフィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度に基づいて、ユーザUが行ったフィットネス動作を評価する。例えば、評価部139は、比較部135が比較した比較結果に基づいてフィットネス動作を評価する。具体的には、評価部139は、比較部135が算出した関節の角度と基準の角度との差が小さいほど、フィットネス動作を高く評価する。このようにすることで、評価部139は、ユーザUの体力に応じた評価を行うことができる。
決定部131は、評価部139が評価した評価結果に基づいてフィットネス動作の負荷の大きさを決定してもよい。例えば、決定部131は、評価部139が評価した評価結果が高いほど大きくした負荷の大きさを決定する。このようにすることで、決定部131は、評価部139が評価したユーザUの体力に応じた負荷の大きさを決定できる。
通知部132は、決定部131が更新した負荷の大きさをユーザUに通知する。また、通知部132は、比較部135の比較結果を通知してもよい。例えば、通知部132は、比較部135の比較結果とともに、評価部139の評価結果をユーザUに通知する。このように、通知部132がユーザUの現在の体力に対する評価を通知するので、ユーザUは、自身の身体の状態を客観的に認識できる。
通知部132は、評価部139が評価した評価結果を通知する場合、フィットネス動作の改善方法を示すアドバイス情報を含む評価結果を通知してもよい。改善方法は、例えば、フィットネス動作に関連付けられた関節の動作の指示である。改善方法は、フィットネス動作だけでなく、日常生活における行動、又は食事に関する情報などを含んでいてもよい。
[フィットネス動作の負荷の大きさを更新する処理]
以下、図6を参照しながら、フィットネス動作の負荷の大きさを更新する処理の流れを説明する。図6は、フィットネス動作の負荷の大きさを更新する処理のフローチャートである。
まず、決定部131は、ユーザUに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する(ステップS1)。通知部132は、決定したフィットネス動作の種別と負荷の大きさとをユーザ端末2を介してユーザUに通知する(ステップS2)。撮像制御部133は、ユーザ端末2の撮像部22を制御してユーザUを撮像させる(ステップS3)。撮像制御部133は、撮像部22が撮像した撮像画像を取得する。
角度取得部134は、撮像制御部133が取得した撮像画像から種別に関連付けられたユーザUの関節の角度を取得する(ステップS4)。比較部135は、角度取得部134が取得した関節の角度と、負荷の大きさに関連付けられた基準の角度とを比較する(ステップS5)。
評価部139は、比較結果に基づいてユーザUが行ったフィットネス動作を評価する(ステップS6)。決定部131は、比較結果に基づいてユーザUに行わせるフィットネス動作の負荷の大きさを更新する(ステップS7)。なお、ステップS6とステップS7とは、順番が前後してもよく、並列して実行されてもよい。そして、通知部132は、決定部131が更新した負荷の大きさをユーザUに通知する(ステップS8)。
[関節の角度に基づいてフィットネス動作の回数を取得する処理]
ユーザUがフィットネス動作を行う場合、動作を何回行ったか数えることは煩雑であり、数え違いしてしまうことが懸念される。そこで、情報処理装置1は、ユーザUを継時的に撮像して得られる複数の撮像画像それぞれから取得した関節の角度に基づいて、ユーザUが行った種別のフィットネス動作の回数を取得する。
具体的には、まず、撮像制御部133は、撮像部22にユーザUを継時的に撮像させる。角度取得部134は、ユーザUを継時的に撮像して得られる複数の撮像画像それぞれから関節の角度を取得する。
回数取得部136は、角度取得部134がユーザUを継時的に撮像して得られる複数の撮像画像それぞれから取得した関節の角度に基づいて、ユーザUが行った種別のフィットネス動作の回数を取得する。以下、ユーザUが行ったフィットネス動作の種別がスクワットであるものとして、図7を参照しながら、回数取得部136がフィットネス動作の回数を取得する処理について説明する。
図7は、フィットネス動作の回数を取得する処理について説明するための図である。ユーザUは、スクワットを行う場合、スクワットに関連付けられた膝の関節を伸ばした姿勢をとる。図7(a)は、ユーザUが膝の関節を伸ばした姿勢を模式的に示す図である。図7(a)の角度θ1は、関節を伸ばした姿勢におけるユーザUの関節の角度を示す。
次に、スクワットを行うユーザUは、膝の関節をフィットネス動作の負荷の大きさにより定まる基準の角度まで曲げた姿勢をとる。図7(b)は、ユーザUがフィットネス動作の負荷の大きさにより定まる基準の角度まで膝の関節を曲げた姿勢を模式的に示す図である。図7(b)の角度θ2は、基準の角度まで膝の関節を曲げた姿勢におけるユーザUの関節の角度である。
そして、ユーザUは、曲げた膝の関節を伸ばして、膝の関節を伸ばした姿勢をとる。図7(c)は、ユーザUが膝の関節を伸ばした姿勢を模式的に示す図である。図7(c)の角度θ3は、関節を伸ばした姿勢におけるユーザUの関節の角度を示す。
以上説明したとおり、スクワットを行うユーザUの膝の関節の角度は、膝の関節を伸ばした姿勢での角度θ1から、膝の関節を曲げた姿勢での角度θ2になり、膝の関節を伸ばした姿勢での角度θ3になる。スクワットを行うユーザUは上記の動作を繰り返すため、ユーザUの膝の関節の角度は周期的に変化する。
そこで、回数取得部136は、関節の角度の周期的な変化に基づいてフィットネス動作の回数を取得する。例えば、回数取得部136は、ユーザUの関節の角度が、関節を伸ばした姿勢での角度から、基準の角度まで関節を曲げた姿勢での角度になり、関節を伸ばした姿勢での角度になると、フィットネス動作を1回行ったと数える。具体的には、回数取得部136は、ユーザUの関節の角度が、関節を伸ばした状態の基準角度を含む所定の範囲内に含まれる状態から、関節を曲げた状態の基準角度を含む所定の範囲内に含まれる状態になり、再び関節を伸ばした状態の基準角度を含む所定の範囲内に含まれる状態になると、フィットネス動作を1回行ったと数える。以下、関節を伸ばした状態の基準角度を含む所定の範囲内に含まれる状態を開始状態ということがある。また、関節を曲げた状態の基準角度を含む所定の範囲内に含まれる状態を中間状態ということがある。
