JP6958213B2 - プラズマ発生装置 - Google Patents

プラズマ発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6958213B2
JP6958213B2 JP2017200304A JP2017200304A JP6958213B2 JP 6958213 B2 JP6958213 B2 JP 6958213B2 JP 2017200304 A JP2017200304 A JP 2017200304A JP 2017200304 A JP2017200304 A JP 2017200304A JP 6958213 B2 JP6958213 B2 JP 6958213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
temperature
unit
control circuit
plasma generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017200304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019072176A (ja
Inventor
橋本 勉
孝弘 塩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2017200304A priority Critical patent/JP6958213B2/ja
Publication of JP2019072176A publication Critical patent/JP2019072176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6958213B2 publication Critical patent/JP6958213B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、プラズマ発生装置に関する。
プラズマを発生させる装置についての研究や開発が行われている。
これに関し、圧電トランスによってプラズマを発生させる装置として、特許文献1に記載されたイオナイザが知られている。当該イオナイザは、強誘電体素子における1次側の厚さ方向両面に交流電圧を印加することにより2次側表面に電荷が誘起される圧電トランスを備え、当該圧電トランスの当該2次側表面に絶縁用の誘電体シートを介して金属細線状接地電極を密接配置し、当該誘電体シート上の細線状接地電極上に除電対象物に向けた空気流を流す空気吹き出し口を備えている(特許文献1参照)。
一方、医療用にプラズマを発生させる装置として、特許文献2に記載された止血装置が知られている。当該止血装置は、プラズマを生成する共振エネルギーを供給するためのマイクロ波信号を生成する信号源が備えられたマイクロ波発振部と、マイクロ波発振部と共振器との間に設けられ、マイクロ波信号を一定の大きさに増幅する増幅部と、増幅されたマイクロ波信号の共振エネルギーにより駆動され、ガス供給部から供給される不活性ガスを放電させてプラズマを生成する共振器と、共振器で生成されたプラズマが排出される一端に連結され、マイクロ波信号により放電して生成された低温プラズマを出血部位に集中させて血液を凝固させる中空で管状の排出手段を備えた止血部と、を含む(特許文献2参照)。
特開2009−129673号公報 特開2010−125320号公報
しかしながら、上記のイオナイザや止血装置では、プラズマが照射される対象である照射対象の温度上昇について考慮されておらず、当該対象に当該温度上昇に応じた不具合を発生させてしまう場合があった。特に、当該対象が人体等の生体である場合、上記のイオナイザや止血装置は、当該対象のプラズマが照射される部位の温度を当該対象が耐えられなくなり始める温度よりも高い温度まで上昇させてしまう場合があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができるプラズマ発生装置を提供する。
本発明の一態様は、プラズマを発生させるプラズマ発生部と、温度を検出する温度検出部により検出された温度であって前記プラズマ発生部により照射される前記プラズマに関する温度であるプラズマ温度に基づいて前記プラズマ発生部を制御する制御回路と、を備えるプラズマ発生装置である。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記温度検出部を備える、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記プラズマ発生部が発生させた前記プラズマを放出する開口部が形成された筐体を備え、前記プラズマ発生部及び前記制御回路は、前記筐体の内部に配置され、前記プラズマ発生部は、2つの端部のうちの第1端部に交流電圧を印加した場合、前記2つの端部のうちの前記第1端部と反対側の端部である第2端部に誘電体バリア放電が生じて前記プラズマを発生させる圧電トランスと、前記制御回路による制御に応じて前記第1端部に交流電圧を印加する駆動回路と、を備える、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記温度検出部は、前記圧電トランスと前記プラズマが照射される対象との間に配置される、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記温度検出部は、前記圧電トランスと前記開口部との間に配置される、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