JP6953235B2 - アンテナ装置および電波放射方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置および電波放射方法に関する。
従来、例えばマイクロストリップアンテナ等のように基板上に表面パターンとして形成されるアンテナ装置が知られている。アンテナ装置は、例えば電波を放射する放射素子と、レーダ装置等の制御装置から供給される電力を放射素子へ供給する主線路とを備える(例えば、特許文献1参照)。
このようなアンテナ装置では、例えば、放射素子の形状や素子幅を放射素子毎に変更することで、各放射素子への電力分配比を調整し、電波の指向性を低サイドローブ設計にする。
特開2016−86432号公報
しかしながら、所望の電力分配比を実現するために、例えば、放射素子に整合素子を用いた場合、各素子に別途インピーダンス調整回路が必要になるため、構成が複雑になる。また、放射素子の素子幅を変えた場合、製造公差による影響を受けてロバスト性が低下するおそれがある。このように、従来は、所望の電力分配比を得ようとするとアンテナ形状が複雑になるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、単純なアンテナ形状で所望の電力分配比を得ることができるアンテナ装置および電波放射方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアンテナ装置は、主線路と、放射素子と、給電線路とを備える。前記放射素子は、前記主線路に沿って複数配置され、電波を放射する。前記給電線路は、前記主線路と前記放射素子とを接続する。また、前記給電線路は、前記主線路の基端から先端へ向かうほど前記放射素子との電気的な結合度が大きくなるような挿入長で前記放射素子へ挿入される。
本発明によれば、単純なアンテナ形状で所望の電力分配比を得ることができる。
図1は、実施形態に係るレーダ装置を示す図である。 図2は、実施形態に係るアンテナ装置を示す図である。 図3は、挿入長とインピーダンスとの関係を示す図(その1)である。 図4は、実施形態に係るアンテナ装置の配置例を示す図(その1)である。 図5は、挿入長と結合度との関係を示す図(その1)である。 図6は、挿入長とインピーダンスとの関係を示す図(その2)である。 図7は、実施形態に係るアンテナ装置の配置例を示す図(その2)である。 図8は、挿入長と結合度との関係を示す図(その2)である。 図9は、変形例に係るアンテナ装置を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するアンテナ装置および電波放射方法の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係るアンテナ装置が搭載されるレーダ装置について説明する。図1は、実施形態に係るレーダ装置1を示す図である。レーダ装置1は、例えば、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式やFCM(Fast-Chirp Modulation)方式といった電波を放射する装置である。
図1に示すように、実施形態に係るレーダ装置1は、アンテナ装置2と、制御装置3とを備える。制御装置3は、例えば周波数変調された信号をアンテナ装置2へ送信する。アンテナ装置2は、制御装置3から送信される信号を放射する送信用のアンテナ装置である。
なお、レーダ装置1は、送信用であるアンテナ装置2とは別に受信用の図示しないアンテナ装置を有する。また、図1では、1つのアンテナ装置2を示しているが、レーダ装置1に搭載されるアンテナ装置2の数は、2つ以上であってもよい。
図1に示すように、実施形態に係るアンテナ装置2は、主線路10と、複数の放射素子20a〜20fと、複数の給電線路30a〜30fとを備え、実施形態に係る電波放射方法を実行する。なお、以下では、複数の放射素子20a〜20fを、放射素子20と記載し、複数の給電線路30a〜30fを給電線路30と記載する場合がある。
主線路10は、制御装置3から供給される電力がZ軸負方向側である基端側からZ軸正方向側である先端側へ向かって所定の波長で流れる線路である。以下では、主線路10内での電力の波長、いわゆる管内波長をλgと記載する。
放射素子20は、主線路10から供給される電力と共振して共振状態となり、電波を外部へ放射する。放射素子20は、給電線路30とともに主線路10に対して45度傾けて配置される。給電線路30は、放射素子20に挿入されることで、主線路10と放射素子20とを接続する。具体的には、各給電線路30は、主線路10の管内波長であるλg毎に配置される。
実施形態に係る電波放射方法では、アンテナ装置2の給電線路30が、主線路10のZ軸負方向側である基端からZ軸正方向側である先端へ向かうほど放射素子20との電気的な結合度が大きくなるような挿入長で放射素子20へ挿入される。
