JP6959276B2 - 障害予防装置、障害予防方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1の実施形態に係る障害予防装置について図面を参照しながら説明する。本実施形態の障害予防装置は、管理対象デバイスが搭載されたコンピュータの設置環境における音(環境音とも呼ぶ)の変化を検証して、コンピュータに内蔵されたデバイスに発生しうる障害を予防する。管理対象デバイスが搭載されたコンピュータは、個人向けのパーソナルコンピュータやノート型パーソナルコンピュータ、タブレットなどでもよいし、サーバでもよい。以下においては、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)を管理対象デバイスとする例について説明する。また、診断対象のデバイスは、コンピュータだけではなく、ハードディスクレコーダなどに搭載されたものであってもよい。
次に、本実施形態の障害予防装置の構成について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態の障害予防装置10の構成の一例を示すブロック図である。図2のように、障害予防装置10は、集音部11、判定部12、データベース13、デバイス制御部14、一次記憶部15、および登録部16を備える。
次に、本実施形態の障害予防装置10の動作について図面を参照しながら説明する。ここでは、障害予防装置10による予防保守処理とデータベース登録処理の一例について説明する。ここでは、コンピュータ100に搭載されたHDD103を管理対象デバイスとする例について説明する。
まず、障害予防装置10による予防保守処理について図面を参照しながら説明する。図5は、障害予防装置10による予防保守処理の一例について説明するためのフローチャートである。以下の動作においては、障害予防装置10を動作の主体として説明する。
次に、障害予防装置10によるデータベース登録処理について図面を参照しながら説明する。図6は、障害予防装置10によるデータベース登録処理の一例について説明するためのフローチャートである。以下の動作においては、障害予防装置10を動作の主体として説明する。ここでは、未判定の異音を障害予防装置10のユーザに視聴させ、その異音がコンピュータ100に影響を及ぼすか否かをそのユーザに判定させる例を挙げる。
次に、本実施形態の障害予防装置10に接続されるマイク110の配置例について図面を参照しながら説明する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る障害予防装置について図面を参照しながら説明する。本実施形態の障害予防装置は、マイクロホンが集音する音の大きさ(音量や音圧など)に基づいて異音であるか判定する点で第1の実施形態とは異なる。管理対象デバイスが搭載されたコンピュータの構成は、第1の実施形態のコンピュータ100と同様であるため、図面や説明は省略する。
まず、本実施形態の障害予防装置の構成について図面を参照しながら説明する。図10は、本実施形態の障害予防装置20の構成の一例を示すブロック図である。図10のように、障害予防装置20は、集音部21、判定部22、データベース23、デバイス制御部24、一次記憶部25、および登録部26を備える。集音部21には、マイク210が接続される。なお、障害予防装置20の構成要素は、第1の実施形態の障害予防装置10の同じ名称の構成と同様の機能を有するため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態の障害予防装置20の動作について図面を参照しながら説明する。ここでは、障害予防装置20による予防保守処理の一例について説明する。ここでは、コンピュータに搭載されたHDDを管理対象デバイスとする例について説明する。なお、データベース登録処理については、第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
まず、障害予防装置20による予防保守処理について図面を参照しながら説明する。図13は、障害予防装置20による予防保守処理の一例について説明するためのフローチャートである。以下の動作においては、障害予防装置20を動作の主体として説明する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る障害予防装置について図面を参照しながら説明する。本実施形態の障害予防装置は、第1および第2の実施形態の障害予防装置を上位概念化した構成である。管理対象デバイスが搭載されたコンピュータの構成は、第1の実施形態のコンピュータ100と同様であるため、図面や説明は省略する。
まず、本実施形態の障害予防装置の構成について図面を参照しながら説明する。図14は、本実施形態の障害予防装置30の構成の一例を示すブロック図である。図14のように、障害予防装置30は、集音部31、判定部32、およびデバイス制御部34を備える。集音部31には、マイク310が接続される。なお、障害予防装置30の構成要素は、第1の実施形態の障害予防装置10の同じ名称の構成と同様の機能を有するため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態の障害予防装置30の動作について図面を参照しながら説明する。ここでは、障害予防装置30による予防保守処理の一例について説明する。ここでは、コンピュータに搭載されたHDDを管理対象デバイスとする例について説明する。なお、データベース登録処理については省略する。
まず、障害予防装置30による予防保守処理について図面を参照しながら説明する。図15は、障害予防装置30による予防保守処理の一例について説明するためのフローチャートである。以下の動作においては、障害予防装置30を動作の主体として説明する。