記制御回路は、前記プラズマ温度が第1閾値以上であると判定した場合、前記プラズマ発生部による前記プラズマの発生を停止させる、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記プラズマ発生部は、誘電体バリア放電を生じさせて前記プラズマを発生させ、前記制御回路は、前記プラズマ温度に基づく値が第2閾値以上であると判定した場合、前記プラズマ発生部が前記誘電体バリア放電の放電量を低下させる、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記制御回路は、前記プラズマ発生部に印加する交流電圧の周波数を変化させることにより、前記放電量を低下させる、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記制御回路は、前記プラズマ発生部による前記プラズマの発生の開始から前記プラズマの発生が継続している時間であるプラズマ照射時間を計時し、計時した前記プラズマ照射時間と、前記温度検出部により検出された前記プラズマ温度とに基づいて、前記プラズマが照射される対象に関する温度である照射対象温度を推定し、推定した前記照射対象温度に基づいて前記プラズマ発生部を制御する、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、プラズマ発生装置において、前記プラズマ発生部に電力を供給するバッテリーを備える、構成が用いられてもよい。
プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができるプラズマ発生装置を提供することができる。
実施形態に係るプラズマ発生装置1の構成の一例を示す図である。 駆動回路22の構成の一例を示す図である。 制御回路30の機能構成の一例を示す図である。 制御回路30がプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部20を制御する処理の流れの一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<プラズマ発生装置の概要>
まず、実施形態に係るプラズマ発生装置1の概要について説明する。図1は、実施形態に係るプラズマ発生装置1の構成の一例を示す図である。
プラズマ発生装置1は、プラズマを発生させる。この一例において、プラズマ発生装置1は、プラズマとして、低温プラズマを発生させる。なお、プラズマ発生装置1は、低温プラズマに代えて、高温プラズマを発生させる構成であってもよい。プラズマ発生装置1は、発生させたプラズマをプラズマ発生装置1の筐体に形成された開口部から筐体の外側に向かって放出させる。これにより、プラズマ発生装置1は、発生させたプラズマを筐体の外側に配置された物体に照射することができる。プラズマ発生装置1がプラズマを照射可能な範囲に照射対象が含まれるようにプラズマ発生装置1と照射対象との相対的な位置を調整した場合、プラズマ発生装置1は、照射対象に対してプラズマを発生させる。照射対象は、プラズマが照射される対象の物体である。これにより、プラズマ発生装置1は、照射したプラズマに応じた効果を照射対象に生じさせることができる。例えば、プラズマ発生装置1は、照射対象の部位のうちプラズマが照射された部位の滅菌、殺菌、消毒等をプラズマによって行うことができる。照射対象は、例えば、人体である。照射対象が人体の場合、プラズマ発生装置1は、災害時等の水が使用できない状況下においても、人体の創傷部位の消毒を行うことができる。なお、照射対象は、人体に代えて、人体以外の生体であってもよく、生体以外の物体であってもよい。当該物体は、産業用品であってもよく、日用品であってもよく、他の如何なる物体であってもよい。
プラズマ発生装置1は、プラズマを発生させるプラズマ発生部と、温度を検出する温度検出部により検出された温度であってプラズマ発生部により照射されるプラズマに関する温度であるプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部を制御する制御回路と、を備える。これにより、プラズマ発生装置1は、照射対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。特に、照射対象が、この一例のように人体である場合、プラズマ発生装置1は、照射対象の温度を照射対象が耐えられる温度よりも高い温度まで上昇させてしまうことを抑制することができる。ここで、照射対象の温度は、照射対象の部位(すなわち、照射対象の一部分)のうちプラズマが照射されている部分を含む部位の温度のことである。以下では、プラズマ温度として、プラズマ発生装置1が発生させるプラズマの周辺の大気温度を使う場合を例に挙げて説明する。なお、プラズマ温度は、これに代えて、当該プラズマのガス温度、当該プラズマの電子温度等、プラズマ発生部により照射されるプラズマに関する温度であれば如何なる温度であってもよい。
以下では、プラズマ発生装置1の構成と、プラズマ発生装置1がプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部を制御する処理とについて説明する。
<プラズマ発生装置の構成>
以下、図1を参照し、プラズマ発生装置1の構成について説明する。
プラズマ発生装置1は、プラズマ発生装置1の筐体である筐体10と、プラズマ発生部20と、制御回路30と、温度検出部40と、バッテリー50を備える。
