JP6956969B1 - 樹脂組立品及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

金型数を削減するとともに組み立て工程を削減することができる樹脂組立品及びその製造方法を提供する。基材と、外力を受けて移動可能となる可動体と、可動体を収容し外部と連通する内部空間の側壁を形成し基材の一面に接合された本体と、可動体が形成される領域を除いて基材の前記一面に形成された接着層と、内部空間の開口部を覆う蓋体と、を備え、接着層は、基材と本体との界面接着力を増大させる接着性樹脂を含み、可動体と基材との界面接着力は、本体と基材との界面接着力よりも小さい。

Description

本発明は、樹脂組立品及び製造方法に関する。
シート状又は帯状の半製品であって、深絞りができて、金属/プラスチック複合材の三次元形状ハイブリッド部品を製造することが意図されている半製品が、シート状又は帯状の少なくとも1つの金属板と、金属板上に材料ボンディングの形で塗布された少なくとも1つの熱可塑性プラスチック層とを具え、金属板上の前記プラスチック層が塗布された側が、前記プラスチック層の付着性を改善する表面を有し、プラスチック層が、プラスチックで作られた又は作られる少なくとも1つの構造体を材料ボンディングにより接着剤無しで固着するための連結層として、形成されている半製品が知られている(特許文献1)。
互いに溶着される2つの合成樹脂部品を含む合成樹脂組立品の製造方法であって、前記2つの合成樹脂部品の何れか一方に、その溶着面より低く且つ溶着面からの離隔距離が異なる複数の溶着度確認部を形成する工程と、前記2つの合成樹脂部品を溶着する工程と、一方の合成樹脂部品に形成された複数の溶着度確認部の各々について、他方の合成樹脂部品と溶着したか否かに基づいて、2つの合成樹脂部品の溶着度を判定する工程と、を有する合成樹脂組立品の製造方法も知られている(特許文献2)。
特開2016−530134号公報 特開2005−103939号公報
本発明は、金型数を削減するとともに組み立て工程を削減することができる樹脂組立品及びその製造方法を提供する。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の樹脂組立品は、
基材と、
外部と連通する内部空間の側壁を形成し前記基材の一面に接合された本体と、
前記内部空間内で、基端が前記側壁の一面に一体化されて前記基端を回転中心として先端部が前記側壁の他の一面に形成された面に当接した閉鎖位置と前記先端部が前記面から離隔した開放位置との間で回転可能に形成された可動体と、
前記可動体が形成される領域を除いて前記基材の前記一面に形成された接着層と、
前記内部空間の開口部を覆う蓋体と、を備えた
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の樹脂組立品において、
前記可動体と前記基材との界面接着力は、前記本体と前記基材との界面接着力よりも小さい、
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の樹脂組立品において、
前記接着層は、前記基材と前記本体との界面接着力を増大させる接着性樹脂を含む、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項に記載の樹脂組立品
基材と、
外部と連通する内部空間の側壁を形成し前記基材の一面に接合された本体と、
前記内部空間の開口部を覆う蓋体と
前記内部空間内で、その回転中心が前記蓋体に軸支され前記内部空間内を流通する流体の圧力により回転可能に形成された可動体と
前記可動体が形成される領域を除いて前記基材の前記一面に形成された接着層と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項に記載の樹脂組立品は、
基材と、
外部と連通する内部空間の側壁を形成し前記基材の一面に接合された本体と、
前記内部空間の開口部を覆う蓋体と、
前記内部空間内で、その回転中心が前記蓋体に軸支され外部から回転駆動力を受けて回転を伝達する複数の歯車からなる可動体と、
前記可動体が形成される領域を除いて前記基材の前記一面に形成された接着層と、を備えた
