JP6957887B2 - 吸い込み具及び電気掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、吸い込み具と電気掃除機とに関する。
電気掃除機は、ごみを吸い込むための吸い込み具を備える。例えば、電気掃除機によって床を掃除する場合、吸い込み具と床との隙間が小さいほど、ごみを吸い上げるための気流の速度が速くなる。しかし、吸い込み具と床との隙間が小さいと、床に落ちている大きなごみを吸い上げることができなくなってしまう。
例えば、特許文献1に電気掃除機が記載されている。特許文献1に記載された電気掃除機では、吸い込み具の前面に、一定の間隔で切り欠きが形成される。
特開平9−10147号公報
特許文献1に記載された電気掃除機では、床に落ちている大きなごみを、吸い込み具の前面に形成された切り欠きから吸い込むことができる。しかし、吸い込み具の内側に形成された空間に上記切り欠きから常に空気が流れ込むため、発生する気流の速度が遅くなり、吸い込み性能が低下するといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、高い吸い込み性能を確保でき、且つ大きなごみを吸い込むことが可能な吸い込み具と、そのような吸い込み具を備えた電気掃除機とを提供することである。
この発明に係る吸い込み具は、下方及び前方に開口する吸い込み口が形成されたケースと、ケースに回転可能に支持され、少なくともその一部が吸い込み口の直上に配置された回転体と、回転体より後方でケースに設けられた連結管と、ケースに回転可能に支持され、少なくともその一部が吸い込み口の直上に配置され、回転体より後方に配置された回転ブラシと、を備える。吸い込み口の一部は回転体より後方に配置される。回転体は、軸方向が吸い込み口の幅方向に沿うように配置された軸部材と、軸部材の外周面に設けられた弾性部材と、を備える。弾性部材は、軸部材の軸方向に沿うようにケースに接触する。回転ブラシは、軸方向が吸い込み口の幅方向に沿うように配置された第2軸部材と、第2軸部材の外周面に設けられ、弾性部材がケースに接触する位置より後方で弾性部材に接触する掻取部材と、を備える。弾性部材の下端は、吸い込み口の上端より下方に配置される。弾性部材は、掻取部材が弾性部材に接触する状態でケースの下面より下方に突出しない。

この発明に係る電気掃除機は、上記吸い込み具と、吸い込み口からごみを吸い込むための気流を発生させる電動送風機と、を備える。
この発明に係る吸い込み具は、ケース、回転体及び連結管を備える。ケースに吸い込み口が形成される。吸い込み口の一部は回転体より後方に配置される。回転体は、軸部材及び弾性部材を備える。弾性部材は、軸部材の軸方向に沿うようにケースに接触する。弾性部材の下端は、吸い込み口の上端より下方に配置される。この発明に係る吸い込み具を用いることにより、高い吸い込み性能を確保でき、且つ大きなごみを吸い込むことができる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機の例を示す斜視図である。 制御装置の機能を説明するためのブロック図である。 この発明の実施の形態1における吸い込み具の例を示す斜視図である。 図3に示す吸い込み具の平面図である。 図3に示す吸い込み具の下面図である。 図3に示す吸い込み具の側面図である。 図4に示す吸い込み具のA−A断面図である。 この発明の実施の形態1における吸い込み具の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態1における吸い込み具の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態1における吸い込み具の例を示す斜視図である。 図10に示す吸い込み具の平面図である。 図10に示す吸い込み具の下面図である。 図10に示す吸い込み具の側面図である。 図11に示す吸い込み具のC−C断面図である。 清掃時の状態を示す吸い込み具の断面図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における電気掃除機1の例を示す斜視図である。図1は、一例として、キャニスター型の電気掃除機1を示す。電気掃除機1は、他の型式であっても良い。電気掃除機1は、例えば吸い込み具2、延長パイプ3、接続パイプ4、ホース5及び本体6を備える。
