JP6955161B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
例えば、利用者にサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、利用者に対するサービスの提供を行うための業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。具体的に、事業者は、例えば、稼働中のジョブネットのうち、検索条件に対応するジョブネットの検索を行う機能を有する業務システムの構築を行う。
上記のような業務システムを構築する場合、事業者は、例えば、各種の用途に応じたジョブネットの検索に用いられる複数の検索条件を予め生成する。そして、利用者は、例えば、事業者によって生成された検索条件のうちのいずれかを指定することによって、業務システムに必要なジョブネットの検索を行わせる。これにより、利用者は、必要なジョブネットの検索を迅速に行うことが可能になる(例えば、特許文献1及び2参照)。
国際公開第2013/128555号 特開2002−024523号公報
上記のような業務システムでは、例えば、利用者によって検索条件の指定を開始する旨の情報の入力が行われた場合、指定される可能性が高い検索条件を優先して表示装置に表示(出力)する。具体的に、業務システムは、例えば、検索条件の指定を行う利用者によって過去に指定された検索条件を、今後も利用者が指定する可能性が高い検索条件として判定し、表示装置の画面上における利用者が閲覧しやすい位置に表示する。これにより、利用者は、ジョブネットの検索に用いる検索条件の指定を効率的に行うことが可能になる。
しかしながら、業務システムは、この場合、利用者が過去に指定していない検索条件を、優先的に表示する必要がない検索条件として判定する。そのため、業務システムは、例えば、利用者が指定する可能性が高い新たな検索条件が生成された場合であっても、その新たな検索条件を優先的に表示しない。したがって、業務システムは、利用者によって指定される可能性が高い検索条件を優先的に表示することができない場合がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、利用者によって用いられる可能性が高い検索条件を優先的に出力することを可能とする情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定し、特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出し、登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、利用者によって用いられる可能性が高い検索条件を優先的に出力することを可能とする。
図1は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図2は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を示す図である。 図4は、情報処理装置1の機能のブロック図である。 図5は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の概略を説明するフローチャート図である。 図6は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の概略を説明する図である。 図7は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の概略を説明する図である。 図8は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図9は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図10は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図11は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図12は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図13は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図14は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図15は、検索条件131の具体例を説明する図である。 図16は、検索条件131の具体例を説明する図である。 図17は、検索条件131の具体例を説明する図である。 図18は、使用履歴情報132の具体例を説明する図である。 図19は、スコア情報133の具体例を説明する図である。 図20は、検索条件対応情報134の具体例を説明する図である。 図21は、アクセス権限情報135の具体例を説明する図である。 図22は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1及び図2は、情報処理システム10の構成を示す図である。図1及び図2に示す情報処理システム10は、1台以上の物理マシンである情報処理装置1と、事業者が使用する事業者端末2と、利用者(以下、オペレーターとも呼ぶ)が使用する利用者端末3とを有する。事業者端末2及び利用者端末3は、ネットワークNWを介して情報処理装置1とアクセスする。
事業者端末2は、図1に示すように、例えば、事業者が新たに生成した検索条件131を入力した場合、入力された検索条件131を情報処理装置1に送信する。そして、情報処理装置1は、この場合、事業者端末2から受信した検索条件131を記憶部130に記憶(蓄積)する。
また、利用者端末3は、例えば、利用者がジョブネットの検索を行うために、検索条件131の指定を開始する旨の情報を入力した場合、入力された情報を情報処理装置1に送信する。そして、情報処理装置1は、この場合、図2に示すように、記憶部130に記憶された検索条件131を参照し、利用者端末3に情報を入力した利用者が指定する可能性が高い1以上の検索条件を特定する処理(以下、検索条件特定処理とも呼ぶ)を行う。その後、情報処理装置1は、図2に示すように、特定した1以上の検索条件を利用者端末3に送信し、利用者端末3の表示装置(図示しない)に表示させる。
上記のような情報処理システム10は、利用者がジョブネットの検索に用いる検索条件131の指定を行う場合、例えば、指定される可能性が高い検索条件131を優先して利用者端末3の表示装置に表示する。具体的に、情報処理システム10は、例えば、その利用者が過去に指定した検索条件131を、指定される可能性が高い検索条件131として判定し、表示装置の画面上における利用者が閲覧しやすい位置に表示する。これにより、利用者は、ジョブネットの検索に用いる検索条件131の指定を効率的に行うことが可能になる。
しかしながら、この場合、利用者が過去に指定していない検索条件131は、優先的に表示する必要がない検索条件であると判定される。そのため、例えば、事業者によって新たな検索条件131(以下、新たな検索条件131aとも呼ぶ)が生成された場合、その新たな検索条件131aは、利用者によって指定されるまで優先的に表示されない。したがって、情報処理システム10は、利用者によって指定される可能性が高い検索条件131を優先的に表示することができない場合がある。
そこで、本実施の形態における情報処理装置1は、新たな検索条件131aの入力(登録)を検出すると、複数の検索条件131それぞれを、各複数の検索条件131それぞれを使用した利用者に対応付けて記憶する記憶部130を参照して、利用者ごとに、各利用者により使用された1以上の検索条件131を含む検索条件群を特定する。
そして、情報処理装置1は、特定した検索条件群ごとに、各検索条件群に含まれる1以上の検索条件131それぞれと、入力された新たな検索条件131aとの類似度を算出する。その後、情報処理装置1は、入力された新たな検索条件131aを、特定した検索条件群のうち、算出した類似度が基準を満たす検索条件群を使用した利用者に対応付けて記憶部130に記憶する。
