JP6959515B2 - テンショナ及びリリーフバルブユニット - Google Patents
テンショナ及びリリーフバルブユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6959515B2 JP6959515B2 JP2017203887A JP2017203887A JP6959515B2 JP 6959515 B2 JP6959515 B2 JP 6959515B2 JP 2017203887 A JP2017203887 A JP 2017203887A JP 2017203887 A JP2017203887 A JP 2017203887A JP 6959515 B2 JP6959515 B2 JP 6959515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- valve unit
- check valve
- relief valve
- relief
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
- F16H7/0836—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means of the fluid and restriction type, e.g. dashpot
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0806—Compression coil springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0808—Extension coil springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0812—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0812—Fluid pressure
- F16H2007/0814—Fluid pressure with valves opening on surplus pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0853—Ratchets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0889—Path of movement of the finally actuated member
- F16H2007/0893—Circular path
Description
例えば、図6に示すように、タイミングチェーンCHがエンジンルーム内のクランク軸に取付けた駆動スプロケットS1とカム軸に取付けた一対の従動スプロケットS2、S3との間に無端懸回されており、このタイミングチェーンCHが揺動チェーンガイドG1と固定チェーンガイドG2とによってガイドされてチェーンガイド機構が構成されている。
固定チェーンガイドG2は、2つの取付軸B1、B2でエンジンルーム内に固定され、揺動チェーンガイドG1は、取付軸B0を中心にタイミングチェーンCHの懸回平面内で揺動可能にエンジンルーム内に取付けられている。
テンショナ500は、揺動チェーンガイドG1を押圧することでタイミングチェーンCHの張力を適正に保持するとともに振動を抑制している。
付勢手段は、円筒状のプランジャ520の筒状凹部521に収容されてプランジャ収容穴511の底部512との間で圧縮されるコイルばね540で構成されている。
このことで、プランジャ520の往復動にともなってプランジャ520とプランジャ収容穴511の間の僅かな隙間をオイルが流れ、その流路抵抗によってプランジャ520の往復動を減衰させるダンピング効果を得ている。
このような自体を防止するために、圧油室が所定の圧力以上となった時に開放するリリーフバルブを備えたものが公知である(特許文献1乃至特許文献5等参照。)。
特許文献3、4、5等で公知のテンショナは、リリーフバルブがプランジャ内部に設けられており、テンショナ自体の大型化は回避できるものの、プランジャの内部構造が複雑となり、組立工数が増大するという問題があった。
また、リリーフバルブにより開放されたオイルは外部に流出することとなるため、オイル消費が多くなりオイルポンプの強化が必要となる。
これらの問題点を解決するものとして、出願人は、チェックバルブユニットがリリーフバルブユニットのバルブ要素として配置され、リリーフバルブユニットとチェックバルブユニットが一体に形成されているテンショナを提案した(特許文献6参照。)。
また、圧油室内の圧力が急激に上昇し、リリーフバルブが開放し圧油室から流出したオイルは、リリーフバルブユニットの外周側から供給側に回収され、オイルの消費が少ないという利点がある。
しかしながら、リリーフバルブユニットの外周側に流出したオイルは、リリーフバルブユニットの他方の端から内部に回収されることから、チェックボールに達する経路が長く、流路抵抗によって充分に回収することができないという課題があった。
これは、特許文献6の図4に示すような、リリーフバルブユニット全体が長いものにおいては顕著であった。
特に、ユニット押圧バネは、圧油室内の通常時の圧力では開放しないように強い押圧力を必要とするとともに、リリーフバルブの開放ストローク分の僅かな圧縮量で足りることから、密なコイルスプリングが採用されており、オイルを充分に回収できるように流路抵抗を小さくすることは困難であった。
