JP6954903B2 - ブロッコリーにおけるa.カンジダ レース9のオーストラリア変異体に対する抵抗性 - Google Patents
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Description
卵菌類アルブゴ・カンジダ(Pers. ex. Lev.)クンツェ(Kuntze)は、十字花科(crucifer family)としても知られているアブラナ科の偏性生体栄養性病原菌であり、白さび病(白発疹(white blister)、白発疹さび病、スタグヘッド(staghead)、A.クルシフェラム(A.cruciferum)又はA.クルシフェラタム(A.cruciferatum)としても知られている)として知られている広範な病気を引き起こす。この病気は多くの野菜及び油糧種子作物、例えばブロッコリー、キャベツ、レイプ(rape)、カラシナ及びダイコンにとって有害である。
本発明者らは、A.カンジダ レース9病原体のオーストラリア変異体に対する抵抗性を同定し、B.オレラセア植物にこの抵抗性を遺伝子移入することができ、したがって抵抗性B.オレラセア植物、より具体的にはブロッコリーの抵抗性植物を得た。本発明の抵抗性は、新たに発見された抵抗性を付与する配列によって与えられ、前記抵抗性は、一遺伝子性かつ優性性質であり、異なるB.オレラセアの遺伝的背景に転移可能である。
卵菌類A.カンジダ レース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白さび病に抵抗性があるB.オレラセア植物の植物は、B.オレラセア・亜種ボトリティス・変種イタリカ(ブロッコリー)、B.オレラセア・亜種ボトリティス・変種ボトリティス(カリフラワー)、B.オレラセア・亜種ボトリティス・変種アスパラゴイデス(B. oleracea convar. botrytis var. asparagoides )(発芽(sprouting)ブロッコリー)、B.オレラセア・亜種オレラセア・変種ゲミフェラ(芽キャベツ)、B.オレラセア・亜種カピタータ・変種アルバ(白キャベツ、オックスハートキャベツ)、B.オレラセア・亜種カピタータ・変種ルブラ(B. oleracea convar. capitata var. rubra)(赤キャベツ)、B.オレラセア・亜種カピタータ・変種サバウダ(サボイキャベツ)、B.オレラセア・亜種アセフェラ・変種サベリカ(B. oleracea convar. acephela var. sabellica)(カーリーケールキャベツ(curly cale cabbage))、B.オレラセア・亜種アセフェラ・変種ゴンジロイデス(B. oleracea convar. acephela var. gongyloides)(カブカンラン(turnip cabbage))及びB.オレラセア・変種トロンチューダ・異名コスタータ(B. oleracea var. tronchuda syn. costata)(ポルトガルキャベツ)、からなる群から、最も好ましくはブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、白キャベツ及びサボイキャベツから選択されてもよく、さらに最も好ましくはブロッコリーである。
本発明は、A.カンジダ レース9のオーストラリア変異体に対する抵抗性を示すB.オレラセア植物、好ましくはB.オレラセア ブロッコリー植物、並びに、A.カンジダ レース9のオーストラリア変異体による感染に対する抵抗性を示すB.オレラセア、特にブロッコリー植物を作出又は同定する方法に関する。本発明はまた、抵抗性遺伝子座に関連している分子遺伝学的マーカー、特にSNPを開示する。本発明者らはまた、抵抗性を担う配列を異なる遺伝的背景に遺伝子移入することができ、さらに抵抗性表現型を与えることを示した(とりわけ、実施例1では異なるF2集団で、及び実施例4では2つの近交系で示されたように)。
−SNP BN−0067786(配列番号14)を含む遺伝子座、及び/又は
−SNP BO−0108746(配列番号6)を含む遺伝子座。
−SNP BO−0108436(配列番号5)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108747(配列番号7)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108748(配列番号8)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108749(配列番号9)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108750(配列番号10)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108751(配列番号11)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108752(配列番号12)を含む遺伝子座;
−SNP BO−0108753(配列番号13)を含む遺伝子座;及び/又は
−SNP BN−0067793(配列番号15)を含む遺伝子座、
の1又は複数に見られ、好ましくはこれら11個全ての遺伝子座に見られることになる。
あるいは、本発明の第1の態様に係るヘテロ接合性植物が使用されてもよく;この場合、選択ステップが有利には、表現型の分離の観点から、例えば本発明のSNPマーカーの存在に基づいて、加えられることになる。