すなわち、情報処理装置1は、新たな検索条件131aの入力があった場合、その新たな検索条件131aと類似する検索条件131を含む検索条件群を特定する。そして、情報処理装置1は、特定した検索条件群に対応する利用者を、新たな検索条件131aの指定を行う可能性が高い利用者として特定する。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって過去に指定された検索条件131だけでなく、過去に指定されていない検索条件131(新たな検索条件131a)についても優先的に表示することが可能になる。そのため、利用者は、表示装置に表示された検索条件131を閲覧することで、ジョブネットの検索に用いる検索条件131の指定を効率的に行うことが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明する。図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を示す図である。
情報処理装置1は、図3に示すように、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(以下、I/Oユニットとも呼ぶ)103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、検索条件特定処理を行うためのプログラム110を記憶する。記憶媒体104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であってよい。
また、記憶媒体104は、例えば、検索条件特定処理を行う際に用いられる情報を記憶する記憶部130(以下、情報格納領域130とも呼ぶ)を有する。
CPU101は、記憶媒体104からメモリ102にロードされたプログラム110を実行して検索条件特定処理を行う。
外部インターフェース103は、例えば、ネットワークNWを介して事業者端末2及び利用者端末3と通信を行う。
[情報処理装置の機能]
次に、情報処理装置1の機能について説明する。図4は、情報処理装置1の機能のブロック図である。
情報処理装置1は、CPU101やメモリ102等のハードウエアとプログラム110とが有機的に協働することにより、図4に示すように、情報受付部111と、条件群特定部112と、類似度算出部113と、情報生成部114と、重み付け値算出部115と、情報出力部116とを含む各種機能を実現する。
また、図4等で説明した情報格納領域130には、例えば、検索条件131と、使用履歴情報132と、スコア情報133と、検索条件対応情報134と、アクセス権限情報135とが記憶される。
情報受付部111は、事業者端末2を介して入力された新たな検索条件131aを受け付ける。そして、情報受付部111は、受け付けた新たな検索条件131aを記憶済の検索条件131の少なくとも一部として情報格納領域130に記憶する。また、情報受付部111は、利用者端末3を介して入力された検索条件131の指定を開始する旨を受け付ける。検索条件131の具体例については後述する。
条件群特定部112は、情報格納領域130に記憶された使用履歴情報132を参照して、利用者ごとに、各利用者により過去に指定(使用)された1以上の検索条件131を含む検索条件群を特定する。使用履歴情報132は、各検索条件131と各検索条件131を過去に指定した利用者とを対応付けた情報である。使用履歴情報132の具体例については後述する。
類似度算出部113は、条件群特定部112が特定した検索条件群ごとに、各検索条件群に含まれる1以上の検索条件それぞれと、情報受付部111が受け付けた新たな検索条件131aとの類似度を算出する。
情報生成部114は、例えば、条件群特定部112が特定した検索条件群ごとに、他の全ての類似度との差が所定値以上である類似度に対応するか否かを判定する。そして、例えば、他の全ての類似度との差が所定値以上である類似度に対応する検索条件群が存在すると判定した場合、情報生成部114は、情報受付部111が受け付けた新たな検索条件131aを、存在すると判定した検索条件群を入力した利用者に対応付けた検索条件対応情報134を生成する。検索条件対応情報134の具体例については後述する。
重み付け値算出部115は、例えば、他の全ての類似度との差が所定値以上である類似度に対応する検索条件群が存在しないと情報生成部114が判定した場合、情報格納領域130に記憶された検索条件131(情報受付部111が受け付けた新たな検索条件131aを含む)にそれぞれ含まれる1以上の条件(以下、項目条件とも呼ぶ)に基づいて、条件群特定部112が特定した検索条件群ごとの重み付け値を算出する。そして、情報生成部114、この場合、重み付け値算出部115が算出した重み付け値を用いて検索条件対応情報134の生成を行う。
情報出力部116は、例えば、他の全ての類似度との差が所定値以上である類似度に対応する検索条件群に含まれる1以上の検索条件131を表示装置に表示する際に、情報格納領域130に記憶された検索条件対応情報134を参照し、情報受付部111が受け付けた新たな検索条件131aを併せて表示する。スコア情報133及びアクセス権限情報135についての説明は後述する。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図5は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の概略を説明するフローチャート図である。図6及び図7は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の概略を説明する図である。図6及び図7を参照しながら、図5の検索条件特定処理の詳細を説明する。
情報処理装置1は、図5に示すように、新たな検索条件131aの入力を検出するまで待機する(S1のNO)。具体的に、情報処理装置1は、例えば、事業者が事業者端末2を介して新たな検索条件131aを入力するまで待機する。
そして、新たな検索条件131aの入力を検出した場合(S1のYES)、情報処理装置1は、図6に示すように、複数の検索条件131aそれぞれを、各検索条件131を使用した利用者に対応付けて記憶する情報格納領域130を参照して、利用者ごとに、各利用者により使用された1以上の検索条件131を含む検索条件群を特定する(S2)。具体的に、情報処理装置1は、例えば、情報格納領域130に記憶された使用履歴情報132を参照して、各利用者により使用された1以上の検索条件131を含む検索条件群の特定を行う。
続いて、情報処理装置1は、図7に示すように、S2の処理で特定した検索条件群ごとに、各検索条件群に含まれる1以上の検索条件131それぞれと、S1の処理で検出した新たな検索条件131aとの類似度を算出する(S3)。
その後、情報処理装置1は、図7に示すように、S1の処理で検出した新たな検索条件131aを、S2の処理で特定した検索条件群のうち、S3の処理で算出した類似度が基準を満たす検索条件群を使用した利用者に対応付けて情報格納領域130に記憶する(S4)。
すなわち、情報処理装置1は、新たな検索条件131aの入力があった場合、その新たな検索条件131aと類似する検索条件131を含む検索条件群を特定する。そして、情報処理装置1は、特定した検索条件群に対応する利用者を、新たな検索条件131aの指定を行う可能性が高い利用者として特定する。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって過去に指定された検索条件131だけでなく、過去に指定されていない検索条件131(新たな検索条件131a)についても優先的に表示することが可能になる。そのため、利用者は、表示装置に表示された検索条件131を閲覧することで、ジョブネットの検索に用いる検索条件131の指定を効率的に行うことが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図8から図14は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図15から図22は、第1の実施の形態における検索条件特定処理の詳細を説明する図である。図15から図22を参照しながら、図8から図14の検索条件特定処理の詳細を説明する。
情報処理装置1の情報受付部111は、図8に示すように、新たな検索条件131aの入力を検出するまで待機する(S11のNO)。
そして、新たな検索条件131aの入力を検出した場合(S11のYES)、情報受付部111は、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aを情報格納領域130に記憶する(S12)。以下、検索条件131の具体例について説明を行う。
[検索条件の具体例]
図15から図17は、検索条件131の具体例を説明する図である。