ここで、本発明の各実施形態に係る障害予防装置の処理を実行するハードウェア構成について、図16の情報処理装置90を一例として挙げて説明する。なお、図16の情報処理装置90は、各実施形態の障害予防装置の処理を実行するための構成例であって、本発明の範囲を限定するものではない。なお、図16の情報処理装置90は、図1のコンピュータによって実現されるものであってもよい。
11、21、31 集音部
12、22、32 判定部
13、23 データベース
14、24、34 デバイス制御部
15、25 一次記憶部
16、26 登録部
100 コンピュータ
101 CPU
102 メモリ
103 HDD
104 ディスクドライブ
105 入出力
106 ファン
107 サウンドカード
108 ビデオカード
110、210、310 マイク
Claims (9)
- 管理対象デバイスが搭載された電子機器の設置環境に設置されたマイクロホンによって集音された環境音を取得する集音手段と、
前記集音手段によって取得された前記環境音の変化に応じて前記環境音に異常があるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記環境音に異常があると判定された際に前記管理対象デバイスを停止させるデバイス制御手段と、を備え、
前記判定手段は、
前記集音手段によって取得される前記環境音が変化した際に、前記集音手段によって取得された前記環境音に基づいて生成されたテンプレートと、前記テンプレートの元となる前記環境音が前記管理対象デバイスに影響を与えるか否かを示すフラグとが関連付けて登録されたデータベースを参照して、変化後の前記環境音に基づいて生成された異音信号と、前記データベースに登録された前記テンプレートとを比較し、前記異音信号が前記データベースに登録されていない場合、前記管理対象デバイスを停止させる指示を前記デバイス制御手段に出力し、
前記デバイス制御手段は、
前記判定手段の指示に応じて前記管理対象デバイスを停止させる障害予防装置。 - 前記集音手段によって取得された前記環境音に基づいて生成された前記テンプレートと、前記テンプレートの元となる前記環境音が前記管理対象デバイスに影響を与えるか否かを示すフラグとが関連付けて登録される前記データベースを備え、
前記判定手段は、
前記集音手段によって取得される前記環境音が変化した際に、変化後の前記環境音に基づいて生成された前記異音信号と、前記データベースに登録された前記テンプレートとを比較し、前記異音信号が前記データベースに登録されている場合、前記異音信号に関連付けられた前記フラグに基づいて前記管理対象デバイスの予防保守動作を実行するか否かを判定し、
前記予防保守動作を実行すると判定した場合、前記予防保守動作を実行することを勧める通知を出力する請求項1に記載の障害予防装置。 - 前記集音手段によって取得された前記環境音が記憶される一次記憶手段と、
前記一次記憶手段に記憶された前記環境音を出力するとともに、出力した音が前記管理対象デバイスに影響を及ぼすか否かを示す情報の入力を受け付け、前記環境音に基づいて生成される前記テンプレートと、前記テンプレートの元となる前記環境音が前記管理対象デバイスに影響を与えるか否かを示す前記フラグとを関連付けて前記データベースに登録する登録手段とを備える請求項2に記載の障害予防装置。 - 前記判定手段は、
前記集音手段によって取得される前記環境音が変化した際に、変化した前記環境音に基づいて生成された前記異音信号と、前記データベースに登録された前記テンプレートとを比較し、前記異音信号が前記データベースに登録されていない場合、前記異音信号の元となる前記環境音を前記一次記憶手段に記憶させる請求項3に記載の障害予防装置。 - 前記登録手段は、
前記環境音に関する音パターンを前記テンプレートとして前記データベースに登録する請求項3または4に記載の障害予防装置。 - 前記登録手段は、
前記管理対象デバイスに影響を及ぼす音の周波数を前記テンプレートとして前記データベースに登録し、
前記判定手段は、
前記集音手段によって取得される前記環境音が変化した際に、変化後の前記環境音に前記データベースに登録されている周波数が含まれる場合、前記環境音の音量に基づいて前記予防保守動作を実行するか否かを判定する請求項3または4に記載の障害予防装置。 - 前記管理対象デバイスは、ハードディスクドライブである請求項1乃至6のいずれか一項に記載の障害予防装置。
- 管理対象デバイスが搭載された電子機器の設置環境に設置されたマイクロホンによって集音された環境音を取得し、
取得された前記環境音の変化に応じて前記環境音が異常であるか否かを判定し、
前記環境音が異常であると判定された際に前記管理対象デバイスを停止させ、
前記環境音が変化した際に、前記環境音に基づいて生成されたテンプレートと、前記テンプレートの元となる前記環境音が前記管理対象デバイスに影響を与えるか否かを示すフラグとが関連付けて登録されたデータベースを参照して、変化後の前記環境音に基づいて生成された異音信号と、前記データベースに登録された前記テンプレートとを比較し、
前記異音信号が前記データベースに登録されていない場合、前記管理対象デバイスを停止させる障害予防方法。 - 管理対象デバイスが搭載された電子機器の設置環境に設置されたマイクロホンによって集音された環境音を取得する処理と、
取得された前記環境音の変化に応じて前記環境音が異常であるか否かを判定する処理と、
前記環境音が異常であると判定された際に前記管理対象デバイスを停止させる処理と、
前記環境音が変化した際に、前記環境音に基づいて生成されたテンプレートと、前記テンプレートの元となる前記環境音が前記管理対象デバイスに影響を与えるか否かを示すフラグとが関連付けて登録されたデータベースを参照して、変化後の前記環境音に基づいて生成された異音信号と、前記データベースに登録された前記テンプレートとを比較する処理と、
前記異音信号が前記データベースに登録されていない場合、前記管理対象デバイスを停止させる処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
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