a)本発明の第1の態様に係る植物と、所望の表現型が取り込まれ又は改善されるべき、感受性のある又は抵抗性の低いB.オレラセア植物、好ましくはブロッコリー植物とを交配し;
b)抵抗性を付与する配列を有する結果として得られた後代の中で植物を選択し;
c)場合により、ステップb)で得られた植物を1又は複数回自家受粉し、そして、結果として得られた後代の中で抵抗性植物を選択すること、
を含み得、
ここで、SNPマーカーが好ましくは、ステップb)及びc)において、A.カンジダ レース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白さび病に対する抵抗性を付与する配列を有する植物を選択するために、使用される。
d)ステップc)で選択された抵抗性植物と、感受性のあるB.オレラセア植物とを戻し交配し;
e)A.カンジダ レース9オーストラリア変異体に対する抵抗性を付与する配列を有する後代の中で植物を選択し;
f)ステップe)で得られた植物を自家受粉し、又は、ステップe)で得られた別個の植物を交配し、並びに
g)A.カンジダ レース9オーストラリア変異体に抵抗性がある植物を選択すること、
を含んでもよい。
a)本発明の第1の態様に係る植物と、感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを交配し;
b)白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有する、結果として得られた後代の中で1つの抵抗性植物を選択し;
c)場合により、ステップb)で得られた抵抗性植物を1又は数回自家受粉し、そして、結果として得られた後代の中で白発疹さび病に抵抗性がある植物を選択し;
d)場合により、ステップb)又はc)で選択された抵抗性植物と、感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを戻し交配し、並びに、白発疹さび病に抵抗性がある植物を選択すること、
を含み、
ここで、SNPマーカーが、ステップb)、c)及び/又はd)で、本明細書に開示された白さび病に抵抗性がある植物を選択するために使用される。
好ましくは、方法のステップaで使用される本発明の第1の態様に係る植物は、寄託された種子BROCCO−C4 NCIMB受託番号42433を発芽させることによって得られた植物、又は白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有するそれらの後代、特にSNP BO−0108746の対立遺伝子Cを有するそれらの後代である。
a1)本発明の第1の態様に係る植物、又は寄託された種子NCIMB 42433から成長した植物と、感受性のあるB.オレラセア植物、好ましくはブロッコリーとを交配し、結果としてF1集団を生成し;
a2)F1集団を進めてF2集団を作成し;
b)結果として得られた後代の中で1つの抵抗性植物を選択し;
c)場合により、ステップb)で得られた抵抗性植物を1又は数回自家受粉し、そして、結果として得られた後代の中で白さび病に抵抗性がある植物を選択し;
d)場合により、ステップb)又はc)で選択された抵抗性植物と、感受性のあるB.オレラセア植物、好ましくはブロッコリーとを戻し交配し、並びに白さび病に抵抗性がある植物を選択すること、
を含み、
ここで、SNPマーカーが、ステップb)、c)及び/又はd)で、本明細書に開示されたような白さび病に抵抗性がある植物を選択するために使用される、
方法を提供する。
a)寄託された種子BROCCO−C4 NCIMB受託番号42433を発芽させることによって得られた植物、又は本発明の第1の態様に係る植物と、前記白発疹さび病に感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを戻し交配し;
b)卵菌類アルブゴ・カンジダ・レース9のオーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に抵抗性がある植物を選択すること、
を含む、方法を提供する。
実施例1:抵抗性植物の同定
フランスのブルターニュで行われた圃場試験において、ロマネスコ ブラッシカ・オレラセア植物は、高い天然のアルブゴ・カンジダ圧下で抵抗性を示した。
本発明者らは、元のロマネスコB.オレラセア植物とブロッコリー近交系とを交配して、第1世代ハイブリッドを得た。これをさらにブロッコリー近交系に2回戻し交配した。それらの得られた植物を、ヨーロッパA.カンジダ レース9株を用いて以下に記載された病理試験を通じてスクリーニングし、症状の無い植物を次のステップの戻し交配ステップのために維持した。次世代植物を、今度はオーストラリアA.カンジダ レース9変異体を用いて、再度病理試験で試験した。
オーストラリア変異体に対する抵抗性の性質をより良く同定するため、並びにこの新しい抵抗性の遺伝的位置をマッピングするために、5つの異なるF2集団からなる試験を設定した;実際に、元のロマネスコ抵抗性植物を5つの異なる感受性のあるブロッコリー植物に交配し、そして得られたF1植物を自家受粉して、F2種子を作出した。
オーストラリア変異体A.カンジダ株をオーストラリアのテンプルストー(Templestowe)に集め、冷凍庫で−80℃に保存する。2〜3か月ごとに、感受性のある品種上で定期的に増殖させる:小隆起を含む凍結子葉を脱塩水で洗浄して、胞子を懸濁し、次いで懸濁液を、育成チャンバー(夜間は16℃、昼間は15℃、各条件につき12時間)に置いた感受性のある植物上で蒸発させる(子葉期、播種後1週間)。