結合度とは、主線路10を流れる電力に対してどの程度の割合の電力が給電線路30側へ流れるかを示す値である。つまり、主線路10における入力電力が同じであった場合、結合度が大きいほど、主線路10から給電線路30側へ流れる電力が多くなる。
ここで、従来のアンテナ装置について説明する。従来から、放射される電波の指向性がより低サイドローブとなるように設計されることが望まれている。このため、従来のアンテナ装置では、低サイドローブを実現するために、主線路を流れる電力を100%とした場合に、中央の放射素子(図1の場合、放射素子20d)で最も放射電力が高く、終端(基端および先端)の放射素子に向かうほど放射電力を小さくすることが好ましい。放射電力は、主線路を流れる電力の分配比を変えることで大きさを変えることができる。
また、主線路を流れる電力は、先端へ向かうほど電力量が少なくなるため、先端へ向かうほど、結合度を高くする必要がある。そして、従来のアンテナ装置では、放射素子の形状や、放射素子の素子幅、給電線路長等を変更して所望の電力分配比を得ていた。
しかしながら、例えば、放射素子に整合素子を用いた場合、各素子に別途インピーダンス調整回路が必要となり、構成が複雑になる。また、放射素子の素子幅を変えた場合、製造公差が大きくなりやすく、結果としてロバスト性が低下するおそれがある。このように、従来は、所望の電力分配比を得ようとするとアンテナ形状が複雑になるおそれがあった。
そこで、実施形態に係るアンテナ装置2では、放射素子20への給電線路30の挿入長を調整することで、主線路10の先端へ向かうほどを結合度を大きくする。つまり、放射素子20や給電線路30の形状を変えずに、挿入長を調整すればよいため、単純なアンテナ形状で所望の電力分配比を得ることができる。ここで、図2を用いて、実施形態に係るアンテナ装置2について具体的に説明する。
図2は、実施形態に係るアンテナ装置2を示す図である。図2に示すように、アンテナ装置2は、放射素子20に給電線路30が挿入されることでスリット21が形成される。かかるスリット21の長さが挿入長Iに対応する。また、図2には、放射素子20の素子長Lと、給電線路長Dとを示している。
放射素子20の素子長Lは、放射素子20を共振状態にするために、例えば主線路10の管内波長の半分であるλg/2に設定される。また、給電線路長Dは、管内波長の4分の1である1/4λg×(2n+1)もしくは、1/4λg×(2n)(ともにnは整数)のいずれかに設定される。
具体的には、給電線路30内において、主線路10から供給される電力の定在波が存在する。そして、かかる定在波の分布は、0λgにおいて電圧が最大値となり、以降1/4λg毎に電圧の最大値および最小値を繰り返す。
つまり、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合、定在波において電圧が最小値となり、給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合、定在波において電圧が最大値となる。かかる電圧は、主線路10と給電線路30との接続部に発生する電圧である。
このため、挿入長Iは、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合と、1/4λg×(2n)の場合とで、設定方法を変える。ここで、図3〜図5を用いて挿入長Iの設定方法について具体的に説明する。
まず、図3〜図5を用いて給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合における挿入長Iの設定方法について説明し、つづいて、図6〜図8を用いて給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合における挿入長Iの設定方法について説明する。
図3は、挿入長Iとインピーダンスとの関係を示す図である。図3のグラフでは、横軸に挿入長Iを示し、縦軸にインピーダンスを示す。なお、横軸の数値は、素子長Lに対する挿入長Iの比率で表している。
すなわち、挿入長Iが0.2とは、素子長Lの20%の長さであることを示している。また、ここでいうインピーダンスは、図2を参照した場合、主線路10および給電線路30の接続点から放射素子20側を見た入力インピーダンスを指す。
図3に示すように、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合、挿入長Iが長くなるほど、インピーダンスが大きくなる。より具体的には、挿入長Iの比率が0〜0.4の範囲では、インピーダンスが0〜50Ωの間を推移し、一方で、比率が0.5になると、インピーダンスが約1400Ω程度まで急激に増加している。