図15等に示す検索条件131は、各検索条件131を識別する「項番」と、検索対象であるジョブネットの名称が設定される「ジョブネット名」と、各ジョブネットが動作する情報処理システム10を識別する「業務名」とを項目として有する。また、図15等に示す検索条件131は、各ジョブネットが参照する起動日の雛形の名称が設定される「起動日雛形名」と、各ジョブネットが参照するカレンダの名称が設定される「カレンダ名」と、各ジョブネットが動作するホスト(例えば、情報処理装置1)の名称が設定される「ホスト名」とを項目として有する。さらに、図15等に示す検索条件131は、各ジョブネットに含まれるジョブの名称が設定される「ジョブ名」と、「ジョブ名」に名称が設定されたジョブが格納されているディレクトリが設定される「ディレクトリ」と、「ジョブ名」に名称が設定されたジョブに含まれるコマンドが設定される「コマンド」とを項目として有する。
初めに、S12の処理が行われる前の検索条件131の具体例について説明を行う。図15は、S12の処理が行われる前の検索条件131の具体例を説明する図である。
図15に示す検索条件131において、「項番」が「1」である情報には、「カレンダ」に対応する項目条件として「CAL−01」が設定されている。そして、「項番」が「1」である情報の他の項目には、項目条件が設定されていないことを示す「−」が設定されている。
また、図15に示す検索条件131において、「項番」が「2」である情報には、「起動日雛形名」に対応する項目条件として「DAY−02」が設定されている。そして、「項番」が「2」である情報の他の項目には、項目条件が設定されていないことを示す「−」が設定されている。
さらに、図15に示す検索条件131において、「項番」が「3」である情報には、「起動日雛形名」に対応する項目条件として「DAY−01」が設定され、「コマンド」に対応する項目条件として「AAA.sh」が設定されている。そして、「項番」が「3」である情報の他の項目には、項目条件が設定されていないことを示す「−」が設定されている。図15に含まれる他の情報についての説明は省略する。
すなわち、図15に示す検索条件131には、例えば、事業者端末2において過去に入力された検索条件131(事業者が過去に生成した検索条件131)のそれぞれが含まれている。
次に、S11の処理で入力が検知された新たな検索条件131aの具体例について説明を行う。図16は、S11の処理で入力が検知された新たな検索条件131aの具体例を説明する図である。
図16に示す新たな検索条件131aにおいて、「項番」が「1」である情報には、「業務名」に対応する項目条件として「PRJ−01」が設定され、「ジョブネット名」に対応する項目条件として「JOBNET−01」が設定され、「起動日雛形名」に対応する項目条件として「DAY−01」が設定されている。また、図16に示す新たな検索条件131aにおいて、「項番」が「1」である情報には、「カレンダ名」に対応する項目条件として「CAL−01」が設定され、「ホスト名」に対応する項目条件として「HOST−B」が設定され、「ディレクトリ」に対応する項目条件として「/xxx/yyy」が設定されている。さらに、図16に示す新たな検索条件131aにおいて、「項番」が「1」である情報には、「コマンド」に対応する項目条件として「AAA.sh」が設定され、「ジョブ名」に対応する項目条件として「JOB−01」が設定されている。
続いて、S12の処理が行われた後の検索条件131の具体例について説明を行う。図17は、S12の処理が行われた後の検索条件131の具体例を説明する図である。
図17に示す検索条件131は、図15で説明した検索条件131に加え、「項番」が「13」である情報として、図16で説明した新たな検索条件131aを含んでいる。
図8に戻り、情報処理装置1の条件群特定部112は、情報格納領域130に記憶された使用履歴情報132を参照して、利用者ごとに、各利用者によって使用された1以上の検索条件131を含む検索条件群を特定する(S13)。以下、使用履歴情報132の具体例について説明を行う。
[使用履歴情報の具体例]
図18は、使用履歴情報132の具体例を説明する図である。
図18に示す使用履歴情報132は、使用履歴情報132に含まれる各情報を識別する「項番」と、各利用者を識別する「利用者名」と、情報格納領域130に記憶された検索条件131の「項番」に設定された情報を設定する「検索条件」とを項目として有する。また、図18に示す使用履歴情報132は、「利用者」に設定された利用者が「検索条件」に設定された検索条件131を使用(指定)した回数が設定される「使用回数」を項目として有する。
具体的に、図18に示す使用履歴情報132において、例えば、「項番」が「1」である情報には、「利用者」として「OPE−A」が設定され、「検索条件」として「10」が設定され、「使用回数」として「5(回)」が設定されている。また、図18に示す使用履歴情報132において、例えば、「項番」が「5」である情報には、「利用者」として「OPE−B」が設定され、「検索条件」として「8」が設定され、「使用回数」として「4(回)」が設定されている。
すなわち、図18に示す使用履歴情報132における「項番」が「1」である情報は、「OPE−A」によって識別される利用者(以下、利用者Aとも呼ぶ)が、図17で説明した検索条件131のうちの「項番」が「10」である検索条件131を5回使用していることを示している。また、図18に示す使用履歴情報132における「項番」が「5」である情報は、「OPE−B」によって識別される利用者が、図17で説明した検索条件131のうちの「項番」が「8」である検索条件131を4回使用していることを示している。図18に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そして、条件群特定部112は、S13の処理において、例えば、図18で説明した使用履歴情報132を参照し、「利用者名」に設定された情報ごとに、使用履歴情報132に含まれる各情報を区分けする。具体的に、条件群特定部112は、図18で説明した使用履歴情報132に含まれる情報のうち、「利用者名」に「OPE−A」が設定された情報(「項番」が「1」から「4」である情報)を1つの検索条件群(以下、検索条件群Aとも呼ぶ)として特定する。また、条件群特定部112は、図18で説明した使用履歴情報132に含まれる情報のうち、「利用者名」に「OPE−B」が設定された情報(「項番」が「5」から「7」である情報)を1つの検索条件群(以下、検索条件群Bとも呼ぶ)として特定する。さらに、条件群特定部112は、図18で説明した使用履歴情報132に含まれる情報のうち、「利用者名」に「OPE−C」が設定された情報(「項番」が「8」から「10」である情報)を1つの検索条件群(以下、検索条件群Cとも呼ぶ)として特定する。
図8に戻り、情報処理装置1の類似度算出部113は、S13の処理で特定した検索条件群に含まれる1以上の検索条件131ごとに、各検索条件131に含まれる1以上の項目条件のうち、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aに含まれる1以上の項目条件と一致(完全一致)する1以上の項目条件を特定する(S14)。
具体的に、図18で説明した使用履歴情報132において、「利用者名」に「OPE−A」が設定された情報(検索条件群Aに含まれる検索条件に対応する情報)の「検索条件」には、それぞれ「10」、「3」、「5」及び「6」が設定されている。
そして、図17で説明した検索条件131において、「項番」が「10」である情報における「業務名」には、「項番」が「13」である情報(図16で説明した新たな検索条件131aに対応する情報)における「業務名」に設定された項目条件と同じ項目条件である「PRJ−01」が設定されている。また、図17で説明した検索条件131において、「項番」が「3」である情報における「起動日雛形名」及び「コマンド」には、「項番」が「13」である情報における「起動日雛形名」及び「コマンド」に設定された項目条件と同じ項目条件である「DAY−01」及び「AAA.sh」がそれぞれ設定されている。さらに、図17で説明した検索条件131において、「項番」が「6」である情報における「ジョブネット名」及び「ジョブ名」には、「項番」が「13」である情報における「ジョブネット名」及び「ジョブ名」に設定された項目条件と同じ項目条件である「JOBNET−01」及び「JOB−01」が設定されている。
一方、図17で説明した検索条件131において、「項番」が「5」である情報における「ディレクトリ」には、「項番」が「13」である情報における「ディレクトリ」に設定された項目条件と異なる項目条件が設定されている。
そのため、類似度算出部113は、S14の処理において、例えば、検索条件群Aに含まれる検索条件131のいずれかと新たな検索条件131aとの間において同じ項目条件が設定されている項目として、「業務名」、「起動日雛形名」、「コマンド」、「ジョブネット名」及び「ジョブ名」をそれぞれ特定する。
