JP6948471B2 - 低侵襲手術用の縫合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外科縫合に関し、より具体的には、低侵襲手術用の縫合装置に関する。
人間の心臓は、心臓のチャンバーを通る血液の流れの制御を助ける一連の一方向弁に依存している。脱酸素化血液は、上大静脈および下大静脈を介して、心臓に戻り、右心房に入る。心筋組織は、リズミカルで協調した心拍で収縮し、最初は心房収縮を伴い、右心房内の血液が三尖弁を通って右心室に入るのを助ける。心房収縮の後、心室収縮が起こり、三尖弁が閉じる。心室収縮は、心房収縮よりも強く、血流が肺動脈弁を通って心臓から出て、酸素受け取りのために肺動脈を介して肺に流れるのを助ける。心室収縮の後、肺動脈弁が閉じ、肺動脈から心臓への血液の逆流を防止する。
酸素化された血液は、肺静脈を介して心臓に戻り、左心房に入る。左心房収縮は、左心房内の血液が僧帽弁を通過して左心室に入るのを助ける。心房収縮の後の心室収縮は、僧帽弁を閉鎖させ、酸素化された血液を左心室から大動脈弁を通って大動脈に押し込み、そこから体全体に循環させる。名目上の条件では、僧帽弁の弁尖と左心室内に配置された乳頭筋との間に取り付けられた腱索により、心室収縮の間における僧帽弁の逸脱が防止される。左心室収縮の後、大動脈弁が閉じ、大動脈から心臓への血液の逆流を防止する。
残念なことに、人の心臓の1つ以上の弁が、問題を抱え、その弁の機能に悪影響を及ぼし、結果として人の健康に悪影響を与える可能性がある。一般に、心臓の弁の問題は、2つのカテゴリー、すなわち、逆流および/または狭窄に分類することができる。逆流は、心臓の弁がしっかりと密閉されず、これにより、血液を前進させて心臓に通しまたは心臓から出すのではなく、血液がチャンバーに戻ることを許容してしまう場合に起こる。これは、心臓が効果的なポンプとして働くのを困難にする。逆流は、僧帽弁が心室収縮中に適切に閉じることができない場合にしばしば観察される。僧帽弁逆流は、心臓内の他の構造変化とともに、腱索の伸張、裂傷または断裂によって引き起こされる。
逆流を減少させるために、伸びたり裂けたりした腱索を置換することは、1つの選択肢である。このような手術では、置換されるべき腱索を特定し、必要に応じて切り取る。乳頭縫合糸は、切り取られた腱索に対応して乳頭筋に配置される。乳頭縫合糸は、乳頭筋の片側または両側に選択的に留置することができる。弁尖縫合糸もまた、対応する僧帽弁の弁尖に配置される。乳頭縫合糸と弁尖縫合糸を結ぶか、または別の方法で一緒に固定して置換腱索を作成し、これにより僧帽弁の弁尖を支持し、逆流防止を助ける。
残念ながら、上記技術は心臓弁修復の実績のある方法であるが、技術難題が、特に低侵襲心臓手術において、それらの広範な利用を妨げる。低侵襲手術は、全面的なまたは部分的な胸骨切開の必要が無いので患者の回復期間を劇的に短縮できるが、鉗子を肋骨間の低侵襲の開口に通して縫合針を操作し、腱策置換のための縫合糸を配置することは、困難が伴うとともに時間がかかる。低侵襲の腱策置換のために縫合糸を遠隔的に送り確実に配置する革新的なシステムが、強く求められている。
低侵襲手術のための縫合装置が開示されている。装置は、少なくとも1つのフェルールホルダを有している。装置はまたラッチばねを有している。ラッチばねは、前記少なくとも1つのフェルールホルダを覆うように付勢された少なくとも1つのラッチを含む。装置はさらに針を有している。この針は、1つ以上の湾曲した針アームを含む。装置はまた針制御ワイヤを有している。この針制御ワイヤは、前記1つ以上の湾曲した針アームを、組織ギャップを通る弧状経路上で動かすために、前記針に結合されている。装置はさらにカムを有している。このカムは、前記ラッチばねのフォロア領域と選択的に係合するために、前記針制御ワイヤに結合されている。
低侵襲手術用縫合装置の一実施形態の斜視図である。 図1Aの手術用縫合装置を一部露出して示す斜視図である。
図1Aの低侵襲手術用縫合装置の構成要素の一部を分解して示す斜視図である。 図2Aにさらに構成要素を追加して示す斜視図である。 図2Bにさらに構成要素を追加して示す斜視図である。 図2Cにさらに構成要素を追加して示す斜視図である。 図2Dにさらに構成要素を追加して示す斜視図である。 図2Eにさらに構成要素を追加して示す斜視図である。