図8は、撮像画像を撮像した撮像順に従って、撮像画像から取得した関節の角度をプロットしたグラフを示す模式図である。図8において、複数の黒丸それぞれは、取得したユーザUの関節の角度を示す。右下がりの斜線で塗りつぶした領域L1は、関節を伸ばした状態の基準角度を含む所定の範囲を示す。右上がりの斜線で塗りつぶした領域L2は、関節を曲げた状態の基準角度を含む所定の範囲を示す。所定の範囲は、例えば、角度取得部134が関節の角度を取得する場合に生じる誤差を基準角度に加減した値の範囲である。
回数取得部136は、取得した関節の角度が、開始状態から、中間状態になるまでに経過した時間に基づいて、フィットネス動作を1回行ったと数えてもよい。ユーザUの体力によっては、関節の角度を基準の角度まで曲げることができない場合がある。そのため、回数取得部136は、取得した関節の角度が開始状態から中間状態になるまでに経過した時間が所定時間より長い場合、ユーザUの体力に対して決定した負荷が大きすぎるとみなし、フィットネス動作を1回行ったものとする。所定時間は、決定した種別に応じて定まる動作時間である。動作時間は、ユーザUが種別に関連付けられた関節を、開始角度から基準の角度まで動作させる場合にかかる時間である。
図9を参照しながら、関節の角度に基づいてフィットネス動作の回数を取得する処理の流れを説明する。図9は、回数を取得する処理のフローチャートである。回数を取得する処理は、図6のフローチャートのステップS4の処理のサブルーチンとして実行される。また、回数を取得する処理が実行される場合、撮像制御部133は、ユーザ端末2の撮像部22にユーザUを継時的に撮像させているものとする。
角度取得部134は、撮像画像から種別に関連付けられた関節の角度を取得する(ステップS11)。回数取得部136は、取得した関節の角度が、開始状態か否かを判定する(ステップS12)。
回数取得部136は、取得した関節の角度が開始状態ではない場合(ステップS12でNo)、ステップS11に戻る。また、通知部132は、取得した関節の角度が開始状態ではない場合、取得した関節の角度が開始状態ではないことをユーザUに通知してもよい。例えば、通知部132は、種別に関連付けられた関節を伸ばすように促すメッセージを通知する。
通知部132は、取得した関節の角度が開始状態である場合(ステップS12でYes)、決定した種別のフィットネス動作を開始する動作開始指示をユーザUに通知する(ステップS13)。
角度取得部134は、通知部132が動作開始指示をユーザUに通知すると、ユーザUを継時的に撮像して得られる複数の撮像画像それぞれから関節の角度を取得する(ステップS14)。
回数取得部136は、角度取得部134が取得した関節の角度が中間状態であるか否かを判定する(ステップS15)。回数取得部136は、中間状態でないと判定すると(ステップS15でNo)、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS16)。
回数取得部136は、所定時間が経過していないと判定すると(ステップS16でNo)、所定時間が経過するまでステップS14からステップS16を繰り返す。
回数取得部136は、関節の角度が中間状態である判定した場合(ステップS15でYes)、又は所定時間が経過した場合(ステップS16でYes)、ユーザUがフィットネス動作を1回行ったと数える(ステップS17)。回数取得部136は、フィットネス動作の回数が規定回数になったか否かを判定する(ステップS18)。回数取得部136は、フィットネス動作の回数が規定回数になっていない場合(ステップS18でNo)、フィットネス動作の回数が規定回数になるまでステップS14からステップS18までを繰り返す。回数取得部136は、フィットネス動作の回数が規定回数になると(ステップS18でYes)、ユーザUが行ったフィットネス動作の回数を取得する(ステップS19)。
以上説明したように、回数取得部136は、角度取得部134が取得した関節の角度に基づいてユーザUが行ったフィットネス動作の回数を取得する。このようにすることで、情報処理装置1は、フィットネス動作の回数を取得できるので、ユーザUが回数を数える手間を低減できる。以上、フィットネス動作の種別がスクワットであるものとして、膝関節を伸ばした姿勢から曲げた姿勢になる場合について説明した。これに限らず、回数取得部136は、フィットネス動作の種別に関連付けられた関節を曲げた姿勢から伸ばした姿勢になる場合についても同様の処理を行うことで、フィットネス動作を行った回数を数えることができる。
(加速度センサを用いてフィットネス動作の回数を取得する処理)
回数取得部136は、関節の角度の変化に基づいてフィットネス動作の回数を取得することができる。しかしながら、フィットネス動作の種別によっては、関節の角度の変化に基づいて動作の回数を取得するのが難しい場合ある。例えば、肘や膝の角度を固定した状態で腰を回転させるフィットネス動作などは、関節の角度の変化を取得するのが難しいため、角度の変化に基づいてフィットネス動作の回数を取得するのが難しい。
ところで、ユーザUがフィットネス動作を行う場合、ユーザUの関節の速度は、停止、加速、減速、停止を周期的に繰り返す。すなわち、ユーザUの関節の加速度は、動作に伴い周期的に変化する。そこで、情報処理装置1は、加速度の変化を取得し、取得した加速度の変化に基づいて、フィットネス動作の回数を取得する。
加速度情報取得部137は、ユーザUの関節の加速度を検出する加速度センサが検出した加速度を示す加速度情報を取得する。加速度センサは、例えば、ユーザUが所持する器具又は機器に備えられる。具体的には、加速度情報取得部137は、ユーザUがフィットネス動作に用いるフィットネス器具、腕時計型コンピュータ、活動量計などから加速度を示す加速度情報を取得する。
回数取得部136は、加速度情報取得部137が受信した加速度情報に基づいて、ユーザUが行った種別のフィットネス動作の回数を取得する。例えば、回数取得部136は、加速度情報が示す加速度の周期的な変化に基づいて回数を取得する。具体的には、回数取得部136は、時系列に従って並べた加速度情報が示す加速度が、1回振動するごとにユーザUがフィットネス動作を1回行ったと数える。