本発明のリリーフバルブユニットは、テンショナに内挿されるリリーフバルブユニットであって、チェックバルブユニットを摺動可能に内挿するリリーフスリーブと、前記チェックバルブユニットの摺動により開閉するリリーフバルブシート部と、前記チェックバルブユニットを前記リリーフバルブシート部側に押圧するユニット押圧バネとを有し、前記リリーフスリーブは、前記リリーフバルブシート部の後方にオイルを外周面側に流出させる開放部である開放孔と、外周面側に流出したオイルを下方に通過させる開放流路部と、外周面側に流出したオイルを周方向に通過させる外周流路部と、内包された前記チェックバルブユニットの外周に向けてオイルが通過可能なスリーブ連通孔とを有し、前記チェックバルブユニットは、外周と内周との間でオイルが通過可能なオイル通路部を有することにより、前記課題を解決するものである。
また、チェックバルブユニットがリリーフバルブユニットのバルブ要素として配置され、リリーフバルブユニットとチェックバルブユニットが一体に形成されていることにより、リリーフバルブユニットを予め組み立てた後に、一体としてテンショナの内部に組み込むことが可能となるため、組立工数を減少させることが可能となる。
また、リリーフバルブユニットが、チェックバルブユニットを摺動可能に内挿するリリーフスリーブと、チェックバルブユニットの摺動により開閉するリリーフバルブシート部と、前記チェックバルブユニットをリリーフバルブシート部側に押圧するユニット押圧バネとを有することにより、圧油室内の圧力が急激に上昇するような動作となった場合、チェックボールがチェックバルブシート部に着座した際にチェックバルブシート部が移動し、ユニット押圧機構によって衝撃を吸収するため、チェックボールやチェックバルブシート部の損傷を防止し、チェックバルブとしての機能が低下することを防止することができる。
また、リリーフバルブユニットによる圧力の開放をオイルの供給側に向かって行う構造となるため、オイルの外部への流出を減少することができるとともに、圧油室と開放側との差圧が小さくなり、リリーフバルブユニットの閉鎖状態への復帰速度を向上することができる。
また、エンジンの始動時等のオイル供給が開始される前の状態でリリーフバルブユニットが作動した場合でも、圧力の開放をオイルの供給側に向かって行う構造となるため、オイルが外部へ流出せずに循環し、始動時のバタつきを抑制することが可能となる。
さらに、チェックバルブユニットは、外周と内周との間でオイルが通過可能なオイル通路部を有することにより、開放されたオイルがチェックボールに達する経路を短くし、流路抵抗を増加させる要素を少なくすることができ、オイルの回収率を向上させることができる。
さらに、リリーフバルブユニットは、その外周とチェックバルブユニットの外周との間でオイルが通過可能なスリーブ連通孔を有することにより、リリーフバルブユニットの外周に開放されたオイルをオイル通路部に容易に回収することができ、さらにオイルの回収率を向上させることができる。
本請求項3及び本請求項6に記載の構成によれば、リリーフバルブユニットは、その外周とチェックバルブユニットの外周との間でオイルが通過可能なスリーブ連通孔を有することにより、リリーフバルブユニットの外周に開放されたオイルをオイル通路部に容易に回収することができ、さらにオイルの回収率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るテンショナ100は、図1に示すように、一方が開放した円筒状のプランジャ収容穴111を有するテンショナボディ110と、該プランジャ収容穴111に摺動自在に挿入される円筒状のプランジャ120と、プランジャ120内に形成される圧油室101に伸縮自在に収納されてプランジャ120を突出方向に付勢する付勢手段であるコイルばね140とを備えている。
このことで、プランジャ120内部の突出側には圧油室101が形成され、プランジャ収容穴111の底部112側には、リリーフバルブユニット160のリリーフスリーブ161の内外に形成された貯油空間による貯油室123が形成される。
なお、本実施形態に係るテンショナ100は、いわゆるラチェット式テンショナであり、プランジャ120の外周面にラチェット部が設けられ、テンショナボディ110に円筒面113の一部を切り欠いて揺動可能に設けられたラチェット爪と係合することで、プランジャ120の出没の動きを規制している。
このラチェットの構造、及び、動作は公知のものでよく、ラチェット式ではなくてもよいため、詳細な説明は省略する。
本実施形態ではリリーフスリーブ161が、上下2部材からなり、リリーフバルブシート部162を有する上方のリリーフスリーブ161Aの内周に、上方のリリーフスリーブ161Aよりも小径の下方のリリーフスリーブ161Bが嵌合され、ユニット押圧バネ163を内包するように構成されている。
上方のリリーフスリーブ161Aの外周下方側には、流出したオイルを周方向に通過させる外周流路部169が設けられている。
上方のリリーフスリーブ161Aの開放流路部168及び外周流路部169には、内包されたチェックバルブユニット150の外周に向けてオイルが通過可能なスリーブ連通孔166が設けられている。
チェックバルブユニット150は外形が円筒形に形成され、ユニット押圧バネ163と反対側の端面が、リリーフバルブユニット160のリリーフバルブシート部162に着座するように構成されている。
また、チェックバルブユニット150のユニット押圧バネ163側の端面には、放射状に形成されたオイル通路部であるオイル通路溝155が設けられている。
さらに、チェックバルブシート部153の外周からチェックボール151の着座部の下方に至る貫通孔としてもよい。
