JP6951274B2 - 水素除去装置 - Google Patents

水素除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6951274B2
JP6951274B2 JP2018025074A JP2018025074A JP6951274B2 JP 6951274 B2 JP6951274 B2 JP 6951274B2 JP 2018025074 A JP2018025074 A JP 2018025074A JP 2018025074 A JP2018025074 A JP 2018025074A JP 6951274 B2 JP6951274 B2 JP 6951274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen gas
hydrogen
battery
discharge pipe
inert gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018025074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019138873A (ja
Inventor
雫石 広悦
広悦 雫石
さつき 甲斐
さつき 甲斐
伸英 鈴木
伸英 鈴木
明信 細川
明信 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2018025074A priority Critical patent/JP6951274B2/ja
Publication of JP2019138873A publication Critical patent/JP2019138873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6951274B2 publication Critical patent/JP6951274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Description

本開示は、バッテリ室でバッテリから発生した水素を除去する水素除去装置に関する。
火力発電所、原子力発電所等の発電プラントにおいて、バッテリ室には、各種器機類の電源用及びバックアップ用のバッテリが置かれている。バッテリのうち例えば鉛蓄電池などは、充電中水素ガスが発生する。事故などによりこれらプラントの電源が喪失すると、バッテリ室の換気設備が停止してしまい、バッテリの充電中に発生した水素ガスが滞留したままになる。そのまま放置すると、水素ガスが引火する虞があるため、水素ガスをバッテリ室外へ排出する必要がある。
特許文献1には、原子炉の格納容器内に発生した水素ガスを除去するために、格納容器内に窒素吸蔵合金とこの窒素吸蔵合金を加熱可能な加熱装置とを有する装置を備える水素除去装置が開示されている。この水素除去装置では、事故時に該加熱装置によって窒素吸蔵合金を加熱して窒素ガスを発生させ、水素ガスと窒素ガスとを反応させてアンモニアを生成させることで水素ガスを除去するようにしている。
特開2013−185968号公報
特許文献1に開示された水素除去装置は、水素ガスが多量に発生した場合、多量の窒素吸蔵合金が必要となり、高コストとなる。また、加熱装置の作動を外部電源で行う場合、発電プラントの電源が喪失した非常時においては、電源車などの可動式電源を手配するまでは水素ガスを除去できない問題がある。
一実施形態は、バッテリ室を含む設備において、電源喪失時などの非常時でも簡易な手段で早期に水素ガスを除去可能な水素除去装置を提案することを目的とする。
(1)一実施形態に係る水素除去装置は、
少なくとも一つのバッテリが設けられたバッテリ室から水素ガスを除去する水素ガス除去装置であって、
前記バッテリから発生した水素ガスが集められる水素ガス集合空間を形成する集合空間形成部材と、
前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを連通する水素ガス排出管と、
を備える。
上記(1)の構成によれば、バッテリから発生した水素ガスを上記集合空間形成部材の水素ガス集合空間に集め、集めた水素ガスを上記水素ガス排出管からバッテリ室の外部へ排出することができる。従って、何らの動力源を必要とすることなく、水素ガスを外部へ排出できるので、バッテリ室を含む設備の電源が喪失したときでも、外部電源の手配を待つことなく簡易な設備で早期に水素ガスを排出できる。
(2)一実施形態では、前記(1)の構成において、
前記集合空間形成部材は、前記バッテリの上方の空間を覆うように構成された排気フードからなる。
上記(2)の構成によれば、空気と比べて比重が小さい水素ガスは上昇して上記排気フードに捕捉される。捕捉された水素ガスは水素ガス排出管を介して外部へ排出される。これによって、何らの動力源を必要とすることなく、早期にかつ簡易な設備で水素ガスを排出できる。
