JP6956657B2 - Magnetic card device - Google Patents
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Description
本発明は、磁気カードに対して情報の読取りや書込みを行う磁気カード装置に関する。 The present invention relates to a magnetic card device that reads and writes information to a magnetic card.
市場に流通している磁気カードや通帳等は、外部磁石への接近/接触により磁気ストライプの磁気が減衰してしまい、磁気カード装置での読み取りがエラーとなることがある。特に最近は身の回りのスマートフォン/タブレット等の電子機器やそのケース類に磁石を内蔵した製品が多数流通しており、磁気減衰(破壊)のリスクが増大している。具体例として、自動取引装置(ATM)等で磁気減衰されたカードが取引不可となり、金融機関の支店等でクレームに発展するケースも散見されている。 With magnetic cards and passbooks on the market, the magnetism of the magnetic stripe is attenuated by approaching / contacting an external magnet, and reading with a magnetic card device may result in an error. In particular, recently, many electronic devices such as smartphones / tablets around us and products with magnets built into their cases have been distributed, and the risk of magnetic attenuation (destruction) is increasing. As a specific example, there are some cases where a card magnetically attenuated by an automated teller machine (ATM) or the like becomes untransactionable and develops into a complaint at a branch office of a financial institution or the like.
その対策の一つとして、出力が減衰した磁気ストライプに、この磁気ストライプから読取ったデータを再書き込みして磁気出力を復活させる技術が提案されている(例えば、特許文献1)。 As one of the countermeasures, a technique has been proposed in which the data read from the magnetic stripe is rewritten on the magnetic stripe whose output is attenuated to restore the magnetic output (for example, Patent Document 1).
磁気の減衰したカードは読み取りが不安定になっていることが多いため、データを誤って読み取るリスクが存在する。再書き込み時には、読取ったデータに基づくデータを磁気ストライプに記録するので、読取ったデータが誤っている場合には、誤ったデータが記録されてしまう。このカードを使用すると、エラー判定されてしまう。また、変形や傷、シール貼り付けなどカード自体の物理的な状態が悪いことで出力が減衰している場合は、カードに再書き込みを行っても、正常な記録ができない可能性も高い。 Cards with attenuated magnetism are often unstable in reading, so there is a risk of misreading the data. At the time of rewriting, the data based on the read data is recorded on the magnetic stripe, so if the read data is incorrect, the incorrect data will be recorded. If you use this card, an error will be judged. In addition, if the output is attenuated due to poor physical condition of the card itself such as deformation, scratches, or sticking a sticker, there is a high possibility that normal recording will not be possible even if the card is rewritten.
このように、磁気出力の減衰が大きい場合に、カードに一律に再書き込みを行っても、磁気出力を正常なレベルに復活できるとは限らない。かえって、悪化させてしまうおそれもある。 As described above, when the magnetic output is greatly attenuated, even if the card is uniformly rewritten, the magnetic output cannot always be restored to a normal level. On the contrary, it may worsen.
本願発明は、上記課題に鑑み、磁気出力の減衰した磁気ストライプへの再書き込みを有効に行うことができる磁気カード装置を提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a magnetic card device capable of effectively rewriting a magnetic stripe whose magnetic output is attenuated.
上記目的を達成するために、カードの磁気ストライプの情報の読取り及び書込みを磁気ヘッドにより行う磁気カード装置は、前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力の時間変動を示すジッタを評価するジッタ評価部と、前記読取られた磁気出力のレベルを評価する磁気出力評価部と、読取った磁気ストライプの情報を前記磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断する予防書換え判断部を備え、前記予防書換え判断部は、前記ジッタ評価部によるジッタの評価と前記磁気出力評価部による磁気出力のレベルの評価に基づいて、前記予防書換えを行うことにより磁気出力の回復が期待できる場合に前記予防書換えを行うと判断し、一方、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合に前記予防書換えを行わないと判断する。 In order to achieve the above object, the magnetic card device that reads and writes the information of the magnetic stripe of the card by the magnetic head includes a jitter evaluation unit that evaluates the jitter indicating the time variation of the magnetic output read by the magnetic head. a magnetic output evaluation unit for evaluating the level of the magnetic output that is the reading, comprising a preventive rewrite determining unit that judgment whether to preventing rewriting to rewrite information in the magnetic stripe on the magnetic stripe read, The preventive rewriting determination unit is based on the evaluation of the jitter by the jitter evaluation unit and the evaluation of the level of the magnetic output by the magnetic output evaluation unit, and the preventive rewriting is performed when the recovery of the magnetic output can be expected. It is determined that the rewriting is performed, and on the other hand, if the recovery of the magnetic output cannot be expected even if the preventive rewriting is performed, it is determined that the preventive rewriting is not performed.
本発明によれば、磁気出力の減衰した磁気ストライプへの再書き込みを有効に行うことができる磁気カード装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a magnetic card device capable of effectively rewriting a magnetic stripe whose magnetic output is attenuated.
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。以下では、本実施形態の磁気カード装置を金融機関に設置される自動取引装置に搭載した例で説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Hereinafter, an example in which the magnetic card device of the present embodiment is mounted on an automated teller machine installed in a financial institution will be described.