吸い込み具2は、延長パイプ3の一方の端部に接続される。吸い込み具2は、延長パイプ3に着脱可能である。延長パイプ3は伸縮可能である。延長パイプ3は、無段階或いは多段階に長さを調節できる。
接続パイプ4は、一方の端部が延長パイプ3の他方の端部に接続される。延長パイプ3は、接続パイプ4に着脱可能である。接続パイプ4は、例えばハンドル7を備える。掃除をする人は、ハンドル7を持って吸い込み具2を動かす。ハンドル7に、操作スイッチ8が設けられる。例えば、操作スイッチ8は、掃除をする人が電気掃除機1の電源を入れたり切ったりするための電源ボタンを備える。操作スイッチ8は、掃除をする人が電気掃除機1の運転モードを選択するための選択ボタンを備えても良い。
ホース5は、接続パイプ4と本体6とを接続する。ホース5は、例えば蛇腹形状であり、可撓性を有する。ホース5の一方の端部は、接続パイプ4の他方の端部に接続される。ホース5の他方の端部は、本体6に接続される。ホース5は、本体6に着脱可能である。
図2は、制御装置10の機能を説明するためのブロック図である。本体6は、例えば電動送風機9、制御装置10及び集塵ユニット11を備える。図2に示すように、制御装置10は、操作スイッチ8、電動送風機9及びモータ12に電気的に接続される。
電動送風機9は、ごみを吸い込むための気流を発生させる。吸い込み具2に、ごみを吸い込むための吸い込み口2aが形成される。電動送風機9は、制御装置10によって制御される。制御装置10は、例えば操作スイッチ8から入力される信号に基づいて、電動送風機9を制御する。電動送風機9が動作することによって上記気流が発生すると、吸い込み口2aから吸い込み具2にごみが吸い込まれる。吸い込み具2に吸い込まれたごみは、延長パイプ3、接続パイプ4及びホース5を通って、本体6に送られる。本体6に送られたごみは、集塵ユニット11に溜められる。集塵ユニット11が上記気流からごみを分離する方式は如何なる方式であっても良い。本体6は、サイクロン分離方式の集塵ユニット11を備えても良い。本体6は、紙パック式の集塵ユニット11を備えても良い。
モータ12は、吸い込み具2に備えられる。モータ12は、制御装置10によって制御される。モータ12の機能については後述する。
図3は、この発明の実施の形態1における吸い込み具2の例を示す斜視図である。図4は、図3に示す吸い込み具2の平面図である。図5は、図3に示す吸い込み具2の下面図である。図6は、図3に示す吸い込み具2の側面図である。図7は、図4に示す吸い込み具2のA−A断面図である。吸い込み具2に関しては、図6に示すように上下及び前後を特定する。上下方向及び前後方向に直交する方向は、吸い込み具2の幅方向である。
吸い込み具2は、モータ12の他に、例えばケース13、連結管14、回転ブラシ15及び回転体16を備える。
ケース13は、図4に示すように、上方から見て全体が長方形状である。例えば、ケース13の幅Wは、操作性を考慮すると、10cm以上且つ30cm以下であることが好ましい。本実施の形態に示す例では、ケース13の幅Wは吸い込み具2の幅に一致する。吸い込み口2aは、ケース13に形成される。吸い込み口2aは、下方及び前方に開口する。ケース13は、例えば下ケース17、軸受け部18、軸受け部19、収納部20、上ケース21及びカバー22を備える。
下ケース17は、上方から見て全体が長方形状である。下ケース17の一方の端部に軸受け部18が設けられる。軸受け部18は、下ケース17より前方に突出する。下ケース17の他方の端部に軸受け部19が設けられる。軸受け部19は、軸受け部18と同様に、下ケース17より前方に突出する。下ケース17、軸受け部18及び軸受け部19によってケース13の下面13aが形成される。
収納部20は、回転体16を収納するための空間を形成する。本実施の形態に示す例では、回転体16を収納するための空間は、収納部20の下方に形成される。図3から図7は、収納部20が湾曲した板状である例を示す。収納部20は、吸い込み具2の前後方向に湾曲する。収納部20は、吸い込み具2の幅方向に湾曲しない。収納部20は、下ケース17の前面から突出するように下ケース17に設けられる。収納部20は、吸い込み口2aの幅方向に沿うように配置される。収納部20は、前方に向かうにつれて下方に向かう。収納部20は、先端20aが最も下方に配置される。先端20aは、ケース13の下面13aより上方に配置される。収納部20は、下ケース17と一体的に形成されても良い。
