JP6952309B2 - 体内植込型血流量プローブ - Google Patents

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本発明は、人体又は動物の被検体の血管における血流量測定システムで用いられる体内植込型血流量プローブに関する。
例えば、心臓の血管手術では、術前、術中及び術後の患者(被検体)の血管の血流量を確認することが必須とされている。そのため、手術中等の必要時には、血流量プローブにより血流量を測定し、その測定結果を医師に向けて表示している。
特許文献1には、血流量を測定する機能を備えたステントを患者(被検体)の血管の内部又は外部に装着して患者の血管の血流量を測定するシステムが開示されている。
米国特許第6015387号明細書
特許文献1のシステムでは、ステントを患者(被検体)の血管の内部又は外部に装着するとき、若しくは取り外すとき、その都度血管の一部を切除又は切開する必要がある。即ち、血管内部へステントを挿入し、取り外すときは、血管の一部を切除又は切開しなければならない。また、血管外部へステントを装着する場合も、ステントはパイプ形状であるため、血管の一部を切除又は切開しなければならない。
本発明の課題は、血流量プローブを人体等の被検体の体内に植え込んで、血管における血流量を測定するシステムにおいて、円管形状のプローブを血管が挿入可能な形状とすることにより、血流量プローブを被検体の血管に装着するに際し、装着を容易にすることにある。
第1発明の体内植込型血流量プローブは、被検体の体内に植え込まれた状態血流量プローブにより測定された被検体の血管の血流量を、被検体の体外で表示する表示器と、前記血流量プローブからの血流量データを前記表示器へ無線通信にて伝送する送信機とを備えた血流量測定システムに用いられる体内植込型血流量プローブであって、測定対象となる血管の外周面上に巻き付けて装着可能で、血管を通過させるように部分的に開放された円管形状を成す胴部を備え、該胴部は、血管を流れる血流量を測定する機能を備え、且つ前記円管形状の開放程度を変更可能とされている。
第1発明によれば、血流量プローブを構成する胴部が部分的に開放された円管形状とされており、開放部分を通して胴部内に血管を挿入可能とされている。そのため、血流量の測定に際し、胴部内への血管の挿入、取り外しは、容易に行うことができる。しかも、胴部の開放程度が変更可能とされているため、血流量の測定に際し、胴部内への血管の挿入、取り外しは、更に容易に行うことができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記胴部は、前記円管形状の開放側に対向する部位に設けられ、前記円管形状の開放程度を変更可能とするヒンジ部を備える。
第2発明によれば、胴部の円管形状はヒンジにより開放程度が変更可能とされている。そのため、血流量プローブに血管を装着、取り外すとき、開放程度を大きくすることによりそれらの操作が容易となる。また、血管を挿入した状態では、開放程度を小さくすることにより血管を緩みなく血流量プローブに装着することができる。
第3発明は、上記第1発明において、前記胴部は、血管に装着された状態の前記円管形状における血流方向の両端部に端縁側に向けて漸次径が拡がる形状の拡径部と、血管に装着された状態の前記円管形状における血管と接する内壁面に設けられ、血管との摩擦抵抗を大きくする多数の突起とを備え、前記胴部は、弾性変形可能に構成されている。
第3発明によれば、胴部の円管形状は弾性変形可能に構成されている。そのため、血流量プローブに血管を装着、取り外すとき、胴部を弾性変形させて開放程度を大きくすることによりそれらの操作が容易となる。その結果、血管を損傷させる事故も起きない。また、血管を挿入した状態では、弾性変形により開放程度が小さく戻り血管を緩みなく血流量プローブに装着することができる。しかも、胴部の両端部に拡径部を備えるため、胴部内に血管を挟んだときに胴部の両端部が血管の外周面に食い込むのを防止することができる。また、胴部の内壁面に多数の突起を備えるため、血管が垂直、若しくはそれに近い状態にあるとき、その血管を挟んだ胴部が重力により血管の表面上で滑り落ちるのを抑制することができる。
本発明の基本システム構成概略図である。 上記基本システムにおける血流量プローブの別例を示す拡大斜視図である。 図2と同様の拡大斜視図であり、血流量プローブが血管に装着された状態を示す。 本発明の第実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成概略図である。 上記血流量プローブの拡大側面図である。 図5と同様の血流量プローブの拡大斜視図である。 図5と同様の血流量プローブの作動説明図である。 本発明の第2実施形態血流量プローブを示す側面図である。 図8と同様の血流量プローブの斜視図である。 本発明の第3実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成概略図である。
基本システム構成>
図1は、本発明の基本システム構成を示す。ここでは、患者(被検体)Pの血管Vの血流量を測定して電気信号に変換する血流量プローブ10と、血流量プローブ10により測定された血流量を医師若しくは医療従事者に向けて表示する表示器80とを備える。血流量プローブ10は、手術中及び手術後も患者Pの体内に一定期間植え込み可能とされており、表示器80は患者Pの体外で、医師若しくは医療従事者から見易い位置に設けられる。