筐体10には、後述するプラズマ発生部20が筐体10の内側において発生させたプラズマを筐体10の外側に放出する開口部11が形成されている。開口部11の形状は、例えば、円形状であるが、円形状に代えて、他の如何なる形状であってもよい。また、筐体10の内部には、プラズマ発生部20と、制御回路30と、温度検出部40と、バッテリー50が配置されている。なお、この一例において、筐体10の大きさは、ユーザーが片手に持つことが可能な大きさであるが、これに代えて、ユーザーが片手に持つことが不可能な大きさであってもよい。
プラズマ発生部20は、制御回路30による制御に応じて、プラズマを発生させる。プラズマ発生部20は、圧電トランス21と、駆動回路22を備える。なお、プラズマ発生部20の構成は、プラズマを発生させることが可能な他の構成であってもよい。
圧電トランス21は、強誘電体素子21Eを備える。圧電トランス21は、強誘電体素子21Eにおける2つの端部のうちの第1端部21Aに交流電圧を印加した場合、当該2つの端部のうちの第1端部21Aと反対側の端部である第2端部21Bに誘電体バリア放電が生じてプラズマを発生させる。
駆動回路22は、制御回路30による制御に応じて第1端部21Aに交流電圧を印加する。駆動回路22の詳細については、後述する。
制御回路30は、駆動回路22を制御し、強誘電体素子21Eの第1端部21Aに交流電圧を印加させる。これにより、制御回路30は、プラズマ発生部20にプラズマを発生させる。
温度検出部40は、温度を検出する。例えば、温度検出部40は、熱電対を備えた温度センサーである。なお、温度検出部40は、当該温度センサーに代えて、光のスペクトル等を用いた他の温度センサーであってもよい。温度検出部40は、圧電トランス21と照射対象との間に配置される。より具体的には、この一例では、温度検出部40は、第1方向について圧電トランス21と開口部11との間に配置される。第1方向は、例えば、第1端部21Aから第2端部21Bに向かう方向である。なお、第1方向は、第2端部21Bから開口部11に向かう方向であってもよい。また、第1方向は、プラズマ発生装置1の長手方向であってもよい。また、第1方向は、プラズマ発生装置1からプラズマが放出される方向であってもよい。また、温度検出部40は、プラズマ温度を検出可能な他の位置に配置される構成であってもよい。
なお、温度検出部40は、筐体10の内部に配置される構成に代えて、筐体10の外部に配置される構成であってもよい。この場合、温度検出部40は、例えば、照射対象とプラズマ発生装置1との位置関係を照射対象にプラズマを照射する際における照射対象とプラズマ発生装置1との位置関係と一致させた場合において、前述の第1方向に向かってプラズマ発生装置1を見た場合における開口部11と照射対象との間に配置される。また、当該場合、温度検出部40は、筐体10の外部に取り付けられた支持部、又は当該外部に形成された支持部によって支持される。
バッテリー50は、直流電源であり、例えば、乾電池、蓄電池等の電池である。バッテリー50は、駆動回路22と制御回路30とのうちの少なくとも駆動回路22に電力を供給する。以下では、一例として、バッテリー50が、駆動回路22と制御回路30との両方に電力を供給する場合について説明する。なお、バッテリー50が駆動回路22に電力を供給し、制御回路30に電力を供給しない場合、プラズマ発生装置1は、バッテリー50と異なる直流電源であって制御回路30に電力を供給する直流電源を備える。
<駆動回路の構成>
以下、図2を参照し、駆動回路22の構成について説明する。図2は、駆動回路22の構成の一例を示す図である。なお、図2には、駆動回路22とともに圧電トランス21、バッテリー50、制御回路30、温度検出部40を示している。また、図2では、図が煩雑になるのを防ぐため、駆動回路22と制御回路30を繋ぐ配線に関しては、省略している。
駆動回路22は、制御回路30による制御に応じて、バッテリー50から供給される直流電圧に基づいて、強誘電体素子21Eの第1端部21Aに交流電圧を印加する。駆動回路22は、例えば、4つの接点である接点P1〜接点P4と、電極F1と、電極F2と、4つのスイッチであるスイッチS1〜スイッチS4を備える。なお、駆動回路22の構成は、これに代えて、他の構成であってもよい。
駆動回路22では、強誘電体素子21Eの第1端部21Aにおいて対向する2つの面のうちの第1面に誘電体シートを介して金属細線状接地電極である電極F1が密接配置されている。なお、図2に示した例では、電極F1と強誘電体素子21Eとの相対的な位置関係を明確にするため、電極F1と強誘電体素子21Eとが離れているように示されている。また、駆動回路22では、電極F1が接点P2と接続されている。また、駆動回路22では、接点P2と接点P1とがスイッチS2を介して接続されている。また、駆動回路22では、接点P1と接点P3とがスイッチS1を介して接続されている。また、駆動回路22では、接点P3が電極F2と接続されている。また、駆動回路22では、強誘電体素子21Eの第1端部21Aにおいて対向する2つの面のうちの第1面と反対側の面である第2面に誘電体シートを介して金属細線状接地電極である電極F2が密接配置されている。なお、図2に示した例では、電極F2と強誘電体素子21Eとの相対的な位置関係を明確にするため、電極F2と強誘電体素子21Eとが離れているように示されている。また、駆動回路22では、接点P3と接点P4とがスイッチS3を介して接続されている。また、駆動回路22では、接点P4と接点P2とがスイッチS4を介して接続されている。また、駆動回路22の接点P4は、バッテリー50のマイナス極と接続される。また、駆動回路22の接点P1は、バッテリー50のプラス極と接続される。
<制御回路による駆動回路の制御方法の概要>
