JP6954137B2 - 二重管式製氷機 - Google Patents
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Description
(1)内管と、この内管の径方向外側において当該内管と同軸に設けられた外管とを備えており、前記内管内に被冷却物を流し、前記内管と外管との間のスペースに冷媒を流す二重管式製氷機であって、
前記二重管式製氷機は、当該二重管式製氷機を設置する設置面に対して前記内管の軸が水平である横置き型であり、
前記スペースに冷媒を水平方向に噴出するノズルが前記外管の下部の壁に設けられ、
前記ノズルの噴出口の下縁から前記外管の内周面までの距離が、前記被冷却物を冷却する冷媒回路の膨張機構の口径未満である。
(3)内管と、この内管の径方向外側において当該内管と同軸に設けられた外管とを備えており、前記内管内に被冷却物を流し、前記内管と外管との間のスペースに冷媒を流す二重管式製氷機であって、
前記二重管式製氷機は、当該二重管式製氷機を設置する設置面に対して前記内管の軸が水平である横置き型であり、
前記スペースに冷媒を上方に噴出するノズルが前記外管の下部の壁に設けられ、
前記ノズルの噴出口が開口している当該ノズルの先端面から前記外管の内周面までの距離が、前記被冷却物を冷却する冷媒回路の膨張機構の口径未満である。
内管12は、内部を被冷却物である海水が通過する要素でありステンレスや鉄等の金属材料で作製されている。内管12の両端は閉止されており、その内部には当該内管12の内周面に生成されたシャーベット状の氷スラリーを掻き上げて内管12内に分散させるブレード機構15が配設されている。内管12の軸方向一端側(図2において右側)に海水が当該内管12内に供給される海水入口管16が設けられており、内管12の軸方向他端側(図2において左側)に内管12から海水が排出される海水出口管17が設けられている。
ノズル31は、冷媒を上方に噴出するタイプのノズルであり、先端面31aに噴出口32が開口している。本実施形態においても、噴出口31は、従来のノズルの噴出口と異なり外管13の内周面13bに近接する位置に設けられている。換言すれば、噴出口32が開口しているノズル31の先端面31aから外管13の内周面13bまでの距離は、冷媒回路の膨張弁5,27の最小口径未満に設定されており、望ましくは、前記先端面31aと内周面13bとが面一となるように設定されている。
本開示は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、ノズルの噴出口と外管の内周面との距離又はノズルの先端面と外管の内周面との距離を、被冷却物である海水を冷却するための冷媒回路において前記ゴミ等の異物による詰まりが想定される膨張弁(膨張機構)の最小口径未満にしているが、膨張機構としてキャピラリチューブを採用する場合は、前記距離を、当該キャピラリチューブの口径未満とすることができる。このようにすることで、ノズルの側面と外管の内周面との間のスペースにアルミニウム粉等からなる堆積物が生じ、この堆積物の一部又は全部が冷媒配管を通って前記キャピラリチューブに到達したとしても、当該キャピラリチューブを詰まらせることが抑制される。
また、前述した説明では、製氷システム内に1台の二重管式製氷機が用いられているが、2台以上の二重管式製氷機を直列又は並列に配置して用いることもできる。
2 : 圧縮機
3 : 熱源側熱交換器
4 : 四路切換弁
5 : 膨張弁(膨張機構)
6 : 過熱器
7 : レシーバ
8 : 海水タンク
9 : ポンプ
10 : 送風ファン
11 : ノズル
11a: ノズル
11b: ノズル
11c: ノズル
12 : 内管
13 : 外管
13a: 壁
13b: 内周面
14 : 環状スペース
15 : ブレード機構
16 : 海水入口管
17 : 海水出口管
18 : 冷媒入口管
19 : 冷媒出口管
20 : 回転軸
21 : 支持バー
22 : ブレード
23 : フランジ
24 : モータ
25 : 噴出口
25a: 下縁
26 : ノズル
27 : 膨張弁(膨張機構)
31 : ノズル
31a: 先端面
31b: 側面
32 : 噴出口
50 : 環状スペース
51 : ノズル
51a: 側面
52 : 噴出口
53 : 外管
53a: 内周面
A : 製氷システム
Claims (4)
- 内管(12)と、この内管(12)の径方向外側において当該内管(12)と同軸に設けられた外管と(13)を備えており、前記内管(12)内に被冷却物を流し、前記内管(12)と外管(13)との間のスペース(14)に冷媒を流す二重管式製氷機(1)であって、
前記二重管式製氷機(1)は、当該二重管式製氷機(1)を設置する設置面に対して前記内管(12)の軸が水平である横置き型であり、
前記スペース(14)に冷媒を水平方向に噴出するノズル(11)が前記外管(13)の下部の壁(13a)に設けられ、
前記ノズル(11)の噴出口(25)の下縁(25a)から前記外管(13)の内周面(13b)までの距離が、前記被冷却物を冷却する冷媒回路の膨張機構(5,27)の口径未満である、二重管式製氷機(1)。 - 前記下縁(25a)と前記外管(13)の内周面(13b)とが面一である、請求項1に記載の二重管式製氷機(1)。
- 内管(12)と、この内管(12)の径方向外側において当該内管(12)と同軸に設けられた外管と(13)を備えており、前記内管(12)内に被冷却物を流し、前記内管(12)と外管(13)との間のスペース(14)に冷媒を流す二重管式製氷機(1)であって、
前記二重管式製氷機(1)は、当該二重管式製氷機(1)を設置する設置面に対して前記内管(12)の軸が水平である横置き型であり、
前記スペース(14)に冷媒を流入させる冷媒入口管(18)が、前記外管(13)の下部の壁(13a)に設けられ、
前記スペース(14)に冷媒を上方に噴出するノズル(31)が前記冷媒入口管(18)の内部に設けられ、
前記ノズル(31)の噴出口(32)が開口している当該ノズル(31)の先端面(31a)から前記外管(13)の内周面(13b)までの距離が、前記被冷却物を冷却する冷媒回路の膨張機構(5,27)の口径未満である、二重管式製氷機(1)。 - 前記先端面(31a)と前記外管(13)の内周面(13b)とが面一である、請求項3に記載の二重管式製氷機(1)。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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