回数取得部136は、加速度情報と、撮像制御部133がユーザUを継時的に撮像させることにより得られた複数の撮像画像とに基づいて、ユーザが行った種別のフィットネス動作の回数を取得してもよい。具体的には、回数取得部136は、複数の撮像画像に基づいて動作の方向を特定し、加速度情報が示す特定した動作の方向の加速度の変化に基づいて動作の回数を取得する。このようにすることで、情報処理装置1は、関節の角度の変化を取得するのが難しい種別のフィットネス動作であっても、フィットネス動作の回数を取得することができる。
[フィットネス動作を評価する処理]
上記の説明において、評価部139は、ユーザUの関節の角度に基づいて、ユーザUが行ったフィットネス動作を評価した。これに限らず、評価部139は、下記のいずれかの処理を用いてフィットネス動作を評価してもよい。
(フィットネス動作を行うユーザUの姿勢に基づいて評価する処理)
評価部139は、フィットネス動作を行うユーザUの姿勢に基づいてフィットネス動作を評価する。例えば、評価部139は、角度取得部134が取得したフィットネス動作の種別に関連付けられた複数の関節の角度に基づき定まるユーザUの姿勢と、フィットネス動作の種別に関連付けられた基準の姿勢とに基づいてフィットネス動作を評価する。具体的には、評価部139は、複数の関節の角度それぞれから、複数の関節それぞれに関連付けられた基準の角度を減算した値が小さいほど高く評価する。このようにすることで、情報処理装置1は、総合的なユーザUの体力を評価できる。
評価部139は、関節の角度に基づいてユーザUの筋力を推定してもよい。例えば、評価部139は、複数の関節の角度それぞれから、複数の関節それぞれに関連付けられた基準の角度を減算した値のうち、減算した値が他の関節より大きな関節に関連付けられた部位の筋力を他の部位の筋力より弱いと評価する。そのため、情報処理装置1は、他の部位の筋力より弱いと評価した部位の筋肉を強化するフィットネス動作の種別と負荷の大きさとを決定することができる。そのため、ユーザUは、ユーザUに不足している体力を補うフィットネス動作を行うことができる。
(ユーザUが1回のフィットネス動作を行う時間に基づいて評価する処理)
評価部139は、ユーザUが1回のフィットネス動作を行う時間に基づいてフィットネス動作を評価する。この場合、回数取得部136は、フィットネス動作を行った回数を数えるとともに、ユーザUが1回のフィットネス動作を行う際に経過した時間を計測する。そして、評価部139は、決定した種別に応じて定まる動作時間からユーザUが1回のフィットネス動作を行う際に経過した時間を減算した値が大きいほど、ユーザUが行ったフィットネス動作を高く評価する。
(種別に関連付けられた関節の加速度の大きさに基づいて評価する処理)
評価部139は、決定したフィットネス動作の種別に関連付けられた関節の加速度の大きさに基づいて、フィットネス動作を評価する。例えば、評価部139は、フィットネス動作の種別に応じて定まる動作時間に基づいて、関節の加速度の大きさの基準値を特定する。そして、評価部139は、加速度情報取得部137が取得した加速度情報が示す加速度の大きさと、加速度の大きさの基準値との差が小さいほどフィットネス動作を高く評価する。
(ユーザUが行ったフィットネス動作の回数に基づいて評価する処理)
評価部139は、ユーザUが行ったフィットネス動作の回数に基づいて評価する。この場合、回数取得部136は、フィットネス動作の種別及び負荷の大きさに基づいて定められた所定の実施時間内にユーザUが行ったフィットネス動作の回数を数える。実施時間は、例えば、決定した種別のフィットネス動作を1回行う場合にかかる時間と、決定したフィットネス動作の負荷の大きさにより定まるフィットネス動作を行う回数とに基づいて定めればよい。そして、評価部139は、実施時間内にユーザUが行ったフィットネス動作の回数が、フィットネス動作の負荷の大きさにより定まるフィットネス動作を行う回数よりも少ないほど、フィットネス動作を低く評価する。
(インターバル時間に基づいて評価する処理)
評価部139は、ユーザUが、同一種別のフィットネス動作を複数回行ってから次のフィットネス動作を行うまでの時間であるインターバル時間に基づいてフィットネス動作を評価する。例えば、評価部139は、決定したフィットネス動作の種別及び負荷の大きさにより定まる基準のインターバル時間と、ユーザUを撮像した撮像画像に基づいて定まるユーザUのインターバル時間との差の絶対値が小さいほどフィットネス動作を高く評価する。
(フィットネス器具の負荷の大きさに基づいて評価する処理)
評価部139は、ユーザUがフィットネス動作に用いるフィットネス器具の負荷の大きさに基づいてフィットネス動作を評価する。評価部139は、決定部131が決定したフィットネス器具を用いたフィットネス動作の負荷の大きさに基づいてフィットネス動作を評価する。例えば、評価部139は、フィットネス器具を用いたフィットネス動作の負荷の大きさが大きいほど高く評価する。
なお、ユーザUがフィットネス器具の負荷の大きさを入力するのは煩雑であり、ユーザUが数値を誤入力してしまうことが懸念される。そのため、情報処理装置1は、フィットネス器具の重さを特定し、フィットネス器具を用いたフィットネス動作の負荷の大きさを決定する。以下、フィットネス器具の重さを特定する処理について説明する。
図10は、フィットネス器具の重さを特定する処理のフローチャートである。まず、撮像制御部133は、ユーザ端末2にユーザUを撮像させる(ステップS30)。決定部131は、フィットネス動作の種別とフィットネス器具とを関連付けたデータテーブルを参照して、決定した種別にフィットネス器具が関連付けられているか否かを判定する(ステップS31)。図11は、フィットネス器具の重さを特定するためのデータテーブルを模式的に示す図である。
決定部131は、決定した種別にフィットネス器具が関連付けられている場合(ステップS31でYes)、撮像部22がユーザUを撮像した撮像画像に含まれるフィットネス器具のパターンを抽出し、抽出したパターンに基づいてフィットネス器具の種別及びフィットネス器具の重さを特定する(ステップS32)。フィットネス器具のパターンは、フィットネス器具の重さを識別するための識別情報である。識別情報は、例えば、重さと色とを関連付けた色のパターンである。識別情報は、重さと模様とを関連付けたパターンであってもよい。