図1は、本実施形態の磁気カード装置を搭載した自動取引装置1の構成例を示すブロック図である。自動取引装置1は、所定のデータが記録されたカードを受け付けて取引処理を行う。自動取引装置1は、銀行、その他の金融機関等の店舗に設置され、顧客の操作に基づいて入出金等の取引を行う。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration example of an
自動取引装置1は、操作者が操作案内表示に従いカードを挿入口に入れ、キーボードもしくはタッチパネルにて暗証番号を入力し、ホストコンピュータと通信して、本人であることを確認した後、現金の預け入れ、払い出し、振り込み等の取引を行う。なお。以下で、磁気カード及びICチップ付きの磁気カードを、まとめてカードと呼ぶ。
In the
自動取引装置1は、主制御部10、カードレシートユニット20、通帳ユニット30、紙幣ユニット40、硬貨ユニット50及び表示ユニット60を有する。主制御部10は、自動取引装置1全体を統括的に制御する制御部である。カードレシートユニット20は、カードに記録された情報(磁気ストライプやICメモリ)を読取るカード処理装置と、レシートを印刷し発行するレシート印刷装置を有する。
The
通帳ユニット30は、挿入された通帳のMS(Magnetic Stripe)からデータを読取る読取装置(不図示)と、通帳に取引内容を印字するプリンタ装置(不図示)を有する。紙幣ユニット40は、入金された紙幣を搬送して紙幣カセットに格納し、紙幣カセットから紙幣を搬送して出金する。硬貨ユニット50は、入金された硬貨を硬貨カセットに格納し、硬貨カセットから硬貨を出金する。表示ユニット60は、表示部とタッチパネルを有し、顧客に操作ガイドや取引内容を表示し、顧客からの操作入力をタッチパネルで受付ける。
The
図2は、カードレシートユニット20の構成例を示すブロック図である。カードレシートユニット20は、ユニット管理部100、通信部110、記憶部120、カードR/Wメカ制御部130、カードR/Wメカ140、磁気ヘッド制御部150、磁気ヘッド回路部180、ICカードR/W制御部200、コンタクト部210、レシートプリンタ制御部220及びレシートプリンタメカ230を有する。磁気カード装置は、ユニット管理部100、通信部110、記憶部120、カードR/Wメカ制御部130、カードR/Wメカ140、磁気ヘッド制御部150、磁気ヘッド回路部180により構成される。
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of the
ユニット管理部100は、カードレシートユニット20全体を制御する。通信部110は、主制御部10とユニット管理部100間でのデータの授受を制御する。記憶部120は、制御プログラム、各種データやテーブルを記憶する。
The
カードR/Wメカ制御部130は、カードR/Wメカ140を制御して、カードの搬送を制御する。カードR/Wメカ140は、カードを搬送するモータ、搬送ローラを切換えるマグネット、カードの搬送位置や速度を検出するセンサ等を備える。
The card R / W
磁気ヘッド制御部150は、磁気ヘッド回路部180を制御して、カードのMSからのデータの読出しや、MSへのデータの書込みを行う。また、磁気ヘッド制御部150は、読み出した磁気出力を復号してリードデータを生成する。また、磁気ヘッド制御部150は、MSへの再書き込み処理(予防書換えとも呼ぶ)を行う。
The magnetic
磁気ヘッド回路部180は、磁気ヘッド、ピーク検出回路、磁気出力検出回路、タイマ回路及びライトデータ出力回路を有する。磁気ヘッド制御部150と磁気ヘッド回路部180については、図3で詳述する。
The magnetic
ICカードR/W制御部200は、使用されたカードがICチップ付きのカードである場合に、コンタクト部210により、カードに内蔵されたICデータの読取を行う。コンタクト部210として、IC接点部やSAM(Secure Application Module)接点部が備えられる。
When the card used is a card with an IC chip, the IC card R /
レシートプリンタ制御部220は、レシートプリンタメカ230のモータやプリンタ(インクリボンやサーマルプリンタ)を制御して、用紙の搬送や印字を行う。
The receipt
図3は、MSの読取機能と書込み機能に関するブロック図である。前述のように、磁気ヘッド回路部180は、磁気ヘッド181、ピーク検出回路182、磁気出力検出回路183、タイマ回路184及びライトデータ出力回路185を有する。
FIG. 3 is a block diagram relating to the reading function and the writing function of the MS. As described above, the magnetic
磁気ヘッド181は、MSに対して読出し及び書込みを行うもので、例えばリングヘッドである。ピーク検出回路182は、磁気ヘッド181から出力されて増幅された磁気出力波形のピークを検出する回路である。ピーク検出回路182は、後述するMSリード割込み処理部151にピーク検出を通知する。
The
磁気出力検出回路183は、磁気出力波形のピークレベルを検出する回路である。磁気出力検出回路183は、磁気出力波形のピークレベルを後述するMSリード割込み処理部151に通知する。なお以下で、磁気出力波形のピークレベルを、磁気出力のレベルとも呼ぶ。
The magnetic
タイマ回路184は、MSリード割込み処理部151でピーク検出の割込みが発生すると、カウンタ値を読み出して、カウンタ値をMSリード割込み処理部151に通知する。ライトデータ出力回路185は、MSへのデータ書き込み時に、書込み信号を磁気ヘッド181に出力する。
When the peak detection interrupt occurs in the MS read interrupt
磁気ヘッド制御部150は、MSリード割込み処理部151、MSリード処理部160、MSライト処理部170及びMSライト割込み処理部172を有する。MSリード割込み処理部151は、ピーク検出回路182からのピーク検出通知を受けて、割込み処理を行う。
The magnetic
MSリード割込み処理部151は、ピーク間隔算出部152と磁気出力読出し部153を有する。ピーク間隔算出部152は、磁気出力のピーク間の時間を算出する。ピーク間隔算出部152は、算出したピーク間隔を、記憶部120のピーク間隔バッファ121に格納する。ピーク間隔バッファ121は、例えば、1536個分設定される。
The MS read interrupt
磁気出力読出し部153は、磁気出力のレベルを読み出す。磁気出力読出し部153は、読み出した磁気出力のレベルを、記憶部120の磁気出力レベルバッファ122に格納する。磁気出力レベルバッファ122は、例えば、1536個分設定される。図6は、磁気出力波形の例である。図6で正常波形の拡大図である磁気出力B1に、ピーク間隔と磁気出力レベルの位置を示す。
The magnetic
MSリード処理部160は、ピーク間隔バッファ121と磁気出力レベルバッファ122に格納されたMSから読み出されデータを処理して、リードデータを生成する。また、MSリード処理部160は、予防書込みの要否を判断する。