血流量プローブ10の血流量データは、屈曲自在のコード64を介して第1の送信機(本発明の送信機に相当)61に送られ、第1の送信機61から無線通信にて表示器80へ伝送される。血流量プローブ10と第1の送信機61との間のコード64による接続距離が変化しても、コード64は屈曲自在のため、接続距離の変化に柔軟に対応することができる。
第1の送信機61は、ケーシング63に収容された状態で患者Pの体内に植え込み可能とされている。ケーシング63内には、第1の送信機61と共にバッテリ62が収容されている。バッテリ62は、第1の送信機61に電源を供給するとともに、コード64を介して血流量プローブ10にも電源を供給している。バッテリ62は、体外に置かれる非接触式の充電器65により充電可能とされている。充電方式としては、電磁誘導方式、電波受信方式等が利用可能である。但し、バッテリ62は、充電可能な二次電池ではなく一次電池を使用することもできる。第1の送信機61による無線通信は、手術室内で行われるため、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の近距離通信が採用される。また、ケーシング63は、ポリプロピレン樹脂、シリコン樹脂等により形成することができる。血流量プローブ10、コード64、ケーシング63及びそれらの接続部は、体内に植え込まれるため水密且つ気密構造とされている。
表示器80としては、スマートフォン、タブレット端末等である携帯端末81が用いられている。携帯端末81は、標準機能として近距離通信を可能とする送受信機(図示略)を内蔵している。そのため、携帯端末81は、第1の送信機61から送信された血流量データを受け取り、自らの画面にて血流量表示を行う。携帯端末81による血流量表示は、常時行うようにしてもよいが、適宜のタイミングで間欠的に行うようにしてもよい。
表示器80として携帯端末81の他に固定式表示器82を備える。固定式表示器82は、無線LANを通じて携帯端末81の血流量情報を共有可能としている。固定式表示器82では、血流量が、別に測定された心電図、体温、血圧、心拍数等と共に表示されてもよい。表示器80として携帯端末81と固定式表示器82の両方を備えることは必須ではなく、いずれか一方のみでもよい。また、無線LANを通じて相互通信可能なように、携帯端末81と固定式表示器82が場所を変えて複数台設置されてもよい。
血流量プローブ10は、公知のトランジットタイム方式で血流量を測定するものであり、ヘッド11と反射板11aとの間に患者Pの血管Vを挟んで血流量が測定される。但し、血流量プローブ10は、トランジットタイム方式のものに限定されず、各種方式の血流量測定機器が採用可能である。
<血流量プローブ10の別例>
図2、3は、上記基本システムにおける血流量プローブ10の別例を示す。図2、3における血流量プローブ20は、図1における血流量プローブ10と同様、トランジットタイム方式で血流量を測定するものであり、血流量プローブ本体22に蓋23を被せることにより、血流量プローブ本体22上に患者Pの血管Vを挟んで血流量を測定可能に構成されている。測定信号は、コネクタ22aを介してコード64に伝達されている(図1参照)。蓋23は、血流量プローブ本体22に被せた状態で、ネジ25により固定されており、そのネジ25の一部が心電図用電極24とされている。つまり、血流量プローブ本体22は、心電信号も併せて検出可能としている。
基本システムの作
上記基本システムによれば、第1の送信機61及びバッテリ62は、屈曲自在のコード64により血流量プローブ10、20に接続されて、第1の送信機61及びバッテリ62が血流量プローブ10、20から患者Pの体表側に離間可能とされている。そのため、血流量を測定するべき血管Vが体内の狭い空間にある場合でも、その狭い空間には血流量プローブ10、20のみを挿入し、第1の送信機61及びバッテリ62は血流量プローブ10、20から離間した適宜空間に設置することができる。しかも、第1の送信機61及びバッテリ62を血流量プローブ10、20より患者Pの体表側に配置可能となるので、第1の送信機61と表示器80との通信経路中に介在する誘電体(患者Pの体の一部)の量が少なくなって、通信環境を良好にすることができる。また、第1の送信機61及びバッテリ62に対して体表外側からアクセスし易くなって、第1の送信機61及びバッテリ62のメンテナンス性を良くすることができる。
更にまた、第1の送信機61及びバッテリ62が一つのケーシング63内に収容されている。そのため、第1の送信機61及びバッテリ62を一括して取り扱うことができる。しかも、第1の送信機61及びバッテリ62がケーシング63によりカバーされている。そのため、第1の送信機61及びバッテリ62が体内で露出しないようにすることができる。
<第実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成>