決定部131は、フィットネス動作の種別に関連付けられたフィットネス器具の種別と、撮像画像から特定したフィットネス器具の種別とが一致するか否かを判定する(ステップS33)。決定部131は、種別が一致すると判定すると(ステップS33でYes)、決定した負荷の大きさに関連付けられたフィットネス器具の重さと、撮像画像から特定したフィットネス器具の重さとが一致するか否かを判定する(ステップS34)。
通知部132は、重さが一致する場合(ステップS34でYes)、ユーザUにフィットネス動作を開始する指示を通知する(ステップS35)。通知部132は、種別が一致しない場合(ステップS33でNo)、又は重さが一致しない場合(ステップS34でNo)、フィットネス器具の変更を指示する器具変更指示をユーザUに通知する(ステップS36)。例えば、通知部132は、フィットネス器具のパターンを案内する案内情報を通知する。
このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザUがフィットネス器具の負荷の大きさを記録する手間を省くことができるので、ユーザUがフィットネス動作を行うモチベーションを上げることができる。また、情報処理装置1は、ユーザUが誤ったフィットネス器具を使用することを低減できるので、ユーザUの体力に応じたフィットネス動作を行わせることができる。
なお、決定部131は、フィットネス器具が備える通信部から取得した識別情報に基づいて、当該フィットネス器具の重さを特定してもよい。例えば、決定部131は、ユーザ端末2を介して、フィットネス器具が備える通信部からユーザ端末2が受信した当該フィットネス器具の重さを示す重さ情報を含むフィットネス器具を識別するための識別情報を取得する。このようにすることで、情報処理装置1は、より正確にフィットネス器具の重さを特定することができる。
(ユーザUの表情に基づいて評価する処理)
評価部139は、ユーザUを撮像した撮像画像に含まれるユーザUの表情に基づいてフィットネス動作を評価する。例えば、評価部139は、ユーザUの表情に基づいて、ユーザUが感じる負荷の大きさを推定する。具体的には、評価部139は、表情の特徴と、ユーザUが感じる負荷の大きさとを関連付けたデータベースを参照し、撮像画像に含まれるユーザUの表情から抽出した表情の特徴に基づいて、ユーザUが感じる負荷の大きさを特定する。
評価部139は、特定したユーザUが感じる負荷の大きさに基づいて、ユーザUが出すことが可能な力を出しているか否かを判定する。例えば、評価部139は、特定したユーザUが感じる負荷の大きさが、ユーザUが出すことが可能な範囲内で最大の力を発揮している場合に感じる負荷以上である場合、ユーザUが出すことが可能な力を出している(パンプアップしている)と判定する。なお、情報処理装置1が実行するユーザUの表情の特徴を抽出する処理は、既知の画像解析技術を用いることができる。
(変形例1)
上記の説明において、比較部135は、取得した関節の角度と、1つの基準の角度とを比較した。これに限らず、比較部135は、取得した関節の角度と、複数の基準の角度それぞれとを比較してもよい。例えば、比較部135は、取得した関節の角度と、複数の基準の角度それぞれとが一致するか否かを判定する。この場合、決定部131は、取得した関節の角度と一致した基準の関節の角度に応じて、ユーザUに行わせるフィットネス動作の負荷の大きさを決定する。具体的には、決定部131は、基準の関節の角度と負荷の大きさとを関連付けたデータベースを参照して、取得した関節の角度と一致した基準の関節の角度に関連付けられた負荷の大きさを決定する。
また、比較部135は、取得した関節の角度と、複数の基準の角度それぞれとの差の絶対値を算出してもよい。この場合、決定部131は、取得した関節の角度との差の絶対値が最も小さい基準の角度に応じて、フィットネス動作の負荷の大きさを決定する。具体的には、決定部131は、基準の関節の角度と負荷の大きさとを関連付けたデータベースを参照して、取得した関節の角度との差の絶対値が最も小さい基準の角度に関連付けられた負荷の大きさを決定する。
なお、比較部135は、取得した関節の角度と、基準の角度との大小関係を比較してもよい。この場合、決定部131は、決定したフィットネス動作の種別と、比較部135が比較した大小関係とに基づいて負荷の大きさを更新する。例えば、決定部131は、決定したフィットネス動作の種別が「スクワット」などの関節を曲げる動作の種別である場合、基準の角度よりも取得した関節の角度が小さいとき負荷の大きさを大きくする。決定部131は、関節を曲げる動作の種別である場合、基準の角度よりも取得した関節の角度が大きいとき負荷の大きさを小さくする。決定部131は、決定したフィットネス動作の種別が関節を伸ばす動作の種別である場合、基準の角度よりも取得した関節の角度が小さいとき負荷の大きさを小さくし、基準の角度よりも取得した関節の角度が大きいとき負荷の大きさを大きくする。
(変形例2)
上記の説明において、ユーザ端末2の撮像部22を制御することによりユーザUを撮像したが、これに限らず、サポートシステムSが備える図示しない撮像装置を制御してユーザUを撮像してもよい。撮像装置は、例えば、撮像領域を調整可能なカメラである。この場合、撮像制御部133は、角度取得部134がユーザUの関節の角度を取得できない場合、撮像装置に撮像領域を変更させる。具体的には、撮像制御部133は、撮像装置に、撮像方向(上下左右)、又はフォーカスを変更させることにより、ユーザUの関節が撮影できるとともに、ユーザUの関節の角度が取得できるように撮像領域を変更させる。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザUに移動を促すことを低減できる。
[第1の実施の形態に係る情報処理装置1の効果]
以上説明したとおり、第1の実施の形態に係る情報処理装置1は、フィットネス動作を行うユーザUを撮像した撮像画像からユーザUの関節の角度を取得する。情報処理装置1は、取得したユーザUの関節の角度と、種別及び負荷の大きさにより定まる基準の角度とを比較する。そして、情報処理装置1は、比較した比較結果に基づいてフィットネス動作の負荷の大きさを更新し、更新した負荷の大きさをユーザUに通知する。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザUの体力に応じた種別及び負荷の大きさのフィットネス動作をユーザUに行わせることができる。