各F2植物を個別にサンプリングし、そして磁気ビーズ(NucleoMag(登録商標) 96 Plant)を用いて、ビーズの製造業者(Macherey-Nagel)のプロトコルに従って、DNAを単離した。
結果は、抵抗性遺伝子座が第4染色体(C4)上の位置2 780 692と39 085 110との間に位置することを示し、そのようなゲノム上の物理的位置は、ヨーロッパヌクレオチドアーカイブ(European Nucleotide Archive)及びEnsemblPLants -http://plants.ensembl.org/Brassica_oleracea/Info/Indexにより公開された、ブラッシカ・オレラセアTO1000ゲノムのバージョンV2.1に基づいている。
遺伝子型決定をKASP(商標)技術を用いて行った。
遺伝子型決定をKASP(商標)技術を用いて行った。
抵抗性を含む区間は、染色体C4上の位置7 427 499と8 081 104との間の653 605 bp領域にわたる。本明細書に前述した参照ゲノム配列を見ると、73個の遺伝子がこの領域内で同定された。これら遺伝子内の多型を、PCRによる増幅及び増幅領域のシークエンシング後に、より詳細に研究した。最も有望な増幅領域を、以下のプライマーを用いて生成した:
フォワードプライマー CGCTCAAACGGTTAACATGA(配列番号41)
リバースプライマー CCATCGCCACTTGACGTTAT(配列番号42)
MilliQ水 4μL
10X緩衝液 1.5μL
dNTP 2,5mM 1.5μL
MgCl2 25 mM 1.5μL
フォワードプライマー10μM 0.7μL
リバースプライマー10μM 0.7μL
Taq Sigma Jump 0.1μL
DNAテンプレート 5μL
ステップ1:94℃で3分;ステップ2:94℃で30秒;ステップ3:60℃で30秒;ステップ4:72℃で2分;ステップ5:72℃で7分
ステップ2〜5を40回繰り返す
ステップ6は15℃で保持する。
遺伝子型決定を、KASP(商標)技術を用いて行った。マーカーのいくつかを、F2分離集団n°1及び3において遺伝子型決定した。
遺伝子型決定を、KASP(商標)技術を用いて行った。488個の異なる遺伝子型をサンプリングし、磁気ビーズ(NucleoMag(登録商標)96 Plant)を用いて、ビーズの製造業者(Macherey-Nagel)のプロトコルに従って、DNAを単離した。488個の遺伝子型は以下によって構成されている:
− 最初のロマネスコ抵抗性源、
− 寄託されたハイブリッドBROCCO−C4、
− 本発明のフラグメントの遺伝子移入によって抵抗性にされた2個の抵抗性系統、
− 51個のブロッコリーの商業的なハイブリッド
− 433系統のブロッコリー。
実施例1に詳述したように、ロマネスコB.オレラセア植物と近交系ブロッコリー系統との間の最初の交配から得られた抵抗性植物を二倍体プログラムに用いて、オーストラリアA.カンジダ レース9変異体に対する抵抗性についてホモ接合性の抵抗性近交系を作出した。この植物をさらに感受性のあるブロッコリー植物に交配して、ヘテロ接合性の方法で抵抗性を有する得られたハイブリッド後代植物BROCCO−C4は、オーストラリアA.カンジダ レース9変異体に対して抵抗性である。抵抗性に関連している遺伝子移入された配列を有するハイブリッド植物を生じるBROCO−C4植物の種子を、NCIMBに、2015年7月9日に、受託番号NCIMB 42433の下で提出した。
6つの異なる遺伝子型に対応する異なる植物を成長させ、実施例1に記載したように接種した。試験された植物は以下のとおりである:
− A:Tyson、Minchintonらによって言及された品種;
− B:TysonのF2;
− C:本発明で使用されたロマネスコ遺伝子移入パートナー;
− D:第1染色体上に抵抗性遺伝子を有する国際公開第2010/135782号に係るブロッコリー系統、
− E:BROCCO−C4に由来するブロッコリーハイブリッドCMS;
− F:BROCCO−C4に由来するブロッコリー系統。
寄託された種子に由来する異なるハイブリッドを得て、他の商業的なハイブリッドと共に圃場試験で試験した。圃場試験はオーストラリアで2年連続の秋に行った。表13(N年の秋)及び表14(N+1年の秋)は、各植物について、成長した植物の合計数、白さび病により感染した植物の数、及び感染した植物のパーセンテージを報告している。注目すべきは、特に厳しい抵抗性の試験をこれら圃場試験に採用し、植物は実際に、実施例1の病理試験において厳密に9未満のスコアを有する場合に、「白さび病により感染した」とみなされ、そして、胞子を全く有さない、すなわち高度に抵抗性である植物のみが、非感染とみなされた。
Claims (22)
- 卵菌類アルブゴ・カンジダ(Albugo candida)レース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病(white blister rust)に抵抗性がある、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ(Brassica oleracea var. italica)ブロッコリー植物であって、
抵抗性を付与するロマネスコ(romanesco)B.オレラセア植物由来の遺伝子移入された配列をそのゲノム中に有し、
ここで、前記遺伝子移入された配列が、第4染色体上に、SNP BO−0108436(配列番号5)及びSNP BN−0067793(配列番号15)によって区切られた染色体領域内に位置し、
ここで、前記遺伝子移入された配列が、NCIMB受託番号NCIMB−42433で寄託されたB.オレラセアBROCCO−C4の種子のゲノムに存在する遺伝子移入された配列から選択され、ここで、前記種子のゲノムに存在する遺伝子移入された配列が、第4染色体上にあり、かつ抵抗性を付与する、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。 - 前記遺伝子移入された配列が、前記ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物のゲノム中にホモ接合性に又はヘテロ接合性に存在する、請求項1に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 前記抵抗性を付与する遺伝子移入された配列が、SNP BO−0108436(配列番号5)及びSNP BO−0108751(配列番号11)によって区切られた染色体領域内に位置している、請求項1又は2に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 前記遺伝子移入された配列が、SNP BO−0108746(配列番号6)を含む遺伝子座に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 前記遺伝子移入された配列が、SNP BO−0108746(配列番号6)の対立遺伝子Cと連鎖不平衡にある、請求項1から3のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 少なくとも1つの第4染色体上にあり、かつ前記抵抗性を付与する、前記遺伝子移入された配列の存在が、SNP BO−0108436(配列番号5)、SNP BO−0108746(配列番号6)、SNP BO−0108747(配列番号7)、SNP BO−0108748(配列番号8)、SNP BO−0108749(配列番号9)、SNP BO−0108750(配列番号10)、SNP BO−0108751(配列番号11)、SNP BO−0108752(配列番号12)、SNP BO−0108753(配列番号13)、SNP BN−0067786(配列番号14)及びSNP BN−0067793(配列番号15)、からなる群から選択される、少なくとも1つのマーカーによって特徴づけられる、請求項1から5のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 前記遺伝子移入された配列の存在が、以下:
− SNP BO−0108436(配列番号5)の対立遺伝子Gの存在;及び/又は
− SNP BO−0108746(配列番号6)の対立遺伝子Cの存在;及び/又は
− SNP BO−0108747(配列番号7)の対立遺伝子Gの存在;及び/又は
− SNP BO−0108748(配列番号8)の対立遺伝子Aの存在;及び/又は
− SNP BO−0108749(配列番号9)の対立遺伝子Cの存在;及び/又は
− SNP BO−0108750(配列番号10)の対立遺伝子Aの存在;及び/又は
− SNP BO−0108751(配列番号11)の対立遺伝子Gの存在;及び/又は
− SNP BO−0108752(配列番号12)の対立遺伝子Cの存在;及び/又は
− SNP BO−0108753(配列番号13)の対立遺伝子Cの存在;及び/又は
− SNP BN−0067786(配列番号14)の対立遺伝子Tの存在;及び/又は
− SNP BN−0067793(配列番号15)の対立遺伝子Gの存在、
によって特徴づけられる、請求項6に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。 - 前記遺伝子移入された配列が、前記抵抗性を付与する一遺伝子性かつ優性である抵抗性遺伝子を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 前記ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物が、BROCCO−C4(NCIMB受託番号42433)の植物の後代であるか、又はBROCCO−C4(NCIMB受託番号42433)の植物に由来する、請求項1から8のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の細胞であって、そのゲノム中に、卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に対する抵抗性を付与するロマネスコ B.オレラセア植物由来の遺伝子移入された配列を含み、ここで、前記遺伝子移入された配列が、BROCCO−C4(NCIMB受託番号42433)の植物のゲノム中の、SNP BO−0108436(配列番号5)及びSNP BN−0067793(配列番号15)によって区切られた染色体領域内に存在する配列から選択される、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の細胞。
- 前記抵抗性を付与する遺伝子移入された配列が、SNP BO−0108436(配列番号5)及びSNP BO−0108751(配列番号11)によって区切られた染色体領域内に位置している、請求項10に記載の細胞。