以下、制御回路30による駆動回路22の制御方法の概要について説明する。
制御回路30は、スイッチS1〜スイッチS4それぞれのオン(閉じた状態)とオフ(開いた状態)を切り替える。例えば、制御回路30は、スイッチS1とスイッチS4をオンにし、スイッチS2とスイッチS3をオフにすることにより、駆動回路22の状態のうち電極F2の電位よりも電極F1の電位が低い第1状態を実現する。また、制御回路30は、スイッチS2とスイッチS3をオンにし、スイッチS1とスイッチS4をオフにすることにより、駆動回路22の状態のうち電極F1の電位よりも電極F2の電位が低い第2状態を実現する。制御回路30は、スイッチS1〜スイッチS4それぞれのオンとオフを切り替えることにより、第1状態と第2状態を予め決められた周期が経過する毎に繰り返し切り替え、当該周期に応じた周波数の交流電圧を第1端部21Aに印加することができる。ここで、当該周期に応じた周波数は、当該周期の逆数である。
<制御回路の機能構成>
以下、図3を参照し、制御回路30の機能構成について説明する。図3は、制御回路30の機能構成の一例を示す図である。
制御回路30は、プラズマ発生装置1の全体を制御する。制御回路30は、図示しないプロセッサーと、図示しないメモリーを備える。当該プロセッサーは、例えば、MPU(Micro-Processing Unit)である。なお、当該プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)等の他のプロセッサーであってもよい。当該メモリーは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。なお、当該メモリーは、プラズマ発生装置1に内蔵される記憶装置に代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によってプラズマ発生装置1に接続された外付け型の記憶装置であってもよい。当該メモリーは、当該プロセッサーが実行可能な各種のプログラムを記憶している。当該プロセッサーは、当該メモリーに記憶された各種のプログラムを実行することにより、取得部301と、判定部302と、推定部303と、制御部304と、計時部305の5つの機能部を実現する。すなわち、制御回路30は、取得部301と、判定部302と、推定部303と、制御部304と、計時部305の5つの機能部を備える。制御回路30が備える当該5つの機能部のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
取得部301は、温度検出部40が検出したプラズマ温度を示すプラズマ温度情報を温度検出部40から取得する。
判定部302は、後述する予め決められた条件である所定条件が満たされたか否かを判定する。
推定部303は、後述する計時部305が計時したプラズマ照射時間と、取得部301が取得したプラズマ温度情報が示すプラズマ温度とに基づいて、照射対象に関する温度である照射対象温度を推定(算出)する。プラズマ照射時間は、プラズマ発生部20によるプラズマの発生の開始からプラズマの発生が継続している時間のことである。
制御部304は、駆動回路22を制御する。例えば、制御部304は、判定部302の判定結果に応じて駆動回路22を制御する。また、制御部304は、推定部303の推定結果に基づく判定結果であって判定部303による判定結果に応じて駆動回路22を制御する。
計時部305は、プラズマ発生部20によるプラズマの発生の開始からプラズマの発生が継続している時間を前述のプラズマ照射時間として計時する。
<制御回路がプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部を制御する処理>
以下、図4を参照し、制御回路30がプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部20を制御する処理について説明する。図4は、制御回路30がプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部20を制御する処理の流れの一例を示す図である。以下では、図4に示したステップS110の処理が実行される前のタイミングにおいて、プラズマ発生装置1にプラズマの発生を開始させる操作をユーザーからプラズマ発生装置1が受け付けた場合について説明する。
制御部304は、駆動回路22を制御し、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を開始させる。そして、計時部305は、前述のプラズマ照射時間の計時を開始する(ステップS110)。ここで、ステップS110の処理のうち制御部304が行う処理について説明する。
制御部304は、スイッチS1〜スイッチS4それぞれのオンとオフを切り替えることにより、前述の第1状態と第2状態を予め決められた周期である第1周期が経過する毎に繰り返し切り替え、第1周期の逆数である第1周波数の交流電圧を第1端部21Aに印加する。第1周期は、この一例において、圧電トランス21が備える強誘電体素子21Eの共振周波数の逆数である。すなわち、第1周波数は、この一例において、当該共振周波数である。これにより、制御回路30は、バッテリー50の消費電力の増大を抑制することができる。なお、第1周期は、圧電トランス21が備える強誘電体素子の共振周波数の逆数に代えて、他の周期であってもよい。
ステップS110の処理が行われた後、取得部301は、温度検出部40が検出したプラズマ温度を示すプラズマ温度情報を温度検出部40から取得する(ステップS120)。