図1Aの装置の先端チップを部分断面にして示す斜視図である。 図1Aの装置の先端チップを部分断面にして示す斜視図である。
図1Aの低侵襲手術用縫合装置を用いた一連の縫合工程における最初の工程を示す側断面図である。 図4Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。
次の工程を示す側断面図である。 図5Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。 次の工程を示す側断面図である。 図6Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。
次の工程を示す側断面図である。 図7Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。 次の工程を示す側断面図である。 図8Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。
次の工程を示す側断面図である。 図9Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。 次の工程を示す側断面図である。 図10Aの拡大図であり、先端チップをより詳細に示す。
低侵襲手術の縫合装置の先端チップの側断面図であり、この装置は手動ラッチ解除部を有し、この手動ラッチ解除部により、フェルールをフェルールホルダから取り出することが可能になり、その結果、縫合装置にフェルールを有するより多くの縫合糸を装填でき、必要に応じて再び使用することができる。 手動ラッチ解除部の操作によりフェルールを取り出した状態を示す図11A相当図である。
明確にするために、また適切であると思われる場合には、対応する特徴部を示すために図面において参照番号が繰り返されていること、および特徴をより良く示すために図面の様々な要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
図1Aは、低侵襲手術用縫合装置48の一実施形態の斜視図である。この装置48はハウジング50を有する。このハウジング50は下方に延びてハンドル52を形成している。装置48はまた、回転アダプタによってハウジング50に結合されたシャフト54を有する。この図では回転アダプタが完全に見えないが、回転アダプタのインジケータフィン56が見える。
装置48は、第1、第2の関節継手60、62によってシャフト54に回転可能に結合された先端チップ58を有する。第1関節継手60は第1関節ノブ64に作用的に結合されており、第1関節ノブ64の回転により第1関節継手60が先端チップ58を第1の平面68において関節運動させるようになっている。第2関節継手62は第2関節ノブ66に作用的に結合されており、第2関節ノブ66の回転により、第2関節継手62が先端チップ58を第2の平面70において関節運動させるようになっている。
この実施例では、第1の平面68は第2の平面70に対して実質的に直角である。2つの関節継手を有する他の実施例では、2つの関節運動平面は実質的に平行でない。他の実施形態では、関節継手はより多くてもよいし、より少なくてもよい(関節継手が無い場合も含む)。他の実施形態における関節継手は、複数の平面内で運動できるようにしてもよい。
図1Bは、図1Aの装置48を一部露出して示す図である。特に、内部の構成要素がより明確に見えるように、ハウジング50の一部が取り除かれている。先端チップ58は、組織ギャップ72を画定する。後で詳述するように、装置48は、組織が組織ギャップ72内にあるように位置決めすることができる。湾曲した針アーム(この図では見えない)は、ギャップの先端72Dからギャップの基端72Pまで、組織ギャップ72を通って移動可能できるように構成されている。針アーム(この図では見えない)は、回動支点76を中心に回動可能である作動レバー74に結合されている。ばね78等の付勢要素が、作動レバー74とハンドル52の内側との間に結合されており、これにより、図1Bの後退位置に示されるように、レバー74をハンドル52から離れるように付勢し続けている。この後退位置では、針アーム(この図では見えない)は先端チップ58において後退した位置を維持されている。