また、本実施形態では、チェックバルブシート部153がチェックボール151を内包する円筒状に形成されてリリーフバルブユニット160の外形を規定し、リテーナー152がチェックバルブシート部153の凹部を封鎖してチェックボール151を保持するように構成されているが、リテーナー152をチェックボール151を内包する円筒状に形成してリリーフバルブユニット160の外形を規定し、チェックバルブシート部153がリテーナー152の凹部を封鎖してチェックボール151を保持するようにしてもよく、チェックバルブシート部153とリテーナー152の両方が円筒状で結合することでリリーフバルブユニット160の外形を規定ように構成されていてもよい。
オイルは、オイル供給孔114からリリーフスリーブ161内部のユニット押圧バネ163の下方から貯油室123に供給される。
プランジャ120が突出側に移動する際には、圧油室101の容積が増加することで、チェックボール151がチェックバルブシート部153から押し上げられて、貯油室123内のオイルが圧油室101内に流入する。
プランジャ120が没入側に押圧されると、圧油室101の圧力が上昇し、チェックボール151がチェックバルブシート部153に押し付けられて、チェックバルブユニット150からのオイルの流出は阻止され、その圧力によって、チェックバルブユニット150自体をユニット押圧バネ163の押圧力に抗して押し下げるように働く。
なお、本実施形態では、図示のように、リリーフバルブシート部162が凹状に形成され、チェックバルブユニット150が所定量嵌入して閉鎖状態としているため、チェックバルブユニット150の嵌入が解除されるまで後退した後に圧油室101の圧力が開放される構造とし、閉鎖時の圧力漏れを抑制している。
チェックボール151がチェックバルブシート部153と接触していない状態から圧力が急激に所定以上の高圧まで上昇した場合には、チェックボール151がチェックバルブシート部153に衝突することとなる。
この時、チェックバルブシート部153が後退することで、チェックボール151とチェックバルブシート部153の急激な接触圧の上昇や衝突による衝撃を和らげることができ、チェックボールやチェックバルブシート部が損傷してチェックバルブとしての機能が低下することを防止できる。
流出したオイルは、開放孔165すぐ下方の開放流路部168及び外周流路部169に設けられたスリーブ連通孔166、チェックバルブシート部153のユニット押圧バネ163側の端面に放射状に形成されたオイル通路溝155を介して、チェックボール151直下のユニット押圧バネ163の内側の空間まで、短い経路かつ少ない流路抵抗で回収される。
この時、リリーフバルブユニット160による圧力の開放をオイル供給孔114からのオイルの供給側に向かって行う構造となるため、従来のようなリリーフバルブにより圧力を外部に開放するものに比べて、圧油室との開放側との差圧が小さく、リリーフバルブユニット160の閉鎖状態への復帰速度を向上する。
テンショナ200は、図5に示すように、プランジャ220が、内部にオイル供給孔214から供給路222、プランジャ供給孔221を介して連通する貯油室223を有し、リリーフバルブユニット260が、貯油室223内に配置され、リリーフスリーブの外周とプランジャ220の内面との間に、開放されたオイルが貯油室223に還流するオイル流路224が形成されているものである。
プランジャ220を突出方向に付勢する付勢手段であるコイルばね240は、一方の端部をテンショナボディ210のプランジャ収容穴211の底部212で受けて押圧するように形成されており、底部212側に圧油室201が形成されている。
なお、本実施形態に係るテンショナ200も、いわゆるラチェット式テンショナであるが、ラチェットの構造、及び、動作は公知のものでよく、ラチェット式ではなくてもよいため、詳細な説明は省略する。
また、前述した各実施形態において、プランジャが上方に突出する向きの図示を使用し、その方向で説明したが、プランジャの突出方向は使用形態に合わせて、いかなる方向に配置されてもよい。
特に、貯油室がチェックバルブより上方に位置するようにテンショナを配置することで、リリーフバルブが圧油室の上部に位置する構造となって、エア抜けに対してロバスト性が高くなり好適である。
さらに、チェーンによる伝動機構に限らず、ベルト、ロープ等の類似の伝動機構に適用されてもよく、種々の産業分野において利用可能である。
101、201、501 ・・・ 圧油室
110、210、510 ・・・ テンショナボディ
111、211、511 ・・・ プランジャ収容穴
112、212、512 ・・・ 底部
113、213、513 ・・・ 円筒面部
114、214、514 ・・・ オイル供給孔
120、220、520 ・・・ プランジャ
221 ・・・ プランジャ供給孔
222 ・・・ 供給路
123、223 ・・・ 貯油室
224 ・・・ オイル流路
140、240、540 ・・・ コイルばね(付勢手段)
150、250、550 ・・・ チェックバルブユニット
151 ・・・ チェックボール
152 ・・・ リテーナー
153 ・・・ チェックバルブシート部
154 ・・・ ボール押えバネ
155 ・・・ オイル通路溝(オイル通路部)
160、260 ・・・ リリーフバルブユニット
161 ・・・ リリーフスリーブ
162 ・・・ リリーフバルブシート部
163 ・・・ ユニット押圧バネ
165、265 ・・・ 開放孔(開放通路)
166 ・・・ スリーブ連通孔
167 ・・・ 中間回収孔
168 ・・・ 開放流路部