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項に記載の樹脂組立品の製造方法は、
基材を準備する工程と、
前記基材に樹脂をインサート成形して前記基材上に、外部と連通する内部空間の側壁を形成する本体と、前記内部空間内で、基端が前記側壁の一面に一体化されて前記基端を回転中心として先端部が前記側壁の他の一面に形成された面に当接した閉鎖位置と前記先端部が前記面から離隔した開放位置との間で回転可能に形成された可動体と、を接合する工程と、
前記内部空間の開口部を蓋体で封止する工程と、を含む、
ことを特徴とする樹脂組立品の製造方法。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の樹脂組立品の製造方法において、
前記基材上に、前記本体と前記可動体とを接合する工程において、前記可動体が形成される領域を除いて前記基材と前記本体との界面接着力を増大させる接着性樹脂を含むバインダーインクを塗布する、
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の樹脂組立品の製造方法において、
前記バインダーインクが、インクジェット印刷方式、シルクスクリーン印刷方式、グラビア印刷方式、オフセット印刷方式、フレキソ印刷方式、ローラーコーター方式、刷毛塗り方式、スプレー方式、ナイフジェットコーター方式、パッド印刷方式、グラビアオフセット印刷方式、ダイコーター方式、バーコーター方式、スピンコーター方式、コンマコーター方式、含浸コーター方式、ディスペンサー方式、メタルマスク方式から選ばれる少なくとも1つで塗布される、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、内部空間内の流体の流通を制御することができる樹脂組立品の組み立て工程を削減することができる。
請求項に記載の発明によれば、可動体を小さい力で可動可能にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、基材と本体の接着力を増大させることができる。
請求項に記載の発明によれば、内部空間内の流体の流量を検知することができる樹脂組立品の組み立て工程を削減することができる
請求項に記載の発明によれば、一方の回転駆動力を他方へ伝達することができる樹脂組立品の組み立て工程を削減することができる
請求項に記載の発明によれば、内部に可動体を有する樹脂組立品を製造する金型数を削減するとともに組み立て工程を削減することができる。
請求項に記載の発明によれば、基材と本体の接着力を増大させるとともに可動体を小さい力で可動可能にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、基材の予め予定された領域に精度よくバインダーインクを塗布することができる。
第1実施形態に係る樹脂組立品の一例を示す分解斜視図ある。 図2Aは第1実施形態に係る樹脂組立品の内部構成を蓋体を不図示にして示す平面模式図、図2Bは第1実施形態に係る樹脂組立品の縦断面模式図である。 図3Aは可動体が閉位置に位置する樹脂組立品の内部構成を蓋体を不図示にして示す平面模式図、図3Bは可動体が開位置に位置する樹脂組立品の内部構成を蓋体を不図示にして示す平面模式図である。 図4Aは非接着層が配置された基材の斜視図、図4Bは非接着層が配置された樹脂組立品の内部構成を示す縦断面模式図である。 樹脂組立品の製造方法の概略の手順の一例を示すフローチャート図である。 基材に接着層を配置して基材の一面に本体を一体的に接合し蓋体を取付けるまでの工程を示す図である。 接着層が配置された基材を金型にセットして本体と弁体を成形する状態を示す断面模式図である。 第2実施形態に係る樹脂組立品の一例を示す分解斜視図である。 図9Aは第2実施形態に係る樹脂組立品の内部構成を蓋体を不図示にして示す平面模式図、図9Bは第2実施形態に係る樹脂組立品の内部構成を示す縦断面模式図である。 第3実施形態に係る樹脂組立品の一例を示す分解斜視図である。 図11Aは第3実施形態に係る樹脂組立品の内部構成を蓋体を不図示にして示す平面模式図、図11Bは第3実施形態に係る樹脂組立品の縦断面模式図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施形態の具体例を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