本実施の形態に示す例では、下ケース17、軸受け部18、軸受け部19及び収納部20によって、吸い込み口2aが形成される。下ケース17、軸受け部18、軸受け部19及び収納部20によって囲まれた開口が吸い込み口2aである。
上ケース21は、下ケース17、軸受け部18及び軸受け部19を上方から覆うように配置される。上ケース21は、下ケース17、軸受け部18及び軸受け部19に設けられる。カバー22は、上ケース21の一部を覆うように上ケース21に設けられる。
連結管14は、吸い込み具2を延長パイプ3に接続するための筒状の部材である。連結管14は、ケース13に設けられる。例えば、連結管14は、ケース13の幅方向の中心部分に設けられる。連結管14のケース13に対する角度は一定の範囲内で可変である。連結管14の内側に形成された空間は、ケース13の内側に形成された空間に通じる。吸い込み口2aから吸い込み具2に吸い込まれたごみは、ケース13の内側に形成された空間と連結管14の内側に形成された空間とを通って、延長パイプ3に送られる。
回転ブラシ15は、ケース13に回転可能に支持される。例えば、回転ブラシ15の一方の端部は、軸受け部18及び上ケース21に上下から挟まれることによって支持される。回転ブラシ15の他方の端部は、軸受け部19及び上ケース21に上下から挟まれることによって支持される。回転ブラシ15は、少なくともその一部が吸い込み口2aの直上に配置される。連結管14は、回転ブラシ15より後方でケース13に接続される。
回転ブラシ15は、例えば軸部材23、清掃部材24及び掻取部材25を備える。
軸部材23は、例えば円柱形状の部材を有する。軸部材23は、上記円柱形状の部材から両側に延びる軸がケース13によって支持される。軸部材23は、軸方向が吸い込み口2aの幅方向に沿うように配置される。
清掃部材24は、被清掃面にあるごみを掻き上げ、ごみをケース13の内部に取り込むための部材である。被清掃面は、例えば床、畳及び絨毯である。清掃部材24は、例えば上記円柱形状の部材を覆うように、軸部材23の外周面に設けられる。例えば、清掃部材24は、軸部材23の外周面に等間隔に配置される。清掃部材24は、軸部材23の軸方向に沿うように配置されても良い。例えば、清掃部材24は、螺旋状に配置されても良い。清掃部材24として、例えば繊維質のブラシ毛が用いられる。清掃部材24として、ブレード状の部材が用いられても良い。清掃部材24として、他の部材が用いられても良い。清掃部材24として、複数の部材が用いられても良い。
清掃部材24は、軸部材23から真下に延びる部分が、吸い込み口2aを通過するように配置される。即ち、清掃部材24は、ケース13の下面13aより下方に突出する。清掃部材24は、その下端がケース13の下面13aより上方に配置されても良い。かかる場合、被清掃面が床等であれば、清掃部材24は被清掃面に接触しない。
掻取部材25は、回転体16に付着したごみを掻き取るための部材である。掻取部材25は、軸部材23の外周面から突出するように、軸部材23の外周面に設けられる。掻取部材25は、清掃部材24と同様に、上記円柱形状の部材を覆うように軸部材23に設けられても良い。例えば、掻取部材25は、軸部材23の外周面に等間隔に配置される。掻取部材25は、軸部材23の軸方向に沿うように配置されても良い。例えば、掻取部材25は、螺旋状に配置されても良い。掻取部材25として、例えば繊維質のブラシ毛が用いられる。掻取部材25として、ブレード状の部材が用いられても良い。掻取部材25として、他の部材が用いられても良い。掻取部材25として、複数の部材が用いられても良い。掻取部材25は、清掃部材24より硬いことが好ましい。
掻取部材25は、回転体16に接触する。清掃部材24は、回転体16に接触しなくても良い。図7は、軸部材23の外周面からの掻取部材25の突出量が清掃部材24の突出量より大きい例を示す。
回転体16は、ケース13に回転可能に支持される。例えば、回転体16の一方の端部は、軸受け部18及び上ケース21に上下から挟まれることによって支持される。回転体16の他方の端部は、軸受け部19及び上ケース21に上下から挟まれることによって支持される。回転体16は、少なくともその一部が吸い込み口2aの直上に配置される。吸い込み口2aの一部は、回転体16より後方に配置される。また、回転ブラシ15は、回転体16より後方に配置される。連結管14は、回転体16より後方でケース13に設けられる。