針は、針制御ワイヤ(この図では見えない)によってレバー74に結合されている。針制御ワイヤは、第2関節継手62、第1関節継手60、シャフト54、および回転アダプタ80を通る。回転アダプタ80の実施形態は当業者に知られており、例えば、米国特許出願公開第2016/0354080号を参照されたい。この公報は参照により本明細書に組み込まれる。針制御ワイヤ(この図では見えない)は、回転バレル82も通るが、この回転バレル82に結合されている。針制御ワイヤ(この図では見えない)はその基端にボールを有している。このボールは、作動レバー74のボール受部84に結合されている。したがって、針制御ワイヤ(この図では見えない)は、作動レバー74がハンドル52に向かって引き絞られた時に、長手軸で自由に回転することができ、実質的に長手軸に沿って移動することができる。
図2A〜2Fは、図1A、図1Bの低侵襲手術用縫合装置48のアッセンブリを示す分解図である。図2Aを参照すると、シャフト54は中空の管である。図2Aに示すように、シャフトの基端54Pは、回転アダプタに取り付けられている。これらの2つの部品54、80は分解して示されていないが、回転アダプタ80の内側にあるシャフトの基端54Pは表面が粗くなっており、回転アダプタ80がその周りに成形されている。シャフト54は、シャフトの基端54Pの近くに形成された第1、第2のスロット86、88を有する。第1関節ラック90が第1スロット86内に配置され、第1関節制御ワイヤ92の基端92Pがシャフト54の先端開口94から挿入される。第1関節制御ワイヤ92の基端92Pは、第1関節ラックの対応部位96と嵌合するように構成されている。第1関節ラック90は、第1のスロット86よりも短いので、第1スロット86内においてシャフト54の長手軸98と実質的に平行な方向で前進、後退することができる。
第1関節ノブ64は、第1関節ラック90のギアねじ90Tと係合するようなピッチのねじ64Tを有している。第1関節ノブ64は、シャフト54の外側を通り、第1関節ラック90と螺合している。第1関節制御ワイヤ92の先端のコネクタ92Cは、シャフト54から突出している。第1関節ノブ64をねじることにより、第1関節ラック90を、第1スロット86内で移動できる限度で、シャフト54の先端開口に向かったりシャフト54の先端開口から離れたりするように動かすことができる。
図2Bに示すように、第2関節ラック100が第2スロット88内に配置され、第2関節制御ワイヤ102の基端102Pが、シャフト54の先端開口94から挿入される。第2関節制御ワイヤ102の基端102Pは、第2関節ラック100の対応する部位104と嵌合するように構成されている。第2関節ラック100は、第2スロット88よりも短いので、第2スロット88内においてシャフト54の長手軸98と実質的に平行な方向で前進、後退することができる。
第2関節ノブ66は、第2関節ラック100のギアねじ100Tと係合するようなピッチのねじ66Tを有している。第2関節ノブ66は、シャフト54の外側を通り、第2関節ラック100と螺合している。第2の関節制御ワイヤ102の先端のコネクタ102Cは、シャフト54から第1コネクタ92Cよりも遠くまで突出している。第2関節ノブ66をねじることにより、第2関節ラック100を、第2スロット88内で移動できる限度で、シャフト54の先端開口94に向かったりシャフト54の先端開口94から離れたりするように動かすことができる。
図2Cに示すように、カラー106が針制御ワイヤ108の先端部108Dを覆うようにして配置されている。この実施形態では、カラー106は2つのカム110を有する。後で詳述するように、カム110は、フェルールラッチ(この図には示されていない)のフォロア面と係合したり係合しないように動く。針制御ワイヤ108の先端部108Dでのカラー106の正確な位置は、後で論じられるカム挙動をもたらすために当業者によって決定される。先端ボール112が、針制御ワイヤ108の先端108Dに取り付けられている。針制御ワイヤの基端108Pは、シャフト54の先端開口94に挿入され、シャフト54を通り、回転アダプタ80を通り、回転アダプタのアクチュエータ入力部114から出る。