尚、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
「第1実施形態」
(1)樹脂組立品の全体構成
図1は第1実施形態に係る樹脂組立品1の一例を示す分解斜視図、図2Aは第1実施形態に係る樹脂組立品1の内部構成を蓋体6を不図示にして示す平面模式図、図2Bは第1実施形態に係る樹脂組立品1の縦断面模式図、図3Aは可動体が閉位置に位置する樹脂組立品1の内部構成を蓋体6を不図示にして示す平面模式図、図3Bは可動体が開位置に位置する樹脂組立品1の内部構成を蓋体6を不図示にして示す平面模式図、図4Aは非接着層5Aが配置された基材2の斜視図、図4Bは非接着層5Aが配置された樹脂組立品1の内部構成を示す縦断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係る樹脂組立品1の構成について説明する。
樹脂組立品1は、図1に示すように、基材2と、可動体の一例としての弁体3と、基材2の一面に接合された本体4と、基材2と本体4との間に形成された接着層5と、本体4を覆う蓋体6と、を備えて構成されている。本体4は、弁体3を収容し外部と連通する内部空間Sを有し、弁体3が、内部空間Sの流路を閉鎖する閉位置と流路を開放する開位置との間で可動可能になっている。
(基材)
本実施形態において使用する基材2は、その一面2aに接着層5が形成可能な材料であれば特に限定されないが、樹脂からなる基材(以下樹脂基材という)、金属基材、ガラス基材等を使用することができ、樹脂基材がより好ましい。なお、樹脂基材には、下記の変形可能なフィルム基材も含まれる。
樹脂基材の材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)などのポリエステル、ナイロン6−10、ナイロン46などのポリアミド、ABS、PMMA、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。
特にポリエステルがより好ましく、さらにその中でもポリエチレンテレフタレート(PET)が経済性、本体4との接着性等のバランスが良く最も好ましい。
基材2は、変形可能なフィルム基材であってもよく、この場合は、図2Bに示すように、接着層5が配置された一面2aとは反対側の他面2bは、樹脂層2Aで覆われていることが好ましい。
基材2の厚み(mm)は特に制限されないが、取り扱い性及び薄型化のバランスの点から、樹脂基材では0.01〜10mmが好ましく、特にフィルム基材では、0.005〜3mmが好ましい。基材2の厚みが薄すぎる場合、強度が不十分になるとともに、所定の領域に接着層5を配置する際に基材2の歪みが大きくなる虞がある。このようなフィルム基材としては、厚みが0.08〜0.12mm(望ましくは0.1mm)のPETフィルムが挙げられ、表面には非接着性を示す材料がコーティングされていることが好ましい。非接着性の材料としては、例えば、フッ素樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂等が挙げられる。ポリプロピレン樹脂は、透明で、他の樹脂材料とは非接着性を示すことから、後述する可動体が基材2の一面2aに形成された場合、可動体と基材2との界面接着力を小さくすることができる。
基材2の一面2aの接着層5を配置する面には、接着層5を均一に形成するために、表面処理を施すことが好ましい。表面処理としては、例えば、コロナ処理、プラズマ処理、溶剤処理、プライマー処理を用いることができる。
(可動体)
可動体の一例としての弁体3は、図1、図2に示すように、本体4の内部空間Sを画成する側壁4aに本体4と一体に形成された板状体であり、全体が所定の厚みを有する矩形の弁本体31と、本体4の側壁4aから突出する基端部32からなる。
基端部32は、弁本体31に比べて厚みが薄くなるように形成され、弁本体31の法線N方向に外力が作用した場合、弁体3が基端部32を回転中心として可動可能になっている。