すなわち、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合、挿入長Iが0〜0.4の範囲では、主線路10から放射素子20へ電力が流れやすく、一方で、挿入長Iが0.5の場合、主線路10から放射素子20へ電力が流れにくい。換言すれば、挿入長Iが長くなるほど結合度が低下する。
なお、図3のグラフでは図示していないが、挿入長Iの比率が0.5以上の場合、インピーダンスが再び低下する。すなわち、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合、挿入長Iの比率が約0.5の場合に、インピーダンスが最も高い、すなわち、結合度が最も低い。
このようなインピーダンス特性を利用した場合の放射素子20の配置例を図4に示した。図4は、実施形態に係るアンテナ装置2の配置例を示す図である。図4では、主線路10に対して7つの放射素子20a〜20gが接続される場合を一例として示す。また、給電線路長Dは、1/4λg×(2n+1)であるとする。
図4に示すように、7つの放射素子20a〜20gのうち、先端の放射素子20gを除く、6つの放射素子20a〜20fにおける挿入長Iは、基端側の放射素子20aから先端側の放射素子20fへ向かって徐々に短くなるように設定される。すなわち、基端側から先端側へ向かって結合度が徐々に大きくなる。なお、先端の放射素子20gは、結合度が100%の整合素子が配置される。
また、図4に示すように、主線路10と各給電線路30a〜30fとの接続部分において、整合回路40a〜40fが設けられている。整合回路40a〜40fは、各放射素子20a〜20fの挿入長Iにおけるインピーダンスとの整合をとる回路であり、かかるインピーダンスに応じた性能が設定される。
次に、図5を用いて、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)の場合における挿入長Iと結合度との関係を示すシミュレーション結果について説明する。図5は、挿入長Iと結合度との関係を示す図である。図5に示すように、挿入長Iが0〜0.5付近の範囲において、結合度の最大値は約0.7(70%)であり、最小値は約0.15(15%)となった。すなわち、挿入長Iを調整することで、結合度を15〜70%の範囲で調整可能となった。
換言すれば、放射素子20や給電線路30の形状を変えることなく、結合度を調整できるため、単純なアンテナ形状で所望の電力分配比を得ることができる。また、素子長Lに対する挿入長Iの比率を50%以下で設定することで、結合度の調整を容易に行うことができる。
次に、図6〜図8を用いて、給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合における挿入長Iの設定方法について説明する。
図6は、挿入長Iとインピーダンスとの関係を示す図である。図6のグラフでは、横軸に挿入長Iを示し、縦軸にインピーダンスを示す。なお、横軸の挿入長Iやインピーダンスの定義は、上記図3と同様であるため説明を省略する。
図6に示すように、給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合、挿入長Iが長くなるほど、インピーダンスが小さくなる。より具体的には、挿入長Iの比率が0〜0.5の範囲において、インピーダンスが0〜370Ωの間を推移する。すなわち、給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合、挿入長Iが長くなるほど結合度が増加するため、放射素子20側へ電力が流れやすくなる。
なお、図6のグラフでは図示していないが、挿入長Iの比率が0.5以上の場合、インピーダンスが再び増加する。すなわち、給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合、挿入長Iの比率が約0.5の場合に、インピーダンスが最も低い、すなわち、結合度が最も高い。
このようなインピーダンス特性を利用した場合の放射素子20の配置例を図7に示した。図7は、実施形態に係るアンテナ装置2の配置例を示す図である。図7では、主線路10に対して7つの放射素子20a〜20gが接続される場合を一例として示す。また、給電線路長Dは、1/4λg×(2n)であるとする。
図7に示すように、7つの放射素子20a〜20gのうち、先端の放射素子20gを除く、6つの放射素子20a〜20fにおける挿入長Iは、基端側の放射素子20aから先端側の放射素子20fへ向かって徐々に長くなるように設定される。すなわち、基端側から先端側へ向かって結合度が徐々に小さくなる。なお、先端の放射素子20gは、結合度が100%の整合素子が配置される。
また、図7に示すように、主線路10と各給電線路30a〜30fと接続部分において、インピーダンスに応じた性能の整合回路40a〜40fが設けられる。