169 ・・・ 外周流路部
S1 ・・・ 駆動スプロケット
S2 ・・・ 従動スプロケット
S3 ・・・ 従動スプロケット
CH ・・・ タイミングチェーン
G1 ・・・ 揺動チェーンガイド
G2 ・・・ 固定チェーンガイド
B0、B1、B2 ・・・ 取付軸
Claims (4)
- 一方が開放した円筒状のプランジャ収容穴を有するテンショナボディと、該プランジャ収容穴に摺動自在に挿入される円筒状のプランジャと、前記プランジャ内部に形成される圧油室に伸縮自在に収納されてプランジャを突出方向に付勢する付勢手段とを備えたテンショナであって、
前記圧油室に流入するオイルの逆流を抑制するチェックバルブユニットと、前記圧油室の所定以上の高圧でオイルを開放するリリーフバルブユニットとを備え、
前記チェックバルブユニットが、前記リリーフバルブユニットのバルブ要素として配置され、
前記リリーフバルブユニットが、前記チェックバルブユニットを摺動可能に内挿するリリーフスリーブと、前記チェックバルブユニットの摺動により開閉するリリーフバルブシート部と、前記チェックバルブユニットを前記リリーフバルブシート部側に押圧するユニット押圧バネとを有し、
前記リリーフスリーブは、前記リリーフバルブシート部の後方にオイルを外周面側に流出させる開放部である開放孔と、外周面側に流出したオイルを下方に通過させる開放流路部と、外周面側に流出したオイルを周方向に通過させる外周流路部と、内包された前記チェックバルブユニットの外周に向けてオイルが通過可能なスリーブ連通孔とを有し、
前記チェックバルブユニットは、外周から内周にオイルが通過可能なオイル通路部を有することを特徴とするテンショナ。 - 前記オイル通路部が、前記チェックバルブユニットの前記ユニット押圧バネ側の端面に放射状に形成されたオイル通路溝を含むことを特徴とする請求項1に記載のテンショナ。
- テンショナに内挿されるリリーフバルブユニットであって、
チェックバルブユニットを摺動可能に内挿するリリーフスリーブと、前記チェックバルブユニットの摺動により開閉するリリーフバルブシート部と、前記チェックバルブユニットを前記リリーフバルブシート部側に押圧するユニット押圧バネとを有し、
前記リリーフスリーブは、リリーフバルブシート部の後方にオイルを外周面側に流出させる開放部である開放孔と、外周面側に流出したオイルを下方に通過させる開放流路部と、外周面側に流出したオイルを周方向に通過させる外周流路部と、内包された前記チェックバルブユニットの外周に向けてオイルが通過可能なスリーブ連通孔とを有し、
前記チェックバルブユニットは、外周と内周との間でオイルが通過可能なオイル通路部を有することを特徴とするリリーフバルブユニット。 - 前記オイル通路部が、前記チェックバルブユニットの前記ユニット押圧バネ側の端面に放射状に形成されたオイル通路溝を含むことを特徴とする請求項3に記載のリリーフバルブユニット。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017203887A JP6959515B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | テンショナ及びリリーフバルブユニット |
DE102018217446.6A DE102018217446A1 (de) | 2017-10-20 | 2018-10-11 | Spanneinrichtung und Entlastungsventileinheit |
KR1020180122450A KR102217408B1 (ko) | 2017-10-20 | 2018-10-15 | 텐셔너 및 릴리프 밸브 유닛 |
CN201811196806.7A CN109695676B (zh) | 2017-10-20 | 2018-10-15 | 张紧装置及溢流阀单元 |
US16/161,384 US11028908B2 (en) | 2017-10-20 | 2018-10-16 | Tensioner and relief valve unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017203887A JP6959515B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | テンショナ及びリリーフバルブユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019078299A JP2019078299A (ja) | 2019-05-23 |
JP6959515B2 true JP6959515B2 (ja) | 2021-11-02 |
Family
ID=65996114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017203887A Active JP6959515B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | テンショナ及びリリーフバルブユニット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11028908B2 (ja) |
JP (1) | JP6959515B2 (ja) |
KR (1) | KR102217408B1 (ja) |
CN (1) | CN109695676B (ja) |