次に、判定部302は、所定条件が満たされたか否かを判定する(ステップS130)。ここで、所定条件について説明する。
所定条件は、例えば、ステップS120において取得されたプラズマ温度情報が示すプラズマ温度が予め決められた閾値である第1閾値以上であること、である。第1閾値は、照射対象に応じて決まる温度である。例えば、この一例における照射対象である人体が耐えられなくなり始める温度が40℃である場合、第1閾値は、40℃よりも低い温度である。第1閾値は、照射対象に応じた温度であれば、如何なる温度であってもよい。なお、所定条件は、ステップS120において取得されたプラズマ温度情報が示すプラズマ温度に基づく値が予め決められた閾値である第2閾値以上であること、であってもよい。当該値は、例えば、当該プラズマ温度に基づいて推定された温度であって照射対象の温度である照射対象温度である。なお、当該値は、当該照射対象温度に代えて、当該プラズマ温度そのものであってもよく、当該プラズマ温度に基づく他の値であってもよい。ここで、第2閾値は、この一例において、照射対象に応じて決まる温度である。例えば、この一例における照射対象である人体が耐えられなくなり始める温度が40℃である場合、第2閾値は、第1閾値と同様に、40℃よりも低い温度である。この場合、ステップS130では、判定部302による判定が行われる前に、推定部303が当該プラズマ温度に基づいて照射対象温度を推定する。具体的には、推定部303は、計時部305が計時した時間であって現在までのプラズマ照射時間と、当該プラズマ温度とに基づいて、照射対象温度を推定(算出)する。推定部303は、このような照射対象温度の推定を、予め記憶された関数を用いて行ってもよく、機械学習のアルゴリズムを用いて行ってもよく、他の如何なる方法によって行ってもよい。当該予め記憶された関数は、プラズマ温度とプラズマ照射時間を入力すると照射対象温度を出力する関数のことである。当該予め記憶された関数は、実験により導出された関数であってもよく、シミュレーションによって導出された関数であってもよい。また、所定条件は、ステップS120において取得されたプラズマ温度情報が示すプラズマ温度に関する他の如何なる条件であってもよい。また、所定条件は、当該プラズマ温度と、当該プラズマ照射時間とに関する他の条件であってもよい。また、所定条件は、当該プラズマ照射時間に関する他の条件であってもよい。また、所定条件は、推定した照射対象温度に関する他の条件であってもよい。また、推定部303は、照射対象温度を推定する構成に代えて、プラズマが照射される前と比べて照射対象の温度が何℃上昇したかを示す値を推定する構成であってもよい。この場合、所定条件は、当該値に関する他の条件であってもよい。また、第2閾値は、照射対象に応じた温度であれば、如何なる温度であってもよい。第2閾値は、第1閾値と同じ値であってもよく、第1閾値よりも低い値であってもよく、第1閾値よりも高い値であってもよい。
ステップS130において所定条件が満たされていないと判定部302が判定した場合(ステップS130−NO)、制御部304は、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させるか否かを判定する(ステップS150)。例えば、制御部304は、プラズマ発生装置1がプラズマの発生を停止させる操作を受け付けた場合、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させると判定する。一方、制御部304は、プラズマ発生装置1がプラズマの発生を停止させる操作を受け付けていない場合、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させないと判定する。
プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させると判定した場合(ステップS150−YES)、制御部304は、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させ、処理を終了する。一方、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させないと制御部304が判定した場合(ステップS150−NO)、取得部301は、ステップS120に遷移し、温度検出部40が検出したプラズマ温度を示すプラズマ温度情報を温度検出部40から再び取得する。
一方、ステップS130において所定条件が満たされていると判定部302が判定した場合(ステップS130−YES)、制御部304は、強誘電体素子21Eの第2端部21Bに生じさせる誘電体バリア放電の放電量を調整する(ステップS140)。ここで、ステップS140の処理について説明する。
制御部304は、例えば、強誘電体素子21Eの第2端部21Bに生じさせる誘電体バリア放電の放電量の調整として、駆動回路22が備える4つのスイッチ(すなわち、スイッチS1〜スイッチS4)を全てオフにし、圧電トランス21への交流電圧の印加を停止することにより、当該第2端部21Bにおける誘電体バリア放電を停止させる。これにより、制御部304は、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を停止させる。なお、制御部304は、当該放電量の調整として、スイッチS1〜スイッチS4それぞれのオンとオフを切り替えることにより、前述の第1状態と第2状態を予め決められた周期である第2周期が経過する毎に繰り返し切り替え、第2周期の逆数である第2周波数の交流電圧を第1端部21Aに印加し、当該放電量を低下させる構成であってもよい。