図8に戻り、類似度算出部113は、情報格納領域130に記憶されたスコア情報133を参照して、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、S14の処理で特定した1以上の項目条件それぞれと、各項目条件に対応する項目のスコアとを乗算した値の総和を、各検索条件群に含まれる検索条件131の数で除算することによって類似度を算出する(S15)。スコア情報133は、各項目名と各項目のスコアとを対応付けた情報であり、例えば、事業者によって予め生成される情報である。以下、スコア情報133の具体例について説明を行う。
[スコア情報の具体例]
図19は、スコア情報133の具体例を説明する図である。
図19に示すスコア情報133は、スコア情報133に含まれる各情報を識別する「項番」と、各項目の名称が設定される「項目名」と、各項目に対応するスコアが設定される「スコア」とを項目として有する。
具体的に、図19に示すスコア情報133において、例えば、「項番」が「1」である情報には、「項目名」として「ジョブネット名」が設定され、「スコア」として「90」が設定されている。また、図19に示すスコア情報133において、例えば、「項番」が「2」である情報には、「項目名」として「業務名」が設定され、「スコア」として「100」が設定されている。図19に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そのため、S14の処理において、「業務名」、「起動日雛形名」、「コマンド」、「ジョブネット名」及び「ジョブ名」がそれぞれ特定されている場合、類似度算出部113は、例えば、図19に示すスコア情報133を参照し、「項目名」に「業務名」、「起動日雛形名」、「コマンド」、「ジョブネット名」及び「ジョブ名」がそれぞれ設定されている情報の「スコア」に設定された情報である「100」、「80」、「50」、「90」及び「40」をそれぞれ特定する。そして、類似度算出部113は、この場合、特定した値の総和を検索条件群Aに含まれる検索条件131の数で除算した値である「90」を、検索条件群Aの類似度として算出する。
なお、類似度算出部113は、S14の処理において、検索条件群に含まれる1以上の検索条件131ごとに、各検索条件131に含まれる1以上の項目条件のうち、新たな検索条件131aに含まれる1以上の項目条件と完全一致する1以上の項目条件(以下、完全一致項目条件とも呼ぶ)だけでなく、新たな検索条件131aに含まれる1以上の項目条件と一部のみが一致する1以上の項目条件(以下、一部一致項目条件とも呼ぶ)についても特定するものであってもよい。
具体的に、図17で説明した検索条件131において、「項番」が「11」である情報における「ジョブ名」に、項目条件として「JOB−02」が設定されているのに対し、「項番」が「13」である情報における「ジョブ名」には、項目条件として「JOB−01」が設定されている。そのため、類似度算出部113は、S14の処理において、例えば、項目条件の一致判定基準について予め定められた情報(図示しない)を参照し、新たな検索条件131に含まれる項目条件である「JOB−01」に対する一部一致項目条件として、「JOB−02」を特定するものであってよい。
そして、類似度算出部113は、この場合、S15の処理において、完全一致項目条件に用いられるスコア情報133と異なるスコア情報133を、一部一致項目条件に対して用いるものであってよい。
具体的に、類似度算出部113は、例えば、一部一致項目条件に対して、図19で説明したスコア情報133よりも「スコア」に設定された値が小さいスコア情報133を用いるものであってよい。
図9に戻り、情報生成部114は、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、他の全ての類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応するか否かを判定する(S21)。
具体的に、例えば、検索条件群A、検索条件群B及び検索条件群Cの類似度がそれぞれ「90」、「50」及び「40」である場合、これらの類似度のうちの最大の類似度は、検索条件群Aの類似度である。また、この場合、検索条件群Aの類似度と検索条件群Bの類似度との差と、検索条件群Aの類似度と検索条件群Cの類似度との差とは、それぞれ「10」以上である。そのため、例えば、所定値が「10」である場合、情報生成部114は、検索条件群Aの類似度を、他の全ての類似度との差が所定値以上である最大の類似度として特定する。
そして、他の全ての類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応する検索条件群が存在すると判定した場合(S22のYES)、情報生成部114は、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aを、S22の処理で存在すると判定した検索条件群を使用した利用者に対応付けた検索条件対応情報134を情報格納領域130に記憶する(S23)。その後、情報処理装置1は、検索条件特定処理を終了する。以下、検索条件対応情報134の具体例について説明を行う。
[検索条件対応情報の具体例]
図20は、検索条件対応情報134の具体例を説明する図である。
図20に示す検索条件対応情報134は、検索条件対応情報134に含まれる各情報を識別する「項番」と、各利用者を識別する「利用者名」と、情報格納領域130に記憶された検索条件131の「項番」に設定された情報を設定する「検索条件」とを項目として有する。
具体的に、図20に示す検索条件対応情報134において、例えば、「項番」が「1」である情報には、「利用者」として「OPE−A」が設定され、「検索条件」として「13」が設定されている。
すなわち、情報生成部114は、各利用者が過去に使用していない検索条件131のうち、各利用者との関連性が高い(各利用者が今後使用する可能性が高い)と判定できる検索条件131を示す情報を、検索条件対応情報134として生成する。
これにより、情報処理装置1は、情報格納領域130に記憶された検索条件対応情報134を参照することで、後述するように、各利用者が今後使用する可能性が高い検索条件131(新たな検索条件131a)についても併せて表示することが可能になる。
図9に戻り、S22の処理において、他の全ての類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応する検索条件群が存在しないと判定した場合(S22のNO)、情報処理装置1の重み付け値算出部115は、情報格納領域130に記憶された検索条件131(S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aを含む)に含まれる1以上の項目条件に基づいて、S13の処理で特定した検索条件群ごとの重み付け値を算出する(S24)。以下、S24の処理の詳細について説明を行う。
[S24の処理の詳細(1)]
図11は、S24の処理の詳細のうちの1つを説明するフローチャート図である。
重み付け値算出部115は、図11に示すように、S13の処理で特定した検索条件群に含まれる1以上の検索条件131ごとに、複数の検索対象に対して各検索条件131による検索を行う(S41)。
具体的に、例えば、図17で説明した検索条件131における「項番」が「3」である検索条件131には、「起動日雛形名」として「DAY−01」が設定され、「コマンド」として「AAA.sh」が設定されている。そのため、重み付け値算出部115は、例えば、図17で説明した検索条件131における「項番」が「3」である検索条件131を用いて検索を行う場合、「起動日雛形名」に「DAY−01」が設定されているジョブネットと、「コマンド」に「AAA.sh」が設定されているジョブネットとの検索を行う。
そして、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、S41の処理において行われた検索によって、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aに含まれる特定の項目条件に対応する情報を含む検索対象が検索されたか否かを判定する(S42)。
具体的に、図11に示す処理における特定の項目条件が「起動日雛形名」に設定される「DAY−01」である場合、重み付け値算出部115は、S41の処理において行われた検索によって、「起動日雛形名」に「DAY−01」が設定されたジョブネットが検索されたか否かの判定を検索条件群ごとに行う。なお、以下、図11に示す処理における特定の項目条件は、例えば、他の項目に設定される他の項目条件(例えば、「ジョブネット名」に設定される「JOBNET−01」)であってもよい。