回転体16は、例えば軸部材26及び弾性部材27を備える。
軸部材26は、例えば円柱形状の部材を有する。軸部材26は、上記円柱形状の部材から両側に延びる軸がケース13によって支持される。軸部材26は、例えば回転ブラシ15の軸部材23に対して平行に配置される。軸部材26は、軸方向が吸い込み口2aの幅方向に沿うように配置される。
本実施の形態に示す例では、軸部材26の回転軸が、下ケース17、軸受け部18、軸受け部19及び上ケース21によって形成される箱状の部材の外側に配置される。収納部20は、回転体16の上方に配置される。図7は、収納部20の表面のうち回転体16に対向する表面が軸部材26の外周面に沿うように湾曲する例を示す。
弾性部材27は、例えば軸部材26の上記円柱形状の部材を覆うように、軸部材26の外周面に設けられる。例えば、弾性部材27は、軸部材26の外周面に等間隔に配置される。弾性部材27として、例えば弾性材料からなる植毛が用いられる。弾性部材27として、エラストマー、塩化ビニール及びシリコンといった比較的変形し易い軟質材が用いられても良い。弾性部材27は、清掃部材24より柔らかいことが好ましい。
回転体16は、吸い込み口2aの一部を塞ぐように配置される。例えば、弾性部材27の下端は、吸い込み口2aの上端より下方に配置される。図3から図7に示す例では、弾性部材27の下端は、収納部20の先端20aより下方に配置される。弾性部材27は、ケース13の下面13aより下方に突出しなくても良い。弾性部材27は、ケース13の下面13aより下方に突出しても良い。
弾性部材27は、軸部材26の軸方向に沿うようにケース13に接触する。本実施の形態に示す例では、弾性部材27は、上方に配置された収納部20に下方から接触する。図7の符号Bは、弾性部材27が収納部20に接触する位置を示す。例えば、弾性部材27は、軸部材26の軸方向に一直線状に収納部20の下面に接触する。回転ブラシ15の掻取部材25は、弾性部材27が収納部20に接触する位置より後方で弾性部材27に接触する。掻取部材25は、軸部材26には接触しない。
モータ12は、回転ブラシ15を回転させるための駆動力を発生させる。回転ブラシ15は、モータ12によって回転駆動される。吸い込み具2は、回転ブラシ15の回転を回転体16に伝達するためのベルト等を備えても良い。かかる場合、回転体16もモータ12によって回転駆動される。
本実施の形態に示す例であれば、電気掃除機1において高い吸い込み性能を確保できる。即ち、弾性部材27は、軸部材26の軸方向に沿うようにケース13に接触する。弾性部材27の下端は、吸い込み口2aの上端より下方に配置される。このため、ごみを吸い込むための気流の速度が低下することを防止できる。
弾性部材27は変形するため、大きなごみでも回転体16の下方を通過できる。更に、回転体16の回転によって、ごみをケース13の内側に導くことができる。このため、本実施の形態に示す例であれば、大きなごみを吸い込むことが可能である。
図8は、この発明の実施の形態1における吸い込み具2の他の例を示す図である。図8は、図7に相当する断面図である。図8に示す吸い込み具2は、回転ブラシ15が掻取部材25を備えていない。また、図8に示す吸い込み具2は、収納部20が基体28及びシール部材29を備える。図8に示す吸い込み具2の他の特徴は、図3から図7に示す吸い込み具2の特徴と同様である。なお、図8に示す例でも、回転ブラシ15は掻取部材25を備えても良い。
図8は、基体28が平板状である例を示す。基体28は、下ケース17の前面から突出するように下ケース17に設けられる。基体28は、前方に向かうにつれて下方に向かう。基体28は、下ケース17と一体的に形成されても良い。
シール部材29は、基体28の下面に設けられる。シール部材29は、例えば、基体28の下面を覆うように配置される。シール部材29として、例えば弾性材料からなる植毛が用いられる。シール部材29として、弾性材料からなるベロアが用いられても良い。シール部材29として、エラストマー、塩化ビニール及びシリコンといった比較的変形し易い軟質材が用いられても良い。図8に示す例では、弾性部材27は、軸部材26の軸方向に一直線状にシール部材29に接触する。図8に示す例であれば、回転体16と収納部20との間を通過する気流の発生を更に抑制できる。