The MS read processing
MSリード処理部160は、ジッタ評価部161、磁気出力評価部162、0/1変換部163、リードデータ編集部164、リードデータ結果判断部165、予防書換え要否判断部166を有する。
The MS read processing
ジッタ評価部161は、ピーク間隔バッファ121からピーク間隔を読出して、磁気出力ピークの時間変動であるジッタを算出して、評価する。磁気出力評価部162は、磁気出力レベルバッファ122から磁気出力レベルを読み出して、評価する。
The
0/1変換部163は、ピーク間隔バッファ121の記憶値と磁気出力レベルバッファ122の記憶値を読み出して、論理値0/1への変換を行う。リードデータ編集部164は、0/1変換部163によって変換された論理値0/1を、記憶部120にリードデータ123として格納する。リードデータ結果判断部165は、リードデータ123を読出し、垂直パリティと水平パリティをチェックし、リードが正常に行われた否かを判断し、リード結果124として記憶部120に格納する。
The 0/1
予防書換え要否判断部166は、予防書換え要否の判断を行う。予防書換えとは、磁気出力が減衰したMSに対して、再度情報を書込み、磁気出力を回復させる処理である。予防書換え要否判断部166は、メモリ120の要否判断テーブル125を参照して、磁気出力レベルとジッタに応じて、予防書換え要否の判断を行う。予防書換え要否判断部166は、判断した予防書換えの要否126を、記憶部120に格納する。詳細は、図5以降で後述する。
The preventive rewriting
予防書換え要否判断部166によって予防書換えが必要と判断された場合に、MSライト処理部170は、記憶部120のリードデータ123から、MSへの書込み用のライトデータ127を作成して、記憶部120に格納する。
When the preventive rewrite
MSライト割込み処理部172は、ライトデータ127を読出し、所定の変換(例えば、周波数変調)をしてライトデータ出力回路185に出力する。ライトデータ出力回路185は、書込み信号を磁気ヘッド181に出力する。カードR/Wメカ制御部130によって磁気ヘッド181が所定の速度で移動され、カードのMSにデータの書換えが行われる。
The MS write interrupt
図4は、カードレシートユニット20のユニット管理部100及び各制御部(カードR/Wメカ制御部130、磁気ヘッド制御部150、ICカードR/W制御部200、レシートプリンタ制御部220)のハードウェア構成を示すブロック図である。
FIG. 4 shows the hardware of the
カードレシートユニット20には、CPU(Central Processing Unit)300、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only memory)304、バス306、通信部110、記憶部120が設けられる。
The
CPU300は、ROM304から制御プログラムを読込み、読込んだ制御プログラムに従って、各種制御処理を実行する。RAM302は、制御プログラムや、各種データを一時的に記憶するワークエリアである。RAM302は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。ROM304は、制御プログラムや各種データ等を記憶する不揮発性の記憶部である。ROM304は、例えばファームウェアである。CPU300は、RAM302、ROM304等々とバス306で接続される。通信部110及び記憶部120は、前述の通りである。なお、記憶部120は、例えばフラッシュメモリである。
The
すなわち、ユニット管理部100及び各制御部(カードR/Wメカ制御部130、磁気ヘッド制御部150、ICカードR/W制御部200、レシートプリンタ制御部220)は、CPU300等によるソフトウェア処理により実現される。
That is, the
次に、カードのMSに対する予防書換え処理を具体的に説明する。図5は、予防書換え処理の手順を説明するフローチャートである。予防書換え処理は、主にユニット管理部100、カードR/Wメカ制御部130及び磁気ヘッド制御部150によって実行される。
Next, the preventive rewriting process for the MS of the card will be specifically described. FIG. 5 is a flowchart illustrating the procedure of the preventive rewriting process. The preventive rewriting process is mainly executed by the
ユニット管理部100は、顧客からのカード挿入をカードセンサ(不図示)によって検知し、カード挿入を検知するとカードを自動取引装置1の内部に引き込む(ステップS10)。磁気ヘッド制御部150は、カードのMSを読取る(ステップS12)。
The
ピーク検出回路182でピーク間隔が検出され、ピーク間隔算出部152はピーク間隔(タイマ値)をピーク間隔バッファ121に格納する。磁気出力検出回路183で磁気出力レベルが検出され、磁気出力読出し部153は検出された磁気出力を磁気出力レベルバッファ122に格納する。0/1変換部163で論理値0/1に変換されたデータを、リードデータ編集部164は、リードデータ123として格納する。
The peak interval is detected by the
リードデータ結果判断部165は、リードデータ123をパリティチェック等して、リードが正常に行われたかを判断する(ステップS14)。なお、リード正常か否かの判断では、読取りを複数回(リトライ動作)実行して判断してもよい。リードデータ結果判断部165がリードが正常に行われなかったと判断すると(ステップS14のNo)、磁気ヘッド制御部150は、カードを顧客に返却する(ステップS22)。
The read data result
図6を用いて、磁気出力の波形例を説明する。磁気出力Aは、正常なカードの磁気出力の例である。磁気出力Bは、一部が減衰したカードの磁気出力の例である。いずれも、縦軸が電圧で、横軸が時間である。磁気出力Bの下に、磁気出力Bの一部を拡大した図を示す。 An example of the waveform of the magnetic output will be described with reference to FIG. The magnetic output A is an example of the magnetic output of a normal card. The magnetic output B is an example of the magnetic output of a partially attenuated card. In each case, the vertical axis is voltage and the horizontal axis is time. Below the magnetic output B, an enlarged view of a part of the magnetic output B is shown.