その後、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群のうち、S42の処理で検索対象が検索されたと判定した検索条件群に対応する重み付け値として、1.0よりも大きい値を算出する(S43)。
具体的に、例えば、検索条件群Aに含まれる検索条件131のそれぞれによって検索されたジョブネットに、起動日雛形の名称が「DAY−01」であるジョブネットが含まれている場合、重み付け値算出部115は、検索条件Aの重み付け値として1.0より大きい値(例えば、2.0)を算出する。また、例えば、検索条件群Bに含まれる検索条件131のそれぞれによって検索されたジョブネットに、起動日雛形の名称が「DAY−01」であるジョブネットが含まれていない場合、重み付け値算出部115は、検索条件Bの重み付け値として1.0を算出する。
すなわち、重み付け値算出部115は、図11で説明した処理において、各検索条件131に含まれる項目条件ではなく、各検索条件131によって検索された検索対象(ジョブネット)に対応する情報を用いることによって、重み付け値を算出する。
これにより、情報処理装置1は、S22の処理において新たな検索条件131と関連性が高い検索条件群を特定できなかった場合であっても、後述するように、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131を今後使用する可能性が高い利用者を特定することが可能になる。
なお、重み付け値算出部115は、S43の処理において、例えば、特定の項目条件に対応する情報を含む検索対象が検索された検索条件群が1つのみであるか否かを判定するものであってもよい。そして、重み付け値算出部115は、例えば、検索された検索条件群が1つのみであると判定した場合に限り、その検索条件群に対応する重み付け値として1.0よりも大きい値を算出するものであってもよい。
これにより、情報処理装置1は、新たな検索条件131を指定する可能性がより高い利用者の検索条件群に対応する重み付け値のみを、1.0よりも大きい値にすることが可能になる。
[S24の処理の詳細(2)]
次に、S24の処理の詳細のうち、図11で説明した処理とは異なる処理について説明を行う。図12は、S24の処理の詳細のうちの1つを説明するフローチャート図である。
重み付け値算出部115は、図12に示すように、S13の処理で特定した検索条件群に含まれる1以上の検索条件131ごとに、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aに含まれる特定の項目条件を含む検索条件131が存在するか否かを判定する(S51)。
具体的に、図12に示す処理における特定の項目条件が「起動日雛形名」に設定される「DAY−01」及び「カレンダ名」に設定される「CAL−01」である場合、重み付け値算出部115は、「起動名雛形名」に「DAY−01」が設定され、かつ、「カレンダ名」に「CAL−01」が設定されている検索条件131が存在しているか否かの判定を行う。
そして、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、S51の処理で存在すると判定した検索条件131が含まれるか否かを判定する(S52)。
その後、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群のうち、S52の処理で含まれると判定した検索条件131が含まれる検索条件群に対応する重み付け値として1.0よりも大きい値を算出する(S53)。
具体的に、図17で説明した検索条件131における「項番」が「1」から「12」である検索条件131(新たな検索条件131以外の検索条件131)には、「起動名雛形名」に「DAY−01」が設定され、かつ、「カレンダ名」に「CAL−01」が設定されている検索条件131が含まれていない。そのため、重み付け値算出部115は、この場合、例えば、検索条件A、検索条件B及び検索条件Cの重み付け値としてそれぞれ1.0を算出する。
すなわち、検索対象であるジョブネットの起動日は、「起動日雛形名」に名称が設定された起動日雛形及び「カレンダ名」に名称が設定されたカレンダによって特定される。そして、各利用者は、起動日が同じである複数のジョブネットの検索を行う場合があると判定できる。そのため、重み付け値算出部115は、例えば、「起動日雛形名」に設定された情報及び「カレンダ名」に設定された情報が新たな検索条件131aと同じである検索条件131を含む検索条件群を、新たな検索条件131aを今後使用する可能性が高い利用者に対応する検索条件群として特定する。
これにより、情報処理装置1は、S22の処理において新たな検索条件131と関連性が高い検索条件群を特定できなかった場合であっても、後述するように、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131を今後使用する可能性が高い利用者を特定することが可能になる。
なお、重み付け値算出部115は、S53の処理において、例えば、S51の処理で存在すると判定した検索条件を含む検索条件群が1つのみであるか否かを判定するものであってもよい。そして、重み付け値算出部115は、例えば、S51の処理で存在すると判定した検索条件を含む検索条件群が1つのみであると判定した場合に限り、その検索条件群に対応する重み付け値として1.0よりも大きい値を算出するものであってもよい。
これにより、情報処理装置1は、新たな検索条件131を指定する可能性がより高い利用者の検索条件群に対応する重み付け値のみを、1.0よりも大きい値にすることが可能になる。
[S24の処理の詳細(3)]
次に、S24の処理の詳細のうち、図11及び図12で説明した処理とは異なる処理について説明を行う。図13は、S24の処理の詳細のうちの1つを説明するフローチャート図である。
重み付け値算出部115は、図13に示すように、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aに含まれる特定の項目に対応する項目条件の第1属性情報を特定する(S61)。
具体的に、重み付け値算出部115は、例えば、情報格納領域130に記憶されたアクセス権限情報135を参照して、特定の項目に対応する項目条件の第1属性情報の特定を行う。以下、アクセス権限情報135の具体例について説明を行う。
[アクセス権限情報の具体例]
図21は、アクセス権限情報135の具体例を説明する図である。
図21に示すアクセス権限情報135は、アクセス権限情報135に含まれる各情報を識別する「項番」と、各ディレクトリが設定される「ディレクトリ」と、各利用者の名称が設定される「利用者名」とを項目として有する。なお、以下、特定の項目が「ディレクトリ」であるものとして説明を行う。
具体的に、図21に示すアクセス権限情報135において、「項番」が「1」である情報には、「ディレクトリ」として「/aaa/bbb」が設定され、「利用者名」として「OPE−A」が設定されている。また、図21に示すアクセス権限情報135において、「項番」が「2」である情報には、「ディレクトリ」として「/sample」が設定され、「利用者名」として「全利用者」が設定されている。さらに、図21に示すアクセス権限情報135において、「項番」が「4」である情報には、「ディレクトリ」として「/xxx/yyy」が設定され、「利用者名」として「OPE−A」が設定されている。図21に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そして、例えば、図17に示す検索条件131のうちの「項番」が「13」である検索条件131(新たな検索条件131a)には、「ディレクトリ」として「/xxx/yyy」が設定されている。そのため、重み付け値算出部115は、例えば、S61の処理において、図21に示すアクセス権限情報135を参照し、「ディレクトリ」に「/xxx/yyy」が設定された情報(「項番」が「4」である情報)の「利用者名」に設定された「OPE−A」を、第1属性情報として特定する。
図13に戻り、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群に含まれる1以上の検索条件131ごとに、各検索条件131に含まれる特定の項目に対応する項目条件の第2属性情報を特定する(S62)。
具体的に、例えば、図17に示す検索条件131の「項番」が「5」である検索条件131(検索条件群Aに含まれる検索条件131)には、「ディレクトリ」として「/aaa/bbb」が設定されている。そのため、重み付け値算出部115は、例えば、S62の処理において、図21に示すアクセス権限情報135を参照して、「ディレクトリ」に「/aaa/bbb」が設定された情報(「項番」が「1」である情報)の「利用者名」に設定された「OPE−A」を、第2属性情報として特定する。