<第2の実施の形態>
フィットネス動作を行うユーザUは、短期的には継続できても、身体の状態を把握できない場合、フィットネス動作を行うモチベーションが低下して、フィットネス動作を継続しなくなる場合がある。この場合、情報処理装置1は、ユーザUの身体の状態を推定し、推定した身体の状態をユーザUに通知することで、ユーザUがフィットネス動作を行うモチベーションを向上する。身体の状態は、例えば、ユーザUの体力、筋力、関節の可動域、体組成である。体組成は、例えば、体重、体脂肪率、筋肉量である。
以下、第2の実施の形態に係る情報処理装置1について、第1の実施の形態に係る情報処理装置1と異なる点について説明し、同様の点については適宜省略する。図12は、第2の実施の形態に係る情報処理装置1の機能構成を示す図である。第2の実施の形態に係る情報処理装置1の制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、推定部130としての機能を実現する。
推定部130は、各種データベースを参照して、取得した関節の角度に基づいてユーザUの身体の状態を推定する。例えば、推定部130は、フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度と、当該種別のフィットネス動作を行ったユーザの体力とが関連付けられた体力推定データベースを参照して、角度取得部134が取得したユーザUの関節の角度に基づいて種別のフィットネス動作を行うユーザの体力を推定する。具体的には、推定部130は、体力推定データベースを参照して、取得した関節の角度に関連付けられたユーザの体力を示す指数を特定することによりユーザUの体力を推定する。
なお、体力推定データベースは、あらかじめ多数のユーザから収集した、多数のユーザが行ったフィットネス動作と、多数のユーザそれぞれの属性情報(年齢、性別、体重、身長、体力など)とを関連付けたデータに基づいて、ビッグデータ解析で作成されているものとする。図13は、フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度と、当該種別のフィットネス動作を行ったユーザの体力とが関連付けられたデータベースを模式的に示す図である。
通知部132は、推定部130が推定したユーザUの体力を通知する。例えば、通知部132は、推定したユーザUの体力と、ユーザUと類似した属性情報の他のユーザとを比較した比較結果を通知する。具体的には、通知部132は、推定したユーザUの体力と、ユーザUと類似した属性情報の他のユーザの統計的な平均値との差を通知する。また、通知部132は、ユーザUの属性情報に基づき定まるユーザUの目標体力と、推定したユーザUの体力との比較結果を通知してもよい。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザUに現在の体力を知らせることができる。
また、推定部130は、ユーザUの身体の状態の変化を推定する。例えば、推定部130は、フィットネス動作の種別と、当該種別のフィットネス動作を行った期間である実施期間と、ユーザの身体の状態の変化とを関連付けたデータベースに基づいて、決定部131が決定した種別のフィットネス動作を行わせるユーザUの身体の状態の変化を推定する。身体の状態の変化は、例えば、フィットネス動作で曲げる(又は伸ばす)ことができる関節の角度の変化、フィットネス動作を行う場合の姿勢の変化、体重の変化などである。
なお、データベースは、あらかじめ多数のユーザから収集した、多数のユーザが行ったフィットネス動作の種別と、当該種別のフィットネス動作を行った期間である実施期間と、ユーザの身体の状態とを関連付けたデータに基づいて、ビッグデータ解析で作成されているものとする。情報処理装置1は、身体の状態としてユーザUの体重を取得する場合、ユーザUがユーザ端末2に入力した体重を取得してもよく、サポートシステムSと連携し、かつユーザUの体重を計測する体重計から取得してもよい。
また、推定部130は、推定したユーザUの身体の状態の変化に基づいてユーザUが予め設定した目標を達成可能な時期を推定してもよい。以下、ユーザUが予め設定した目標が目標体重に到達する場合を例にとり、図14を参照しながら、目標値に到達可能な時期を推定する処理について説明する。
図14は、目標を達成可能な時期を推定する処理を説明するための図である。図14は、横軸を時間とし、縦軸を体重として、ユーザUの体重の変化をプロットしたグラフを模式的に示す図である。図14の黒丸は、過去のユーザUの体重を示す。一点鎖線は、ユーザUが設定した目標体重を示す。破線は、過去のユーザUの体重の変化を近似した近似曲線を示す。
推定部130は、目標体重を示す一点鎖線と、過去のユーザUの体重の変化を近似した近似曲線を示す破線との交点を特定する。白丸は、目標体重を示す一点鎖線と、過去のユーザUの体重の変化を近似した近似曲線を示す破線との交点を示す。推定部130は、交点の時間軸上の座標を特定する。図14に示す例において、推定部130は、目標体重に到達する時期が3か月後であると推定する。
通知部132は、推定部130が推定したユーザUの身体の状態の変化を通知する。例えば、通知部132は、推定部130が推定した目標値に到達可能な時期を示す時期情報を通知する。
通知部132は、ユーザUと同様の目標を設定した他のユーザの情報を通知してもよい。例えば、通知部132は、ユーザUと同様の属性情報の他のユーザが、設定した目標に到達するまでに経過した時間、行ったフィットネス動作の種別、行ったフィットネス動作の負荷の大きさ、又はフィットネス動作を行った実施期間における身体の状態の変化を通知する。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザUと同様の属性情報の他のユーザの履歴をユーザUに見せることができるので、ユーザUのモチベーションを向上させることができる。
[第2の実施の形態に係る情報処理装置1の効果]