第2周期は、第1周期よりも短い周期である。すなわち、第2周波数は、圧電トランス21が備える強誘電体素子21Eの共振周波数よりも高い周波数である。これにより、制御回路30は、当該放電量を小さくすることができる。また、制御部304は、スイッチS1〜スイッチS4それぞれのオンとオフを切り替えることにより、第1状態と第2状態を予め決められた周期である第3周期が経過する毎に繰り返し切り替え、第3周期の逆数である第3周波数の交流電圧を第1端部21Aに印加し、当該放電量を低下させる構成であってもよい。第3周期は、第1周期よりも長い周期である。すなわち、第3周波数は、圧電トランス21が備える強誘電体素子21Eの共振周波数よりも低い周波数である。これにより、制御回路30は、当該放電量を小さくすることができる。また、制御部304は、他の方法によって当該放電量の調整(この一例において、当該放電量の低下)を行う構成であってもよい。ステップS140の処理が行われた後、制御部304は、ステップS150に遷移し、プラズマ発生部20によるプラズマの発生を終了させるか否かを判定する。
なお、上記において説明したステップS140の処理は、段階的に行う構成であってもよい。例えば、ステップS130においてプラズマ温度が第1閾値以上第3閾値未満であると判定部302が判定した場合、制御部304は、ステップS140において、第2周波数の交流電圧を第1端部21Aに印加し、強誘電体素子21Eの第2端部21Bに生じさせる誘電体バリア放電の放電量を低下させる。一方、ステップS130において、プラズマ温度が第3閾値以上であると判定部302が判定した場合、制御部304は、ステップS140において、圧電トランス21への交流電圧の印加を停止することにより、当該第2端部21Bにおける誘電体バリア放電を停止させる。ここで、第3閾値は、第1閾値よりも高い値である。また、例えば、ステップS130において照射対象温度が第2閾値以上第4閾値未満であると判定部302が判定した場合、制御部304は、ステップS140において、第2周波数の交流電圧を第1端部21Aに印加し、強誘電体素子21Eの第2端部21Bに生じさせる誘電体バリア放電の放電量を低下させる。一方、ステップS130において照射対象温度が第4閾値以上であると判定部302が判定した場合、制御部304は、ステップS140において、圧電トランス21への交流電圧の印加を停止することにより、当該第2端部21Bにおける誘電体バリア放電を停止させる。ここで、第4閾値は、第2閾値よりも高い値である。
以上のように、実施形態に係るプラズマ発生装置1は、プラズマを発生させるプラズマ発生部(この一例において、プラズマ発生部20)と、温度を検出する温度検出部(この一例において、温度検出部40)により検出された温度であってプラズマ発生部により照射されるプラズマに関する温度であるプラズマ温度に基づいてプラズマ発生部を制御する制御回路(この一例において、制御回路30)と、を備える。これにより、プラズマ発生装置1は、プラズマが照射される対象(この一例において、照射対象)の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1は、温度検出部を備える。これにより、プラズマ発生装置1は、プラズマ発生装置1が備える温度検出部により検出されたプラズマ温度に基づいて、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1は、プラズマ発生部が発生させたプラズマを放出する開口部(この一例において、開口部11)が形成された筐体(この一例において、筐体10)を備える。また、プラズマ発生部及び制御回路は、当該筐体の内部に配置される。また、プラズマ発生部は、2つの端部のうちの第1端部(この一例において、第1端部21A)に交流電圧を印加した場合、2つの端部のうちの第1端部と反対側の端部である第2端部(この一例において、第2端部21B)に誘電体バリア放電が生じてプラズマを発生させる圧電トランス(この一例において、圧電トランス21)と、制御回路による制御に応じて第1端部に交流電圧を印加する駆動回路(この一例において、駆動回路22)と、を備える。これにより、プラズマ発生装置1は、圧電トランスの第2端部に生じさせた誘電体バリア放電によって発生したプラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、温度検出部は、圧電トランスとプラズマが照射される対象との間に配置される。これにより、プラズマ発生装置1は、圧電トランスとプラズマが照射される対象との間に配置される温度検出部により検出されたプラズマ温度に基づいて、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、温度検出部は、圧電トランスと開口部との間に配置される。これにより、プラズマ発生装置1は、圧電トランスと開口部との間に配置される温度検出部により検出されたプラズマ温度に基づいて、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、制御回路は、プラズマ温度が第1閾値以上であると判定した場合、プラズマ発生部によるプラズマの発生を停止させる。これにより、プラズマ発生装置1は、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を確実に抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、プラズマ発生部は、誘電体バリア放電を生じさせてプラズマを発生させる。また、制御回路は、プラズマ温度に基づく値が第2閾値以上であると判定した場合、プラズマ発生部の誘電体バリア放電の放電量を低下させる。