JP6955346B2 - スイッチ機能付スナップボタン - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ機能を備え、回転させることにより回路をオン/オフすることができるスイッチ機能付スナップボタンに関する。
従来、スイッチ機能付スナップボタンとしては、それぞれ対になる2つのスナップボタン、例えば服、袋等の一部分とその対応する部分とに付けられてそれらを互いに着脱自在に結合させるものがあった。このようなスイッチ機能付スナップボタンは2つのスナップボタンの間の着脱により回路を電気的に接続と遮断させることができるものであった(特許文献1参照)。
特許第4302091号公報
しかし、従来のスイッチ機能付スナップボタンは、2つのスナップボタンの間の係脱により回路のオン/オフ状態を制御することができるが、電気的接続が不要な場合であっても、2つのスナップボタンを結合させたまま電気的接続の遮断を行うことができず、消費電力を抑えることができないという課題があった。
したがって、本発明は上記課題を解決し、2つのスナップボタンを結合させたまま電気的接続を遮断し、消費電力を抑えることができるスイッチ機能付スナップボタンを提供することを目的とするものである。
目的を達成するために、本発明のスイッチ機能を備えた回路作動機能を有するスナップボタンを次のように構成した。
すなわち本発明のスイッチ機能付スナップボタンは、互いに嵌合する雄型スナップボタンと雌型スナップボタンとからなり、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し回転させたときに前記雄型スナップボタンの前記導電性領域と前記雌型スナップボタンの前記導電性領域が接触または非接触するように構成した。
また、前記導電性領域は、導電性を有し人体への皮膚感作性の少ない材料からなるように構成してもよい。
また、前記導電性領域が、スズめっきされた真鍮、銅、アルミ、金、銀、チタン、金メッキされた金属のいずれかであるように構成してもよい。
また、前記非導電性領域が、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ乳酸樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリテトラフロロエチレン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂のいずれかであるように構成してもよい。
また、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された3つ以上の導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された3つ以上の導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された3つ以上の非導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された3つ以上の非導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し回転させたときに、前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第1の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第2の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第2の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第3の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第3の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第1の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第1の非導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第2の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第2の非導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第3の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第3の非導電性領域が接触するように構成してもよい。
また、前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域と第2の導電性領域の間に電池を備え、前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域が前記電池の陽極に接続され、前記雄型スナップボタンの第2 の導電性領域が前記電池の陰極に接続されたものであるように構成してもよい。
本発明に係るスイッチ機能付スナップボタンは、互いに嵌合する雄型スナップボタンと雌型スナップボタンとからなり、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し回転させたときに前記雄型スナップボタンの前記導電性領域と前記雌型スナップボタンの前記導電性領域が接触または非接触するように構成したので、2つのスナップボタンを結合させたまま電気的接続を遮断し、消費電力を抑えることができる。
本発明の実施形態に係るスイッチ機能付スナップボタンを示す平面図である。 本発明の実施形態に係るスイッチ機能付スナップボタンを示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスイッチ機能付スナップボタンを示す平面図である 本発明の他の実施形態に係るスイッチ機能付スナップボタンを示す断面図である。
本発明のスイッチ機能付スナップボタンは、互いに嵌合する雄型スナップボタンと雌型スナップボタンとからなり、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域を備え、前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域を備え、前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し回転させたときに前記雄型スナップボタンの前記導電性領域と前記雌型スナップボタンの前記導電性領域が接触または非接触するように構成したものである。