そして、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、S62の処理で特定した第2属性情報が、S61の処理で特定した第1属性情報と一致するか否かを判定する(S63)。
その後、重み付け値算出部115は、S13の処理で特定した検索条件群のうち、S63の処理で一致すると判定した検索条件群に対応する重み付け値として1.0よりも大きい値を算出する(S64)。
具体的に、例えば、第1属性情報として「OPE−A」が特定され、検索条件群Aに含まれる検索条件131のうちの1以上に対応する第2属性情報として「OPE−A」が特定されている場合、重み付け値算出部115は、検索条件Aに対応する重み付け値として1.0より大きい値(例えば、2.0)を算出する。
すなわち、重み付け値算出部115は、図13で説明した処理において、各検索条件131に含まれる項目条件ではなく、各検索条件131に含まれる項目条件に対応する他の情報(例えば、アクセス権限情報135)を用いることによって、重み付け値を算出する。
これにより、情報処理装置1は、S22の処理において新たな検索条件131と関連性が高い検索条件群を特定できなかった場合であっても、後述するように、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131を今後使用する可能性が高い利用者を特定することが可能になる。
図10に戻り、S24の処理の後、情報生成部114は、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、各検索条件群に対応する類似度と重み付け値とを乗算した乗算値を算出する(S31)。
具体的に、例えば、S15の処理で算出した検索条件群Aの類似度が「90」であって、S24の処理で算出した検索条件群Aの重み付け値が「2.0」である場合、情報生成部114は、検索条件群Aの乗算値として「180」を算出する。
なお、重み付け値算出部115は、S24の処理において、例えば、図11から図13で説明した処理のうちの複数の処理を行うものであってよい。そして、情報生成部114は、S31の処理において、S15の処理で算出した類似度に対してS24の処理で算出した重み付け値の全てを乗算することによって、乗算値の算出を行うものであってもよい。
また、S15の処理で算出した類似度に「0」が含まれている場合、重み付け値算出部115は、例えば、S15の処理で算出した類似度のそれぞれを「0」以外の値(事業者によって予め定められた値等)に変換してからS31の処理を行うものであってもよい。
そして、情報生成部114は、S13の処理で特定した検索条件群ごとに、他の全ての乗算値との差が所定値以上である最大の乗算値に対応するか否かを判定する(S32)。
その結果、他の全ての乗算値との差が所定値以上である最大の乗算値に対応する検索条件群が存在しないと判定した場合(S33のNO)、情報処理装置1は、検索条件特定処理を終了する。
すなわち、S24の処理で算出した重み付け値を用いた場合においても、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aを今後使用する可能性が高い利用者を特定できない場合、情報生成部114は、例えば、新たな検索条件131aと利用者との対応付けを行わない。
一方、他の全ての乗算値との差が所定値以上である最大の乗算値に対応する検索条件群が存在すると判定した場合(S33のYES)、情報生成部114は、S11の処理で入力を検知した新たな検索条件131aを、S33の処理で存在すると判定した検索条件群を使用した利用者に対応付けた検索条件対応情報134を情報格納領域130に記憶する(S34)。その後、情報処理装置1は、検索条件特定処理を終了する。
[検索条件表示処理]
次に、検索条件特定処理のうち、検索条件131の表示を行う処理(以下、検索条件表示処理とも呼ぶ)について説明を行う。図14は、検索条件表示処理を説明するフローチャート図である。
情報受付部111は、図14に示すように、検索条件131の指定を開始する旨の情報の入力を検知するまで待機する(S71のNO)。具体的に、情報受付部111は、例えば、利用者が利用者端末3を介して検索条件131の指定を開始する旨の情報を入力するまで待機する。
そして、検索条件131の指定を開始する旨の情報の入力を検知した場合(S71のYES)、情報処理装置1の情報出力部116は、情報格納領域130に記憶された使用履歴情報132を参照し、S71の処理で検知した情報の入力を行った利用者に関する情報を特定する(S72)。
具体的に、S71の処理で検知した情報の入力を行った利用者が利用者A(検索条件群Aに対応する利用者)である場合、情報生成部114は、例えば、図18で説明した使用履歴情報132における「利用者名」が「OPE−A」である情報(「項番」が「1」から「4」である情報)の「検索条件」に設定された情報である「10」、「3」、「5」及び「6」を特定する。
また、情報出力部116は、この場合、情報格納領域130に記憶された検索条件対応情報134を参照し、S71の処理で検知した情報の入力を行った利用者に関する情報を特定する(S73)。
具体的に、S71の処理で検知した情報の入力を行った利用者が利用者Aである場合、情報生成部114は、例えば、図20で説明した検索条件対応情報134における「利用者名」が「OPE−A」である情報(「項番」が「1」である情報)の「検索条件」に設定された情報である「13」を特定する。
その後、情報出力部116は、例えば、S72の処理で取得した情報とS73の処理で取得した情報とを、利用者端末3の表示装置に表示する(S74)。
具体的に、図18で説明した使用履歴情報132において、「検索条件」に「10」、「3」、「5」及び「6」が設定された情報(「項番」が「1」から「4」である情報)の「使用回数」には、それぞれ「5(回)」、「3(回)」、「2(回)」及び「1(回)」が設定されている。そのため、情報出力部116は、図22に示すように、利用者端末3における利用者が「利用者A」である場合の検索条件選択画面OPとして、例えば、図17で説明した検索条件131における「項番」が「10」、「3」、「5」及び「6」である検索条件131を、図18で説明した使用履歴情報132における「使用回数」に設定された回数が多い順に表示する。さらに、情報出力部116は、例えば、図17で説明した検索条件131における「項番」が「13」である検索条件131を続けて表示する。
すなわち、情報処理装置1は、利用者Aが過去に使用した検索条件131だけでなく、利用者Aが過去に使用していない検索条件131のうち、今後使用される可能性が高い検索条件131を優先的に表示する。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、新たな検索条件131aの入力(登録)を検出すると、複数の検索条件131それぞれを、各複数の検索条件131それぞれを使用した利用者に対応付けて記憶する記憶部130を参照して、利用者ごとに、各利用者により使用された1以上の検索条件131を含む検索条件群を特定する。
そして、情報処理装置1は、特定した検索条件群ごとに、各検索条件群に含まれる1以上の検索条件131それぞれと、入力された新たな検索条件131aとの類似度を算出する。その後、情報処理装置1は、入力された新たな検索条件131aを、特定した検索条件群のうち、算出した類似度が基準を満たす検索条件群を使用した利用者に対応付けて記憶部130に記憶する。
すなわち、情報処理装置1は、新たな検索条件131aの入力があった場合、その新たな検索条件131aと類似する検索条件131を含む検索条件群を特定する。そして、情報処理装置1は、特定した検索条件群に対応する利用者を、新たな検索条件131aの指定を行う可能性が高い利用者として特定する。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって過去に指定された検索条件131だけでなく、過去に指定されていない検索条件131(新たな検索条件131a)についても優先的に表示することが可能になる。そのため、利用者は、表示装置に表示された検索条件131を閲覧することで、ジョブネットの検索に用いる検索条件131の指定を効率的に行うことが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定し、
特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出し、
