JP6959531B2 - 無線通信方法、制御装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信方法、制御装置及び無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信方法、制御装置及び無線通信システムに関する。
無線信号処理を実行する装置である無線信号処理装置と、アクセスポイント、子局又は遠隔無線装置(RRU: Remote Radio Unit)等である基地局装置と、多種多様な要件を持つIoT(Internet of Things)デバイス等の端末とを備える無線通信システムがある。各端末は、自端末の要件に適した無線方式で、基地局装置と通信する。無線方式は、例えば、LoRa、SigFox、NB−IoTである。
IoTデバイスの電池容量は、IoTデバイス以外の端末の電池容量よりも小さい場合がある。また、IoTデバイスの通信頻度は、IoTデバイス以外の端末の通信頻度よりも少ない場合がある。このため、IoTデバイス等の端末が基地局装置と通信する場合、基地局装置の設備利用率は低下してしまう場合がある。基地局装置の設備利用率が低下した場合、基地局装置の設置費用、設置面積及び運用費用は増加する。
無線信号処理装置及び基地局装置のうちの少なくとも一方は、ソフトウェアによる無線信号処理を実行する場合がある(特許文献1参照)。基地局装置は、端末の無線方式に対応しているソフトウェアが基地局装置にダウンロードされているか否かを判定する。ソフトウェアが基地局装置にダウンロードされている場合、基地局装置が無線信号処理を実行する。ソフトウェアが基地局装置にダウンロードされていない場合、基地局装置の代わりに、無線信号処理装置が無線信号処理を実行する。
このように、基地局装置は、無線信号処理装置及び基地局装置のうちで無線信号処理を実行する装置を、要求される遅延に応じて自律的に選択する。選択された基地局装置及び無線信号処理装置がソフトウェアを入れ替えることで、無線通信システムは無線方式を柔軟に変更することができる。また、無線通信システムは、通信量の少ないIoTデバイスに用いられる無線方式を用いて短時間の通信を実行し、それ以外の時間では、他の無線方式を用いて通信を実行することで、基地局装置の設備利用率を向上させることができる。
特許第5600093号公報
基地局装置は、接続開始又は同期用の制御信号を、端末との間で通信する場合がある。しかしながら、IoTデバイス等の端末は、電池容量が小さいので、基地局装置からの制御信号の受信を長時間では待機することができない。また、基地局装置は、基地局装置の設備利用率を向上させる必要があるため、端末からの制御信号の受信を長時間では待機することができない。
端末の無線方式で制御信号を通信するための割り当て時間を基地局装置が短くした場合、端末が接続開始又は同期するまでの時間が長くなり、端末の消費電力は高くなる。これに対して、端末の無線方式で制御信号を通信するための割り当て時間を基地局装置が長くした場合、基地局装置の設備利用率が低下する。なお、基地局装置及び端末が通信を同期させても、置局変更やIoTデバイスの移設等が行われた場合には、基地局装置及び端末は、通信を再同期させる必要がある。
このように、従来の無線通信システムは、基地局装置の設備利用効率を向上させた場合には、端末の消費電力を抑えることができないことがあった。
上記事情に鑑み、本発明は、基地局装置の設備利用効率を向上させた上で、端末の消費電力を抑えることが可能である無線通信方法、制御装置、端末及び無線通信システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、予め定められたエリアにおいて端末と通信する基地局装置を制御する制御装置が実行する無線通信方法であって、同期信号を送信する前記基地局装置との通信が同期していない前記端末が存在するか否かを判定するステップと、同期していない前記端末が存在すると判定された場合、同期していない前記端末が使用する無線方式の前記同期信号の割り当て時間を増加させるよう、又は、前記同期信号の割り当て周期を短くするよう、前記基地局装置を制御するステップとを含む無線通信方法である。
本発明の一態様は、上記の無線通信方法であって、前記制御するステップでは、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合、前記基地局装置を制御する。
本発明の一態様は、上記の無線通信方法であって、前記制御するステップでは、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、前記同期信号の割り当て時間を長くし、又は、前記同期信号の割り当て周期を短くする。
本発明の一態様は、上記の無線通信方法であって、前記制御するステップでは、同期していない前記端末の位置を探索する前記基地局装置の数を変更する。
本発明の一態様は、予め定められたエリアにおいて基地局装置と通信する端末が実行する無線通信方法であって、同期信号を送信する前記基地局装置と自端末との通信が同期しているか否かを判定するステップと、通信が同期していないと判定された場合、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合に前記同期信号の受信を待機するステップとを含む無線通信方法である。