(3)一実施形態では、前記(1)の構成において、
一端側が前記バッテリに接続され、前記バッテリから発生した前記水素ガスを前記水素ガス集合空間に導く水素ガス排出枝管をさらに備え、
前記集合空間形成部材は、前記水素ガス排出枝管の他端側が接続されるヘッダからなる。
上記(3)の構成によれば、バッテリから発生した水素ガスは上記水素ガス排出枝管を介して上記ヘッダに形成された水素ガス集合空間に導かれる。水素ガス集合空間に集まった水素ガスは、水素ガス排出管を介して外部へ排出される。これによって、何らの動力源を必要とすることなく、簡易な設備で早期に水素ガスを排出できると共に、バッテリから発生した水素ガスをバッテリ室内に拡散させずに高濃度のまま外部へ排出できる。
(4)一実施形態では、前記(1)〜(3)の何れかの構成において、
不活性ガス供給部と、
前記不活性ガス供給部から供給される不活性ガスを前記水素ガス集合空間に導入する不活性ガス導入管と、
を備える。
上記(4)の構成によれば、上記不活性ガス導入管から水素ガス集合空間に不活性ガスを導入することで、水素ガスの濃度を低減できる。これによって、水素ガスを引火濃度外にして水素ガスの引火を防止しながらバッテリ室外へ排出できる。
(5)一実施形態では、前記(4)の構成において、
前記不活性ガス供給部から供給される前記不活性ガスを駆動流体として、前記水素ガスを前記水素ガス排出管の下流側に吸引するように構成されたエゼクタをさらに備える。
上記(5)の構成によれば、上記エゼクタによって、水素ガス集合空間に集められた水素ガスを水素ガス排出管の下流側へ吸引することができるので、水素ガスの排出量を増加できる。
(6)一実施形態では、前記(3)の構成において、
不活性ガス供給部と、
前記不活性ガス供給部から供給される不活性ガスを前記水素ガス集合空間に導入する不活性ガス導入管と、
前記不活性ガス導入管側に接続される入口、前記水素ガス排出管側に接続される出口、及び、前記ヘッダ側に接続される吸込口を有するエゼクタと、をさらに備える。
上記(6)の構成によれば、上記エゼクタによって、ヘッダに形成された水素ガス集合空間に集められた水素ガスを水素ガス排出管の下流側へ吸引することができるので、水素ガスの排出量を増加できる。
(7)一実施形態では、前記(4)〜(6)の何れかの構成において、
前記不活性ガス導入管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成された導入側開閉装置をさらに備える。
上記(7)の構成によれば、上記導入側開閉装置によって、バッテリ室を含む設備の運転が可能な通電時には、不活性ガスは水素ガス集合空間に供給されず、設備の電源喪失時にのみ不活性ガスを水素ガス集合空間へ供給できる。これによって、水素ガス集合空間に集められた水素ガスを引火濃度外にして引火を防止しながらバッテリ室外へ排出できる。
(8)一実施形態では、前記(7)の構成において、
前記導入側開閉装置は、
弁体と、
前記設備の電源喪失時において、前記不活性ガス導入管を開放する方向に前記弁体に対して付勢力を付与する付勢部材と、
前記設備の電源喪失時を除く通電時において、前記付勢力に抗して、前記不活性ガス導入管を閉止するような駆動力を前記弁体に対して付与するソレノイド部と、を含む。
上記(8)の構成によれば、設備の電源喪失時に上記ソレノイド部の駆動力は喪失するので、上記付勢部材の付勢力によって不活性ガス導入管を開放できる。従って、電源喪失時に何らの動力源を必要とすることなく、かつ作業員による操作を必要とすることなく、自動的に不活性ガス導入管を閉止できる。
(9)一実施形態では、前記(1)〜(8)の何れかの構成において、
前記バッテリ室には換気用ダクトと、前記換気用ダクトに設けられたファンと、が備えられ、
前記水素ガス排出管は、
前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを直接連通する第1水素ガス排出管と、
前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを前記換気用ダクトを介して連通する第2水素ガス排出管と、を含み、
第1水素ガス排出管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成された第1開閉装置と、
第2水素ガス排出管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に開放状態から閉止状態に切り替わるように構成された第2開閉装置と、をさらに備える。
上記(9)の構成によれば、設備の運転が可能な通電時には換気用ダクトに設けられたファンが稼働するため、第2水素ガス排出管が開放され、バッテリ室内の水素ガスは第2水素ガス排出管及び換気用ダクトを介してバッテリ室外へ排出できる。また、設備の電源喪失時には、ファン稼働しないため、代わりに第1水素ガス排出管が開放され、水素ガスは第1水素ガス排出管を介してバッテリ室外へ排出できる。従って、設備の電源喪失時においてもバッテリ室内の水素ガスを排出できる。