登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の項目条件を含み、
前記算出する処理では、
前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、該検索条件に含まれる一又は複数の項目条件のうち、前記新たな検索条件に含まれる一又は複数の項目条件と一致する一又は複数の項目条件を特定し、
特定した前記項目条件に基づいて前記類似度の算出を行う、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記3)
付記2において、
前記項目条件に基づいて類似度を算出する処理では、検索条件に含まれる項目それぞれを該項目それぞれのスコアに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記検索条件群ごとに、特定した前記一又は複数の項目条件それぞれと該項目条件それぞれに対応する項目の前記スコアとを乗算した値の総和を、前記検索条件群に含まれる前記検索条件の数で除算することによって前記類似度の算出を行う、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記4)
付記1において、
前記記憶する処理では、
前記検索条件群ごとに、他の全ての前記類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応するか否かを判定し、
他の全ての前記類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応する前記検索条件群が存在すると判定した場合、前記新たな検索条件を、存在すると判定した前記検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶する、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記5)
付記4において、
前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の項目条件を含み、さらに、
他の全ての前記類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応する前記検索条件群が存在しないと判定した場合、前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件に含まれる一又は複数の項目条件に基づいて、前記検索条件群ごとの重み付け値を算出する、
処理をコンピュータに実行させ、
前記記憶する処理では、
前記検索条件群ごとに、該検索条件群に対応する前記類似度と前記重み付け値とを乗算した乗算値を算出し、
前記検索条件群ごとに、他の全ての前記乗算値との差が前記所定値以上である最大の乗算値に対応するか否かを判定し、
他の全ての前記乗算値との差が前記所定値以上である最大の乗算値に対応する前記検索条件群が存在すると判定した場合、前記新たな検索条件を、存在すると判定した前記検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶する、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記6)
付記5において、
前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、複数の検索対象のうち、該検索条件に含まれる一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の情報を含む検索対象を検索する際に用いられる検索条件であり、
前記重み付け値を算出する処理では、
前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、前記複数の検索対象に対して該検索条件による検索を行い、
前記検索条件群ごとに、前記新たな検索条件に含まれる特定の項目条件に対応する情報を含む検索対象が検索されたか否かを判定し、
前記検索条件群のうち、前記特定の項目条件に対応する情報を含む検索対象が検索された検索条件群に対応する重み付け値として、1よりも大きい値を算出する、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記7)
付記5において、
前記重み付け値を算出する処理では、
前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、前記新たな検索条件に含まれる特定の項目条件を含む検索条件が存在するか否かを判定し、
前記検索条件群ごとに、前記特定の項目条件を含む検索条件が含まれるか否かを判定し、
前記検索条件群のうち、前記特定の項目条件を含む検索条件が含まれる検索条件群に対応する重み付け値として、1よりも大きい値を算出する、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記8)
付記5において、
前記重み付け値を算出する処理では、
前記新たな検索条件に含まれる特定の項目に対応する項目条件の第1属性情報を特定し、
前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、該検索条件に含まれる前記特定の項目に対応する項目条件の第2属性情報を特定し、
前記検索条件群ごとに、特定した前記第2属性情報が前記第1属性情報と一致するか否かを判定し、
前記検索条件群のうち、前記第2属性情報が前記第1属性情報と一致する検索条件群に対応する重み付け値として、1よりも大きい値を算出する、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記9)
付記8において、
前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、複数の検索対象のうち、該検索条件に含まれる一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の情報を含む検索対象を検索する際に用いられる検索条件であり、
前記特定の項目に対応する項目条件は、検索対象の格納位置によって検索対象を特定する条件であり、
前記第1属性情報及び前記第2属性情報は、前記特定の項目に対応する項目条件に対応する前記格納位置に対してアクセス権限を有するオペレータを示す情報である、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(付記10)
付記1において、さらに、
前記類似度が前記基準を満たす検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件と、前記新たな検索条件とを対応付けて表示装置に出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記11)
新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定する条件群特定部と、
特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出する類似度算出部と、
登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する情報生成部と、を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記12)
付記11において、さらに、
前記類似度が前記基準を満たす検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件と、前記新たな検索条件とを対応付けて表示装置に出力する情報出力部を有する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記13)
新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定し、
特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出し、
登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する、
ことを特徴とする情報処理方法。
(付記14)
付記13において、さらに、
前記類似度が前記基準を満たす検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件と、前記新たな検索条件とを対応付けて表示装置に出力する、
ことを特徴とする情報処理方法。
1:情報処理装置 2:事業者端末
3:利用者端末 130:記憶部
131:検索条件