以上説明したとおり、第2の実施の形態に係る情報処理装置1は、ユーザUの体力を推定し、推定した体力をユーザUに通知することで、ユーザUがフィットネス動作を行うモチベーションを向上する。また、第2の実施の形態に係る情報処理装置1は、ユーザUの身体の状態を推定し、推定した身体の状態をユーザUに通知することで、ユーザUがフィットネス動作を行うモチベーションを向上する。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態に係るサポートシステムSにおいては、第1及び第2の実施の形態に係る情報処理装置1が実行する処理の少なくとも一部をユーザ端末2が実行する。例えば、ユーザ端末2の制御部26は、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、ユーザUに行わせるフィットネス動作の負荷の大きさを決定する決定部の機能を実現する。
ところで、撮像画像から関節の角度を取得する処理に係る負荷は、他の処理に係る負荷よりも大きい。そのため、ユーザ端末2の制御部26は、角度取得部134以外の機能を実現してもよい。このようにすることで、サポートシステムSは、情報処理装置1が各種処理の実行にかかる負荷を低減することができ、複数のユーザ端末2それぞれに対するレスポンスを高めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 情報処理装置
2 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 通信部
22 撮像部
23 表示部
24 出力部
25 記憶部
26 制御部
130 推定部
131 決定部
132 通知部
133 撮像制御部
134 角度取得部
135 比較部
136 回数取得部
137 加速度情報取得部
138 目的取得部
139 評価部

Claims (13)

  1. ユーザに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する決定部と、
    前記決定部が決定したフィットネス動作の種別と前記負荷の大きさとを前記ユーザに通知する通知部と、
    前記決定部が決定した前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザを撮像部に撮像させる撮像制御部と、
    前記撮像制御部が前記ユーザを撮像して得られる撮像画像から、前記ユーザの関節の角度を取得する角度取得部と、
    前記角度取得部が前記撮像画像から取得した前記関節の角度により定まる前記ユーザが行った前記フィットネス動作の負荷の大きさと、前記種別及び前記負荷の大きさにより定まる関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさとを比較する比較部と、
    を備え、
    前記決定部は、前記比較部が比較した比較結果に基づいて、前記ユーザが行った前記フィットネス動作の負荷の大きさよりも、前記関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさが大きい場合、前記ユーザに行わせる前記フィットネス動作の負荷の大きさを、決定した負荷の大きさよりも小さくした負荷の大きさに更新し、
    前記通知部は、前記決定部が更新した前記負荷の大きさを前記ユーザに通知する、
    情報処理装置。
  2. 前記角度取得部は、前記フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度を取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記撮像制御部は、前記ユーザを継時的に前記撮像部に撮像させ、
    前記角度取得部が前記ユーザを継時的に撮像して得られる複数の撮像画像それぞれから取得した関節の角度に基づいて、前記ユーザが行った前記種別のフィットネス動作の回数を取得する回数取得部をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザの関節の加速度を検出する加速度センサが検出した前記加速度を示す加速度情報を取得する加速度情報取得部をさらに備え、
    前記回数取得部は、前記加速度情報取得部が受信した前記加速度情報と、前記複数の撮像画像とに基づいて、前記ユーザが行った前記種別のフィットネス動作の回数を取得する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザが前記フィットネス動作を行う目的を示す情報を取得する目的取得部をさらに備え、
    前記決定部は、前記目的に応じて定められたフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通知部は、前記角度取得部が前記ユーザの関節の角度を取得できない場合、前記ユーザに撮像できないことを通知する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記撮像制御部は、前記角度取得部が前記ユーザの関節の角度を取得できない場合、前記撮像部に撮像領域を変更させる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザの関節の角度に基づいて、前記ユーザが行った前記フィットネス動作を評価する評価部をさらに備える、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記フィットネス動作の種別に関連付けられた関節の角度と、当該種別のフィットネス動作を行ったユーザの体力を示す指数とが関連付けられたデータベースを参照して、前記角度取得部が取得した前記ユーザの関節の角度に対応する前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザの体力を示す指数を特定することにより前記ユーザの体力を推定する推定部をさらに備え、
    前記通知部は、前記推定部が推定した前記ユーザの前記体力を通知する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記フィットネス動作の種別と、当該種別のフィットネス動作を行った期間である実施期間と、ユーザの身体の状態の変化とを関連付けたデータベースに基づいて、前記決定部が決定した前記種別のフィットネス動作を行わせる前記ユーザの身体の状態の変化を推定する推定部をさらに備え、