図2Dに示すように、針制御ワイヤ108の基端108Pは、回転バレル82を通過し、バレル82の基端82Pから突出する。バレル82は、針制御ワイヤ108に固定されて、回転アダプタ80のアクチュエータ入力部114に挿入される。バレル82は、カムピン118と係合するカム経路116を有している。カムピン118は、回転アダプタ80に結合されたカムばね120によってバレル82に向かって付勢されている。基端ボール122が、針制御ワイヤ108の基端108Pに取り付けられている。基端ボール122は、図1Bに示すように、作動レバー74のボール受部84に結合される。ハウジング50と1つまたは複数の回転アダプタ受部124は、回転アダプタ80を安定させる。
簡単にするために、図2Eは、ハウジング50、作動レバー74、ばね78、回転アダプタ受け124を示さず、装置先端のアセンブリをより明確に見ることができるようにしている。第1関節制御ワイヤ92とその先端のコネクタ92Cが、シャフト54の先端開口94から突出していることを思い出されたい。同様に、第2関節制御ワイヤ102とその先端のコネクタ102Cが、シャフト54の先端開口94からさらに突出している。さらに、針制御ワイヤ108とカラー106と先端ボール112が、シャフト54の先端開口94からさらに突出している。図2Eに示すように、第1旋回アーム124は、第1コネクタ受部124Rおよび通過チャネル124PTを有する。針制御ワイヤ108および第2関節制御ワイヤ102は、アーム124の通過チャネル124PTを通る。アーム124は、第1コネクタ受部124Rが第1関節制御ワイヤ92からのコネクタ92Cを受け入れるように配置される。第1旋回アーム124はまた、軸受け開口126を有する。2つの固定アーム半体128A、128Bは、シャフト54の先端94に挿入され、一緒にされて第1旋回アーム124の周りに配置される。固定アーム半体128A、128Bはそれぞれ、軸130(図2Eではその1つだけが見える)を有する。軸130は、第1旋回アーム124の軸受け開口126とアライメントされる。第1旋回アーム124と、第1旋回アーム124の軸を提供する固定アーム半体128A、128Bとが一緒になって、図1Aにおいて最初に説明した第1関節継手60を構成する。第1関節制御ノブ64の回転によって引き起こされる第1関節制御ワイヤ92の動きは、第1旋回アーム124を固定アーム半体128A、128Bに対して旋回または関節運動させる。
図2Fに示すように、先端チップは、2つのケーシング半体130A、130Bを有する。ケーシング半体130A、130Bはそれぞれ軸受部132(図2Fではそのうちの1つだけが見える)を有する。第1旋回アーム124は、対応する一対の軸134を有する。ケーシング半体130A、130Bはまた、それぞれコネクタ受部136を有する(そのうちの1つのみが図2Fに見える)。コネクタ受部136は、コネクタ102Cの一部を受け入れるような寸法を有している。ケーシング半体130Aは、針アーム出口穴138とフェルールホルダ140を画成する。この図では見えないが、ケーシング半体130A、130Bはまた、針144の軸142のための受部を画成する。軸142が軸受部(この図では見えない)によって保持されている時、針144は、針アーム146が針アーム出口穴138から突出するように旋回することができる。針144はまた、受部148を有する。この受部148は、先端ボール112を受け入れるとともに針制御ワイヤ108のためのクリアランスを許容する。
ラッチばね150も装備されている。ケーシング半体130A、130Bはそれぞれ、ばね回転受部152(図2Fに見える場合は1つのみ)を画成する。ばね回転受部152は、ラッチばね150からの対応する枢動点154を受け入れるような寸法を有している。ラッチばね150のさらなる詳細については後述する。ここでは、ラッチばねが、針制御ワイヤ108を自由に通過させるようなチャンネルを有することに留意されたい。
図2Fのアセンブリを完成させるため、ケーシング半体130A、130Bを互いに結合固定して一緒に際に、次のことも行われる。
1)軸134が対応する軸受部132とアライメントされる。
2)コネクタ102Cが対応するコネクタ受部136とアライメントされる。
3)先端ボール112が針144の受部148と結合する。
4)針の軸142が、ケーシング半体130A、130Bの軸受部(この図では見えない)とアライメントされる。
5)ラッチばね150の枢軸点154がばね回転受部152とアライメントされる。
6)ラッチばね150の付勢要素156が針144の一部に乗り上げる。