本発明の一態様は、予め定められたエリアにおいて同期信号を送信する基地局装置との通信が同期していない端末が存在するか否かを判定する同期部と、同期していない前記端末が存在すると判定された場合、同期していない前記端末が使用する無線方式の前記同期信号の割り当て時間を増加させるよう、又は、前記同期信号の割り当て周期を短くするよう、前記基地局装置を制御する制御部とを備える制御装置である。
本発明の一態様は、上記の制御装置であって、前記制御部は、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合、前記基地局装置を制御する。
本発明の一態様は、上記の制御装置であって、前記制御部は、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、前記同期信号の割り当て時間を長くし、又は、前記同期信号の割り当て周期を短くする。
本発明の一態様は、上記の制御装置であって、前記制御部は、同期していない前記端末の位置を探索する前記基地局装置の数を変更する。
本発明の一態様は、同期信号を送信する基地局装置と自端末との通信が同期しているか否かを判定する端末同期部と、通信が同期していないと判定された場合、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合に前記同期信号の受信を待機する端末制御部とを備える端末である。
本発明の一態様は、端末と制御装置とを備える無線通信システムであって、前記端末は、同期信号を送信する基地局装置と自端末との通信が同期しているか否かを判定する端末同期部と、通信が同期していないと判定された場合、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合に前記同期信号の受信を待機する端末制御部とを有し、前記制御装置は、予め定められたエリアにおいて前記基地局装置との通信が同期していない前記端末が存在するか否かを判定する同期部と、同期していない前記端末が存在すると判定された場合、同期していない前記端末が使用する無線方式の前記同期信号の割り当て時間を増加させるよう、又は、前記同期信号の割り当て周期を短くするよう、前記基地局装置を制御する制御部とを有する、無線通信システムである。
本発明の一態様は、上記の無線通信システムであって、前記制御部は、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合、前記基地局装置を制御する。
本発明の一態様は、上記の無線通信システムであって、前記制御部は、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、前記同期信号の割り当て時間を長くし、又は、前記同期信号の割り当て周期を短くする。
本発明の一態様は、上記の無線通信システムであって、前記制御部は、同期していない前記端末の位置を探索する前記基地局装置の数を変更する。
本発明により、基地局装置の設備利用効率を向上させた上で、端末の消費電力を抑えることが可能である。
無線通信システムの構成の例を示す図である。 端末の構成の例を示す図である。 端末のパラメータテーブルの例を示す図である。 基地局装置の構成の例を示す図である。 制御装置の構成の例を示す図である。 端末状態テーブルの例を示す図である。 制御装置のパラメータテーブルの例を示す図である。 無線方式管理テーブルの例を示す図である。 無線処理装置の構成の例を示す図である。 端末の同期の状態を制御装置が確認する動作の例を示すフローチャートである。 基地局装置の動作モードを制御装置が変更する動作の例を示すフローチャートである。 同期信号の送信処理の例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、無線通信システム1の構成の例を示す図である。無線通信システム1は、複数の無線方式の通信を実行するシステムである。無線通信システム1は、端末2−1〜2−N(Nは、1以上の整数)と、基地局装置3−1〜3−M(Mは、1以上の整数)と、通信回線4と、制御装置5と、無線処理装置6とを備える。
無線通信システム1は、予め定められた領域であるエリア7−1〜7−E(Eは、1以上の整数)を備える。図1において、エリア7−1には、一例として基地局装置3−1〜3−3が配置されている。エリア7−1には、一例として端末2−1〜2−3が位置している。エリア7−Eには、一例として基地局装置3−Mが配置されている。エリア7−Eには、一例として端末2−Nが位置している。
端末2は、基地局装置3が対応する複数の無線方式のうちの少なくとも1種類の無線方式で、基地局装置3との無線通信を実行する。端末2は、基地局装置3との無線通信を常時実行する必要はなく、例えば周期的に実行してもよい。端末2は、例えば、スマートフォン端末、タブレット端末、IoTデバイスである。
基地局装置3は、複数の無線方式の通信を実行する装置である。基地局装置は、802.11規格等の複数の無線方式を切り替えることによって、各無線方式の端末2と通信する。無線方式は、例えば、LoRa、SigFox、NB−IoTでもよい。基地局装置3は、例えば、ソフトウェア無線(SDR: Software Defined Radio)に対応しているアクセスポイントである。基地局装置3が対応する無線方式は、例えば、無線通信サービスを提供する複数のサービスプロバイダが要求する無線方式である。通信回線4は、基地局装置3及び無線処理装置6の間のデータ信号(パケット)を転送する。