図4は、本発明の第実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成を示す。第実施形態の血流量プローブを用いたシステム基本システムに対して特徴とする点は、基本システムにおける血流量プローブ10、20を血流量プローブ30に変更した点である。その他の構成は、第実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成においても基本システムと同一であり、同一部分には同一符号を付して再度の説明は省略する。
図5、6は、血流量プローブ30を拡大して示す。血流量プローブ30は、ヒンジ部32により開閉可能とされた一対の胴部31を備える。一対の胴部31は、例えば、ポリプロピレン樹脂により形成されており、一対の胴部31の間に患者Pの血管Vを挟むことができる湾曲形状とされている。一対の胴部31間に血管Vを挟む際は、図5の仮想線で示すように一対の胴部31を互いに離間させて開放し、一対の胴部31間に血管Vを挿入した後は、図5の実線で示すように一対の胴部31を互いに接近させて血管Vの太さと等しくなる程度に閉じる。図5の実線のように、一対の胴部31の間に血管Vを挟んだ状態では、一対の胴部31は、血管Vを通過させるように部分的に開放された円管形状となり、血管Vの外周面上に巻き付けられた状態となる。
このように一対の胴部31は、ヒンジ部32により開閉可能とされているため、一対の胴部31間に血管Vを挟み込む作業を容易にすることができる。ヒンジ部32は、作業者の指の操作で一対の胴部31の開閉が可能であるが、操作しない状態では一対の胴部31間の角度を維持する程度の摩擦力が付与されている。
図7は、血流量プローブ30による血流量測定の原理を示す。血流量プローブ30は、公知のトランジットタイム方式で血流量を測定するものであり、胴部31の一方の内壁面には、反射板35が設けられている。胴部31の他方の内壁面には、反射板35に対向して第1、第2振動子33、34が設けられている。そして、反射板35と第1、第2振動子33、34との間に血管Vを挟んだ状態で、第1、第2振動子33、34が送信した超音波33a、34aを反射板35で反射させ、反射した超音波33b、34bを送信した側ではない第1、第2振動子33、34で受信している。胴部31の外壁面に設けられた処理回路36(図6参照)は、第1、第2振動子33、34における超音波の送受信に要する時間差に基づいて血管Vを流れる血流Bの流量を測定する。血流量プローブ30による血流量の測定結果は電気信号とされて、図4のようにコード64を介して送信機ユニット60に送られる。
血流量プローブ30において血流量を測定するためには、第1、第2振動子33、34で送信した超音波33a、34aが反射板35で反射し、反射した超音波33b、34bを送信した側ではない第1、第2振動子33、34で受信する必要がある。そのため、一対の胴部31の相対角度を血流量の測定が可能な状態に維持することが必要となる。そこで、血流量プローブ30は、測定対象となる血管Vの太さに応じて各種サイズのものを用意するものとし、血流量の測定が可能な状態で一対の胴部31の相対角度が維持されるようにするものとする。
第2実施形態の血流量プローブ
図8、9は、第2実施形態における血流量プローブ40を示す。血流量プローブ40が上述の血流量プローブ30に対して相違する主な点は、ヒンジ部32をなくし、一体構造の胴部41とした点である。また、胴部41の両端部に端縁側に向けて漸次径が拡がる形状の拡径部41aをそれぞれ備える。また、胴部41の内壁面には、内壁面の血管Vとの摩擦抵抗を大きくするため、多数の小さな突起41bを備える。血流量プローブ40は、血流量プローブ30と同様、トランジットタイム方式で血流量を測定するものであり、胴部41の外壁面上には血流量プローブ30の処理回路36と同様の処理回路42を備える。
血流量プローブ40は、血流量プローブ30のように胴部41を開閉することができないため、胴部41内に血管Vを挟むときは、血管Vの形状を楕円形に変形させて胴部41内に挿入可能としている。但し、胴部41内に血管Vを挟むとき、胴部41は弾性変形により胴部41の開口を若干広げることができる。血流量プローブ40は、測定対象となる血管Vの太さに応じて各種サイズのものを用意される。
血流量プローブ40は、胴部41の両端部に拡径部41aを備えるため、胴部41内に血管Vを挟んだときに胴部41の両端部が血管Vの外周面に食い込むのを防止することができる。また、胴部41の内壁面に多数の突起41bを備えるため、血管Vが垂直、若しくはそれに近い状態にあるとき、その血管Vを挟んだ胴部41が重力により血管Vの表面上で滑り落ちるのを抑制することができる。
<第2実施形態の作用、効果>
第2実施形態によれば、円管形状の胴部31、41を血管Vの外周面上に巻き付けて装着することにより血流量が測定される。胴部31、41は、狭い空間にある血管Vに対しても容易に装着可能であり、測定可能な血管Vの範囲を拡大することができる。
<第3実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成>