DE (1) | DE102018217446A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108626331B (zh) * | 2017-03-21 | 2021-03-02 | 株式会社椿本链条 | 张紧装置 |
JP6817518B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2021-01-20 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
CN110005770B (zh) * | 2017-12-22 | 2022-05-06 | 株式会社椿本链条 | 张紧装置 |
JP7100467B2 (ja) * | 2018-03-05 | 2022-07-13 | Ntn株式会社 | チェーンテンショナ |
JP7174246B2 (ja) * | 2019-02-13 | 2022-11-17 | 株式会社椿本チエイン | テンショナ |
DE102020109638A1 (de) | 2020-04-07 | 2021-10-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Hydraulische Spannvorrichtung |
JP2022138953A (ja) * | 2021-03-11 | 2022-09-26 | Ntn株式会社 | チェーンテンショナ |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5700213A (en) * | 1995-08-18 | 1997-12-23 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Integral inlet and pressure relief valve for an automotive tensioner |
US5707309A (en) * | 1997-01-23 | 1998-01-13 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Hydraulic tensioner with modular inlet check valve with pressure relief |
JP3322398B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2002-09-09 | 株式会社椿本チエイン | リリーフバルブ付油圧式テンショナ |
JP3356762B2 (ja) | 2000-10-26 | 2002-12-16 | 株式会社椿本チエイン | リリーフバルブ機構付きテンショナ |
JP2002235818A (ja) | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Honda Motor Co Ltd | リリーフバルブ付油圧式テンショナ |
JP3687959B2 (ja) | 2001-05-01 | 2005-08-24 | 日産工機株式会社 | リリーフバルブ付油圧式テンショナ |
JP3980023B2 (ja) | 2004-10-26 | 2007-09-19 | 株式会社椿本チエイン | リリーフバルブ付き油圧式テンショナ |
JP5205070B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-06-05 | 本田技研工業株式会社 | 無端伝動帯用テンショナ |
JP5430445B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2014-02-26 | 本田技研工業株式会社 | 油圧テンショナ |
DE102010012918A1 (de) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Spannvorrichtung für ein Endlostriebmittel mit einem Kombinationsventil |
JP2011226534A (ja) | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンテンショナ |
JP2012017824A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Ntn Corp | チェーンテンショナ |
JP6449012B2 (ja) | 2014-12-24 | 2019-01-09 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
JP6294851B2 (ja) * | 2015-04-03 | 2018-03-14 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ及びリリーフバルブユニット |
JP6564630B2 (ja) * | 2015-06-27 | 2019-08-21 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 一体型チェック・リリーフバルブ |
US10781892B2 (en) * | 2015-07-31 | 2020-09-22 | Borgwarner Inc. | Press-fit check valve for a hydraulic tensioner reservoir with metered backflow |