本発明のスイッチ機能付スナップボタンは、互いに嵌合する雄型スナップボタンおよび雌型スナップボタンからなる。雄型スナップボタンとしては、図1(a)に示すように、円盤状に形成されており、上面にはこの面に対して垂直な方向に突出し、根本部分がくびれた凸部11が設けられたものを使用するとよい。また、雄型スナップボタンの形状は円盤状に限らず、多角形形状を使用することができる。
雄型スナップボタン1は任意の材料で構成することができる。たとえば、金属で構成され導電性があり、人体への皮膚感作性の少ない材料を用いることができる。具体的にはスズめっきされた真鍮、銅、アルミ、金、銀、チタン、金メッキされた金属等を挙げることができる。
雄型スナップボタン1の周縁部には、周方向に沿って、厚さ方向に貫通した取付孔4が形成される。取付孔4は、生地に雄型スナップボタン1を縫い付けるために使用される。
雌型スナップボタンとしては、図1(b)に示すように、円盤状に形成されており、上面には、下面に向かって穿設された凹部12が形成されている。
この凹部12内部には、両端が凹部12の内周面に固定された2本の棒状のばね部10が架設されている。
雌型スナップボタン2は任意の材料で構成することができる。たとえば、金属で構成され導電性があり、人体への皮膚感作性の少ない材料を用いることができる。具体的にはスズめっきされた真鍮、銅、アルミ、金、銀、チタン、金メッキされた金属等を挙げることができる。
雌型スナップボタン2の周縁部には、周方向に沿って、厚さ方向に貫通した取付孔7が形成されている。取付孔7は、生地に雌型スナップボタン2を縫い付けるために使用される。
互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域が雄型スナップボタン1に形成されている。
導電性領域は雌型スナップボタン2に接触する任意の箇所に形成する。たとえば、導電性領域6(a)と導電性領域6(b)を図1に示すように円盤部の上面に形成することができる。また、円盤部の上面に限らず雄型スナップボタン1の凸部11に形成することができる。導電性領域は、扇状等任意の形状で構成するとよい。
導電性領域は、雄型スナップボタン1と一体的に構成することができる。また、雄型スナップボタン1と別部材で構成し雄型スナップボタン1の表面に積層して構成してもよい。雄型スナップボタン1と一体的に構成するには、導体部分の金属プレス成形を行い形成したあと、その周囲を樹脂で囲むようにした金型を使用し、周囲に樹脂を射出成形して形成する方法を用いるとよい。また、雄型スナップボタン1と別部材で構成し雄型スナップボタン1の表面に積層して構成するには、最初にスナップボタンをプレスによって成形し、絶縁部分を射出成型で形成し、それらの部材を嵌合させて作成する方法を用いるとよい。また、雄型スナップボタン1に表面処理して直接的に積層することもできる。たとえば、絶縁部分に樹脂をインクジェットやディスペンサー等の方法を用いてコーティング方法を用いるとよい。
導電性領域を構成する材料としては、任意の導電性材料を用いるとよい。たとえば、金属は人体への皮膚感作性の少ない材料を用いることができる。具体的にはスズめっきされた真鍮、銅、アルミ、金、銀、チタン、金メッキされた金属等を挙げることができる。
互いに電気的に絶縁された2つ以上の導電性領域が雌型スナップボタン2に形成されている。
導電性領域は雄型スナップボタン1に接触し、かつ雄型スナップボタン1の導電性領域に接触する任意の箇所に形成する。導電性領域は、扇状等任意の形状で構成するとよい。
導電性領域を形成するには、上述した雄型スナップボタン1の導電性領域6と同様にすればよい。また、導電性領域9の材料としては、上述した雄型スナップボタン1の導電性領域6と同様のものを用いればよい。
互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域が雄型スナップボタン1の導電性領域以外に形成されている。
非導電性領域は、雄型スナップボタン1と一体的に構成することができる。また、雄型スナップボタン1と別部材で構成し雄型スナップボタン1の表面に積層して構成してもよい。雄型スナップボタン1と一体的に構成するには、導体部分の金属プレス成形を行い形成したあと、その周囲を樹脂で囲むようにした金型を使用し、周囲に樹脂を射出成形して形成する方法を用いるとよい。また、雄型スナップボタン1と別部材で構成し雄型スナップボタン1の表面に積層して構成するには、最初にスナップボタンをプレスによって成形し、絶縁部分を射出成型で形成し、それらの部材を嵌合させて作成する方法を用いるとよい。また、雄型スナップボタン1に表面処理して直接的に積層することもできる。たとえば、絶縁部分に樹脂をインクジェットやディスペンサー等の方法を用いてコーティング方法を用いるとよい。
非導電性領域を構成する材料としては、任意の非導電性材料を用いるとよい。たとえば、電気的絶縁性をもつポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ乳酸樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリテトラフロロエチレン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。
互いに電気的に絶縁された2つ以上の非導電性領域が雌型スナップボタン2の導電性領域以外に形成されている。
非導電性領域を形成するには、上述した雄型スナップボタン1の非導電性領域5と同様にすればよい。また、非導電性領域7の材料としては、上述した雄型スナップボタン1の非導電性領域5と同様のものを用いればよい。
雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2を嵌合し回転させたときに雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領9域が接触または非接触する。
雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2を嵌合させる。すなわち、雄型スナップボタン1の凸部11 を雌型スナップボタン2の凹部12に挿入する。凸部11のくびれが凹部12内のばね部10に係止され、雄型スナップボタン1が雌型スナップボタン2から抜け止めされる。雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2は嵌合され、機械的に接続された状態となる。
なお、スナップボタンの接続を外す場合、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2とを互いに離間する方向に力を加える。すると、凸部11のくびれとばね部10との係止が外れ、雄型スナップボタン1が雌型スナップボタン2から外れ抜ける。これにより、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2の機械的接続が解かれる。
雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2を回転させることができる。すなわち、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2を嵌合させると、凸部11のくびれが凹部12内のばね部10に係止されたまま、雄型スナップボタン1または雌型スナップボタン2のいずれかを回転させることができる。
雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9は、接触または非接触の状態となる。
まず、接触について説明する。すなわち、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2を嵌合し回転させることにより、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)は、雌型スナップボタン2の導電性領域9(a)と接触し、電気的に接続し、雄型スナップボタン1の導電性領域6(b)は、雌型スナップボタン2の導電性領域9(b)と接触し、電気的に接続する。
次に、非接触について説明する。雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9を非接触させることができる。
すなわち、雄型スナップボタン1または雌型スナップボタン2のいずれかを回転させる場合、例えば雄型スナップボタン1のみを時計回りに90度回転させた場合、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)は、雌型スナップボタン2の非導電性領域8(b)と接触し、雄型スナップボタン1の導電性領域6(b)は、雌型スナップボタン2の非導電性領域8(a)と接触し、電気的接続を遮断する。
上記のように構成されたスイッチ機能付スナップボタンは、嵌合し回転させるたびに、雄型スナップボタン1と、雌型スナップボタン2のそれぞれの導電性領域と非導電性領域が接触することにより、電気的接続を遮断することができる。
本実施例において、図1および図2に示すように、本実施の形態に係るスイッチ機能を備えた回路作動機能を有するスナップボタンは、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2からなるスナップボタン3で構成されている。
雄型スナップボタン1はスズめっきされた真鍮を用いて円盤状に構成した(図1(a)および図2(a)参照)。
また、雌型スナップボタン2はスズめっきされた真鍮を用いて円盤状に構成した(図1(b)および図2(b)参照)。
雄型スナップボタンの導電性領域は、互いに電気的に絶縁された2つの導電性領域を持ち、スズめっきされた真鍮を用いて扇形に構成した。雄型スナップボタンの非導電性領域は、は、互いに電気的に絶縁された2つの導電性領域を持ち、ポリウレタン樹脂を用いて扇形に構成した。
雌型スナップボタン2の導電性領域は、互いに電気的に絶縁された2つの導電性領域を持ち、スズめっきされた真鍮を用いて扇形に構成した。雌型スナップボタン2の非導電性領域は、は、互いに電気的に絶縁された2つの導電性領域を持ち、ポリウレタン樹脂を用いて扇形に構成した。
雄型スナップボタン1の上面にはこの面に対して垂直な方向に突出し、根本部分がくびれた凸部11が設けられている。また、雄型スナップボタンの周縁部には、周方向に沿って、厚さ方向に貫通した取付孔4が形成されている。
雌型スナップボタン2の上面には、下面に向かって穿設された凹部12が形成されている。この凹部12内部には、両端が凹部12の内周面に固定された2本の棒状のばね部10が架設されている。
また、雌型スナップボタン2の周縁部には、周方向に沿って、厚さ方向に貫通した取付孔7が形成されている。
次に、スナップボタンの着脱方法について説明する。
まず、スナップボタンを接続する。雄型スナップボタン1の凸部11を雌型スナップボタン2の凹部12に挿入する。凸部11のくびれが凹部12内のばね部10に係止され、雄型スナップボタン1が雌型スナップボタン2から抜け止めされる。雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2は嵌合され、機械的に接続された状態となる。
このように機械的に接続され、雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の電性領域9が接触すると電気的に接続する。また、雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9が接触しないと電気的に接続されない。
実施例1において、雄型スナップボタン1は導電性領域6(a)と導電性領域6(b)からなり、導電性領域の間は、非導電性領域5(a)と非導電性領域5(b)からなる。
また、雌型スナップボタン2は導電性領域9(a)と導電性領域9(b)からなり、導電性領域の間は非導電性領域8(a)と非導電性領域8(b)からなる。
雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2が嵌合されたとき、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)と雌型スナップボタン2の導電性領域9(a)とが接触して電気的に接続し、雄型スナップボタン1の導電性領域6(b)と雌型スナップボタン2の導電性領域9(b)が接触すると電気的に接続する。
また、雄型スナップボタン1の非導電性領域5(a)と雌型スナップボタン2の導電性領域9(a)または9(b)とが接触すると電気的に接続されず、雄型スナップボタン1の非導電性領域5(b)と雌型スナップボタン2の導電性領域9(a)または9(b)とが接触すると電気的に接続されない。
次に、スナップボタンの回転による電気的な接続と遮断について説明する。
雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2の嵌合時において、雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9が電気的に接続している時は、雄型スナップボタン1または雌型スナップボタン2のいずれかを回転させることにより、雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9が非接触し、電気的に遮断する。
また、雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2の嵌合時において、雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9が電気的に接続されていない時は、雄型スナップボタン1または雌型スナップボタン2のいずれかを回転させることにより、雄型スナップボタン1の導電性領域6と雌型スナップボタン2の導電性領域9が接触し、電気的に接続する。
雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2が電気的に接続している時は、雄型スナップボタン1または雌型スナップボタン2のいずれかを右または左に回転させると、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)は、雌型スナップボタン2の非導電性領域8(b)と接触し、雄型スナップボタン1の導電性領域6(b)は、雌型スナップボタン2の非導電性領域8(a)と接触し、電気的接続を遮断する。
雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2が電気的に接続されていない時は、雄型スナップボタン1または雌型スナップボタン2のいずれかを右または左に回転させると、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)は、雌型スナップボタン2の非導電性領域9(a)と接触し、雄型スナップボタン1の導電性領域6(b)は、雌型スナップボタン2の非導電性領域9(b)と接触し、電気的に接続する。
上記のように構成されたスイッチ機能付スナップボタンは、嵌合し回転させるたびに、雄型スナップボタン1と、雌型スナップボタン2のそれぞれの導電性領域と非導電性領域を接触させることができ、任意に電気的接続を遮断することができる。
次に、本発明に係る実施例2について説明する。本発明では雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2について、導電性領域と非導電性領域の数を任意に設けることができ、本実施例において、図3に示すように、雄型スナップボタン1および雌型スナップボタン2について4つの導電性領域と4つの非導電性領域を設けた。なお、本実施例において、実施例1と同様の構成については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
雄型スナップボタン1は導電性領域6(c)、導電性領域6(d)、導電性領域6(e)、導電性領域6(f)からなり、導電性領域の間は、非導電性領域5(c)、非導電性領域5(d)、非導電性領域5、非導電性領域5(f)からなる(図3(a)参照)。
また、雌型スナップボタン2は導電性領域9(c)、導電性領域9(d)、導電性領域9(e)、導電性領域9(f)からなり、導電性領域の間は、非導電性領域8(c)、非導電性領域8(d)、非導電性領域8(e)、非導電性領域8(f)からなる(図3(b)参照)。
たとえば雄型スナップボタン1のみを時計回りに45度回転させた場合、雄型スナップボタン1の導電性領域6(c)、6(d)、6(e)、6(f)は、雌型スナップボタン2の導電性領域9(c)、9(d)、9(e)、9(f)または非導電性領域8(c)、8(d)、8(e)、8(f)と接触し、電気的に接続または遮断することができる。
上記のように構成されたスイッチ機能付スナップボタンは、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2の電気的接続を小さい角度で行うことができる。
本発明に係る実施例3は、図4に示すように、雄型スナップボタン1に電池13を設けたものである。なお、本実施例において、実施例1と同様の構成については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
雄型スナップボタン1は、凸部11とは反対側に電池13を備え、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)は、電池13の陽極に接続され、雄型スナップボタン1の導電性領域6(b)は電池13の陰極に接続されている(図4(a)参照)。
雌型スナップボタン2を嵌合し、雌型スナップボタン2の導電性領域9(a)と導電性領域9(b)に、雄型スナップボタン1の導電性領域6(a)と導電性領域6(b)が接続することにより、雌型スナップボタン2の導電性領域9(a)と導電性領域9(b)の間に接続される電気回路が駆動する。
また、雄型スナップボタン1と雌型スナップボタン2の嵌合部を回転させることにより、雄型スナップボタン1に内蔵された電池13と、雌型スナップボタン2に接続された電気回路との接続を遮断することができる。
上記のように構成されたスイッチ機能付スナップボタンは、電池を内蔵することにより衣服に取り付けられたウェアラブル機器等への電源供給が通常の衣服を着る動作で実現できるため、容易になる効果を得ることができた。
1 雄型スナップボタン
2 雌型スナップボタン
3 スナップボタン
4 取付孔
5 非導電性領域
6 導電性領域
7 取付孔
8 非導電性領域
9 導電性領域
10 ばね部
11 凸部
12 凹部
13 電池

Claims (3)

  1. 円盤状の雄型スナップボタンと円盤状の雌型スナップボタンとからなり、
    前記雄型スナップボタンの上面の中心には、この面に対して垂直な方向に突出し、根本部分がくびれた凸部が設けられ、
    前記雌型スナップボタンの上面の中心には、下面に向かって穿設された凹部が形成され、前記凹部内部には、ばね部が架設され、
    前記雄型スナップボタンの前記凸部を前記雌型スナップボタンの前記凹部に挿入し、前記凸部のくびれが前記凹部内の前記ばね部に係止されるように嵌合することにより、前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンとが機械的に接続された状態となるスナップボタンにおいて、
    前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の扇形をした導電性領域と、前記導電性領域の間に1つずつ設けられた、互いに電気的に絶縁された2つ以上の扇形をした非導電性領域とを、前記凸部側の面に備え、
    前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された2つ以上の扇形をした前記導電性領域と、前記導電性領域の間に1つずつ設けられた、互いに電気的に絶縁された2つ以上の扇形をした前記非導電性領域とを、前記凹部側の面に前記凹部を除いて備え、
    前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し、前記雄型スナップボタンまたは前記雌型スナップボタンのいずれかを回転させたときに、
    前記雄型スナップボタンの前記導電性領域と前記雌型スナップボタンの前記導電性領域が接触と非接触とを繰りかえし、
    前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し回転させるたびに、
    前記雄型スナップボタンの前記導電性領域が前記雌型スナップボタンの前記導電性領域と接触することにより、電気的に接続する場合と、
    前記雄型スナップボタンの前記導電性領域が前記雌型スナップボタンの前記非導電性領域と接触することにより、電気的接続を遮断する場合とを切り替えることを特徴とするスイッチ機能付スナップボタン。
  2. 前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された第1から第4の扇形をした導電性領域と、前記導電性領域の間に1つずつ設けられた、互いに電気的に絶縁された第1から第4の扇形をした非導電性領域とを、前記凸部側の面に備え、
    前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された第1から第4の扇形をした前記導電性領域と、前記導電性領域の間に1つずつ設けられた、互いに電気的に絶縁された第1から第4の扇形をした前記非導電性領域とを、前記凹部側の面に前記凹部を除いて備え、
    前記雄型スナップボタンと前記雌型スナップボタンを嵌合し、前記雄型スナップボタンまたは前記雌型スナップボタンのいずれかを回転させたときに、
    前記雄型スナップボタンの前記導電性領域と前記雌型スナップボタンの前記導電性領域が接触と非接触とを繰りかえし、
    前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第1の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第2の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第2の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第3の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第3の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第4の導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第4の導電性領域が接触することにより、電気的に接続される場合と、
    前記雄型スナップボタンの第1の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第1の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第2の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第2の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第3の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第3の導電性領域が接触し、前記雄型スナップボタンの第4の非導電性領域と、前記雌型スナップボタンの第4の導電性領域が接触することにより、電気的接続を遮断する場合とを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ機能付スナップボタン。
  3. 前記雄型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された第1および第2の扇形をした導電性領域と、前記導電性領域の間に1つずつ設けられた、互いに電気的に絶縁された第1および第2の扇形をした非導電性領域とを、前記凸部側の面に備え、
    前記雌型スナップボタンは、互いに電気的に絶縁された第1および第2の扇形をした前記導電性領域と、前記導電性領域の間に1つずつ設けられた、互いに電気的に絶縁された第1および第2の扇形をした前記非導電性領域とを、前記凹部側の面に前記凹部を除いて備え、
    前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域と第2の導電性領域の間に電池を備え、
    前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域が前記電池の陽極に接続され、
    前記雄型スナップボタンの第2の導電性領域が前記電池の陰極に接続されることにより、
    前記雄型スナップボタンの第1の導電性領域と前記雄型スナップボタンの第2の導電性領域がはじめて電気的に接続されるようになる、
    請求項1に記載のスイッチ機能付スナップボタン。
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