制御装置5は、サーバ等の情報処理装置である。制御装置5は、各基地局装置3の動作を制御する。例えば、制御装置5は、基地局装置3の動作モードを制御することによって、基地局装置3との通信の同期が外れている端末2の位置を基地局装置3に探索させる。制御装置5は、探索の結果を基地局装置3から取得する。
無線処理装置6は、端末2が使用する無線方式のソフトウェアが基地局装置3にダウンロードされているか否かを判定する。無線処理装置6は、端末2が使用する無線方式のソフトウェアが基地局装置3にダウンロードされていない場合、基地局装置3の代わりに、端末2が使用する無線方式の無線信号処理を実行してもよい。無線処理装置6は、無線信号処理の結果を基地局装置3に送信する。
次に、端末2の構成の例を説明する。
図2は、端末2の構成の例を示す図である。端末2は、端末記憶部21と、端末同期部22と、端末制御部23と、端末信号処理部24と、端末通信部25とを備える。端末同期部22と端末制御部23と端末信号処理部24と端末通信部25とは、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、端末記憶部21に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。各機能部のうち一部又は全部は、例えば、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。バス20は、端末2においてデータを転送する。
端末記憶部21は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置(非一時的な記録媒体)である。端末記憶部21は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性の記録媒体を更に備えてもよい。端末記憶部21は、例えば、自端末が使用する無線信号の割り当て時間及び割り当て周期(割り当ての頻度の逆数)等のスケジュールに関する情報(スケジュール情報)を記憶する。端末記憶部21は、自端末の各機能部が実行するプログラムと、端末2のパラメータテーブルとを記憶する。
図3は、端末2のパラメータテーブルの例を示す図である。端末2のパラメータテーブルは、端末2の動作を制御するためのパラメータが登録されているテーブルである。端末2のパラメータテーブルでは、パラメータと、値とが対応付けられている。通信が同期している場合、パラメータ「状態」には、「同期中」が対応付けられている。通信が同期していない場合、パラメータ「状態」には、「基地局探索」が対応付けられている。基地局探索とは、基地局装置3が送信する同期信号の受信を端末2が待機すること、すなわち、基地局装置3が端末2の位置を探索することを表す。パラメータ「探索時間帯」には、端末2が基地局装置3を探索する所定時間帯が対応付けられている。探索時間帯は、端末2以外によって予め定められる。
端末同期部22は、同期信号を送信する基地局装置3と自端末との通信が同期しているか否かを判定する。例えば、端末同期部22は、同期信号等の制御信号を基地局装置3から受信したか否かに基づいて、基地局装置3と自端末との通信が同期しているか否かを判定する。
端末制御部23は、通信が同期していないと判定された場合、端末2のパラメータテーブルに登録されている探索時間帯を取得する。端末制御部23は、現在時刻が探索時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が探索時間帯に属している場合に同期信号の受信を待機する。
端末信号処理部24は、端末2が使用する無線方式の信号処理を実行する。無線方式は、例えば、LoRa、SigFox、NB−IoT等である。以下、エリア7−1に位置している端末2が使用する無線方式を「第1無線方式」という。第1無線方式による通信の頻度は、他の無線方式による通信の頻度と比較して少なくてもよい。
端末通信部25は、基地局装置3との間で無線通信を実行する。端末通信部25は、端末信号処理部24が生成したベースバンド信号に対して、第1無線方式の変調処理を実行する。
端末通信部25は、第1無線方式の同期信号等の制御信号を、基地局装置3から受信する。同期信号等の制御信号は、エリア7における特定の区域に向けて基地局装置3から送信されてもよいし、エリア7における特定の端末2に向けて基地局装置3から送信されてもよい。制御信号は、第1無線方式の無線信号の割り当て時間及び割り当て周期等のスケジュールに関する情報を含む。制御信号は、接続を承認することを表す情報を更に含んでもよい。端末通信部25は、基地局装置3から受信した同期信号等の制御信号に対して、第1無線方式の復調処理を実行する。
端末通信部25は、第1無線方式の同期信号を含むビーコン信号を、基地局装置3から受信してもよい。ビーコン信号は、エリア7における特定の区域に向けて、基地局装置3から送信される。ビーコン信号は、第1無線方式の無線信号の割り当て時間及び割り当て周期等のスケジュールに関する情報を含んでもよい。端末通信部25は、基地局装置3から受信したビーコン信号に対して、第1無線方式の復調処理を実行する。
次に、基地局装置3の構成の例を説明する。
図4は、基地局装置3の構成の例を示す図である。基地局装置3は、バス30と、基地局記憶部31と、基地局制御部32と、基地局信号処理部33と、基地局通信部34とを備える。基地局制御部32と基地局信号処理部33と基地局通信部34とは、CPU等のプロセッサが、端末記憶部21に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。各機能部のうち一部又は全部は、例えば、LSIやASIC等のハードウェアを用いて実現されてもよい。バス30は、基地局装置3においてデータを転送する。
基地局記憶部31は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置(非一時的な記録媒体)である。基地局記憶部31は、RAM等の揮発性の記録媒体を更に備えてもよい。基地局記憶部31は、無線信号の割り当て時間及び割り当て周期等のスケジュールに関する情報を記憶する。基地局記憶部31は、基地局装置3の各機能部が実行するプログラムを記憶する。プログラムは、例えば、第1無線方式の信号処理を実行するソフトウェアのプログラムである。
基地局制御部32は、制御装置5から設定された動作モードが「非探索」である場合、端末2の位置を探索する処理を実行せずに、予め定められた通常の通信を実行する。例えば、基地局制御部32は、データ信号を用いて、端末2との間の通信をスケジュール情報に基づいて実行する。
基地局制御部32は、制御装置5から設定された動作モードが「探索」である場合、端末2の位置を探索する処理を実行する。例えば、基地局制御部32は、制御信号又はビーコン信号に含まれている同期信号を用いて、端末2からの応答を待機する。基地局制御部32は、端末2からの応答の有無を所定周期で判定する。基地局制御部32は、所定時間内に端末2からの応答が受信できない場合、通信の同期の外れた端末2(通信が同期していない端末2)が存在すると判定する。基地局制御部32は、基地局通信部34を介して、端末探索の結果を制御装置5に送信する。
基地局信号処理部33は、基地局記憶部31に記憶されているプログラムに応じて、複数の無線方式の信号処理を実行する。例えば、基地局信号処理部33は、端末2が使用する第1無線方式の信号処理を実行する。
基地局通信部34は、第1無線方式の同期信号等の制御信号を端末2に送信する。基地局通信部34は、第1無線方式のビーコン信号を端末2に送信してもよい。基地局通信部34は、端末2から受信した制御信号(応答)に対して、第1無線方式の復調処理を実行する。基地局通信部34は、第1無線方式のデータ信号を端末2に送信する。基地局通信部34は、端末2から受信したデータ信号に対して、第1無線方式の復調処理を実行する。
次に、制御装置5の構成の例を説明する。
図5は、制御装置5の構成の例を示す図である。制御装置5は、バス50と、同期部51と、記憶部52と、制御部53と、通信部54とを備える。同期部51と制御部53と通信部54とは、CPU等のプロセッサが、記憶部52に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。各機能部のうち一部又は全部は、例えば、LSIやASIC等のハードウェアを用いて実現されてもよい。バス50は、制御装置5においてデータを転送する。
同期部51は、基地局装置3との通信の同期の外れた端末2(通信が同期していない端末2)が存在するか否かを判定する。同期部51は、端末2との間の通信を所定周期で実行し、端末2からの応答の有無を所定周期で判定する。同期部51は、所定時間内に端末2からの応答が受信できない場合、通信の同期の外れた端末2が存在すると判定する。
記憶部52は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置(非一時的な記録媒体)である。記憶部52は、RAM等の揮発性の記録媒体を更に備えてもよい。記憶部52は、端末状態テーブルと、制御装置5のパラメータテーブルと、無線方式管理テーブルとを記憶する。
図6は、端末状態テーブルの例を示す図である。端末状態テーブルは、端末2の同期の状態を表す情報を含むテーブルである。端末状態テーブルでは、無線方式情報と、端末情報と、登録位置情報と、状態情報とが対応付けられている。無線方式情報は、無線方式の識別情報である。端末は、端末2の識別情報である。登録位置情報は、エリア7における端末2の位置を表す情報である。例えば、エリア7−1における基地局装置3−2と通信可能な特定の範囲に端末2が位置している場合、「エリア7−1:基地局装置3−2」のように表される。
端末状態テーブルでは、状態情報は、端末2及び基地局装置3の間の通信の同期が外れているか否かを表す。端末2及び基地局装置3の間の通信の同期が外れていない場合、状態情報は「同期中」と表される。端末2及び基地局装置3の間の通信の同期が外れている状態であり、基地局装置3が端末2の位置を探索した場合、状態情報は「端末探索」と表される。状態情報「端末探索」には、探索のリトライ回数と、同期が外れてからの経過時間とが対応付けられる。端末2及び基地局装置3の間の通信の同期が外れている状態であり、基地局装置3が端末2の位置を探索を所定回数以上に失敗した場合、状態情報は「端末探索失敗」と表される。
図7は、制御装置5のパラメータテーブルの例を示す図である。制御装置5のパラメータテーブルは、基地局装置3の動作を制御装置5が制御するためのパラメータが登録されているテーブルである。制御装置5のパラメータテーブルには、非探索モードでの無線信号の割り当て時間と、非探索モードでの無線信号の割り当て周期と、非探索モードでの同期信号の送信周期と、探索モードでの同期信号の送信周期と、探索モードでの同期信号の割り当て時間と、探索時間帯とが対応付けられている。
図8は、無線方式管理テーブルの例を示す図である。無線方式管理テーブルは、無線方式ごとのパラメータを基地局装置3が管理するためのテーブルである。無線方式管理テーブルでは、無線方式情報と、エリア情報と、基地局装置情報と、動作モードと、割り当て時間と、割り当て周期とが対応付けられている。
無線方式情報は、無線方式の識別情報である。エリア情報は、エリア7の識別情報である。基地局装置情報は、基地局装置3の識別情報である。動作モードは、基地局装置3の動作モード「探索」又は「非探索」である。割り当て時間は、端末2が使用する無線方式の無線信号等に割り当てられる時間である。割り当て周期は、端末2が使用する無線方式の無線信号等に送受信のタイミングが割り当てられる周期(頻度の逆数)である。
制御部53は、同期していない端末2が存在すると判定された場合、同期していない端末2が使用する第1無線方式の同期信号の割り当て時間を増加させるよう、基地局装置3を制御する。また、制御部53は、同期していない端末2が存在すると判定された場合、同期信号の割り当て周期を短くするよう、基地局装置3を制御する。
制御部53は、制御装置5のパラメータテーブルに登録されている探索時間帯に現在時刻が属しているか否かを判定する。制御部53は、現在時刻が探索時間帯に属している場合、基地局装置3による探索処理等を制御する。制御部53は、同期していない端末2が存在するか否かを判定するための探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、基地局装置3による同期信号の割り当て時間を長くする。
制御部53は、探索のリトライ回数と経過時間との増加に応じて、基地局装置3による同期信号の割り当て周期を短くする。すなわち、制御部53は、探索のリトライ回数と経過時間との増加に応じて、基地局装置3による同期信号の送信の頻度を高くする。制御部53は、探索のリトライ回数と経過時間との増加に応じて、端末2の位置の探索を実行する基地局装置3の数を変更してもよい。
通信部54は、基地局装置3の動作を制御するためのパラメータを、基地局装置3に送信する。通信部54は、端末2を探索した結果を、探索を実行した基地局装置3から受信する。
次に、無線処理装置6の構成の例を説明する。
図9は、無線処理装置6の構成の例を示す図である。無線処理装置6は、バス60と、装置記憶部61と、装置制御部62と、装置信号処理部63と、装置通信部64とを備える。装置制御部62と装置信号処理部63と装置通信部64とは、CPU等のプロセッサが、装置記憶部61に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。各機能部のうち一部又は全部は、例えば、LSIやASIC等のハードウェアを用いて実現されてもよい。バス60は、無線処理装置6においてデータを転送する。
装置記憶部61は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置(非一時的な記録媒体)である。装置記憶部61は、RAM等の揮発性の記録媒体を更に備えてもよい。装置記憶部61は、無線処理装置6の各機能部が実行するプログラムを記憶する。装置記憶部61は、第1無線方式等の複数の無線方式の信号処理を実行するソフトウェアのプログラムを更に記憶する。装置記憶部61は、基地局装置3にダウンロードされているソフトウェアのプログラムの識別情報を、基地局装置3ごとに記憶してもよい。
装置制御部62は、端末2が使用する第1無線方式のソフトウェアが基地局装置3にダウンロードされているか否かを判定する。装置制御部62は、端末2が使用する第1無線方式のソフトウェアが基地局装置3にダウンロードされていない場合、基地局装置3の代わりに、端末2が使用する第1無線方式の無線信号処理を実行してもよい。装置制御部62は、装置通信部64を介して、無線信号処理の結果を基地局装置3に送信する。
装置信号処理部63は、端末2が使用する第1無線方式の信号処理用のプログラムが基地局装置3にダウンロードされていない場合、装置記憶部61に記憶されているプログラムに応じて、装置制御部62による制御基づいて第1無線方式の信号処理を実行する。
装置通信部64は、基地局装置3との通信を実行する。装置通信部64は、第1無線方式の信号処理の結果を、基地局装置3に送信する。装置通信部64は、端末2が使用する第1無線方式の信号処理用のプログラムを、基地局装置3に送信してもよい。これによっって、装置通信部64は、第1無線方式の信号処理用のプログラムを、基地局装置3に実装することができる。
次に、無線通信システム1の動作の例を説明する。
図10は、端末2の同期の状態を制御装置5が確認する動作の例を示すフローチャートである。同期部51は、端末2との間の通信を所定周期で実行し、端末2からの応答の有無を所定周期で判定する。同期部51は、所定時間内に端末2からの応答が受信できない場合、通信の同期の外れた端末2(通信が同期していない端末2)が存在すると判定する(ステップS101)。
同期の外れた端末2が存在すると判定された場合(ステップS101:YES)、制御部53は、端末状態テーブルにおける、同期の外れた端末2の状態情報を「端末探索(リトライ回数:0回、経過時間:0時間)」に変更する(ステップS102)。同期の外れた端末2が存在しないと判定された場合(ステップS101:NO)、制御部53は、端末2の同期の状態を制御装置5が確認する処理を終了する。