磁気出力B1は、磁気出力Bの正常な箇所の拡大図である。ピーク間隔算出部152によって算出されるピーク間隔と、磁気出力読出し部153により読み出される磁気出力レベルを磁気出力B1にそれぞれ示す。磁気出力波形のピークから、ビットが判定される。
The magnetic output B1 is an enlarged view of a normal portion of the magnetic output B. The peak interval calculated by the peak
磁気出力B2は、磁気出力Bの減衰した箇所の拡大図である。磁気出力の減衰は、例えば、カードの傷や外部磁界による影響である。磁気出力レベルが所定以下になると、図示するように、磁気出力の波形のピークが見つけられず、ビット抜けが生じる。例えば、磁気出力が、正常値の3%以下になると、正常なリードが困難になる。 The magnetic output B2 is an enlarged view of the attenuated portion of the magnetic output B. The attenuation of the magnetic output is, for example, the effect of scratches on the card or an external magnetic field. When the magnetic output level falls below a predetermined level, as shown in the figure, the peak of the magnetic output waveform cannot be found, and bit omission occurs. For example, when the magnetic output is 3% or less of the normal value, normal reading becomes difficult.
図5に戻る。磁気ヘッド制御部150は、リードデータ結果判断部165がリードが正常に行われたと判断すると(ステップS14のYes)、予防書換え要否判断部166は、予防書換え要否判断テーブル125を参照して、予防書換えの要否を判断する(ステップS16)。
Return to FIG. When the magnetic
図7は、予防書換え要否判断テーブル125の例である。前述のように、予防書換え要否判断部166は、リードが正常に行われたと判断されたカードに対して、読取ったMSの磁気出力レベルとジッタに応じて、予防書換え要否を判断する。本例では、予防書換え要否判断部166が、「磁気出力レベル」、「磁気出力低下連続回数」、「ジッタ」及び「付加条件(#1)」の計4つの条件に基づき、予防書換え要否を判断する例を説明する。
FIG. 7 is an example of the preventive rewriting necessity determination table 125. As described above, the preventive rewrite
磁気出力評価部162が、「磁気出力レベル」及び「出力低下連続回数」を評価する。ジッタ評価部161が、磁気出力の「ジッタ」を評価する。そして、予防書換え要否判断部166が、「付加条件(#1)」を評価する。
The magnetic
要否判断テーブル125は、No1〜No6の項目から構成される。No1から順番に説明する。 The necessity determination table 125 is composed of items No. 1 to No. 6. The description will be given in order from No1.
No1:予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルが±70%以上の場合には、他の条件に関わらず、書換え不要と判断する。当該カードは正常カードと想定され、予防書換えを行う必要はないからである。
No1: When the magnetic output level is ± 70% or more, the preventive rewriting
No2:予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルが±5%未満が1か所以上ある場合でも、書換え不要と判断する。±5%は、読取り限界値の例である。磁気出力レベルが読取り限界以下の場合には、リードデータ結果判断部165がリードが正常と判断しても、誤読の可能性があるからである。また、パリティチェックで引っかからない場合もあるからである。すなわち、誤読された結果に基づいて、データの再書き込みをすると、誤ったデータで上書きすることになるので、書換えは行なわれない。
No2: The preventive rewriting
No3:予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルが±5%〜70%が1か所以上あり、かつ磁気出力低下連続回数が25回未満の場合には、書換え不要と判断する。磁気出力低下連続回数とは、磁気出力レベルが±5%〜70%の波形が連続する回数である。詳細については、図8で説明する。このカードは。MSに傷のあるカードと想定される。傷の入った箇所では、書換えしても磁気出力の回復は期待できないから、予防書換え要否判断部166は、書換え不要と判断する。
No3: The preventive rewriting
なお、磁気出力低下連続回数は、磁気出力低下連続時間としてもよい。磁気出力低下連続時間は、例えば、16msecである。すなわち、予防書換え判断部166は、磁気出力のレベルが連続して所定以下となった期間が所定時間以下である場合には、MSに傷が有ると推定して、前記予防書換えを行わないと判断する。
The number of continuous magnetic output reductions may be the continuous magnetic output reduction time. The continuous time for decreasing the magnetic output is, for example, 16 msec. That is, if the period during which the magnetic output level is continuously below the predetermined time is the predetermined time or less, the preventive