次に、図8を用いて、給電線路長Dが1/4λg×(2n)の場合における挿入長Iと結合度との関係を示すシミュレーション結果について説明する。図8は、挿入長Iと結合度との関係を示す図である。図8に示すように、挿入長Iが0〜0.5の範囲において、結合度の最大値は約0.65(65%)であり、最小値は約0.25(25%)となった。すなわち、挿入長Iを調整することで、結合度を25〜65%の範囲で調整可能となった。
換言すれば、放射素子20や給電線路30の形状を変えることなく、結合度を調整できるため、単純なアンテナ形状で所望の電力分配比を得ることができる。
また、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)および1/4λg×(2n)ともに、挿入長Iを、素子長Lの50%以下で調整することで、挿入長Iのバリエーションを少なくできるため、製造工程が複雑になることを防止できる。
上述してきたように、実施形態に係るアンテナ装置2は、主線路10と、放射素子20と、給電線路30とを備える。放射素子20は、主線路10に沿って複数配置され、電波を放射する。給電線路30は、主線路10と放射素子20とを接続する。また、給電線路30は、主線路10の基端から先端へ向かうほど放射素子20との電気的な結合度が大きくなるような挿入長Iで放射素子20へ挿入される。これにより、単純なアンテナ形状で所望の電力分配比を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、給電線路30の挿入長Iは、放射素子20の挿入方向への長さ(スリット21の長さ)としたが、これに限定されるものではない。挿入長Iの他の例について、図9を用いて説明する。
図9は、変形例に係るアンテナ装置2を示す図である。図9では、給電線路30の挿入方向に対して垂直方向の放射素子20の長さを素子長Lとし、かかる垂直方向における給電線路30の挿入位置を挿入長Iとする。
また、給電線路長Dは、1/4λg×(2n+1)または1/4λg×(2n)のいずれかが設定される。挿入長Iは、給電線路長Dが1/4λg×(2n+1)または1/4λg×(2n)のいずれであるかによって、設定方法が異なる。
すなわち、給電線路長Dが、1/4λg×(2n+1)の場合、挿入長Iの比率が0〜0.5の範囲において、インピーダンスが徐々に高くなる。つまり、図3のグラフと同様の傾向を示し、インピーダンス値も図3と同様の値を示す。
また、給電線路長Dが、1/4λg×(2n)の場合、挿入長Iの比率が0〜0.5の範囲において、インピーダンスが徐々に低くなる。つまり、図6のグラフと同様の傾向を示し、インピーダンス値も図6と同様の値を示す。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 レーダ装置
2 アンテナ装置
3 制御装置
10 主線路
20,20a〜20g 放射素子
30,30a〜30g 給電線路
40a〜40f 整合回路
D 給電線路長
I 挿入長
L 素子長

Claims (5)

  1. 主線路と、
    前記主線路に沿って複数配置され、電波を放射する放射素子と、
    前記主線路と前記放射素子とを接続する給電線路と、を備え、
    前記給電線路は、
    前記主線路の基端から先端へ向かうほど前記放射素子との電気的な結合度が大きくなるような挿入長で前記放射素子へ挿入されること
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記給電線路は、
    前記挿入長が前記放射素子の挿入方向における長さに対して50%以下であること
    を特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記給電線路は、
    前記主線路の管内波長をλgとしたときの線路長が1/4λg×(2n+1)(nは整数)である場合、前記主線路の先端に向かうほど、前記挿入長が短いこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記給電線路は、
    前記主線路の管内波長をλgとしたときの線路長が1/4λg×(2n)(nは整数)である場合、前記主線路の先端に向かうほど、前記挿入長が長いこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
  5. 主線路と、
    前記主線路に沿って複数配置され、電波を放射する放射素子と、
    前記主線路と前記放射素子とを接続する給電線路と、を備えるアンテナ装置の電波放射方法であって、
    前記給電線路は、
    前記主線路の基端から先端へ向かうほど前記放射素子との電気的な結合度が大きくなるような挿入長で前記放射素子へ挿入されること
    を特徴とする電波放射方法。
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