図11は、基地局装置3の動作モードを制御装置5が変更する動作の例を示すフローチャートである。制御部53は、制御装置5のパラメータテーブルに登録されている探索時間帯に現在時刻が属しているか否かを判定する(ステップS201)。
現在時刻が探索時間帯に属している場合(ステップS201:YES)、制御部53は、端末状態テーブルを参照し、「端末探索(リトライ回数:0回、経過時間:0時間)」である状態情報に対応付けられた登録位置情報「エリア7−1:基地局装置3−1」を取得する(ステップS202)。
無線方式管理テーブルにおける、エリア情報「エリア7−1」及び基地局装置情報「基地局装置3−1」に対応付けられた項目について、制御部53は、動作モードを「非探索」から「探索」に変更する。制御部53は、割り当て時間を、制御装置5のパラメータテーブルにおける「探索モードでの同期信号の割り当て時間」である「1秒」に変更する。制御部53は、割り当て周期を、制御装置5のパラメータテーブルにおける「探索モードでの同期信号の送信周期」である「30秒」に変更する(ステップS203)。
制御部53は、無線方式管理テーブルにおいて、探索時の各パラメータとして、動作モード「探索」と、割り当て時間「1秒」と、割り当て周期「30秒」とを、基地局装置3−1に設定する。これによって、基地局装置3−1は、設定された動作モード、割り当て時間及び割り当て周期に基づいて、端末探索を実行することができる(ステップS204)。
現在時刻が探索時間帯に属していない場合(ステップS201:NO)、制御部53は、端末状態テーブルを参照し、状態情報におけるリトライ回数及び経過時間に関係なく、状態情報「端末探索」に対応付けられた登録位置情報を取得する(ステップS205)。
制御部53は、取得された登録位置情報のエリア情報及び基地局装置情報を、無線方式管理テーブルにおいて検索する。制御部53は、検索されたエリア情報及び基地局装置情報に対応付けられた動作モードを、「非探索」に変更する。制御部53は、検索されたエリア情報及び基地局装置情報に対応付けられた割り当て時間を、制御装置5のパラメータテーブルにおける「非探索モードでの無線信号の割り当て時間」である「10秒」に変更する。制御部53は、検索されたエリア情報及び基地局装置情報に対応付けられた割り当て周期を、制御装置5のパラメータテーブルにおける「非探索モードでの無線信号の割り当て周期」である「24時間」に変更する(ステップS206)。
制御部53は、無線方式管理テーブルにおいて、非探索時(通常)の各パラメータとして、動作モード「非探索」と、割り当て時間「10秒」と、割り当て周期「24時間」とを、各基地局装置3に設定する。これによって、各基地局装置3は、設定された動作モード、割り当て時間及び割り当て周期に基づいて、通信処理を実行することができる(ステップS207)。
図12は、同期信号の送信処理の例を示すフローチャートである。制御部53は、動作モードが「探索」である基地局装置3から、端末探索の結果「同期中」、「端末探索」又は「端末探索失敗」を取得する。制御部53は、取得された端末探索の結果を、端末状態テーブルの状態情報に端末2ごとに登録する(ステップS301)。
制御部53は、端末状態テーブルにおいて、端末探索が実行された基地局装置3又はエリア7の登録位置情報に対応付けられている端末2のうちで検出されなかった端末2の状態情報のリトライ回数を1回増やす。また、制御部53は、端末状態テーブルにおいて、リトライ回数が1回増された端末2の状態情報の経過時間を更新する(ステップS302)。
制御部53は、リトライ回数が1回増された端末2について、端末の位置の探索に失敗したと判定される基準回数(以下「失敗基準回数」という。)をリトライ回数が超えたか否かを判定する(ステップS303)。
リトライ回数が失敗基準回数以下である場合(ステップS303:NO)、制御部53は、端末状態テーブルにおいて、端末探索が実行された基地局装置3又はエリア7の登録位置情報に対応付けられている端末2のうちで検出された端末2の状態情報を「同期中」に変更する。制御部53は、状態情報が「同期中」に変更された端末2の登録位置情報に、端末2を検出した基地局装置3とその基地局装置3が配置されているエリア7とを登録する(ステップS304)。
制御部53は、端末状態テーブルにおいて第1無線方式に対応付けられている登録位置情報のエリア7ごとに、エリア7に位置が登録されている全ての端末2の状態情報が「同期中」であるか否かを判定する。例えば、図6では、制御部53は、登録位置情報のエリア7−1に位置が登録されている端末2−1〜2−3の全ての端末2の状態情報が「同期中」であるか、少なくとも1台の端末2の状態情報が「同期中」以外であるかを判定する(ステップS305)。
エリア7に位置が登録されている全ての端末2の状態情報が「同期中」である場合(ステップS305:YES)、制御部53は、全ての端末2の状態情報が「同期中」であるエリア7に配置されている基地局装置3に対応付けられた動作モードを、「非探索」に変更する。制御部53は、そのエリア7に配置されている基地局装置3に対応付けられた割り当て時間を、制御装置5のパラメータテーブルにおける「非探索モードでの無線信号の割り当て時間」である「10秒」に変更する。制御部53は、そのエリア7に配置されている基地局装置3に対応付けられた割り当て周期を、制御装置5のパラメータテーブルにおける「非探索モードでの無線信号の割り当て周期」である「24時間」に変更する。これによって、基地局装置3は、変更された動作モード、割り当て時間及び割り当て周期に基づいて、非探索時(通常時)の同期信号の送信処理を実行することができる(ステップS306)。