(10)一実施形態では、前記(9)の構成において、
前記第1開閉装置は、
弁体と、
前記第1水素ガス排出管を開放する方向に前記弁体に対して付勢力を付与する付勢部材と、
前記設備の前記電源喪失時を除く通電時において、前記付勢力に抗して、前記第1水素ガス排出管を閉止するような駆動力を前記弁体に対して付与するソレノイド部と、
を含む。
上記(10)の構成によれば、設備の運転が可能な通電時には、上記ソレノイド部の駆動力によって第1水素ガス排出管を閉止でき、設備の電源喪失時には、ソレノイド部の駆動力が喪失するので、上記付勢部材の付勢力によって第1水素ガス排出管を開放できる。従って、電源喪失時に何らの動力源を必要とせず、かつ何らの操作を必要とせずに、第1水素ガス排出管を開放できるため、水素ガスを第1水素ガス排出管からバッテリ室外へ排出できる。
(11)一実施形態では、前記(9)又は(10)の構成において、
前記第1水素ガス排出管に設けられ、前記第1水素ガス排出管を流れる通過ガスであって、前記通過ガス中に含まれる前記水素ガス、及び、前記通過ガス中に含まれる酸素ガスの少なくとも何れか一方を消費させるための反応器を備える。
上記(11)の構成によれば、上記反応器によって第1水素ガス排出管内気体中の水素ガス又は酸素ガスを消費させることで、水素ガス濃度又は酸素ガス濃度を低減できるため、第1水素ガス排出管内での水素ガスの引火を防止できる。
幾つかの実施形態によれば、バッテリ室を含む設備において、電源喪失時などの非常時でも簡易な手段で早期に水素ガスを除去できる。
一実施形態に係る水素除去装置の模式図である。 一実施形態に係る水素除去装置の模式図である。 一実施形態に係る水素除去装置の模式図である。 一実施形態に係る水素除去装置の模式図である。 一実施形態に係る水素除去装置の模式図である。 一実施形態に係る第1開閉装置の断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1〜図5は、幾つかの実施形態に係る水素除去装置10(10A、10B、10C、10D、10E)を示す。
図1〜図5において、水素除去装置10(10A〜10E)は、少なくとも一つのバッテリ14が設けられたバッテリ室12から水素ガスを除去する水素ガス除去装置である。原子力発電プラントや火力発電プラント等の発電プラントのバッテリ室には、通常、各種機器類の駆動用及びバックアップ用の多数のバッテリが置かれている。バッテリのうち、例えば鉛蓄電池などにおいては、充電中水素ガスが発生し、バッテリケースの外に水素ガスが漏れ出てくる。
従って、通常、バッテリ室12には換気装置16が設けられている。換気装置16は例えばバッテリ室12の内部気体を外部へ排出可能な換気用ダクト18と換気用ダクト18に設けられたファン20とを備える。プラントなどの通常運転時においては、バッテリ14から漏れ出た水素ガスはこの換気装置16によってバッテリ室外へ排出される。しかし、電源喪失時には換気装置16が作動しないので、バッテリ室内に滞留した水素ガスを室外に排出できない。
水素除去装置10は、バッテリ14から発生した水素ガスが集められる水素ガス集合空間Shを形成する集合空間形成部材22(22a、22b)と、水素ガス集合空間Shとバッテリ室12の外部とを連通する水素ガス排出管24と、を備える。
上記構成によれば、バッテリ14から発生した水素ガスを集合空間形成部材22に形成された水素ガス集合空間Shに集め、集めた水素ガスを水素ガス排出管24からバッテリ室12の外部へ排出することができる。従って、何らの動力源を必要とすることなく、水素ガスをバッテリ室外へ排出できるので、バッテリ室を含む設備の電源が喪失したときでも、外部電源の手配を待つことなく早期に水素ガスを排出できる。また、集合空間形成部材22及び水素ガス排出管24を備えるだけの簡易な設備で水素ガスの排出が可能になる。
一実施形態では、図1、図3及び図5に示す水素除去装置10(10A、10C、10E)のように、集合空間形成部材22(22a)は、バッテリ14の上方の空間を覆うように構成された排気フードからなる。
この実施形態によれば、空気と比べて比重が小さい水素ガスは上昇して上記排気フードに捕捉される。また、バッテリ14が発熱することで上下方向の対流が発生し、この対流によって水素ガスは上方へ運ばれ、排気フードに捕捉される。捕捉された水素ガスは水素ガス排出管24を介して外部へ排出される。これによって、何らの動力源を必要とすることなく、簡易な設備で早期に水素ガスをバッテリ室外へ排出できる。
一実施形態では、上記排気フードは領域によって高さが異なる形状を有し、水素ガス排出管24は排気フードのうち最も上方の部位に接続される。排気フードの下方で上昇した水素ガスは排気フードの下面に沿って最上部位まで移動し、水素ガス排出管24に流出する。これによって、水素ガスのバッテリ室外への排出を促進できる。