図9は、この発明の実施の形態1における吸い込み具2の他の例を示す図である。図9は、図7に相当する断面図である。図9に示す吸い込み具2は、回転ブラシ15が掻取部材25を備えていない。また、図9に示す吸い込み具2は、収納部20が基体28及びシール部材29を備える。図9に示す吸い込み具2は、スクレーパー30を更に備える。図9に示す吸い込み具2の他の特徴は、図3から図7に示す吸い込み具2の特徴と同様である。
図9は、シール部材29が基体28の先端に設けられる例を示す。シール部材29の特徴は、図8に示すシール部材の特徴と同様である。例えば、弾性部材27は、軸部材26の軸方向に一直線状にシール部材29に接触する。
スクレーパー30は、回転体16に付着したごみを掻き取るための部材である。スクレーパー30は、ケース13に設けられる。図9は、スクレーパー30が基体28に設けられる例を示す。スクレーパー30は、ケース13の内側に形成された空間に突出するように配置される。スクレーパー30は、回転体16に接触する。例えば、スクレーパー30は、弾性部材27が収納部20に接触する位置より後方で弾性部材27に接触する。スクレーパー30は、軸部材26に接触しない。スクレーパー30を備えることにより、回転ブラシ15が掻取部材25を備える場合と同様に、回転体16を清潔に保つことができる。
本実施の形態に示す例では、吸い込み具2は回転ブラシ15を備える。これは一例である。吸い込み具2が回転ブラシ15を備えていなくても、上記効果は実現できる。吸い込み具2が回転ブラシ15を備えない場合、回転体16を回転させるためだけにモータ12が用いられても良い。
本実施の形態に示す例では、回転体16はモータ12によって駆動される。モータ12は、回転ブラシ15を回転駆動させるためだけに備えられても良い。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態1における吸い込み具2の例を示す斜視図である。図10に示す吸い込み具2も、延長パイプ3の一方の端部に着脱可能である。本実施の形態では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例の何れの特徴が採用されても良い。
図11は、図10に示す吸い込み具2の平面図である。図12は、図10に示す吸い込み具2の下面図である。図13は、図10に示す吸い込み具2の側面図である。図14は、図11に示す吸い込み具2のC−C断面図である。
吸い込み具2は、例えばモータ12、ケース13、連結管14、回転ブラシ15及び回転体16を備える。吸い込み具2は、スクレーパー30を備えても良い。ケース13に、下方及び前方に開口する吸い込み口2aが形成される。ケース13は、例えば下ケース17、軸受け部18、軸受け部19、収納部20、上ケース21及びカバー22を備える。収納部20は、基体31及びバッファー32を備える。
図10から図14は、収納部20が全体として湾曲した板状である例を示す。例えば、収納部20は、回転体16に対向する表面が軸部材26の外周面に沿うように湾曲する。基体31は、下ケース17の前面から突出するように下ケース17に設けられる。基体31は、吸い込み口2aの幅方向に沿うように配置される。基体31は、回転体16の上方に配置される。
バッファー32は、基体31に設けられる。バッファー32は、例えば、基体31より前方に突出するように基体31の先端に設けられる。バッファー32は、吸い込み口2aの幅方向に沿うように配置される。バッファー32は、基体31より軟質である。バッファー32として、例えば弾性材料からなる植毛が用いられる。バッファー32として、エラストマー、塩化ビニール及びシリコンといった比較的変形し易い軟質材が用いられても良い。
回転体16の弾性部材27は、軸部材26の軸方向に沿うようにケース13に接触する。本実施の形態に示す例では、弾性部材27は、上方に配置された収納部20に下方から接触する。弾性部材27は、基体31の下面に、軸部材26の軸方向に一直線状に接触しても良い。弾性部材27は、バッファー32の下面に、軸部材26の軸方向に一直線状に接触しても良い。