図8は、MSに傷が入ったカードCの磁気出力の減衰例を示す図である。カードCのMSには、図示するように、傷が3か所入っているとする。K1は細い傷で、K2は太い傷で、K3は中間の傷である。磁気出力Cは、カードCの磁気出力カーブである。横軸は、MSのX方向の座標である。磁気出力Cにおいて、各傷(K1〜K3)に対応した位置で磁気出力が大きく減衰している。磁気出力C1は、磁気出力Cの中央部の減衰箇所を拡大した図で、磁気出力低下連続回数を説明する図ある。縦矢印が、磁気出力低下箇所(±5%〜70%)を示す。磁気出力Cにおいて、磁気出力低下(±5%〜70%)の連続回数が18回である。 FIG. 8 is a diagram showing an example of attenuation of the magnetic output of the card C in which the MS is scratched. As shown in the figure, it is assumed that the MS of the card C has three scratches. K1 is a thin scratch, K2 is a thick scratch, and K3 is an intermediate scratch. The magnetic output C is a magnetic output curve of the card C. The horizontal axis is the coordinates of the MS in the X direction. In the magnetic output C, the magnetic output is greatly attenuated at the positions corresponding to the scratches (K1 to K3). The magnetic output C1 is an enlarged view of the attenuation portion in the central portion of the magnetic output C, and is a diagram for explaining the number of continuous reductions in the magnetic output. Vertical arrows indicate points where the magnetic output is reduced (± 5% to 70%). In the magnetic output C, the number of consecutive magnetic output reductions (± 5% to 70%) is 18 times.
図9は、MSに傷が入ったカードDの磁気出力の減衰とジッタの関係を示す図である。カードDのMSには、図8のカードCと同様な傷が入っているとする。磁気出力Dは、カードDの磁気出力カーブである。磁気出力Dは、傷に対応した3か所の位置で磁気出力が減衰している。ジッタDは、カードDのジッタカーブである。ジッタDは、中央の傷と右側の傷の位置で、大きな変動を示している。 FIG. 9 is a diagram showing the relationship between the attenuation of the magnetic output of the card D in which the MS is scratched and the jitter. It is assumed that the MS of the card D has the same scratches as the card C of FIG. The magnetic output D is a magnetic output curve of the card D. As for the magnetic output D, the magnetic output is attenuated at three positions corresponding to the scratches. The jitter D is the jitter curve of the card D. Jitter D shows a large variation at the positions of the central scratch and the right scratch.
No4:予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルが±5%〜70%の箇所が1か所以上あり、かつ出力低下連続回数が25回以上あり、かつジッタが±150%以上の場合には、書換え不要と判断する。ジッタが±150%以上の場合には、誤読された可能性があるからである。No4の場合には、No2の場合と同様に誤読の可能性があるので、書換えは行なわれない。
No4: When the preventive rewriting
No5:予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルが±5%〜70%の箇所が1箇所以上あり、かつ出力低下連続回数が25回以上あり、ジッタが±150%未満であり、かつ付加条件が満足された場合には、書換え不要と判断する。付加条件は、磁気出力レベルの変動が大きい箇所(直前の磁気出力レベルとの差が、所定以上(例えば、40%以上減))で、ジッタが±120%以上になっている場合である。
No5: The preventive rewriting
このカードは、MSにテープが貼付されていると想定されるからである。そして、テープが貼付された箇所では、再書き込みしても、MSに正常な記録をできない可能性があるからである。テープの存在により、MSと磁気ヘッド間に隙間が生じてしまうことや、大きなジッタが発生するからである。また、書込みすることで、現在の読取り可能な状態を、破壊しまうおそれもあるからである。 This is because it is assumed that the tape is attached to the MS of this card. This is because there is a possibility that normal recording cannot be performed on the MS even if the tape is rewritten at the place where the tape is attached. This is because the presence of the tape causes a gap between the MS and the magnetic head and causes a large amount of jitter. Also, writing may destroy the current readable state.
図10は、MSの一部にテープが貼付されたカードEの磁気出力(磁気出力E)とジッタ(ジッタE)の関係を示す図である。また、磁気出力Eの破線Nの領域は、付加条件で説明した「磁気出力レベルの変動が大きい箇所(直前の磁気出力レベルとの差が、所定以上(例えば、40%以上減))」を示す。J1,J2は、対応するジッタである。すなわち、J1やJ2が、±120%以上の場合は、付加条件を満足することになる。 FIG. 10 is a diagram showing the relationship between the magnetic output (magnetic output E) and the jitter (jitter E) of the card E to which the tape is attached to a part of the MS. Further, the region of the broken line N of the magnetic output E is the “location where the fluctuation of the magnetic output level is large (the difference from the immediately preceding magnetic output level is equal to or more than a predetermined value (for example, reduced by 40% or more))” explained in the additional condition. show. J1 and J2 are the corresponding jitters. That is, when J1 and J2 are ± 120% or more, the additional condition is satisfied.
テープが貼付された範囲では、MSと磁気ヘッド181間に隙間が生じるため、磁気出力が大きく減衰する。また、テープの両端の位置で、ジッタは大きくなる。テープの両端で磁気ヘッドを通過するカードの速度が大きく変化するからである。
In the range where the tape is attached, a gap is formed between the MS and the
No6:予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルが±5%〜70%の箇所が1箇所以上あり、かつ出力低下連続回数が25回以上あり、ジッタが±150%未満で、かつ付加条件が満足されない場合には、書換え要と判断する。このカードの磁気減衰は、傷やテープを原因とするものではなく、外部からの磁界が原因と推定されるからである。すなわち、書換えによって、磁気減衰の回復が期待できるからである。
No6: The preventive rewriting
図5に戻る。磁気ヘッド制御部150は、予防書換え要否判断部166による要否判断に基づき、書換え必要であるかを判断する(ステップS18)。
Return to FIG. The magnetic
磁気ヘッド制御部150が、書換えの必要がないと判断すると(ステップS18のNo)、カードR/Wメカ制御部130は、所定の取引処理の終了後、顧客にカードを返却する(ステップS22)。
When the magnetic
磁気ヘッド制御部150が、書換えの必要ありと判断すると(ステップS18のYes)、MSライト処理部170は、リードデータ123に基づきライトデータ127を生成する。MSライト割込み処理部172は、カードR/Wメカ制御部130による磁気ヘッド181搬送のタイミングに同期して、ライトデータ127に所定の変換をしてライトデータ出力回路185に出力する。ライトデータ出力回路185は、書込み信号を磁気ヘッド181に出力して、MSの書換えが行われる(ステップS20)。そして、カードR/Wメカ制御部130は、所定の取引処理の終了後、書換えられたカードを顧客に返却する(ステップS22)。
When the magnetic
なお、予防書換え要否判断部166による書換えを認める条件は、No6の条件に限るものではない。予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベル(±5%〜70%)とジッタ(±150%未満)のみで、書換えを認めるようにしてもよい。また、これに出力低下連続回数あるいは付加条件のいずれかのみを加えてもよい。また、予防書換え要否判断部166は、磁気出力レベルを±5%〜70%のように所定の範囲で規定するのではなく、単に±70%以下のように上限だけを規定してもよい。
The conditions for permitting rewriting by the preventive rewriting
なお、図6で説明した要否判断テーブル125の条件の各値は、一例であって、限定されるものではない。 It should be noted that each value of the condition of the necessity determination table 125 described with reference to FIG. 6 is an example and is not limited.
また、ステップS14のリードが正常に行われたかの判断を、自動取引装置1からリードデータをホストコンピュータに送信して、ホストコンピュータでその判断を行ってもよい。ホストコンピュータで、登録された顧客データに基づきリードデータが正常であるかを判断すれば、確実だからである。これによれば、要否判断テーブル125のNo2,4で説明した誤読のリスクも排除できるので、No2,4の場合でも、書換えを行ってもよい。
Further, the
また、本実施形態の磁気カード装置は自動取引装置用に限定されるのではなく、クレジットカードやポイントカードの処理装置やセキュリティ装置にも利用できる。 Further, the magnetic card device of the present embodiment is not limited to the automatic teller machine, but can also be used as a credit card or point card processing device or a security device.
<変形例>
・上記説明では、カードレシートユニット20が予防書換えの要否を判断する例を説明した。しかし、カードレシートユニット20が上位側(ホストコンピュータ/アプリソフト/ミドルウェア)と連携して、予防書換えの要否を判断してもよい。
・また、カードレシートユニット20のファームウェアで磁気減衰を検出後、上位ホストに通知する仕組みを設け、上位ホストからの書込み許可を受けて予防書換えをするようにしても良い。
・また、ユニット管理部100及び磁気ヘッド制御部150は、CPU300等によるソフトウェア処理により実現されると説明したが、これに限るものではない。例えば、一部あるいは全部をゲートアレイ等のハードウェアで構成してもよい。
<Modification example>
-In the above description, an example in which the
-In addition, after the firmware of the
Further, although it has been explained that the
<効果>
本実施形態による効果を以下に列記する。
・本実施形態の磁気カード装置によれば、予防書込みが有効であるかを判断するので、再書き込みによって却って、現在ぎりぎりで読取可能なカードを不良カードにしてしまうことを防止できる。そして、適切な予防書込みを行うことによって、カードの再発行などのコストや取引ロスの低減が可能となる。
・具体的には、ジッタ情報を活用して、予防書込み機能に対して一定の制限を設けるようにしたので、再書き込み時のリスク(カードエラー)を排除することができる。すなわち、ジッタが大きい状態では、カードのコンデションが悪いこと(変形/傷/異物付着等)が想定され、再書き込みによって却って、現在ぎりぎりで読取可能なカードを不良カードにしてしまうおそれがあるからである。
<Effect>
The effects of this embodiment are listed below.
-According to the magnetic card device of the present embodiment, since it is determined whether the preventive writing is effective, it is possible to prevent the currently readable card from becoming a defective card by rewriting. Then, by performing appropriate preventive writing, it is possible to reduce costs such as card reissue and transaction loss.
-Specifically, since the jitter information is used to set a certain limit on the preventive writing function, the risk (card error) at the time of rewriting can be eliminated. That is, when the jitter is large, it is assumed that the condition of the card is bad (deformation / scratch / foreign matter adhesion, etc.), and there is a risk that the card that can be read at the last minute will be a defective card instead of being rewritten. Is.
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用ができることはもちろんである。 The present invention is not limited to the above-described embodiment as it is, and the components can be modified and embodied within a range that does not deviate from the gist at the implementation stage. In addition, various inventions can be formed by an appropriate combination of the plurality of components disclosed in the above-described embodiment. For example, all the components shown in the embodiments may be combined as appropriate. In addition, components across different embodiments may be combined as appropriate. It goes without saying that various modifications and applications can be made without departing from the spirit of the invention.
1 自動取引装置
10 主制御部
20 カードレシートユニット
30 通帳ユニット
40 紙幣ユニット
50 硬貨ユニット
60 表示ユニット
100 ユニット管理部
110 通信部
120 記憶部
121 ピーク間隔バッファ
122 磁気出力レベルバッファ
123 リードデータ
124 リード結果
125 要否判断テーブル
126 予防書換え要否
127 ライトデータ
130 カードR/Wメカ制御部
140 カードR/Wメカ
150 磁気ヘッド制御部
151 MSリード割込み処理部
152 ピーク間隔算出部
153 磁気出力読出し部
160 MSリード処理部
161 ジッタ評価部
162 磁気出力評価部
163 0/1変換部
164 リードデータ編集部
165 リードデータ結果判断部
166 予防書換え要否判断部
170 MSライト処理部
172 MSライト割込み処理部
180 磁気ヘッド回路部
181 磁気ヘッド
182 ピーク検出回路
183 磁気出力検出回路
184 タイマ回路
185 ライトデータ出力回路
200 ICカードR/W制御部
210 コンタクト部
220 レシートプリンタ制御部
230 レシートプリンタメカ
1
Claims (10)
前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力の時間変動を示すジッタを評価するジッタ評価部と、
前記読取られた磁気出力のレベルを評価する磁気出力評価部と、
読取った磁気ストライプの情報を前記磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断する予防書換え判断部を備え、
前記予防書換え判断部は、前記ジッタ評価部によるジッタの評価と前記磁気出力評価部による磁気出力のレベルの評価に基づいて、前記予防書換えを行うことにより磁気出力の回復が期待できる場合に前記予防書換えを行うと判断し、一方、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合に前記予防書換えを行わないと判断する
ことを特徴とする磁気カード装置。 In a magnetic card device in which a magnetic head reads and writes information on the magnetic stripe of a card.
A jitter evaluation unit that evaluates jitter indicating time variation of the magnetic output read by the magnetic head, and a jitter evaluation unit.
A magnetic output evaluation unit that evaluates the level of the read magnetic output,
Includes preventive rewrite determining unit that judged whether the information of the magnetic stripe for preventive rewriting rewriting the magnetic stripe read,
The preventive rewriting determination unit performs the preventive rewriting when recovery of the magnetic output can be expected by performing the preventive rewriting based on the evaluation of the jitter by the jitter evaluation unit and the evaluation of the level of the magnetic output by the magnetic output evaluation unit. A magnetic card device characterized in that it is determined that rewriting is to be performed, and on the other hand, it is determined that the preventive rewriting is not performed when recovery of magnetic output cannot be expected even if the preventive rewriting is performed.
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気カード装置。 The prevention rewriting determining unit, in that the magnetic output of the level is below a predetermined as a first condition, in that the jitter is below a predetermined as a second condition, wherein at least the first condition the second condition is satisfied and, a magnetic card device according to the case where recovery of the magnetic output can be expected, in claim 1, characterized in that you judged when performing the preventive rewriting by performing the preventive rewriting.
ことを特徴とする請求項2に記載の磁気カード装置。 Furthermore, the prevention rewrite determining unit that peak value of the level of the magnetic output is equal to or greater than a predetermined number is continuously number of pulses becomes equal to or less than a predetermined level as the third condition, the second condition and the first condition the third condition is satisfied with the preventive rewriting when recovering magnetic output can be expected by performing the magnetic card according to claim 2, characterized in that it judged when performing the preventive rewriting ..
ことを特徴とする請求項3に記載の磁気カード装置。 The prevention rewriting determining unit is configured at a position change of the level is equal to or higher than a predetermined magnetic output, said jitter is below a predetermined and fourth condition, the third condition and the second condition and the first condition in addition, further the fourth condition is satisfied, when the preventive rewriting can be expected to recover the magnetic output by performing, magnetic card according to claim 3, characterized in that determines to perform the preventive rewriting Device.
ことを特徴とする請求項2に記載の磁気カード装置。 The prevention rewriting determining unit is configured at a position change of the level is equal to or higher than a predetermined magnetic output, said jitter is below a predetermined and fourth condition, the fourth condition with the first condition and the second condition is The magnetic card device according to claim 2 , wherein it is determined that the preventive rewrite is performed when the magnetic output is expected to be recovered by the preventive rewrite.
前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力のレベルを評価する磁気出力評価部と、
読取った磁気ストライプの情報を前記磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断する予防書換え判断部を備え、
前記予防書換え判断部は、前記磁気出力評価部による磁気出力のレベルが所定以下であり、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合には、前記予防書換えを行わないと判断する
ことを特徴とする磁気カード装置。 In a magnetic card device in which a magnetic head reads and writes information on the magnetic stripe of a card.
A magnetic output evaluation unit that evaluates the level of the magnetic output read by the magnetic head,
Includes preventive rewrite determining unit that judged whether the information of the magnetic stripe for preventive rewriting rewriting the magnetic stripe read,
The preventive rewrite determination unit determines that the preventive rewrite is not performed when the level of the magnetic output by the magnetic output evaluation unit is equal to or lower than a predetermined value and recovery of the magnetic output cannot be expected even after the preventive rewrite is performed. A magnetic card device characterized by that.
前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力のレベルを評価する磁気出力評価部と、
読取った磁気ストライプの情報を前記磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断する予防書換え判断部を備え、
前記予防書換え判断部は、前記磁気出力評価部により、磁気出力の波形のピークレベルが連続して所定レベル以下となった回数が所定回数以下であり、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合には、前記予防書換えを行わないと判断する
ことを特徴とする磁気カード装置。 In a magnetic card device in which a magnetic head reads and writes information on the magnetic stripe of a card.
A magnetic output evaluation unit that evaluates the level of the magnetic output read by the magnetic head,
Includes preventive rewrite determining unit that judged whether the information of the magnetic stripe for preventive rewriting rewriting the magnetic stripe read,
The prevention rewriting determining unit, by the magnetic output evaluation unit, the number of times reaches a predetermined level below the peak level of the magnetic output of the waveform is continuous Ri der than a predetermined number of times, the magnetic output even if the preventive rewriting A magnetic card device characterized in that it is determined not to perform the preventive rewriting when recovery cannot be expected.
前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力のレベルを評価する磁気出力評価部と、
読取った磁気ストライプの情報を前記磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断する予防書換え判断部を備え、
前記予防書換え判断部は、前記磁気出力評価部により、磁気出力のレベルが連続して所定レベル以下となった期間が所定時間以下であり、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合には、前記予防書換えを行わないと判断する
ことを特徴とする磁気カード装置。 In a magnetic card device in which a magnetic head reads and writes information on the magnetic stripe of a card.
A magnetic output evaluation unit that evaluates the level of the magnetic output read by the magnetic head,
Includes preventive rewrite determining unit that judged whether the information of the magnetic stripe for preventive rewriting rewriting the magnetic stripe read,
The prevention rewriting determining unit, by the magnetic output evaluation unit, period reaches a predetermined level below the level of the magnetic output is continuously Ri der less than or equal to a predetermined time, even if the preventive rewriting recovery of the magnetic output expectations A magnetic card device characterized in that if it is not possible, it is determined that the preventive rewriting is not performed.
前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力の時間変動を示すジッタを評価することと、
前記読取られた磁気出力のレベルを評価することと、
前記ジッタの評価と前記磁気出力のレベルの評価に基づいて、読取った磁気ストライプの情報を当該カードの磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断することと、
を含み、
前記予防書換えを行うか否かを判断することは、前記ジッタの評価と前記磁気出力のレベルの評価に基づいて、前記予防書換えを行うことにより磁気出力の回復が期待できる場合に前記予防書換えを行うと判断し、一方、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合に前記予防書換えを行わないと判断することを含む
ことを特徴とする磁気カード装置の予防書換え方法。 In the preventive rewriting method of a magnetic card device in which information on the magnetic stripe of a card is read and written by a magnetic head.
To evaluate the jitter indicating the time variation of the magnetic output read by the magnetic head, and
To evaluate the level of the read magnetic output and
Based on the evaluation of the jitter and the evaluation of the level of the magnetic output, it is determined whether or not to perform a preventive rewriting to rewrite the read magnetic stripe information to the magnetic stripe of the card.
Including
Determining whether or not to perform the preventive rewriting is based on the evaluation of the jitter and the evaluation of the level of the magnetic output, and when the recovery of the magnetic output can be expected by performing the preventive rewrite, the preventive rewrite is performed. A preventive rewriting method for a magnetic card device , which comprises determining that the preventive rewriting is performed, and on the other hand, when the recovery of the magnetic output cannot be expected even if the preventive rewriting is performed, it is determined that the preventive rewriting is not performed.
前記予防書換え処理は、
前記磁気ヘッドで読取られた磁気出力の時間変動を示すジッタを評価することと、
前記読取られた磁気出力のレベルを評価することと、
前記ジッタの評価と前記磁気出力のレベルの評価に基づいて、読取った磁気ストライプの情報を当該カードの磁気ストライプに再書き込みする予防書換えを行うか否かを判断することと、
を含み、
前記予防書換えを行うか否かを判断することは、前記ジッタの評価と前記磁気出力のレベルの評価に基づいて、前記予防書換えを行うことにより磁気出力の回復が期待できる場合に前記予防書換えを行うと判断し、一方、前記予防書換えを行っても磁気出力の回復が期待できない場合に前記予防書換えを行わないと判断することを含む
ことを特徴とするプログラム。 In a program that causes a computer of a magnetic card device that reads and writes information on the magnetic stripe of a card by a magnetic head to perform preventive rewriting processing.
The preventive rewriting process
To evaluate the jitter indicating the time variation of the magnetic output read by the magnetic head, and
To evaluate the level of the read magnetic output and
Based on the evaluation of the jitter and the evaluation of the level of the magnetic output, it is determined whether or not to perform a preventive rewriting to rewrite the read magnetic stripe information to the magnetic stripe of the card.
Including
Determining whether or not to perform the preventive rewriting is based on the evaluation of the jitter and the evaluation of the level of the magnetic output, and when the recovery of the magnetic output can be expected by performing the preventive rewrite, the preventive rewrite is performed. A program characterized in that it is determined that the preventive rewriting is performed, and on the other hand, it is determined that the preventive rewriting is not performed when the recovery of the magnetic output cannot be expected even if the preventive rewriting is performed.
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