    前記通知部は、前記推定部が推定した前記ユーザの身体の状態の変化を通知する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記決定部は、決定した前記種別にフィットネス器具が関連付けられている場合、前記撮像部が前記ユーザを撮像した撮像画像に含まれる前記フィットネス器具の種別及び重さを特定する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが実行する、
    ユーザに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定するステップと、
    決定したフィットネス動作の前記種別と前記負荷の大きさとを前記ユーザに通知するステップと、
    決定した前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザを撮像部に撮像させるステップと、
    前記撮像部が前記ユーザを撮像して得られる撮像画像から、前記ユーザの関節の角度を取得するステップと、
    前記撮像画像から取得した前記関節の角度により定まる前記ユーザが行った前記フィットネス動作の負荷の大きさと、前記種別及び前記負荷の大きさにより定まる基準の関節の角度に関連付けられた負荷の大きさとを比較するステップと、
    比較するステップで比較した比較結果に基づいて、前記ユーザが行った前記フィットネス動作の負荷の大きさよりも、前記関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさが大きい場合、前記ユーザに行わせる前記フィットネス動作の負荷の大きさを、決定した負荷の大きさよりも小さくした負荷の大きさ更新するステップと、
    更新した前記負荷の大きさを前記ユーザに通知するステップと、
    を有するサポート方法。
  13. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末を介して前記ユーザに情報を通知する情報処理装置とを備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記ユーザを撮像する撮像部と、
    前記情報処理装置から通知された情報を前記ユーザに通知する通知部と、
    前記撮像部が撮像した撮像画像を前記情報処理装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    ユーザに行わせるフィットネス動作の種別及び負荷の大きさを決定する決定部と、
    前記決定部が決定したフィットネス動作の種別と前記負荷の大きさとを前記ユーザ端末を介して前記ユーザに通知する通知部と、
    前記決定部が決定した前記種別のフィットネス動作を行う前記ユーザを前記ユーザ端末の前記撮像部に撮像させる撮像制御部と、
    前記撮像部が前記ユーザを撮像して得られる撮像画像から、前記ユーザの関節の角度を取得する角度取得部と、
    前記角度取得部が前記撮像画像から取得した前記関節の角度により定まる前記ユーザが行った前記フィットネス動作の負荷の大きさと、前記種別及び前記負荷の大きさにより定まる基準の関節の角度に関連付けられた負荷の大きさとを比較する比較部と、
    を有し、
    前記決定部は、前記比較部が比較した比較結果に基づいて、前記ユーザが行った前記フィットネス動作の負荷の大きさよりも、前記関節の基準の角度に関連付けられた負荷の大きさが大きい場合、前記ユーザに行わせる前記フィットネス動作の負荷の大きさを、決定した負荷の大きさよりも小さくした負荷の大きさ更新し、
    前記通知部は、前記決定部が更新した前記負荷の大きさを前記ユーザに通知する、
    サポートシステム。
JP2018180769A 2018-09-26 2018-09-26 情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム Active JP6959898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018180769A JP6959898B2 (ja) 2018-09-26 2018-09-26 情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018180769A JP6959898B2 (ja) 2018-09-26 2018-09-26 情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020048827A JP2020048827A (ja) 2020-04-02
JP6959898B2 true JP6959898B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=69994503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018180769A Active JP6959898B2 (ja) 2018-09-26 2018-09-26 情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6959898B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113529336B (zh) * 2020-04-21 2024-02-13 青岛海尔洗衣机有限公司 用于衣物处理设备的运行方法
JP7459658B2 (ja) * 2020-05-26 2024-04-02 株式会社島津製作所 身体能力提示方法および身体能力提示装置
US20230226410A1 (en) * 2020-08-05 2023-07-20 Drax Inc. Exercise equipment device
KR102608196B1 (ko) * 2023-08-01 2023-12-01 주식회사 니어네트웍스 비전처리를 활용한 범용 반복 동작 카운팅 시스템

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998000204A1 (en) * 1996-07-02 1998-01-08 Cycle-Ops Products, Inc. Electronic exercise system