これにより、プラズマ発生装置1は、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、制御回路は、プラズマ発生部に印加する交流電圧の周波数を変化させることにより、誘電体バリア放電の放電量を低下させる。これにより、プラズマ発生装置1は、プラズマ発生部に印加する交流電圧の周波数を変化させることにより、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、制御回路は、プラズマ発生部によるプラズマの発生の開始からプラズマの発生が継続している時間であるプラズマ照射時間を計時し、計時したプラズマ照射時間と、温度検出部により検出されたプラズマ温度とに基づいてプラズマ発生部を制御する。これにより、プラズマ発生装置1は、計時したプラズマ照射時間と、検出されたプラズマ温度とに基づいて、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1では、制御回路は、計時したプラズマ照射時間と、温度検出部により検出されたプラズマ温度とに基づいて、プラズマが照射される対象の温度である照射対象温度を推定し、推定した照射対象温度に基づいてプラズマ発生部を制御する。これにより、プラズマ発生装置1は、推定した照射対象温度に基づいて、プラズマが照射される対象の意図しない温度上昇を抑制することができる。
また、プラズマ発生装置1は、プラズマ発生部に電力を供給するバッテリーを備える。これにより、プラズマ発生装置1は、携帯可能な程度に小型化することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、プラズマ発生装置1)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…プラズマ発生装置、10…筐体、11…開口部、20…プラズマ発生部、21…圧電トランス、21A…第1端部、21B…第2端部、21E…強誘電体素子、22…駆動回路、30…制御回路、50…バッテリー、F1、F2…電極、P1〜P4…接点、S1〜S4…スイッチ、301…取得部、302…判定部、303…推定部、304…制御部、305…計時部

Claims (10)

  1. プラズマを発生させるプラズマ発生部と、
    温度を検出する温度検出部により検出された温度であって前記プラズマ発生部により照射される前記プラズマに関する温度であるプラズマ温度が第1閾値以上であると判定した場合、前記プラズマ発生部による前記プラズマの発生を停止させる制御回路と、
    を備えるプラズマ発生装置。
  2. 誘電体バリア放電を生じさせてプラズマを発生させるプラズマ発生部と、
    温度を検出する温度検出部により検出された温度であって前記プラズマ発生部により照
    射される前記プラズマに関する温度であるプラズマ温度に基づく値が第2閾値以上であると判定した場合、前記プラズマ発生部の前記誘電体バリア放電の放電量を低下させる制御回路と、
    を備えるプラズマ発生装置。
  3. 前記制御回路は、前記プラズマ発生部に印加する交流電圧の周波数を変化させることにより、前記放電量を低下させる、
    請求項に記載のプラズマ発生装置。
  4. プラズマを発生させるプラズマ発生部と、
    前記プラズマ発生部による前記プラズマの発生の開始から前記プラズマの発生が継続している時間であるプラズマ照射時間を計時し、計時した前記プラズマ照射時間と、温度を検出する温度検出部により検出された温度であって前記プラズマ発生部により照射される前記プラズマに関する温度であるプラズマ温度とに基づいて前記プラズマ発生部を制御する制御回路と、
    を備えるプラズマ発生装置。
  5. 前記制御回路は、
    計時した前記プラズマ照射時間と、前記温度検出部により検出された前記プラズマ温度とに基づいて、前記プラズマが照射される対象に関する温度である照射対象温度を推定し、
    推定した前記照射対象温度に基づいて前記プラズマ発生部を制御する、
    請求項に記載のプラズマ発生装置。
  6. 前記温度検出部を備える、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載のプラズマ発生装置。
  7. 前記プラズマ発生部が発生させた前記プラズマを放出する開口部が形成された筐体を備え、
    前記プラズマ発生部及び前記制御回路は、前記筐体の内部に配置され、
    前記プラズマ発生部は、
    2つの端部のうちの第1端部に交流電圧を印加した場合、前記2つの端部のうちの前記第1端部と反対側の端部である第2端部に誘電体バリア放電が生じて前記プラズマを発生させる圧電トランスと、
    前記制御回路による制御に応じて前記第1端部に交流電圧を印加する駆動回路と、
    を備える、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載のプラズマ発生装置。
  8. 前記温度検出部は、前記圧電トランスと前記プラズマが照射される対象との間に配置される、
    請求項に記載のプラズマ発生装置。
  9. 前記温度検出部は、前記圧電トランスと前記開口部との間に配置される、
    請求項に記載のプラズマ発生装置。
  10. 前記プラズマ発生部に電力を供給するバッテリーを備える、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載のプラズマ発生装置。