ステップS303において、リトライ回数が失敗基準回数を超えている場合(ステップS303:YES)、制御部53は、リトライ回数が失敗基準回数を超えている端末2について、基地局装置3の範囲外に端末が位置していると判定される基準回数(以下「基地局外基準回数」という。)をリトライ回数が超えているか否かを判定する。基地局外基準回数は、失敗基準回数よりも多い回数である(ステップS307)。
リトライ回数が基地局外基準回数以下である場合(ステップS307:NO)、制御部53は、端末状態テーブルにおいて、リトライ回数が失敗基準回数を超えている端末2の状態情報であって、リトライ回数が基地局外基準回数以下である端末2の状態情報を、「端末探索失敗」に更新する(ステップS308)。制御部53は、ステップS304に処理を進める。
リトライ回数が基地局外基準回数を超えている場合(ステップS307:YES)、制御部53は、端末状態テーブルにおいてリトライ回数が基地局外基準回数を超えている端末2の登録位置情報から、基地局装置情報を削除する(ステップS309)。制御部53は、ステップS304に処理を進める。
ステップS305において、エリア7に位置が登録されているいずれかの端末2の状態情報が「同期中」以外である場合(ステップS305:NO)、制御部53は、端末状態テーブルにおいて、エリア7に位置が登録されている端末2のうち、状態情報に含まれているリトライ回数の最大値を、エリア7ごとに取得する。制御部53は、第1無線方式について、探索モードでの同期信号の送信周期と、探索モードでの同期信号の割り当て時間とを、制御装置5のパラメータテーブルから取得する。
制御部53は、リトライ回数の最大値と、探索モードでの同期信号の送信周期「30秒」と、探索モードでの同期信号の割り当て時間「1秒」とに基づいて、無線方式管理テーブルにおける「割り当て周期」及び「割り当て時間」を探索時の値に変更する。これによって、基地局装置3は、変更された動作モード、割り当て時間及び割り当て周期に基づいて、探索時の同期信号の送信処理を実行することができる。
例えば、制御部53は、リトライ回数の最大値と、探索モードでの同期信号の送信周期「30秒」と、探索モードでの同期信号の割り当て時間「1秒」とを入力とする関数の関数値に基づいて、無線方式管理テーブルにおいて動作モード「探索」に対応付けられた「割り当て周期」及び「割り当て時間」を探索時の値に変更する。
例えば、制御部53は、探索モードでの同期信号の送信周期「30秒」をリトライ回数の最大値で除算した結果を、無線方式管理テーブルにおいて動作モード「探索」に対応付けられた「割り当て周期」としてもよい。例えば、制御部53は、探索モードでの同期信号の割り当て時間「1秒」をリトライ回数の最大値で乗算した結果を、無線方式管理テーブルにおいて動作モード「探索」に対応付けられた「割り当て時間」としてもよい(ステップS310)。
以上のように、実施形態の無線通信システム1は端末2と制御装置5とを備える。端末2は、端末同期部22と、端末制御部23とを有する。端末同期部22は、同期信号等の制御信号を送信する基地局装置3と自端末との通信が同期しているか否かを判定する。基地局装置3は、同期信号を含むビーコン信号を送信してもよい。端末制御部23は、通信が同期していないと判定された場合、端末2のパラメータテーブルを参照する。端末制御部23は、通信が同期していないと判定された場合、現在時刻が探索時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が探索時間帯に属している場合に同期信号の受信を待機する。制御装置5は、同期部51と、制御部53とを有する。同期部51は、エリア7において基地局装置3との通信が同期していない端末2が存在するか否かを判定する。制御部53は、同期していない端末2が存在すると判定された場合、同期していない端末2が使用する第1無線方式の同期信号の割り当て時間を増加させるよう、基地局装置3を制御する。制御部53は、同期していない端末2が存在すると判定された場合、同期していない端末2が使用する第1無線方式の同期信号の割り当て周期を短くするよう、基地局装置3を制御する。
これによって、実施形態の無線通信システム1は、基地局装置3の設備利用効率を向上させた上で、端末2の消費電力を抑えることが可能である。
基地局装置3は、同期していない端末2の位置を探索するための第1無線方式の割り当て時間と第1無線方式の同期信号のデータ量とを、少なく抑えることができる。これによって、基地局装置3は、第1無線方式以外の無線方式の割り当て時間を増やすことができるので、基地局装置3の設備利用効率を向上させることができる。また、端末2は、短い待機時間で基地局装置3との同期を確立できるので、端末2の消費電力を抑えることが可能である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…無線通信システム、2…端末、3…基地局装置、4…通信回線、5…制御装置、6…無線処理装置、7…エリア、20…バス、21…端末記憶部、22…端末同期部、23…端末制御部、24…端末信号処理部、25…端末通信部、30…バス、31…基地局記憶部、32…基地局制御部、33…基地局信号処理部、34…基地局通信部、50…バス、51…同期部、52…記憶部、53…制御部、54…通信部、60…バス、61…装置記憶部、62…装置制御部、63…装置信号処理部、64…装置通信部