JP2001257929A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Technosonic:Kk 被写体追尾装置
JP2007209636A (ja) * 2006-02-12 2007-08-23 Mikio Uehara 運動情報の記録システム
JP5082724B2 (ja) * 2007-09-28 2012-11-28 オムロン株式会社 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2012048649A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Citizen Holdings Co Ltd 体形変化予測装置
US9283429B2 (en) * 2010-11-05 2016-03-15 Nike, Inc. Method and system for automated personal training
JP5782737B2 (ja) * 2011-02-17 2015-09-24 富士通株式会社 状態検知装置、状態検知方法および状態検知プログラム
JP2015005172A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを記憶した記憶媒体
JP2015207181A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
JP6555866B2 (ja) * 2014-09-22 2019-08-07 カシオ計算機株式会社 商品登録装置及びプログラム
JP6056107B2 (ja) * 2014-11-07 2017-01-11 学校法人北里研究所 運動補助装置、運動補助方法、プログラム
JP6603055B2 (ja) * 2015-06-19 2019-11-06 花王株式会社 体力推定方法
JP6306074B2 (ja) * 2016-03-25 2018-04-04 京セラ株式会社 運動支援装置および運動支援方法
JP2017221350A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 富士通テン株式会社 支援情報提供装置、支援情報提供システム、支援情報提供方法及び支援情報提供プログラム
TWI631934B (zh) * 2017-03-08 2018-08-11 國立交通大學 估測騎乘自行車之受測者下肢運動狀態的方法及系統

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020048827A (ja) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6959898B2 (ja) 情報処理装置、サポート方法、及びサポートシステム
KR101859549B1 (ko) 웨어러블 센서 기반의 동작 훈련 가이드 시스템 및 그 방법
US20180133551A1 (en) System and method for personalized exercise training and coaching
CN107551521B (zh) 健身指导方法及装置、智能设备及存储介质
US11273343B2 (en) Systems and methods for computer vision and machine-learning based form feedback
US20190118066A1 (en) Method and apparatus for providing interactive fitness equipment via a cloud-based networking
CA3146658A1 (en) Interactive personal training system
CN113128283A (zh) 评估方法、模型构建方法、教学机、教学系统及电子设备
EP3042360A1 (en) System and method for identifying and interpreting repetitive motions
KR20200144991A (ko) 운동 보조 장치 및 운동 보조 방법
KR101446653B1 (ko) 네츄럴 인터렉션 기반의 건강 및 재활 게임 장치 및 방법
Radhakrishnan et al. ERICA: enabling real-time mistake detection & corrective feedback for free-weights exercises
CN112071392A (zh) 健身动作的推荐方法、装置、电子设备和计算机存储介质
US20230191197A1 (en) Smart glove
JP2020141806A (ja) 運動評価システム
KR102050559B1 (ko) 유전적 특이성을 고려한 사용자 맞춤 건강 관리 시스템
JP2019016254A (ja) ユーザの姿勢を評価するための方法およびシステム
CN110781777A (zh) 体育训练中人体动作的判定方法、系统和存储介质
KR20060109762A (ko) 온라인 운동자세 교정시스템
EP3786971A1 (en) Advancement manager in a handheld user device
JP6868673B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
EP4145455A1 (en) Method and system for assessing and improving wellness of person using body gestures
JP7344560B2 (ja) トレーニング機器の制御方法
CN113299365A (zh) 体能训练计划生成方法、装置及电子设备
KR20220070885A (ko) 스마트 트레이닝 시스템과 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6959898

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150