このように構成される弁体3は、図3Aに示すように、内部空間Sにおいて一方向から外力を受けた場合は、弁本体31の先端部31aが本体4の内部空間Sを画成する側壁4bと接触し、内部空間Sの流路を閉鎖する。また、図3Bに示すように、内部空間Sにおいて一方向とは反対側の他方向から外力を受けた場合は、弁本体31の先端部31aが本体4の内部空間Sを画成する側壁4bから離間して、内部空間Sの流路を連通させる。このように、本実施形態に係る樹脂組立品1は、可動体としての弁体3が、本体4の内部空間Sの流路を閉鎖する閉位置と流路を開放する開位置との間で可動可能になって逆止弁の機能を有している。
(本体)
本体4は、可動体としての弁体3を収容し外部と連通する内部空間Sの側壁4a、4b、4c、4d、4e、4fを形成し基材2の一面2aに接合された樹脂成形品である。本実施形態においては、弁体3が本体4の側壁4aから内部空間Sに突出するように一体に形成されている。
本体4の材料は、射出成形可能な材料であれば特に限定されないが、基材2に対して二次モールド成形可能な熱可塑性樹脂材料が好ましい。具体的には、ポリカーボネート(PC)C、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリアミド(PA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、変性ポリフェニレンオキサイト(m−PPO)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、環状オレフィンコポリマー(COC)、シクロオレフィンポリマー(COP)からなる群より選択される熱可塑性樹脂が挙げられる。特に、本体4の材料としては、機械的強度と一定の耐熱性を有し、基材2に対する接着性の観点からPET、PCが好ましく、内部空間S内を流通する流体の種類によっては、更に耐薬品性を備えたPEEKがより好ましい。
(接着層)
接着層5は、図1に示すように、可動体としての弁体3が形成される領域を除いて基材2の一面2a上に形成される。具体的には、図1に示すように、平面視で本体4の内部空間Sとなる領域を除いて形成される。接着層5は、弁体3と基材2との界面接着力が、本体4と基材2との界面接着力よりも小さくなるように、弁体3が形成される領域を除いて基材2の一面2a上に形成される。
このような接着層5としては、基材2と本体4との界面接着力を増大させる接着性樹脂を含み、基材2及び本体4の素材と相性のよい樹脂を含むバインダーインクが使用される。
例えば、基材2がPET樹脂フィルムで、二次成形される本体4がPC、PET、PMMA、PA、ABS、PE、PP、m−PPE、m−PPO、PEEK、COC、COPからなる群より選択される材料を含む場合、それぞれの樹脂材料と相溶性が高い樹脂として、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、オレフィン系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂等からなる群より選択して使用することができる。また、接着層5の厚みは0.5〜50μmが好ましい。
また、基材2の可動体としての弁体3が形成される領域には、図4に示すように、非接着層5Aを配置してもよい。
非接着層5Aの材料としては、シリコーン系化合物、シリコーン系樹脂、フッ素系化合物、フッ素系樹脂、ワックス等を単独でまたは2種以上併用して使用することができる。
これにより、本体4の弁体3が形成される領域は、弁体3と基材2との界面接着力が、本体4と基材2との界面接着力よりも更に小さくなり、弁体3に流体による外力が作用した場合、弁体3はより少ない外力で容易に可動できるようになっている。
(蓋体)
蓋体6は、本体4の内部空間Sの開口部Saを覆って流路を液密に保つ。蓋体6は、内部空間Sの開口を塞ぐ大きさで、流路を液密に保つための一定の厚みを有することが必要で、本体4に密着するように位置決めボス6aが本体4に設けられた位置決め孔4gに嵌め込まれて取り付けられている。液密を保つために、レーザー溶着、超音波溶着等により接着され、図2Bに示すように、必要に応じて本体4との間には、ゴムパッキン、接着剤等を挟み込んで固定してもよい。
蓋体6には、内部空間Sの流路に向かって貫通する導入部61及び排出部62が形成されている。導入部61、排出部62には、流体が流通する管(不図示)が接続され、樹脂組立品1は逆止弁として利用される。