図15は、清掃時の状態を示す吸い込み具2の断面図である。例えば、弾性部材27は、バッファー32より前方に突出するように配置される。かかる場合、吸い込み具2を壁33に接近させると、弾性部材27が壁33に当たって凹む。このため、部屋の隅に溜まっているごみを弾性部材27によって掻き出すことができる。また、例えば、バッファー32は、回転体16の軸部材26より前方に突出するように配置される。かかる場合、弾性部材27が壁33に当たった後も更に吸い込み具2を壁33に接近させると、バッファー32が壁33に当たる。このため、壁33が傷付くことを防止できる。
図2に示すように、制御装置10は、ハードウェア資源としてプロセッサ34とメモリ35とを含む処理階を備える。制御装置10は、メモリ35に記憶されたプログラムをプロセッサ34によって実行することにより、実施の形態1及び2で説明した各機能を実現する。制御装置10が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
1 電気掃除機、 2 吸い込み具、 2a 吸い込み口、 3 延長パイプ、 4 接続パイプ、 5 ホース、 6 本体、 7 ハンドル、 8 操作スイッチ、 9 電動送風機、 10 制御装置、 11 集塵ユニット、 12 モータ、 13 ケース、 13a 下面、 14 連結管、 15 回転ブラシ、 16 回転体、 17 下ケース、 18 軸受け部、 19 軸受け部、 20 収納部、 20a 先端、 21 上ケース、 22 カバー、 23 軸部材、 24 清掃部材、 25 掻取部材、 26 軸部材、 27 弾性部材、 28 基体、 29 シール部材、 30 スクレーパー、 31 基体、 32 バッファー、 33 壁、 34 プロセッサ、 35 メモリ

Claims (8)

  1. 下方及び前方に開口する吸い込み口が形成されたケースと、
    前記ケースに回転可能に支持され、少なくともその一部が前記吸い込み口の直上に配置された回転体と、
    前記回転体より後方で前記ケースに設けられた連結管と、
    前記ケースに回転可能に支持され、少なくともその一部が前記吸い込み口の直上に配置され、前記回転体より後方に配置された回転ブラシと、
    を備え、
    前記吸い込み口の一部は前記回転体より後方に配置され、
    前記回転体は、
    軸方向が前記吸い込み口の幅方向に沿うように配置された軸部材と、
    前記軸部材の外周面に設けられた弾性部材と、
    を備え、
    前記弾性部材は、前記軸部材の軸方向に沿うように前記ケースに接触し、
    前記回転ブラシは、
    軸方向が前記吸い込み口の幅方向に沿うように配置された第2軸部材と、
    前記第2軸部材の外周面に設けられ、前記弾性部材が前記ケースに接触する位置より後方で前記弾性部材に接触する掻取部材と、
    を備え、
    前記弾性部材の下端は、前記吸い込み口の上端より下方に配置され、
    前記弾性部材は、前記掻取部材が前記弾性部材に接触する状態で前記ケースの下面より下方に突出しない吸い込み具。
  2. 前記ケースは、前記回転体の上方に配置された収納部を備え、
    前記弾性部材は、前記収納部に下方から接触する請求項1に記載の吸い込み具。
  3. 前記収納部は、
    前記回転体の上方に配置された基体と、
    前記基体に設けられ、前記基体より前方に突出し、前記基体より軟質なバッファーと、
    を備えた請求項2に記載の吸い込み具。
  4. 前記弾性部材は、前記バッファーより前方に突出し、
    前記バッファーは、前記軸部材より前方に突出する請求項3に記載の吸い込み具。
  5. 前記収納部の表面のうち前記回転体に対向する表面は、前記軸部材の外周面に沿うように湾曲する請求項2から請求項4の何れか一項に記載の吸い込み具。
  6. 前記ケースに設けられ、前記ケースの内側に形成された空間に突出するスクレーパーを更に備え、
    前記スクレーパーは、前記弾性部材が前記ケースに接触する位置より後方で前記弾性部材に接触する請求項1から請求項5の何れか一項に記載の吸い込み具。
  7. 前記回転体を回転させる駆動手段を更に備えた請求項1から請求項6の何れか一項に記載の吸い込み具。
  8. 請求項1から請求項の何れか一項に記載の吸い込み具と、
    前記吸い込み口からごみを吸い込むための気流を発生させる電動送風機と、
    を備えた電気掃除機。
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