JP6408975B2 (ja) * | 2015-11-10 | 2018-10-17 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
JP6378661B2 (ja) * | 2015-11-16 | 2018-08-22 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
JP6339059B2 (ja) * | 2015-11-16 | 2018-06-06 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
CN108626331B (zh) * | 2017-03-21 | 2021-03-02 | 株式会社椿本链条 | 张紧装置 |
JP6817518B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2021-01-20 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
JP6940772B2 (ja) * | 2018-02-16 | 2021-09-29 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
JP7177346B2 (ja) * | 2018-11-12 | 2022-11-24 | 株式会社椿本チエイン | テンショナ |
JP7174246B2 (ja) * | 2019-02-13 | 2022-11-17 | 株式会社椿本チエイン | テンショナ |
-
2017
- 2017-10-20 JP JP2017203887A patent/JP6959515B2/ja active Active
-
2018
- 2018-10-11 DE DE102018217446.6A patent/DE102018217446A1/de active Pending
- 2018-10-15 CN CN201811196806.7A patent/CN109695676B/zh active Active
- 2018-10-15 KR KR1020180122450A patent/KR102217408B1/ko active IP Right Grant
- 2018-10-16 US US16/161,384 patent/US11028908B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102018217446A1 (de) | 2019-04-25 |
CN109695676B (zh) | 2021-10-29 |
KR102217408B1 (ko) | 2021-02-19 |
KR20190044509A (ko) | 2019-04-30 |
CN109695676A (zh) | 2019-04-30 |
US20190120343A1 (en) | 2019-04-25 |
JP2019078299A (ja) | 2019-05-23 |
US11028908B2 (en) | 2021-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6959515B2 (ja) | テンショナ及びリリーフバルブユニット | |
KR101835207B1 (ko) | 체인 텐셔너 및 릴리프 밸브 유닛 | |
JP6408975B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
JP6378661B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
JP3962052B2 (ja) | 油圧式テンショナ | |
JP6940772B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
JP6817518B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
US8951154B2 (en) | Hydraulic tensioner | |
JP6307319B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
JP3962054B2 (ja) | 脱気型油圧テンショナ | |
JP6339059B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
US11143100B2 (en) | Tensioner | |
KR101927588B1 (ko) | 텐셔너 | |
JP2020026837A (ja) | チェーンテンショナ | |
JP2003287092A (ja) | 油圧式テンショナリフタ | |
JP7093704B2 (ja) | チェーンテンショナ | |
JP6970342B2 (ja) | チェーンテンショナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20200703 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200716 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6959515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |