JP6954598B2 - 気泡形成装置及び気泡形成方法 - Google Patents
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Description
上面及び下面を有し、かつ上下方向に高さを有する中空の圧力容器であって、内部が気密かつ液密に保たれる閉状態と、前記内部が外部と連通した開状態とに切り替え可能であり、前記閉状態において、前記内部の圧力が大気圧より高い加圧条件下で、前記内部に液体と気体とを保持する圧力容器と、
前記圧力容器の前記内部に収容された撹拌子と、
前記液体と前記気体とを前記加圧条件下で保持している前記閉状態の前記圧力容器を、上下方向に振とうさせることにより、前記圧力容器の前記内部において、前記撹拌子によって、前記液体と前記気体とを撹拌させる振とう装置と、
を備え、
前記撹拌子によって撹拌された前記液体及び前記気体よりなる1次流体を排出するための開口が、前記圧力容器の前記下面に形成されており、
前記1次流体を排出するために前記圧力容器を前記閉状態から前記開状態に切り替えたときに、前記圧力容器の前記内部から前記外部に向かう前記1次流体の流れの動圧によって前記撹拌子が浮上されることにより、前記圧力容器における前記開口の縁と、浮上している前記撹拌子との間に隙間が形成され、かつ前記隙間によって、前記圧力容器から排出される前記1次流体の流れを絞る絞り部が構成される。
前記1次流体が前記隙間を通過するときに減圧されることにより、前記液体に溶解していた前記気体が前記液体中に気泡として出現し、前記液体と前記液体中に分散している前記気泡とを含む2次流体が形成されてもよい。
前記振とう装置が、それら複数の前記圧力容器を振とうさせることにより、それら複数の前記圧力容器において、前記1次流体が並行して形成されてもよい。
上面及び下面を有し、かつ上下方向に高さを有する中空の圧力容器であって、内部に撹拌子が収容された圧力容器の前記内部に液体と気体とを導入し、前記内部の圧力が大気圧より高い加圧条件が満たされたときに、前記圧力容器を、前記内部が気密かつ液密に保たれる閉状態とする気液封入工程と、
前記液体と前記気体とを前記加圧条件下で保持している前記閉状態の前記圧力容器を、上下方向に振とうさせ、前記圧力容器の前記内部において、前記撹拌子によって、前記液体と前記気体とを撹拌させることにより、前記気体の少なくとも一部が前記液体に溶解している1次流体を形成する振とう工程と、
前記圧力容器を、前記閉状態から、前記圧力容器の前記内部が外部と連通した開状態に切り替え、かつ前記1次流体を減圧させる減圧工程と、
を含み、
前記1次流体を排出するための開口が、前記圧力容器の前記下面に形成されており、
前記減圧工程では、前記圧力容器を前記閉状態から前記開状態に切り替えたときに、前記圧力容器の前記内部から前記外部に向かう前記1次流体の流れの動圧によって前記撹拌子が浮上されることにより、前記圧力容器における前記開口の縁と、浮上している前記撹拌子との間に隙間が形成され、かつ前記隙間によって、前記圧力容器から排出される前記1次流体の流れを絞る絞り部が構成され、前記1次流体が前記絞り部を通過するときに、前記1次流体が減圧される。
前記減圧工程では、前記1次流体を、前記絞り部を通過させることにより、前記気泡が微細化され、かつ前記液体に溶解していた前記気体が前記液体中に気泡として出現した2次流体となしてもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る気泡形成装置100は、内部11に液体と気体とを保持する圧力容器10と、圧力容器10の内部11に収容された撹拌子20と、圧力容器10を振とうさせる振とう装置30とを備える。
上記実施形態1では、図3に示したように、排出用弁45を開いたときに、1次流体FL1の流れによって撹拌子20が浮上されたが、1次流体FL1の流れの勢いが小さい場合や、撹拌子20の自重が大きい場合でも、圧力容器10から外部への1次流体FL1の排出の確実性を高める構成を、気泡形成装置100が備えてもよい。以下、その具体例について説明する。
上記実施形態2では、溝14によって隙間GPを構成したが、隙間GPを構成する手段は溝14に限られない。以下、溝14以外の手段によって隙間GPを構成する具体例について説明する。
上記実施形態1〜3では、圧力容器10の内部11で構成される隙間GPによって、1次流体FL1にキャビテーションを生じさせたが、隙間GPの構成は必須ではない。専用の噴射ノズルを用いて、1次流体FL1にキャビテーションを生じさせてもよい。以下、その具体例について説明する。
上記実施形態1〜4では、圧力容器10を1つのみ用いたが、複数の圧力容器10を用いて、2次流体FL2を形成してもよい。以下、その具体例について説明する。
図1に示した気泡形成装置100を用い、液体と液体中に分散した気泡とを含む気液混合流体である2次流体FL2を形成した。2次流体FL2を構成する気体には、空気を用い、液体には、蒸留水を用いた。
11…圧力容器の内部、
12…導入用開口、
13…排出用開口(開口)、
14…溝、
15…突起、
20,20’ …撹拌子、
30…振とう装置、
41…導入用配管、
42…逆止弁、
43…導入用弁、
44…排出用配管、
45…排出用弁、
50…噴射ノズル、
51…絞り部、
100,200,300,400,500…気泡形成装置、
GS…気体源、
LS…液体源、
FL1…1次流体、
FL2…2次流体、
GP…隙間。
Claims (5)
- 上面及び下面を有し、かつ上下方向に高さを有する中空の圧力容器であって、内部が気密かつ液密に保たれる閉状態と、前記内部が外部と連通した開状態とに切り替え可能であり、前記閉状態において、前記内部の圧力が大気圧より高い加圧条件下で、前記内部に液体と気体とを保持する圧力容器と、
前記圧力容器の前記内部に収容された撹拌子と、
前記液体と前記気体とを前記加圧条件下で保持している前記閉状態の前記圧力容器を、上下方向に振とうさせることにより、前記圧力容器の前記内部において、前記撹拌子によって、前記液体と前記気体とを撹拌させる振とう装置と、
を備え、
前記撹拌子によって撹拌された前記液体及び前記気体よりなる1次流体を排出するための開口が、前記圧力容器の前記下面に形成されており、
前記1次流体を排出するために前記圧力容器を前記閉状態から前記開状態に切り替えたときに、前記圧力容器の前記内部から前記外部に向かう前記1次流体の流れの動圧によって前記撹拌子が浮上されることにより、前記圧力容器における前記開口の縁と、浮上している前記撹拌子との間に隙間が形成され、かつ前記隙間によって、前記圧力容器から排出される前記1次流体の流れを絞る絞り部が構成される、
気泡形成装置。 - 前記1次流体においては、前記気体の少なくとも一部が前記液体に溶解しており、
前記1次流体が前記隙間を通過するときに減圧されることにより、前記液体に溶解していた前記気体が前記液体中に気泡として出現し、前記液体と前記液体中に分散している前記気泡とを含む2次流体が形成される、
請求項1に記載の気泡形成装置。 - 前記圧力容器と、該圧力容器に収容された前記撹拌子との組を、複数備え、
前記振とう装置が、それら複数の前記圧力容器を振とうさせることにより、それら複数の前記圧力容器において、前記1次流体が並行して形成される、
請求項1又は2に記載の気泡形成装置。 - 上面及び下面を有し、かつ上下方向に高さを有する中空の圧力容器であって、内部に撹拌子が収容された圧力容器の前記内部に液体と気体とを導入し、前記内部の圧力が大気圧より高い加圧条件が満たされたときに、前記圧力容器を、前記内部が気密かつ液密に保たれる閉状態とする気液封入工程と、
前記液体と前記気体とを前記加圧条件下で保持している前記閉状態の前記圧力容器を、上下方向に振とうさせ、前記圧力容器の前記内部において、前記撹拌子によって、前記液体と前記気体とを撹拌させることにより、前記気体の少なくとも一部が前記液体に溶解している1次流体を形成する振とう工程と、
前記圧力容器を、前記閉状態から、前記圧力容器の前記内部が外部と連通した開状態に切り替え、かつ前記1次流体を減圧させる減圧工程と、
を含み、
前記1次流体を排出するための開口が、前記圧力容器の前記下面に形成されており、
前記減圧工程では、前記圧力容器を前記閉状態から前記開状態に切り替えたときに、前記圧力容器の前記内部から前記外部に向かう前記1次流体の流れの動圧によって前記撹拌子が浮上されることにより、前記圧力容器における前記開口の縁と、浮上している前記撹拌子との間に隙間が形成され、かつ前記隙間によって、前記圧力容器から排出される前記1次流体の流れを絞る絞り部が構成され、前記1次流体が前記絞り部を通過するときに、前記1次流体が減圧される、
気泡形成方法。 - 前記1次流体においては、一部が前記液体に溶解した前記気体の残部の少なくとも一部が、気泡として前記液体中に分散しており、
前記減圧工程では、前記1次流体を、前記絞り部を通過させることにより、前記気泡が微細化され、かつ前記液体に溶解していた前記気体が前記液体中に気泡として出現した2次流体となす、
請求項4に記載の気泡形成方法。
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