- そのゲノム中に、卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に対する抵抗性を付与する遺伝子移入された配列を有する、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の植物部位、外植片、接ぎ穂、切り穂(cutting)、種子、根、根茎、花粉、胚珠、胚、長角果、プロトプラスト、葉、葯、茎、葉柄又は頭部(head)であって、
前記ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物、外植片、接ぎ穂、切り穂、種子、根、根茎、花粉、胚珠、胚、長角果、プロトプラスト、葉、葯、茎、葉柄又は頭部、及び/又は植物部位が、請求項1から9のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物から得られ、かつ、請求項10又は11に記載の細胞を含む、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の植物部位、外植片、接ぎ穂、切り穂、種子、根、根茎、花粉、胚珠、胚、長角果、プロトプラスト、葉、葯、茎、葉柄又は頭部。 - 植物全体を再生することができない、請求項10又は11に記載の細胞。
- 成長すると、請求項1から9のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物を生じる、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の種子。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載のブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の再生可能な細胞の組織培養物であって、前記再生可能な細胞が、胚、プロトプラスト、分裂組織細胞、カルス、花粉、葉、葯、茎、葉柄、根、根の先端、長角果、種子、花、子葉、及び/又は胚軸に由来し、かつ、それらのゲノム中に、卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に対する抵抗性を付与するロマネスコ B.オレラセア植物由来の、第4染色体上の遺伝子移入された配列を含み、
ここで、前記遺伝子移入された配列が、NCIMB受託番号NCIMB−42433で寄託されたB.オレラセアBROCCO−C4の種子のゲノムに存在する遺伝子移入された配列から選択され、ここで、前記種子のゲノムに存在する遺伝子移入された配列が、第4染色体上にあり、かつ抵抗性を付与する、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の再生可能な細胞の組織培養物。 - BROCCO−C4(NCIMB受託番号42433)の植物のゲノム中に見られるような遺伝子移入された配列を有する、B.オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物を検出し及び/又は選択するための方法であって、
前記遺伝子移入された配列が卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に対する抵抗性を付与し、以下:
B.オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物の遺伝物質試料中に、以下の対立遺伝子:SNP BO−0108436(配列番号5)の対立遺伝子G、SNP BO−0108746(配列番号6)の対立遺伝子C、SNP BO−0108747(配列番号7)の対立遺伝子G、SNP BO−0108748(配列番号8)の対立遺伝子A、SNP BO−0108749(配列番号9)の対立遺伝子C、SNP BO−0108750(配列番号10)の対立遺伝子A、SNP BO−0108751(配列番号11)の対立遺伝子G、SNP BO−0108752(配列番号12)の対立遺伝子C、SNP BO−0108753(配列番号13)の対立遺伝子C、SNP BN−0067786(配列番号14)の対立遺伝子T、及びSNP BN−0067793(配列番号15)の対立遺伝子G、の少なくとも1つを検出すること;及び任意により、
前記対立遺伝子の少なくとも1つを有するB.オレラセア・変種イタリカ ブロッコリー植物を選択すること、
を含む、方法。 - そのゲノム中に、抵抗性を付与するロマネスコ B.オレラセア植物由来の遺伝子移入された配列を有する、卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に抵抗性があるブラッシカ・オレラセア植物であって、
前記遺伝子移入された配列が、第4染色体上に、SNP BO−0108436(配列番号5)及びSNP BN−0067793(配列番号15)によって区切られた染色体領域内に位置し、
ここで、前記遺伝子移入された配列が、NCIMB受託番号NCIMB−42433で寄託されたB.オレラセアBROCCO−C4の種子のゲノムに存在する遺伝子移入された配列から選択され、ここで、前記種子のゲノムに存在する遺伝子移入された配列が、第4染色体上にあり、かつ抵抗性を付与し、かつ、
ここで、前記ブラッシカ・オレラセア植物が、カリフラワー(B.オレラセア・亜種ボトリティス・変種ボトリティス(B. oleracea convar. botrytis var. botrytis))、芽キャベツ(B.オレラセア・亜種オレラセア・変種ゲミフェラ(B. oleracea convar. oleracea var. gemnifera))、白キャベツ、オックスハートキャベツ(oxheart cabbage)(B.オレラセア・亜種カピタータ・変種アルバ(B. oleracea convar. capitata var. alba))及びサボイキャベツ(B.オレラセア・亜種カピタータ・変種サバウダ(B. oleracea convar. capitata var. sabauda))から選択される、