7)ラッチばね150の手動ラッチ解除部158がケーシング半体130Aの解除部開口160内にアライメントされる。
8)針制御ワイヤが、ラッチばね150の枢軸点154を通過する。
装置チップ162(ケーシング半体130A、130Bから作製される)の基端と第1旋回アーム124の先端が一緒になって、図1Aで説明した第2関節継手62を構成する。第2関節制御ノブ66の回転によって引き起こされる第2関節制御ワイヤ102の動きは、先端チップケーシング130A、130Bをアーム124に対して旋回または関節運動させる。
図3A,図3Bは、先端チップ58を部分的に断面にして示す斜視図であり、ラッチばね150に対するカラー106とカム110の配向をより明確に示している。説明のために、フェルール164がフェルールホルダ140に装填されている。ラッチばね150は、2つのラッチアーム166を有し、その1つずつが各フェルールホルダ140に対応している。ラッチアーム166は枢動点154に結合されているが、付勢要素156によりフェルールホルダ140に向かって付勢されている。ラッチアーム166に作用する他の力が無くても、付勢要素156は、ラッチアーム166を枢動点154を中心にフェルールホルダ140に向かって旋回させ、これにより、各ラッチアーム166の端にあるラッチ168が対応するフェルール164をフェルールホルダ140内で保持する。
作動レバー74が引き絞られると、針制御ワイヤ108は先端方向170に動く。後述するように、この動きにより、針144のアーム146が針チップ出口穴138から装置チップ58の外へと回転し、フェルールホルダ140内に保持されたフェルール164に向かって、湾曲または円弧の経路上を基端方向に移動する。しかしながら、ラッチ168がフェルール164を保持している間は、針の先端チップ172は、フェルール164をフェルールホルダ140から離脱させることができない。幸いなことに、この設計の実施形態およびその均等の実施形態において、カム110は、針制御ワイヤ108が先端方向に動く時にラッチばね150のフォロア領域174に当接するように配向される。カム110がラッチばね150のフォロワ領域に当接すると、付勢要素156からの付勢に打ち勝ち、ラッチアーム166をフェルールホルダ140から離れるように押し、これにより、ラッチ168がもはや針の先端チップ172によるフェルール140の離脱(図4A、5A、6A、7A、8A、9A、10A について後述する)を妨げないようにする。
カムピン118と係合する回転バレル82は次のように設計されている。作動レバーが解放されると、針制御ワイヤ108が基端方向に移動して針アーム146を後退させている間に、バレル82のカム経路116が針制御ワイヤ108を90°回転させる。これにより、図3Bに示すように、カム110は図3Aの位置から90°の角度で効果的にアライメントされる。図3Bに示すようにカムがアライメントされている時に作動レバー74を引き絞ると、再び針制御ワイヤが先端方向に移動し、これにより、針144のアーム146が針アーム出口穴138から装置チップ58の外へと回転し、フェルールホルダ140に保持されたフェルール164に向かって湾曲又は弧状の経路上を基端方向に移動する。しかしながら、今度はカム110が90°位相が外れているため、カム110は、ラッチばね150のフォロア領域174と接しない。その代わりに、カム110は、ラッチばね150により画成されたフォロア領域174間のクリアランスギャップ176を単に通過する。このクリアランスギャップ176は、以下の側面図では見ることができないので、クリアランスギャップ176を視覚化するために、必要に応じて図3Bを利用することができる。カム110がフォロア領域174に接することなくクリアランスギャップ176を通過する時、ラッチ168はフェルールホルダ140と係合した状態を維持している。
図4A,5A,6A,7A,8A,9A,10Aは、本明細書で論じられる低侵襲縫合装置48を使用した一連の縫合工程を示す側断面図である。図4A,5A,6A,7A,8A,9A,10Aは、それぞれ対応する拡大図として図4B,5B,6B,7B,8B,9B,10Bを有する。拡大図は、先端チップをより詳細に示している。便宜上、図4A,5A,6A,7A,8A,9A,10Aについて説明するが、詳細については、図4B,5B,6B,7B,8B,9B,10Bを参照されたい。図4A,5A,6A,7A,8A,9A,10Aは側面図であるため、これらの図では1つの針アーム、1つのフェルールホルダ、1つのフェルール、1つの針チップ、1つのラッチが表示されている。したがって、便宜上、各構成要素について、見ることができる1つの構成要素についてのみ説明するが、その背後に対応する他の構成要素があることを理解されたい。
図4Aに示すように、一連の工程の開始時において、フェルール164がフェルールホルダ140に装填されている。ラッチ168は、フェルールホルダ140を覆うように配置されている。作動レバー74は引き絞られていない位置にあり、針アーム146は先端チップ58の内側に後退している。カム110は、ラッチ解除位相に方向付けられており、それにより、カム110は、レバー74が引き絞られた時に、ラッチばね150のフォロア領域174と当接するようになっている。装置の組織ギャップ72は、フェルール164に結合された縫合糸180を通すことが求められている組織178の周りに、配置されている。
図5Aに示すように、レバー74がハンドル52に向かって引き絞られる(移動方向を符号182で示す)。針制御ワイヤ108は先端方向184に移動し、これによりカム110をフォロア領域174に当接させ、ラッチ168をフェルールホルダ140から離れるように旋回させる。針制御ワイヤ108の先端方向184の移動はまた、針144を回転させ、その結果、針アーム146が組織178を貫通し、針チップ186がフェルール164と係合する。
図6Aに示すように、符号188の方向でレバー74が解放され始めている。針制御ワイヤ108は基端方向190に動き始めるが、カム110は依然としてラッチばね150のフォロア領域174と当接している。これにより、針アーム146がその湾曲経路に沿って先端方向192に回転して戻る間、ラッチ168がフェルールホルダ140から離れた状態に保たれ、その結果、フェルール164が針チップ186によってフェルールホルダ140から離脱することを可能にする。
図7Aに示すように、レバー74が完全に解放されると、カム110はフォロワ領域174から離れ、針制御ワイヤ108は前述したように90°回転される。ラッチばね150の付勢要素156は、ラッチ168がフェルールホルダ140を覆うように再びラッチ168を押す。針アーム146は完全に後退し、針チップ186はフェルール164およびその縫合糸180を組織178に通して戻っている。
図8Aに示すように、組織ギャップ72が組織178から外される。次のステッチを配置することができるように、縫合装置をリセットすることが求められる場合がある。図9Aに示すように、組織ギャップ72に組織178が無い状態で、レバー74を、方向194で示すように再び引き絞ることができる。針チップ186は、係合されたフェルール164と一緒に組織ギャップ72を横切って移動し、フェルール164をフェルールホルダ140に戻す。カム110がクリアランスギャップ176(この図では見えない)を通過するように方向付けられているので、ラッチ168は、フェルール164を覆うように乗っており、フェルール164の真上において針アーム146に当たっている。図10Aに示すように、レバー74が方向198で示すように解放された時に、針アーム146の後退に伴って、ラッチ168がフェルール164を針チップ186から引き離す。前述したように、針制御ワイヤ108は、それが基端方向198に動くときに90°回転する。これにより、カム110が図4Aの位置にリセットされる。フェルール164もフェルールホルダ140にリセットされ、装置は第2のステッチを配置する準備ができる。
最初のステッチを形成した後、レバーを絞ってフェルールをリセットできるため、装置は「ランニングステッチ」装置と呼ばれ、ステッチ間において装置を引き抜いて手動でリセットする必要がなく、低侵襲のアクセス開口を介して、体内で複数の縫合ステッチを行うことができる。これは、僧帽弁弁尖の腱索の置換に特に役立つ。最初のステッチが弁尖に配置され、装置がリセットされ、次に第2のステッチが乳頭筋に配置されるためである。弁尖と乳頭筋との間の縫合糸の長さを所望の距離に調整した後に、第2のステッチを固定することにより、弁尖逸脱の可能性を低減または排除することができる。
所望のステッチが配置された後に、縫合装置からフェルールを取り外す必要がある。フェルールは縫合糸から簡単にカットできるが、そうすると、フェルールが針チップに取り付けられているかフェルールホルダに収納されたままであるため、縫合装置は他の縫合糸で使用できなくなる。そこで、手動ラッチ解除部158がラッチばね150に組み込まれている。縫合糸180およびフェルール164を装置から除去するために、フェルール164は、上述したようにフェルールホルダ140に戻さなければならない。この状況が図11Aに示されている。図11Aに示すように、ラッチ168は、フェルール164をフェルールホルダ140内に保持するように配置されている。図11Bに示すように、手動ラッチ解除部200を符号202で示す方向に押し、ラッチ168をフェルールホルダ140から離れるように押す。これにより、フェルール164をフェルールホルダ140から取り出することが可能になり、その結果、装置が良好な状態に保たれ、フェルールを有するより多くの縫合糸を装填し、必要に応じて再び使用することができる。
低侵襲手術のための縫合装置の様々な利点は、上記で議論されている。実施形態が、本明細書において例として記述された。詳細な開示は、単なる例示として提示されることが意図されており、限定するものではないことは、当業者には明らかであろう。様々な変更、改良、および修正は、本明細書に明示的に述べられていないが、当業者には意図されることである。これらの改変、改良、および改変は、特許請求の範囲で記述する発明の精神の範囲内である。ある例では、類似のラッチばねが湾曲針縫合装置とともに用いることができる。この縫合装置の針は、ここで記述された縫合装置とは逆の方向で、組織ギャップを横切るように突出する。また、ラッチばねは、より多い又はより少ない針と協働するように構成することができる。さらに、処理要素またはシーケンスの列挙された順序、または数字、文字、または名称の使用は、請求項に特定されている場合を除いて、限定することを意図するものではない。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲およびそれと同等のものによってのみ限定される。

Claims (7)

  1. 縫合糸に結合されたフェルールを保持するように構成された少なくとも1つのフェルールホルダと、
    前記少なくとも1つのフェルールホルダを覆うように付勢される少なくとも1つのラッチを含むラッチばねと、
    1つ以上の湾曲した針アームを含む針と、
    前記1つ以上の湾曲した針アームを、組織ギャップを通る弧状経路上で動かすために、前記針に結合された針制御ワイヤと、
    前記ラッチばねのフォロア領域と選択的に係合するために、前記針制御ワイヤに結合されたカムと、
    を備え、
    前記選択的な係合は、前記針制御ワイヤの第1方向への1つおきの移動で、前記カムを前記フォロア領域に当接させることを含み、
    前記カムが前記針制御ワイヤの前記第1方向への1つおきの移動で前記フォロア領域と当接して、前記ラッチが前記少なくとも1つのフェルールホルダから離れるように旋回し、前記フェルールが前記フェルールホルダから離脱可能になったときに、前記フェルールが前記針の針チップによって前記フェルールホルダから離脱される低侵襲手術用の縫合装置。
  2. 前記少なくとも1つのラッチは、前記少なくとも1つのフェルールホルダを部分的に覆うように付勢されている、請求項1に記載の縫合装置。
  3. 前記針制御ワイヤは、前記ラッチばねの開口を通過する、請求項1に記載の縫合装置。
  4. 前記少なくとも1つのフェルールホルダが2つのフェルールホルダを含み、前記2つのフェルールホルダの各々が縫合糸に結合されたフェルールを保持するように構成され、
    前記少なくとも1つのラッチが、前記2つのフェルールホルダを覆うように付勢され、
    前記1つ以上の湾曲した針アームが、2つの湾曲した針アームを含む、請求項1に記載の縫合装置。
  5. さらに、ハンドルと、少なくとも1つの針アーム出口穴を備えた請求項1に記載の縫合装置。
  6. 前記少なくとも1つのフェルールホルダが、前記針アーム出口穴と比べて、前記ハンドルに近い位置にある、請求項に記載の縫合装置。
  7. 前記カムが、前記針制御ワイヤに結合されたカラーを含む、請求項1に記載の縫合装置。
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