図1、図3及び図5に示す水素除去装置10(10A、10C、10E)では、排気フードの最上部位は中央に形成されている。排気フードの最上部位が中央部に形成されるので、水素ガス排出管24への水素ガスの流入が効率良く行われる。
一実施形態では、上記排気フードの形状を、周辺部が下方位置にあり、中央部ほど上方位置となるように形成することで、上昇する水素ガスを効率良く水素ガス排出管24へ導入できる。例えば、排気フードを傘状に形成することができる。
一実施形態では、図2及び図4に示す水素除去装置10(10B、10D)のように、集合空間形成部材22(22b)はヘッダで構成され、該ヘッダの内部に水素ガス集合空間Shが形成される。バッテリ14と該ヘッダとの間に水素ガス排出枝管26が接続される。水素ガス排出枝管26は、一端側がバッテリ14に接続され、バッテリ14から発生した水素ガスを水素ガス集合空間Shに導く。バッテリ室12に複数のバッテリ14が収容されているときは、複数の水素ガス排出枝管26が、複数のバッテリの各々とヘッダとに接続される。
この実施形態によれば、バッテリ14から発生した水素ガスは水素ガス排出枝管26を介して上記ヘッダに形成された水素ガス集合空間Shに導かれる。水素ガス集合空間Shに集まった水素ガスは、水素ガス排出管24を介してバッテリ室外へ排出される。これによって、何らの動力源を必要とすることなく、簡易な設備で早期に水素ガスをバッテリ室外へ排出できる。水素ガス排出枝管26及びヘッダの内部に形成される水素ガス集合空間Shは密閉空間であるので、バッテリ14から発生した水素ガスをバッテリ室内に拡散させずに高濃度のままバッテリ室外へ排出できる。
図2及び図4に示す水素除去装置10(10B、10D)では、集合空間形成部材22(22b)としてのヘッダは、バッテリ14の上方に配置されている。ヘッダをバッテリ14の上方に配置することで、バッテリ14で発生した水素ガスは、比重が小さい水素ガスがもつ浮力によってヘッダに到達しやすい。一方、ヘッダを必ずしもバッテリ14の上方に配置しなくても、水素ガスの浮力を生かすことでヘッダに到達できる。
一実施形態では、図3及び図4に示す水素除去装置10(10C、10D)のように、
不活性ガス供給部28と、不活性ガス供給部28から供給される不活性ガスを水素ガス集合空間Shに導入する不活性ガス導入管30と、を備える。
この実施形態によれば、不活性ガスを不活性ガス導入管30から水素ガス集合空間Shに導入することで、水素ガスの濃度を低減できる。水素ガスが引火する濃度は、例えば、4〜75重量%であり、水素ガス集合空間Shに不活性ガスを供給することで、この濃度範囲未満とすることができる。これによって、水素ガスの引火を防止しながら、水素ガス排出管24を介してバッテリ室外へ排出できる。
一実施形態では、図3及び図4に示すように、不活性ガス供給部28は加圧された不活性ガスが充填された不活性ガスボンベで構成される。不活性ガスボンベを用いることで、加圧された不活性ガスを水素ガス集合空間Shに供給できる。
一実施形態では、不活性ガスとして、安価で性質が安定し、かつ環境汚染を招かない窒素ガスを用いることができる。
一実施形態では、図3に示す水素除去装置10(10C)のように、不活性ガス導入管30の出口を排気フードの水素ガス排出管24との接続部に配置し、かつ不活性ガス導入管30の出口を水素ガス排出管24の入口側に向けるようにする。
これによって、不活性ガス導入管30の出口から流出する不活性ガス流の周囲に負圧域を形成できる。この負圧域に周囲の水素ガスが吸い込まれ、水素ガス排出管24に流入するため、水素ガス排出管24に流入する水素ガスの流量を増加でき、バッテリ室外へ排出される水素ガス量を増加できる。
一実施形態では、図3及び図4に示す水素除去装置10(10C、10D)のように、不活性ガス供給部28から供給される不活性ガスを駆動流体として、水素ガスを水素ガス排出管24の下流側に吸引するように構成されたエゼクタ32をさらに備える。
この実施形態によれば、エゼクタ32によって、水素ガス集合空間Shに集められた水素ガスを水素ガス排出管24の下流側へ吸引できるので、水素ガスの排出量を増加できる。
なお、不活性ガス供給部28として不活性ガスボンベを用いると、加圧された不活性ガスを駆動流体としてエゼクタ32に供給できる。
一実施形態では、エゼクタ32は、不活性ガス導入管30側に接続される入口34、水素ガス排出管24側に接続される出口36、及び集合空間形成部材22側に接続されて水素ガス集合空間Shに連通する吸込口38を有する。
この実施形態によれば、不活性ガスを駆動流体として入口34に供給することで、水素ガス集合空間Shに集められた水素ガスを水素ガス排出枝管26の下流側へ吸引できるので、水素ガスの排出量を増加できる。
図3に示すエゼクタ32の吸込口38は、集合空間形成部材22(22a)としての排気フードに形成された水素ガス集合空間Shに連通する。図4に示すエゼクタ32の吸込口38は、集合空間形成部材22(22b)としてのヘッダに形成された水素ガス集合空間Shに連通する。
一実施形態では、図3及び図4に示す水素除去装置10(10C、10D)のように、不活性ガス導入管30の出口は水素ガス集合空間Shに配置され、不活性ガス導入管30から分岐した分岐管40は、エゼクタ32の入口34に接続される。
この実施形態によれば、不活性ガス導入管30から水素ガス集合空間Shに供給される不活性ガスによって、水素ガス集合空間Shの水素ガスの濃度を低減できる。これによって、水素ガス集合空間Shに集められた水素ガスを引火濃度外にして引火を防止できる。同時に、分岐管40からエゼクタ32の入口34に供給される不活性ガスによって水素ガス集合空間Shの水素ガスを水素ガス排出管24側へ吸引するので、水素ガスのバッテリ室外への排出量を増加できる。
一実施形態では、図3及び図4に示す水素除去装置10(10C、10D)のように、不活性ガス導入管30に導入側開閉装置42が設けられる。導入側開閉装置42は、バッテリ室12を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成される。
この実施形態によれば、導入側開閉装置42によって、バッテリ室12を含む設備の通電時には不活性ガスは水素ガス集合空間Shに供給されず、設備の電源喪失時のみ不活性ガスが水素ガス集合空間Shへ供給される。これによって、設備の電源喪失時に水素ガス集合空間Shに集められた水素ガスの濃度を不活性ガスの供給で低減し、引火範囲外にして引火を防止しながらバッテリ室外へ排出できる。
導入側開閉装置42は、例えば、電磁弁などの開閉弁、開閉ダンパ等で構成され、バッテリ室12を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成される。
一実施形態では、図6に示すように、導入側開閉装置42は電磁弁で構成される。即ち、弁体44と、設備の電源喪失時において、不活性ガス導入管30を開放する方向に弁体44に対して付勢力を付与する付勢部材46と、設備の電源喪失時を除き運転が可能な通電時に、上記付勢力に抗して、不活性ガス導入管30を閉止するような駆動力を弁体44に対して付与するソレノイド部48と、を備える。
運転が可能な通電時には、ソレノイド部48の電磁力によって弁体44は不活性ガス導入管30を閉止する方向へ動き、導入側開閉装置42は閉止される。
この実施形態によれば、設備の電源喪失時にソレノイド部48の駆動力は喪失するので、付勢部材46の付勢力によって弁体44を開方向へ動かし、不活性ガス導入管30を開放できる。従って、電源喪失時に何らの動力源を必要とすることなく、かつ作業員による操作を必要とすることなく、自動的に不活性ガス導入管30を開放できる。
一実施形態では、弁体44、付勢部材46及びソレノイド部48は導入側開閉装置42の外表面に取り付けられたケーシング43の内部に収容される。
一実施形態では、付勢部材46はバネ部材(例えばコイルバネ)で構成される。該バネ部材は弁体44に対して引張力を付加するように構成され、設備の電源喪失時に、ソレノイド部48の電磁力が喪失すると、コイルバネの付勢力によって不活性ガス導入管30を開放する。
一実施形態では、図3〜図5に示す水素除去装置10(10A、10B、10C)のように、水素ガス排出管24は、水素ガス集合空間Shとバッテリ室12の外部とを直接連通する第1水素ガス排出管24(24a)と、水素ガス集合空間Shとバッテリ室12の外部とを換気用ダクト18を介して連通する第2水素ガス排出管24(24b)と、で構成される。第1水素ガス排出管24(24a)には第1開閉装置50が設けられ、第1開閉装置50は、バッテリ室12を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成されている。第2水素ガス排出管24(24b)には第2開閉装置52が設けられ、第2開閉装置52は、バッテリ室12を含む設備の電源喪失時に開放状態から閉止状態に切り替わるように構成されている。
この実施形態では、設備の運転が可能な通電時には換気装置16が稼働できるため、第2水素ガス排出管24(24b)が開放され、バッテリ室内の水素ガスは第2水素ガス排出管24(24b)及び換気用ダクト18を介してバッテリ室外へ排出できる。また、設備の電源喪失時には、換気装置16が稼働しないため、代わりに第1水素ガス排出管24(24a)が開放され、水素ガスは第1水素ガス排出管24(24a)を介してバッテリ室外へ排出できる。従って、設備の電源喪失時においてもバッテリ室内の水素ガスを排出できる。
一実施形態では、第1水素ガス排出管24(24a)及び第2水素ガス排出管24(24b)は、バッテリ室12の内部で水素ガス排出管24から分かれて並列に配置され、第1水素ガス排出管24(24a)はそのままバッテリ室外へ導設され、第2水素ガス排出管24(24b)は換気用ダクト18に導設される。
一実施形態では、第1開閉装置50及び第2開閉装置52は、例えば、電磁弁などの開閉弁,開閉ダンパ等で構成される。
一実施形態では、第1開閉装置50は図6に示す電磁弁で構成される。即ち、弁体44と、付勢部材46と、ソレノイド部48と、を備える。これらの部材は第1水素ガス排出管24(24a)の外表面に取り付けられたケーシング43の内部に収容される。
設備の電源喪失時にソレノイド部48の駆動力は喪失するので、付勢部材46の付勢力によって不活性ガス導入管30を開放できる。従って、電源喪失時に何らの動力源を必要とすることなく、かつ作業員による操作を必要とすることなく、自動的に不活性ガス導入管30を閉止できる。
一実施形態では、第2開閉装置52は、図6に示す電磁弁で構成することができる。この場合、付勢部材46は、弁体44に圧縮力を付加するように構成される。運転が可能な通電時には、ソレノイド部48の電磁力によって、付勢部材46の付勢力に抗して第2水素ガス排出管24(24b)は開放される。設備の電源喪失時には、ソレノイド部48の電磁力が喪失するため、付勢部材46の圧縮力によって第2水素ガス排出管24(24b)は閉止する。
一実施形態では、図5に示すように、第1水素ガス排出管24(24a)に反応器54が設けられる。第1水素ガス排出管24(24a)を流れる通過ガスであって、この通過ガス中に含まれる水素ガス、及び通過ガス中に含まれる酸素ガスの少なくとも何れか一方は反応器54によって消費される。
この実施形態によれば、反応器54によって第1水素ガス排出管内気体中の水素ガス又は酸素ガスを消費できることで、水素ガス濃度又は酸素ガス濃度を低減できる。そのため、第1水素ガス排出管内での水素ガスの引火を防止できる。
一実施形態では、反応器54の下流側に、電磁弁などの開閉弁又は開閉ダンパ等で構成される第3開閉装置56が設けられ、反応器54は例えば鉄紛、活性炭などの酸化剤を内蔵する。通常運転時は、第1開閉装置50及び第3開閉装置56を閉じ、反応器54を密封した状態として酸化剤を保管する。電源喪失時には第1開閉装置50及び第3開閉装置56を開き、第2開閉装置52を閉じる。そして、反応器54を通過する気体中の酸素ガスを該酸化剤で酸化させ、酸素ガスを消費する。
一実施形態では、反応器54は、上記酸化剤に加えてPt,Pdなどの触媒を内蔵し、反応器54を通過する気体中の水素ガスと酸素ガスとから水を生成する反応を行わせることで、水素ガス及び酸素ガスを消費させる。また、酸化剤の酸化反応で生じる反応熱で触媒を加熱することで、上記反応を促進し、水素ガス及び酸素ガスの消費効率を高めることができる。
一実施形態では、図3及び図4に示す水素除去装置10(10C、10D)のように、不活性ガス導入管30に手動弁58が設けられる。導入側開閉装置42が図6に示す電磁弁である場合、設備の運転が停止したとき、ソレノイド部48の電磁力が喪失し、不活性ガス導入管30が開放される。そのため、メンテナンスなどを行うために設備の電源を落としたとき、不活性ガス導入管30を閉止するために作業員が手動弁58を操作して不活性ガス導入管30を閉止する。
幾つかの実施形態によれば、バッテリ室を含む設備において、電源喪失時などの非常時にバッテリ室内に溜まった水素ガスを簡易な手段で早期に除去できる。
10(10A、10B、10C、10D、10E) 水素除去装置
12 バッテリ室
14 バッテリ
16 換気装置
18 換気用ダクト
20 ファン
22(22a、22b) 集合空間形成部材
24 水素ガス排出管
24a 第1水素ガス排出管
24b 第2水素ガス排出管
26 水素ガス排出枝管
28 不活性ガス供給部
30 不活性ガス導入管
32 エゼクタ
40 分岐管
42 導入側開閉装置
44 弁体
46 バネ部材
48 ソレノイド部
50 第1開閉装置
52 第2開閉装置
54 反応器
56 第3開閉装置
58 手動弁
Sh 水素ガス集合空間

Claims (11)

  1. 少なくとも一つのバッテリが設けられたバッテリ室から水素ガスを除去する水素ガス除去装置であって、
    前記バッテリから発生した水素ガスが集められる水素ガス集合空間を形成する集合空間形成部材と、
    前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを連通する水素ガス排出管と、
    を備え、
    不活性ガス供給部と、
    前記不活性ガス供給部から供給される不活性ガスを前記水素ガス集合空間に導入する不活性ガス導入管と、
    を備え、
    前記不活性ガス導入管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成された導入側開閉装置をさらに備えることを特徴とする水素除去装置。
  2. 前記集合空間形成部材は、前記バッテリの上方の空間を覆うように構成された排気フードからなることを特徴とする請求項1に記載の水素除去装置。
  3. 少なくとも一つのバッテリが設けられたバッテリ室から水素ガスを除去する水素ガス除去装置であって、
    前記バッテリから発生した水素ガスが集められる水素ガス集合空間を形成する集合空間形成部材と、
    前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを連通する水素ガス排出管と、