ブラッシカ・オレラセア植物。 - NCIMB受託番号NCIMB−42433で寄託されているB.オレラセアBROCCO−C4の植物又は種子、あるいは白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有するそれらの後代の使用であって、卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に抵抗性があるブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ、ブロッコリー植物を得るための、育種プログラムにおける繁殖パートナーとしての、使用。
- 卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白発疹さび病に抵抗性がある、ブラッシカ・オレラセア・変種イタリカ、ブロッコリー植物の作出のための方法であって、以下のステップ:
(a)寄託された種子NCIMB 42433から成長した植物、又は白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有するその後代と、感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを交配し;
(b)白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有する、結果として得られた後代の中で1つの抵抗性植物を選択し;
(c)場合により、ステップb)で得られた抵抗性植物を1又は数回自家受粉し、そして、結果として得られた後代の中で白発疹さび病に抵抗性がある植物を選択し;
(d)場合により、ステップb)又はc)で選択された抵抗性植物と、感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを戻し交配し、並びに
(e)白発疹さび病に抵抗性がある植物を選択すること、
を含み、
ここで、SNPマーカーが、ステップb)、c)及び/又はe)で、白さび病に抵抗性がある植物を選択するために使用される、方法。 - 卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白さび病に抵抗性がある、B.オレラセア ブロッコリー植物の作出のための方法であって、以下のステップ:
a1)寄託された種子NCIMB 42433から成長した植物、又は白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有するその後代と、感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを交配し、結果としてF1集団を生成し;
a2)F1集団を進めてF2集団を作成し;
b)結果として得られた後代の中で1つの抵抗性植物を選択し;
c)場合により、ステップb)で得られた抵抗性植物を1又は数回自家受粉し、そして、結果として得られた後代の中で白さび病に抵抗性がある植物を選択し;
d)場合により、ステップb)又はc)で選択された抵抗性植物と、感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを戻し交配し、並びに
e)白さび病に抵抗性がある植物を選択すること、
を含み、
ここで、SNPマーカーが、ステップb)、c)及び/又はe)で、白さび病に抵抗性がある植物を選択するために使用される、方法。 - 卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白さび病に抵抗性がある、B.オレラセア ブロッコリー植物の商業的入手方法であって、以下のステップ:
(a)寄託された種子BROCCO−C4 NCIMB受託番号42433を発芽させることによって得られた植物、又は白発疹さび病に対する抵抗性を付与する配列を有するその後代と、白さび病に感受性のあるB.オレラセア ブロッコリー植物とを戻し交配し;
(b)卵菌類アルブゴ・カンジダのレース9オーストラリア変異体によって引き起こされる白さび病に抵抗性がある植物を選択すること、
を含む、方法。 - 前記ステップb)、c)及び/又はe)における選択が、以下の対立遺伝子:SNP BO−0108436(配列番号5)の対立遺伝子G、SNP BO−0108746(配列番号6)の対立遺伝子C、SNP BO−0108747(配列番号7)の対立遺伝子G、SNP BO−0108748(配列番号8)の対立遺伝子A、SNP BO−0108749(配列番号9)の対立遺伝子C、SNP BO−0108750(配列番号10)の対立遺伝子A、SNP BO−0108751(配列番号11)の対立遺伝子G、SNP BO−0108752(配列番号12)の対立遺伝子C、SNP BO−0108753(配列番号13)の対立遺伝子C、SNP BN−0067786(配列番号14)の対立遺伝子T、及びSNP BN−0067793(配列番号15)の対立遺伝子G、の少なくとも1つの検出によって行われる、請求項19から21のいずれか一項に記載の方法。
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