このように、樹脂組立品1は、弁体3を内部空間S内に一体的に収容する本体4が、弁体3が形成される領域を除いて基材2の一面2aに形成された接着層5を介して基材2と一体的に形成され、内部空間Sの開口部Saは、蓋体6で覆われている。
これにより、本体4の弁体3が形成される領域は、弁体3と基材2との界面接着力が、本体4と基材2との界面接着力よりも小さくなり、弁体3に流体による外力が作用した場合、弁体3は少ない外力で容易に可動できるようになっている。
(2)樹脂組立品の製造方法
図5は樹脂組立品1の製造方法の概略の手順の一例を示すフローチャート図、図6は基材2に接着層5を配置して基材2の一面2aに本体4を一体的に接合し蓋体6を取付けるまでの工程を示す図、図7は接着層5が配置された基材2を金型にセットして本体4と弁体3を成形する状態を示す断面模式図である。
樹脂組立品1は、図5のフローチャート図に示すように、基材2上に、接着層5となるバインダーインクを配置する接着層配置工程S1と、基材2の一面2a上に弁体3を形成するとともに本体4を一体的に接合するように樹脂を二次モールドする樹脂充填工程S2と、樹脂充填工程S2で形成された本体4の内部空間Sの開口部Saを蓋体6で液密に封止する封止工程S3を経て製造される。
(接着層配置工程)
図6Aに示すように、所定の形状及び大きさに形成された実質的に平坦な基材2の一面2aに弁体3が形成される領域を除いて接着層5を配置するために、基材2上に表面処理を施すことが望ましい。表面処理としては、例えば、コロナ処理、プラズマ処理、溶剤処理、プライマー処理等の表面処理を施すことが好ましい。
次に、図6Bに示すように、表面処理が施された基材2の一面2aに弁体3が形成される領域を除いて接着層5となるバインダーインクを配置する。基材2の一面2aにバインダーインクを配置する方法としては、インクジェット印刷方式、シルクスクリーン印刷方式、グラビア印刷方式、オフセット印刷方式、フレキソ印刷方式、ローラーコーター方式、刷毛塗り方式、スプレー方式、ナイフジェットコーター方式、パッド印刷方式、グラビアオフセット印刷方式、ダイコーター方式、バーコーター方式、スピンコーター方式、コンマコーター方式、含浸コーター方式、ディスペンサー方式、メタルマスク方式が挙げられるが、本実施形態においてはインクジェット印刷方式を用いている。
(樹脂充填工程)
樹脂充填工程S2では、図7に示すように、接着層5が配置された基材2を、二次モールド成形用金型に位置決めしてセットした状態で固定側型KA、可動側型KBを閉じて樹脂をキャビティCAに充填する。これにより、図6Cに示すように、基材2の一面2a上に内部空間Sを有する本体4と、本体4の側壁4aに基端部32が一体された弁体3が内部空間S内に突出するように形成される。尚、基材2が、フィルム基材である場合、本体4と弁体3を二次モールドする前に、接着層5が配置された一面2aとは反対側の他面2bを覆う樹脂層2Aをインサート成形しておくことが望ましい。
本体4は、接着層5を介して基材2上に接合されるために、その界面接着力は大きく、基材2に強固に固定されているが、弁体3は、基材2との間に接着層5が形成されていないことから、基材2との界面接着力は小さく、弁体3に外力が作用した場合には、小さな力で可動できる状態となっている。また、弁体3が形成される領域に、図4に示すように、非接着層5Aを形成した場合には、基材2との界面接着力は更に小さく、弁体3は少ない外力で容易に可動できる状態になっている。
(封止工程)
封止工程S3では、図6Dに示すように、予め用意された蓋体6を本体4の内部空間Sの開口部Saを塞ぐように本体4に載置して、レーザー溶着、超音波溶着等により本体4と接着する。また、必要に応じて蓋体6と本体4との間に、ゴムパッキン、接着剤等を挟み込んで固定してもよい。
このように、本実施形態に係る樹脂組立品1によれば、可動体としての弁体3が形成される領域を除いて接着層5が配置された基材2上に、弁体3を収容し外部と連通する内部空間Sを画成する本体4が弁体3が少ない外力で容易に可動できる状態で一体的に射出成形で形成される。これにより、金型数を削減するとともに組み立て工程を削減することができる。
「第2実施形態」