JP2017200304A 2017-10-16 2017-10-16 プラズマ発生装置 Active JP6958213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017200304A JP6958213B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 プラズマ発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017200304A JP6958213B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 プラズマ発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019072176A JP2019072176A (ja) 2019-05-16
JP6958213B2 true JP6958213B2 (ja) 2021-11-02

Family

ID=66542784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017200304A Active JP6958213B2 (ja) 2017-10-16 2017-10-16 プラズマ発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6958213B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013509979A (ja) * 2009-11-09 2013-03-21 イオンメド リミテッド 組織を溶接するプラズマヘッド
DE102013100617B4 (de) * 2013-01-22 2016-08-25 Epcos Ag Vorrichtung zur Erzeugung eines Plasmas und Handgerät mit der Vorrichtung
JP6180016B2 (ja) * 2013-04-23 2017-08-16 沖野 晃俊 大気圧プラズマを用いた生物細胞および外皮系のケア装置
TW201507735A (zh) * 2013-08-16 2015-03-01 Ind Tech Res Inst 電漿產生裝置、應用其之表面處理方法與生物組織表面處理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019072176A (ja) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI748310B (zh) 霧氣吸嚐器用的電源單元及其控制方法和控制程式
JP6502369B2 (ja) 電気外科コントローラに関する方法およびシステム
JP6109458B1 (ja) エネルギー処置システム、エネルギー制御装置及びエネルギー処置具
US20110125151A1 (en) High frequency surgical device
KR102030528B1 (ko) 피부관리장치 및 그 장치의 구동방법
BRPI0919902B1 (pt) sonda de ablação eletrocirúrgica e sistema compreendendo a mesma
TWI802664B (zh) 光控系統和用於供電負載之系統
JP2008073498A (ja) 折り畳み式イオンマッサージ装置
JP2016500318A (ja) 低圧プラズマを使用して生物組織を処置するための装置および方法
JP6958213B2 (ja) プラズマ発生装置
CN112648604A (zh) 蒸汽消融设备
WO2016076365A1 (ja) 高周波制御ユニット及び高周波処置システム
KR20200009993A (ko) 궐련형 전자담배 비접촉 발열장치
CN109071225B (zh) 用于制备臭氧的方法和用于生成臭氧的设备
CN107847265B (zh) 用于对人或动物患者的身体进行组织切割的电外科装置
RU2526810C1 (ru) Плазменный дезинфектор для биологических тканей
KR20200020323A (ko) 플라즈마 미용기기
JP2019209134A (ja) 超音波血管封止の方法及びシステム
TWI389601B (zh) Ion generator
US20210038295A1 (en) Control device, treatment system, residual-heat determining method, and computer readable recording medium
RU134052U1 (ru) Портативный плазменный дезинфектор для использования в экстремальных и бытовых условиях
JP2020049389A (ja) 超音波治療器
KR20190088795A (ko) 피부 미용 기기의 출력 제어 장치 및 방법
EP2979659B1 (en) Elektrosurgical generator for improving high frequency leakage
JPWO2019180840A1 (ja) プラズマ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6958213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150