図10は、本発明の第3実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成を示す。第3実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成が第実施形態及び第2実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成(図4参照)に対して特徴とする点は、第1実施形態及び第2実施形態における胴部31、41による測定データの送信機ユニット60への送信をコード64により行ったのに代えて、胴部51による測定データの送信機ユニット70への送信を無線通信により行う点である。その他の構成は、第3実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成においても第実施形態及び第2実施形態の血流量プローブを用いたシステム構成と基本的に同一であり、同一部分には同一符号を付して再度の説明は省略する。
第3実施形態の血流量プローブ50の胴部51は、第2実施形態の胴部41に類似した構成であり、送信機ユニット70との間を無線通信によりつなぐための構成が違うのみで、その他の構成は同一である。胴部51は、胴部41の拡径部41a及び突起41bと同様の拡径部51a及び突起51bを備える。
胴部51の外周面上には、給電器52、処理回路53、及び第2の送信機(本発明の送信機に相当)54が設けられている。給電器52は、送信機ユニット70内の電源装置(図示略)から無線給電され、処理回路53及び第2の送信機54に作動電源を供給するものである。無線給電としては、例えば、電波により給電する方式が使用される。処理回路53は、第2実施形態の処理回路42と同様、トランジットタイム方式で測定された超音波の送受信に要する時間差に基づいて血流量を測定する。また、第2の送信機54は、処理回路53により測定された血流量データを送信機ユニット70内の第1の送信機(図示略)に向けて送信する。第2の送信機54と第1の送信機との通信は、生体内通信を利用して行われる。また、送信機ユニット70は、患者Pの体表面の外側にベルト71により取付け可能とされている。なお、血管Vの患者P体内での位置、その他の条件によっては、送信機ユニット70内の第1の送信機を介さずに第2の送信機54から携帯端末81に直接通信することもできる。
<第3実施形態の作用、効果>
第3実施形態によれば、患者Pの体内に植え込まれた血流量プローブ50で測定された血流量データは、第2の送信機54から無線通信にて送信機ユニット70内の第1の送信機を介して、患者Pの体外に設置された表示器80に送られて表示される。また、血流量プローブ50に対する電源供給は、給電器52を介して送信機ユニット70内に設けられた電源装置によって行われる。しかも、送信機ユニット70は、患者Pの体表面外側に固定可能とされている。そのため、患者Pの体内に植え込まれるのは血流量プローブ50のみであり、血流量測定中の患者Pの肉体的負担を軽減することができる。このため、第3実施形態の血流量測定システムによれば、手術後も比較的長期間、例えば数か月以上に渡って測定を継続することができる。血流量プローブ50の胴部51には給電器52が設けられているが、給電器52は送信機ユニット70の電源装置から電気エネルギを受けて安定化させるのみのもので、蓄積した電気エネルギを長時間に渡って供給し続けるものではないため、通常の電源装置を備える場合に比べれば血流量プローブ50の大きさを僅かに大きくする程度である。
<その他の実施形態>
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、本発明の体内植込型血流量測定システムは、人体のみでなく他の動物の血管に対しても適用可能である。また、心臓の血管のみならず、他の臓器や体内の血管に対して適用可能である。更に、人工心臓、人工血管等に対しても適用可能である。
10、20、30、40、50 血流量プローブ
11 ヘッド
11a 反射板
22 血流量プローブ本体
22a コネクタ
23 蓋
24 電極
25 ネジ
31、41、51 胴部
32 ヒンジ部
33 第1振動子
34 第2振動子
35 反射板
36、42、53 処理回路
41a、51a 拡径部
41b、51b 突起
52 給電器
54 第2の送信機(送信機)
60、70 送信機ユニット
61 第1の送信機(送信機)
62 バッテ
63 ケーシング
64 コー
65 充電器
71 ベルト
80 表示器
81 携帯端末
82 固定式表示器
P 患者(被検体)
V 血管

Claims (1)

  1. 被検体の体内に植え込まれた状態の血流量プローブにより測定された被検体の血管の血流量を、被検体の体外で表示する表示器と、
    前記血流量プローブからの血流量データを前記表示器へ無線通信にて伝送する送信機と
    を備えた血流量測定システムに用いられる体内植込型血流量プローブであって、
    測定対象となる血管の外周面上に巻き付けて装着可能で、血管を通過させるように部分的に開放された円管形状を成す胴部を備え、
    該胴部は、血管を流れる血流量を測定する機能を備え、且つ前記円管形状の開放程度を変更可能とされており、
    前記胴部は、
    血管に装着された状態の前記円管形状における血流方向の両端部に端縁側に向けて漸次径が拡がる形状の拡径部と、
    血管に装着された状態の前記円管形状における血管と接する内壁面に設けられ、血管との摩擦抵抗を大きくする多数の突起とを備え、
    前記胴部は、弾性変形可能に構成されている
    体内植込型血流量プローブ。
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