図8は第2実施形態に係る樹脂組立品1Aの一例を示す分解斜視図、図9Aは第2実施形態に係る樹脂組立品1Aの内部構成を蓋体6を不図示にして示す平面模式図、図9Bは第2実施形態に係る樹脂組立品1Aの内部構成を示す縦断面模式図である。樹脂組立品1Aは、可動体として弁体3とは異なる羽根車3Aを備えている点で第1実施形態に係る樹脂組立品1とは異なっている。
樹脂組立品1Aは、図8に示すように、基材2と、可動体の一例としての羽根車3Aと、基材2の一面に接合された本体4と、基材2と本体4との間に形成された接着層5と、本体4を覆う蓋体6と、を備えて構成されている。本体4は、羽根車3Aを収容し外部と連通する内部空間Sを有し、羽根車3Aが、内部空間Sの流路内を流通する液の流量によって回転可能になっている。
(可動体)
可動体の一例としての羽根車3Aは、図8、図9に示すように、軸方向に向かって軸孔31Aaが形成され回転中心を有する軸体31Aと、軸体31Aの軸線に沿って軸体31Aから径方向外方に突出して形成された板状の羽根部32Aからなる。羽根車3Aは、本体4の内部空間S内で、軸孔31Aaに蓋体6の内面側に突出して設けられた支持軸63が挿通されて軸体31Aの軸線廻りに回転可能となっている。
このように構成される羽根車3Aは、蓋体6の導入部61から流入する流体が内部空間S内を通過して蓋体6の排出部62から流出する際に、流体の流量に応じて回転し、羽根車3Aに接続された計測機器(不図示)で内部空間S内を通過した液の積算流量値が計測される。
(接着層)
本体4および羽根車3Aが形成される基材2の一面2aには、第1実施形態と同様に、可動体としての羽根車3Aが形成される領域を除いて接着層5が配置されている。具体的には、図8に示すように、接着層5が、平面視で本体4の内部空間Sとなる領域を除いて形成される。これにより、基材2上に本体4は所定の界面接着力で固定されるが、羽根車3Aは基材2上に本体4と基材2との界面接着力よりも小さい界面接着力で形成され、羽根車3Aに流体による外力が作用した場合、羽根車3Aは容易に回転できるようになっている。
また、第1実施形態と同様に、基材2の可動体としての羽根車3Aが形成される領域に非接着層5Aを配置することで、基材2との界面接着力を更に小さくして、より少ない外力で容易に回転できる状態にしてもよい。
本実施形態に係る樹脂組立品1Aは、図9Bの断面模式図で示すように、接着層5及び/又は非接着層5Aが配置された基材2の一面2a上に射出成形により本体4及び羽根車3Aを同時に形成し、形成された本体4の内部空間Sを覆うとともに羽根車3Aを回転支持する蓋体6を取付けることにより製造される。これにより、金型数を削減するとともに組み立て工程を削減することができる。
「第3実施形態」
図10は第3実施形態に係る樹脂組立品1Bの一例を示す分解斜視図、図11Aは第3実施形態に係る樹脂組立品1Bの内部構成を蓋体6を不図示にして示す平面模式図、図11Bは第3実施形態に係る樹脂組立品1Bの縦断面模式図である。樹脂組立品1Bは、可動体として弁体3、羽根車3Aをとは異なる複数の歯車3Bを備えている点で第1実施形態に係る樹脂組立品1、第2実施形態に係る樹脂組立品1Aとは異なっている。
樹脂組立品1Bは、図10に示すように、基材2と、可動体の一例としての複数の歯車3Bと、基材2の一面に接合された本体4と、基材2と本体4との間に形成された接着層5と、本体4を覆う蓋体6と、を備えて構成されている。本体4は、歯車3Bを収容し外部と連通する内部空間Sを有し、歯車3Bが、外部から回転駆動力を受けて回転し駆動力を伝達することができるようになっている。
(可動体)
可動体の一例としての歯車3Bは、図10、図11に示すように、蓋体6の内面側に突出して設けられた支持軸63Bで歯部3Baが噛み合って回転可能に支持され、外部から受ける回転駆動力(図11A中 矢印R参照)を減速又は増速して伝達可能になっている。
(接着層)
本体4および歯車3Bが形成される基材2の一面2aには、可動体としての歯車3Bが形成される領域を除いて接着層5が配置されている。具体的には、図10に示すように、接着層5が、平面視で本体4の内部空間Sとなる領域を除いて形成される。これにより、基材2上に本体4は所定の界面接着力で固定されるが、歯車3Bは基材2上に本体4と基材2との界面接着力よりも小さい界面接着力で形成され、内部空間Sから外部に歯部3Baが露出した歯車3Bに外部から回転駆動力が作用した場合、複数の歯車3Bで構成される歯車列は容易に回転できるようになっている。