    を備え、
    一端側が前記バッテリに接続され、前記バッテリから発生した前記水素ガスを前記水素ガス集合空間に導く水素ガス排出枝管をさらに備え、
    前記集合空間形成部材は、前記水素ガス排出枝管の他端側が接続されるヘッダからなることを特徴とする水素除去装置。
  4. 不活性ガス供給部と、
    前記不活性ガス供給部から供給される不活性ガスを前記水素ガス集合空間に導入する不活性ガス導入管と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の水素除去装置。
  5. 前記不活性ガス供給部から供給される前記不活性ガスを駆動流体として、前記水素ガスを前記水素ガス排出管の下流側に吸引するように構成されたエゼクタをさらに備えることを特徴とする請求項1又は4に記載の水素除去装置。
  6. 不活性ガス供給部と、
    前記不活性ガス供給部から供給される不活性ガスを前記水素ガス集合空間に導入する不活性ガス導入管と、
    前記不活性ガス導入管側に接続される入口、前記水素ガス排出管側に接続される出口、及び、前記ヘッダ側に接続される吸込口を有するエゼクタと、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の水素除去装置。
  7. 前記不活性ガス導入管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成された導入側開閉装置をさらに備えることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の水素除去装置。
  8. 前記導入側開閉装置は、
    弁体と、
    前記設備の電源喪失時において、前記不活性ガス導入管を開放する方向に前記弁体に対して付勢力を付与する付勢部材と、
    前記設備の電源喪失時を除く通電時において、前記付勢力に抗して、前記不活性ガス導入管を閉止するような駆動力を前記弁体に対して付与するソレノイド部と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の水素除去装置。
  9. 少なくとも一つのバッテリが設けられたバッテリ室から水素ガスを除去する水素ガス除去装置であって、
    前記バッテリから発生した水素ガスが集められる水素ガス集合空間を形成する集合空間形成部材と、
    前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを連通する水素ガス排出管と、
    を備え、
    前記バッテリ室には換気用ダクトと、前記換気用ダクトに設けられたファンと、が備えられ、
    前記水素ガス排出管は、
    前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを直接連通する第1水素ガス排出管と、
    前記水素ガス集合空間と前記バッテリ室の外部とを前記換気用ダクトを介して連通する第2水素ガス排出管と、を含み、
    前記第1水素ガス排出管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に閉止状態から開放状態に切り替わるように構成された第1開閉装置と、
    前記第2水素ガス排出管に設けられ、前記バッテリ室を含む設備の電源喪失時に開放状態から閉止状態に切り替わるように構成された第2開閉装置と、をさらに備えることを特徴とする水素除去装置。
  10. 前記第1開閉装置は、
    弁体と、
    前記第1水素ガス排出管を開放する方向に前記弁体に対して付勢力を付与する付勢部材と、
    前記設備の前記電源喪失時を除く通電時及び停止時において、前記付勢力に抗して、前記第1水素ガス排出管を閉止するような駆動力を前記弁体に対して付与するソレノイド部と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の水素除去装置。
  11. 前記第1水素ガス排出管に設けられ、前記第1水素ガス排出管を流れる通過ガスであって、前記通過ガス中に含まれる前記水素ガス、及び、前記通過ガス中に含まれる酸素ガスの少なくとも何れか一方を消費させるための反応器を備えることを特徴とする請求項9又は10に記載の水素除去装置。
JP2018025074A 2018-02-15 2018-02-15 水素除去装置 Active JP6951274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018025074A JP6951274B2 (ja) 2018-02-15 2018-02-15 水素除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018025074A JP6951274B2 (ja) 2018-02-15 2018-02-15 水素除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019138873A JP2019138873A (ja) 2019-08-22