Claims (12)

  1. 新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定し、
    特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出し、
    登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の項目条件を含み、
    前記算出する処理では、
    前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、該検索条件に含まれる一又は複数の項目条件のうち、前記新たな検索条件に含まれる一又は複数の項目条件と一致する一又は複数の項目条件を特定し、
    特定した前記項目条件に基づいて前記類似度の算出を行う、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  3. 請求項2において、
    前記項目条件に基づいて類似度を算出する処理では、検索条件に含まれる項目それぞれを該項目それぞれのスコアに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記検索条件群ごとに、特定した前記一又は複数の項目条件それぞれと該項目条件それぞれに対応する項目の前記スコアとを乗算した値の総和を、前記検索条件群に含まれる前記検索条件の数で除算することによって前記類似度の算出を行う、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  4. 請求項1において、
    前記記憶する処理では、
    前記検索条件群ごとに、他の全ての前記類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応するか否かを判定し、
    他の全ての前記類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応する前記検索条件群が存在すると判定した場合、前記新たな検索条件を、存在すると判定した前記検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  5. 請求項4において、
    前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の項目条件を含み、さらに、
    他の全ての前記類似度との差が所定値以上である最大の類似度に対応する前記検索条件群が存在しないと判定した場合、前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件に含まれる一又は複数の項目条件に基づいて、前記検索条件群ごとの重み付け値を算出する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記記憶する処理では、
    前記検索条件群ごとに、該検索条件群に対応する前記類似度と前記重み付け値とを乗算した乗算値を算出し、
    前記検索条件群ごとに、他の全ての前記乗算値との差が前記所定値以上である最大の乗算値に対応するか否かを判定し、
    他の全ての前記乗算値との差が前記所定値以上である最大の乗算値に対応する前記検索条件群が存在すると判定した場合、前記新たな検索条件を、存在すると判定した前記検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  6. 請求項5において、
    前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、複数の検索対象のうち、該検索条件に含まれる一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の情報を含む検索対象を検索する際に用いられる検索条件であり、
    前記重み付け値を算出する処理では、
    前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、前記複数の検索対象に対して該検索条件による検索を行い、
    前記検索条件群ごとに、前記新たな検索条件に含まれる特定の項目条件に対応する情報を含む検索対象が検索されたか否かを判定し、
    前記検索条件群のうち、前記特定の項目条件に対応する情報を含む検索対象が検索された検索条件群に対応する重み付け値として、1よりも大きい値を算出する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  7. 請求項5において、
    前記重み付け値を算出する処理では、
    前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、前記新たな検索条件に含まれる特定の項目条件を含む検索条件が存在するか否かを判定し、
    前記検索条件群ごとに、前記特定の項目条件を含む検索条件が含まれるか否かを判定し、
    前記検索条件群のうち、前記特定の項目条件を含む検索条件が含まれる検索条件群に対応する重み付け値として、1よりも大きい値を算出する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 請求項5において、
    前記重み付け値を算出する処理では、
    前記新たな検索条件に含まれる特定の項目に対応する項目条件の第1属性情報を特定し、
    前記検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件ごとに、該検索条件に含まれる前記特定の項目に対応する項目条件の第2属性情報を特定し、
    前記検索条件群ごとに、特定した前記第2属性情報が前記第1属性情報と一致するか否かを判定し、
    前記検索条件群のうち、前記第2属性情報が前記第1属性情報と一致する検索条件群に対応する重み付け値として、1よりも大きい値を算出する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  9. 請求項8において、
    前記複数の検索条件及び前記新たな検索条件は、複数の検索対象のうち、該検索条件に含まれる一又は複数の項目それぞれに対応する一又は複数の情報を含む検索対象を検索する際に用いられる検索条件であり、
    前記特定の項目に対応する項目条件は、検索対象の格納位置によって検索対象を特定する条件であり、
    前記第1属性情報及び前記第2属性情報は、前記特定の項目に対応する項目条件に対応する前記格納位置に対してアクセス権限を有するオペレータを示す情報である、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  10. 請求項1において、さらに、
    前記類似度が前記基準を満たす検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件と、前記新たな検索条件とを対応付けて表示装置に出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  11. 新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定する条件群特定部と、
    特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出する類似度算出部と、
    登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する情報生成部と、を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 新たな検索条件の登録を検出すると、複数の検索条件それぞれを、該複数の検索条件それぞれを使用したオペレータに対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記オペレータごとに、該オペレータにより使用された一又は複数の検索条件を含む検索条件群を特定し、
    特定した前記検索条件群ごとに、該検索条件群に含まれる一又は複数の検索条件それぞれと、登録された前記新たな検索条件との類似度を算出し、
    登録された前記新たな検索条件を、特定した前記検索条件群のうち、算出した前記類似度が基準を満たす検索条件群を使用したオペレータに対応付けて記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
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