また、第1実施形態、第2実施形態と同様に、基材2の可動体としての歯車3Bが形成される領域に非接着層5Aを配置することで、基材2との界面接着力を更に小さくして、より少ない回転駆動力で容易に回転できる状態にしてもよい。
本実施形態に係る樹脂組立品1Bは、図11Bの断面模式図で示すように、接着層5及び/又は非接着層5Aが配置された基材2の一面2a上に射出成形により本体4及び歯車3Bを同時に形成し、形成された本体4の内部空間Sを覆うとともに歯車3Bを回転支持する蓋体6を取付けることにより製造される。これにより、金型数を削減するとともに組み立て工程を削減することができる。
1、1A、1B・・・樹脂組立品
2・・・基材
3・・・弁体
3A・・・羽根車
3B・・・歯車
4・・・本体
5・・・接着層
5A・・・非接着層
6・・・蓋体

Claims (8)

  1. 基材と、
    外部と連通する内部空間の側壁を形成し前記基材の一面に接合された本体と、
    前記内部空間内で、基端が前記側壁の一面に一体化されて前記基端を回転中心として先端部が前記側壁の他の一面に形成された面に当接した閉鎖位置と前記先端部が前記面から離隔した開放位置との間で回転可能に形成された可動体と、
    前記可動体が形成される領域を除いて前記基材の前記一面に形成された接着層と、
    前記内部空間の開口部を覆う蓋体と、を備えた
    ことを特徴とする樹脂組立品。
  2. 基材と、
    外部と連通する内部空間の側壁を形成し前記基材の一面に接合された本体と
    前記内部空間の開口部を覆う蓋体と、
    前記内部空間内で、その回転中心が前記蓋体に軸支され前記内部空間内を流通する流体の圧力により回転可能に形成された可動体と
    前記可動体が形成される領域を除いて前記基材の前記一面に形成された接着層と、を備えた
    ことを特徴とする樹脂組立品。
  3. 基材と
    外部と連通する内部空間の側壁を形成し前記基材の一面に接合された本体と、
    前記内部空間の開口部を覆う蓋体と、
    前記内部空間内で、その回転中心が前記蓋体に軸支され外部から回転駆動力を受けて回転を伝達する複数の歯車からなる可動体と、
    前記可動体が形成される領域を除いて前記基材の前記一面に形成された接着層と、を備えた
    ことを特徴とする樹脂組立品。
  4. 前記可動体と前記基材との界面接着力は、前記本体と前記基材との界面接着力よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の樹脂組立品。
  5. 前記接着層は、前記基材と前記本体との界面接着力を増大させる接着性樹脂を含む、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の樹脂組立品。
  6. 基材を準備する工程と、
    前記基材に樹脂をインサート成形して前記基材上に、外部と連通する内部空間の側壁を形成する本体と、前記内部空間内で、基端が前記側壁の一面に一体化されて前記基端を回転中心として先端部が前記側壁の他の一面に形成された面に当接した閉鎖位置と前記先端部が前記面から離隔した開放位置との間で回転可能に形成された可動体と、を接合する工程と、
    前記内部空間の開口部を蓋体で封止する工程と、を含む、
    ことを特徴とする樹脂組立品の製造方法。
  7. 前記基材上に、前記本体と前記可動体とを接合する工程において、前記可動体が形成される領域を除いて前記基材と前記本体との界面接着力を増大させる接着性樹脂を含むバインダーインクを塗布する、
    ことを特徴とする請求項に記載の樹脂組立品の製造方法。
  8. 前記バインダーインクが、インクジェット印刷方式、シルクスクリーン印刷方式、グラビア印刷方式、オフセット印刷方式、フレキソ印刷方式、ローラーコーター方式、刷毛塗り方式、スプレー方式、ナイフジェットコーター方式、パッド印刷方式、グラビアオフセット印刷方式、ダイコーター方式、バーコーター方式、スピンコーター方式、コンマコーター方式、含浸コーター方式、ディスペンサー方式、メタルマスク方式から選ばれる少なくとも1つで塗布される、
    ことを特徴とする請求項に記載の樹脂組立品の製造方法。
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