Claims (12)

  1. 予め定められたエリアにおいて複数の端末と通信する基地局装置を制御する制御装置が実行する無線通信方法であって、
    前記複数の端末のうち少なくとも1の端末は、その他の端末と異なる無線方式を使用し、
    前記基地局装置は、使用する無線方式を、ソフトウェアを入れ替えることで変更するソフトウェア無線装置であり、
    同期信号を送信する前記基地局装置との通信が同期していない前記端末が存在するか否かを判定するステップと、
    同期していない前記端末が存在すると判定された場合、同期していない前記端末が使用する無線方式の割り当て時間を増加させるとともに、又は、当該無線方式の割り当て周期を短くするとともに、当該無線方式の前記同期信号の割り当て時間を増加させるよう、又は、当該無線方式の前記同期信号の割り当て周期を短くするよう、前記基地局装置を制御するステップと
    を含む無線通信方法。
  2. 前記制御するステップでは、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合、前記基地局装置を制御する、請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記制御するステップでは、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、同期していない前記端末が使用する無線方式の割り当て時間を長くし、又は、当該無線方式の割り当て周期を短くする、請求項1又は請求項2に記載の無線通信方法。
  4. 前記制御するステップでは、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、同期していない前記端末の位置を探索する前記基地局装置の数を変更する、請求項3に記載の無線通信方法。
  5. 予め定められたエリアにおいて複数の端末と通信する基地局装置を制御する制御装置であって、
    前記複数の端末のうち少なくとも1の端末は、その他の端末と異なる無線方式を使用し、
    前記基地局装置は、使用する無線方式を、ソフトウェアを入れ替えることで変更するソフトウェア無線装置であり、
    同期信号を送信する前記基地局装置との通信が同期していない前記端末が存在するか否かを判定する同期部と、
    同期していない前記端末が存在すると判定された場合、同期していない前記端末が使用する無線方式の割り当て時間を増加させるとともに、又は、当該無線方式の割り当て周期を短くするとともに、当該無線方式の前記同期信号の割り当て時間を増加させるよう、又は、当該無線方式の前記同期信号の割り当て周期を短くするよう、前記基地局装置を制御する制御部と
    を備える制御装置。
  6. 前記制御部は、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合、前記基地局装置を制御する、請求項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、同期していない前記端末が使用する無線方式の割り当て時間を長くし、又は、当該無線方式の割り当て周期を短くする、請求項又は請求項に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、同期していない前記端末の位置を探索する前記基地局装置の数を変更する、請求項に記載の制御装置。
  9. 予め定められたエリアにおいて複数の端末と通信する基地局装置と、前記基地局装置を制御する制御装置とを備える無線通信システムであって、
    前記複数の端末のうち少なくとも1の端末は、その他の端末と異なる無線方式を使用し、
    前記基地局装置は、使用する無線方式を、ソフトウェアを入れ替えることで変更するソフトウェア無線装置であり、
    前記制御装置は、
    同期信号を送信する前記基地局装置との通信が同期していない前記端末が存在するか否かを判定する同期部と、
    同期していない前記端末が存在すると判定された場合、同期していない前記端末が使用する無線方式の割り当て時間を増加させるとともに、又は、当該無線方式の割り当て周期を短くするとともに、当該無線方式の前記同期信号の割り当て時間を増加させるよう、又は、当該無線方式の前記同期信号の割り当て周期を短くするよう、前記基地局装置を制御する制御部とを有する、
    無線通信システム。
  10. 前記制御部は、現在時刻が所定時間帯に属しているか否かを判定し、現在時刻が前記所定時間帯に属している場合、前記基地局装置を制御する、請求項に記載の無線通信システム。
  11. 前記制御部は、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、同期していない前記端末が使用する無線方式の割り当て時間を長くし、又は、当該無線方式の割り当て周期を短くする、請求項又は請求項10に記載の無線通信システム。
  12. 前記制御部は、同期していない前記端末が存在するか否かを判定するための端末探索のリトライ回数と、同期していないと判定されてからの経過時間との増加に応じて、同期していない前記端末の位置を探索する前記基地局装置の数を変更する、請求項11に記載の無線通信システム。
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