JP6951274B2 true JP6951274B2 (ja) 2021-10-20

Family

ID=67693729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018025074A Active JP6951274B2 (ja) 2018-02-15 2018-02-15 水素除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6951274B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112291894B (zh) * 2020-10-15 2023-12-12 新黎明科技股份有限公司 腔中腔结构排氢式应急照明控制系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50148529U (ja) * 1974-05-27 1975-12-10
JPS53118031U (ja) * 1977-02-28 1978-09-20
JPS5750973U (ja) * 1980-09-04 1982-03-24
JPH08138638A (ja) * 1994-11-04 1996-05-31 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 蓄電池設備
JP2004233021A (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Namiki Precision Jewel Co Ltd クリーンルーム排気システム
KR100742560B1 (ko) * 2006-06-22 2007-07-25 이호성 오염물질 흡입용 회오리 발생기와 이 회오리 발생기가포함된 오염물질 흡입장치 및 오염물질 흡입유니트
JP6000614B2 (ja) * 2012-04-18 2016-09-28 株式会社東芝 原子炉格納容器のベント装置及びベント方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019138873A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4986587B2 (ja) 燃料電池装置
JP2016502014A5 (ja)
JPWO2006112489A1 (ja) 配置施設、駐車場施設、取扱作業施設及び換気装置
JP6951274B2 (ja) 水素除去装置
TW445453B (en) Head assembly
CN201766138U (zh) 防电池烟火蔓延安全装置
CN105830264B (zh) 包括设置在壳体中的燃料电池堆以及用于使壳体通风的措施的燃料电池系统
JP2006128138A (ja) 燃料電池装置
JP6309746B2 (ja) 水素除去装置
CN104428840A (zh) 包括安全壳和卸压系统的核技术设备
US20220352530A1 (en) Fuel cell system with a ventilation line and/or a compressor ventilation line, method for ventilating a housing of a fuel cell system and vehicle
US20140017989A1 (en) Power system enclosure
KR20140098453A (ko) 촉매 재생 기능이 강화된 비상 발전기의 배기가스 정화장치
JP2014109522A (ja) 水素除去装置
JP4097092B2 (ja) 排ガス処理装置とその運用方法
JP2013228218A (ja) 水素除去システム
CN203932144U (zh) 一种微型电动汽车电池箱体结构
JP2011174773A (ja) 触媒式再結合装置及び触媒式再結合装置に使用する触媒
JPH05203778A (ja) 静的可燃性ガス濃度制御系
JP5229121B2 (ja) 燃料電池装置
JP2015019690A (ja) 集塵装置
CN111164352B (zh) 冷却剂压缩机设备
JP2011007549A (ja) エアモータ式集塵装置
CN112838249B (zh) 一种燃料电池吹扫系统及其吹扫方法
EP4035761A1 (en) Closed-environment air purification system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6951274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150